JP2000159022A - ドアミラー用駆動装置のシール構造 - Google Patents

ドアミラー用駆動装置のシール構造

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JP2000159022A
JP2000159022A JP10335752A JP33575298A JP2000159022A JP 2000159022 A JP2000159022 A JP 2000159022A JP 10335752 A JP10335752 A JP 10335752A JP 33575298 A JP33575298 A JP 33575298A JP 2000159022 A JP2000159022 A JP 2000159022A
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JP
Japan
Prior art keywords
case
cover
door mirror
sealing material
seal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10335752A
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English (en)
Inventor
Hiroki Okada
岡田宏樹
Satoshi Kondo
近藤聡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Togo Seisakusho Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Togo Seisakusho Corp filed Critical Togo Seisakusho Corp
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価なドアミラー用駆動装置のシール構造を
提供することである。 【解決手段】 ドアミラーを車室内から操作して回動さ
せるための駆動装置が配設されるケースを塞ぐためのカ
バーを備えたドアミラー用駆動装置で、カバーとケース
の間にシール材を介在させる前記ドアミラー用駆動装置
のシール構造を以下のような構成とする。カバーもしく
はケースの一部あるいはカバーとケースの一部にシール
材を配設し、このシール材に対向する側に突出体を設
け、カバーでケースを塞ぐ際に突出体が、シール材に当
接すると、シール材の一部が、突出体に弾接して、カバ
ーとケースとの間を防水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアミラー用駆動装置
のシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1のように自動車のドア部もしくはフ
ェンダー部には走行時もしくは停車時、運転者などが後
方の視界を認識するために、ドアミラー1が取付けられ
る。このドアミラー1の鏡13の角度を車室内から自動
調整したり、ドアミラー1を自動車車体側に自動的に傾
倒させるため電動のドアミラーが採用されている。この
ドアミラーは、図2のように駆動ユニット2と、駆動ユ
ニット取付けベース12と、鏡13とハウジング14に
より構成される。このハウジング14内には、駆動ユニ
ット2と鏡13と、これらを連結する駆動基板4とが取
着される。駆動ユニット2は、モータ21、歯車22、
駆動軸23及びこれらを収納するケース24と、これを
塞ぐカバー3と、シール材4で構成され、鏡の角度を前
後、左右に調整したり、ドアミラー1を自動車車体側に
傾倒させる際に駆動部となる。この駆動ユニット2と鏡
13との間には、駆動基板4が介在し、鏡13が、この
駆動基板4に係合してこれと一体化されるので、駆動部
の動きが、鏡13に伝達される。
【0003】雨天走行時や高圧洗車時には、ハウジング
内に水が進入してくるので、図9・図10のように、前
記駆動ユニット2のケース7とカバー8との間にシール
材が、取付けられ水の進入を防ぐ。このシール材とし
て、図9のようにウレタン系やエポキシ系の接着剤を使
用する場合や、図10のようにOリング6を使用する場
合がある。
【0004】しかし、接着剤72を使用する場合にもケ
ース7の溝71に注入する工数が必要となり、接着剤7
2のコストと併せてコスト高となる。また、Oリング6
を使用する場合には、Oリング6をケース7に取付ける
工数が必要となり、Oリング6のコストと併せてコスト
高となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、安価なドアミラー用駆動装置のシール構造
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ドアミラーを車室内から
操作して回動させるための駆動装置が配設されるケース
を塞ぐためのカバーを備えたドアミラー用駆動装置で、
カバーとケースの間にシール材を介在させる前記ドアミ
ラー用駆動装置のシール構造を以下のような構成とす
る。カバーもしくはケースの一部あるいはカバーとケー
スの一部にシール材を配設し、このシール材に対向する
側に突出体を設け、カバーでケースを塞ぐ際に突出体
が、シール材に当接すると、シール材の一部が、突出体
に弾接しカバーとケースとの間を防水する。
【0007】
【発明の作用及び効果】カバーでケースを塞ぐと、ケー
スのシール材に対向する側に設けられた突出体が、カバ
ーのシール材に当接し、シール材の先端が、弾性変形し
て、突出体に弾接する。
【0008】このシール材は、カバーもしくはケースの
一部あるいはカバーとケースの一部に一体に設けられて
いるので、シール材のカバーやケースへの取付け作業
は、不要となり、安価なドアミラー用駆動装置のシール
構造を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】ドアミラー用駆動装置のシール構
造について説明する。図4のように、ケース2には二つ
の駆動モータ21が、取付けられたベース板20がケー
ス基部24に挿入されて一体とされる。これらの駆動モ
ータ21のうち一方は、鏡13の上下方向の回転を、ま
た他方の駆動モータ21は、鏡13の前後方向の回転を
司る。ケース基部24とベース板20との間には、駆動
モータ21に電気を供給する電線が通してある。また、
駆動モータ21の駆動軸22には歯車23が、挿入され
ている。カバー3側には、図3のように、歯車31と一
体にされた二つの伝動軸32がそれぞれ配設される。こ
の歯車31と噛み合うように取付け軸37に別の歯車3
6が、取付けられる。この歯車36と駆動モータ21の
歯車とは互いに噛み合うように配設されているので、駆
動モータ21の回転は伝動軸32を介して、鏡13が係
合する駆動基板4に伝達される。この駆動基板4側に
は、軸受け41が設けられ、伝動軸32の、円球状に形
成された先端が、回転自在に取付けられる。カバー3
の、伝動軸32が挿入される部分には、円形の伝動軸挿
入孔(不図示)が設けられ、その周辺は、ゴム製のパッ
キン(不図示)が、取着され、ケース内への水等の進入
を防ぐ。図6のように前記カバー3の端部には、全周に
亘ってシール材配設溝35が設けられている。この溝を
形成する外側の壁351が、内側の壁352より高く突
出している。この溝に熱可塑性エラストマー製のシール
材5が一体成形される。このシール材5は、シール材配
設溝35における外側の壁351の内側面から内側の壁
352の上方を覆い、内側コーナ部付近に全周に亘って
先端が丸みをおびている。
【0010】また、図4のようにケース基部24側には
ベース板20を挿入可能な空間であるベース板用凹部2
5が設けられる。このベース板20とケース基部24と
の隙間には、電線が挿通されている。ベース板20の四
隅には、ねじ挿通孔27を備えた取付け板28が設けら
れる。図7のようにケース24のカバー3側における端
部には全周に亘って先端に突出体29を備えたリブ26
が形成される。
【0011】次にケース2とカバー3の取付けについて
説明する。ケース2のベース板20に、駆動軸22の先
端に歯車23の挿入された駆動モータ21が、取付けら
れる。このベース板20がケース基部24に取付けられ
て一体とされ、ケース2と成る。また、前記駆動モータ
21の歯車23と、伝動軸32の歯車31とともに駆動
モータ21の回転を伝達する歯車36が、噛み合うよう
に、ケース2とカバー3を接合する。このカバー3の四
隅には、ケース基部24の取付け板28に対応する位置
に、ねじ挿通孔33を備えた取付け板34が設けられて
おり、ねじで共締めされ、ケース2とカバー3は、一体
とされる。
【0012】このとき、図8のようにケース基部24の
突出体29を備えたリブ26が、カバー3のシール材5
の上面に当接し、シール材5のシール突起51が外側に
引張られて、ケース基部24の突出体29の内側面に弾
接してシール面を形成する。突出体26の先端部とシー
ル材5の上面との間に形成されるシール面と共に二重の
シールを形成し、防水性を向上させる。
【0013】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。 本実施形態では、複数の突出体が形成され、内側の突
出体は、シール突起に当接してその外側の突出体へ向か
う弾性変形を促進する。 本実施形態では、ケース側に突出体とシール材を設
け、カバー側にも突出体とシール材を設ける。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車を斜め後方から見た斜視図である。
【図2】ドアミラーから鏡を取り外して駆動部を見た斜
視図である。
【図3】カバーを示す斜視図である。
【図4】ベース板を示す斜視図である。
【図5】ドアミラーの駆動部の作動状態を示す斜視図で
ある。
【図6】カバーのシール材を示す断面図である。
【図7】ケースの突出体を示す断面図である。
【図8】カバーのシール材とケースの突出体とのシール
状態を示す断面図である。
【図9】従来のカバーとケースの取り付けを示す断面図
である。
【図10】従来のカバーとケースの別の取り付けを示す
断面図である。
【0015】
【符号の説明】
1 ドアミラー 2 ケース 26 突出体 29 リブ 3 カバー 5 シール材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアミラーを車室内から操作して回動さ
    せるための駆動装置が配設されるケースを塞ぐためのカ
    バーを備えたドアミラー用駆動装置であり、カバーとケ
    ースの間にシール材を介在させる前記ドアミラー用駆動
    装置のシール構造において、カバーもしくはケースの一
    部あるいはカバーとケースの一部にシール材を配設し、
    このシール材に対向する側に突出体を設け、カバーでケ
    ースを塞ぐ際に突出体が、シール材に当接すると、シー
    ル材の一部が、突出体に弾接することでカバーとケース
    間の防水をするドアミラー用駆動装置のシール構造。
JP10335752A 1998-11-26 1998-11-26 ドアミラー用駆動装置のシール構造 Pending JP2000159022A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1018689C2 (nl) * 2001-08-02 2003-02-04 Iku Holding Montfoort Bv Behuizing voor een spiegelactuator.
JP4778191B2 (ja) * 2000-07-08 2011-09-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ユニットの密封装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4778191B2 (ja) * 2000-07-08 2011-09-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ユニットの密封装置
NL1018689C2 (nl) * 2001-08-02 2003-02-04 Iku Holding Montfoort Bv Behuizing voor een spiegelactuator.
WO2003011643A1 (en) * 2001-08-02 2003-02-13 Iku Holding Montfoort B.V. Housing for a mirror actuator

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