JP2000158912A - 緩衝タイヤ - Google Patents
緩衝タイヤInfo
- Publication number
- JP2000158912A JP2000158912A JP10340813A JP34081398A JP2000158912A JP 2000158912 A JP2000158912 A JP 2000158912A JP 10340813 A JP10340813 A JP 10340813A JP 34081398 A JP34081398 A JP 34081398A JP 2000158912 A JP2000158912 A JP 2000158912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- width
- wheelchair
- shock absorbing
- contact surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クッション性がよく、体に優しい車椅子用タ
イヤを提供する。 【解決手段】 タイヤ1のトレッド部分に、タイヤ幅W
の1/2〜1/3の幅dの平面状着地部1aを形成した
緩衝タイヤ。タイヤ1に平面状着地部1aを設けること
により、漕ぐ力を軽くすることができ、クッション性も
良好な、体に優しいタイヤを提供することができる。
イヤを提供する。 【解決手段】 タイヤ1のトレッド部分に、タイヤ幅W
の1/2〜1/3の幅dの平面状着地部1aを形成した
緩衝タイヤ。タイヤ1に平面状着地部1aを設けること
により、漕ぐ力を軽くすることができ、クッション性も
良好な、体に優しいタイヤを提供することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に車椅子の走行
時の路面の凹凸による振動を緩衝するタイヤに関する。
時の路面の凹凸による振動を緩衝するタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のタイヤは、急ブレーキをかけた
ときの停止距離を短くするなどの安全性を考慮して、着
地面積を大きく取っているが、着地面積が大きいほど、
推進力が大きくなり、燃費が多くなる。
ときの停止距離を短くするなどの安全性を考慮して、着
地面積を大きく取っているが、着地面積が大きいほど、
推進力が大きくなり、燃費が多くなる。
【0003】一方、自転車、車椅子などのタイヤは、人
力による漕ぐ力を軽くするために、着地面積が小さくな
るように、着地部を円形としている。すなわち、例えば
自転車用タイヤは、図2(a)に断面を示すように、タ
イヤ11とチューブ12とリム13からなり、タイヤ1
1はトレッド部11aが地面に接する。
力による漕ぐ力を軽くするために、着地面積が小さくな
るように、着地部を円形としている。すなわち、例えば
自転車用タイヤは、図2(a)に断面を示すように、タ
イヤ11とチューブ12とリム13からなり、タイヤ1
1はトレッド部11aが地面に接する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、着面積を小
さくすると言っても、人が乗った場合、円形のタイヤは
図2(b)に示すように変形し、トレッド部11aの地
面との接触部の幅は3cm程度が限度で、着面積を小さ
くするために空気圧を高くしている。そのため、走行中
の地盤の凹凸により自転車や車椅子がゴトゴトと振動
し、クッションが悪い。
さくすると言っても、人が乗った場合、円形のタイヤは
図2(b)に示すように変形し、トレッド部11aの地
面との接触部の幅は3cm程度が限度で、着面積を小さ
くするために空気圧を高くしている。そのため、走行中
の地盤の凹凸により自転車や車椅子がゴトゴトと振動
し、クッションが悪い。
【0005】特に、車椅子は、振動が直に伝わりやすい
ので、車椅子に乗っている身体障害者には辛い。そこで
本発明が解決しようとする課題は、クッション性がよ
く、体に優しい車椅子用タイヤを提供することである。
ので、車椅子に乗っている身体障害者には辛い。そこで
本発明が解決しようとする課題は、クッション性がよ
く、体に優しい車椅子用タイヤを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の緩衝タイヤは、タイヤのトレッド部分に、
タイヤ幅の1/2〜1/3の幅の平面状着地部を形成し
たものである。
め、本発明の緩衝タイヤは、タイヤのトレッド部分に、
タイヤ幅の1/2〜1/3の幅の平面状着地部を形成し
たものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては、タイヤ幅を大
きめにし、空気圧を少し低く、着面積が小さいように、
タイヤのトレッド部分に、タイヤ幅の1/2〜1/3の
幅の平面状着地部を形成する。
きめにし、空気圧を少し低く、着面積が小さいように、
タイヤのトレッド部分に、タイヤ幅の1/2〜1/3の
幅の平面状着地部を形成する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の実施例を示す断面図である。図1におい
て、1はタイヤ、2はチューブ、3はリムであり、本実
施例においては、タイヤ1のトレッド部分に、タイヤ幅
Wの1/2〜1/3の幅dの平面状着地部1aを形成し
たものである。タイヤ幅Wは3〜4cm、平面状着地部
1aの幅dは1.5〜2cmとする。また、平面状着地
部1aの高さhは、0.5〜1cmとする。
1は本発明の実施例を示す断面図である。図1におい
て、1はタイヤ、2はチューブ、3はリムであり、本実
施例においては、タイヤ1のトレッド部分に、タイヤ幅
Wの1/2〜1/3の幅dの平面状着地部1aを形成し
たものである。タイヤ幅Wは3〜4cm、平面状着地部
1aの幅dは1.5〜2cmとする。また、平面状着地
部1aの高さhは、0.5〜1cmとする。
【0009】このタイヤを車椅子の車輪に装着して車椅
子に乗ると、タイヤの空気圧が高くても低くても、また
総重量が大きくても小さくても、幅dの平面状着地部1
aの部分が接地するので、常に軽い力で車椅子を運転す
ることができる。また、タイヤの空気圧をそれほど高く
しなくても、平面状着地部の幅bは変わらないので、空
気圧を低めにして、クッション性を上げることができ
る。
子に乗ると、タイヤの空気圧が高くても低くても、また
総重量が大きくても小さくても、幅dの平面状着地部1
aの部分が接地するので、常に軽い力で車椅子を運転す
ることができる。また、タイヤの空気圧をそれほど高く
しなくても、平面状着地部の幅bは変わらないので、空
気圧を低めにして、クッション性を上げることができ
る。
【0010】なお、平面状着地部1aにより、タイヤの
トレッドの走行方向の凹凸が付けにくくなり、走行方向
のブレーキが利きにくくなるが、車椅子の場合は、自転
車などのように高速で走行することはないので、特に問
題となることはない。
トレッドの走行方向の凹凸が付けにくくなり、走行方向
のブレーキが利きにくくなるが、車椅子の場合は、自転
車などのように高速で走行することはないので、特に問
題となることはない。
【0011】なお、本発明は、手で動かす車椅子のほ
か、電動の車椅子、土木用一輪車、台車、リヤカー、馬
車、電動自転車に代わる年配者用の自転車、倉庫や工
場、市場等の構内で走行する低速走行のリフト、ショベ
ルカー、電気自動車等にも適用することができる。
か、電動の車椅子、土木用一輪車、台車、リヤカー、馬
車、電動自転車に代わる年配者用の自転車、倉庫や工
場、市場等の構内で走行する低速走行のリフト、ショベ
ルカー、電気自動車等にも適用することができる。
【0012】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、タイ
ヤに平面状着地部を設けることにより、漕ぐ力を軽くす
ることができ、クッション性も良好な、体に優しいタイ
ヤを提供することができる。
ヤに平面状着地部を設けることにより、漕ぐ力を軽くす
ることができ、クッション性も良好な、体に優しいタイ
ヤを提供することができる。
【図1】 本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】 一般の自転車、車椅子用のタイヤの断面図で
ある。
ある。
1 タイヤ、1a 平面状着地部、2 チューブ、3
リム
リム
Claims (1)
- 【請求項1】 タイヤのトレッド部分に、タイヤ幅の1
/2〜1/3の幅の平面状着地部を形成したことを特徴
とする緩衝タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10340813A JP2000158912A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 緩衝タイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10340813A JP2000158912A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 緩衝タイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000158912A true JP2000158912A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18340538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10340813A Pending JP2000158912A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 緩衝タイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000158912A (ja) |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10340813A patent/JP2000158912A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DK1094957T3 (da) | Køretøjshjul med et støttelegeme til nødkørsel | |
JP2003146002A (ja) | 車輪騒音防止カバー | |
JP2000158912A (ja) | 緩衝タイヤ | |
JPH085914Y2 (ja) | 電動車椅子の駆動装置 | |
CN203157627U (zh) | 全封闭水陆两用电动三轮车 | |
CN105235803A (zh) | 一种电动滑板车 | |
JP2009161160A (ja) | 車椅子車輪の構造 | |
CN2246084Y (zh) | 水陆两用休闲车 | |
CN211079963U (zh) | 一种市政工程用减速带 | |
CN210454360U (zh) | 一种防爆安全轮胎 | |
CN103046497A (zh) | 一种新型减速带 | |
CN216942539U (zh) | 一种具有内部支撑体的汽车轮胎 | |
CN214240308U (zh) | 一种防滑耐磨的平衡车轮胎 | |
CN220180485U (zh) | 一种弹性降噪电动车轮胎 | |
CN213734724U (zh) | 一种汽车内顶棚拉手的安装结构 | |
JPH08127201A (ja) | 車輪のショックアブソーブ構造 | |
CN212401102U (zh) | 一种汽车底盘防护装置 | |
US20240016678A1 (en) | Vehicle | |
CN214823775U (zh) | 一种后轮防滑驱动机构 | |
CN211167197U (zh) | 一种内胎免充气型自行车 | |
JPH01202501A (ja) | ホイール | |
KR200309530Y1 (ko) | 휠체어의 바퀴 보호장치 | |
CN203864870U (zh) | 一种娱乐型漂移三轮车 | |
FI20206119A1 (en) | Snowmobiles | |
KR970011473A (ko) | 자동차용 제3의 브레이크 장치 |