JP2000158606A - 光硬化性シートおよびそれを用いた成型品の製造方法 - Google Patents

光硬化性シートおよびそれを用いた成型品の製造方法

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JP2000158606A
JP2000158606A JP33753098A JP33753098A JP2000158606A JP 2000158606 A JP2000158606 A JP 2000158606A JP 33753098 A JP33753098 A JP 33753098A JP 33753098 A JP33753098 A JP 33753098A JP 2000158606 A JP2000158606 A JP 2000158606A
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Akira Yanagase
昭 柳ヶ瀬
Tadayuki Fujiwara
匡之 藤原
Yoko Shimoi
洋子 下井
Yukiya Wakizaka
幸也 脇阪
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加飾を施した意匠性の良好な成形品の製造に
おいて用いられる、耐擦傷性、耐候性および耐薬品性に
優れ、加工性、保存安定性かつ粘着性のない光硬化性積
層シートを提供すること。 【解決手段】 (a−1−1)脂環式エポキシ基および
オキサゾリン基または(a−1−2)脂環式エポキシ基
およびジビニルエーテル基を有するアクリル樹脂(a−
1)および光重合開始剤(a−2)からなる光硬化性樹
脂組成物(A)が基材シート(B)上に積層されたこと
を特徴とする光硬化性シート、それを用いた光硬化性加
飾シートおよび光硬化性インサート成形用シート、なら
びに光硬化シートを用いた成型品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた外観、意匠
性、耐擦傷性、耐薬品性および耐候性を有し、粘着性の
ない光硬化性シートに関するものであり、インストルメ
ントパネル、コンソールボックス、メーターカバー、ド
アロックペゼル、ステアリングホイール等の自動車内装
材、ウェザーストリップ、バンパー、ストラットマウン
ト、サイドモール、ドアモール、ウィンドモール等の自
動車外装材、AV機器や家電製品のフロントパネルやボ
タン等、さらには家具用外装材や建築用内外装材用途に
用いられる光硬化性シートおよびそれを用いた成型品の
製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製品を成形と同時にその表
面を装飾する方法として、(1)金型表面に予め模様を
付けておく方法、(2)金型内面に転写フィルムを装着
し、成形と同時にフィルムの模様等を成形品の外面に転
写する方法、(3)機能付または印刷シートを金型内面
に貼付けておき成形と同時にそのシートを成形品表面に
貼付けする方法等が提案されている。(2)または
(3)の方法については、例えば、特開昭60−250
925号公報、特公昭59−36841号公報、特公平
8−2550号公報に耐候性付与シートまたは印刷シー
トを金型内面に形成した後、成形用樹脂を射出成形する
ことによリシートで表面が被覆された成形品を製造する
方法が提案されている。
【0003】しかしながら、上記の技術は、加飾や機能
性の付与を熱可塑性シートや印刷の転写で行っているた
め、得られた成形品の表面硬度が不十分なものであっ
た。例えば、成形品に耐候性を付与する場合にはポリフ
ッ化ビニリデン(PVDF)などからなる高耐候性シー
トを用いれば良いが、充分な表面硬度が得られないとい
う問題がある。これに対して、表面硬度の高い成形品を
得ようとする場合には、予め架橋した表面硬度の高いシ
ートを用いなければならない。しかしながらそのような
シートは、立体形状の成形品への適用が困難である。
【0004】そこで、特公平7−323号公報に示され
るようなアクリル樹脂、反応性ビニル基を有する化合物
および光重合開始剤を含有する樹脂組成物にて形成され
る光硬化性樹脂層とシート基材とが積層されてなる光硬
化性シートが提案された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、光硬化させる前のシートは、低分子量の反応性
ビニル基を有する化合物を含有するため表面に粘着性が
有る、あるいは、表面の粘着性が時間と共に変化する等
の現象が起こり、ロール状態での保存安定性が不良であ
る。具体的には粘着して巻き出せない、低温で保存しな
いと両端よりしみ出す等の問題があった。さらには、そ
の粘着性のため、印刷シートとして使用する場合の印刷
工程にて不具合が生じていた。
【0006】また、特開平2−289611号公報に
は、脂環式エポキシ基を含有するアクリル樹脂と光カチ
オン重合開始剤からなる樹脂組成物が示されているが、
この樹脂組成物を単独でシートにした場合には、アクリ
ル樹脂のガラス転移温度が低いと、インサート成形用シ
ートとして用いた際に金型への貼り付きが生じてしま
う。一方、アクリル樹脂のガラス移転温度が高い場合に
は、シート性状が脆いため、取り扱い性に劣るという問
題があった。
【0007】本発明の目的は、加飾を施した意匠性の良
好な成形品の製造において用いられる、耐擦傷性、耐候
性および耐薬品性に優れ、加工性、保存安定性かつ粘着
性のない光硬化性積層シートを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、(a−
1−1)脂環式エポキシ基およびオキサゾリン基または
(a−1−2)脂環式エポキシ基およびジビニルエーテ
ル基を有するアクリル樹脂(a−1)および光重合開始
剤(a−2)からなる光硬化性樹脂組成物(A)が基材
シート(B)上に積層されたことを特徴とする光硬化性
シート、それを用いた光硬化性加飾シートおよび光硬化
性インサート成形用シート、ならびに光硬化シートを用
いた成型品の製造法にある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、順次説明する。
【0010】本発明の光硬化性シートは、後述するよう
な光重合性官能基を有するアクリル樹脂(a−1)およ
び光重合開始剤(a−2)からなる光硬化性樹脂組成物
(A)が、基材シート(B)上に積層されたものであ
る。このようにポリマー鎖に光重合性官能基を有する構
造にすることで、ポリマー間で架橋反応が進行するた
め、低分子量の反応性ビニル基を有する化合物を含有す
る必要が無い。従って、粘着性が無く、保存安定性に優
れるシートが得られるという利点を有する。
【0011】上記光重合性官能基としては、光を照射す
ることにより重合が進行するもので有ればよいが、(a
−1−1)脂環式エポキシ基とオキサゾリン基または
(a−1−2)脂環式エポキシ基とジビニルエーテル基
の組み合わせが、硬化速度が速くなる点で好ましい。
【0012】脂環式エポキシ基を側鎖に有する化合物
は、他の(メタ)アクリレートと共重合可能なものであ
れば、特に限定はされないが、具体的には下記構造式
(1)に示すような化合物が挙げられる。
【0013】オキサゾリン基を側鎖に有する化合物は、
他の(メタ)アクリレートと共重合可能なものであれ
ば、特に限定はされないが、下記構造式(2)に示すよ
うな化合物が挙げられる。具体的には、2−ビニル−2
−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサ
ゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、
2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロ
ペニル−4−メチル−2−オキサゾリン等が挙げられ
る。
【0014】ビニルエーテル基を側鎖に有する化合物
は、他の(メタ)アクリレートと共重合可能なものであ
れば、特に限定はされないが、下記構造式(3)に示す
ような化合物が挙げられる。具体的には、トリエチレン
グリコールジビニルエーテル、テトラエチレングリコー
ルジビニルエーテル、シクロヘキサン−1,4−ジメチ
ロールジビニルエーエル、1,4−ブタンジオールジビ
ニルエーテル、ポリエステルジビニルエーテル、ポリウ
レタンジビニルエーテル等が挙げられる。
【0015】
【化1】
【0016】式中、Rはメチル基あるいは水素原子、n
は0〜5の整数。
【0017】
【化2】
【0018】式中、R1、R2、R3、R4はそれぞれ独立
して、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アラルキ
ル基、フェニル基、置換フェニル基を示し、R5は付加
重合性不飽和結合を有する非環状有機残基を表す。
【0019】 CH2=CHO−(CH2CH2O)nCH=CH2 −−−−(3) 式中、nは1〜10の整数を示す。
【0020】光重合性官能基を有する化合物の共重合量
は、アクリル樹脂(a−1)100重量部に対して、1
〜100重量部が好ましい。1重量部未満ではポリマー
同士が十分に架橋せず、所望の硬化物性が得られない。
耐擦傷性に優れる光硬化性シートを得るためには、光重
合性官能基を有する化合物の共重合量は、50〜100
重量部とすることがさらに好ましい。この場合、ビニル
エーテル化合物は、アクリル樹脂(a−1)100重量
部に対して1〜20重量部が好ましい。1重量部未満で
は硬化速度の向上効果が認められず、20重量部を超え
ると、重合中にゲル化が進行することがある。
【0021】このように、架橋に関与する官能基をアク
リル樹脂中に導入することにより、少量の架橋で効率的
に硬化物性を向上することが可能となる。
【0022】また、アクリル樹脂(a−1)は、公知の
ラジカル重合可能なビニル重合性単量体を必要に応じて
共重合することができる。かかるビニル重合性単量体
は、例えば、メチル(メタ)アクリレート、トリシクロ
デカニル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)
アクリレート等の(メタ)アクリレート類、N−フェニ
ルマレイミド、シクロヘキシルマレイミド、N−ブチル
マレイミド等のイミド誘導体、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート等のヒドロキシアルキル基含有(メ
タ)アクリレート類、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、アクリロニトリル等のアミド基含有ビニル単量体、
アリルグリシジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリ
レート等のエポキシ基含有ビニル単量体、ブタジエン等
のオレフィン系単量体を挙げることができる。
【0023】また、アクリル樹脂(a−1)はガラス転
移温度が40〜150℃に調節されていることが好まし
い。ガラス転移温度が40℃未満の場合には、インサー
ト成形時にシートの金型剥離性が不良となる場合があ
る。また、ガラス転移温度が150℃を超える場合に
は、シート性状が脆くなるため、取り扱い性に劣る場合
がある。
【0024】また、得られるアクリル樹脂のガラス転移
温度を考慮すると、ホモポリマーのガラス転移温度が高
いビニル重合性単量体を使用することが好ましい。
【0025】アクリル樹脂(a−1)の重量平均分子量
は、10,000〜1,000,000の範囲が好まし
い。重量平均分子量が10,000未満であると、イン
サート成形時の予備加熱により成形用金型にシートが貼
り付くことがある。一方、重量平均分子量が1,00
0,000を超えると合成が困難になるばかりか、溶剤
キャスト法にて光硬化性シートを製造する場合に、アク
リル樹脂を有機溶剤等で十分攪拌溶解させることが困難
となり、外観低下の原因となることがある。
【0026】アクリル樹脂(a−1)の製造方法は、特
に限定されず、公知のラジカル重合法が適用される。
【0027】このようなアクリル樹脂(a−1)を用い
るために、光硬化性樹脂組成物の表面は粘着性がなく、
また、表面の粘着性が時間と共に変化する等の現象も起
こらず、ロール状態での保存安定性が良好な光硬化性シ
ートを得ることができる。
【0028】本発明で用いる光重合開始剤(a−2)に
ついては、光照射によってラジカルを発生させる光ラジ
カル重合開始剤や酸を生成する光カチオン重合開始剤が
挙げられるが、光重合性官能基が脂環式エポキシ基およ
びオキサゾリン基または脂環式エポキシ基およびジビニ
ルエーテル基の場合は、光カチオン重合開始剤が使用さ
れる。
【0029】光ラジカル開始剤は公知の化合物であれば
特に限定はないが、硬化時の黄変性や耐候時の劣化を考
慮すると、アセトフェノン系、ベンゾフェノン系のよう
な分子内にアミノ基を含まない開始剤が良い。例えば、
1−(4−ドデシルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキ
シルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1
−フェニルプロパン−1−オン、1−(4−イソプロピ
ルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル−プロパン
−1−オンが好ましい。これらのうち成型方法によって
は開始剤の沸点以上の温度に一時的になることがあるの
で、注意が必要である。成型品の表面硬度を上げるた
め、n−メチルジエタノールアミンなどの酸素重合禁止
硬化防止剤を添加しても良い。
【0030】また、これら光重合開始剤の他に、成形時
の熱を利用しての硬化も考慮して、各種過酸化物を添加
しても良い。光硬化性シートに過酸化物を含有させる場
合には、150℃、30秒程度で硬化させる必要がある
ので、臨界温度の低い過酸化物、例えば、ラウロイルパ
ーオキサイド、t−ブチル−パーオキシ−2−エチルヘ
キサノエート、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等が好ましく用
いられる。
【0031】光ラジカル重合開始剤の添加量は、硬化後
の残存量が耐候性に影響するため、側鎖に光重合性官能
基を有する化合物に対して5重量%以下が望ましく、特
に、硬化時の黄変に関連するアミノ系の光ラジカル重合
開始剤は1重量%以下が望ましい。
【0032】光カチオン重合開始剤は公知の化合物であ
れば特に限定はされないが、具体的には、ジアリルヨー
ドニウム塩、トリアリルスルフォニウム塩、鉄アレーン
(芳香族炭化水素)錯体等が挙げられる。中でも、上記
の脂環式エポキシ(メタ)アクリレートとの反応性、着
色の問題等を考慮すると下記構造式に示すようなトリア
リルスルフォニウム塩がより好ましい。このような、光
カチオン重合系を選択することにより、光ラジカル重合
系と比較して、硬化収縮が少なく、樹脂との密着性に優
れるため、硬化層の割れ、剥がれが発生しにくい、硬化
前後において低臭気である、酸素による重合阻害が無い
等のメリットがある。
【0033】光カチオン重合開始剤(a−2)の添加量
は、アクリル樹脂100重量部に対して0.1〜10重
量部が好ましい。
【0034】
【化3】
【0035】式中、R1は炭素/炭素結合もしくは炭素
/硫黄結合を介する置換あるいは無置換の芳香族環、R
2〜R3は置換あるいは無置換の芳香族環である。
【0036】基材シート(B)としては、その使用方法
によって好適なものが選ばれるが、例えば、ABS(ア
クリロニトリル−プタジエン−スチレン共重合体)、塩
化ビニル系樹脂、ポリスチレン、ポリプロピレン等のポ
リオレフィン、フッ素系樹脂、ポリエステル、ポリカー
ボネート、軟質アクリルシート等が挙げられる。なかで
も好ましくは、インサート成形性を考慮すると、軟質ア
クリルシートおよびポリオレフィンシートである。さら
に好ましくは、光硬化性樹脂組成物(A)との密着性や
耐候性、透明性等を考慮すると、架橋ゴム成分を有する
熱可塑性アクリル樹脂シートである。光硬化性シートと
の密着性が良好なことにより、側鎖に光重合性官能基を
有するアクリル樹脂(a−1)のガラス転移温度が高い
場合にも、シートのワレが発生することが無く、取り扱
い性に優れたシートを得ることができる。
【0037】架橋ゴム成分を有する透明熱可塑性アクリ
ル樹脂シートは、特開平9−263614号公報等に開
示されているように、多層構造を有するアクリル樹脂を
押し出し成形することによって得られる透明熱可塑性ア
クリルシートがある。具体的には、最内層重合体
()、架橋弾性重合体()、最外層重合体()を
基本構造とするアクリル樹脂であって、最内層重合体
()は、炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキル
アクリレートまたは炭素数1〜4のアルキル基を有する
アルキルメタクリレート(−1)80〜100重量
部、(−1)と共重合可能な二重結合を有する他の単
量体(−2)0〜10重量部および多官能単量体(
−3)0〜10重量部からなり、(−1)〜(−
3)の合計量100重量部に対してグラフト交叉剤0.
1〜10重量部の組成からなり、架橋弾性重合体()
は、炭素数1〜8のアルキル基を有するアルキルアクリ
レート(−1)80〜100重量部、(−1)と共
重合可能な二重結合を有する他の単量体(−2)0〜
20重量部および多官能単量体(−3)からなり、
(−1)〜(−3)の合計量100重量部に対して
グラフト交叉剤0.1〜5重量部の組成からなり、最外
層重合体()は、炭素数1〜4のアルキル基を有する
アルキルメタクリレート(−1)51〜10重量部、
(−1)と共重合可能な二重結合を有する他の単量体
(−2)0〜49重量部の組成からなり、ガラス転移
温度が少なくとも60℃からなる、多層構造を有するア
クリル樹脂を押し出し成形することによって得られる透
明熱可塑性アクリル樹脂シートがある。
【0038】基材シート(B)は、透明シートや、艶消
しシートあるいは、凹凸を有するシートであっても良い
が、基材シート上に印刷層を設ける場合には、印刷層が
鮮明となるため透明シートであることが好ましい。
【0039】光硬化性シートの製造方法としては、側鎖
に光重合性官能基を有するアクリル樹脂(a−1)と光
重合開始剤(a−2)からなる光硬化性樹脂組成物
(A)を有機溶媒などに十分攪拌溶解させ、ナイフコー
ター、コンマコータ、リバースコータ等のキャスティン
グ方法によリ基材シート(B)上にコーティングし、溶
剤除去のための乾燥を行い作製する方法がある。また、
ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンから
なるシート基材上に上記樹脂液をコーティングする際
は、基材シートと光硬化性樹脂組成物との密着性を上げ
るため、予め、基材シート上に低分子量ポリオレフィ
ン等からなるプライマーを塗布しておく、予め、コロ
ナ放電などで基材シート表面を活性化しておく(このコ
ロナ放電の行う工程としては、活性化されたすぐ後が密
着性が高いのでコーティングする少し前が好ましい。)
のが好ましい。
【0040】本発明の光硬化性シートは、基材シート側
に印刷層を設けることにより、光硬化性加飾シートとす
ることもできる。
【0041】印刷層に用いられれるインキの顔料として
は、次のものが使用できる。通常顔料として、黄色顔料
ではポリアゾ等のアゾ系顔料、イソインドリノン等の有
機顔料、黄鉛等の無機顔料、赤色顔料としてはポリアゾ
等のアゾ系顔料、キナクリドン等の有機顔料、弁柄等の
無機顔料、青色顔料としては、フタロシアニンブルー等
の有機顔料、コバルトブルー等の無機顔料、黒色顔料と
しては、アニリンブラック等の有機顔料、白色顔料とし
ては、二酸化チタン等の無機顔料が使用できる。
【0042】また、インキの印刷方法は公知のグラビア
輪転印刷法、スクリーン印刷法等を用いると良い。
【0043】この際、本発明のように低分子の反応性ビ
ニル化合物を使用せず、ポリマー同士を架橋する構成の
光硬化性樹脂組成物は表面に粘着性が無く、印刷時のト
ラブルが少なく歩留まりが良好である。
【0044】また、本発明の光硬化性シートは、基材シ
ート側に印刷層、接着層および必要に応じてプライマー
シートが順次形成された光硬化性インサート成形用シー
トとすることができる。その場合、光硬化性インサート
成形用シートの好ましい厚み範囲は、30〜750μm
である。シート厚みが30μm未満の場合には、深しぼ
り成形を行った際に、曲面でのシート厚みが著しく低下
し、結果として耐擦傷性や耐薬品性等のシート物性が低
下することがある。またシート厚みが750μmを超え
る場合には、金型への形状追従性が低下することがあ
る。
【0045】上記接着層は、印刷層と成形樹脂あるいは
印刷層とプライマーシートとの密着性を高める性質のも
のなら任意の合成樹脂状材料を選択することができる。
例えば、成形樹脂がポリオレフィンである場合には、接
着層は塩素化ポリオレフィンを含むのが好ましい。
【0046】上記プライマーシートは、必要に応じて形
成されるものであるが、成形樹脂との密着性を高める目
的から、成形樹脂と相溶性の材料から作製される。実質
的には、成形樹脂と同じポリマー材料から作製するのが
好ましい。またプライマーシートは、射出成型品の表面
欠陥が光硬化性樹脂組成物上に伝搬されるのを最少にす
るといった利点を有する。その場合、プライマーシート
は光硬化性樹脂組成物の完全に円滑な上面を呈しなが
ら、成形樹脂の表面欠陥を吸収するほどの厚みを有する
ことが必要である。
【0047】次に上記光硬化性インサート成形用シート
を用いた成型品について説明する。シートを光硬化性樹
脂組成物(A)側が金型に向かい合うように配置し、必
要に応じて光硬化性インサート成形用シートを加熱し
て、シートを金型形状に追従させた後、金型を閉じて溶
融した成形樹脂を射出成形する。
【0048】最後に、金型から取り出した成型品に紫外
線照射ランプ等を用いて光を成型品に照射する。照射量
は、通常100〜1,000mJ/cm2程度である。
光照射によって光硬化性樹脂組成物は硬化して硬質の被
膜が表面に形成されたインサート成型品を得ることがで
きる。
【0049】また、本発明の光硬化性インサート成形用
シートにより加飾された成型品が主に屋外で使用される
場合には、シートに紫外線吸収剤や光安定剤を加えるこ
ともできる。紫外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾー
ル、ベンゾフェノン、サリチル酸エステル等の有機物、
または、0.2μm径以下の微粒子状の酸化亜鉛、酸化
セリウム、酸化チタン等の無機物を使用することができ
る。光安定剤としては、ビス−(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジニル)セバケート等のヒンダー
ドアミン系ラジカル捕捉剤、ピペリジン系ラジカル捕捉
剤等のラジカル捕捉剤を用いることができる。
【0050】このようにして得られた成形品は、成形と
同時に色あるいはデザインが付与され、さらには、短時
間の光照射によって、耐擦傷性、耐薬品性および耐候性
等が向上する。現行の成形後のスプレー塗装等と比較し
て、工程の短縮、歩留まりの向上、環境への影響低減が
はかれる。
【0051】また、本発明の光硬化性シートは、既に射
出成形された樹脂に直接あるいは接着剤層を介してラミ
ネートして、射出成型品に積層して使用することもでき
る。
【0052】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0053】(合成例1)アクリル樹脂Aの合成下記の
成分を用意した。
【0054】 (重合性単量体) 2−イソプロペニル−2−オキサゾリン 50g サイクロマーM100 50g (溶剤) メチルエチルケトン 150g (重合開始剤) アゾビスイソブチロニトリル 1g 窒素導入口、撹拌機、コンデンサーおよび温度計を備え
た1Lの4つ口フラスコに、窒素雰囲気下で、重合性単
量体全量、およびメチルエチルケトン60g、アゾビス
イソブチロニトリル0.3gを入れ、撹拌しながら湯浴
の温度を80℃に上げ、その温度で2時間重合させた。
次いでアゾビスイソブチロニトリルの残量を1時間置き
に5回に分けて添加した後、フラスコ内温を溶剤の沸点
まで上昇させてその温度でさらに2時間重合させた。そ
の後、フラスコ内温度が50℃以下になってから、メチ
ルエチルケトンの残量を添加して重合反応物をフラスコ
より取り出し、アクリル樹脂Aの溶液を得た。なおアク
リル樹脂Aにおける単量体混合物の重合率は99.5%
以上であり、固形分量は約40重量%、重量平均分子量
は約22万であった。
【0055】合成例2〜6 (アクリル樹脂B〜Fの合
成) 表1の成分を用意し、上記と同様に重合した。
【0056】
【表1】
【0057】
【化4】
【0058】サイクロマーM100:Rはメチル基、n
は0 (実施例1〜7、比較例1〜3)合成したアクリル樹脂
A〜Fおよび表2の化合物を用いて、表2の組成を有す
る光硬化性樹脂溶液を調製した。
【0059】
【表2】
【0060】注)固形分換算の重量部。
【0061】1)ポリイソブチルメタクリレート、重量
平均分子量=55,000、Tg=50℃ 2)メチルメタクリレート/メチルアクリレート(重量
比:95/5)共重合体、重量平均分子量=65,00
0、Tg=98℃ 3)反応性ビニル基を有する化合物:トリメチロールプ
ロパテントリアクリレート 4)光カチオン重合開始剤:サンエイドSI−100L
(三新化学製) 5)光重合開始剤:イルガキュア−184(チバ・ガイ
ギ−製),1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン 6)酢酸エチル この調整した組成物溶液をプロペラ型ミキサーで撹拌
し、シート基材として架橋ゴム成分を含む、厚さ200
μmの透明軟質アクリルシート上に塗工巾350mmに
塗布し、次いで熱風乾燥機を用いて乾燥させ、厚さ20
μmの光硬化性樹脂層を形成した。続いて、幅300m
mにスリットして20mの長さにABS製コアにロール
状に巻き取った。なお、透明軟質アクリルシートのみの
破断伸度をテンシロンにより測定すると、100℃加熱
時の破断伸度は400%であった。
【0062】約二週間、室温にてロール状態で保存し、
巻きだしながら表面の粘着性を評価した。巻きだし可能
なフィルムに関しては、硬化前の破断伸度をテンシロン
にて室温で測定した。結果を表3に示す。
【0063】次いで、黒、茶、黄の各色の顔料から成る
インキを用い、透明軟質アクリルシート面に絵柄をグラ
ビア印刷法によって印刷した後、光硬化性インサート成
型用シートを得た。この時、シートの厚みは223μm
であった。
【0064】光硬化性インサート成型用シートを、光硬
化性樹脂組成物が金型に向き合うように配置し、次いで
赤外線ヒーター温度300℃で15秒間シートを予備加
熱した後、さらに加熱を行いながら真空吸引することに
より金型形状にシートを追従させた。
【0065】成形温度220〜250℃、金型温度40
〜60℃の条件に於いて、アクリロニトリル−ブタジエ
ン−ポリスチレン共重合体樹脂を成形樹脂としてインサ
ート成形を行い、光硬化性インサート成型用シートが成
型品に密着したインサート成型品を得た。
【0066】次いで、紫外線照射装置を用いて、約70
0mJ/cm2の紫外線を照射し、光硬化性樹脂組成物
を硬化させ、表面物性を評価した。結果を表3に示す。
【0067】実施例8 実施例1で調製した組成物溶液をプロペラ型ミキサーで
撹拌し、透明基材シートとして、塩素化ポリオレフィン
予め塗布した厚さ100μmの透明ポリプロピレンシー
ト上に塗工巾350mmに塗布し、次いで熱風乾燥機を
用いて乾燥させ、厚さ20μmの光硬化性樹脂層を形成
した。続いて、幅300mmにスリットして20mの長
さにABS製コアにロール状に巻き取った。なお、透明
プロピレンシートのみの破断伸度をテンシロンにより測
定すると、100℃加熱時の破断伸度は400%であっ
た。
【0068】約二週間、室温にてロール状態で保存し、
巻きだしながら表面の粘着性を評価した。巻きだし可能
なフィルムに関しては、硬化前の破断伸度をテンシロン
にて室温で測定した。結果を表3に示す。
【0069】次いで、黒、茶、黄の各色の顔料から成る
インキを用い、透明ポリプロピレンシート面に絵柄をグ
ラビア印刷法によって印刷した後、光硬化性インサート
成型用シートを得た。この時、シートの厚みは125μ
mであった。
【0070】光硬化性インサート成型用シートを、光硬
化性樹脂組成物が金型に向き合うように配置し、次いで
赤外線ヒーターにより温度200℃で15秒間シートを
予備加熱した後、さらに加熱を行いながら真空吸引する
ことにより金型形状にシートを追従させた。
【0071】成形温度200℃、金型温度40〜60℃
の条件に於いて、ポリプロピレン樹脂(MAO3:日本
ポリケム製)を成形樹脂としてインサート成形を行い、
光硬化性インサート成型用シートが成型品に密着したイ
ンサート成型品を得た。
【0072】次いで、紫外線照射装置を用いて、約70
0mJ/cm2の紫外線を照射し、光硬化性樹脂組成物
を硬化させ、表面物性を評価した。結果を表4に示す。
【0073】実施例9 実施例1において、透明基材シートとして、厚さ50μ
mのポリエチレンテレフタレートシートを使用した他
は、全て実施例1と同様にして光硬化性インサート成型
用シートを得た。
【0074】次いで、紫外線照射装置を用いて、約70
0mJ/cm2の紫外線を照射し、光硬化性樹脂組成物
を硬化させ、表面物性を評価した。結果を表4に示す。
【0075】実施例10 実施例1において、透明基材シートとして、厚さ50μ
mのポリカーボネートシートを使用した他は、全て実施
例1と同様にして光硬化性インサート成型用シートを得
た。
【0076】次いで、紫外線照射装置を用いて、約70
0mJ/cm2の紫外線を照射し、光硬化性樹脂組成物
を硬化させ、表面物性を評価した。結果を表4に示す。
【0077】比較例4 実施例1において、厚さ50μmのポリエチレンテレフ
タレートシート上に塗工した他は全て同様にしてシート
を製造した。
【0078】約二週間、室温にてロール状態で保存した
後の表面の粘着性はなかった。
【0079】次いで、黒、茶、黄の各色の顔料から成る
インキを用い、光硬化性シート側に絵柄をグラビア印刷
法によって印刷した後、ポリエチレンテレフタレートシ
ートを取り除き、光硬化性インサート成型用シートを得
た。この時、シートの厚みは30μmであった。
【0080】光硬化性インサート成型用シートを金型内
に配置したが、シート性状が脆いため、金型内への配置
は困難であった。結果を表4に示す。
【0081】シート物性評価方法 耐ガソリン性:市販のハイオクガソリンに室温下1時
間接触させた後の状態を目視判定した。
【0082】 ○:変化無し △:若干色ムラ有り ×:著しい変色、シート割れ 耐酸性:47重量%硫酸水溶液を40℃で3時間スポ
ット試験した後の外観を目視評価した。
【0083】 ○:良好 △:薄く跡有り ×:著しい跡有り 耐アルカリ性:5重量%水酸化ナトリウム水溶液を2
4時間スポット試験(50℃)し、外観を評価した。
【0084】 ○:良好 △:薄く跡有り ×:著しい跡有り 耐温水性:50℃の温水中に1時間浸漬後のシート状
態を目視評価した。
【0085】 ○:良好 △:薄く白化 ×:著しい白化 耐磨耗性:テーバー磨耗試験後(片側250g荷重の
磨耗輪を用いて、回転速度、60rpm、試験回数30
回で試験を実施)のシート状態を目視評価した。 ◎:殆ど傷無し ○:極僅かな傷有り △:若干傷有り ×:著しい傷 ◎:大変良好、○:良好、△:取り扱い性に劣る、×成
形不可
【0086】
【表3】
【0087】
【表4】
【0088】表3に示すとおり、比較例においては、シ
ート表面に粘着性が有り、ロール状態での保存安定性不
良、印刷適性不良を引き起こす。ポリマーのTgを向上
するあるいは、モノマー配合比を下げる等により粘着性
は低減化する方向に向かうが、長期の安定性や印刷適性
においては不安が有り、なおかつ、伸びが少なく、非常
に脆いフィルムとなってしまう。また比較例3のよう
に、光重合性官能基を有さないシートの場合には、イン
サート成型品のシート物性、特に耐磨耗性が低下してし
まうといった問題点を有する。一方、実施例において
は、何れのフィルムも粘着性が無く、保存安定性、印刷
適性が良好であり、伸度が高くインサート成形性に優れ
る。また、硬化後の物性も良好である。
【0089】
【発明の効果】以上、本発明により、色あるいはデザイ
ンの印刷が可能な光硬化性の印刷シートが容易に得ら
れ、それを用いて、射出成型時に同時成形することによ
り、汎用樹脂の上に、色あるいはデザイン等の意匠と良
好な外観、耐擦傷性および耐薬品性を有する表面が形成
でき、インストルメントパネル、コンソールボックス、
メーターカバー、ドアロックペゼル、ステアリングホイ
ール等の自動車内装材、ウェザーストリップ、バンパ
ー、ストラットマウント、サイドモール、ドアモール、
ウィンドモール等の自動車外装材、AV機器や家電製品
のフロントパネルやボタン等、さらには家具用外装材や
建材内外装用途に好適に使用することができる。また、
成形品の表面を塗装する場合に比べて工程数を省略する
ことができて生産性もよく、環境に対する影響も少な
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 33:04 B29L 7:00 9:00 31:58 (72)発明者 脇阪 幸也 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央技術研究所内 Fターム(参考) 4F100 AK01A AK25A AK74 AT00B BA02 CA02A CB00A EH112 EH312 EH362 EJ082 EJ24 EJ43 EJ542 EJ65A GB07 GB08 GB32 GB33 GB41 HB31A JB01 JB14A JK12 JK14 JL02 JL09 JL13 4F203 AA13 AA43 AA44 AB04 AD05 AD34 AG03 AH17 AH19 AH23 AH25 AH26 AH33 AH42 AH47 AH48 DA01 DA12 DB01 DC08 DC11 DF01 DF05 DF15 DF23 DJ01 DJ05 DJ29 4F206 AA13 AA43 AA44 AB04 AD05 AD34 AG03 AH17 AH19 AH23 AH25 AH26 AH33 AH42 AH47 AH48 JA07 JB12 JE06 JF01 JF02 JF05 JF23 JL02 JM04 JN11 JP21 JW34

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a−1−1)脂環式エポキシ基および
    オキサゾリン基または(a−1−2)脂環式エポキシ基
    およびジビニルエーテル基を有するアクリル樹脂(a−
    1)および光重合開始剤(a−2)からなる光硬化性樹
    脂組成物(A)が基材シート(B)上に積層されたこと
    を特徴とする光硬化性シート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光硬化性シートの基材
    シート側に印刷層が施されたことを特徴とする光硬化性
    加飾シート。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光硬化性加飾シートの
    印刷層側に、接着層が形成されたことを特徴とする光硬
    化性インサート成形用シート。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の光硬化性加飾シートの
    印刷層側に、接着層およびプライマーシートが順次形成
    されたことを特徴とする光硬化性インサート成形用シー
    ト。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の光硬化性加飾シート
    を、光硬化性樹脂組成物側が金型に向かい合うように配
    置し、必要に応じて光硬化性加飾シートを加熱して、シ
    ートを金型形状に追従させた後、溶融樹脂を金型内に射
    出し、樹脂を固化させることにより光硬化性加飾シート
    を樹脂表面に形成し、その後光照射することにより、光
    硬化性樹脂組成物を光硬化させることを特徴とするイン
    サート成型品の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007500633A (ja) * 2003-05-16 2007-01-18 デュポン パフォーマンス エラストマーズ エルエルシー Uv硬化性シーリング・アセンブリの製造方法
JP2014151626A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Hikari Kinzoku Kogyosho:Kk 樹脂成形品の製造方法

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