JP2000158519A - 中空成形機によるパリソン成形方法 - Google Patents

中空成形機によるパリソン成形方法

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JP2000158519A
JP2000158519A JP33536498A JP33536498A JP2000158519A JP 2000158519 A JP2000158519 A JP 2000158519A JP 33536498 A JP33536498 A JP 33536498A JP 33536498 A JP33536498 A JP 33536498A JP 2000158519 A JP2000158519 A JP 2000158519A
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parison
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Yukio Fujiwara
幸雄 藤原
Toshiyasu Takahashi
俊康 高橋
Takaaki Kato
高明 加藤
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Japan Steel Works Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内・外層パリソンが接着する傾向を呈し、内
層パリソンが局部的に引き伸ばされて損傷を受け、著し
い場合には内層パリソンに破断部を生じて内容物の液漏
れを生ずる。 【解決手段】 外層パリソン15の内側に内層パリソン
16が位置するように、内層パリソン16及び外層パリ
ソン15が中空成形機1から押し出されるとき、内層パ
リソン16の外面部と外層パリソン15の内面部との間
に、滑材層が介在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空成形機による
パリソン成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、合成樹脂からなる内
層部と外層部とを有し、この内外層の間がはく離する二
重容器が知られている。この種の二重容器は、化粧品、
薬品、シャンプー、リンス等の液体を収容するために使
用され、容器の口部に取付けた抽出ポンプによつて内容
物を排出することにより、外層部は変形することなく内
層部のみが内容物の消費量に応じて次第に収縮変形す
る。
【0003】二重容器31について、図3を参照して説
明する。二重容器31は、一般に、蓋体36及び抽出ポ
ンプ38を取り付ける口部37と、容器本体32とを有
し、容器本体32がはく離性を有する内層部34と外層
部33とによつて構成されている。内層部34及び外層
部33は、相互に低接着性の合成樹脂によつて形成さ
れ、通常、内層部34よりも外層部33を肉厚に形成
し、外層部33に機械的性質を付与し、内層部34に容
易に変形する性質、耐薬品性等を与える。このため、内
層部34は、耐薬品性に優れる合成樹脂(例えば軟質ナ
イロン)によつて成形することが望まれる。また、内層
部34の変形が容易になるように、外層部33の底部3
5の任意の箇所に、通気孔39を形成してある。口部3
7は、内層パリソン及び外層パリソンを一体化させて形
成されている。
【0004】このような二重容器31は、中空成形機の
多層ダイヘッドによつて溶融樹脂を押し出して、筒状の
内層パリソン及び外層パリソンを同心状に成形し、内層
パリソンの下端部及び外層パリソンの下端部をピンチ部
によつて挟み付けて閉塞させた後、所定長さの内層パリ
ソン及び外層パリソンを個別に膨張させて形成される。
【0005】しかしながら、このような従来の二重容器
を形成するための中空成形機によるパリソン成形方法に
あつては、内・外層パリソンが接着する傾向を呈する。
内・外層パリソンが一部であつても接着した状態で形成
された場合には、その後に内層パリソン及び外層パリソ
ンを個別に膨張させて内層部34及び外層部33を形成
する際、外層パリソンの膨張に伴つて内層パリソンが局
部的に引き伸ばされて損傷を受け、著しい場合には内層
パリソンに破断部を生じて内容物の液漏れを生ずる。中
空成形機によつて連続的に押出し成形する内層パリソン
の外側に、外層パリソンを高速度で押出す際に、内・外
層パリソンが接着した場合には、この接着後の外層パリ
ソンの押出しに伴つて内層パリソンが引つ張られ、損傷
を受ける。
【0006】このような技術的課題の発生を抑制するた
めに、内・外層パリソンの間に大きな空間を確保して成
形することが考えられるが、その場合には内・外層パリ
ソンの膨張比(ブロー比)の差が大きくなり、特に内層
パリソンを大きく膨張させる必要を生じて、内層部34
に局部的な肉薄部を生じ、耐久性が低下する。加えて、
外層パリソンに比較して内層パリソンを大きく膨張させ
た場合には、両パリソンの膨張に伴う変形度合いに相違
を生じ、内層部34と外層部33との間に気泡が残つた
状態の二重容器が形成され易くなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は次の通りである。請求項1に係る発明は、中空成形機
1から筒状をなして押し出される内層パリソン16の下
端部及び外層パリソン15の下端部をピンチ部16b,
15bによつて挟み付けた後に、内層パリソン16によ
つて内層部34を形成し、外層パリソン15によつて外
層部33を形成し、内・外層部34,33の間がはく離
する二重容器31を成形する中空成形機によるパリソン
成形方法であつて、外層パリソン15の内側に内層パリ
ソン16が位置するように、内層パリソン16及び外層
パリソン15が中空成形機1から押し出される際、内層
パリソン16の外面部と外層パリソン15の内面部との
間に、滑材層が介在していることを特徴とする中空成形
機によるパリソン成形方法である。請求項2に係る発明
は、前記滑材層が、滑材を含む合成樹脂によつて外層パ
リソン15及び内層パリソン16の内の少なくとも一方
と一体をなしていることを特徴とする請求項1の中空成
形機によるパリソン成形方法である。請求項3に係る発
明は、前記滑材層が、内層パリソン16の外面部及び外
層パリソン15の内面部の内の少なくとも一方の表面に
付着する滑材によつて形成されていることを特徴とする
請求項1の中空成形機によるパリソン成形方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1,図2は、本発明の1
実施の形態を示す。図1中において符号1は中空成形機
の多層ダイヘッドを示し、環状をなす外層用ノズル13
が、筒状の外層用流路5及びマニホールド7を介して外
層用押出機6に接続されている。外層用流路5は、ヘッ
ド本体2及びダイ外筒11と円筒状部材3との間に区画
されている。外層用押出機6は、溶融材料を溶融状態で
計量・貯留・吐出できるシリンダ装置6a(貯留供給装
置)を備えて溶融材料の間欠供給が可能になつている。
また、多層ダイヘッド1の外層用ノズル13の内径側に
位置して環状をなす内層用ノズル14が、筒状の内層用
流路8及びマニホールド10を介して内層用押出機9に
接続されている。内層用押出機9は、溶融材料の連続供
給が可能である。
【0009】19は空気流路であり、多層ダイヘッド1
の中心部に位置して内層用流路8の内壁を区画するヘッ
ド中子4を貫通させて、ヘッド中子4の下端部に固着す
るダイ12の下面中央部に先端が開口している。空気流
路19の先端からは、図外の空気源からの空気を吹き出
すことができる。
【0010】しかして、内層用押出機9が駆動されれ
ば、内層用押出機9からの溶融材料がマニホールド10
及び内層用流路8を流れ、内層用ノズル14から筒状を
なして連続的に押し出され、内層パリソン16が形成さ
れる。また、外層用押出機6のシリンダ装置6aに予め
貯留させた溶融材料を押し出させれば、マニホールド
7、外層用流路5及び外層用ノズル13を通つて吐出さ
れる溶融材料により、外層パリソン15が形成される。
【0011】この外層用押出機6から押し出されて外層
パリソン15を形成する溶融材料、及び内層用押出機9
から押し出されて内層パリソン16を形成する溶融材料
の内の少なくとも一方の溶融材料に、内・外層パリソン
16,15間の粘着・接着を防止する目的で、滑材を予
め混在させてある。
【0012】滑材は、接触する相手部材に対して滑りや
すくし、相互の粘着を防止する機能を有する。この種の
滑材としては、パラフィンワックス、合成ワックス、ス
テアリン酸、その他があるが、パラフィン類やワックス
類が好適である。実際に、0.3重量%のステアリン酸
を高密度ポリエチレン(HD−PE)に溶融状態で混入
させて外層パリソン15を形成したところ、内層パリソ
ン16との粘着性が著しく低下した。
【0013】なお、ステアリン酸にて代表される滑材
は、合成樹脂の溶融材料に0.1〜5.0重量%の範囲
で混入させることにより、膨張性、機械的強度等の外層
パリソン15又は内層パリソン16に要求される諸性質
を確保しながら、溶融時の相手部材に対する粘着性の低
下を図ることができる。滑材の混入量の下限を0.1重
量%とするのは、粘着を防止するための最低量を確保す
るためであり、上限を5.0重量%とするのは、上記諸
性質の劣化を防止するためであるが、特に表面に粉を吹
いて白濁して見栄えが悪化するのを防止する上で多量な
混入を避けるべきである。表面に粉を吹いた状態では印
刷を施すこともできなくなる。滑材は、溶融材料となる
ペレットに予め練り込み、或いはペレットの表面に付着
させた状態(まぶし付けた状態)で押出機6,9に供給
する。
【0014】次に、上記の中空成形機によるパリソン成
形方法について説明する。内層用押出機9が駆動されれ
ば、内層用押出機9からの溶融材料が内層用ノズル14
から筒状をなして連続的に押し出され、内層パリソン1
6が形成され始める。内層パリソン16の吐出開始の後
は、空気流路19からのサポートエアーが内層パリソン
16の内部に向けて少量かつ継続的に供給されて内層パ
リソン16が筒状に保形されると共に、図2に示すピン
チ装置21が所定位置に向けて上昇駆動される。
【0015】内層パリソン16が所定長さ垂下したな
ら、これが図外の位置検出器によつて検出されると共
に、図2(a)に示すように、所定位置にあるピンチ装
置21のピンチ部22が駆動され、内層パリソン16の
下端部がピンチされてピンチ部16bとなつて閉塞され
る。このピンチ装置21のピンチ駆動の後に、図2
(b)に示すようにピンチ装置21が下降駆動され、図
2(c)に示すように型開き状態の金型24が多層ダイ
ヘッド1の下方に向けて移動してくる。
【0016】一方、内層パリソン16のピンチ部16b
が形成されるのと前後して、多層ダイヘッド1では、外
層用押出機6のシリンダ装置6aに予め貯留させた溶融
材料を押し出させ、外層用ノズル13から吐出される溶
融材料により、外層パリソン15が形成され始める。外
層パリソン15は、シリンダ装置6aの作動によつて間
欠的かつ短時間(2〜3秒)で形成され終わる。外層パ
リソン15がほぼ形成され終わつた状態を、図2(c)
に示してある。これにより、型開き状態の金型24の間
に外層パリソン15及び内層パリソン16が受け入れら
れた状態になる。
【0017】このようにして内層パリソン16の外側を
覆うように外層パリソン15を形成する際、外層パリソ
ン15の内面が内層パリソン16の外面と接触する傾向
を呈する。しかしながら、外層パリソン15及び内層パ
リソン16の内の少なくとも一方の溶融材料に予め滑材
を所定量混入させたことにより、滑材を混入させた外層
パリソン15の内面部又は内層パリソン16の外面部
が、滑材層を一体に形成している。このため、外層パリ
ソン15の内面と内層パリソン16の外面との接触が、
滑材層を介して行なわれることになり、相互の粘着又は
接着が防止され、外層パリソン15及び内層パリソン1
6の形成が支障なく行なわれる。
【0018】シリンダ装置6a内の溶融材料が所定量押
し出され、外層パリソン15が所定長さで形成されたな
ら、外層パリソン15の下端部が内層パリソン16のピ
ンチ部16bよりも若干下位置に達したことを図外の位
置検出器によつて検出・確認する。
【0019】そして、二重容器31を形成するのに必要
な長さの内層パリソン16及び外層パリソン15が多層
ダイヘッド1から押し出されたとき、図2(d)に示す
ように金型24を図外の型締装置によつて型締めし、外
層パリソン15の先端の開口部15aを金型24の型合
わせ面の下部によつてピンチして、ピンチ部15bによ
つて閉じさせると共に、両パリソン15,16の上部1
7を金型24の型合わせ面の上端開口部24aによつて
環状に締め付ける。
【0020】金型24の型合わせ面の上端開口部24a
によつて上部17が締め付けられることにより、内層パ
リソン16は、金型24の上端開口部24aによつて単
独に締め付けられ、外層パリソン15は、その一部が切
除された状態で同じく単独で締め付けられる。
【0021】金型24を締めるのとほぼ同時に、空気流
路19から内層パリソン16の内部に短時間に多量の空
気を供給する。これにより、図2(d)に示すように、
内層パリソン16の上端部(金型24の上端開口部24
aによつて締め付けられる上部17よりも上方)の比較
的軟質な箇所が膨らみ、内層パリソン16に大口径部1
6cが形成される。この大口径部16cは、多層ダイヘ
ッド1から内層パリソン16及び外層パリソン15を切
断・分離する箇所になると共に、後述する吹込ノズル2
6の打ち込み箇所となる。
【0022】次に、所定長さに切断された内層パリソン
16及び外層パリソン15を保持した状態の金型24
を、図2(e)に示すように空気吹込装置25の下方に
移動させると共に、金型24内の空気を吸引して外層パ
リソン15を所定形状の外層部33にバキューム成形す
る。バキューム成形は、金型24に形成した図外の通孔
から金型24の内壁(キャビティ)と外層パリソン15
との間の空気を図外の真空ポンプによつて吸引して行な
うことができる。なお、型締装置は、金型24と一緒に
多層ダイヘッド1と空気吹込装置25との間で移動す
る。外層パリソン15のピンチ部15bの付近には、二
重容器31の通気孔39も形成する。通気孔39は、通
常、金型24の下部からキャビティ内に突出させたピン
によつて外層パリソン15を突き破らせて形成する。
【0023】また、空気吹込装置25によつて内層パリ
ソン16の吹込成形が行なわれる。空気吹込装置25で
は、図2(e)に示すように内層固定ピン27を打ち込
んで内層パリソン16を押さえる。また、切断されて上
方に向けて次第に拡径する大口径部16cに、吹込ノズ
ル26を打ち込み、内層パリソン16及び外層パリソン
15の上端部を切除すると共に、内層パリソン16の吹
込成形を行なう。内層パリソン16の吹込成形に際し、
外層パリソン15との間の空気が通気孔39から外部に
流出する。
【0024】かくして、外層パリソン15によつて二重
容器31の外層部33が成形され、内層パリソン16に
よつて二重容器31の内層部34が成形され、十分に冷
却されたなら、金型24を型開きして成形された二重容
器31を取り出す。上記作動の繰り返しにより、二重容
器31が次々に成形される。
【0025】二重容器31は、前述したように口部37
に蓋体36及び抽出ポンプ38を取り付けて使用に供さ
れる。内容物の消費により、外層部33の内部には、通
気孔39からの空気が流入する。
【0026】ところで、上記実施の形態にあつては、内
層用押出機9から連続供給される溶融材料によつて内層
パリソン16を形成し、シリンダ装置6aから間欠的に
供給される溶融材料によつて外層パリソン15を形成し
たが、内・外層パリソン16,15の両者を、間欠的に
供給される溶融材料によつて形成することも可能であ
り、また、連続供給される溶融材料によつて形成するこ
とも理論上は可能である。
【0027】また、二重容器31の内層部34ひいては
内層パリソン16が複数層をなしている場合には、内層
パリソン16の外側層を形成する溶融材料に滑材を添加
し、内層パリソン16の外面部と外層パリソン15の内
面部との間に、滑材層を介在させることができる。ま
た、外層部33ひいては外層パリソン15が複数層をな
している場合には、外層パリソン15の内側層を形成す
る溶融材料に滑材を添加し、内層パリソン16の外面部
と外層パリソン15の内面部との間に、滑材層を介在さ
せることができる。
【0028】更に、外層パリソン15の内側に内層パリ
ソン16を受け入れた状態で、内層パリソン16の外面
部と外層パリソン15の内面部との間に滑材層を介在さ
せれば、滑材層によつて内・外層パリソン16,15の
接着が防止される。従つて、図1に示す円筒状部材3に
滑材を導入する通路を形成し、外層用ノズル13と内層
用ノズル14との間から滑材を噴霧させ、滑材を内層パ
リソン16の外面部及び外層パリソン15の内面部の内
の少なくとも一方の表面に薄層をなすように付着させ
て、滑材層を形成することも可能である。その場合、外
層パリソン15を形成する溶融材料、及び内層パリソン
16を形成する溶融材料のいずれにも、滑材を予め混入
させておく必要はない。
【0029】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る中空成形機によるパリソン成形方法によれ
ば、次の効果を奏することができる。請求項1の発明に
よれば、内層パリソンの外面部と外層パリソンの内面部
との間に、滑材層が介在しているので、内層パリソンが
局部的に膨らんだり、振動を受けるなどして多少曲がつ
たりして、外層パリソンの内面に接触した場合であつて
も、内・外層パリソンの接着が防止される。その結果、
内・外層パリソンが接着した状態となり、その後の内・
外層パリソンの成形が阻害されるという不具合を解消す
ることができる。
【0030】加えて、外層パリソンの内面が内層パリソ
ンの外面と接触することを恐れることなく、内・外層パ
リソンの間隔を小さく設定することができる。これによ
り、内・外層パリソンの間の空気が良好に排出されるよ
うになり、内層部と外層部との間に気泡が残つた状態の
二重容器の形成が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態に係る中空成形機によ
るパリソン成形方法に使用する中空成形機の要部を示す
断面図。
【図2】 同じく二重容器の製造工程を断面で示す説明
図。
【図3】 同じく二重容器を示す断面図。
【符号の説明】
1:多層ダイヘッド、13:外層用ノズル、14:内層
用ノズル、15:外層パリソン、15a:開口部、15
b:ピンチ部、16:内層パリソン、16b:ピンチ
部、16c:大口径部、19:空気流路、25:空気吹
込装置、26:吹込ノズル、31:二重容器、32:容
器本体、33:外層部、34:内層部、35:底部、3
7:口部、39:通気孔。
フロントページの続き (72)発明者 加藤 高明 神奈川県横浜市金沢区福浦2丁目2番1号 株式会社日本製鋼所内 Fターム(参考) 4F202 AB07 AG03 AG07 AH55 CA15 CB22 CM68 4F208 AB07 AG07 AH55 LA08 LB22 LG01 LG06 LG26

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空成形機(1)から筒状をなして押し
    出される内層パリソン(16)の下端部及び外層パリソ
    ン(15)の下端部をピンチ部(16b,15b)によ
    つて挟み付けた後に、内層パリソン(16)によつて内
    層部(34)を形成し、外層パリソン(15)によつて
    外層部(33)を形成し、内・外層部(34,33)の
    間がはく離する二重容器(31)を成形する中空成形機
    によるパリソン成形方法であつて、外層パリソン(1
    5)の内側に内層パリソン(16)が位置するように、
    内層パリソン(16)及び外層パリソン(15)が中空
    成形機(1)から押し出される際、内層パリソン(1
    6)の外面部と外層パリソン(15)の内面部との間
    に、滑材層が介在していることを特徴とする中空成形機
    によるパリソン成形方法。
  2. 【請求項2】 前記滑材層が、滑材を含む合成樹脂によ
    つて外層パリソン(15)及び内層パリソン(16)の
    内の少なくとも一方と一体をなしていることを特徴とす
    る請求項1の中空成形機によるパリソン成形方法。
  3. 【請求項3】 前記滑材層が、内層パリソン(16)の
    外面部及び外層パリソン(15)の内面部の内の少なく
    とも一方の表面に付着する滑材によつて形成されている
    ことを特徴とする請求項1の中空成形機によるパリソン
    成形方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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