JP2000158381A - ケーブル切断機 - Google Patents

ケーブル切断機

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JP2000158381A
JP2000158381A JP33558698A JP33558698A JP2000158381A JP 2000158381 A JP2000158381 A JP 2000158381A JP 33558698 A JP33558698 A JP 33558698A JP 33558698 A JP33558698 A JP 33558698A JP 2000158381 A JP2000158381 A JP 2000158381A
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cutting
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conductor
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JP33558698A
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Toshihiro Makino
利廣 牧野
Masayuki Tan
正之 丹
Masaru Hirota
勝 廣田
Toshiyuki Inoue
俊行 井上
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TOYO JUKI KOGYO KK
Fujikura Ltd
Original Assignee
TOYO JUKI KOGYO KK
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中心部分の硬質な導体と外周部分の軟質な被
覆体とを有するCVケーブル等を、切粉を飛散させず
に、切断面が平坦になるように切断する。 【解決手段】 相対的に摺動する2枚の切断ブレード1
0、20の刃部(楔部14、24)の両横外側に、CV
ケーブル100の外径に対応した間隔で上下に伸延した
内側面を有する外周面拘束用凸部16、26を設ける。
CVケーブル100の切断時に、外周面拘束用凸部1
6、26によりCVケーブル100を外周横側から拘束
する(a〜c)。切断ブレード10、20の刃部に、C
Vケーブル100の導体101の外径に対応した半円凹
形の刃先中央部11、21と、横外方に傾斜した直線状
の刃先横側部12、22とを設ける。刃先11、12、
21、22により被覆体102を外周側から拘束してし
つつ切断した後(a〜b)、刃先中央部11、21によ
り導体101を外周側から拘束しつつ切断する(b〜
c)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中心部分の比較的
硬質な導体と外周部分の比較的軟質な被覆体とを有する
CVケーブル、OFケーブル等のケーブルを、製造時、
接続組立時等に切断するケーブル切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】CVケーブルは、中心部分の硬質な導体
と外周部分の軟質な被覆体(絶縁体)とを有しており、
例えば、中心部分に銅等からなる導体が設けられ、その
外周側にPVC等からなる内層部が設けられ、その外周
側に銅等からなるワイヤーシールドが設けられ、その外
周側にPE等からなる外層部が設けられている。そし
て、CVケーブルを長手方向に対して垂直方向へ切断す
るには、所謂ギロチンカッターは使用されず、通常は、
帯鋸(バンドソー)等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の所謂ギロチンカ
ッターは、相対的に摺動する2枚の切断ブレードの刃先
が直線状に形成されており、これを使用してCVケーブ
ルを切断すると、切断時に、切断箇所の断面形状が大き
く変形して円形を保てないため、切断面が平坦にならず
(例えば、導体の切断面が突起状、半月形段差状にな
る、内外層部の切断面が半月形段差状になる、バリが出
る等)、その後の作業(PE剥取作業、PVC外形出し
作業、端末キャップ取付作業等)で支障をきたすという
問題があった。従って、CVケーブルを切断するには、
通常は帯鋸等が使用されているが、帯鋸を使用して切断
すると、鋸刃から多量の切粉が飛散し、ケーブルの製造
時に切粉が製品の中に混入して不良品の原因となる等の
問題がある。また、ケーブルの接続時には、切粉を飛散
させることが、法規制により禁止される動向にある。
【0004】本発明は、このような問題に鑑み、中心部
分の硬質な導体と外周部分の軟質な被覆体とを有するC
Vケーブル等のケーブルを、切粉を飛散させずに、切断
面が平坦になるように切断することができるケーブル切
断機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、中心部分の比較的硬質な導体と外周部分の比較的軟
質な被覆体とを有するケーブルを挟んでケーブルの長手
方向に対して垂直方向へ相対的に摺動する2枚の切断ブ
レードが備えられ、切断ブレードには、切断ブレードの
移動によりケーブルに食い込んでケーブルを切断する刃
部が設けられたケーブル切断機において、少なくとも一
方の切断ブレードの刃部の刃先は、ケーブルを外周側か
ら拘束して変形を抑制しつつケーブルに食い込むよう
に、横外方に拡開した凹形に形成され、切断ブレードの
刃部の両横外側には、ケーブルを外周横側から拘束して
変形を抑制するように、ケーブルの外径に対応した間隔
で切断ブレードの移動方向と平行に伸延した内側面を有
する外周面拘束用凸部が設けられた構成となっている。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、2枚の切
断プレートを摺動させてケーブルを切断することによっ
て、帯鋸等で切断する場合のように多量の切粉を発生さ
せずに、ケーブルを切断することができると共に、切断
ブレードの刃先が横外方に拡開した凹形に形成され、更
に、切断ブレードの刃部の両横外側に外周面拘束用凸部
が設けられているので、ケーブルを切断時に外周側から
拘束することができ、従って、ケーブルの切断時の変形
を抑制して、ケーブルの切断面を平坦にすることができ
る。
【0007】また、請求項2に記載の発明においては、
少なくとも一方の切断ブレードの刃部の刃先は、中央部
分の刃先中央部とその両横外側部分の刃先横側部とから
なり、刃先中央部は、ケーブルの被覆体が切断された後
に導体を外周側から拘束して変形を抑制しつつ導体に食
い込むように、導体の外径に対応した円弧形の凹形に形
成され、刃先横側部は、被覆体を外周側から拘束して変
形を抑制しつつ被覆体に食い込むように、傾斜した直線
状又はケーブルの外径以上の曲率半径の曲線状に形成さ
れている。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、切断ブレ
ードの刃先中央部がケーブルの導体に対応した凹形に形
成されているので、ケーブルの軟質な被覆体を切断した
後に硬質な導体を切断することになって、被覆体の切断
時に被覆体に大きな切断荷重が掛からず、また、切断ブ
レードの刃先横側部が横外方に傾斜した直線状等に形成
されているので、被覆体を切断時に外周側から拘束する
ことができ、従って、軟質な被覆体の切断時の変形を確
実に抑制して、被覆体の切断面を平坦にすることができ
る。また、切断ブレードの刃先中央部がケーブルの導体
に対応した円弧形の凹形に形成されているので、導体を
切断時に外周側から拘束することができ、従って、導体
の切断時の変形を抑制して、導体の切断面を平坦にする
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
るケーブル切断機の正面図であり、図2は、図1中の切
断ブレードの拡大図である。図3は、図1のケーブル切
断機によるケーブルの切断過程を示す正面図であり、図
4は、図3の拡大縦断面図である。
【0010】本発明の実施の形態に係るケーブル切断機
には、図1に示すように、縦向平板状の固定切断ブレー
ド10と縦向平板状の可動切断ブレード20とが備えら
れている。固定切断ブレード10の下縁部分には、横向
平板状のベースプレート1がボルト締結されており、固
定ブレード10の左右両縁上側部分には、縦向柱状のフ
レーム3、3が上方に突出してボルト締結されている。
そして、フレーム3、3の上端部分には、横向桁状のヨ
ーク5がボルト締結されており、ヨーク5の中央部分に
は、油圧シリンダー7が固定されている。そして、可動
切断ブレード20は、固定切断ブレード10に対して摺
動する形で上下に移動するように、フレーム3、3間に
左右両縁部分をスライド自在に支持されており、可動切
断ブレード20の上端部分は、油圧シリンダー7のラム
7aにピン7bを介して接続されている。
【0011】図2、4に示すように、切断ブレード1
0、20の相互の摺動面19、29は、互いに平行な縦
向平面状(平坦)に形成されており、切断ブレード1
0、20が円滑に摺動するように、固定切断ブレード1
0の摺動面19側の左右両横側上端部分には、上端側が
肉薄になるように傾斜した逃げ面19a、19aが設け
られ、可動切断ブレード20の摺動面29側の左右両横
側下端部分には、下端側が肉薄になるように傾斜した逃
げ面29a、29aが設けられている。なお、切断ブレ
ード10、20は、例えば、ダイス鋼(SKD11、硬
度Hs50〜55)により形成される。
【0012】そして、固定切断ブレード10の上縁側に
は、刃先中央部11、刃先横側部12、12、楔部14
からなる刃部が設けられている。刃先中央部11は、固
定切断ブレード10の中央部分の上縁に、上向に開いた
半円形(円弧形)の凹形に形成されており、刃先中央部
11の内径は、CVケーブル100の中心部分の円形断
面の導体101の外径より稍大きくなっている。刃先横
側部12、12は、刃先中央部11の左右両横外側の上
縁に、刃先中央部11の左右両端から連続して上横外方
に拡開する形で傾斜した直線状に形成されており、刃先
中央部11と刃先横側部12、12との境界部分は、横
内上方に突出した凸形に形成されている。また、楔部1
4は、刃先11、12、12の下側に、上側部分(刃先
11、12、12側部分)よりも下側部分が徐々に肉厚
になるように、摺動面19の反対面が傾斜したテーパー
状の縦断面形状に形成されている。
【0013】また、固定切断ブレード10の摺動面19
の反対面には、楔部14(刃部)の両横外側及び下側
に、摺動面19の反対側へ楔部14よりも突出した(楔
部14よりも肉厚な)外周面拘束用凸部16、16、1
7が、楔部14の両横外側および下側を包囲するように
連続して設けられている。両横外側の外周面拘束用凸部
16、16の内側縁は、CVケーブル100の外径と略
同一の間隔で上下に伸延した直線状に形成され、下側の
外周面拘束用凸部17の内周縁は、CVケーブル100
の外径と略同一の内径の半円状に形成され、外周面拘束
用凸部16、16、17の内側面、内周面は、摺動面1
9に対して垂直に形成されている。
【0014】同様に、可動切断ブレード20の下縁側に
は、刃先中央部21、刃先横側部22、22、楔部24
からなる刃部が設けられている。刃先中央部21は、可
動切断ブレード20の中央部分の下縁に、下向に開いた
半円形(円弧形)の凹形に形成されており、刃先中央部
21の内径は、CVケーブル100の中心部分の円形断
面の導体101の外径より稍大きくなっている。刃先横
側部22、22は、刃先中央部21の左右両横外側の下
縁に、刃先中央部21の左右両端から連続して下横外方
に拡開する形で傾斜した直線状に形成されており、刃先
中央部21と刃先横側部22、22との境界部分は、横
内下方に突出した凸形に形成されている。また、楔部2
4は、刃先21、22、22の上側に、下側部分(刃先
21、22、22側部分)よりも上側部分が徐々に肉厚
になるように、摺動面29の反対面が傾斜したテーパー
状の縦断面形状に形成されている。
【0015】また、可動切断ブレード20の摺動面29
の反対面には、楔部24(刃部)の両横外側及び上側
に、摺動面29の反対側へ楔部24よりも突出した(楔
部24よりも肉厚な)外周面拘束用凸部26、26、2
7が、楔部24の両横外側および上側を包囲するように
連続して設けられている。両横外側の外周面拘束用凸部
26、26の内側縁は、CVケーブル100の外径と略
同一の間隔で上下に伸延した直線状に形成され、上側の
外周面拘束用凸部27の内周縁は、CVケーブル100
の外径と略同一の内径の半円状に形成され、外周面拘束
用凸部26、26、27の内側面、内周面は、摺動面2
9に対して垂直に形成されている。また、両横側の外周
面拘束用凸部26、26の下端部分は、刃先横側部2
2、22の下端よりも下方に突出している。
【0016】また、固定切断ブレード10には、CVケ
ーブル100の重量が油圧ジャッキ9による切断荷重に
加えて掛かるため、固定切断ブレード10の楔部14
(刃部)の傾斜角は、可動切断ブレード20の楔部24
(刃部)の傾斜角よりも大きく形成されている。従っ
て、可動切断ブレード20の楔部24は固定切断ブレー
ド10の楔部14よりも上下に長く大面積に形成されて
おり、可動切断ブレード20の両横側の外周面拘束用凸
部26、26は、固定切断ブレード10の両横側の外周
面拘束用凸部16、16よりも上下に長く形成されてい
る。
【0017】なお、切断ブレード10、20の刃先1
1、12、12、21、22、22は、摺動面19、2
9に対して垂直で、厚さ2〜3mm程度に形成すること
が好ましい。刃先11、12、12、21、22、22
の厚さを過大にすると、CVケーブル100の外周部分
の軟質な被覆体102の切断時に被覆体102の変形が
大きくなり、刃先11、21の厚さを過小にすると、C
Vケーブル100の中心部分の硬質な導体101の切断
時に刃先11、21が損傷(刃こぼれ)する等の問題が
でる。また、外周面拘束用凸部16、16、17、2
6、26、27の最小突出量(外周面拘束用凸部16、
16、17、26、26、27の肉厚と楔部14、24
の外周縁の最大肉厚部分との肉厚の差)は、2〜3mm
程度が好ましい。
【0018】このように構成されるケーブル切断機によ
り、中心部分の硬質な(銅等からなる)導体101と外
周部分の軟質な(PVC、PE等からなる)被覆体10
2とを有するCVケーブル100を長手方向に対して垂
直に切断するには、図3(a)、図4(a)に示すよう
に、可動切断ブレード20を上方に移動させた状態で、
固定切断ブレード10と可動切断ブレード20との間
に、CVケーブル100を長手方向が摺動面19、29
に対して垂直になるように挿入する。そして、図3(a
〜c)、図4(a〜c)に示すように、油圧シリンダー
7(図1参照)により可動切断ブレード20を下方へ駆
動し、可動切断ブレード20を固定切断ブレード10に
対して摺動させて、CVケーブル100の下側部分に固
定切断ブレード10の刃部(刃先11、12、12、楔
部14)を食い込ませ、CVケーブル100の上側部分
に可動切断ブレード20の刃部(刃先21、22、2
2、楔部24)を食い込ませるようにして、CVケーブ
ル100を切断する。
【0019】CVケーブル100の切断に際しては、ま
ず、図3(a〜b)、図4(a〜b)に示すように、C
Vケーブル100の外周両側面が切断ブレード10、2
0の外周面拘束用凸部16、16、26、26に当接し
てCVケーブル100が外周両横側から拘束された状態
で、外周部分の被覆体102に、刃先横側部12、1
2、22、22が被覆体102を外周側から拘束しつつ
食い込み、更に、刃先中央部11、21が被覆体102
に食い込むようにして、中心部分の導体101を残して
軟質な被覆体102のみが比較的小さな切断荷重で切断
される。次に、図3(b〜c)、図4(b〜c)に示す
ように、導体101に、刃先中央部11、21が、導体
101を外周側から拘束しつつ食い込むようにして、残
った硬質な導体101が比較的大きな切断荷重で切断さ
れる。
【0020】従って、CVケーブル100の外周部分の
軟質な被覆体102の切断に際しては、切断荷重が比較
的小さいと共に、被覆体102が外周面拘束用凸部1
6、16、26、26、刃先横側部12、12、22、
22により外周側から拘束されるため、被覆体102の
変形を抑制することができ、被覆体102の切断面を凹
凸の小さい略平面状に(平坦に)することができる。ま
た、中心部分の硬質な導体101の切断に際しては、導
体101が刃先中央部11、21により外周側から拘束
されるため、導体101の変形を防止することができ、
導体101の切断面を凹凸の小さい略平面状に(平坦
に)することができると共に、切屑の発生を防止するこ
とができる。
【0021】以上、本発明の実施の形態について述べた
が、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではな
い。例えば、上述の実施の形態では、切断されるケーブ
ルがCVケーブルである場合について述べたが、切断さ
れるケーブルはOFケーブル等でもよい。切断されるケ
ーブルがOFケーブルの場合には、導体の中心側の空隙
(油通路スパイラル管内)にその空隙に対応した外径の
中詰部材を挿入して、ケーブルを中詰部材ごと切断する
ことによって、切断時に導体を内周側からも拘束して導
体の変形を抑制することができる。なお、中詰部材は、
導体と同一の材料(銅、アルミニウム等)により形成
し、ケーブルの切断後に、切断された中詰部材を導体の
中心側の空隙から引き出すようにして取り出す。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、2枚の
切断プレートを摺動させてケーブルを切断することによ
って、帯鋸等で切断する場合のように多量の切粉を発生
させずに、ケーブルを切断することができると共に、切
断ブレードの刃先が横外方に拡開した凹形に形成され、
更に、切断ブレードの刃部の両横外側に外周面拘束用凸
部が設けられているので、ケーブルを切断時に外周側か
ら拘束することができ、従って、ケーブルの切断時の変
形を抑制して、ケーブルの切断面を平坦にすることがで
きる。
【0023】また、請求項2に記載の発明によれば、切
断ブレードの刃先中央部がケーブルの導体に対応した凹
形に形成されているので、ケーブルの軟質な被覆体を切
断した後に硬質な導体を切断することになって、被覆体
の切断時に被覆体に大きな切断荷重が掛からず、また、
切断ブレードの刃先横側部が横外方に傾斜した直線状等
に形成されているので、被覆体を切断時に外周側から拘
束することができ、従って、軟質な被覆体の切断時の変
形を確実に抑制して、被覆体の切断面を平坦にすること
ができる。また、切断ブレードの刃先中央部がケーブル
の導体に対応した円弧形の凹形に形成されているので、
導体を切断時に外周側から拘束することができ、従っ
て、導体の切断時の変形を抑制して、導体の切断面を平
坦にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るケーブル切断機の正
面図である。
【図2】図1中の切断ブレードの拡大図である。
【図3】図1のケーブル切断機によるケーブルの切断過
程を示す正面図である。
【図4】図3の拡大縦断面図である。
【符号の説明】 1 ベースプレート 3 ステー 5 ヨーク 7 油圧シリンダー 7a ラム 7b ピン 10 固定切断ブレード 11 刃先中央部(刃部) 12 刃先横側部(刃部) 14 楔部(刃部) 16、17 外周面拘束用凸部 19 摺動面 19a 逃げ面 20 可動切断ブレード 21 刃先中央部(刃部) 22 刃先横側部(刃部) 24 楔部(刃部) 26、27 外周面拘束用凸部 29 摺動面 29a 逃げ面
フロントページの続き (72)発明者 丹 正之 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 廣田 勝 東京都江東区冬木18番5号 東洋重機工業 株式会社 (72)発明者 井上 俊行 東京都江東区冬木18番5号 東洋重機工業 株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部分の比較的硬質な導体と外周部分
    の比較的軟質な被覆体とを有するケーブルを挟んで前記
    ケーブルの長手方向に対して垂直方向へ相対的に摺動す
    る2枚の切断ブレードが備えられ、少なくとも一方の前
    記切断ブレードには、前記切断ブレードの移動により前
    記ケーブルに食い込んで前記ケーブルを切断する刃部が
    設けられたケーブル切断機において、前記切断ブレード
    の前記刃部の刃先は、前記ケーブルを外周側から拘束し
    て変形を抑制しつつ前記ケーブルに食い込むように、横
    外方に拡開した凹形に形成され、前記切断ブレードの前
    記刃部の両横外側には、前記ケーブルを外周横側から拘
    束して変形を抑制するように、前記ケーブルの外径に対
    応した間隔で前記切断ブレードの移動方向と平行に伸延
    した内側面を有する外周面拘束用凸部が設けられたケー
    ブル切断機。
  2. 【請求項2】 少なくとも一方の前記切断ブレードの前
    記刃部の刃先は、中央部分の刃先中央部とその両横外側
    部分の刃先横側部とからなり、前記刃先中央部は、前記
    ケーブルの前記被覆体が切断された後に前記導体を外周
    側から拘束して変形を抑制しつつ前記導体に食い込むよ
    うに、前記導体の外径に対応した凹形に形成され、前記
    刃先横側部は、前記ケーブルの前記被覆体を外周側から
    拘束して変形を抑制しつつ前記被覆体に食い込むよう
    に、横外方に傾斜した直線状又は前記ケーブルの外径以
    上の曲率半径の曲線状に形成された請求項1に記載のケ
    ーブル切断機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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