JP2000157557A - 歯科用マイクロエンジンハンドピ―ス - Google Patents
歯科用マイクロエンジンハンドピ―スInfo
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マイクロモータにおけるステータコイルの巻
線を容易にすること。 【解決手段】 ステータは積層コア部1、ヨーク部2、
コイル3から成り、図1(A)に平面図、図1(B),
図1(C)にコア部(図1(B))とヨーク部(図1
(C))を分解して示す。コア部1とヨーク部2とが分
解可能に構成されているので、図1(B)に示すよう
に、内側の積層コア部1を接着剤4或いは治具等によっ
て固定し、外側から巻線3を施して、巻線後、該コア部
1を外側のヨーク部2内に嵌合して、ステータを構成す
る。
線を容易にすること。 【解決手段】 ステータは積層コア部1、ヨーク部2、
コイル3から成り、図1(A)に平面図、図1(B),
図1(C)にコア部(図1(B))とヨーク部(図1
(C))を分解して示す。コア部1とヨーク部2とが分
解可能に構成されているので、図1(B)に示すよう
に、内側の積層コア部1を接着剤4或いは治具等によっ
て固定し、外側から巻線3を施して、巻線後、該コア部
1を外側のヨーク部2内に嵌合して、ステータを構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用マイクロエ
ンジンハンドピース、より詳細には、歯科治療において
歯牙の切削等に用いるマイクロエンジンハンドピースの
改良に係り、特に、マイクロモータをヘッドケース内に
組み込んだ構造のマイクロエンジンハンドピースにおけ
るマイクロモータのステータ巻線の改良に関する。
ンジンハンドピース、より詳細には、歯科治療において
歯牙の切削等に用いるマイクロエンジンハンドピースの
改良に係り、特に、マイクロモータをヘッドケース内に
組み込んだ構造のマイクロエンジンハンドピースにおけ
るマイクロモータのステータ巻線の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、ヘッドケース内にマイクロモー
タを組み込んだ従来のマイクロエンジンハンドピースの
一例を説明するための要部分解断面図で、図中、10は
マイクロエンジンハンドピースのヘッドケース、11は
該ヘッドケース10内に挿脱自在に収納されるステータ
(ステータヨーク11には、実際には、周知のように、
ステータコイルが巻回されてステータを構成しており、
該ステータコイルに供給される電流によって回転(又は
交番)磁界が発生される。ここでは、11をステータと
呼ぶことにする)、12は該ステータ11内に挿脱自在
に挿入され、該ステータ11によって発生される回転
(又は交番)磁界によって回転されるロータ、13は前
記ヘッドケース10に螺合される蓋部材で、ヘッドケー
ス10内にステータ11、ロータ12を収納した後、該
蓋部材13のネジ13aをヘッドケース10のネジ10
aに螺合すると、ロータ12の下部ベアリング12bの
アウターレースがヘッドケース10内のOリング10b
によって支持固定され、上部ベアリング12aのアウタ
ーレースが蓋部材13のOリング13bによって支持固
定され、これらベアリング12a,12bのインナーレ
ースに固定された回転軸12cが回転可能に支持され
る。
タを組み込んだ従来のマイクロエンジンハンドピースの
一例を説明するための要部分解断面図で、図中、10は
マイクロエンジンハンドピースのヘッドケース、11は
該ヘッドケース10内に挿脱自在に収納されるステータ
(ステータヨーク11には、実際には、周知のように、
ステータコイルが巻回されてステータを構成しており、
該ステータコイルに供給される電流によって回転(又は
交番)磁界が発生される。ここでは、11をステータと
呼ぶことにする)、12は該ステータ11内に挿脱自在
に挿入され、該ステータ11によって発生される回転
(又は交番)磁界によって回転されるロータ、13は前
記ヘッドケース10に螺合される蓋部材で、ヘッドケー
ス10内にステータ11、ロータ12を収納した後、該
蓋部材13のネジ13aをヘッドケース10のネジ10
aに螺合すると、ロータ12の下部ベアリング12bの
アウターレースがヘッドケース10内のOリング10b
によって支持固定され、上部ベアリング12aのアウタ
ーレースが蓋部材13のOリング13bによって支持固
定され、これらベアリング12a,12bのインナーレ
ースに固定された回転軸12cが回転可能に支持され
る。
【0003】回転軸12cには、周知のように、磁石1
2dが一体的に取り付けられており、ステータ11によ
って回転(又は交番)磁界が発生された時に、該回転
(又は交番)磁界につれて回転される。また、回転軸1
2c内にはチャック片12eが螺合されており、蓋部材
13に設けられた穴13cを通して治具を挿入し、該治
具にて該チャック片12eを回転することにより、チャ
ック片12eが開き、その状態で切削具を回転軸12c
を通してチャック片12e内に挿入し、その状態で、チ
ャック片12eを前記と逆の方向に回転すると、チャッ
ク片12eが閉じ、切削具を固定することができる。
2dが一体的に取り付けられており、ステータ11によ
って回転(又は交番)磁界が発生された時に、該回転
(又は交番)磁界につれて回転される。また、回転軸1
2c内にはチャック片12eが螺合されており、蓋部材
13に設けられた穴13cを通して治具を挿入し、該治
具にて該チャック片12eを回転することにより、チャ
ック片12eが開き、その状態で切削具を回転軸12c
を通してチャック片12e内に挿入し、その状態で、チ
ャック片12eを前記と逆の方向に回転すると、チャッ
ク片12eが閉じ、切削具を固定することができる。
【0004】ヘッドケース10の下部には、水回路14
aを有するカバー部材14が、ヘッドケース10の下部
に設けられたネジ10cと螺合するネジ15aを有する
ネジ部材15によって固定される。
aを有するカバー部材14が、ヘッドケース10の下部
に設けられたネジ10cと螺合するネジ15aを有する
ネジ部材15によって固定される。
【0005】上述のようにして、ヘッドケース10内に
は、ステータ11及びロータ12から成るマイクロモー
タが収納され、該ヘッドケースの下部には、切削具によ
る切削箇所を冷却するための水を噴射する噴水孔を有す
るカバー部材14が固定され、これによって、マイクロ
モータ内蔵のヘッドが構成されている。
は、ステータ11及びロータ12から成るマイクロモー
タが収納され、該ヘッドケースの下部には、切削具によ
る切削箇所を冷却するための水を噴射する噴水孔を有す
るカバー部材14が固定され、これによって、マイクロ
モータ内蔵のヘッドが構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5は、上述のごとき
マイクロエンジンハンドピースに用いられるマイクロモ
ータのステータヨークの一例を示す平面図(図4に示し
たステータヨーク11の平面図)で、該ステータヨーク
11は、図示のように、内側に複数のスロット11a及
びコイルスペース11bが設けられている積層コアから
成っており、該スロットコイルスペース11b内にステ
ータコイル11cが設けられている。斯様なステータを
製作する場合、従来、予め巻回しておいたコイル11c
を、スロット11aを通してコイルスペース11bに挿
入するようにしているが、歯科治療用のマイクロエンジ
ンハンドピースに用いるマイクロモータのような小さな
モータでは、ステータヨークも小さく、このような小さ
なコアに対しては、上述のような作業をすることは非常
に困難である。
マイクロエンジンハンドピースに用いられるマイクロモ
ータのステータヨークの一例を示す平面図(図4に示し
たステータヨーク11の平面図)で、該ステータヨーク
11は、図示のように、内側に複数のスロット11a及
びコイルスペース11bが設けられている積層コアから
成っており、該スロットコイルスペース11b内にステ
ータコイル11cが設けられている。斯様なステータを
製作する場合、従来、予め巻回しておいたコイル11c
を、スロット11aを通してコイルスペース11bに挿
入するようにしているが、歯科治療用のマイクロエンジ
ンハンドピースに用いるマイクロモータのような小さな
モータでは、ステータヨークも小さく、このような小さ
なコアに対しては、上述のような作業をすることは非常
に困難である。
【0007】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、特に、マイクロモータにおけるステータコ
イルの巻線を容易にすることを目的としてなされたもの
である。
れたもので、特に、マイクロモータにおけるステータコ
イルの巻線を容易にすることを目的としてなされたもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ヘッ
ドケース内に挿脱可能にかつ回転自在に配設されかつ内
部に切削具固定用のチャック機構を有するロータと、前
記ヘッドケース内に挿脱可能にかつ前記ロータの回転周
面に対向して配設された駆動コイルを有するステータと
を有する歯科用マイクロエンジンハンドピースにおい
て、前記ステータは、円筒状のヨークと、該ヨーク内に
嵌合される積層コアと、該積層コアのポール上に巻回さ
れた駆動コイルよりなることを特徴としたものである。
ドケース内に挿脱可能にかつ回転自在に配設されかつ内
部に切削具固定用のチャック機構を有するロータと、前
記ヘッドケース内に挿脱可能にかつ前記ロータの回転周
面に対向して配設された駆動コイルを有するステータと
を有する歯科用マイクロエンジンハンドピースにおい
て、前記ステータは、円筒状のヨークと、該ヨーク内に
嵌合される積層コアと、該積層コアのポール上に巻回さ
れた駆動コイルよりなることを特徴としたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記積層コアの各コアは、前記ポールが一体
形成された弧状の複数のコア片からなり、該複数のコア
片が接着剤又は治具にて接合されて環状コアを形成して
いることを特徴としたものである。
において、前記積層コアの各コアは、前記ポールが一体
形成された弧状の複数のコア片からなり、該複数のコア
片が接着剤又は治具にて接合されて環状コアを形成して
いることを特徴としたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記積層コアは、前記ポールが一体形成され
た弧状のコア片を多数枚積層した積層コア片群を複数有
し、これら複数の積層コア片群が接着剤又は治具にて接
合されて環状の積層コアを形成していることを特徴とし
たものである。
において、前記積層コアは、前記ポールが一体形成され
た弧状のコア片を多数枚積層した積層コア片群を複数有
し、これら複数の積層コア片群が接着剤又は治具にて接
合されて環状の積層コアを形成していることを特徴とし
たものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記積層コアの層は、前記ポールが一体形成
された弧状の複数のコア片から成り、各コア片が周方向
に所定の間隔をもって円環状に配列された層と、該複数
のコア片をもって形成される円環状の層と同一形状の一
体形成された円環状コアとから成り、前記積層コアは、
前記複数のコア片から構成される層の多数層と該多数層
間に挿入された前記円環状コアの少数層とから成ること
を特徴としたものである。
において、前記積層コアの層は、前記ポールが一体形成
された弧状の複数のコア片から成り、各コア片が周方向
に所定の間隔をもって円環状に配列された層と、該複数
のコア片をもって形成される円環状の層と同一形状の一
体形成された円環状コアとから成り、前記積層コアは、
前記複数のコア片から構成される層の多数層と該多数層
間に挿入された前記円環状コアの少数層とから成ること
を特徴としたものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記積層コアの層は、前記ポールが一体形成
された弧状の複数のコア片から成り、各コア片が周方向
に所定の間隔をもって円環状に配列された層と、該複数
のコア片をもって形成される円環状の層と同一内径の円
環状コアとから成り、前記積層コアは、前記複数のコア
片から構成される層の多数層と該多数層間に挿入された
前記円環状コアの少数層とから成ることを特徴としたも
のである。
において、前記積層コアの層は、前記ポールが一体形成
された弧状の複数のコア片から成り、各コア片が周方向
に所定の間隔をもって円環状に配列された層と、該複数
のコア片をもって形成される円環状の層と同一内径の円
環状コアとから成り、前記積層コアは、前記複数のコア
片から構成される層の多数層と該多数層間に挿入された
前記円環状コアの少数層とから成ることを特徴としたも
のである。
【0013】請求項6の発明は、請求項4又は5に記載
の発明において、前記円環状のコアが非磁性体であるこ
とを特徴としたものである。
の発明において、前記円環状のコアが非磁性体であるこ
とを特徴としたものである。
【0014】請求項7の発明は、請求項4乃至6のいず
れかに記載の発明において、前記積層コアの両端面に前
記円環状コアを有することを特徴としたものである。
れかに記載の発明において、前記積層コアの両端面に前
記円環状コアを有することを特徴としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるステータの
一実施例を説明するための図で、図中、1は積層コア
部、2は円筒のヨーク部、3はコイルを示し(なお、コ
ア部の構成を明確に示すために、1箇所コイルを省略し
て示してある)、図1(A)は本発明によるステータの
平面図、図1(B),図1(C)は図1(A)に示した
コア部とヨーク部を分解して示す平面図で、図1(B)
はコア部1の平面図、図1(C)はヨーク部2の平面図
である。
一実施例を説明するための図で、図中、1は積層コア
部、2は円筒のヨーク部、3はコイルを示し(なお、コ
ア部の構成を明確に示すために、1箇所コイルを省略し
て示してある)、図1(A)は本発明によるステータの
平面図、図1(B),図1(C)は図1(A)に示した
コア部とヨーク部を分解して示す平面図で、図1(B)
はコア部1の平面図、図1(C)はヨーク部2の平面図
である。
【0016】図1において、積層コア部1は、ポール部
1aを有する複数のコア片11,12,13にて円環状の
積層コア1を構成しているが、その場合、コア片11,
12,13は、それぞれ多数枚のコア片を重ねてコア片群
11,12,13を形成し、その後、これらブロック11,
12,13を接着剤或いは治具を用いて積層コア部1とし
て一体形成してもよいが、1枚1枚のコア片11,12,
13を接着剤、或いは治具4等で接合して円環状のコア
を作成し、この円環状のコアを積層して積層コア部1を
構成するようにしてもよい。
1aを有する複数のコア片11,12,13にて円環状の
積層コア1を構成しているが、その場合、コア片11,
12,13は、それぞれ多数枚のコア片を重ねてコア片群
11,12,13を形成し、その後、これらブロック11,
12,13を接着剤或いは治具を用いて積層コア部1とし
て一体形成してもよいが、1枚1枚のコア片11,12,
13を接着剤、或いは治具4等で接合して円環状のコア
を作成し、この円環状のコアを積層して積層コア部1を
構成するようにしてもよい。
【0017】上述のように、本発明におけるマイクロモ
ータにおいて、ステータはコア部とヨーク部とが分解可
能に構成されているので、内側の積層コア部1と外側の
円筒状ヨーク部2を分解し、図1(B)に示すように、
内側の積層コア部1を接着剤4或いは治具等によって固
定し、ポール部1aに外側から巻線3を施して、巻線
後、該コア部1を外側のヨーク部2内に嵌合して、ステ
ータを構成する。
ータにおいて、ステータはコア部とヨーク部とが分解可
能に構成されているので、内側の積層コア部1と外側の
円筒状ヨーク部2を分解し、図1(B)に示すように、
内側の積層コア部1を接着剤4或いは治具等によって固
定し、ポール部1aに外側から巻線3を施して、巻線
後、該コア部1を外側のヨーク部2内に嵌合して、ステ
ータを構成する。
【0018】なお、図1には、説明を簡明にするため
に、ポール1aが3個の例を示したが、ポール数は、図
示例のものに限定されるものではなく、所望のポール数
に設計可能であり、また、巻線も、必ずしも、図示例の
ように各ポールに巻回するのではなく、ポール間にまた
がって巻回する等、相数等に応じて、任意所望のポール
数,巻回方法を採用することができることは容易に理解
できよう。
に、ポール1aが3個の例を示したが、ポール数は、図
示例のものに限定されるものではなく、所望のポール数
に設計可能であり、また、巻線も、必ずしも、図示例の
ように各ポールに巻回するのではなく、ポール間にまた
がって巻回する等、相数等に応じて、任意所望のポール
数,巻回方法を採用することができることは容易に理解
できよう。
【0019】図2は、前記内側積層コア1の他の実施例
に示す斜視図で、図中、11〜14は図1に示したコア片
11〜13に対応するコア片(図2に示した例において
は、4枚のコア片11〜14で1枚のコア層を形成してい
る)で、これらコア片11〜14を、前述のように、多数
枚積層して積層コア1を形成するものであるが、本実施
例は、これらコア片を、(図に示した実施例のように)
接着剤或いは治具を用いて積層コア1を形成するもので
はなく、これらコア片11〜14を周方向に所定間隔をも
って配設して形成される円環形状と同等の円環形状を有
する、図3Aに示すような、単一の環状コア4を作成
し、この円環状コア5をコア片11〜14を積層する段階
で、コア層間に少数枚(図2では、1枚)挿入し、これ
によって、内側の積層コア1を形成するようにしたもの
である。
に示す斜視図で、図中、11〜14は図1に示したコア片
11〜13に対応するコア片(図2に示した例において
は、4枚のコア片11〜14で1枚のコア層を形成してい
る)で、これらコア片11〜14を、前述のように、多数
枚積層して積層コア1を形成するものであるが、本実施
例は、これらコア片を、(図に示した実施例のように)
接着剤或いは治具を用いて積層コア1を形成するもので
はなく、これらコア片11〜14を周方向に所定間隔をも
って配設して形成される円環形状と同等の円環形状を有
する、図3Aに示すような、単一の環状コア4を作成
し、この円環状コア5をコア片11〜14を積層する段階
で、コア層間に少数枚(図2では、1枚)挿入し、これ
によって、内側の積層コア1を形成するようにしたもの
である。
【0020】図2に示した実施例においては、複数のコ
ア片11〜14を周方向に所定の間隔をもって同一平面上
に配設した時に形成される形状と同一の形状を有する単
一のコア片5を作成し、このコア片5と、図2に示すよ
うに、コア片11〜14を積層する段階で、層間に挿入す
ることで、接着剤や治具を用いることなく、積層コア1
を容易に形成することができる。このコア片5は、図2
に示すように、コア層間に挿入してもよいが、積層コア
1の両端に(図2に示したポール部のない円環状コア6
に代って)、或いは、層間及び両端に配設してもよい。
ア片11〜14を周方向に所定の間隔をもって同一平面上
に配設した時に形成される形状と同一の形状を有する単
一のコア片5を作成し、このコア片5と、図2に示すよ
うに、コア片11〜14を積層する段階で、層間に挿入す
ることで、接着剤や治具を用いることなく、積層コア1
を容易に形成することができる。このコア片5は、図2
に示すように、コア層間に挿入してもよいが、積層コア
1の両端に(図2に示したポール部のない円環状コア6
に代って)、或いは、層間及び両端に配設してもよい。
【0021】図2には、コア層間に、ポール部5aを有
する円環状コア5を挿入する例について説明したが、図
3(B)に示すような、ポール部を持たない円環状コア
6を挿入するようにしてもよい。この円環状コア6は、
勿論、図2に示したコア片1 1〜14を周方向に所定の間
隔をもって円形に配設した時に形成される内径と等しい
内径を有する一体形成の円環状コアで、このコア6を図
2に示したコア5に代って用いて、積層コア1を形成し
てもよく、その場合、図2の両端部に設けられた円環状
コア6に代ってポール部付きの円環状コア5を用いると
よい。
する円環状コア5を挿入する例について説明したが、図
3(B)に示すような、ポール部を持たない円環状コア
6を挿入するようにしてもよい。この円環状コア6は、
勿論、図2に示したコア片1 1〜14を周方向に所定の間
隔をもって円形に配設した時に形成される内径と等しい
内径を有する一体形成の円環状コアで、このコア6を図
2に示したコア5に代って用いて、積層コア1を形成し
てもよく、その場合、図2の両端部に設けられた円環状
コア6に代ってポール部付きの円環状コア5を用いると
よい。
【0022】上述のように、図2に示した実施例におい
ては、ポール部を有する円環状コア5、或いは、ポール
部を有しない円環状コア6を用いて、或いは、これらを
組み合わせて用いて内側の積層コア1を形成することに
より、強度を上げ、形をくずすことなく組立てを容易に
することができる。なお、前記円環状部5,6は、磁性
体で形成してもよいが、非磁性体で形成すると、迷走磁
束を少なくし、しかも、機械的強度をより上げることが
できる。
ては、ポール部を有する円環状コア5、或いは、ポール
部を有しない円環状コア6を用いて、或いは、これらを
組み合わせて用いて内側の積層コア1を形成することに
より、強度を上げ、形をくずすことなく組立てを容易に
することができる。なお、前記円環状部5,6は、磁性
体で形成してもよいが、非磁性体で形成すると、迷走磁
束を少なくし、しかも、機械的強度をより上げることが
できる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、マイクロモータのステータを内側コア部と外
側ヨーク部に分解して設け、該内側コアのポール部に巻
線した後、該内側コアを外側ヨーク内に嵌合するように
したので、小型モータにおける巻線が非常に容易にな
り、歯科用マイクロエンジンの量産性が向上し、コスト
を低減することができる。
によると、マイクロモータのステータを内側コア部と外
側ヨーク部に分解して設け、該内側コアのポール部に巻
線した後、該内側コアを外側ヨーク内に嵌合するように
したので、小型モータにおける巻線が非常に容易にな
り、歯科用マイクロエンジンの量産性が向上し、コスト
を低減することができる。
【図1】 本発明によるマイクロモータに使用されるス
テータの内側コア層の一実施例を説明するための図であ
る。
テータの内側コア層の一実施例を説明するための図であ
る。
【図2】 本発明によるマイクロモータに使用されるス
テータの内側コア層の他の実施例を説明するための斜視
図である。
テータの内側コア層の他の実施例を説明するための斜視
図である。
【図3】 図2に示した実施例に用いる円環状コアの例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図4】 本発明によるマイクロモータが使用される一
例としての歯科用マイクロエンジンのハンドピースの要
部断面図である。
例としての歯科用マイクロエンジンのハンドピースの要
部断面図である。
【図5】 従来のステータの一例を説明するための図で
ある。
ある。
1…内側積層コア、2…外側ヨーク、3…巻線、4…接
着剤又は治具,5,6…円環状コア。
着剤又は治具,5,6…円環状コア。
Claims (7)
- 【請求項1】 ヘッドケース内に挿脱可能にかつ回転自
在に配設されかつ内部に切削具固定用のチャック機構を
有するロータと、前記ヘッドケース内に挿脱可能にかつ
前記ロータの回転周面に対向して配設された駆動コイル
を有するステータとを有する歯科用マイクロエンジンハ
ンドピースにおいて、前記ステータは、円筒状のヨーク
と、該ヨーク内に嵌合される積層コアと、該積層コアの
ポール上に巻回された駆動コイルよりなることを特徴と
する歯科用マイクロエンジンハンドピース。 - 【請求項2】 前記積層コアの各コアは、前記ポールが
一体形成された弧状の複数枚のコア片から成り、該複数
枚のコア片が接着剤又は治具にて接合されて環状コアを
形成していることを特徴とする請求項1に記載の歯科用
マイクロエンジンハンドピース。 - 【請求項3】 前記積層コアは、前記ポールが一体形成
された弧状のコア片を多数枚積層した積層コア片群を複
数有し、これら複数の積層コア片群が接着剤又は治具に
て接合されて環状の積層コアを形成していることを特徴
とする請求項1に記載の歯科用マイクロエンジンハンド
ピース。 - 【請求項4】 前記積層コアの層は、前記ポールが一体
形成された弧状の複数のコア片から成り、各コア片が周
方向に所定の間隔をもって円環状に配列された層と、該
複数のコア片をもって形成される円環状の層と同一形状
の一体形成された円環状コアとから成り、前記積層コア
は、前記複数のコア片から構成される層の多数層と該多
数層間に挿入された前記円環状コアの少数層とから成る
ことを特徴とする請求項1に記載の歯科用マイクロエン
ジンハンドピース。 - 【請求項5】 前記積層コアの層は、前記ポールが一体
形成された弧状の複数のコア片から成り、各コア片が周
方向に所定の間隔をもって円環状に配列された層と、該
複数のコア片をもって形成される円環状の層と同一内径
の円環状コアとから成り、前記積層コアは、前記複数の
コア片から構成される層の多数層と該多数層間に挿入さ
れた前記円環状コアの少数層とから成ることを特徴とす
る請求項1に記載の歯科用マイクロエンジンハンドピー
ス。 - 【請求項6】 前記円環状のコアが非磁性体であること
を特徴とする請求項4又は5に記載の歯科用マイクロエ
ンジンハンドピース。 - 【請求項7】 前記積層コアの両端面に前記円環状コア
を有することを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに
記載の歯科用マイクロエンジンハンドピース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11248601A JP2000157557A (ja) | 1998-09-22 | 1999-09-02 | 歯科用マイクロエンジンハンドピ―ス |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-268336 | 1998-09-22 | ||
JP26833698 | 1998-09-22 | ||
JP11248601A JP2000157557A (ja) | 1998-09-22 | 1999-09-02 | 歯科用マイクロエンジンハンドピ―ス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000157557A true JP2000157557A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=26538856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11248601A Pending JP2000157557A (ja) | 1998-09-22 | 1999-09-02 | 歯科用マイクロエンジンハンドピ―ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000157557A (ja) |
-
1999
- 1999-09-02 JP JP11248601A patent/JP2000157557A/ja active Pending
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