JP2000157531A - らせんct装置の像再構成方法およびこの方法を実施するためのらせんct装置 - Google Patents
らせんct装置の像再構成方法およびこの方法を実施するためのらせんct装置Info
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Abstract
プロフィルに関して改善する。 【解決手段】 システム軸線上の特定位置を有する像平
面に対する像再構成の基礎となるデータの取得が、各々
の個々の考慮に入れるべき投影角度に対して種々の行の
検出器要素により撮像される投影がこの投影角度に対し
て撮像される投影を除いて見掛け上ただ1つの行の検出
器要素を有する検出器により取得されるデータとして統
合されることにより行われ、その際に測定値の重み付け
がシステム軸線の方向に像平面からの相応の行の検出器
要素の間隔を考慮に入れて、行の検出器要素の個々の検
出器要素のチャネル角度を考慮に入れないで行われる。
Description
りに測定フィールドの周りを運動可能でありファン状
(扇形状)の放射束を送り出す放射源と、多くの行の検
出器要素(検出器行)を有しファン状の放射束を受け入
れる検出器とを備え、検査対象物と放射源および検出器
とがシステム軸線の方向に互いに相対的に変位可能であ
るらせんCT(コンピュータトモグラフィ)装置の像再
構成方法であって、多数の投影角度およびシステム軸線
に沿う位置に対してそれぞれ多くの行の検出器要素によ
り多数の投影を撮像する過程を含んでおりすべての投影
を撮像するために等しい行の検出器要素が使用され、撮
像された投影から像を再構成する過程を含んでいる像再
構成方法に関する。
はたとえばドイツ特許出願公開第19647435 号
明細書、米国特許第5682414号明細書、ドイツ特
許出願公開第4224249 号明細書ならびに米国特
許第5291402号明細書から公知である。
するCT装置によるらせん撮像の際には、各々の投影角
度に対して所望の像平面に投影を発生するため像平面の
前に位置する測定値と像平面の後に位置する測定値との
間の内挿が行われる。
いる。第1の方法では、像平面のすぐ近くに位置し、等
しい投影角度αにおいて、しかし異なる回転の間に撮像
された各2つの測定された投影の間の直線的内挿が行わ
れる。この内挿形式は360LI内挿と呼ばれる。第1
の方法では、像平面のすぐ近くに位置し、一方は投影角
度αdにおいて、他方はそれに対して相補性の投影角度
αcにおいて取得された測定値の間の内挿が行われる。
検出器の中央チャネルに対してはαc=αd±πが成り立
つ。この内挿は180LI内挿と呼ばれる。それは等し
いピッチの際に360LI内挿よりも狭い有効な層幅
(たとえば半値幅FWHMにより特徴付けられる)を供
給する。そのためにX線管の等しい出力(等しいmA
値)の際に像ノイズが360LI内挿に比較して高めら
れており、またアーティファクト発生傾向がより大き
い。両方の内挿形式は図1に概要を示されている。図1
は投影角度αを検出器の検出器要素の行のコリメートさ
れた幅d、すなわちコリメートされた層厚みに正規化さ
れたピッチp=2に対するらせん走査(ヘリカルスキャ
ン)の間のz方向の検出器位置の関数として示す
よび近似的な方法によりらせんデータを再構成するため
のより新しい特許出願が知られている(たとえばドイツ
特許第19614223 号明細書)。それらは確かに
精密なジオメトリを考慮に入れるが、部分的に非常に計
算費用がかかり、従ってまた商業的なCT装置に使用す
るのにはあまり適していない。
計算費用を低減するため、システム軸線とも呼ばれるC
T装置のz軸線に垂直に張られた平面に対する、検出器
に当たるX線管ビームいわゆる測定ビームの“コーン角
度”とも呼ばれる傾斜角度を無視し、またただ1つの行
の検出器要素を有する検出器を有するCT装置において
通常の180LIおよび360LI内挿を多くの検出器
行に転用し得る。それは2行CTスキャナ“Elsci
nt Twin”に応用される再構成方法である(“D
ual‐slice versus single‐s
lice spiral scanning:2つのコ
ンピュータトモグラフィスキャナの物理的性能の比
較”、Yun LiangおよびRobert A.K
ruger、Med.Phys.23(2)、1996
年2月、第205〜220頁参照)。
60LI内挿の原理は4行の検出器要素を有する検出器
を有するCT装置の随意に選ばれた例についてピッチp
=3に対して図2に図1と類似の図示で示されている。
ピッチpは検出器の1つの行の検出器要素のコリメート
された幅d、すなわちコリメートされた層厚み、に対し
て相対的な放射源の回転あたりのz方向の進みである。
図2から通常の多行らせん内挿の際の基本的な問題が明
らかになる。 −内挿により予め定められた投影角度に、ただ1つの検
出器要素を有する検出器により得られた相応の投影に所
望の像平面のなかで相応するデータを発生するために
は、らせん走査の種々の回転からの多くの投影の寄与が
考慮に入れられなければならない。特定の投影に対する
内挿重みは他の投影のz位置に関係している。このこと
はコンピュータ上での実現の際に個々の投影の処理を困
難にする。さらにピッチpに関係して、内挿重みの計算
の際に考慮に入れられなければならず、また内挿を高い
計算費用のかかるものとする多数回走査が生ずる(図2
でたとえば、相い続く回転中に等しいz位置を走査する
行1および行4において)。 −ピッチ値p≧M(Mは検出器の行数)の際には、いわ
ゆる層敏感性プロフィルが受容不可能に処理されてはな
らないならば、180LI内挿が実行される。明確化の
ために4行の検出器要素を有する検出器の例に対して1
80LIおよび360LI内挿の際に生ずる層敏感性プ
ロフィルの半値幅FWMHがピッチ値pの関数として図
3に示されている。
180LI内挿は、一般に直接の放射とそれに対して相
補性の放射との間が内挿されるという意味である。多く
の行の検出器要素を有する検出器では状況はより複雑で
ある。180LI内挿はここでは、常に像平面のすぐ近
くに位置する両方の測定値の間が内挿されることを意味
する。ピッチ値pおよびz方向の像平面の位置に応じて
特定の投影角度αに対して直接の測定値の間が、これら
が像平面においてより近くに位置するならば、内挿さ
れ、もしくは直接の測定値とそれに対して相補性の測定
値との間が、これらが像平面においてより近くに位置す
るならば、内挿される。
値とて相補性の測定値との間が内挿されるときには、直
接の投影角度αd および相応のファン角度βdにより特
徴付けられる各々の測定値に対して相補性の測定値がβ
c=−βdにおいて見い出されなければならない。回転中
心でのみ、すなわちβc=βd=0に対してのみ直接およ
び相補性の投影の投影角度αdおよびαcは正確に180
°だけずらされている。一般的な場合には βc=−βd αc=αd+2β+π (1) が成り立つ。すなわち投影角度αdおよびファン角度βd
により特徴付けられる各々の直接の測定値に対してβc
における相補性の測定値はそれに応じて他のz位置にお
いても撮像された他の投影αcに由来する。従って18
0LI内挿の際にはファン角度に関係する内挿重みによ
り動作しなければならず、また各々の直接の投影に種々
の相補性の投影の寄与が考慮に入れられなければなら
ず、このことは計算費用を莫大に高める。
重みの二乗和から像のなかで測定された画素ノイズの標
準偏差が生ずる。180LI内挿の際および360LI
内挿の際にこれらの内挿重みはピッチに関係している。
それによってX線管の固定の出力の際に各々のピッチ値
pに対して生ずる画素ノイズも決定されている。この画
素ノイズはピッチpとの予想外かつ極端な関係を示す。
4行の検出器要素を有する検出器に対してはたとえばピ
ッチp=1の際にすべての4つの検出器行の測定値は相
い続く回転中に等しいz位置に落ちる。従ってそれらは
内挿の前に簡単に平均化され得る。結果として、ただ1
つの行の検出器要素を有する検出器に比較して、係数4
だけの線量累積、従ってまた画素ノイズの半減が生ず
る。ピッチpをごくわずかに大きくすると、たとえばp
=1.1にすると、この多数回走査は行われない。18
0LIおよび360LI内挿の際にいまより狭い相補性
敏感性プロフィルが得られるが、それは1行検出器の際
と等しい画素ノイズを犠牲にして得られる。
挿によって、小さいピッチ値(たとえば上記の ように
p=1.1)の際に画素ノイズを減少する目的でz方向
に重なる走査(すなわち検出 器の行が次々と種々の回
転中に等しいz領域を捕捉する走査)を利用することは
可能でない 。特に、全体としてz位置zima(添字i
maは“image”=像に対して付けられてい る)
における像に対して利用可能なデータのただ1つの自由
に選択可能な部分を再構成のた めに使用することも簡
単に可能でない。それによって、(重なる走査により)
低減された画素ノイズと再構成の改善された時間分解能
との間の自由に選択可能な妥協を調節することも 可能
でない。
にあげた形式の方法であって層敏感性プロフィルに関し
て改善された方法ならびにこの方法を実施するためのら
せんCT装置を提供することである。
関する課題は請求項1による方法により解決される。
て互いに無関係に行われた重み付けを、従来の仕方でた
だ1つの行の検出器要素を有する検出器に対して使用さ
れる像再構成のためのアルゴリズムと組み合わせる。本
発明による方法は下記の利点を有する。 −以下にらせん重み付けと呼ばれる重み付けが検出器の
個々の行の検出器要素により撮像される投影(以下では
多行投影と呼ばれる投影)に対する各々の投影角度に対
して別々に行われる。投影角度αにおける多行投影の個
々の投影に対する重み(らせん重み)の計算の際、他の
投影角度において撮像された投影のz位置は、従来通り
の180LIまたは360LI内挿と異なり重要ではな
い。個々の投影の処理はこうして全く簡単に順次に行わ
れ得る。 −らせん重み付けはファンデータで行われる。各々の投
影αに対して検出器の各々の行iに対して内挿重みはそ
のz位置に、また所望の像のz位置に関係しているが、
180LI内挿と異なりファン角度βには無関係であ
る。それにもかかわらず、360LI内挿の際と異なっ
て、ピッチ値p=2Mまで本発明による方法の層敏感性
プロフィルは受容可能に狭いままである。本発明による
方法のアーティファクト発生傾向は180LI内挿のそ
れと比較可能である。 −z方向に重なる走査を有するピッチpの小さい値の際
には投影角度の像に寄与する範囲は或る限界のなかで任
意に選ばれ得る。それによって像質における制限なし
に、改善された線量利用各々の(重なる走査により)低
減された画素ノイズと再構成の改善された時間分解能と
の間の各々の所望の妥協が調節され得る。
明する。
応する、すなわち検出器行のコリメートされた幅の約
1.3倍よりも小さい値にとどまる(FWHM≦1.3
dの)層敏感性プロフィルの半値幅FWHMが達成され
るべきであるという条件をおくと、ピッチ値M≦p≦2
Mの際に従来の技術によれば18LI内挿が使用されな
ければならない。
1.3dを達成するために、180LI内挿の際に行わ
れているように、各々の投影に対して無条件に像平面に
すぐ隣接する測定値の間を内挿することは本質的に必要
でない。その代わりに、像平面の前と後との直接の測定
値がもはや検出器行幅よりも互いに離れていないかぎ
り、たとえ相補性の測定値がこれらの直接の測定値より
も像平面の近くに位置するとしても、これらの直接の測
定値の間のみを内挿すれば十分であろう。再構成のため
に使用される投影角度間隔の縁範囲のなかでは、ピッチ
の増大と共に、得よう可能な直接の測定値の間隔が検出
器行の幅よりも明らかに大きくなる。なぜならば、ここ
ではもはや個々の検出器行の等しい投影角度で測定され
た測定値の間が内挿され得ず、種々の回転からの360
°だけずらされた直接の測定値が利用されなければなら
ないからである。このことは、直接の測定値の間のみが
内挿される(図3参照)360LI内挿の際の有効な層
厚みの増大および層プロフィルの相当な悪化を説明す
る。従来通りの方法によればいまこれらの投影角度範囲
のなかで直接の測定値と相補性の測定値との間の高い費
用のかかる内挿が行われなければならないであろう。本
発明による方法は、直接の放射と相補性の放射との間の
内挿が必要であったこれらの臨界的な投影角度範囲のな
かでこれらを直接の放射のみの使用により置き換える。
内挿が行われないことによる再構成間隔の境における非
一貫性は新しい方法では有効に、それに続いて十分に平
滑な関数をもってオーバースキャンまたは部分回転再構
成のなかで行われるそれ自体は公知の移行重み付けによ
り抑制され得る。この移行重み付けはこうして、アーテ
ィファクトの振る舞いを顧慮して、らせん内挿が行われ
なかったことを埋め合わせる。
自体は公知の部分回転再構成に基づいてもそれ自体は公
知のオーバースキャン再構成に基づいても行われ得る。
その際に部分回転再構成の場合には、たかだか2πの放
射源の回転角度の間に得られたデータが利用され、他方
においてオーバースキャン再構成の場合には、2πより
も大きい放射源の回転角度の間に得られたデータセット
が利用される。
方法の場合には、考慮に入れるべき投影角度に関するデ
ータの統合を、直接および相補性の測定値の統合がこの
措置と結び付けられる欠点の回避のもとに行われないよ
うに行うことが可能である。
明による方法をコンピュータ上で実行するためにかかる
費用がわずかですむように、考慮に入れるべき投影角度
に対してデータの統合が順次に行われる。
れば、パラレルコンピュータを含んでいるらせんCT装
置により解決される。好ましくは順次のデータの統合が
その場合特に迅速に行われ得る。
際に考慮に入れるべき投影角度の範囲が自由に選択可能
であるらせんCT装置により解決される。その場合、像
質の制限なしに、X線線量の改善された利用および低減
された画素ノイズと改善された時間的分解能との間のあ
らゆる所望の妥協を実現することが可能である。
査対象物と放射源および検出器システムとの間の相対運
動が可変の方向に、かつ(または)可変の速度で行われ
ることにより解決される。これは、各々の投影角度に関
して、放射源の等しい回転に由来するデータのみが統合
されるので、可能である。
り説明する。
ァン状のX線放射束2を送り出すX線放射源1と、1つ
または多くの行の個別検出器たとえばそれぞれ512の
個別検出器から構成されている検出器3とから成る測定
ユニットを有する。X線放射束2が出発するX線放射源
1の焦点は参照符号4を付されている。検査対象物5、
図示されている実施例の場合には患者は寝台6の上に横
たわっており、この寝台はガントリ8の測定開口7を通
って延びている。
が互いに向かい合って取付けられている。ガントリ8は
CT装置の参照符号zを付されているz軸線の周りに回
転可能に支えられ、α方向に検査対象物5を走査するた
め参照符号αを付されている矢印の方向に、少なくとも
1つの180°(π)とファン角度βfan(ファン状の
X線放射束2の開き角度)との和に等しい大きさの角度
αgだけ回転させられる。その際にX線発生器装置9に
より作動させられるX線放射源1から出発するX線放射
束2が円形横断面の測定フィールド10を捕捉する。X
線放射源1の焦点4は、z軸線に位置している回転中心
の周りに円形に湾曲している半径RFを有する焦点軌道
15上を運動する。
ゆる投影角度において測定値がいわゆる投影の形態で取
得され、その際に相応の測定値が検出器3からコンピュ
ータ11に到達し、このコンピュータが投影に相応する
測定点の列から画素マトリックスの画素の減弱係数を再
構成し、これらをディスプレイ装置12に像として再現
する。こうしてディスプレイ装置12に検査対象物5の
透視照射された層の像が現れる。
角度に対応付けられており、また検出器要素の数すなわ
ちチャネル数に相応する数の測定点を含んでおり、これ
らの測定点にそれぞれ相応の測定値が対応付けられてお
り、その際にそれぞれのチャネルは、検出器要素のどれ
からそれぞれの測定値が発するかを示す付属のファン角
度により定義されている。ファン角度β0は中央のチャ
ネルいわゆる中央チャネルに対応付けられている。
ので、必要の際に検査対象物5の多くの層に関する投影
が同時に撮像され得る。その際に投影角度あたり能動的
な検出器行の数に相応する数の投影が撮像される。
がガントリ8の部分またはフル回転のために十分である
だけでなく、ガントリ8を永久的に回転させるのにも適
しており、またさらに寝台6、従ってまた検査対象物5
と測定ユニット1、3を有するガントリ8との間のz方
向の相対的変位を可能にする別の駆動装置が設けられて
いるので、いわゆるらせん走査も実行され、その際にい
わゆるらせんデータが取得され得る。説明される実施例
の場合には、一定の相対運動すなわち一定の方向および
速度を有する相対運動が可能であるだけでなく、一定で
ない相対運動たとえば速度のcos状の経過を有する周
期的な相対運動も可能である。運動のそれぞれ使用され
る形式は図4には図示されていない操作要素により設定
され得る。
して構成されているコンピュータ11などは下記の方法
ステップを実行する。 −M行の検出器要素のファンジオメトリで存在するらせ
んデータが、各々の投影角度αに対していわゆる1行投
影すなわち単一の行の検出器要素を有する検出器により
得られるような投影が生ずるように、各々の投影角度α
に対して別々に投影角度α、行番号i=1,2,…,M
および所望の像位置zimaに関係する重みにより加算に
より統合される。投影角度αの際の多行投影に対する重
みは、従来通りの360LIまたは180LI内挿の際
と異なって、他の多行投影のz位置に関係しない。従っ
て個々の投影は互いに完全に無関係に順次に処理され
る。
記憶されている。重みはzimaにおける所望の像平面か
らの検出器行の間隔の減少と共にたとえば直線的に増大
する。M行の各々に対して 必要な投影角度範囲αiは
重なっている。像に寄与するすべての投影角度範囲Δα
は最小必要な部分回転間隔 Δαmin=π+βfan+αtrans (2) (たとえばΔαmin=4π/3)とピッチに関係する最
大値Δαmax(たとえばΔαmax=4π)との間で図4に
は図示されていない操作要素により自由に選択可能であ
る。βfanは検出器の全ファン角度であり、αtransは開
始投影と終了投影との間のデータの 非一貫性によるア
ーティファクトを低減するための移行関数の応用のもと
に追加的に考慮に入れられる移行角度である。
≦2πに対しては従来通りの1行部分回転再構成に供給
され、Δα>2πに対しては従来通りの1行オーバース
キャン再構成に供給される。
な移行重み付け関数の適当な選択の際に両方の 場合に
データの非一貫性によるアーティファクトが有効に抑制
される。
による像再構成方法を、一般性の制限なしに、4行の検
出器要素(M=4)を有する検出器を有する図4による
らせんCT装置を例として以下に詳細に説明する。しか
しこの実施例はあらゆる他の行数M>1に対して同様に
当てはまる。そのために必要な適合は当業者により容易
に理解されよう。
番号iおよび所望の像位置zimaに関係する重みを有す
る個々の検出器行i=1,2,…,Mの測定値の重み付
けされた加算を、4行検出器を例として図5ないし10
により最初に検査対象物と放射源および検出器との間の
方向および速度に関して一定な相対運動について説明す
る。
の際の4行のらせん撮像を考察する。像がz位置zima
に再構成されるべきである。らせん重み付けは、角度範
囲Δα=αRTDのなかのオーバースキャン(部分回転)
再構成に供給される1行データセットを生ずるべきであ
る。その際にNRTDの多行投影が利用される。
imaとする。この投影に対して図5はピッチp=4およ
び全角度範囲Δα=αover=420°のなかのオーバー
スキャン再構成方法に対して検出器行のコリメーコされ
た、すなわち有効な幅dに関するz位置zimaにおける
像平面からの4検出器行の距離を−210°≦αl≦2
10°に対する投影角度αlの関数として示す。ここで
αl=0はX線源の焦点の軌道が像平面を切る投影角
度である。各々の検出器行に対してz間隔zmin=zima
−z≦Δz≦zmax=zima+Δzのなかの測定値のみが
記入されており、このことは図5中に太い線により示さ
れている。相応の測定値は像平面からのその間隔により
重み付けられる。
の方向)に検出器行のコリメートされた幅dに関する像
平面からのM=4検出器行i=1,…,4のz‐間隔δ
zi(l)は
回転2π中のファン投影の数である。逆向きのらせん方
向に対しては相応の式が生ずる。
る像平面からの最大距離|Δz|のなかのデータのみが
像に寄与する。 −Δz≦δzi(l)≦Δz (4) そのことが、各々の行に対して必要とされる投影範囲
〔li s,li e〕を確定する。
っても最後の使用される投影ll eが
<−Δzであっても再構成方法角度範囲αRTDに対する
十分なデータが利用可能でなければならないので、下記
の開始投影l4 2
(li s)=−Δzにより式(3)に従って計算される。
それによって
り相応して
値li sまたはlli eに対して、選ばれた再構成角度範囲
データセットの測定値の重み付けされた加算に対して
は、それに続いて1行部分回転またはオーバースキャン
再構成が角度範囲αRTD(NRTD重み付けされた1行投
影)のなかで実行されるべきであれば、下記の投影範囲
が必要である: −行1
ァンジオメトリのなかに存在するらせんデータpi
(k,l)(kは検出器チャネルの番号)は角度範囲
〔li s,li e〕で像平面からのその距離に従って重み付
けされる。その際に投影角度αに関係する重みw
i(l)が使用される。各々の投影lに対しては
みはチャネル番号kに関係しない。
線的な重み関数wi(l)を有するΔz=1の簡単な場
合が考察される。これは自由に選択可能な投影範囲のな
かの通常の360LI‐内挿と類似性を有するが、特に
範囲M≦p≦2Mのなかの画素ノイズおよび層敏感性プ
ロフィルに対して360LI内挿から偏差する驚くべき
結果を生ずる。
〔l3 s,l2 e〕のなかの各々の投影lに対して2つの検
出器行iおよびi+1からのデータが像に寄与する(図
5を見よ)。この投影角度範囲のなかでは各々の検出器
行iの測定値pi(k,l)に下記の重みが割り当てら
れる。
のみが像に寄与し、〔l2 s≦l≦l 1 e〕に対しては検出
器行1のみが像に寄与する(同じく図5を見よ)。従っ
て、たとえ(より大きいピッチ値の場合に)相応の検出
器行がz範囲±Δzを離れるとしても、w1(l)が
〔l2 s≦l≦l1 e〕に対してセットされ、またw
4(l)が〔l4 s≦l≦l3 e〕に対してセットされなけ
ればならない。
タpi(k,l)にΔz=1の簡単な場合に下記の重み
wi(l)が割り当てられる。 −行1
RTD=420°(図5に相応)に対する重み関数w
i(l)が図6に示されており、その際にαl=0は再
び、X線源の焦点の軌道が像平面を切る投影角度であ
る。
リで計算される。
範囲に応じて従来通りの1行オーバースキャンまたは1
行部分回転再構成に供給される。平滑するオーバースキ
ャン(部分回転)重み付けは〔l=l4 s〕および〔l=
l1 e〕におけるデータ非一貫性による線アーティファク
トを有効に減ずる。
て可能である。ここでβ fanは検出器の全ファン角度、
またαtransは再構成の開始投影と終了投影との間のデ
ータ非一貫性によるアーティファクトを減ずるための選
択可能な移行角度である。
て可能である。
付けが説明される。
フル回転あたりの投影の数はN2である。NRTD>N2
およびΔNRTD=NRTD−N2が成り立つ。次いで1行全
回転データセットf2(k,l)を計算するため下記の
重み付けが行われる。
に大きいαtrans(たとえばαtrans>8°)に対して、
再構成のために利用される投影角度範囲の開始および終
了範囲のなかのデータ非一貫性によるアーティファクト
の良好な低減だ達成される。それにより、そこで新たな
らせん再構成方法の際に場合によっては失敗するらせん
内挿が十分に補償され得る。オーバースキャンまたは部
分回転再構成は実際上あらゆる商業的ならせんCT装置
において実現されている。従ってそれは追加的な費用を
必要としない。
け方法は類似であり、ここには示されない。
た加算と、それに続いての発生された1行データセット
の部分回転またはオーバースキャン重み付けとの組み合
わせに対する例として、その結果として生ずるピッチ4
およびαRTD=420°に対する検出器行の“実効”重
みが図7に示されている。(31)による、詳細にはα
trans=24°を有する、重みを有するオーバースキャ
ンが仮定される。破線はらせん重み付けおよび移行重み
付けによるすべての4つの検出器行の全体重みである。
もちろん移行重み付けはらせん重み付けの後に始めて行
われる。
速くz間隔〔zima−Δz,zima+Δz〕を通って進
む。その結果として、各々の投影角度αl に4つの検
出器行の少なくとも1つが範囲〔zima−Δz,zima+
Δz〕のなかに位置する投影角度範囲αRTDが狭くな
る。このことは、検出器の行のコリメートされた幅d、
すなわちコリメートされた層厚み、に正規化されたM=
4の検出器行の、ピッチp=1に対するzima=0にお
ける像平面からの距離が−360°≦αl≦360°に
対する投影角度αlの関数として図8に示されている。
各々のαlに対してその際に少なくとも1つの行が像平
面にΔzよりも近くに位置する。従って、層敏感性プロ
フィルを阻害することなく、オーバースキャンが最大の
投影角度範囲αRT D=720°のなかで、またもちろん
それより小さく、図8に示されている最大範囲の一部分
であるあらゆる投影角度範囲のなかでも可能である。図
9にはピッチ8の際の像平面からの4つの行の正規化さ
れた距離が示されている。理論的にはここでオーバース
キャン再構成がαRTD=720°により実行され得る。
しかしその場合、(21)および(24)により重みw
4(l)=1およびw1(l)=1は大きい角度範囲に対
する行4または1に割り当てられなければならないであ
ろう(行4に対して−360°≦αl≦−120°また
行1に対して120°≦αl≦360°)。それにより
層敏感性プロフィルが少なからず広がり、また像質が低
下するであろう。ピッチp=8に対する使用可能な選択
はその代わりに角度範囲αRTD=240°のなかの部分
回転再構成である。
αRTDはピッチpの減少と共に大きく選ばれ得る。ピッ
チp=1の際には例えば先に示されたように、層敏感性
プロフィルを阻害することなしに、Δαq,min≒240
°≦αRTD≦Δαq,max=720°を有するあらゆる再構
成角度が可能である。αRTDの増大の際には像に多くの
測定放射が寄与し、従って多くのX線量子が寄与し、X
線管の所与の出力の際には画素ノイズが小さくなる。し
かしαRTDの増大は測定されるデータが発せられる時間
間隔の延長、従って再構成の時間分解能の悪化と同等で
ある。逆にαRT Dの減少により線量利用が悪化するが、
時間分解能は改善し、このことはたとえば動かされる対
象物(肺、心臓)の特別な撮像に有意義であり得る。線
量利用と時間分解能との間の自由に選択可能な妥協の可
能性は通常の180LIまたは360LI内挿の際には
存在せず、上記の妥協の可能性は本発明による方法の主
要な利点である。
に対する本発明による方法に対するz軸の範囲内の画素
に対する層敏感性プロフィルの半値幅(FWHM)が範
囲1≦p≦8のなかのピッチ値pの関数として示されて
いる。1≦p≦2に対しては420°オーバースキャン
再構成が、また2≦p≦8に対しては240°部分回転
再構成が選ばれた。両方の場合にαtrans=8°であ
る。通常の180LIまたは360LI内挿の際に生ず
る半値幅も一緒に記入されている(図3参照)。本発明
による方法の場合には範囲4≦p≦8のなかで相補性の
内挿の計算費用は避けられているが、層敏感性プロフィ
ルは通常の360LI内挿の際よりも明らかに狭い。
運動の際たとえば周期的なcos状の往復運動の際にも
らせんデータセットからの像の再構成を許す。
像がz位置zimaに再構成されるべき場合に、下記のよ
うに進行する。
発生され、それが自由に選択可能な角度範囲Δα=α
RTD内の通常のオーバースキャンまたは部分回転再構成
に供給される。NRTD多行投影がその際に利用される。
各々の投影lのなかでz位置zi(l)はMの検出器行
i=1,2,…,Mに対して与えられている。
投影とする。
に対して |δzi(l)|=|zi (l)−zima|≦Δz (32) が成り立つ検出器行iが決定される。
その間隔に従って重み付けおよび加算をされる。
角度α似対してたかだか2つの行iおよびi+1が像に
寄与する。直線的な重み付けを有する2つの行では wi(l)=1−|δzi(l)| wi+1(l)=1−|δzi+1(l)|=1−wi(l) (33) が成り立つ。
11には4行検出器の個々の行の中央チャネルのz位置
が投影角度αの関数として示されている(図5も参
照)。図5に対するようにオーバースキャン再構成を全
角度範囲Δα=αover=420°内で実行したいなら
ば、Δz=1および直線的な重み付けにより、図12に
記入されている重み付け関数がM=4の検出器行に対し
て生ずる(図6も参照)。
ピュータトモグラフの例について説明された。しかしそ
れは第4世代のコンピュータトモグラフにも応用され得
る。
数は単に例示として理解すべきである。
医学分野に応用され得るだけでなく、非医学分野での応
用も本発明の範囲内で行われ得る。
らせんCT装置に対する、投影角度をらせん走査の間の
z方向の検出器位置の関数として示すダイアグラム。
らせんCT装置に対する状況を示す図1と類似の図。
らせんCT装置に対する360LIおよび180LI内
挿に対するピッチと関係して層敏感性プロフィルの半値
幅を示すダイアグラム。
本発明による方法により動作するらせんCT装置を部分
的にブロック回路で示す図。
る方法によるデータの重み付けされた統合を示すダイア
グラム。
に対する測定値の統合の際に応用される重み付け関数を
投影角度の関数として示すダイアグラム。
効的な重み付け関数を投影角度の関数として示すダイア
グラム。
器行の距離を、検出器行のコリメートされた層厚みに正
規化して、第1のピッチ値に対する投影角度の関数とし
て示すダイアグラム。
のブロック回路図。
る図4によるらせんCT装置に対する層敏感性プロフィ
ルの半値幅を示すダイアグラム。
一定な、cos状の相対運動の際に図4によるらせんC
T装置に対する測定値の本発明による重み付けされた統
合を示すダイアグラム。
測定値の統合の際に応用すべき重み付け関数を投影角度
に関係して示すダイアグラム。
Claims (11)
- 【請求項1】 システム軸線の周りに測定フィールドの
周りを運動可能でありファン状の放射束を送り出す放射
源と、多くの行の検出器要素を有しファン状の放射束を
受け入れる検出器とを備え、検査対象物と放射源および
検出器とがシステム軸線の方向に互いに相対的に変位可
能であるらせんCT装置の像再構成方法において、 a)多数の投影角度およびシステム軸線に沿う位置に対
してそれぞれ多くの行の検出器要素により多数の投影を
撮像する過程を含んでおり、その際にすべての投影を撮
像するために等しい行の検出器要素が使用され、 b)各々の個々の考慮に入れるべき投影角度に対して種
々の行の検出器要素により撮像される投影がこの投影角
度に対して撮像される投影を除いて見掛け上ただ1つの
行の検出器要素を有する検出器により取得されるデータ
として統合されることにより、システム軸線上の特定位
置を有する像平面に対する像再構成の基礎となるデータ
を取得する過程を含んでおり、その際に測定値の重み付
けがシステム軸線の方向に像平面からの相応の行の検出
器要素の間隔を考慮に入れて、行の検出器要素の個々の
検出器要素のチャネル角度を考慮に入れないで行われ、 c)行の検出器要素を有する検出器に対するのアルゴリ
ズムの使用のもとに像を再構成する過程を含んでいるこ
とを特徴とするらせんCT装置の像再構成方法。 - 【請求項2】 像再構成が、像再構成のために最小必要
な回転角度を含んでいるシステム軸線の周りの放射源の
部分的な回転に相応するデータのみを使用する部分回転
像再構成の形式で行われることを特徴とする請求項1記
載の方法。 - 【請求項3】 像再構成が、像再構成のために最小必要
な回転角度を含んでいるシステム軸線の周りの放射源の
部分的な回転に相応するデータよりも多いデータを使用
するオーバースキャン再構成の形式で行われることを特
徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 考慮に入れるべき投影角度に対してデー
タの統合が順次に行われることを特徴とする請求項1な
いし3の1つに記載の方法。 - 【請求項5】 考慮に入れるべき投影角度に対してデー
タの統合が、直接および相補性の測定値の統合が行われ
ないように行われることを特徴とする請求項1ないし4
の1つに記載の方法。 - 【請求項6】 パラレルコンピュータを含んでいること
を特徴とする請求項4または5に記載の方法を実施する
ためのらせんCT装置。 - 【請求項7】 像再構成の際に考慮に入れるべき投影角
度の範囲が自由に選定可能であることを特徴とする請求
項1ないし5の1つに記載の方法を実施するためのらせ
んCT装置。 - 【請求項8】 検査対象物と放射源および検出器システ
ムとの間の相対運動が可変の方向に、かつ(または)可
変の速度で行われることを特徴とする請求項1ないし5
の1つに記載の方法を実施するためのらせんCT装置。 - 【請求項9】 往復運動が存在することを特徴とする請
求項8記載のらせんCT装置。 - 【請求項10】 像再構成の際に考慮に入れるべき投影
角度の範囲が自由に選定可能であることを特徴とする請
求項8または9記載のらせんCT装置。 - 【請求項11】 パラレルコンピュータを含んでいるこ
とを特徴とする請求項8ないし10の1つに記載のらせ
んCT装置。
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