JP2000157334A - 棒状のゲル状物収納容器 - Google Patents

棒状のゲル状物収納容器

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JP2000157334A
JP2000157334A JP10338589A JP33858998A JP2000157334A JP 2000157334 A JP2000157334 A JP 2000157334A JP 10338589 A JP10338589 A JP 10338589A JP 33858998 A JP33858998 A JP 33858998A JP 2000157334 A JP2000157334 A JP 2000157334A
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Hiroshi Mizushima
水嶋  博
Nobuo Yamanaka
伸夫 山中
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒状ゲル状物を収納した容器であって、使用
時に添付したカッターにより容易に薄片状に切断できる
よう設けた。 【解決手段】 上端開口の外筒1内へ、上下動可能に把
持筒12下端から内向きフランジ13を介して垂下する内筒
部14を垂下すると共に、該内筒部の上方から下方までの
前半部を切欠いて窓孔21となし、又把持筒12の上端面を
開閉する蓋板15を、把持筒上端一部と肉薄ヒンジ16を介
して連結し、把持筒上端一部に設けた切欠き18から柄32
を外方へ突設して、柄先端に付設した上記内筒部の内径
とほぼ同外径の平板状部33を把持筒12内へ収納するカッ
ター31を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒状のゲル状物収
納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば顔面使用のパック剤として、薬液
を含浸させた紙又は布を、一枚宛気密に包装して容器体
内に収納したもの、又均等厚みに切断した多数チーズ片
を一枚宛紙袋で包装し、或いは包装しないまま多数紙箱
内に収納させたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように薬液含浸
紙等を一枚宛気密包装等することは面倒であり、手数が
かかるためコスト高となることを避けられない。そのよ
うに予め薄片としておく理由は、消費者の使用の便宜の
ためであるが、そのように薄片化しておくことで薬液な
いし水分が気化して乾燥し易くなり、従ってその気化防
止のための気密包装が必要な場合を生じ、更にコストを
押し上げることとなる。
【0004】本発明は上記のようなゲル状物の気化防止
等のために棒状物のまま容器内に収納し、又該棒状収納
物を使用の都度、使用に適する薄片化することが容易な
カッター付き容器を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段として上端開
口の外筒1と、該外筒上へ載置させて起立する把持筒12
下端から、内向きフランジ13を介して有底の内筒部14を
外筒内へ引上げ可能に垂下すると共に、把持筒上端面を
開閉する蓋板15を把持筒上端一部へ肉薄ヒンジ16を介し
て付設したゲル状物収納筒11と、上記把持筒12の上端一
部に設けた切欠き18から柄32を外方突出させて、該柄先
端に付設した、上記内筒部14の内径とほぼ同外径の平板
状部33を把持筒12内へ収納させたカッター31とからな
り、上記内筒部14の前半部には、上部から下部までのほ
ぼ半周部分を切欠いた窓孔21を穿設した。
【0006】第2の手段として、上記第1の手段を有す
ると共に窓孔21上方の内筒部分外面に雄ねじ22を、外筒
1の上端部内面に雌ねじ2を、それぞれ付設してそれ等
雌雄ねじを螺合させた。
【0007】第3の手段として、上記第1又は第2の手
段を有すると共に外筒下端を開口ないし透孔付き底板で
閉塞すると共に、内筒部14の上下両部外面に、外筒内面
へ気密に接するOリング23,23 を付設した。
【0008】第4の手段として、上記第1、第2、又は
第3の手段を有すると共に内筒部14の上端部内面にカッ
ター31の平板状部33係止用の突条20を付設した。
【0009】第5の手段として、上記第1、第2、第3
又は第4の手段を有すると共にカッター平板状部33の上
下両全面をブラスト加工34した。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の容器は、外筒と棒状のゲ
ル状物収納筒と、カッターとからなり、それ等はそれぞ
れ合成樹脂材で一体成形している。尚カッターは金属製
としてもよい。
【0011】外筒1は、上下両端面開口の円筒で形成
し、その上端部内面には雌ねじ2を付設している。但し
外筒下端には内向きフランジ状の底板を付設してもよ
く、又該底板を通気孔を有する底板としてもよい。これ
等は後述内筒部引上げ時に外筒下部内が負圧化すること
を防止するものである。
【0012】ゲル状物収納筒11は、上記外筒上へ載置さ
せて起立する把持筒12下端から、巾狭の内向きフランジ
13を介して有底の内筒部14を外筒1内へ引上げでき、又
押下げ可能に垂下すると共に、把持筒上端面を開閉する
蓋板15を、把持筒上端一部へ肉薄ヒンジ16を介して付設
している。該蓋板下面からは把持筒12の上端部内面へ嵌
合させる嵌合短筒17を垂下させるとよく、又把持筒上端
一部と該一部内方の嵌合短筒部分とには、後述カッター
の柄を突出させるための切欠き18,19 を設けている。
【0013】又内筒部14の上端部内面へは上記カッター
の平板状部係止用の突条20を複数等間隔に付設してい
る。内筒部14の前半部には上部から下部までのほぼ半周
部分を切欠いた窓孔21を穿設している。又その窓孔21上
方の内筒部分外面には、既述雌ねじ2と螺合させる雄ね
じ22を設けている。又内筒部の上下両部外面には外筒内
面へ気密に接するOリング23を付設している。
【0014】カッター31は、図1が示すように柄32の先
端に円形の平板状部33を付設したもので、その平板状部
は既述内筒部14の内径とほぼ同外径とする。そのカッタ
ーの平板状部33の上下両全面はブラスト加工34すること
が望ましく、このようにすることで棒状のゲル状物41切
断の際に、そのゲル状物の薄片42が平板状部に密着せ
ず、その取外しが容易となる。尚図面では省略して一部
のみブレスト加工しているが、これはその加工を図示す
るためで、少くともゲル状物と接する全面にその加工を
施す。
【0015】既述内筒部14内へは棒状のゲル状物41を嵌
合させている。該ゲル状物の直径は内筒部の内径とほぼ
同径とし、窓孔21に通して内筒部14内へ嵌合させること
が可能としている。
【0016】上記構成において、内筒部内に棒状のゲル
状物41を嵌合させ、かつカッター31の平板状部33を把持
筒12内に入れて蓋板15を閉塞した図2が示す状態から、
把持筒12を回して外筒1から螺脱した後、外筒1からゲ
ル状物収納筒11を図1のように引上げ、蓋板15を開き、
カッター31を取出して、図3が示すようにカッターの平
板状部33でゲル状物上部を薄片42状に切断し、図4のよ
うに柄32を持ち外方へ引出し、その薄片42を使用する。
尚カッターは、ゲル状物塗布用のヘラとして使用するこ
とが出来る。
【0017】薄片切断が終った後は、再びカッターの平
板状部33を把持筒12内へ入れ、蓋板15を閉じた後、外筒
1に対して内筒部14を嵌合させればよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は既述構成としたから、ゲル状物
を棒状のままで内筒部14内へ入れておき、必要時に外筒
1内から内筒部14を引上げ、窓孔21からカッター31を差
込み、薄片状に切断して使用でき、よって従来のように
ゲル状物全体を予め薄片状に切断しておかなくてもよ
く、又それ等薄片を包装等する必要がなく、ゲル状物は
棒状のままで内筒部内へ収納させるから、該ゲル状物の
乾燥、気化等も防止できる。
【0019】又窓孔21は内筒部14のほぼ半周部分を切欠
いて形成すると共に、カッター31の平板状部33の外径を
内筒部14の内径とほぼ同径としたから、その平板状部を
窓孔上下方向に対して水平として内筒部内へ差込みで
き、よって内筒部内棒状のゲル状物を薄片状に切断する
ことが出来る。
【0020】請求項2のように外筒上端部内面と窓孔21
上方の内筒部部分外面とを螺合させることで外筒とゲル
状物収納筒との嵌合を確実とすると共に容器外見を向上
でき、請求項3のように内筒部の上下両部外面にOリン
グ23を嵌合させることで、棒状ゲル状物の外周面へ外気
が触れることを防止して、既述乾燥、気化防止の効果を
向上できる。
【0021】請求項4のように内筒部の上端部内面にカ
ッターの平板状部係止用突条20を付設することで、カッ
ターを把持筒12内に安定させることが出来、請求項5の
ようにカッター平板状部33の上下両全面をブラスト加工
することで、ゲル状物薄片42がカッターに密着してその
取外しが不便となることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 蓋板を開いてカッターを取出し、かつ外筒か
らゲル状物収納筒を引き上げた状態で示す、本発明容器
の斜視図である。
【図2】 図1容器の外見図である。
【図3】 ゲル状物切断状態を示す、説明図である。
【図4】 カッター上にゲル状物薄片が載置されている
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 …外筒 11 …ゲル状物収納筒 12 …把持筒 14 …内筒部 21 …窓孔 31 …カッター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端開口の外筒1と、 該外筒上へ載置させて起立する把持筒12下端から、内向
    きフランジ13を介して有底の内筒部14を外筒内へ引上げ
    可能に垂下すると共に、把持筒上端面を開閉する蓋板15
    を把持筒上端一部へ肉薄ヒンジ16を介して付設したゲル
    状物収納筒11と、 上記把持筒12の上端一部に設けた切欠き18から柄32を外
    方突出させて、該柄先端に付設した、上記内筒部14の内
    径とほぼ同外径の平板状部33を把持筒12内へ収納させた
    カッター31とからなり、 上記内筒部14の前半部には、上部から下部までのほぼ半
    周部分を切欠いた窓孔21を穿設したことを特徴とする棒
    状のゲル状物収納容器。
  2. 【請求項2】 窓孔21上方の内筒部分外面に雄ねじ22
    を、外筒1の上端部内面に雌ねじ2を、それぞれ付設し
    てそれ等雌雄ねじを螺合させたことを特徴とする請求項
    1記載の棒状のゲル状物収納容器。
  3. 【請求項3】 外筒下端を開口ないし透孔付き底板で閉
    塞すると共に、内筒部14の上下両部外面に、外筒内面へ
    気密に接するOリング23,23 を付設したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の棒状のゲル状物収納容器。
  4. 【請求項4】 内筒部14の上端部内面にカッター31の平
    板状部33係止用の突条20を付設したことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の棒状のゲル状物収納容器。
  5. 【請求項5】 カッター平板状部33の上下両全面をブラ
    スト加工34したことを特徴とする請求項1、2、3又は
    4記載の棒状のゲル状物収納容器。
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