JP2000157321A - 手提げ紐および該手提げ紐の製造方法 - Google Patents

手提げ紐および該手提げ紐の製造方法

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JP2000157321A
JP2000157321A JP10339728A JP33972898A JP2000157321A JP 2000157321 A JP2000157321 A JP 2000157321A JP 10339728 A JP10339728 A JP 10339728A JP 33972898 A JP33972898 A JP 33972898A JP 2000157321 A JP2000157321 A JP 2000157321A
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JP10339728A
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Tadanao Yamada
忠直 山田
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Color Fastener Kogyo Kk
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F5/00Holders or carriers for hand articles; Holders or carriers for use while travelling or camping
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紐体の端部に対し、携帯用品に取り付けでき
る環状な細紐を簡素な構成として容易て、さらに個々に
識別できる特徴を有する。 【解決手段】 長手状の細紐3の周囲に熱可塑性合成樹
脂材からなる被覆部材4を施して連続する螺旋をなすカ
ールコード1を備え、このカールコード1の一端部5の
先端5aに被覆部材4aを残すようにして所望長さ分の
被覆部材4を取り除いて細紐3の所望部位を表出させ
る。そして、カールコード1の一端部5を折り返し状に
して先端5aにある被覆部材4aと、細紐3を被覆する
被覆部材4bとを溶着固定し、表出された細紐3による
環状の取付部6をなす。さらに、カールコード1の他端
部7にクリップ2を挿通し、この他端部7を折り返し状
にして溶着固定する。また、カールコード1の一端部5
には、取付部6をなす如く溶着固定した部分に、形状デ
ザインおよび着色が施されてなる装飾体6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機などの
携帯用品に装着する手提げ紐および該手提げ紐の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用品には、例えば、手から滑り落ち
た場合の地面への落下防止や、他人のものとの識別をす
るために手提げ紐が用いられている。
【0003】この種の手提げ紐に関し、特に携帯電話機
などに用いられる手提げ紐には、ポケットなどに収納し
た状態から即座に取り出して使用できるとともに、ポケ
ットから滑り落ちた場合の落下防止を兼ねた構成のもの
がある。
【0004】この手提げ紐は、図5に示すように、紐体
として、ウレタンまたはビニールなどの合成樹脂材から
なり連続した螺旋状をなすカールコード101を有して
いる。そして、カールコード101の一端部105に携
帯電話機に装着される如く環状とされた細紐103から
なる取付部106を設け、同カールコード101の他端
部107にクリップ102を設けている。取付部106
は、合成樹脂材の型成形からなるモールド部106aに
よって細紐103の両端が結ばれてなるものであり、モ
ールド部106aには、カールコード101の一端部1
05が挿通される挿通穴106bが設けられている。ま
た、クリップ102にもカールコード101の他端部1
07が挿通される挿通穴120bが設けられている。
【0005】そして、取付部106は、カールコード1
01の一端部105をモールド部106aの挿通穴10
6bに通し、該一端部105を折り返し状にして溶着す
ることによって取り付けられる。また、クリップ102
も同様に、カールコード101の他端部107を挿通穴
120bに通して、該他端部107を折り返し状にして
装着することによって取り付けられる。
【0006】この手提げ紐を使用する場合には、取付部
106における環状とされた細紐103を携帯電話機側
に取り付け、クリップ102をポケットの縁部などに取
り付けて、携帯電話機をポケットに収納する。携帯電話
機を使用する際には、携帯電話機をポケットから取り出
すことによってカールコード101のカール部分が延長
して携帯電話機を耳元などに近づけることができる。ま
た、ポケットから携帯電話機が滑り落ちた際には、カー
ルコード101の他端部107のクリップ102によっ
て地面に至る前に止める。
【0007】また、カールコード101をなすウレタン
またはビニールなどの合成樹脂材は、透明感を有し、且
つ、種々の色彩を施すことが可能なので、意匠性や、そ
の色彩などによって使用する携帯電話機を他人のものと
識別する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の手提げ紐では、上記カールコード101のよう
にウレタンまたはビニールなどの合成樹脂材からなる紐
体に、環状とされた細紐103を設ける場合には、細紐
103を環状にするとともに、カールコード101の一
端部105を挿通させる挿通穴106bをなすモールド
部106aが必要である。このモールド部106aは、
カールコード101とは別に製造されるものであるた
め、別の製造工程が必要となってコストが嵩んでしまう
という問題がある。
【0009】また、カールコード101の各端部10
5,107を、モールド部106aおよびクリップ10
2に取り付ける場合、各挿通穴106b,120bに挿
通したカールコード101の端部105,107を折り
返し状に曲げ、その部分を溶着しているが、これでは、
カールコード101の折り返し部分を保持することが難
しいため、手間がかかってしまう。
【0010】また、上述した従来の手提げ紐では、他人
のものとの識別をする場合、カールコードの色や、カー
ルコード自体を以て行うが、それ以上の特徴がないた
め、一目で識別することができない場合がある。
【0011】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、紐体の端部に対し、携帯用品に取り付けできる環状
の細紐を簡素な構成として容易に得ることができ、さら
に個々に識別できる特徴を有することができる手提げ紐
と該手提げ紐の製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による請求項1に記載の手提げ紐は、長手状の細
紐の周囲を覆う如く被覆部材を施した紐体と、該紐体の
一端部を折り返し状にして固定した環状部分にかかり、
前記細紐を表出させてなる取付部と、を備えたことを特
徴とする。
【0013】請求項2に記載の手提げ紐は、長手状の細
紐の周囲を覆う如く被覆部材を施し、連続する螺旋をな
す紐体と、該紐体の一端部を折り返し状にして固定した
環状部分にかかり、前記細紐を表出させてなる取付部
と、前記紐体の他端部に固定されたクリップと、を備え
たことを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の手提げ紐は、請求項1あ
るいは請求項2に記載の手提げ紐において、前記紐体の
一端部に関し、前記取付部をなす如く折り返し状にして
固定した部分には、形状デザインおよび着色が施されて
なる装飾体が設けられていることを特徴とする。
【0015】また、本発明による請求項4に記載の手提
げ紐の製造方法は、長手状の細紐の周囲を覆う如く熱可
塑性合成樹脂材からなる被覆部材を施した紐体に対し、
その一端部の先端の前記被覆部材を残すようにして所望
長さ分の被覆部材を取り除いて前記細紐の所望部位を表
出させ、前記紐体の一端部を折り返し状にして、前記先
端の前記被覆部材と、前記細紐を被覆している前記被覆
部材とを溶着固定し、表出された前記細紐を以て環状部
分をなすことを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の手提げ紐の製造方法は、
長手状の細紐の周囲を覆う如く熱可塑性合成樹脂材から
なる被覆部材を施し、連続する螺旋をなす紐体における
一端部の先端の前記被覆部材を残すようにして所望長さ
分の被覆部材を取り除くことにより前記細紐の所望部位
を表出させ、前記紐体の一端部を折り返し状にして、前
記先端の前記被覆部材と、前記細紐を被覆している前記
被覆部材とを溶着固定し、表出された前記細紐を以て環
状部分をなし、前記紐体の他端部に、クリップを挿通
し、該他端部を折り返し状にして溶着固定することを特
徴とする。
【0017】請求項6に記載の手提げ紐の製造方法は、
請求項4あるいは請求項5に記載の手提げ紐の製造方法
において、前記一端部および前記他端部における溶着固
定部分は、合成樹脂材からなる帯部材を巻装して溶着固
定することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。図1は本発明による手提
げ紐の実施形態を示す斜視図である。
【0019】本実施の形態における手提げ紐は、主に携
帯用品(携帯電話機やポケットベル(登録商標)など)
に装着され、ポケットなどに収納した状態から即座に取
り出して使用し、且つ、ポケットから滑り落ちた場合の
落下防止を兼ねるものである。この手提げ紐は、カール
コード1と、クリップ2とを備えている。
【0020】まず、カールコード1は、長手状の細紐3
を有している。この細紐3は、ウレタンまたはビニール
などの熱可塑性の合成樹脂材からなる被覆部材4によっ
て周囲が覆われており、これら細紐3と被覆部材4を以
て長尺の紐体を構成している。また、カールコード1
は、連続した螺旋をなす如く形成され、延長可能で、且
つ、元の螺旋形状に復元し得るように形成されている。
【0021】カールコード1の一端部5には、取付部6
が形成されている。この取付部6は、携帯用品において
環状とされた取付部位に取り付けられるように、環状に
形成されている。具体的に、取付部6は、カールコード
1の一端部5を折り返し状にして固定することにより環
状部分をなし、この環状部分における被覆部材4を除く
ことによって、その部分の細紐3を環状に表出させた構
成とされている。
【0022】ここで、取付部6をなす製造方法について
説明する。最初に、図2(a)に示すように、細紐3を
被覆部材4で被覆されているカールコード1の一端部5
を、図2(b)に示す如く先端5aにおける被覆部材4
aを残すように、表出させたい所望の長さ分(L)の被
覆部材4を取り除く。
【0023】続いて、図2(c)に示すように、カール
コード1の一端部5を折り返し状にして、残してある被
覆部材4aと、細紐3を被覆している被覆部材4bとを
溶着して固定する。この溶着の手段は、熱溶着、超音波
溶着など適宜な手段を用いるとよい。
【0024】なお、図2(d)に示すように、カールコ
ード1の一端部5を折り返し状にした時、残してある被
覆部材4aと、細紐3を被覆している被覆部材4bとを
ウレタンまたはビニールなどの熱可塑性の合成樹脂材
(被覆部材4と同じ材質が好ましい)からなる帯部材8
を巻装して止めて溶着固定を行ってもよい。この帯部材
8によれば、被覆部材4aと被覆部材4bをの溶着をよ
り確実にするとともに、溶着する前の被覆部材4a,4
bを保持しておくことが可能となる。また、帯部材8
は、一面に粘着層を備えていれば好ましく、帯部材8に
おける被覆部材4a,4bへの巻装が容易となる。
【0025】次に、クリップ2は、中央に左右一対のヒ
ンジ部20aを形成した第一クリップ部材20と、基端
をクリップ部材20に一体的に連結した第二クリップ部
材21と、ヒンジ部20aに対して揺動可能に枢支され
たロックレバー22とから構成されている。
【0026】第一クリップ部材20は、その一端にカー
ルコード1の他端部7を通す挿通穴20bを形成し、他
端に突起を多数形成したクリップ止部20cを形成して
いる。第二クリップ部材21は、その自由端に、凸条を
多数形成したクリップ止部21aを形成している。
【0027】ロックレバー22は、第二クリップ部材2
1の背部を押圧することで、これを弾性的に撓ませ、ク
リップ止め部21aをクリップ止め部20c側に押すた
めの爪部22aを備えている。この爪部22aは、ロッ
クレバー22の揺動(傾倒)操作により、第二クリップ
部材21を第一クリップ部材20側に弾性的に押し付け
固定する機能を発揮する。なお、ロックレバー22と第
二クリップ部材21との間には、上記押し付け固定の弾
性力を助成するために、板バネ23が配置されている。
【0028】このロックレバー22の揺動操作で、クリ
ップ2を開閉し、このクリップ2を以て所望の箇所を挟
持することができる。また、クリップ2は、上記構成に
限らず、挟持する機能を有していれば如何なる構成であ
ってもよい。
【0029】上記クリップ2は、カールコード1の他端
部7に取り付けられている。具体的には、クリップ2の
挿通穴20bにカールコード1の他端部7を通し、この
他端部7を折り返し状にして固定する。
【0030】ここで、クリップ2を固定する製造方法に
ついて説明する。図3(a)に示すように、クリップ2
の挿通穴20bにカールコード1の他端部7を通し、こ
の他端部7を折り返し状にした後、他端部7の先端7a
を折り返した部位に溶着する。この溶着の手段は、熱溶
着、超音波溶着など適宜な手段を用いるとよい。
【0031】その他、クリップ2を固定する場合、図3
(b)に示す如く取付部6をなす場合と同じようにして
細紐3を表出させ、この細紐3がなす環状部分にクリッ
プ2を取り付けてもよい。
【0032】なお、図3(c)、図3(d)に示す工程
において、折り返した部位を溶着する際、上述した取付
部6をなす時と同様に、溶着する部分に帯部材8を巻装
してもよい。
【0033】このように構成された手提げ紐は、取付部
6における環状とされた細紐3を携携帯用品側に取り付
ける。そして、クリップ2を衣類のポケットの縁部(上
記所望の箇所)などに取り付けて、携帯電話機をポケッ
トに収納する。
【0034】携帯電話機を使用する際には、携帯電話機
をポケットから取り出すことによってカールコード1の
カール部分が延長して携帯電話機を耳元などに近づける
ことが可能となる。また、ポケットから携帯電話機が滑
り落ちた際には、カールコード1の他端部7に取り付け
たクリップ2によって地面に至る前に止める。
【0035】したがって、上述した手提げ紐では、紐体
としてのカールコード1を、細紐3を被覆部材4で被覆
した構成とし、被覆部材4が除かれた細紐3を以てカー
ルコード1の一端部5に環状の取付部6をなしているの
で、取付部6を簡素な構成で容易に得ることが可能とな
るので、コストを低減させることができる。
【0036】また、カールコード1における細紐3は、
一端部5から他端部7まで、すなわち取付部6からクリ
ップ2に至るまで連続しているので、延長し得るカール
コード1を有した手提げ紐として、高い強度を得ること
が可能となる。
【0037】また、紐体3に種々の色彩を施し、ウレタ
ンまたはビニールなどの合成樹脂材からなる被覆部材4
を透明体として構成すれば、細紐3の色彩をカールコー
ド1全体に浮き上がらせることができるので見栄えがよ
い。
【0038】また、上述した手提げ紐の製造方法では、
長手状の細紐3を被覆部材4で被覆したカールコード1
をなし、その一端部5において、先端5aにおける被覆
部材4aを残すようにして、所望の長さ分(L)の細紐
3を表出させ、その一端部5を折り返し状にして、残し
てある被覆部材4aと、細紐3を被覆している被覆部材
4bとを溶着して固定するようにしたことにより、従来
のように別の構成を用いなくても、取付部6を得ること
が可能となるので、製造工程が簡素化され、短時間でよ
り多くの生産を実施することが可能となる。
【0039】ところで、本実施の形態では、上述した手
提げ紐において、取付部6をなすために溶着固定した部
分に対して装飾体9が設けられている。装飾体9は、主
に塩化ビニルまたはウレタンなどの軟質の樹脂材によっ
て、形状デザインをなすようにモールド成形され、着色
が施されている。
【0040】装飾体9は、図4(a)、図4(b)に示
すように、環状とされた(二本分の)細紐3が通される
ように形成された挿通部10と、被覆部材4a,4bか
らなる固定部分に嵌め込まれる内形とされた嵌挿部11
とを有している。これら挿通部10と嵌挿部11は連通
している。そして、装飾体9は、取付部6における固定
部分(被覆部材4a,4b部分)に対し、表出された細
紐3側から別体で被さるように取り付けられる。
【0041】また、装飾体9を設ける場合には、被覆部
材4a,4bからなる溶着固定部分の大きさを装飾体9
の嵌挿部11が嵌まり得る定型の外形にするため、被覆
部材4a,4bの溶着の際に、成形型を用いて溶着した
り、上記の如く帯部材8を巻装して溶着することが好ま
しい。また、装飾体9を設ける際、手提げ紐に対して別
体でなく、取付部6における被覆部材4a,4b部分の
溶着固定を兼ねて、その部分に一体にモールド成形して
もよい。
【0042】このように、取付部6における固定部分に
装飾体9を施すことにより、手提げ紐として、他のもの
と識別できるような特徴を有することができる。また、
溶着した部分に装飾体9を被せているので、溶着固定部
分を隠蔽して、見栄えをよくすることができる。
【0043】なお、上述した実施の形態では、紐体とし
てカールコード1を以て説明したが、カールコード1に
限らず、螺旋部分を備えずに細紐3を被覆部材4で被覆
した構成の紐体であっても、上述した効果を得ることが
できる。この場合、上述の如く紐体の他端部7にクリッ
プ2を設ける構成であってもよいが、クリップ2を設け
なくてもよい。また、螺旋部分を備えない紐体の他端部
7を折り返し状にして、一端部5側の取付部6をなす溶
着部分に共に溶着固定して環状をなす構成(この環状部
分には、クリップ2があってもなくてもよい)としても
よい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明による請求項
1に記載の手提げ紐は、長手状の細紐の周囲を覆う如く
被覆部材を施して紐体をなし、この紐体の一端部を折り
返し状にして溶着固定した環状部分の細紐を表出させた
ことにより、携帯用品側に取り付けられる環状の取付部
を簡素な構成として容易に得て、コストを低減させるこ
とができる。
【0045】請求項2に記載の手提げ紐は、長手状の細
紐の周囲を覆う如く被覆部材を施し、連続する螺旋をな
す紐体を構成し、この紐体の一端部を折り返し状にして
固定した環状部分の細紐を表出させ、紐体の他端部にク
リップを固定したことにより、延長可能な紐体(カール
コード)を備えた手提げ紐にかかり、携帯用品側に取り
付けられる環状の取付部を簡素な構成として容易に得
て、コストを低減させることができる。
【0046】また、請求項2に記載の手提げ紐は、紐体
における細紐が、一端部から他端部まで、すなわち取付
部からクリップに至るまで連続しているので、延長し得
る紐体(カールコード)を有した手提げ紐として、高い
強度を得ることができる。
【0047】請求項3に記載の手提げ紐は、前記取付部
をなす如く折り返し状にして固定した部分に、形状デザ
インおよび着色が施されてなる装飾体を設けたことによ
り、他の手提げ紐との識別をする特徴を有することがで
きる。また、取付部をなす固定が装飾体を以て隠蔽され
るので、見栄えをよくして意匠性を向上させることがで
きる。
【0048】請求項4に記載の手提げ紐の製造方法は、
長手状の細紐の周囲を覆う如く熱可塑性合成樹脂材から
なる被覆部材を施した紐体に対し、その一端部の先端の
被覆部材を残すようにして所望長さ分の被覆部材を取り
除くことにより細紐の所望部位を表出させ、この紐体の
一端部を折り返し状にして、先端の被覆部材と、細紐を
被覆している被覆部材とを溶着固定し、表出された細紐
を以て環状部分をなすことにより、携帯用品側に取り付
けられるべき環状の取付部を簡素な構成で得ることがで
きる。
【0049】請求項5に記載の手提げ紐の製造方法は、
長手状の細紐の周囲を覆う如く熱可塑性合成樹脂材から
なる被覆部材を施し、連続する螺旋をなす紐体に対し、
その一端部の先端の被覆部材を残すようにして所望長さ
分の被覆部材を取り除くことにより細紐の所望部位を表
出させ、この紐体の一端部を折り返し状にして、先端の
被覆部材と、細紐を被覆している被覆部材とを溶着固定
し、表出された細紐を以て環状部分をなし、さらに、紐
体の他端部にクリップを挿通し、この他端部を折り返し
状にして溶着固定することにより、延長可能な紐体(カ
ールコード)を備えた手提げ紐の携帯用品側に取り付け
られるべき環状の取付部を簡素な構成で得ることができ
る。
【0050】請求項6に記載の手提げ紐の製造方法は、
前記一端部および前記他端部における溶着固定部分を、
合成樹脂材からなる帯部材を巻装して溶着固定すること
により、固定すべき被覆部材と被覆部材との相互の溶着
をより確実にするとともに、溶着する前の各被覆部材を
保持しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による手提げ紐の実施形態を示す斜視
図。
【図2】(a)〜(c)同手提げ紐の一端部における取
付部の製造過程を示す図。 (d)同取付部の他の製造過程を示す図。
【図3】(a)同手提げ紐の他端部におけるクリップの
取付方法を示す図。 (b)同クリップの他の取付方法を示す図。
【図4】(a)装飾体と取付部を示す図。 (b)装飾体を取付部の装着した図。
【図5】従来の手提げ紐を示す斜視図。
【符号の説明】
1…紐体(カールコード)、2…クリップ、3…細紐、
4,4a,4b…被覆部材、5…一端部、6…取付部、
7…他端部、8…帯部材、9…装飾体。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手状の細紐の周囲を覆う如く被覆部材
    を施した紐体と、 該紐体の一端部を折り返し状にして固定した環状部分に
    かかり、前記細紐を表出させてなる取付部と、 を備えたことを特徴とする手提げ紐。
  2. 【請求項2】 長手状の細紐の周囲を覆う如く被覆部材
    を施し、連続する螺旋をなす紐体と、 該紐体の一端部を折り返し状にして固定した環状部分に
    かかり、前記細紐を表出させてなる取付部と、 前記紐体の他端部に固定されたクリップと、 を備えたことを特徴とする手提げ紐。
  3. 【請求項3】 前記紐体の一端部に関し、前記取付部を
    なす如く折り返し状にして固定した部分には、形状デザ
    インおよび着色が施されてなる装飾体が設けられている
    ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の手
    提げ紐。
  4. 【請求項4】 長手状の細紐の周囲を覆う如く熱可塑性
    合成樹脂材からなる被覆部材を施した紐体に対し、その
    一端部の先端の前記被覆部材を残すようにして所望長さ
    分の被覆部材を取り除いて前記細紐の所望部位を表出さ
    せ、 前記紐体の一端部を折り返し状にして、前記先端の前記
    被覆部材と、前記細紐を被覆している前記被覆部材とを
    溶着固定し、表出された前記細紐を以て環状部分をなす
    ことを特徴とする手提げ紐の製造方法。
  5. 【請求項5】 長手状の細紐の周囲を覆う如く熱可塑性
    合成樹脂材からなる被覆部材を施し、連続する螺旋をな
    す紐体における一端部の先端の前記被覆部材を残すよう
    にして所望長さ分の被覆部材を取り除くことにより前記
    細紐の所望部位を表出させ、 前記紐体の一端部を折り返し状にして、前記先端の前記
    被覆部材と、前記細紐を被覆している前記被覆部材とを
    溶着固定し、表出された前記細紐を以て環状部分をな
    し、 前記紐体の他端部に、クリップを挿通し、該他端部を折
    り返し状にして溶着固定することを特徴とする手提げ紐
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記一端部および前記他端部における溶
    着固定部分は、合成樹脂材からなる帯部材を巻装して溶
    着固定することを特徴とする請求項4あるいは請求項5
    に記載の手提げ紐の製造方法。
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