JP2000156615A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2000156615A JP10329608A JP32960898A JP2000156615A JP 2000156615 A JP2000156615 A JP 2000156615A JP 10329608 A JP10329608 A JP 10329608A JP 32960898 A JP32960898 A JP 32960898A JP 2000156615 A JP2000156615 A JP 2000156615A
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gate
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電圧における様々な要因のばらつきを抑
制し、集積化を行うことができるエレクトレットマイク
の増幅回路からなる半導体集積回路を得る。 【解決手段】 エレクトレットマイク7のコンデンサ容
量の変化に対する入力電圧変動ΔVinを電圧変換回路2
で電圧変換する際、ペアリングを行って同一形状、同一
特性になるように同一プロセスで形成した2つのディプ
リションタイプのFET11及び12を用いて電圧変換
すると共に、電圧変換回路2のDC特性において、電圧
変換回路2の出力電圧Vaが電源電圧Vddの1/2にな
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトレットマ
イクロホン等におけるコンデンサの容量変化による電圧
変動を得るための電圧変換回路及びバイアス回路を備え
た半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、コンデンサの容量変化による電
圧変動を得るための電圧変換回路の従来例を示した図で
あり、従来の電圧変換回路を備えた増幅回路を例にして
示している。図7において、増幅回路100は、電圧変
換回路101、結合コンデンサ102及び増幅器103
で構成されている。増幅回路100の入力端子INとア
ース端子GNDとの間には、音波によってコンデンサの
容量が変化するエレクトレットマイクロホン(以下、エ
レクトレットマイクと呼ぶ)105が接続されている。
【0003】エレクトレットマイク105を形成するコ
ンデンサには、あらかじめ電荷が蓄積されており、エレ
クトレットマイク105は、外部からの音波を受けるこ
とによって該コンデンサの容量が変化し、該容量変化に
応じて出力電圧が変動するものである。エレクトレット
マイク105からの出力電圧は、増幅回路100の入力
端子INに入力される。
【0004】電圧変換回路101は、入力端子INに入
力される電圧Vinの電圧変換を行ない、該変換された電
圧は、結合コンデンサ102を介して増幅器103に入
力され、増幅器103で増幅されて出力端子OUTから
出力される。電圧変換回路101は、入力端子INに入
力される入力電圧VinをディプリションタイプのNチャ
ネルFET111と抵抗112とで電圧変換を行ってい
る。FET111のゲートとソースとの間は、ダイオー
ド113及び114で形成されたバイアス回路でバイア
スされており、FET111のゲート・ソース間電圧V
gsは、0V付近を中心にして変化する。この場合、FE
T111において、ドレイン電流Idはピンチオフ電圧
Vpの2乗に比例する。
【0005】ゲート・ソース間電圧Vgsが0Vのときの
ドレイン電流をIdssとすると、ピンチオフ電圧Vpと該
Idssとの関係は、下記(a)式のようになる。 Idss=β×Vp2………………………………………(a) なお、上記(a)式において、βは、FET111のゲ
ートサイズによって決まる係数を示している。
【0006】また、エレクトレットマイク105のコン
デンサ容量変化に対する入力電圧Vinの変化をΔVinと
すると、Vgs=0のときのΔVinによるFET111の
ドレイン電流Idの変化ΔIdは、下記(b)式で示すこ
とができる。 ΔId=−2×Idss×ΔVin/Vp…………………(b) 従って、上記(a)式及び(b)式より、下記(c)式
のようになる。 ΔId=−2×ΔVin×β×Vp ……………………(c)
【0007】ここで、抵抗112の抵抗値をRとする
と、ドレイン電流IdがΔId変化した際の抵抗112に
よる電圧降下Vrの変化ΔVrは、下記(d)式のように
なる。 ΔVr=ΔId×R =−2×ΔVin×β×Vp×R ………………(d) R=Vp/(−2×Idss)にすると、上記(b)式及び
(d)式よりΔVr=ΔVinとなる。
【0008】また、電圧変換回路101のDC特性にお
いて、X点の電位をVxとすると、該Vxは、電源電圧V
ddから抵抗112の電圧降下をひいた値となり、抵抗1
12に電流Idssが流れる場合下記(e)式のように示
すことができる。 Vx=Vdd−R×Idss =Vdd−R×β×Vp2……………………………(e)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、増幅回路10
0をICで構成する場合、製造時のばらつきによって、
FET111のピンチオフ電圧Vpがばらつき、上記
(d)式よりピンチオフ電圧Vpに比例して電圧降下Vr
の変化ΔVrがばらつき、更に上記(e)式よりX点の
電位Vxがばらつくことが分かる。更に、製造時のばら
つきによって、抵抗112の抵抗値Rの絶対値がばらつ
き、上記(d)式より抵抗値Rに比例して電圧降下Vr
の変化ΔVrがばらつくことが分かる。更に、抵抗値R
及び係数βは温度特性を有するため、X点の電位Vxの
ばらつきが生じる。
【0010】これらのことから、増幅回路100の出力
電圧において、安定した電圧利得及び出力電圧範囲が得
られないという問題があった。また、X点の電位Vxの
ばらつきにより、出力端子OUTから出力される出力電
圧Voutが飽和しやすくなり増幅器103の増幅率をあ
まり大きくすることができない。このため、電圧変換回
路101の出力電圧に対して、結合コンデンサ102で
直流成分のカットを行ない、その後、増幅器103で増
幅を行うようにする必要があり、電圧変換回路101の
出力電圧を増幅器103でDC増幅することができず、
容量の大きな結合コンデンサ102が必要となることか
ら、増幅回路100の集積化が困難であった。
【0011】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、同一プロセスで形成され、ペ
アリングを行ったFETを用いて、電圧変換回路の出力
電圧におけるDC特性の中心が電源電圧の1/2になる
ようにして、出力電圧における様々な要因のばらつきを
抑制し、集積化を行うことができるエレクトレットマイ
クの増幅回路からなる半導体集積回路を得ることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路は、エレクトレットマイクロホンのコンデンサ容
量の変化に伴う電圧変化を増幅する増幅回路を備えた半
導体集積回路において、該電圧変化の電圧変換を行う電
圧変換回路と、該電圧変換回路で変換された電圧を増幅
する増幅器と、該増幅器に対して基準バイアス電圧を生
成して出力する基準バイアス回路とを備え、電圧変換回
路は、上記電圧変化の中心が増幅器に供給される直流電
源電圧の1/2付近の値になるように電圧変換を行うも
のである。
【0013】また、この発明に係る半導体集積回路は、
請求項1において、電圧変換回路が、上記電圧変化をド
レイン電流の変化に変換する第1FETと、該第1FE
Tのドレイン電流の変化を電圧に変換する第2FETと
を備え、第1FET及び第2FETが、同一プロセス上
で形成したディプリションタイプのFETであるもので
ある。
【0014】また、この発明に係る半導体集積回路は、
請求項2において、上記第1FET及び第2FETは、
ゲート長及びゲート幅がそれぞれ同一であるものであ
る。
【0015】また、この発明に係る半導体集積回路は、
請求項2又は請求項3のいずれかにおいて、上記第2F
ETは、ゲートとソースが上記第1FETのドレインに
接続されるものである。
【0016】また、この発明に係る半導体集積回路は、
請求項2又は請求項3のいずれかにおいて、上記第1F
ET及び第2FETは、ゲートとソースとの間に同一構
成のバイアス回路がそれぞれ接続されるものである。
【0017】また、この発明に係る半導体集積回路は、
請求項2又は請求項3のいずれかにおいて、上記電圧変
換回路は、所定の基準電圧を生成する基準電圧発生回路
を備え、該基準電圧発生回路は、生成した基準電圧を上
記第2FETのゲートに出力するものである。
【0018】また、この発明に係る半導体集積回路は、
請求項4において、上記基準バイアス回路は、ゲートと
ソースが接続された第3FETと、ゲートとソースが接
続され、該第3FETと直列に接続された第4FETと
で形成され、第3FET及び第4FETは、同一プロセ
ス上で形成したディプリションタイプのFETであり、
直流電源電圧を分圧して所定の基準バイアス電圧を生成
し出力するものである。
【0019】また、この発明に係る半導体集積回路は、
請求項5において、上記基準バイアス回路は、ゲートと
ソースとの間にバイアス回路が接続された第3FET
と、ゲートとソースとの間にバイアス回路が接続され、
該第3FETと直列に接続された第4FETとで形成さ
れ、第3FET及び第4FETは、同一プロセス上で形
成したディプリションタイプのFETであり、直流電源
電圧を分圧して所定の基準バイアス電圧を生成し出力す
るものである。
【0020】また、この発明に係る半導体集積回路は、
請求項6において、上記基準バイアス回路は、ゲートと
ソースが接続された第3FETと、基準電圧発生回路で
生成された基準電圧がゲートに入力され、該第3FET
と直列に接続された第4FETとで形成され、第3FE
T及び第4FETは、同一プロセス上で形成したディプ
リションタイプのFETであり、直流電源電圧を分圧し
て所定の基準バイアス電圧を生成し出力するものであ
る。
【0021】また、この発明に係る半導体集積回路は、
請求項7から請求項9のいずれかにおいて、第3FET
は、第1FETと同一プロセスで同一形状に形成され、
第4FETは、第2FETと同一プロセスで同一形状に
形成されるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1における
半導体集積回路の例を示した回路図であり、図1では、
エレクトレットマイクロホンを構成するコンデンサの容
量変化による電圧変動を得るための電圧変換回路を備え
た増幅回路を例にして示している。図1において、増幅
回路1は、電圧変換回路2、基準バイアス回路3及び直
流増幅器4で構成されている。
【0023】増幅回路1の入力端子INは電圧変換回路
2に接続されており、電圧変換回路2の出力は直流増幅
器4の一方の入力に、基準バイアス回路3の出力は直流
増幅器4の他方の入力にそれぞれ接続されている。直流
増幅器4の出力は増幅回路1の出力端子OUTに接続さ
れ、増幅回路1の入力端子INとアース端子GNDとの
間には、音波によってコンデンサの容量が変化するエレ
クトレットマイクロホン(以下、エレクトレットマイク
と呼ぶ)7が接続されている。
【0024】エレクトレットマイク7を形成するコンデ
ンサには、あらかじめ電荷が蓄積されており、エレクト
レットマイク7は、外部からの音波を受けることによっ
て該コンデンサの容量が変化し、該容量変化に応じて出
力電圧が変動するものである。エレクトレットマイク7
からの出力電圧は、増幅回路1の入力電圧Vinとして入
力端子INに入力される。
【0025】電圧変換回路2は、入力端子INに入力さ
れる電圧Vinの電圧変換を行ない、該変換された電圧
は、直流増幅器4に入力され直流増幅器4で増幅されて
出力端子OUTから出力される。このとき、基準バイア
ス回路3は、直流増幅器4で増幅が行われる際の基準バ
イアス電圧Vrefを生成して直流増幅器4に出力する。
【0026】具体的には、電圧変換回路2は、入力端子
INに入力される入力電圧Vinを、同一プロセスで同一
特性のディプリションタイプのNチャネルFET11及
び12で電圧変換を行っている。FET11において、
ゲートは入力端子INに接続されており、FET11の
ゲートとソースとの間は、ダイオード13及び14で形
成されたバイアス回路でバイアスされ、ソースはアース
端子GNDに接続されて接地される。このことから、F
ET11のゲート・ソース間電圧Vgsは、0V付近を中
心にして変化する。また、FET12において、ドレイ
ンは直流電源電圧Vddが外部から供給される電源端子V
ddに接続され、ゲートとソースは接続されてFET11
のドレインに接続され、該接続部をAとする。
【0027】次に、基準バイアス回路3は、2つのディ
プリションタイプのNチャネルFET15及び16で形
成されており、各FET15及び16は、ゲートとソー
スがそれぞれ接続されている。FET15において、ド
レインは電源端子Vddに接続され、ゲートとソースの接
続部はFET16のドレインに接続され、該接続部をB
とする。FET16は、ゲートとソースの接続部がアー
ス端子GNDに接続されている。FET15はFET1
2と、FET16はFET11とそれぞれ同一プロセス
で、同一形状に形成されている。
【0028】直流増幅器4は、演算増幅器17を用いた
非反転増幅器で形成されており、電圧変換回路2の接続
部Aが抵抗18を介して演算増幅器17の反転入力に接
続され、基準バイアス回路3の接続部Bが演算増幅器1
7の非反転入力に接続されている。演算増幅器17の出
力と反転入力との間には、抵抗19とコンデンサ20の
並列回路が接続され、演算増幅器17の出力は出力端子
OUTに接続されている。
【0029】FET11において、ドレイン電流Idは
ピンチオフ電圧Vpの2乗に比例することから、ゲート
・ソース間電圧Vgsが0Vのときのドレイン電流をIds
sとすると、ピンチオフ電圧Vpと該Idssとの関係は、
下記(1)式のようになる。 Idss=β1×Vp2………………………………………(1) なお、上記(1)式において、β1は、FET11のゲ
ートサイズによって決まる係数を示している。
【0030】また、エレクトレットマイク7のコンデン
サ容量が変化して入力電圧VinがΔVin変化したとする
と、FET11のゲートに電圧変動ΔVinが印加され、
これに伴ってFET11のドレイン電流IdがΔId変化
したとする。FET11において、ゲート・ソース間電
圧Vgs=0Vのとき、電圧変動ΔVinによるドレイン電
流Idの変化ΔIdは、下記(2)式で示すことができ
る。 ΔId=−2×Idss×ΔVin/Vp…………………(2) 従って、上記(1)式及び(2)式より、下記(3)式
のようになる。 ΔId=−2×ΔVin×β1×Vp……………………(3)
【0031】一方、FET12はFET11と同一プロ
セスで同一特性であるため、FET11のドレイン電流
Idの変化ΔIdは、FET12のドレイン電流Idの変
化となる。FET12は、ゲート・ソース間電圧Vgs=
0Vであり、ドレイン電流Idのみ変化するため、ON
抵抗として動作する。FET12において、ゲート・ソ
ース間電圧Vgs=0VのときのON抵抗R12は下記
(4)式のようになる。 R12=1/(β2×Vp)………………………………(4) なお、上記(4)式において、β2は、FET12のゲ
ートサイズによって決まる係数、VpはFET12のピ
ンチオフ電圧を示している。
【0032】従って、上記(3)及び(4)式より、入
力電圧Vinの電圧変化ΔVinに対するFET12のドレ
イン・ソース間電圧Vdsの電圧変化ΔVdsは、下記
(5)式のようになる。 ΔVds=ΔId×R12 =−2×ΔVin×β1×Vp/(β2×Vp) =−2×ΔVin×β1/β2…………………(5)
【0033】このように、上記(5)式より、エレクト
レットマイク7のコンデンサ容量の変化に対する入力電
圧変動ΔVinを電圧変換回路2で電圧変換した値は、F
ET11及び12の各係数β1及びβ2の比によって決ま
ることが分かる。このことから、FET11及び12を
同一プロセスで形成する際にペアリングを行って同一形
状、同一特性にすることによって、プロセスによるばら
つき、及び温度特性のばらつきがキャンセルされるた
め、電圧変換回路2の出力であるA点の電位のばらつき
を抑制することができる。
【0034】また、電圧変換回路2のDC特性におい
て、β1及びβ2を同一、すなわちFET11及び12の
ゲート長とゲート幅を等しくしておくことにより、FE
T11及び12の各ドレイン・ソース間電圧は等しくな
る。従って、A点の電位をVaとすると、該Vaは、Va
=Vdd/2となる。このことから、電圧変換回路2の出
力電圧はVdd/2を中心に変動する。
【0035】次に、図2は、本発明の実施の形態1にお
ける半導体集積回路の他の例を示した回路図であり、図
2においても、エレクトレットマイクを構成するコンデ
ンサの容量変化による電圧変動を得るための電圧変換回
路を備えた増幅回路を例にして示している。なお、図2
では、図1と同じものは同じ符号で示しており、ここで
はその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明す
る。
【0036】図2における図1との相違点は、FET1
1のゲート・ソース間に接続したバイアス回路と同様
に、FET12のゲート・ソース間をダイオード23及
び24で、FET15のゲート・ソース間をダイオード
25及び26で、FET16のゲート・ソース間をダイ
オード27及び28でそれぞれバイアスしたことにあ
る。このようにすることにより、電圧変換回路の出力電
圧が、プロセスのばらつきによって大きく変動すること
をより確実に防止することができると共に、基準バイア
ス回路の出力電圧の精度を向上させることができる。な
お、図2では、ダイオード23〜28の追加に伴って、
図1の電圧変換回路2を電圧変換回路32に、図1の基
準バイアス回路3を基準バイアス回路33に、図1の増
幅回路1を増幅回路31にしている。
【0037】また、図1及び図2では、FET11,1
2,15,16がディプリションタイプのNチャネルF
ETの場合を例にして説明したが、ディプリションタイ
プのPチャネルFETを使用してもよく、このようにし
た場合、図1の増幅回路1は図3の増幅回路1aのよう
になり、図2の増幅回路31は図4の増幅回路31aの
ようになる。図3において、電圧変換回路2aは、ディ
プリションタイプのPチャネルFET11a,12a及
びダイオード13,14で形成され、基準バイアス回路
3aは、ディプリションタイプのPチャネルFET15
a,16aで形成されている。なお、直流増幅器4は図
1と同じである。
【0038】FET11aにおいて、ゲートは入力端子
INに接続されており、ソースは電源端子Vddに接続さ
れ、ゲートとソースとの間は、ダイオード13及び14
で形成されたバイアス回路でバイアスされている。ま
た、FET11aと同一プロセスで同一特性のFET1
2aにおいて、ドレインはアース端子GNDに接続さ
れ、ゲートとソースは接続されてFET11aのドレイ
ンに接続され、該接続部は接続部Aとなる。
【0039】次に、各FET15a及び16aは、ゲー
トとソースがそれぞれ接続されており、FET15aに
おいて、ドレインはアース端子GNDに接続され、ゲー
トとソースの接続部はFET16aのドレインに接続さ
れ、該接続部は接続部Bとなる。FET16aは、ゲー
トとソースが接続され該接続部は電源端子Vddに接続さ
れている。FET11a及び12aは、同一プロセスで
形成されると共に、ペアリングが行われて同一形状、同
一特性になるように形成される。また、FET15aは
FET12aと、FET16aはFET11aとそれぞ
れ同一プロセス、同一形状に形成されている。なお、図
3における増幅回路の動作原理は図1と同様であるので
その説明を省略する。
【0040】また、図4において、図3との相違点は、
FET11aのゲート・ソース間に接続したバイアス回
路と同様に、FET12aのゲート・ソース間をダイオ
ード23及び24で、FET15aのゲート・ソース間
をダイオード25及び26で、FET16aのゲート・
ソース間をダイオード27及び28でそれぞれバイアス
したことにあり、その動作原理は図2と同様であるので
その説明を省略する。
【0041】このように、本発明の実施の形態1におけ
る半導体集積回路は、エレクトレットマイク7のコンデ
ンサ容量の変化に対する入力電圧変動ΔVinを電圧変換
回路で電圧変換する際、ペアリングを行って同一形状、
同一特性になるように同一プロセスで形成した2つのデ
ィプリションタイプのFETを用いて電圧変換すると共
に、電圧変換回路のDC特性において、電圧変換回路の
出力電圧Vaが電源電圧Vddの1/2になるようにし
た。これらのことから、電圧変換回路において、プロセ
スのばらつきや温度特性のばらつきをなくすことがで
き、出力電圧のばらつきをなくすことができる。更に、
電圧変換回路から出力される出力信号を直流増幅器4に
おいてDC結合で増幅することができ、結合コンデンサ
を設ける必要がなくなることから、増幅回路を同一チッ
プ上に形成することができるため集積化を容易に行うこ
とができ小型化を図ることができる。
【0042】実施の形態2.図5は、本発明の実施の形
態2における半導体集積回路の例を示した回路図であ
り、図5においても、エレクトレットマイクを構成する
コンデンサの容量変化による電圧変動を得るための電圧
変換回路を備えた増幅回路を例にして示している。な
お、図5では、図1と同じものは同じ符号で示してお
り、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点
のみ説明する。
【0043】図5における図1との相違点は、電圧変換
回路2に電源電圧Vddを分圧する2つの抵抗45及び4
6を設け、該抵抗45及び46で分圧した電圧をFET
12及び15の各ゲートに入力するようにしたことにあ
り、これに伴って、図1の電圧変換回路2を電圧変換回
路42に、図1の基準バイアス回路3を基準バイアス回
路43に、図1の増幅回路1を増幅回路41にしたこと
にある。
【0044】図5において、増幅回路41は、電圧変換
回路42、基準バイアス回路43及び直流増幅器4で構
成されている。増幅回路41の入力端子INは電圧変換
回路42に接続されており、電圧変換回路42の出力は
直流増幅器4の一方の入力に、基準バイアス回路43の
出力は直流増幅器4の他方の入力にそれぞれ接続されて
いる。電圧変換回路42は、入力端子INに入力される
電圧Vinの電圧変換を行ない、該変換された電圧は、直
流増幅器4に入力され直流増幅器4で増幅されて出力端
子OUTから出力される。このとき、基準バイアス回路
43は、直流増幅器4で増幅が行われる際の基準バイア
ス電圧Vrefを生成して直流増幅器4に出力する。
【0045】電圧変換回路42は、FET11,12、
ダイオード13,14及び抵抗45,46で形成されて
おり、入力端子INに入力される入力電圧Vinをディプ
リションタイプのNチャネルFET11及び12で電圧
変換を行っている。抵抗45及び46は直列に接続さ
れ、該直列回路は電源端子Vddとアース端子GNDとの
間に接続されている。FET12において、ドレインは
電源端子Vddに、ゲートは抵抗45と抵抗46との接続
部Cにそれぞれ接続され、ソースはFET11のドレイ
ンに接続されて接続部Aとなる。
【0046】次に、基準バイアス回路43は、2つのF
ET15及び16で形成されており、FET15におい
て、ドレインは電源端子Vddに接続され、ゲートは抵抗
45と抵抗46との接続部Cに接続され、ソースはFE
T16のドレインに接続されて接続部Bとなる。FET
16は、ゲートとソースが接続され該接続部はアース端
子GNDに接続されている。
【0047】このような構成において、FET11で
は、ゲート・ソース間電圧Vgs=0Vのとき、電圧変動
ΔVinによるドレイン電流Idの変化ΔIdは、上記
(3)式のようになる。一方、FET11のドレイン電
流Idの変化ΔIdは、FET12のドレイン電流Idの
変化となる。FET12において、ゲート電圧が接続部
Cの電圧Vcとなりドレイン電流Idの変化によってゲー
ト・ソース間電圧Vgsが変化する。該変化をΔVgsとす
ると、FET12におけるドレイン電流Idの変化ΔId
は、下記(6)式のようになる。 ΔId=−2×ΔVgs×β2×Vp……………………(6)
【0048】従って、上記(3)及び(6)式より、入
力電圧Vinの電圧変化ΔVinに対するFET12のゲー
ト・ソース間電圧Vgsの電圧変化ΔVgsは、下記(7)
式のようになる。 ΔVgs=(β1/β2)×ΔVin…………………………(7)
【0049】一方、接続部Aの電圧Vaの変化ΔVaは、
FET12のゲート・ソース間電圧Vgsの電圧変化ΔV
gsに等しいことから、上記(7)式より、エレクトレッ
トマイク7のコンデンサ容量の変化に対する入力電圧変
動ΔVinを電圧変換回路42で電圧変換した値は、FE
T11及び12の各係数β1及びβ2の比によって決まる
ことが分かる。このことから、FET11及び12を同
一プロセスで形成する際にペアリングを行って同一形
状、同一特性にすることによって、プロセスによるばら
つき、及び温度特性のばらつきがキャンセルされるた
め、電圧変換回路42の出力であるA点の電位のばらつ
きを抑制することができる。
【0050】また、電圧変換回路42のDC特性におい
て、接続部Cの電圧をVcとすると、接続部Aの電圧Va
は、下記(8)式のようになる。 Va=Vc−Vgs………………………………………(8) 上記(8)式より、抵抗45及び46の抵抗値を同一に
してVc=Vdd/2とし、β1及びβ2を同一、すなわち
FET11及び12のゲート長とゲート幅を等しくして
おくことにより、Vgs=0となってVa=Vdd/2とな
る。このことから、電圧変換回路42の出力電圧はVdd
/2を中心に変動する。
【0051】ここで、図5では、FET11,12,1
5,16がディプリションタイプのNチャネルFETの
場合を例にして説明したが、ディプリションタイプのP
チャネルFETを使用してもよく、このようにした場
合、図5の増幅回路41は図6の増幅回路41aのよう
になる。なお、図6では、図3及び図5と同じものは同
じ符号で示しており、ここではその説明を省略する。図
6において、電圧変換回路42aは、FET11a,1
2a及びダイオード13,14で形成され、バイアス回
路43aは、FET15a,16aで形成されている。
【0052】FET11aにおいて、ゲートは入力端子
INに接続されており、ソースは電源端子Vddに接続さ
れ、ゲートとソースとの間は、ダイオード13及び14
でバイアスされている。また、FET12aにおいて、
ドレインはアース端子GNDに、ゲートは抵抗45と抵
抗46との接続部Cにそれぞれ接続され、ソースはFE
T11aのドレインに接続されて接続部Aとなる。
【0053】次に、FET15aにおいて、ドレインは
アース端子GNDに接続され、ゲートは抵抗45と抵抗
46との接続部Cに接続され、ソースはFET16aの
ドレインに接続されて接続部Bとなる。FET16a
は、ゲートとソースが接続され該接続部は電源端子Vdd
に接続されている。なお、図6における増幅回路の動作
原理は図5と同様であるのでその説明を省略する。
【0054】このように、本発明の実施の形態2におけ
る半導体集積回路は、エレクトレットマイク7のコンデ
ンサ容量の変化に対する入力電圧変動ΔVinを電圧変換
回路で電圧変換する際、ペアリングを行って同一形状、
同一特性になるように同一プロセスで形成した2つのデ
ィプリションタイプのFETを用いて電圧変換すると共
に、電圧変換回路のDC特性において、電圧変換回路の
出力電圧Vaが電源電圧Vddの1/2になるようにし
た。これらのことから、上記実施の形態1と同様の効果
を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1に係る半導体集積回路は、電圧
変換回路のDC特性において、電圧変換回路の出力電圧
が直流電源電圧の1/2になるようにした。このことか
ら、電圧変換回路から出力される出力信号を増幅器にお
いてDC結合で増幅することができ、結合コンデンサを
設ける必要がなくなることから、同一チップ上に形成す
ることができるため集積化を容易に行うことができ小型
化を図ることができる。
【0056】請求項2に係る半導体集積回路は、請求項
1において、具体的には、エレクトレットマイクロホン
のコンデンサ容量の変化に対する電圧変化を電圧変換回
路で電圧変換する際、同一プロセスで形成した2つのデ
ィプリションタイプの第1FET及び第2FETを用い
て電圧変換するようにした。このことから、プロセスの
ばらつきや温度特性のばらつきをなくすことができ、出
力電圧のばらつきをなくすことができる。
【0057】請求項3に係る半導体集積回路は、請求項
2において、具体的には、エレクトレットマイクロホン
のコンデンサ容量の変化に対する電圧変化を電圧変換回
路で電圧変換する際、ペアリングを行って同一形状、同
一特性になるように同一プロセスで形成した2つのディ
プリションタイプの第1FET及び第2FETを用いて
電圧変換するようにした。このことから、プロセスのば
らつきや温度特性のばらつきをなくすことができ、出力
電圧のばらつきをなくすことができる。
【0058】請求項4に係る半導体集積回路は、請求項
2又は請求項3のいずれかにおいて、具体的には、第2
FETのゲートとソースを第1FETのドレインに接続
した。このことから、プロセスのばらつきや温度特性の
ばらつきをなくすことができ、出力電圧のばらつきをな
くすことができる。
【0059】請求項5に係る半導体集積回路は、請求項
2又は請求項3のいずれかにおいて、具体的には、第1
FET及び第2FETのそれぞれのゲートとソースとの
間に同一構成のバイアス回路を設けた。このことから、
プロセスのばらつきや温度特性のばらつきをより確実に
なくすことができ、出力電圧のばらつきをより確実にな
くすことができる。
【0060】請求項6に係る半導体集積回路は、請求項
2又は請求項3のいずれかにおいて、具体的には、第2
FETのゲート電圧として基準電圧発生回路で生成した
基準電圧を用いた。このことから、プロセスのばらつき
や温度特性のばらつきをなくすことができ、出力電圧の
ばらつきをなくすことができる。
【0061】請求項7に係る半導体集積回路は、請求項
4において、具体的には、基準バイアス回路が、ゲート
とソースが接続された第3FETと、ゲートとソースが
接続され第3FETと直列に接続された第4FETとで
形成され、第3FET及び第4FETを同一プロセス上
で形成した。このことから、プロセスのばらつきや温度
特性のばらつきをより確実になくすことができ、出力電
圧のばらつきをより確実になくすことができる。
【0062】請求項8に係る半導体集積回路は、請求項
5において、具体的には、基準バイアス回路が、第1F
ET及び第2FETに設けられたバイアス回路と同一構
成のバイアス回路をゲートとソースとの間に設けられた
第3FET及び第4FETを直列に接続して形成され、
第3FET及び第4FETを同一プロセス上で形成し
た。このことから、プロセスのばらつきや温度特性のば
らつきをより一層確実になくすことができ、出力電圧の
ばらつきをより一層確実になくすことができる。
【0063】請求項9に係る半導体集積回路は、請求項
6において、具体的には、基準バイアス回路が、ゲート
とソースが接続された第3FETに、基準電圧発生回路
で生成された基準電圧がゲートに入力された第4FET
を直列に接続して形成され、第3FET及び第4FET
を同一プロセス上で形成した。このことから、プロセス
のばらつきや温度特性のばらつきをより確実になくすこ
とができ、出力電圧のばらつきをより確実になくすこと
ができる。
【0064】請求項10に係る半導体集積回路は、請求
項7から請求項9のいずれかにおいて、具体的には、第
3FETを、第1FETと同一プロセスで同一形状に形
成し、上記第4FETを、第2FETと同一プロセスで
同一形状に形成した。このことから、プロセスのばらつ
きや温度特性のばらつきをより確実になくすことがで
き、出力電圧のばらつきをより確実になくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体集積回
路の例を示した回路図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における半導体集積回
路の他の例を示した回路図である。
【図3】 図1の変形例を示した回路図である。
【図4】 図2の変形例を示した回路図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における半導体集積回
路の例を示した回路図である。
【図6】 図5の変形例を示した回路図である。
【図7】 コンデンサの容量変化による電圧変動を得る
ための電圧変換回路の従来例を示した図である。
【符号の説明】
1,1a,31,31a,41,41a 増幅回路、
2,2a,32,32a,42,42a 電圧変換回
路、 3,3a,33,33a,43,43aバイアス
回路、 4 直流増幅器、 7 エレクトレットマイ
ク。
フロントページの続き Fターム(参考) 5D021 CC03 5J090 AA02 AA14 AA48 CA15 CA91 CA93 CN01 FA07 FA09 FA15 FN05 FN06 HA09 HA14 HA19 HA25 HA29 HA30 HA32 HN07 HN13 KA02 KA12 KA17 KA47 KA64 MA11 MA18 MA21 SA01 TA01 5J091 AA02 AA14 AA48 CA15 CA91 CA93 FA07 FA09 FA15 HA09 HA14 HA19 HA25 HA29 HA30 HA32 KA02 KA12 KA17 KA47 KA64 MA11 MA18 MA21 SA01 TA01 5J092 AA02 AA14 AA48 CA15 CA91 CA93 FA07 FA09 FA15 HA09 HA14 HA19 HA29 HA30 HA32 KA02 KA12 KA17 KA47 KA64 MA18 MA21 SA01 TA01 VL07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレクトレットマイクロホンのコンデン
    サ容量の変化に伴う電圧変化を増幅する増幅回路を備え
    た半導体集積回路において、 上記電圧変化の電圧変換を行う電圧変換回路と、 該電圧変換回路で変換された電圧を増幅する増幅器と、 該増幅器に対して基準バイアス電圧を生成して出力する
    基準バイアス回路と、を備え、 上記電圧変換回路は、上記電圧変化の中心が増幅器に供
    給される直流電源電圧の1/2付近の値になるように電
    圧変換を行うことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 上記電圧変換回路は、 上記電圧変化をドレイン電流の変化に変換する第1FE
    Tと、 該第1FETのドレイン電流の変化を電圧に変換する第
    2FETと、 を備え、 上記第1FET及び第2FETは、同一プロセス上で形
    成したディプリションタイプのFETであることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 上記第1FET及び第2FETは、ゲー
    ト長及びゲート幅がそれぞれ同一であることを特徴とす
    る請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 上記第2FETは、ゲートとソースが上
    記第1FETのドレインに接続されることを特徴とする
    請求項2又は請求項3のいずれかに記載の半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】 上記第1FET及び第2FETは、ゲー
    トとソースとの間に同一構成のバイアス回路がそれぞれ
    接続されることを特徴とする請求項2又は請求項3のい
    ずれかに記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 上記電圧変換回路は、所定の基準電圧を
    生成する基準電圧発生回路を備え、該基準電圧発生回路
    は、生成した基準電圧を上記第2FETのゲートに出力
    することを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれか
    に記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 上記基準バイアス回路は、 ゲートとソースが接続された第3FETと、 ゲートとソースが接続され、該第3FETと直列に接続
    された第4FETと、で形成され、 上記第3FET及び第4FETは、同一プロセス上で形
    成したディプリションタイプのFETであり、直流電源
    電圧を分圧して所定の基準バイアス電圧を生成し出力す
    ることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 上記基準バイアス回路は、 ゲートとソースとの間に上記バイアス回路が接続された
    第3FETと、 ゲートとソースとの間に上記バイアス回路が接続され、
    該第3FETと直列に接続された第4FETと、で形成
    され、 上記第3FET及び第4FETは、同一プロセス上で形
    成したディプリションタイプのFETであり、直流電源
    電圧を分圧して所定の基準バイアス電圧を生成し出力す
    ることを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 上記基準バイアス回路は、 ゲートとソースが接続された第3FETと、 上記基準電圧発生回路で生成された基準電圧がゲートに
    入力され、該第3FETと直列に接続された第4FET
    と、とで形成され、 上記第3FET及び第4FETは、同一プロセス上で形
    成したディプリションタイプのFETであり、直流電源
    電圧を分圧して所定の基準バイアス電圧を生成し出力す
    ることを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 上記第3FETは、第1FETと同一
    プロセスで同一形状に形成され、上記第4FETは、第
    2FETと同一プロセスで同一形状に形成されることを
    特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに記載の半
    導体集積回路。
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