JP2000156258A - 扉付きコンセント - Google Patents
扉付きコンセントInfo
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- JP2000156258A JP2000156258A JP32718398A JP32718398A JP2000156258A JP 2000156258 A JP2000156258 A JP 2000156258A JP 32718398 A JP32718398 A JP 32718398A JP 32718398 A JP32718398 A JP 32718398A JP 2000156258 A JP2000156258 A JP 2000156258A
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Abstract
している上に感電事故の虞がない。 【解決手段】 丸ピン型の栓刃を受ける刃受け部20と
平型の栓刃を受ける刃受け部21と、外部から挿入され
る電線を機械的且つ電気的に接続する速結端子とを埋め
込み配線器具の規格化された1個モジュールの大きさと
して形成されたケース1内に内装する。該ケース1に形
成された栓刃用挿入孔14を開閉する扉4をケース1に
内装する。扉4によって感電事故を防ぐことができる。
Description
平型の栓刃との両方に対応しているとともに、栓刃挿入
孔を通常時は閉じている扉を備えている扉付きコンセン
トに関するものである。
対応しているユニバーサルコンセントと称されるコンセ
ントがある。この種のコンセントでは、丸型栓刃用の栓
刃挿入孔と平型栓刃用の栓刃挿入孔とが連なって一つの
栓刃挿入孔を形成している。
の開口面積が大きいために導電性の異物が差し込まれて
感電事故を招く虞が高くなっている。
であって、その目的とするところは丸ピン型の栓刃と平
型の栓刃との両方に対応している上に感電事故の虞がな
い扉付きコンセントを提供するにある。
ン型の栓刃を受ける刃受け部と平型の栓刃を受ける刃受
け部と、外部から挿入される電線を機械的且つ電気的に
接続する速結端子とを埋め込み配線器具の規格化された
1個モジュールの大きさとして形成されたケース内に内
装するとともに、該ケースに形成された栓刃用挿入孔を
開閉する扉をケースに内装していることに特徴を有して
いる。扉によって感電事故を防ぐことができる。
入孔の直下に位置させたものであるとともに、両翼片の
中間部を中心に揺動自在となっており、ケース内には揺
動して傾いた扉の開き動作を阻止するストッパーを備え
たものとなっているのが好ましい。
強リブを備えていることが好ましい。
常開き防止部を設けておくのが好ましい。
ーとボディとからなる時、カバーのボディ側の面にはカ
バーとの係合部を備えた中枠が装着されて中枠とカバー
内面との間の空間に扉を配設しておくとよい。
対の刃受け部の間を仕切る仕切り部を備えているととも
に、中枠の仕切り部とボディの仕切り部とは相互係合部
を備えていることが好ましい。
よく、特に両扉を同形同大としておくのがよい。
されたばねによって相互に閉じる方向に付勢されたもの
であることが好ましく、栓刃当接面が傾斜面として形成
されて栓刃の当接でスライドする扉はスライド方向と逆
方向に突出する倒れ防止部を備えていることも好まし
い。
えていたり、ばねの仮止め係止部を備えていることも好
ましく、ばねがコイルばねである場合、扉はボスが内部
に突出する穴をばね取り付け部として備えたものとなっ
ているのが好ましい。
を備えていることが好ましい。
トッパーをケース内の中枠とカバー内面との双方に備え
たものとしたり、扉のケース内面と相対する両端上面に
テーパを設けたり、扉の中枠上面と相対する両端下面に
テーパを設けたり、さらにはストッパーに扉の傾きに合
わせたテーパを設けたりすることも、プラグの挿入性の
向上や片刃挿入の防止性の向上といった点で好ましい。
て栓刃の当接でスライドするものである時、両扉の傾斜
面の傾斜角度は同一としておくとよい。
の半円状部を半円状溝で受けることで揺動自在となって
いるものが好ましい。
受け部と平型の栓刃を受ける刃受け部と、外部から挿入
される電線を機械的且つ電気的に接続する速結端子とを
埋め込み配線器具の規格化された1個モジュールの大き
さとして形成されたケース内に内装するとともに、該ケ
ースに形成された栓刃用挿入孔を開閉する一対の扉をケ
ースに内装したものであって、両側に張り出す一対の翼
片を備えた各扉は相互にスライド自在に対向しており、
ケースに形成された対の栓刃用挿入孔と上記刃受け部と
の間に翼片を位置させた上記扉は翼片の上記挿入孔側の
面が傾斜面として形成されて、栓刃による傾斜面の押圧
でばね付勢に抗してスライドして挿入孔を開くものであ
ることに特徴を有している。
基づいて詳述すると、図示のコンセントは、たとえば図
21に示すように、取り付け枠50を介して配線ボック
ス53に取り付けられる埋め込み配線器具として形成さ
れたもので、この種の埋め込み配線器具における規格化
された一個モジュールの大きさのものとなっている。
ース1は、一面が開口するボディ10と、このボディ1
0の開口側に取り付けられるカバー11とで形成されて
いる。上記ボディ10はその内部が仕切り壁12で2つ
の収納部13,13に区画されており、各収納部13に
は解除釦29と2個の鎖錠ばね26,26と刃受けばね
2とが夫々収められている。
料より形成されたもので、一対の弾性片22,22が相
対している丸ピン型栓刃用の刃受け部20と、上記弾性
片22,22の片側の側縁とこの側縁に対向する弾性片
23とからなる平型栓刃用の刃受け部21とを備えると
ともに、上記鎖錠ばね26,26とによって速結端子を
構成している端子板部25を備えたもので、該速結端子
には、ボディの背面側に形成された電線挿入孔から電線
の被覆を剥いだ先端を差し込むことで結線がなされる。
なお、上記解除釦29はこの結線を解除するためのもの
で、ボディ10の背面に開口している解除用孔19から
ドライバーなどの先端を差し込むことで解除釦29を動
かして鎖錠ばね26を撓ますことで、鎖錠ばね26の端
縁による電線の端子板部25への押し付けを緩めて電線
を引き抜くことで、結線の解除を行うことができる。
バー11は、その表面に一対の端子挿入孔14,14を
備えている。各端子挿入孔14は、丸ピン型栓刃用の挿
入孔14aと平型栓刃用の挿入孔14bとが一体となっ
ているもので、対の挿入孔14a,14aの内側に対の
挿入孔14b,14bが位置している。
対のばね5,5、そして中枠3が納められる。中枠3は
一対の貫通孔31,31と、この貫通孔31,31の間
に位置する溝30と、各貫通孔31の両側に位置する突
部32,32とを備えたもので、図8に示すように、カ
バー11内壁に設けられた突起17との係合でカバー1
1に仮止めすることができるものとなっている。そし
て、上記の一対の扉4,4と一対のばね5,5とは該中
枠3とカバー11の内面との間に配設される。
4は、両側に張り出す翼片41,41と、他方の扉4側
に突出する棒状片40とを備えたもので、棒状片40は
中央よりも翼片41側に寄った位置に設けられており、
両扉4,4を相対させて組み合わせた時、棒状片40,
40同士が並ぶとともに、相互にスライド自在となって
いる。また、各翼片41,42の上面は他方の扉4側が
低くなる傾斜面43として形成されている。
中枠3の溝30に納められるとともに、その外面側とカ
バー11の内壁との間にコイルばねであるばね5,5が
配された状態でカバー11内に納められ、ばね5,5に
よる付勢で両扉4,4は相互に接する状態となる。
は、金属製の組み立て枠6,6によってボディ10に取
り付けられるのであるが、カバー11に被せた組み立て
枠6の先端をボディ10の外面に係止することで組み立
てた時、図8に示すように、中枠3の貫通孔31内に上
記刃受けばね2の刃受け部20,21が位置するととも
に、中枠3はボディ10における前記仕切り壁12と係
合して、両刃受けばね2,2間を分離し、プラグの開閉
によって発生する切り粉の回り込みで短絡が生じてしま
うことを防ぐ。また、貫通孔31の内部に刃受け部2
0,21を位置させることで、刃受けばね2の異常開き
を阻止する。図8中の35は刃受け部21用の異常開き
阻止部を示している。そして扉4,4は、カバー11の
挿入孔14と刃受けばね2との間に位置する。
扉4の翼片42に少し被さることで隙間が両扉4,4間
に生ずることがない状態で両扉4,4がばね5,5によ
る付勢で接触しているのであるが、このように閉じた扉
4,4が挿入孔14と刃受けばね2との間に位置して、
図2に示すように、挿入孔14の奥に位置する刃受けば
ね2を隠す。
7に示すように位置決めリブ18が突出しており、ばね
5で付勢されている扉4は図5に示す当接面46を位置
決めリブ18に当接させることで、両扉4,4は閉じた
状態の位置が定められる。
に差し込めば、各栓刃は扉4,4の翼片41,42の傾
斜面43を押すことで、扉4をばね5に抗して動かし
て、両扉4,4の間を広げるものであり、このために栓
刃は刃受けばね2にまで達して、栓刃が丸ピン型のもの
であれば刃受け部20に、平型のものであれば刃受け部
21に差し込まれる。プラグを抜けば、両扉4,4はば
ね5,5による付勢で復帰して再度挿入孔14を閉じる
状態となる。
は、プラグにおける一対の栓刃が同時に差し込まれない
時、つまり図9に示すように、片側の栓刃70のみが差
し込まれる時には、扉4,4が開かず、片方の栓刃70
のみが刃受けばね2に差し込まれるという状態が生じな
いようになっている。すなわち、片方の栓刃70のみを
差し込んだ時には、図9に示すように、両扉4,4は中
枠3の溝30によって受けられている棒状片40,40
を中心として栓刃70で押されて片側に傾くものであ
り、この傾きによって図9及び図10に示すように、翼
片41,42は中枠3の突部32,32間に入り込み、
栓刃70が傾斜面43を押すことで両扉4,4を押し開
こうとしても、ストッパーである突部32との干渉で開
くことがないものである。なお、栓刃70を差し込んだ
時、傾斜面43に栓刃70が当たる関係で、図6におい
て左右方向にも扉4が傾こうとするが、この傾きは棒状
片40が阻止する。
る部分の中枠3側の面に設けたリブ47は、平型の栓刃
70の挿入時に扉4にかかる抵抗が大きいことに鑑みて
設けた補強リブである。
を扉4,4の間に設けずに両サイドに設けているのは、
扉4,4の開閉によってばね5,5が折れても異極間の
短絡が生じることがないようにしている意味を有してい
る。なお、扉4におけるばね5を受ける部分は、図5及
び図6に示すように、内部にボス45が突出する穴44
として形成されており、ばね5を穴44にはめ込めば、
根元が太くなっているボス45にばね5が係合するよう
になっている。組み立てに際しては、扉4にばね5を組
み付けた状態でカバー11内に組み入れるわけである
が、ばね5が扉4から抜け落ちることがなくて、組み立
て作業性がよいものである。
刃70,70が同時に差し込まれたものの、斜めに差し
込まれた場合は、扉4、4が傾くために、片側の栓刃7
0のみが指し込まれた時と同様に扉4,4は開かないの
であるが、この状態から、ロックした方の力F1を抜い
て他方の力F2を大きくしていくと、扉4,4は元の状
態に戻ってロックが解除され、栓刃70,70が正対し
た時点でさらに押し込むことによって扉4,4が開いて
栓刃70,70は刃受けばね2,2に接続される。しか
し上記力F1の力を抜かずに力F2を大きくすると、扉
4,4はロックした状態でさらに力が加えられることに
なるために、図11(a)に示すように、扉4,4は
「ハ」の字形に広がるため、挿入性が悪くなる。また、
力F1,F2の荷重が高いと、扉4,4の棒状片40に
大きい曲げモーメントが加わって折れてしまう事態を招
くことになる。
面四隅にもストッパーを設けるとよい。つまり、図12
に示すように、傾いた扉4,4の翼片41,42の先端
部と当接して扉4,4が開くことを防ぐ突部16を設け
るのである。図13に示すように、両扉4,4は共にそ
の両端が突部32,16によって開く方向の動きが阻止
されるために、扉4,4が「ハ」の字形に広がることが
なくなる。なお、中枠3の突部32と扉4との係合より
もカバー11の突部16と扉4との係合が先に外れて
は、扉4が「ハ」の字形になってしまうおそれがあるた
めに、突部32と扉4との係合深さイよりも突部16と
扉4との係合深さロの方を大きくしておく。これによっ
て、プラグ挿入性の改善と扉4,4の破損の防止とを行
うことができる。
カバー11に突部16を設けたものにおいて、扉4の両
端上面にテーパ48を設けている。狭いスペースでも扉
4の傾斜角度βを大きくすることができるために、ま
た、扉4と突部16との当接面積を大きくすることがで
きるために、片刃挿入の防止をより確実に行うことがで
きる。
端下面にもテーパ49を設けることは有効であり、この
場合、扉4の傾斜角度をさらに大きくすることができる
上に、扉4と突部32,16との当接面積を大きくする
ことができるために、片刃挿入の防止性を高めることが
できる。
2の上面や突部16の下面にテーパを設けてもよい。図
17は突部32に扉4の傾きに合わせたテーパを設けた
場合を示している。扉4の傾斜角度を大きくすることは
できないが、扉4の傾斜角度が少ない場合でも、扉4と
突部32との当接面積を大きくすることができ、片刃挿
入の防止性を高めることができる。
41,42を対称にしたもので、翼片41が他方の扉4
2の上に重なる部分も無くしている。翼片41及び翼片
42の傾斜面43,43の角度αが同じとなるために、
栓刃70が挿入された時に左右の扉4,4は均一に動く
ことになり、栓刃70の挿入性が良くなる。また、翼片
41,42の肉厚が小さい部分をなくすことができるた
めに、扉4の強度も高くなる。
している。ここにおける扉4は、その中央下部の棒状部
40を半円状のものとするとともに、両扉4,4を相対
させて組み合わせた時、棒状片40,40同士が軸方向
に並ぶようにしており、中枠3における棒状片40を受
ける溝30も断面半円状のものとして、扉4の左右の傾
きがスムーズに行われるようにしている。扉4の支点位
置が中心からずれることによる初期傾きを無くすことが
できるために、プラグの挿入性が向上するもののであ
り、また、棒状片40において、扉4から飛び出してい
る部分が無いことから、棒状片40が折れたりする虞も
無くなるために、組立性及び成形性も向上する。
4,4で挿入孔14を閉じるようにしたものを示した
が、単一の扉4のみで挿入孔14を閉じるようにしたも
のであってもよい。もっとも、2個の扉4,4を組み合
わせて挿入孔14を閉じる方が、挿入孔14を開いた時
の扉4の退避スペースが小さくてすむために、図示例の
ような1個モジュールのものに扉4を設ける場合に有利
である。
り、ここでは同形同大のものを用いて部品の種類数の削
減を図っているが、両扉4,4は必ずしも同形同大のも
のである必要はない。
ックス53に取り付ける場合を示しており、組み立て枠
6から突出する係止突起60を取り付け枠50に係止さ
せて取り付け枠50に取り付けた状態で配線ボックス5
3の表面に固定される。そして配線ボックス53の表面
にはプレート51を介して表面プレート52が取り付け
られ、コンセントの表面が表面プレート52に形成され
た窓に臨む。
型の栓刃を受ける刃受け部と平型の栓刃を受ける刃受け
部と、外部から挿入される電線を機械的且つ電気的に接
続する速結端子とを埋め込み配線器具の規格化された1
個モジュールの大きさとして形成されたケース内に内装
しているために、1個モジュールの大きさでありなが
ら、丸ピン型の栓刃と平型の栓刃との両方に対応するこ
とができるものであり、しかもケースに形成された栓刃
用挿入孔を開閉する扉をケースに内装しているために、
扉によって不用意な感電事故を防ぐことができるもので
ある。
入孔の直下に位置させたものであるとともに、両翼片の
中間部を中心に揺動自在となっており、ケース内には揺
動して傾いた扉の開き動作を阻止するストッパーを備え
たものとなっているのが好ましい。片方の栓刃のみを差
し込んだ時には扉が傾いて開くことが防がれるために、
片栓刃挿入による事故を防ぐことができる。
強リブを備えていると、平型栓刃の挿入時にかかる抵抗
で扉が破損することがない。
常開き防止部を設けておくのが丸ピン型と平型の栓刃と
を受けることができるものにおけるクリアランスの大き
さに起因する刃受けばねの損傷を防止することができ
る。
ーとボディとからなる時、カバーのボディ側の面にはカ
バーとの係合部を備えた中枠が装着されて中枠とカバー
内面との間の空間に扉を配設しておくと、良好な組み立
て性を得ることができる。
対の刃受け部の間を仕切る仕切り部を備えているととも
に、中枠の仕切り部とボディの仕切り部とは相互係合部
を備えていることが好ましい。プラグの開閉により発生
する切り粉の回り込みによる短絡を防ぐことができる。
と、1個モジュールのケース内に無理なく扉の退避スペ
ースを確保することができ、特に両扉を同形同大として
おくと、製造組み立ての合理化を図ることができる。
されたばねによって相互に閉じる方向に付勢されたもの
であることがばねの折損に起因する異極間短絡の防止に
有利であり、栓刃当接面が傾斜面として形成されて栓刃
の当接でスライドする扉はスライド方向と逆方向に突出
する倒れ防止部を備えていると、扉のスムーズな開閉動
作を得ることができる。
えたものでは、両扉間に隙間が生じることがない上に、
細い異物が通過してしまうことを防ぐことができる。ま
た、扉がばねの仮止め係止部を備えていると、ばねと扉
とをカバー内に組み込むことが容易となり、ばねがコイ
ルばねである場合、扉はボスが内部に突出する穴をばね
取り付け部として備えたものとなっていると、扉へのば
ねの組み付けが容易となる。
を備えていることが好ましい。扉の閉じた位置を適切な
位置とすることができ、これに伴って栓刃で扉を押すこ
とで扉を開く動作をスムーズにすることができる。
トッパーをケース内の中枠とカバー内面との双方に備え
たものとすれば、片栓刃の挿入防止性を高めることがで
きる上に、扉にかかる力を分散させることができるため
に、扉の強度を実質的に高くすることができる。
パを設けたり、扉の中枠上面と相対する両端下面にテー
パを設けたりすれば、狭い空間内での扉の傾斜角度を大
きくとることができるために、片栓刃の挿入防止性を高
めることができる。
テーパを設ければ、扉の傾斜角度が小さい場合でも扉と
ストッパーとの当接面積を大きくすることができるため
に、片刃挿入の防止性を高めることができる。
て栓刃の当接でスライドするものである時、両扉の傾斜
面の傾斜角度は同一としておくと、プラグの挿入性を向
上させることができる。
中間部の半円状部を半円状溝で受けることで揺動自在と
しておけば、扉の傾きがスムーズになされる上に初期傾
きを無くすことができるために、プラグの挿入性を向上
させることができる。
受け部と平型の栓刃を受ける刃受け部と、外部から挿入
される電線を機械的且つ電気的に接続する速結端子とを
埋め込み配線器具の規格化された1個モジュールの大き
さとして形成されたケース内に内装するとともに、該ケ
ースに形成された栓刃用挿入孔を開閉する一対の扉をケ
ースに内装したものであって、両側に張り出す一対の翼
片を備えた各扉は相互にスライド自在に対向しており、
ケースに形成された対の栓刃用挿入孔と上記刃受け部と
の間に翼片を位置させた上記扉は翼片の上記挿入孔側の
面が傾斜面として形成されて、栓刃による傾斜面の押圧
でばね付勢に抗してスライドして挿入孔を開くものであ
ることに特徴を有している。1個モジュールの大きさで
ありながら、丸ピン型の栓刃と平型の栓刃との両方に対
応することができるものであり、しかも扉によって不用
意な感電事故を防ぐことができる上に、小さい1個モジ
ュールのケース内に合理的に扉を配置することができ
る。
る。
た状態の正面図である。
は扉が開いた状態でカバーを外した状態の正面図であ
る。
図である。
態の正面図である。
で、(a)は縦断面図、(b)は一部拡大図である。
で、(a)は横断面図、(b)は一部拡大図である。
示すもので、(a)はカバーを外した状態の正面図、(b)は
断面図である。
図、(b)は縦断面図である。
すもので、(a)は横断面図、(b)(c)は一部拡大図であ
る。
みを差し込んだ状態を示すもので、(a)は横断面図、(b)
は一部拡大図である。
状態を示すもので、(a)は横断面図、(b)(c)は一部拡大
図である。
し込んだ状態を示すもので、(a)は横断面図、(b)は一部
拡大図である。
部分断面図である。
Claims (21)
- 【請求項1】 丸ピン型の栓刃を受ける刃受け部と平型
の栓刃を受ける刃受け部と、外部から挿入される電線を
機械的且つ電気的に接続する速結端子とを埋め込み配線
器具の規格化された1個モジュールの大きさとして形成
されたケース内に内装するとともに、該ケースに形成さ
れた栓刃用挿入孔を開閉する扉をケースに内装している
ことを特徴とする扉付きコンセント。 - 【請求項2】 扉は両側に張り出す翼片を一対の栓刃用
挿入孔の直下に位置させたものであるとともに、両翼片
の中間部を中心に揺動自在となっており、ケース内には
揺動して傾いた扉の開き動作を阻止するストッパーを備
えていることを特徴とする請求項1記載の扉付きコンセ
ント。 - 【請求項3】 扉は平型の栓刃の当接部分の近傍に補強
リブを備えていることを特徴とする請求項1記載の扉付
きコンセント。 - 【請求項4】 ケース内には刃受け部の異常開きを防ぐ
異常開き防止部が設けられていることを特徴とする請求
項1記載の扉付きコンセント。 - 【請求項5】 ケースは栓刃用挿入孔を備えたカバーと
ボディとからなり、カバーのボディ側の面にはカバーと
の係合部を備えた中枠が装着されて中枠とカバー内面と
の間の空間に扉が配設されていることを特徴とする請求
項1記載の扉付きコンセント。 - 【請求項6】 中枠及びボディは対の栓刃に対応する対
の刃受け部の間を仕切る仕切り部を備えているととも
に、中枠の仕切り部とボディの仕切り部とは相互係合部
を備えていることを特徴とする請求項5記載の扉付きコ
ンセント。 - 【請求項7】 扉は2枚の扉で形成されていることを特
徴とする請求項1記載の扉付きコンセント。 - 【請求項8】 両扉は同形同大であることを特徴とする
請求項7記載の扉付きコンセント。 - 【請求項9】 両扉は各外側面とカバー内壁面との間に
配されたばねによって相互に閉じる方向に付勢されてい
ることを特徴とする請求項7記載の扉付きコンセント。 - 【請求項10】 栓刃当接面が傾斜面として形成されて
栓刃の当接でスライドする扉はスライド方向と逆方向に
突出する倒れ防止部を備えていることを特徴とする請求
項7記載の扉付きコンセント。 - 【請求項11】 両扉は相互に重なるオーバーラップ部
を備えていることを特徴とする請求項7記載の扉付きコ
ンセント。 - 【請求項12】 扉はばねの仮止め係止部を備えている
ことを特徴とする請求項9記載の扉付きコンセント。 - 【請求項13】 ばねはコイルばねであり、扉はボスが
内部に突出する穴をばね取り付け部として備えているこ
とを特徴とする請求項9記載の扉付きコンセント。 - 【請求項14】 カバーはその内面に対の扉の位置決め
手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の扉付
きコンセント。 - 【請求項15】 揺動して傾いた扉の開き動作を阻止す
るストッパーをケース内の中枠とカバー内面との双方に
備えていることを特徴とする請求項5記載の扉付きコン
セント。 - 【請求項16】 扉はケース内面と相対する両端上面に
テーパを備えていることを特徴とする請求項2記載の扉
付きコンセント。 - 【請求項17】 扉は中枠上面と相対する両端下面にテ
ーパを備えていることを特徴とする請求項15記載の扉
付きコンセント。 - 【請求項18】 ストッパーは扉の傾きに合わせたテー
パを備えていることを特徴とする請求項5または15記
載の扉付きコンセント。 - 【請求項19】 両扉は栓刃当接面が傾斜面として形成
されて栓刃の当接でスライドするものであるとともに、
両扉の傾斜面の傾斜角度が同一とされていることを特徴
とする請求項7記載の扉付きコンセント。 - 【請求項20】 扉は両翼片の中間部の半円状部が半円
状溝によって受けられて揺動自在となっていることを特
徴とする請求項2記載の扉付きコンセント - 【請求項21】 丸ピン型の栓刃を受ける刃受け部と平
型の栓刃を受ける刃受け部と、外部から挿入される電線
を機械的且つ電気的に接続する速結端子とを埋め込み配
線器具の規格化された1個モジュールの大きさとして形
成されたケース内に内装するとともに、該ケースに形成
された栓刃用挿入孔を開閉する一対の扉をケースに内装
したものであって、両側に張り出す一対の翼片を備えた
各扉は相互にスライド自在に対向しており、ケースに形
成された対の栓刃用挿入孔と上記刃受け部との間に翼片
を位置させた上記扉は翼片の上記挿入孔側の面が傾斜面
として形成されて、栓刃による傾斜面の押圧でばね付勢
に抗してスライドして挿入孔を開くものであることを特
徴とする扉付きコンセント。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32718398A JP3711769B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 扉付きコンセント |
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Applications Claiming Priority (1)
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