JP2000155751A - システムlsi - Google Patents

システムlsi

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JP2000155751A
JP2000155751A JP10328328A JP32832898A JP2000155751A JP 2000155751 A JP2000155751 A JP 2000155751A JP 10328328 A JP10328328 A JP 10328328A JP 32832898 A JP32832898 A JP 32832898A JP 2000155751 A JP2000155751 A JP 2000155751A
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address
cpu
memory
request signal
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Hiroshi Ueki
浩 植木
Sakae Ito
栄 伊藤
Tatsuya Sakai
達也 酒井
Masayuki Murakami
昌之 村上
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Mitsubishi Electric Corp
International Business Machines Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPU1のCPU3がHDC2のメモリ(R
OM13等)からプログラムコードを読み出す場合、M
PU1のCIU4を介して読み出す必要があり、MPU
1のメモリ(ROM7等)からプログラムコードを読み
出す場合に比べて、アクセススピードが遅くなる課題が
あった。 【解決手段】 CPU3がアドレスを出力すると、その
アドレスをデコードし、そのアドレスがメモリ(ROM
13,SRAM14)の領域内のアドレスである場合に
は、そのメモリに格納されているプログラムコードをC
PU3に供給するCIU21をHDC2に内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、相互に独立して
動作可能なMPUと制御LSIがワンチップ化されたシ
ステムLSIに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のシステムLSIを示す構成
図であり、図において、1はCPU3等を内蔵するMP
U、2はMPU1と独立して動作可能な制御LSIであ
るハードディスクコントローラ(以下、HDCとい
う)、3はMPU1のCPU、4はROM7又はSRA
M8に格納されているプログラムコードをリードするコ
ードインタフェース回路(以下、CIUという)、5は
ROM7又はSRAM8から読み出したプログラムコー
ドを蓄積するリングバッファ、6はROM7,SRAM
8又はレジスタ9に格納されているデータをリードする
一方、データをROM7,SRAM8又はレジスタ9に
ライトするデータインタフェース回路(以下、DIUと
いう)、7はROM、8はSRAM、9はレジスタであ
る。
【0003】10はHDC2のコントロール回路(以
下、HDC_CUという)、11はROM13,SRA
M14,レジスタ群15及びDRAM16をアクセスす
るデータインタフェース回路、12はDRAM16を制
御するDRAM制御回路(以下、DRAMCという)、
13はROM、14はSRAM、15はレジスタ群、1
5a,15bはレジスタ、16はDRAMである。な
お、図5及び図6は従来のシステムLSIの動作を示す
フローチャートである。
【0004】次に動作について説明する。最初に、MP
U1のCPU3がHDC2内のメモリ(ROM13,S
RAM14)に保持されているプログラムコードをフェ
ッチする動作について述べる。まず、CPU3は、プロ
グラムアドレス分岐時に分岐要求信号RCLRと、分岐
アドレスAD_CPUをCIU4に出力する。
【0005】そして、CIU4は、CPU3から分岐要
求信号RCLRと分岐アドレスAD_CPUを受ける
と、分岐アドレスAD_CPUをコードアドレスバスC
_ADに出力するとともに、コード読み出し信号CRE
を出力する(図7を参照)。ここで、分岐アドレスAD
_CPUの値が、例えば、HDC2内のROM13のア
ドレス範囲内にある場合には、ROM13が、プログラ
ムコードをコードバスCBに出力する(図7を参照)。
【0006】これにより、CIU4は、コードバスCB
からプログラムコードを取得して、プログラムコードを
リングバッファ5に蓄積する。そして、CIU4は、リ
ングバッファ5に空きがある限り、コードアドレスバス
C_ADの値を自動的にインクリメントして、ROM1
3に対する読み出し動作を繰り返し実行する(以下、か
かる動作を「コード先取り動作」と称する)。
【0007】また、CIU4は、上記の「コード先取り
動作」とは独立して、CPU3にプログラムコードを与
える動作を実行する(以下、「コード出力動作」と称す
る)。即ち、CIU4は、CPU3からコード要求信号
ROPCを受けると、リングバッファ5に蓄積されてい
るプログラムコードのうち、最古のプログラムコードか
ら順番に所定の分だけCPU3に出力する。
【0008】そして、CPU3は、CIU4からプログ
ラムコードを受けると、そのプログラムコードをデコー
ドして、そのプログラムコードが意味する命令を実行す
る。CIU4が、以上の「コード先取り動作」と「コー
ド出力動作」を並列的に処理していくことによって、C
PU3は、HDC2内のメモリ(ROM13,SRAM
14)に格納されているプログラムコードを獲得し、命
令を実行していくことができる。
【0009】次に、HDC2がMPU1内のメモリ(R
OM7,SRAM8,レジスタ9)に保持されているデ
ータを読み出す動作について述べる。まず、HDC2の
HDC_CU10は、必要とするデータが格納されてい
るアドレス(以下、説明の便宜上、ここではレジスタ9
のアドレスとする)と、ステップST2で出力するメモ
リアクセス要求信号がデータのリードを要求する信号で
あることを示す情報をレジスタ15aに格納する(ステ
ップST1)。ただし、CPU3がHDC2のメモリア
クセス要求を認識する方法として、以下の方法を採用す
ることもできる。即ち、CPU3が定期的にHDC2内
のレジスタ15aを読み出すようにし、その定期的な読
み出し時にレジスタ15a内のデータがアクセス要求を
示す情報に変化していたら、CPU3がHDC2のメモ
リアクセス要求を認識するという方法である。
【0010】さて、ステップST1の後、HDC2は、
MPU1内のメモリに対して直接アクセスすることがで
きないので(HDC2はMPU1と異なり、外部メモリ
に対するインタフェース回路を有していない為)、MP
U1内のメモリに格納されているデータをリードする場
合、HDC2のHDC_CU10がメモリアクセス要求
信号をCPU3に出力する(ステップST2)。
【0011】そして、CPU3は、HDC_CU10か
らメモリアクセス要求信号を受けると、データリード要
求信号RDRをDIU6に出力し、同時にAD_CPU
にHDC2内のレジスタ15aを指すアドレスを出力す
る(ここで、CPU3は、メモリアクセス要求信号を受
けた場合、レジスタ15aの格納内容を読み出すものと
して、予め取り決められているものとする)。
【0012】そして、DIU6は、CPU3からデータ
リード要求信号RDRを受け、AD_CPUからレジス
タ15aを指すアドレスを受けると、データアドレスバ
スD_ADにレジスタ15aを指すアドレスを出力する
とともに、データ読み出し信号DREを出力する(図8
を参照)。
【0013】そして、レジスタ15aは、レジスタ15
aを指すアドレスとデータ読み出し信号DREを受ける
と、格納しているデータ(データの格納先を示すアドレ
ス(この例では、レジスタ9を指すアドレス)と、今回
のメモリアクセス要求信号がデータのリードを要求する
信号であることを示す情報)をデータバスDBに出力す
る(図8を参照)。
【0014】そして、DIU6は、レジスタ15aが上
記のデータをデータバスDBに出力すると、一旦、デー
タバスDBからデータを取得して(図8を参照)、その
データをD_BUSに出力し、そのデータをCPU3に
供給する(ステップST3)。これにより、CPU3
は、HDC2のリード要求と、読み出したいメモリのア
ドレスを取得することができる。
【0015】そして、CPU3は、上記のデータを受け
ると、データリード要求信号RDRをDIU6に出力
し、同時にAD_CPUにMPU1内のレジスタ9を指
すアドレスを出力する。そして、DIU6は、CPU3
からデータリード要求信号RDRを受け、AD_CPU
からレジスタ9を指すアドレスを受けると、データアド
レスバスD_ADにレジスタ9を指すアドレスを出力す
るとともに、データ読み出し信号DREを出力する(図
8を参照)。
【0016】そして、レジスタ9は、レジスタ9を指す
アドレスとデータ読み出し信号DREを受けると、格納
しているデータ(HDC2が必要とするデータ)をデー
タバスDBに出力する(図8を参照)。そして、DIU
6は、レジスタ9がデータをデータバスDBに出力する
と、一旦、データバスDBからデータを取得して(図8
を参照)、そのデータをD_BUSに出力し、そのデー
タをCPU3に供給する(ステップST4)。
【0017】そして、CPU3は、D_BUSからデー
タを取得すると、データライト要求信号RDWをDIU
6に出力し、同時にAD_CPUにHDC2内のレジス
タ15bを指すアドレスを出力する(ここで、CPU3
は、HDC2のリード要求に従ってメモリを読み出した
場合には、そのリードデータをHDC2のレジスタ15
bに書き込むものとして、予め取り決められているもの
とする)。
【0018】そして、DIU6は、CPU3からデータ
ライト要求信号RDWを受け、AD_CPUからレジス
タ15bを指すアドレスを受けると、データアドレスバ
スD_ADにレジスタ15bを指すアドレスを出力する
と同時に、CPU3に供給したデータをデータバスDB
に出力し、また、データ書き込み信号DWEを出力する
(図9を参照)。
【0019】そして、レジスタ15bは、レジスタ15
bを指すアドレスと、データと、データ書き込み信号D
WEを受けると、データバスDBからデータを取得して
格納する(ステップST5)。そして、HDC_CU1
0は、データインタフェース回路11を用いて、レジス
タ15bに格納されたデータを読み出すことにより、M
PU1内のレジスタ9に格納されたデータを取得するこ
とができる(ステップST6)。
【0020】最後に、HDC2がMPU1内のメモリ
(ROM7,SRAM8,レジスタ9)に保持されてい
るデータを書き換える動作について述べる。まず、HD
C2のHDC_CU10は、メモリに書き込むデータ
と、格納先のメモリのアドレス(以下、説明の便宜上、
ここではレジスタ9のアドレスとする)と、ステップS
T12で出力するメモリアクセス要求信号がデータのラ
イトを要求する信号であることを示す情報をレジスタ1
5aに格納する(ステップST11)。
【0021】そして、HDC2は、MPU1内のメモリ
に対して直接アクセスすることができないので、MPU
1内のメモリにデータをライトする場合、HDC2のH
DC_CU10がメモリアクセス要求信号をCPU3に
出力する(ステップST12)。
【0022】そして、CPU3は、HDC_CU10か
らメモリアクセス要求信号を受けると、データリード要
求信号RDRをDIU6に出力し、同時にAD_CPU
にHDC2内のレジスタ15aを指すアドレスを出力す
る(ここで、CPU3は、メモリアクセス要求信号を受
けた場合、レジスタ15aの格納内容を読み出すものと
して、予め取り決められているものとする)。
【0023】そして、DIU6は、CPU3からデータ
リード要求信号RDRを受け、AD_CPUからレジス
タ15aを指すアドレスを受けると、データアドレスバ
スD_ADにレジスタ15aを指すアドレスを出力する
とともに、データ読み出し信号DREを出力する(図8
を参照)。
【0024】そして、レジスタ15aは、レジスタ15
aを指すアドレスとデータ読み出し信号DREを受ける
と、格納しているデータ(データの格納先を示すアドレ
ス(この例では、レジスタ9を指すアドレス)と、今回
のメモリアクセス要求信号がデータのライトを要求する
信号であることを示す情報と、レジスタ9への書き込み
データ)をデータバスDBに出力する(図8を参照)。
【0025】そして、DIU6は、レジスタ15aが上
記のデータをデータバスDBに出力すると、一旦、デー
タバスDBからデータを取得して(図8を参照)、その
データをD_BUSに出力し、そのデータをCPU3に
供給する。これにより、CPU3は、HDC2のライト
要求と、書き込みたいメモリのアドレスと、レジスタ9
への書き込みデータとを取得することができる(ステッ
プST13)。
【0026】そして、CPU3は、上記のデータを受け
ると、AD_CPUにMPU1内のレジスタ9を指すア
ドレスを出力すると同時に、データライト要求信号RD
WをDIU6に出力する。
【0027】そして、DIU6は、CPU3からデータ
ライト要求信号RDWを受け、AD_CPUからレジス
タ9を指すアドレスを受けると、データアドレスバスD
_ADにレジスタ9を指すアドレスを出力すると同時
に、CPU3からD_BUSを介して受け取った書き込
みデータをデータバスDBに出力し、また、データ書き
込み信号DWEを出力する(図9を参照)。
【0028】そして、レジスタ9は、レジスタ9を指す
アドレスと、書き込みデータと、データ書き込み信号D
WEを受けると、データバスDBから書き込みデータを
取得して格納する(ステップST14)。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムLSI
は以上のように構成されているので、MPU1のCPU
3がHDC2のメモリ(ROM13等)からプログラム
コードを読み出す場合、MPU1のCIU4を介して読
み出す必要があり、MPU1のメモリ(ROM7等)か
らプログラムコードを読み出す場合に比べて、アクセス
スピードが遅くなるという課題があった。
【0030】アクセススピードが遅くなる理由は以下の
通りである。MPU1のCIU4は、MPU1のメモリ
に対して、高速にアクセスできるように最適化され、H
DC2のメモリは、HDC2のHDC_CU10が高速
にアクセスできるように最適化されている。したがっ
て、MPU1のCIU4がHDC2のメモリをアクセス
する場合、MPU1のメモリからプログラムコードを読
み出す場合に比べて、アクセススピードが遅くなる。
【0031】そこで、HDC2のメモリを改定して、M
PU1のCIU4が高速にアクセスできるように最適化
する方法も考えられるが、この方法では、HDC2のH
DC_CU10がHDC2のメモリに対して、最高速で
アクセスできなくなり、システムLSI全体のパフォー
マンス能力の向上が期待できなくなる。
【0032】一方、MPU1のCIU4を改定して、H
DC2のメモリを高速にアクセスできるように最適化す
る方法も考えられるが、この方法では、MPU1のCI
U4がMPU1のメモリに対して、最高速にアクセスで
きなくなり、システムLSI全体のパフォーマンス能力
の向上が同様に期待できなくなる。
【0033】また、従来のシステムLSIは、HDC2
に特化されたメモリ(例えば、DRAM16)に対して
は、MPU1のCIU4がアクセスできないという課題
もあった。その理由は、MPU1にはDRAMコントロ
ーラが存在しないからである。改善案として、MPU1
がDRAMコントローラを内蔵化する方式も考えられる
が、この場合、DRAMコントローラを増設する分だけ
チップ面積が増大する。仮に、チップ面積の増大には目
をつぶってDRAMコントローラを内蔵しても、既述し
たアクセススピードの遅延は解消することができない。
【0034】さらに、従来のシステムLSIは、HDC
2が外部メモリに対するインタフェース回路を内蔵して
いないため、HDC2のHDC_CU10がMPU1の
メモリに格納されたデータを読み出す必要がある場合、
直接、MPU1のメモリをアクセスすることができず、
そのため、HDC2のHDC_CU10は、一旦、メモ
リアクセス要求信号をMPU1のCPU3に出力するこ
とにより、間接的にデータを読み出す必要があり(CP
U3がDIU6を介して、MPU1のメモリからデータ
を読み出してから、HDC2の所定のレジスタに書き込
むことにより、データをHDC2に伝達する)、データ
を高速に読み出すことができないという課題があった。
【0035】その改善案として、HDC2にMPU1の
メモリを読み出すためのDIUを設ける方式も考えられ
るが、この場合、HDC2に新たにDIUを増設する
分、チップ面積が増大する問題が生じる。また、HDC
2がMPU1のメモリの内容を書き換えたい時も、読み
出し時と同様に、MPU1のCPU3を介するので、デ
ータを高速に書き込むことができないという課題があっ
た。
【0036】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、MPUのCPUが制御LSIのメ
モリからプログラムコードを高速に読み出すことができ
るシステムLSIを得ることを目的とする。また、この
発明は、制御LSIがMPUのメモリからデータを高速
に読み出すことができるシステムLSIを得ることを目
的とする。さらに、この発明は、制御LSIがデータを
MPUのメモリに高速に書き込むことができるシステム
LSIを得ることを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシステム
LSIは、CPUがアドレスを出力すると、そのアドレ
スをデコードし、そのアドレスがメモリの領域内のアド
レスである場合には、そのメモリに格納されているプロ
グラムコードをCPUに供給するコードインタフェース
回路を制御LSIに内蔵するようにしたものである。
【0038】この発明に係るシステムLSIは、コード
インタフェース回路が、制御LSI内のDRAMを制御
するDRAM制御回路を内蔵するようにしたものであ
る。
【0039】この発明に係るシステムLSIは、コント
ロール回路がアドレスとリードアクセス要求信号を出力
すると、そのアドレスをデコードし、そのアドレスがメ
モリの領域内のアドレスである場合には、そのアドレス
とリードアクセス要求信号をデータインタフェース回路
に出力して、そのデータインタフェース回路からデータ
を取得するアクセス回路を制御LSIに内蔵するように
したものである。
【0040】この発明に係るシステムLSIは、コント
ロール回路がアドレスとライトアクセス要求信号とデー
タを出力すると、そのアドレスをデコードし、そのアド
レスがメモリの領域内のアドレスである場合には、その
アドレスとライトアクセス要求信号とデータを上記デー
タインタフェース回路に出力して、そのデータをメモリ
に格納させるアクセス回路を制御LSIに内蔵するよう
にしたものである。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるシ
ステムLSIを示す構成図であり、図において、1はC
PU3等を内蔵するMPU、2はMPU1と独立して動
作可能な制御LSIであるハードディスクコントローラ
(以下、HDCという)、3はMPU1のCPU、4は
ROM7又はSRAM8に格納されているプログラムコ
ードをリードするコードインタフェース回路(以下、C
IUという)、5はROM7又はSRAM8から読み出
したプログラムコードを蓄積するリングバッファ、6は
ROM7,SRAM8又はレジスタ9に格納されている
データをリードする一方、データをROM7,SRAM
8又はレジスタ9にライトするデータインタフェース回
路(以下、DIUという)、7はROM(メモリ)、8
はSRAM(メモリ)、9はレジスタ(メモリ)であ
る。
【0042】10はHDC2のコントロール回路(以
下、HDC_CUという)、11はROM13,SRA
M14,レジスタ15及びDRAM16をアクセスする
データインタフェース回路、12はDRAM16を制御
するDRAM制御回路(以下、DRAMCという)、1
3はROM(メモリ)、14はSRAM(メモリ)、1
5はレジスタ、16はDRAMである。
【0043】21はCPU3がアドレスを出力すると、
そのアドレスをデコードし、そのアドレスがメモリ(R
OM13,SRAM14)の領域内のアドレスである場
合には、そのメモリに格納されているプログラムコード
をCPU3に供給するコードインタフェース回路(以
下、CIUという)、22はROM13等から読み出し
たプログラムコードを蓄積するリングバッファである。
なお、CIU21は、基本的にMPU1のCIU4と同
じ動作をするが、異なる点は、CIU4がMPU1のメ
モリ(ROM7,SRAM8)からプログラムコードを
読み出すのに対して、CIU21はHDC2のメモリ
(ROM13,SRAM14)からプログラムコードを
読み出す点である。
【0044】次に動作について説明する。まず、MPU
1のCPU3は、プログラムアドレス分岐時に分岐要求
信号RCLRと分岐アドレスAD_CPUをCIU4と
CIU21の両方に出力する。そして、CIU4とCI
U21は、CPU3から分岐アドレスAD_CPUを受
けると、分岐アドレスAD_CPUをデコードして、そ
のアドレスが自己の受け持つアドレス範囲か否かを判定
する。
【0045】もし、そのアドレスがMPU1のメモリ
(ROM7,SRAM8)の領域内にあれば、以後、C
IU4が動作して、CIU21は動作しないことにな
る。一方、そのアドレスがHDC2のメモリ(ROM1
3,SRAM14)の領域内にあれば、以後、CIU2
1が動作し、CIU4は動作しないことになる。この実
施の形態1では、CIU21が動作する場合について述
べる。
【0046】そして、CIU21は、分岐アドレスAD
_CPUの値が自己の受け持つアドレス範囲である場合
には、分岐アドレスAD_CPUの値をHDC2のアド
レスバス(アドレスバスは、HDC2のバス群に含まれ
るものとする)に出力するとともに、コード読み出し信
号をHDC2のバス(バスは、HDC2のバス群に含ま
れるものとする)に出力する。
【0047】そして、HDC2のメモリ(ROM13又
はSRAM14)は、CIU21からコード読み出し信
号を受けると、分岐アドレスAD_CPUで指定される
番地に格納されたプログラムコードをHDC2のデータ
バス(データバスは、HDC2のバス群に含まれるもの
とする)に出力する。
【0048】そして、CIU21は、HDC2のメモリ
がプログラムコードをデータバスに出力すると、データ
バスからプログラムコードを取得し、そのプログラムコ
ードをリングバッファ22に蓄積する。ただし、CIU
21のプログラムコードの読み出し動作は、HDC2の
データインタフェース回路11と同一の動作方式とす
る。これにより、HDC2のメモリに対して、CIU2
1は最適にアクセスすることができる。
【0049】そして、CIU21は、リングバッファ2
2に空きがある限り、HDC2のバス群に出力するアド
レスの値を自動的にインクリメントして、メモリ(RO
M13又はSRAM14)に対する読み出し動作を繰り
返し実行する(以下、かかる動作を「コード先取り動
作」と称する)。
【0050】また、CIU21は、上記の「コード先取
り動作」とは独立して、CPU3にプログラムコードを
与える動作を実行する(以下、「コード出力動作」と称
する)。即ち、CIU21は、CPU3からコード要求
信号ROPCを受けると、リングバッファ22に蓄積さ
れているプログラムコードのうち、最古のプログラムコ
ードから順番に所定の分だけCPU3に出力する。
【0051】そして、CPU3は、CIU21からプロ
グラムコードを受けると、そのプログラムコードをデコ
ードし、そのプログラムコードが意味する命令を実行す
る。CIU21が、以上の「コード先取り動作」と「コ
ード出力動作」を並列的に処理していくことによって、
CPU3は、HDC2内のメモリ(ROM13,SRA
M14)に格納されているプログラムコードを獲得し、
命令を実行していくことができる。
【0052】ここで、特記しておきたいのは以下の点で
ある。従来例におけるCPU3のCIU4を介したHD
C2のメモリ(ROM13,SRAM14)に対するプ
ログラムコードの読み出しに比べて、この実施の形態1
におけるCPU3のCIU21を介したHDC2のメモ
リ(ROM13,SRAM14)に対するプログラムコ
ードの読み出しの方が早くなる点である。
【0053】その理由は、HDC2のメモリ(ROM1
3,SRAM14)に対するCIU21のインタフェー
ス方式をデータインタフェース回路11と同一として、
プログラムコードの取り込みを高速化する一方、CIU
21からCPU3にプログラムコードを出力するインタ
フェース方式をMPU1のCIU4の方式と同一にした
からである。
【0054】以上で明らかなように、この実施の形態1
によれば、CPU3がアドレスを出力すると、そのアド
レスをデコードし、そのアドレスがメモリ(ROM1
3,SRAM14)の領域内のアドレスである場合に
は、そのメモリに格納されているプログラムコードをC
PU3に供給するCIU21をHDC2に内蔵するよう
に構成したので、CPU3がHDC2のメモリからプロ
グラムコードを高速に読み出すことができる効果を奏す
る。
【0055】実施の形態2.上記実施の形態1では、C
IU21をDRAMC12と別個に設置するものについ
て示したが、図2に示すように、CIU21が、DRA
M16を制御するDRAMC12を内蔵するようにして
もよい。
【0056】これにより、CIU21は、DRAMC1
2を制御することにより、DRAM16に格納されたプ
ログラムコードも読み出して、リングバッファ22に蓄
積することができる。よって、MPU1のCPU3は、
特別な回路を付加することなく、HDC2のDRAM1
6に格納されたプログラムコードを高速に読み出すこと
ができる効果を奏する。
【0057】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるシステムLSIを示す構成図であり、図にお
いて、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので
説明を省略する。23はHDC_CU10がアドレスと
リード要求信号(アクセス要求信号)を出力すると、そ
のアドレスをデコードし、そのアドレスがMPU1のメ
モリ(ROM7,SRAM8,レジスタ9)の領域内の
アドレスである場合には、そのアドレスとデータリード
要求信号RDR_HDC(アクセス要求信号)をDIU
6に出力して、そのDIU6からデータを取得する一
方、HDC_CU10がアドレスとライト要求信号(ア
クセス要求信号)とデータを出力すると、そのアドレス
をデコードし、そのアドレスがMPU1のメモリ(RO
M7,SRAM8,レジスタ9)の領域内のアドレスで
ある場合には、そのアドレスとデータライト要求信号R
DW_HDC(アクセス要求信号)とデータをDIU6
に出力して、そのデータをメモリ(ROM7,SRAM
8又はレジスタ9)に格納させるデータアクセス要求信
号発生回路(アクセス回路)である。
【0058】次に動作について説明する。この実施の形
態3は、HDC2がデータアクセス要求信号発生回路2
3を内蔵する点で従来例と相違するが、データアクセス
要求信号発生回路23を内蔵することにより、HDC2
のHDC_CU10は、MPU1のDIU6を介して、
MPU1のメモリ(ROM7,SRAM8,レジスタ
9)に格納されているデータを高速に読み出すことがで
きるとともに、データをMPU1のメモリ(ROM7,
SRAM8,レジスタ9)に高速に書き込むことができ
る。
【0059】最初に、HDC2のHDC_CU10がM
PU1のレジスタ9に格納されているデータ読み出す動
作について説明する(以下の読み出し動作は、ROM
7,SRAM8からデータを読み出す場合と同様であ
る)。
【0060】まず、HDC_CU10は、MPU1のレ
ジスタ9を指すアドレスとリード要求信号をデータイン
タフェース回路11とデータアクセス要求信号発生回路
23に出力する。ただし、HDC_CU10とデータイ
ンタフェース回路11とデータアクセス要求信号発生回
路23を接続するバス群のデータ形式やタイミングは、
通常、HDC_CU10がHDC2のメモリ(ROM1
3,SRAM14,レジスタ15,DRAM16)から
データをリードする時に、データインタフェース回路1
1に出力するものと同一である。
【0061】そして、データアクセス要求信号発生回路
23は、HDC_CU10からレジスタ9を指すアドレ
スとリード要求信号を受けると、そのアドレスをデコー
ドして、そのアドレスがMPU1のメモリ(ROM7,
SRAM8,レジスタ9)の領域内にあるか否かを判定
する。
【0062】ここで、もし、そのアドレスがMPU1の
メモリ(ROM7,SRAM8,レジスタ9)の領域内
にあれば、以後、データアクセス要求信号発生回路23
が動作して、データインタフェース回路11は動作しな
いことになる。一方、そのアドレスがHDC2のメモリ
(ROM13,SRAM14,レジスタ15,DRAM
16)の領域内にあれば、以後、データインタフェース
回路11が動作し、データアクセス要求信号発生回路2
3は動作しないことになる。
【0063】そして、データアクセス要求信号発生回路
23は、HDC_CU10からレジスタ9を指すアドレ
スを受けた場合には、そのアドレスをアドレスバスAD
_CPU_HDCに出力すると同時に、データリード要
求信号RDR_HDCをDIU6に出力する。
【0064】そして、DIU6は、レジスタ9を指すア
ドレスとデータリード要求信号RDR_HDCを受ける
と、AD_CPU,RDR,RDW及びD_BUSの使
用を伴う動作を実行していない限り、レジスタ9を指す
アドレスをデータアドレスバスD_ADに出力し、デー
タ読み出し信号DREを出力する(図8を参照)。
【0065】なお、DIU6が動作中である場合、また
は、データアクセス要求信号発生回路23からのデータ
リード要求信号RDR_HDCと同時に、CPU3から
アクセス要求を受けた場合、DIU6は、CPU3のデ
ータアクセスを優先して実行する。CPU3のデータア
クセス期間中、データアクセス要求信号発生回路23
は、レジスタ9を指すアドレスとデータリード要求信号
RDR_HDCの出力を継続する。そして、CPU3の
一連のデータアクセスが終了すると、DIU6は、デー
タアクセス要求信号発生回路23の要求に答えて、レジ
スタ9を指すアドレスをデータアドレスバスD_ADに
出力し、データ読み出し信号DREを出力する。
【0066】そして、レジスタ9は、レジスタ9を指す
アドレスとデータ読み出し信号DREを受けると、格納
しているデータ(HDC2が必要とするデータ)をデー
タバスDBに出力する(図8を参照)。そして、DIU
6は、レジスタ9がデータをデータバスDBに出力する
と、一旦、データバスDBからデータを取得して(図8
を参照)、そのデータをバスD_BUS_HDCに出力
することにより、そのデータをデータアクセス要求信号
発生回路23に供給する。また、その際、DIU6は、
アクセス完了識別信号HDC_ACKをデータアクセス
要求信号発生回路23に出力する。
【0067】そして、データアクセス要求信号発生回路
23は、DIU6からアクセス完了識別信号HDC_A
CKを受けると、データリードの完了が解るので、レジ
スタ9を指すアドレスとデータリード要求信号RDR_
HDCの出力を停止し、DIU6によりバスD_BUS
_HDCに出力されたデータを取得する。そして、デー
タアクセス要求信号発生回路23は、バスD_BUS_
HDCからデータを取得すると、そのデータをHDC_
CU10に出力する。この時点で、HDC_CU10
は、MPU1のレジスタ9からデータを読み出せたこと
になる。
【0068】次に、HDC2のHDC_CU10がMP
U1のレジスタ9にデータを書き込む動作について説明
する(以下の書き込み動作は、ROM7,SRAM8に
データを書き込む場合と同様である)。
【0069】まず、HDC_CU10は、MPU1のレ
ジスタ9を指すアドレスとライト要求信号と所望の書き
込みデータをデータインタフェース回路11とデータア
クセス要求信号発生回路23に出力する。ただし、HD
C_CU10とデータインタフェース回路11とデータ
アクセス要求信号発生回路23を接続するバス群のデー
タ形式やタイミングは、通常、HDC_CU10がHD
C2のメモリ(ROM13,SRAM14,レジスタ1
5,DRAM16)にデータをライトする時に、データ
インタフェース回路11に出力するものと同一である。
【0070】そして、データアクセス要求信号発生回路
23は、HDC_CU10からレジスタ9を指すアドレ
スとライト要求信号とデータを受けると、そのアドレス
をデコードして、そのアドレスがMPU1のメモリ(R
OM7,SRAM8,レジスタ9)の領域内にあるか否
かを判定する。
【0071】ここで、もし、そのアドレスがMPU1の
メモリ(ROM7,SRAM8,レジスタ9)の領域内
にあれば、以後、データアクセス要求信号発生回路23
が動作して、データインタフェース回路11は動作しな
いことになる。一方、そのアドレスがHDC2のメモリ
(ROM13,SRAM14,レジスタ15,DRAM
16)の領域内にあれば、以後、データインタフェース
回路11が動作し、データアクセス要求信号発生回路2
3は動作しないことになる。
【0072】そして、データアクセス要求信号発生回路
23は、HDC_CU10からレジスタ9を指すアドレ
スを受けた場合には、そのアドレスをアドレスバスAD
_CPU_HDCに出力すると同時に、データライト要
求信号RDW_HDCをDIU6に出力する。また、そ
の際、所望の書き込みデータをバスD_BUS_HDC
(D_BUS_HDCは双方向バスとする)。
【0073】そして、DIU6は、レジスタ9を指すア
ドレスとデータライト要求信号RDW_HDCとデータ
を受けると、AD_CPU,RDR,RDW及びD_B
USの使用を伴う動作を実行していない限り、レジスタ
9を指すアドレスをデータアドレスバスD_ADに出力
すると同時に、書き込みデータをデータバスDBに出力
し、また、データ書き込み信号DWEをレジスタ9に出
力する(図9を参照)。
【0074】なお、DIU6が動作中である場合、また
は、データアクセス要求信号発生回路23からのデータ
ライト要求信号RDW_HDCと同時に、CPU3から
アクセス要求を受けた場合、DIU6は、CPU3のデ
ータアクセスを優先して実行する。CPU3のデータア
クセス期間中、データアクセス要求信号発生回路23
は、レジスタ9を指すアドレスとデータライト要求信号
RDW_HDCの出力を継続する。そして、CPU3の
一連のデータアクセスが終了すると、DIU6は、デー
タアクセス要求信号発生回路23の要求に答えて、レジ
スタ9を指すアドレスをデータアドレスバスD_ADに
出力し、データ書き込み信号DWEを出力し、書き込み
データをデータバスDBに出力する。
【0075】そして、レジスタ9は、レジスタ9を指す
アドレスと、書き込みデータと、データ書き込み信号D
WEを受けると、データバスDBから書き込みデータを
取得して格納する。
【0076】これにより、書き込みデータの格納が完了
するが、DIU6は、データ書き込み信号DWEの出力
が完了すると(図9を参照)、レジスタ9に対するデー
タの書き込みが完了したものと判断し、アクセス完了識
別信号HDC_ACKをデータアクセス要求信号発生回
路23に出力する。
【0077】そして、データアクセス要求信号発生回路
23は、DIU6からアクセス完了識別信号HDC_A
CKを受けると、データライトの完了が解るので、レジ
スタ9を指すアドレスとデータライト要求信号RDW_
HDCとD_BUS_HDCの出力を停止する。
【0078】最後に強調しておきたいのは以下の点であ
る。HDC2がMPU1のメモリを直接読み出す(書き
込む)方法として、容易に考えつくのが、MPUのメモ
リに対するデータインタフェース回路をHDC2内に設
ける方法である。この方法の場合、MPU1のDIU6
と同等の回路規模のデータインタフェース回路をHDC
2内に設ける必要があるので、チップ面積が増大する。
【0079】一方、実施の形態3(図3)の構成は、従
来例(図4)の構成にデータアクセス要求信号発生回路
23を追加したものであるが、データアクセス要求信号
発生回路23は、DIU6と比べて小規模回路であるの
で、チップ面積の増加は比較的少なくてすむ。
【0080】データアクセス要求信号発生回路23の回
路規模が小規模である理由は、データアクセスに必要な
信号(アドレス、データ、書き込み要求、読み出し要
求)は元々図4のバス群に揃っているので、データアク
セス時のデータアクセス要求信号発生回路23の役割
は、バス群から受け取ったデータをDIU6に対して、
ほぼ、そのままの形で出力して、DIU6からアクセス
完了識別信号HDC_ACKが返ってくるまで保持する
ことぐらいだからである(データアクセス要求信号発生
回路23の動作の単純さに比べて、DIU6はメモリア
クセスの複雑なバスタイミングを制御しなければならな
いので、DIU6の回路規模は大きくなる)。よって、
この実施の形態3によれば、小規模な回路を従来例に追
加するだけで、HDC2がMPU1のメモリに対して、
直接的にアクセスすることができる。
【0081】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、CP
Uがアドレスを出力すると、そのアドレスをデコード
し、そのアドレスがメモリの領域内のアドレスである場
合には、そのメモリに格納されているプログラムコード
をCPUに供給するコードインタフェース回路を制御L
SIに内蔵するように構成したので、CPUがHDCの
メモリからプログラムコードを高速に読み出すことがで
きる効果がある。
【0082】この発明によれば、コードインタフェース
回路が、制御LSI内のDRAMを制御するDRAM制
御回路を内蔵するように構成したので、特別な回路を付
加することなく、HDCのDRAMに格納されたプログ
ラムコードを高速に読み出すことができる効果がある。
【0083】この発明によれば、コントロール回路がア
ドレスとリードアクセス要求信号を出力すると、そのア
ドレスをデコードし、そのアドレスがメモリの領域内の
アドレスである場合には、そのアドレスとリードアクセ
ス要求信号をデータインタフェース回路に出力して、そ
のデータインタフェース回路からデータを取得するアク
セス回路を制御LSIに内蔵するように構成したので、
制御LSIがMPUのメモリからデータを高速に読み出
すことができる効果がある。
【0084】この発明によれば、コントロール回路がア
ドレスとライトアクセス要求信号とデータを出力する
と、そのアドレスをデコードし、そのアドレスがメモリ
の領域内のアドレスである場合には、そのアドレスとラ
イトアクセス要求信号とデータを上記データインタフェ
ース回路に出力して、そのデータをメモリに格納させる
アクセス回路を制御LSIに内蔵するように構成したの
で、制御LSIがデータをMPUのメモリに高速に書き
込むことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるシステムLS
Iを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるシステムLS
Iを示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるシステムLS
Iを示す構成図である。
【図4】 従来のシステムLSIを示す構成図である。
【図5】 従来のシステムLSIの動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】 従来のシステムLSIの動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】 CIU4によるプログラムコードの読み出し
タイミングを示すタイミング図である。
【図8】 DIU6によるデータの読み出しタイミング
を示すタイミング図である。
【図9】 DIU6によるデータの書き込みタイミング
を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 MPU、2 HDC(制御LSI)、3 CPU、
7,13 ROM(メモリ)、8,14 SRAM(メ
モリ)、9 レジスタ(メモリ)、10 HDC_CU
(コントロール回路)、12 DRAMC(DRAM制
御回路)、16DRAM、21 CIU(コードインタ
フェース回路)、23 データアクセス要求信号発生回
路(アクセス回路)。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月10日(1999.3.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植木 浩 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 栄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 酒井 達也 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社藤沢事業所内 (72)発明者 村上 昌之 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社藤沢事業所内 Fターム(参考) 5B033 AA01 DB02 DB12 5B062 AA03 CC01 DD02 DD05 EE09 5F038 DF01 DF04 DF05 DF06 DF14 EZ20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUを内蔵するMPUと、メモリを内
    蔵する制御LSIとを搭載するシステムLSIにおい
    て、上記CPUがアドレスを出力すると、そのアドレス
    をデコードし、そのアドレスが上記メモリの領域内のア
    ドレスである場合には、そのメモリに格納されているプ
    ログラムコードを上記CPUに供給するコードインタフ
    ェース回路を制御LSIに内蔵することを特徴とするシ
    ステムLSI。
  2. 【請求項2】 コードインタフェース回路は、制御LS
    I内のDRAMを制御するDRAM制御回路を内蔵する
    ことを特徴とする請求項1記載のシステムLSI。
  3. 【請求項3】 メモリを内蔵するとともに、そのメモリ
    の領域内のアドレスとアクセス要求信号を受けると、そ
    のメモリからデータを読み込むデータインタフェース回
    路を内蔵するMPUと、コントロール回路を内蔵する制
    御LSIとを搭載するシステムLSIにおいて、上記コ
    ントロール回路がアドレスとリードアクセス要求信号を
    出力すると、そのアドレスをデコードし、そのアドレス
    が上記メモリの領域内のアドレスである場合には、その
    アドレスとリードアクセス要求信号を上記データインタ
    フェース回路に出力して、そのデータインタフェース回
    路からデータを取得するアクセス回路を制御LSIに内
    蔵することを特徴とするシステムLSI。
  4. 【請求項4】 メモリを内蔵するとともに、そのメモリ
    の領域内のアドレスとライトアクセス要求信号とデータ
    を受けると、そのメモリにデータを書き込むデータイン
    タフェース回路を内蔵するMPUと、コントロール回路
    を内蔵する制御LSIとを搭載するシステムLSIにお
    いて、上記コントロール回路がアドレスとライトアクセ
    ス要求信号とデータを出力すると、そのアドレスをデコ
    ードし、そのアドレスが上記メモリの領域内のアドレス
    である場合には、そのアドレスとアクセス要求信号とデ
    ータを上記データインタフェース回路に出力して、その
    データを上記メモリに格納させるアクセス回路を制御L
    SIに内蔵することを特徴とするシステムLSI。
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