JP2000155259A - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

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JP2000155259A
JP2000155259A JP10330911A JP33091198A JP2000155259A JP 2000155259 A JP2000155259 A JP 2000155259A JP 10330911 A JP10330911 A JP 10330911A JP 33091198 A JP33091198 A JP 33091198A JP 2000155259 A JP2000155259 A JP 2000155259A
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pupil
opening
image
optical system
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Hidehiko Aoyanagi
英彦 青柳
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、瞳時分割位相差検出方式の焦点検
出装置に関し、像ズレ量を演算する基礎データとなる画
像信号から透過状態にある分割瞳開口以外の光束によっ
て発生する雑音を除去し、焦点検出の精度を向上するこ
とを目的とする。 【解決手段】 被写体像を画像信号に変換する光電変換
手段12と、互いに開口重心位置の異なるn個の開口部
を備え、開口部を時分割で開閉する瞳分割手段10と、
撮影光学系20の焦点状態を検出する焦点検出手段13
とを備えた焦点検出装置において、焦点検出手段13
は、第k番目の開口部のみを光学的に開口し第k番目の
開口部を除く(n−1)個の開口部を光学的に遮光して
得られる第kの画像信号と、n個の開口部をすべて光学
的に遮光して得られる全閉画像信号とを光電変換手段1
2から受けて、第kの画像信号を全閉画像信号に応じて
修正した第kの修正画像信号に基づいて焦点状態を検出
することで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影装置の焦点検
出装置に関する。特に、瞳時分割位相差検出方式によっ
て像ズレ量を検出する焦点検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の焦点検出装置には、コン
トラスト検出方式や位相差検出方式などがあるが、瞳時
分割による位相差検出方式を図8に基づいて説明する。
図8は、瞳時分割位相差検出方式を説明する原理図であ
る。図8に示すように、瞳時分割位相差検出方式による
焦点検出装置は、被写体105からの光束106a 、1
06b を時分割する瞳分割100と、撮影光学系(図8
に不図示)の結像面に配置されるCCDラインセンサ1
02と、このCCDラインセンサ102からの一組の画
像信号に基づいて像ズレ量を演算する信号処理部103
とから構成される。
【0003】また、瞳分割100は、撮影光学系の光軸
と瞳分割100の光軸104とが一致するように射出瞳
の近傍に配置される。被写体105は、説明を簡単にす
るため、撮影光学系の光軸上に配置された点光源であ
る。図9は、瞳分割100の正面図である。図9に示す
ように、瞳分割100は、被写体105からの光束10
6a 、106b を分割する一組の分割瞳開口101a 、
101b を備え、これら分割瞳開口101a 、101b
は、相互に開口重心位置が異なる位置に形成されてい
る。そして、この分割瞳開口101 a、101b は、光
束106a 、106b が光学的に透過する状態(以下、
「透過状態」と称する)と光学的に遮光する状態(以
下、「遮光状態」と称する)を図8および図9に不図示
の手段により、時分割で交互に切り換えることができ
る。
【0004】例えば、この時分割で交互に切り換える手
段として、分割瞳開口101a 、101b が瞳分割10
0を穿孔して形成される場合には、瞳分割100の前面
または後面に光束を遮るマスク板(図8には不図示)を
設け、このマスク板の位置を交互に切り換えて分割瞳開
口101a 、101b の透過状態と遮光状態とを交互に
切り換える方法がある。
【0005】また、例えば、この時分割で交互に切り換
える手段として、未だ出願公開されていないが、本願と
同じ特許出願人によって、瞳分割100と分割瞳開口1
01a 、101b とを液晶で形成する場合が提案されて
いる(特願平10-006923号)。この場合には、分割瞳開
口101a 、101b の部分の液晶に印加される電圧を
オン・オフすることによって分割瞳開口101a 、10
1b の透過状態と遮光状態とを交互に切り換えることが
できる。
【0006】このような手段により、分割瞳開口101
a 、101b の透過状態と遮光状態とを時分割で切り換
えることによって、分割瞳開口101a が透過状態で且
つ分割瞳開口101b が遮光状態である場合と分割瞳開
口101a が遮光状態で且つ分割瞳開口101b が透過
状態である場合とを得る。そして、分割瞳開口101a
が透過状態で且つ分割瞳開口101b が遮光状態である
場合の被写体105からの光束106a を結像面に配置
されるCCDラインセンサ102で受光し、第1の画像
像信号を得る。
【0007】また、分割瞳開口101a が遮光状態で且
つ分割瞳開口101b が透過状態である場合の被写体1
05からの光束106b を結像面に配置されるCCDラ
インセンサ102で受光し、第2の画像像信号を得る。
【0008】図10(a)〜(c)は、被写体105の位置と
CCDラインセンサ上の像位置との関係を説明する図で
ある。なお、図10(a)〜(c)において、説明の都合上、
分割瞳開口101a と分割瞳開口101b が同時に透過
状態であるように図示されているが、上記において説明
したように、実際には、これら分割瞳開口101a と分
割瞳開口101b は、いずれか一方のみが時分割で交互
に透過状態となる。
【0009】図10(a) は、被写体105に対し、撮影
光学系が合焦している状態である。この場合には、分割
瞳開口101a を通過する光束106a と分割瞳開口1
01b を通過する光束106b は、CCDラインセンサ
102上で一致する(図10(a) のA点)。一方、図1
0(b) は、撮影光学系が図10(a) の場合と同じであっ
て、被写体105が図10(a) の場合よりも瞳分割10
0から遠い位置にあるときである。この場合には、分割
瞳開口101a を通過する光束106a'は、光軸104
に対し分割瞳開口101a と反対側のCCDラインセン
サ102上に位置し(図10(b)のB点)、分割瞳開口
101b を通過する光束106b'は、光軸104に対し
分割瞳開口101b と反対側のCCDラインセンサ10
2上に位置する(図10(b)のC点)。
【0010】また、図10(c) は、撮影光学系が図10
(a) の場合と同じであって、被写体105が図10(a)
の場合よりも瞳分割100に近い位置にあるときであ
る。この場合には、分割瞳開口101a を通過する光束
106a'' は、光軸104に対し分割瞳開口101a と
同じ側のCCDラインセンサ102上に位置し(図10
(c) のD点)、分割瞳開口101b を通過する光束10
6b'' は、光軸104に対し分割瞳開口101b と同じ
側のCCDラインセンサ102上に位置する(図10
(c) のE点)。
【0011】このように、被写体105が撮影光学系に
よって結像面に合焦している場合では、2つの光束10
6a 、106b による被写体105の像は、結像面に配
置されるCCDラインセンサ102上で一致し、被写体
105がそれ以外の位置にあるときは、2つの光束10
6a 、106b による被写体105の像は、CCDライ
ンセンサ102上で一致しない。
【0012】瞳時分割位相差検出方式は、この原理を利
用して、第1の画像信号と第2の画像信号とから、分割
開口瞳101a 、101b を通過してCCDラインセン
サ102上の位置に結像したそれぞれの像ズレ量Y1
(またはY2 )を演算し、この像ズレ量Y1 (またはY
2 )と分割瞳開口101a 、101b の中心間の距離X
と瞳分割100からCCDラインセンサ102までの距
離Lとから幾何学的に撮影光学系の焦点ズレ量Z1 (ま
たはZ2 )を信号処理部103において演算する。
【0013】また、図10(b)(c)から解るように、被写
体105が合焦位置から瞳分割100に遠いか近いかに
よって、分割瞳開口101a を通過する光束106a
は、CCDラインセンサ102上において光軸104に
対し分割瞳開口101a と反対側に位置するか同じ側に
位置するか異なるので、第1の画像信号と第2の画像信
号とから、像ズレ方向も信号処理部103において判断
する。
【0014】そして、像ズレ量と像ズレ方向から撮影光
学系の焦点状態および焦点ズレ量(以下、両者を併せて
「デフォーカス量」と称する)を検出し、撮影装置は、
信号処理部103からのデフォーカス量に関する制御信
号に基づいて、撮影光学系のレンズ位置等を制御して被
写体105に合焦する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
瞳時分割位相差検出方式による焦点検出装置では、像ズ
レ量を第1の画像信号と第2の画像信号とから演算して
いるので、第1の画像信号に、分割瞳開口101a を通
過した被写体105からの光束以外の光束(以下、「迷
光」と称する)による雑音が混入すると、被写体105
の像の位置の検出精度が低下し、その結果、焦点検出の
精度が低下するという問題が生じる。
【0016】この迷光の原因として、一般に、次のよう
な原因を主に挙げることができる。第1に、外部の光束
が撮影装置の接眼部からペンタプリズムを介してライン
センサなどの光電変換手段に入射する場合である。第2
に、被写体からの光束のうちレンズ鏡胴の内壁によって
反射して光電変換手段に入射する場合である。
【0017】第3に、液晶によって瞳分割および分割瞳
開口が形成されているときは液晶では完全に遮光できな
いので、被写体からの光束のうち遮光状態にある分割瞳
開口と分割瞳開口以外の瞳分割部分の液晶によって拡散
された光強度の光束となって光電変換手段に入射する場
合である。そこで、請求項1および請求項2に記載の発
明では、画像信号に含まれる迷光による雑音を除去する
ことによって、焦点検出の精度を向上した焦点検出装置
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】(請求項1)請求項1に
記載の発明では、被写体からの光束を結像する撮影光学
系の結像面に配置され、被写体の像を画像信号に変換す
る光電変換手段と、撮影光学系と光電変換手段との間の
光路中又は撮影光学系内の光路中に配置されるととも
に、互いに開口重心位置の異なるn個(nはn≧2の自
然数)の開口部を備え、開口部を光束に対して時分割で
開閉する瞳分割手段と、瞳分割手段によって光電変換手
段に形成される被写体の像による画像信号に基づいて撮
影光学系の焦点状態を検出する焦点検出手段とを備えた
焦点検出装置において、焦点検出手段は、第k番目(k
はk≦nの自然数)の開口部のみを光学的に開口しこの
第k番目の開口部を除く(n−1)個の開口部を光学的
に遮光して得られる第kの画像信号と、n個の開口部を
すべて光学的に遮光して得られる全閉画像信号とを光電
変換手段から受けて、第kの画像信号を全閉画像信号に
応じて修正した第kの修正画像信号に基づいて撮影光学
系の焦点状態を検出することで構成する。
【0019】(請求項2)請求項2に記載の発明では、
被写体からの光束を結像する撮影光学系の結像面に配置
され、被写体の像を画像信号に変換する光電変換手段
と、撮影光学系と光電変換手段との間の光路中又は撮影
光学系内の光路中に配置されるとともに、互いに開口重
心位置の異なる第1および第2の開口部を備え、開口部
を光束に対して時分割で開閉する瞳分割手段と、瞳分割
手段によって光電変換手段に形成される被写体の像によ
る画像信号に基づいて撮影光学系の焦点状態を検出する
焦点検出手段とを備えた焦点検出装置において、焦点検
出手段は、第1の開口部を光学的に開口し第2の開口部
を光学的に遮光した場合の第1の前記画像信号と、第2
の開口部を光学的に開口し第1の開口部を光学的に遮光
した場合の第2の前記画像信号と、第1および第2の開
口部を共に光学的に遮光した場合の全閉画像信号とを光
電変換手段から受けて、第1の画像信号を全閉画像信号
に応じて修正した第1の修正画像信号と第2の画像信号
を全閉画像信号に応じて修正した第2の修正画像信号と
に基づいて撮影光学系の焦点状態を検出することで構成
する。
【0020】(作用)請求項1、2に記載の発明におい
て、全閉画像信号は、迷光による画像信号となるから、
第kの画像信号をこの全閉画像信号に応じて修正するこ
とにより、迷光による雑音を第kの画像信号から除去し
た第kの修正画像信号を得ることができる。
【0021】したがって、この第kの修正画像信号を用
いることにより、第kの画像信号を用いた場合に比べ、
格段に焦点検出の精度を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明にお
ける実施の形態を説明する。
【0023】(本実施形態の構成)本実施形態は、請求
項1、2に記載の発明に対応する焦点検出装置の実施の
形態である。図1は、本実施形態の焦点検出装置をフィ
ルムを使用するスチルカメラに組み込んだ場合の概略構
成を示す図である。図2は、本実施形態に使用する瞳分
割10の正面図である。
【0024】図1において、本実施形態の焦点検出装置
を組み込んだスチルカメラは、スチルカメラ本体1と交
換レンズ2とから構成され、スチルカメラ本体1と交換
レンズ2とは、図1に不図示のマウントを介して接続さ
れる。このマウントは、カメラ本体1と交換レンズ2と
の間で相互に後述する各種情報を電気信号によって交換
することができる。
【0025】また、スチルカメラ本体1は、メインミラ
ー21、サブミラー22、シャッター23、フィルム2
4、ペンタプリズム25、接眼部26、CCDラインセ
ンサ12、演算制御部13および駆動モータ14から構
成される。そして、交換レンズ2は、撮影光学系20、
瞳分割10および情報蓄積部15から構成される。
【0026】瞳分割10は、図1に不図示の射出瞳の近
傍に配置され、演算制御部13および情報蓄積部15と
電気的に接続している。図2において、瞳分割10に
は、光軸16を挟んで相互に開口重心位置が異なる位置
に1組の分割瞳開口11a 、11b が形成される。この
瞳分割10は、分割瞳開口11a 、11b の部分も含め
て、液晶によって形成される。そして、瞳分割10は、
演算制御部13からの信号によって瞳分割10の透過状
態と遮光状態および分割瞳開口11a 、11b の透過状
態と遮光状態が制御され、その透過状態、遮光状態の情
報が情報蓄積部15に送られる。
【0027】図1に戻って、撮影光学系20の結像面に
配置されたCCDラインセンサ12は、x個の光電変換
素子で構成され、被写体からの光束を分割瞳開口11a
11b を介して受光し、光電変換する。そして、CCD
ラインセンサ12は、演算制御部13と電気的に接続し
ており、被写体像に基づく画像信号を演算制御部13に
出力する。
【0028】演算制御部13は、瞳分割10、CCDラ
インセンサ12、駆動モータ14および情報蓄積部15
と電気的に接続している。演算制御部13は、CCDラ
インセンサ12からの画像信号および情報蓄積部15か
らの各種信号を処理してデフォーカス量を演算し、駆動
モータ14の駆動方向と駆動量および分割瞳10と分割
瞳開口11a 、11b の透過状態・遮光状態を制御す
る。
【0029】また、撮影光学系20とも接続している駆
動モータ14は、演算制御部13からの制御信号に応じ
て撮影光学系20を被写体に対して前方または後方に所
定量だけ駆動する。情報蓄積部15は、撮影光学系20
の焦点距離、球面収差・像面湾曲などの収差情報、撮影
光束のケラレに関する情報、分割瞳開口11a 、11b
の形状、瞳分割10の光軸16の位置および射出瞳面内
の位置などの情報を予めROM(read-only-memory)な
どの記憶手段によって蓄積しているとともに、瞳分割1
0および分割瞳開口11a 、11b の透過状態・遮光状
態の情報を瞳分割10から受ける。そして、これらの各
種情報を電気信号として演算制御部13に送る。
【0030】撮影光学系20は、駆動モータ14により
被写体に対して前後に移動することができる。この撮影
光学系20の移動によって被写体像をフィルム24の面
上に結像する。 (本発明と本実施形態との対応関係)以下、本発明と本
実施形態との対応関係について説明する。
【0031】請求項1、2に記載の発明と本実施形態と
の対応関係については、光電変換手段はCCDラインセ
ンサ12に対応し、瞳分割手段は瞳分割10および演算
制御部13に対応し、開口部は分割瞳開口11a 、11
b に対応し、焦点検出手段は演算制御部13に対応し、
焦点検出装置は瞳分割10、CCDラインセンサ12お
よび演算制御部13に対応する。
【0032】(本実施形態の作用効果)図3は、本実施
形態を説明するために使用する被写体板の正面図であ
る。以下の説明を簡単にするために、図3に示すよう
に、被写体板30は、黒色表面32に一筋の帯状の白色
表面31が垂直方向に形成されている。このような被写
体板30に対して、焦点検出を行う場合を以下に説明す
る。
【0033】例えば、スチルカメラのレリーズボタン半
押しによる焦点検出の開始信号によって、まず、演算制
御部13は、瞳分割10に制御信号を送り、分割瞳開口
11a を透過状態にし、分割瞳開口11b および分割瞳
開口11a 、11b の部分以外の瞳分割10の部分を遮
光状態にする。なお、本実施形態の作用効果の説明に限
って、分割瞳開口11a 、11b の部分を除いた瞳分割
10の残余の部分を「分割瞳開口外瞳分割部」と称す
る。
【0034】この分割瞳開口11a 、11b および分割
瞳開口外瞳分割部の状態変化は、液晶に印加される電圧
を制御することより液晶の状態を変化させて行う。この
状態において、被写体板30からの光束は、撮影光学系
20と瞳分割10とメインミラー21とサブミラー22
を介して、CCDラインセンサ12に到達し、光電変換
される。この光電変換された電荷は、第1の画像信号と
して、CCDラインセンサ12から演算制御部13に送
られる。そして、この第1の画像信号を演算制御部13
は、記憶しておく。次に、演算制御部13は、瞳分割1
0に制御信号を送り、分割瞳開口11b を透過状態に
し、分割瞳開口11a および分割瞳開口外瞳分割部を遮
光状態にする。
【0035】この状態において、被写体板30からの光
束は、撮影光学系20と瞳分割10とメインミラー21
とサブミラー22を介して、CCDラインセンサ12に
到達し、光電変換される。この光電変換された電荷は、
第2の画像信号として、CCDラインセンサ12から演
算制御部13に送られる。そして、この第2の画像信号
も演算制御部13は、記憶しておく。さらに、演算制御
部13は、瞳分割10に制御信号を送り、分割瞳開口1
1a、分割瞳開口11b および分割瞳開口外瞳分割部を
遮光状態にする。すなわち、瞳分割10を遮光状態にす
る。
【0036】この状態において、被写体板30からの光
束は、撮影光学系20と瞳分割10とメインミラー21
とサブミラー22を介して、CCDラインセンサ12に
到達し、光電変換される。この光電変換された電荷は、
第3の画像信号として、CCDラインセンサ12から演
算制御部13に送られる。そして、この第3の画像信号
も演算制御部13は、記憶しておく。
【0037】ここで、請求項1,2に記載の発明につい
て、第kの画像信号は第1の画像信号、第2の画像信号
に対応し、全閉画像信号は第3の画像信号に対応する。
このように、演算制御部13によって、瞳分割10の分
割瞳開口11a 、11b および分割瞳開口外瞳分割部
は、時分割で、透過状態または遮光状態が制御される。
【0038】これらの画像信号を図示したのが、図4
(a)〜(c)である。図4(a)〜(c)の縦軸は、画像信号の信
号レベルに相当し、その横軸は、CCDラインセンサ1
2上の位置に相当する。図4(a) は、第1の画像信号を
示す図であり、この第1の画像信号のうち信号レベルL
1 である部分41b が被写体板30の黒色表面32に基
づく画像信号であり、信号レベルL2 であるピーク部分
41a が被写体板30の白色表面31に基づく画像信号
である。
【0039】また、図4(b) は、第2の画像信号を示す
図であり、この第2の画像信号のうち信号レベルL3 で
ある部分42b が被写体板30の黒色表面32に基づく
画像信号であり、信号レベルL4 であるピーク部分42
a が被写体板30の白色表面31に基づく画像信号であ
る。
【0040】これら信号レベルL1 である部分41b と
信号レベルL3 である部分42b は、CCDラインセン
サ12が暗電流などを発生しない理想的なデバイスであ
ると仮定し迷光がなければ、0となる。しかし、図4
(a) または図4(b) に示すように、0ではなく、ある信
号レベルL1 、L3 を発生する。これは、迷光によって
発生した信号レベルである。そして、信号レベルL2 で
あるピーク部分41a および信号レベルL4 であるピー
ク部分42a においても画像信号が迷光分だけ底上げさ
れている。
【0041】さらに、図4(c) は、第3の画像信号すな
わち全閉画像信号(以下、第3の画像信号を全閉画像信
号に統一して記載する。)を示す図である。信号レベル
L5である部分43が、全閉画像信号であり、迷光によ
る画像信号である。このように、第1の画像信号と第2
の画像信号には迷光によって発生する画像信号成分を含
んでいるため、この画像信号成分を全閉画像信号を用い
て除去する。
【0042】具体的には、演算処理部13に記憶されて
いる第1の画像信号、第2の画像信号および全閉画像信
号から、次式に従って、演算制御部13が演算する。 V1r(i)=V1(i)−Vc(i)/m (1)式 V2r(i)=V2(i)−Vc(i)/m (2)式 ここで、V1(i)は、第1の画像信号のうちの第i番
目の光電変換素子の出力である。V2(i)は、第2の
画像信号のうちの第i番目の光電変換素子の出力であ
る。Vc(i)は、全閉画像信号のうちの第i番目の光
電変換素子の出力である。iは、1〜xまでの整数であ
る。
【0043】また、mは、実験によって設定される修正
係数であり、分割瞳開口の開口面積比、分割瞳開口の液
晶の透過率に差があるときはその差などに依存する。本
実施形態では、迷光の原因が主に遮光状態の分割瞳開口
11a 、11b によって拡散され一様となった光束であ
るとし、かつ分割瞳開口11a 、11b の開口面積比が
1でありその透過率にも差がないことから、m=2とし
た。
【0044】こうして演算したV1r(i)が第1の修正
画像信号であり、V2r(i)が第2の修正画像信号であ
る。図5(a)(b)は、第1の修正画像信号および第2の修
正画像信号を示す図である。図5(a) において、(1)
式により第1の画像信号から迷光による影響を除去する
ことができるので、被写体板30の白色表面31に基づ
く信号のみが信号レベルL6 のピーク部分44として現
れ、被写体板30の黒色表面31に基づく信号は、信号
レベル「0」となる。
【0045】また、図5(b) において、(2)式により
第2の画像信号から迷光による影響を除去することがで
きるので、被写体板30の白色表面31に基づく信号の
みが信号レベルL7 のピーク部分45として現れ、被写
体板30の黒色表面31に基づく信号は、信号レベル
「0」となる。図1に戻って、演算制御部13は、これ
ら第1の修正画像信号と第2の修正画像信号を用いて、
周知の相関演算による像ズレ検出演算を行い、第1の画
像信号と第2の画像信号の相対的な位置ズレ量である像
ズレ量を演算する。
【0046】そして、演算制御部13は、分割瞳開口1
1a 、11b の形状、瞳分割10の光軸16の位置およ
び射出瞳面内の位置などの各種情報を電気信号として受
け、像ズレ量を光軸方向のデフォーカス量に変換する。
さらに、演算制御部13は、このデフォーカス量に基づ
いて駆動モータ14によって、撮影光学系20を所定方
向および所定量に移動させて焦点を被写体板30に合わ
せる。
【0047】そして、シャッターを切ると演算制御部1
3は、瞳分割10を透過状態に制御し、被写体板30が
撮影される。このように本実施形態では、像ズレ量を第
1の画像信号および第2の画像信号から直接演算するの
ではなく、第1の画像信号および第2の画像信号から迷
光の影響を除去した第1の修正画像信号および第2の修
正画像信号から演算しているので、焦点検出の精度を向
上することができる。
【0048】本実施形態では、瞳分割として、2つの分
割瞳開口11a 、11b を形成した瞳分割10を使用し
たが、これに限定されるものではない。例えば、図6に
示すように、本実施形態の瞳分割10の代わりに4つの
分割瞳開口51a 、51b 、51c 、51d を形成した
瞳分割50を使用することができる。図6は、このよう
な分割瞳50の正面図である。
【0049】瞳分割50は、瞳分割10と同様に射出瞳
の近傍に配置される。図6において、瞳分割50には、
光軸52を挟んで相互に開口重心位置が異なる位置に4
つの分割瞳開口51a 、51b 、51c 、51d が形成
される。この瞳分割50は、分割瞳開口51a 、51b
、51c 、51d の部分も含めて、液晶によって形成
される。
【0050】図7は、瞳分割50を使用した場合のCC
Dエリアセンサ55の正面図である。CCDエリアセン
サ55は、y個の光電変換素子で構成され、CCDライ
ンセンサ12の代わりに撮影光学系20の結像面に配置
される。このような瞳分割50とCCDエリアセンサ5
5とを使用した場合、第kの修正画像信号は、次のよう
にして得ることができる。
【0051】すなわち、第1の画像信号は、瞳分割50
の分割瞳開口51a を透過状態にし、分割瞳開口51b
と分割瞳開口51c と分割瞳開口51d と分割瞳開口外
瞳分割部とを遮光状態にした場合に、CCDエリアセン
サ50から得られる画像信号である。第2の画像信号
は、瞳分割50の分割瞳開口51b を透過状態にし、分
割瞳開口51a と分割瞳開口51c と分割瞳開口51d
と分割瞳開口外瞳分割部とを遮光状態にした場合に、C
CDエリアセンサ50から得られる画像信号である。第
3の画像信号は、瞳分割50の分割瞳開口51c を透過
状態にし、分割瞳開口51a と分割瞳開口51b と分割
瞳開口51d と分割瞳開口外瞳分割部とを遮光状態にし
た場合に、CCDエリアセンサ50から得られる画像信
号である。第4の画像信号は、瞳分割50の分割瞳開口
51d を透過状態にし、分割瞳開口51a と分割瞳開口
51b と分割瞳開口51c と分割瞳開口外瞳分割部とを
遮光状態にした場合に、CCDエリアセンサ50から得
られる画像信号である。
【0052】なお、瞳分割50とCCDエリアセンサ5
5とを使用した場合においては、分割瞳開口外瞳分割部
は、分割瞳開口51a 、51b 、51c 、51d の部分
を除いた瞳分割50の残余の部分を指す。また、全閉画
像信号は、瞳分割50を遮光状態にした場合にCCDエ
リアセンサ55から得られる画像信号である。
【0053】そして、本実施形態と同様にして、第1の
画像信号ないし第4の画像信号を全閉画像信号に応じて
修正し、第1の修正画像信号ないし第4の修正画像信号
を得る。なお、瞳分割50とCCDエリアセンサ55と
を使用した場合において、例えば、撮影画面の中央にお
いて焦点検出を行いたい場合は、図7(a) におけるCC
Dエリアセンサ55の影部分の領域56または図7(b)
におけるCCDエリアセンサ55の影部分の領域58の
信号に基づいて焦点検出を行えばよい。また、撮影画面
の周辺において焦点検出を行いたい場合は、図7(c) に
おけるCCDエリアセンサ55の影部分の領域60の信
号に基づいて焦点検出を行えばよい。
【0054】なお、焦点検出動作の速さを要求される場
合には、焦点検出を行うごとに全閉画像信号を取り込む
のではなく、複数回の焦点検出動作に対して1回だけ全
閉画像信号を得て演算制御部13などに記憶しておき、
そのほかの焦点検出の際には、この記憶してある全閉画
像信号を用いることによって第kの修正画像信号を演算
してもよい。
【0055】また、本実施形態では、修正係数によって
全閉画像信号を割り算しているが、その代わりに全閉画
像信号を得る際に電荷蓄積時間を修正係数に応じた電荷
蓄積時間に調整して全閉画像信号を得てもよい。
【0056】例えば、修正係数が「2」である場合に
は、その電荷蓄積時間を第1の画像信号の電荷蓄積時間
(第2の画像信号の電荷蓄積時間)の1/2の電荷蓄積
時間に調整して全閉画像信号を得て、第1の修正画像信
号および第2の修正画像信号を演算してもよい。この場
合は、(1)式および(2)式は、それぞれ次の(3)
式および(4)式となる。
【0057】 V1r(i)=V1(i)−Vct(i) (3)式 V2r(i)=V2(i)−Vct(i) (4)式 ここで、Vct(i)は、電荷蓄積時間を1/2に調整し
て得た全閉画像信号のうちの第i番目の光電変換素子の
出力である。さらに、本実施形態では、瞳分割が液晶で
構成されている場合を挙げたが、これに限定されるもの
ではない。迷光の原因は、被写体からの光束のうち遮光
状態にある分割瞳開口と分割瞳開口以外の瞳分割部分の
液晶によって拡散された光強度の光束となって光電変換
手段に入射する場合だけでなく、外部の光束が撮影装置
の接眼部からペンタプリズムを介して光電変換手段に入
射する場合、被写体からの光束のうちレンズ鏡胴の内壁
によって反射して光電変換手段に入射するする場合など
があるため、これらの原因による迷光の影響を像ズレ量
を演算する画像信号から除去することにも有効である。
【0058】また、本実施形態では、第kの修正画像信
号を得る際に、第kの画像信号から全閉画像信号を修正
係数で割った値を引き算する演算方法を示したが、これ
に限定されるものではない。本発明は、迷光による画像
信号に基づいて像ズレ量を演算する画像信号を修正する
ことにある。さらに、本実施形態では、焦点検出装置を
スチルカメラに組み込んだ実施形態を説明したが、本発
明は、これに限定されるものではない。被写体の画像デ
ータを半導体メモリやフロッピーディスクなどに記録す
る電子スチルカメラ、シネカメラ、ビデオカメラなどの
撮影装置一般に組み込むことができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2に記
載の発明では、全閉画像信号によって第kの画像信号が
修正される。よって、第kの画像信号に及ぼす迷光の影
響を除去することができる。そのため、迷光の影響を除
去した第kの修正画像信号を用いて像ズレ量を演算する
ので、焦点検出の精度を向上することができる。
【0060】また、第kの画像信号から迷光の影響を除
去することができるので、暗い状況下で焦点検出を行う
ことができる対暗検出能力、および諧調のゆるやかな被
写体でも焦点検出を行うことができる低コントラスト検
出能力を向上することができる。特に、パッシブタイプ
である位相差検出方式の焦点検出装置においては、暗く
なると焦点検出を行うことができなくなるので、対暗検
出能力の向上は、大変有利である。
【0061】さらに、焦点検出装置に固定パターンノイ
ズが存在する場合には、第kの画像信号および全閉画像
信号にこの固定パターンノイズが重畳するので、全閉画
像信号に応じて第kの画像信号を修正することによっ
て、この固定パターンノイズも除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の焦点検出装置をスチルカメラに組み
込んだ場合の概略構成を示す図である。
【図2】瞳分割10の正面図である。
【図3】被写体板30の正面図である。
【図4】第kの画像信号および全閉画像信号を示す図で
ある。
【図5】第kの修正画像信号を示す図である。
【図6】瞳分割50の正面図である。
【図7】CCDエリアセンサ55の正面図である。
【図8】瞳時分割位相差検出方式を説明する原理図であ
る。
【図9】従来技術における瞳分割100の正面図であ
る。
【図10】被写体105の位置とCCDラインセンサ上
の像位置との関係を説明する図である。
【符号の説明】
1 スチルカメラ本体 2 交換レンズ 10 瞳分割 11a 分割瞳開口 11b 分割瞳開口 12 CCDラインセンサ 13 演算制御部 14 駆動モータ 15 情報蓄積部 16 光軸 20 撮影光学系 21 メインミラー 22 サブミラー 23 シャッター 24 フィルム 25 ペンタプリズム 26 接眼部 30 被写体板 31 被写体板の白色表面 32 被写体板の黒色表面 41a 信号レベルL1 のピーク部分 41b 信号レベルL2 の部分 42a 信号レベルL3 のピーク部分 42b 信号レベルL4 の部分 43 信号レベルL5 の部分 44 信号レベルL6 のピーク部分 45 信号レベルL7 のピーク部分 50 瞳分割50 51a 分割瞳開口 51b 分割瞳開口 51c 分割瞳開口 51d 分割瞳開口 55 CCDエリアセンサ 56 CCDエリアセンサの一部分 58 CCDエリアセンサの一部分 60 CCDエリアセンサの一部分 100 瞳分割 101a 分割瞳開口 101b 分割瞳開口 102 CCDラインセンサ 103 信号処理部 104 光軸 105 被写体 106a 光束 106b 光束 106a' 光束 106b' 光束 106a'' 光束 106b'' 光束

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光束を結像する撮影光学系
    の結像面に配置され、前記被写体の像を画像信号に変換
    する光電変換手段と、 前記撮影光学系と前記光電変換手段との間の光路中又は
    前記撮影光学系内の光路中に配置されるとともに、互い
    に開口重心位置の異なるn個(nはn≧2の自然数)の
    開口部を備え、前記開口部を前記光束に対して時分割で
    開閉する瞳分割手段と、 前記瞳分割手段によって前記光電変換手段に形成される
    前記被写体の像による画像信号に基づいて前記撮影光学
    系の焦点状態を検出する焦点検出手段とを備えた焦点検
    出装置において、 前記焦点検出手段は、 第k番目(kはk≦nの自然数)の開口部のみを光学的
    に開口し該第k番目の開口部を除く(n−1)個の開口
    部を光学的に遮光して得られる第kの画像信号と、n個
    の開口部をすべて光学的に遮光して得られる全閉画像信
    号とを前記光電変換手段から受けて、 前記第kの画像信号を前記全閉画像信号に応じて修正し
    た第kの修正画像信号に基づいて前記撮影光学系の焦点
    状態を検出することを特徴とする焦点検出装置。
  2. 【請求項2】 被写体からの光束を結像する撮影光学系
    の結像面に配置され、前記被写体の像を画像信号に変換
    する光電変換手段と、 前記撮影光学系と前記光電変換手段との間の光路中又は
    前記撮影光学系内の光路中に配置されるとともに、互い
    に開口重心位置の異なる第1及び第2の開口部を備え、
    前記開口部を前記光束に対して時分割で開閉する瞳分割
    手段と、 前記瞳分割手段によって前記光電変換手段に形成される
    前記被写体の像による画像信号に基づいて前記撮影光学
    系の焦点状態を検出する焦点検出手段とを備えた焦点検
    出装置において、 前記焦点検出手段は、 前記第1の開口部を光学的に開口し前記第2の開口部を
    光学的に遮光した場合の第1の前記画像信号と、前記第
    2の開口部を光学的に開口し前記第1の開口部を光学的
    に遮光した場合の第2の前記画像信号と、前記第1及び
    第2の開口部を共に光学的に遮光した場合の全閉画像信
    号とを前記光電変換手段から受けて、 前記第1の画像信号を前記全閉画像信号に応じて修正し
    た第1の修正画像信号と前記第2の画像信号を前記全閉
    画像信号に応じて修正した第2の修正画像信号とに基づ
    いて前記撮影光学系の焦点状態を検出することを特徴と
    する焦点検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009025584A (ja) * 2007-07-20 2009-02-05 Hoya Corp 遮光構造
CN112204445A (zh) * 2019-04-24 2021-01-08 深圳市大疆创新科技有限公司 摄像装置、移动体以及控制方法

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