JP2000153841A - 飲料容器 - Google Patents

飲料容器

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JP2000153841A
JP2000153841A JP10331202A JP33120298A JP2000153841A JP 2000153841 A JP2000153841 A JP 2000153841A JP 10331202 A JP10331202 A JP 10331202A JP 33120298 A JP33120298 A JP 33120298A JP 2000153841 A JP2000153841 A JP 2000153841A
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container
beverage
locking portion
lid
locking
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Masahito Horimura
正仁 堀村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者個人の多様な欲求に対応することがで
きる飲料容器を提供することである。 【解決手段】 第1の飲料を収容する樹脂製の第1の収
容体10と、前記第1の収容体を密閉する第1の蓋体1
2と、第2の飲料を収容する樹脂製の第2の収容体14
と、前記第2の収容体を密閉する第2の蓋体16と、前
記第1の収容体又は前記第2の収容体に、前記第1の収
容体と前記第2の収容体とを結合するための一方の係止
部20が設けられていると共に、前記第2の収容体又は
前記第1の収容体に、前記第1の収容体と前記第2の収
容体とを結合するための他方の係止部22が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、清涼飲料、アル
コール飲料等の飲料を収容するための飲料容器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機の普及やコンビニエン
スストアの増加等に伴って、缶入りの清涼飲料やアンコ
ール飲料、ペットボトル入りの清涼飲料等が多量に販売
されている。この飲料用缶、ペットボトル等の飲料容器
には、多様なサイズのものが用意されており、飲料用容
器に収容する飲料の種類等により適当なサイズの容器が
選択され使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
飲料容器は、一種類の飲料を容器のサイズ分だけ収容す
るための容器であったため、飲料の飲み方、飲む量等が
予め定められている状態となり、消費者個人の多様な欲
求に対応することが困難であった。
【0004】この発明の課題は、消費者個人の多様な欲
求に対応することができる飲料容器を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の飲料容器
は、第1の飲料を収容する樹脂製の第1の収容体と、前
記第1の収容体を密閉する第1の蓋体と、第2の飲料を
収容する樹脂製の第2の収容体と、前記第2の収容体を
密閉する第2の蓋体と、前記第1の収容体又は前記第2
の収容体に、前記第1の収容体と前記第2の収容体とを
結合するための一方の係止部が設けられていると共に、
前記第2の収容体又は前記第1の収容体に、前記第1の
収容体と前記第2の収容体とを結合するための他方の係
止部が設けられていることを特徴とする。
【0006】この請求項1記載の飲料容器によれば、例
えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂製
の第1の収容体及び第2の収容体に設けられている係止
部により、第1の収容体及び第2の収容体を結合した状
態で販売することができ、消費者が購入した後に係止部
による結合を解除するとにより、第1の収容体と第2の
収容体に収容されている飲料を、別々の人が同時に飲む
ことができ、また第1の収容体と第2の収容体に収容さ
れている飲料を別の時に飲むことができ、また第1の収
容体及び第2の収容体の結合を解除すれば、それぞれに
蓋体があるので第1の収容体と第2の収容体を別々に販
売したり携帯、保管、管理できる等、個人の欲求に対応
して多様な飲み方をすることができる。また、第1の収
容体と第2の収容体に収容されている飲料を別の種類の
飲料とすることで異なる種類の飲料を味わうことが可能
となる。
【0007】また、請求項2記載の飲料容器は、請求項
1記載の飲料容器の前記一方の係止部及び前記他方の係
止部は、掛止部を構成することを特徴とする。この請求
項2記載の飲料容器によれば、係止部を掛止部により構
成しているため、一方の係止部を他方の係止部に対して
押付ける又は引離す等により容易に、第1の収容体と第
2の収容体の結合、結合の解除を行うことができる。
【0008】また、請求項3記載の飲料容器は、請求項
1記載の飲料容器の前記一方の係止部及び前記他方の係
止部は、螺合部を構成することを特徴とする。この請求
項3記載の飲料容器によれば、係止部を螺合部により構
成しているため、一方の係止部を他方の係止部に対して
回転させることにより、容易に第1の収容体と第2の収
容体の結合、結合の解除を行うことができる。
【0009】また、請求項4記載の飲料容器は、第1の
飲料を収容する金属製の第1の収容体と、前記第1の収
容体を密閉する第1の蓋体と、第2の飲料を収容する金
属製の第2の収容体と、前記第2の収容体を密閉する第
2の蓋体と、前記第1の収容体又は前記第2の収容体
に、前記第1の収容体と前記第2の収容体とを結合する
ための一方の係止部が設けられていると共に、前記第2
の収容体又は前記第1の収容体に、前記第1の収容体と
前記第2の収容体とを結合するための他方の係止部が設
けられていることを特徴とする。
【0010】この請求項4記載の飲料容器によれば、例
えばアルミニウム、スチール等の金属製の第1の収容体
及び第2の収容体に設けられている係止部により、第1
の収容体及び第2の収容体を結合した状態で販売するこ
とができ、消費者が購入した後に係止部による結合を解
除するとにより、第1の収容体と第2の収容体に収容さ
れている飲料を、別々の人が同時に飲むことができ、ま
た第1の収容体と第2の収容体に収容されている飲料を
別のときに飲むことができる等、個人の欲求に対応して
たような飲み方をすることができる。また、第1の収容
体と第2の収容体に収容されている飲料を別の種類の飲
料とすることで異なる種類の飲料を味わうことが可能と
なる。
【0011】また、請求項5記載の飲料容器は、請求項
4記載の飲料容器の前記一方の係止部及び前記他方の係
止部は、掛止部を構成することを特徴とする。この請求
項5記載の飲料容器によれば、係止部を掛止部により構
成しているため、一方の係止部を他方の係止部に対して
押付ける又は引離す等により容易に、第1の収容体と第
2の収容体の結合、結合の解除を行うことができる。
【0012】また、請求項6記載の飲料容器は、請求項
4記載の飲料容器の前記一方の係止部及び前記他方の係
止部は、螺合部を構成することを特徴とする。この請求
項6記載の飲料容器によれば、係止部を螺合部により構
成しているため、一方の係止部を他方の係止部に対して
回転させることにより、容易に第1の収容体と第2の収
容体の結合、結合の解除を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態に
かかるポリエチレンテレフタレート製のボトル(以下、
PETボトルという)の斜視図である。このPETボト
ルは、第1の飲料を収容する第1の収容体10と、第1
の収容体を密閉する第1の蓋体12と、第2の飲料を収
容する第2の収容体14と、第2の収容体14を密閉す
る第2の蓋体16を備えて構成されている。
【0014】第1の収容体10は、一端が閉じた角筒状
の形状を有し他端にスクリューキャップにより構成され
ている第1の蓋体12が設けられている。第1の収容体
10の閉じた側の端部には、第2の収容体14の頭部と
略同一の形状を有し、第2の収容体14の頭部が収納さ
れる収納凹部18が設けられている。また収納凹部18
の内壁面には、この内壁面に沿って周方向に延びる掛止
凸部(係止部)20が設けられている。
【0015】第2の収容体14は、一端が閉じた角筒状
の形状を有し他端にスクリューキャップにより構成され
ている第2の蓋体16が設けられている。また第2の収
容体14の肩部の外壁面には、この外壁面に沿って周方
向に延びる掛止凹部(係止部)22が設けられている。
【0016】このPETボトルは、第2の収容体14の
頭部を第1の収容体10の収納凹部18に押し込むこと
により、収納凹部18の内壁面に設けられている掛止凸
部20が第2の収容体14の肩部に設けられている掛止
凹部22に嵌まることにより、第1の収容体10と第2
の収容体14とを結合させることができる。
【0017】従って、第1の収容体10及び第2の収容
体14を結合した状態で、第1の収容体10及び第2の
収容体14内に別の種類の飲料又は同一の種類の飲料を
収容して販売することができ、消費者が購入した後に結
合を解除するとにより、第1の収容体10と第2の収容
体14に収容されている飲料を、別々の人が同時に飲む
ことができ、また第1の収容体10に蓋体12と第2の
収容体14に蓋体16があるので収容されている飲料を
別の時に飲むことができる等、個人の欲求に対応して多
様な飲み方をすることができる。
【0018】また、第1の収容体10と第2の収容体1
4に収容されている飲料を別の種類の飲料とすることで
異なる種類の飲料を味わうことが可能となる。更に、第
1の収容体10と第2の収容体14の容量を異なるもの
とすることにより、大きいほうを大人が飲み小さいほう
を子供が飲む等、それぞれの人が自分の体に合った量を
飲むことができる。
【0019】なお、図2には、第1の収容体10と第2
の収容体14の結合する状態を示しているが(図2の左
図)、収容第2の収容体14の端部にも、第1の収容体
10と同様に収納凹部18を設け、更に収納凹部18の
内壁面に掛止凸部(係止部)20を設けることにより、
連続して収容体を結合することにより収容部が2つ(第
1の収容部及び第2の収容部)のPETボトルだけでな
く、収容部が3以上のPETボトル構成することができ
る(図2の右図)。
【0020】また、この第1の実施の形態は、角筒状の
第1の収容体10と第2の収容体14について説明して
いるが、第1の収容体10と第2の収容体14の形状
は、円筒状等でもよく、角筒状に限定されるものではな
い。また、この第1の実施の形態は本願発明をPETボ
トルに適用した場合について説明したが、スチール缶、
アルミニウム缶等により同様の構成の飲料用容器を構成
することも可能である。
【0021】次に、この発明の第2の実施の形態を説明
する。なお、第2の実施の形態の説明においては、第1
の実施の形態にかかるPETボトルの構成と同一の構成
には、第1の実施の形態の説明で各構成に付したのと同
一の符号を付して説明を行う。
【0022】図3は、第2の実施の形態にかかるPET
ボトルの斜視図である。このPETボトルは、円筒状の
第1の収容体10の一方の端部に第2の収容体14の頭
部と略同一の形状を有し、第2の収容体14の頭部が収
納される収納凹部18が設けられており、収納凹部18
の内壁面には、この内壁面に沿って周方向に延びる三日
月状の掛止凹部(係止部)24が2つ設けられている。
また、円筒状の第2の収容体14の肩部の外壁面には、
この外壁面に沿って周方向に延びる三日月状の掛止凸部
(係止部)26が2つ設けられている。
【0023】このPETボトルは、第2の収容体14の
頭部を第1の収容体10の収納凹部18に押し込むこと
により、収納凹部18の内壁面に設けられている掛止凹
部24に第2の収容体14の肩部に設けられている掛止
凸部26が嵌まることにより、第1の収容体10と第2
の収容体14とを結合させることができる。
【0024】従って、この第2の実施の形態にかかるP
ETボトルにおいても、第1の実施の形態にかかるPE
Tボトルと同様な効果を得ることができる。
【0025】なお、この第2の実施の形態においては、
三日月状の掛止凹部24が2つ設けられていると共に三
日月状の掛止凸部(係止部)26が2つ設けられている
が、掛止凹部24及び掛止凸部26を3つ以上設けても
よい。また、この第2の実施の形態は本願発明をPET
ボトルに適用した場合について説明したが、スチール
缶、アルミニウム缶等により同様の構成の飲料用容器を
構成することも可能である。また、この第2の実施の形
態は、円筒状の第1の収容体10と第2の収容体14に
ついて説明しているが、第1の収容体10と第2の収容
体14の形状は、角筒状等でもよく、円筒状に限定され
るものではない。
【0026】次に、この発明の第3の実施の形態を説明
する。なお、第3の実施の形態の説明においては、第1
の実施の形態にかかるPETボトルの構成と同一の構成
には、第1の実施の形態の説明で各構成に付したのと同
一の符号を付して説明を行う。
【0027】図4は、第3の実施の形態にかかるPET
ボトルの斜視図である。このPETボトルは、円筒状の
第1の収容体10の一方の端部に第2の収容体14の頭
部と略同一の形状を有し、第2の収容体14の頭部が収
納される収納凹部18が設けられており、収納凹部18
の内壁面には、この内壁面に沿って螺子溝及び螺子山か
ら構成される螺子部(係止部)28が設けられている。
【0028】また、円筒状の第2の収容体14の肩部の
外壁面には、この外壁面に沿って周方向に螺子山及び螺
子溝から構成される螺子部(係止部)30が設けられて
いる。
【0029】このPETボトルは、第2の収容体14の
頭部を第1の収容体10の収納凹部18に挿入し、第2
の収容体14と第1の収容体10を相互に回転させるこ
とにより、第1の収容体10の螺子部28と第2の収容
体14の螺子部30を螺合させて、第1の収容体10と
第2の収容体14とを結合させることができる。また、
第2の収容体14と第1の収容体10を、結合の場合と
逆方向に相互に回転させることにより容易に分離するこ
とができる。
【0030】従って、この第3の実施の形態にかかるP
ETボトルにおいては、第1の収容体10と第2の収容
体14とを、強固に結合させることができると共に、こ
のPETボトルにおいても第1の実施の形態にかかるP
ETボトルと同様な効果を得ることができる。
【0031】なお、この第3の実施の形態は、円筒状の
第1の収容体10と第2の収容体14について説明して
いるが、第1の収容体10と第2の収容体14の形状
は、角筒状等でもよく、円筒状に限定されるものではな
い。
【0032】次に、この発明の第4の実施の形態を説明
する。なお、第4の実施の形態の説明においては、第1
の実施の形態にかかるPETボトルの構成と同一の構成
には、第1の実施の形態の説明で各構成に付したのと同
一の符号を付して説明を行う。
【0033】図5は、第4の実施の形態にかかるPET
ボトルの斜視図である。このPETボトルは、円筒状の
第1の収容体10の一方の端部に第2の収容体14の頭
部と略同一の形状を有し、第2の収容体14の頭部が収
納される収納凹部18が設けられており、収納凹部18
の内壁面には、この内壁面に沿って螺子溝及び螺子山か
ら構成される螺子部(係止部)32が設けられている。
【0034】また、円筒状の第2の収容体14の上端部
の外壁面には、この外壁面に沿って周方向に螺子山及び
螺子溝から構成される螺子部(係止部)34が設けられ
ている。第2の蓋体16はスクリューキャップにより構
成されており第2の蓋体16の内周面には、図示しない
螺子部が形成されている。更に第2の蓋体16の外周面
には、螺子山及び螺子溝から構成される螺子部36が形
成されている。
【0035】このPETボトルは、第2の収容体14に
第2の蓋体16により蓋をした後に、第2の収容体14
の頭部を第1の収容体10の収納凹部18に押し付け、
第2の収容体14と第1の収容体10を相互に回転させ
ることにより、第1の収容体10の螺子部32と第2の
収容体14の第2の蓋体16の螺子部36を螺合させ
て、第1の収容体10と第2の収容体14とを結合させ
ることができる。また、第2の収容体14と第1の収容
体10を、結合の場合と逆方向に相互に回転させること
により容易に分離することができる。
【0036】従って、この第4の実施の形態にかかるP
ETボトルにおいては、第1の収容体10と第2の収容
体14とを、強固に結合させることができると共に、こ
のPETボトルにおいても第1の実施の形態にかかるP
ETボトルと同様な効果を得ることができる。
【0037】なお、この第4の実施の形態にかかる第2
の収容体14の第2の蓋体16は、第2の収容体14の
直径と略同一の径を有しているが、第2の蓋体16の直
径は適宜選択可能である。この場合には、収納凹部18
の内径を螺子部36が螺合可能なものとする必要があ
る。また、この第4の実施の形態は、円筒状の第1の収
容体10と第2の収容体14について説明しているが、
第1の収容体10と第2の収容体14の形状は、角筒状
等でもよく、円筒状に限定されるものではない。
【0038】次に、この発明の第5の実施の形態を説明
する。なお、第5の実施の形態の説明においては、第1
の実施の形態にかかるPETボトルの構成と同一の構成
には、第1の実施の形態の説明で各構成に付したのと同
一の符号を付して説明を行う。
【0039】図6は、第5の実施の形態にかかるPET
ボトルの斜視図である。このPETボトルの第1の収容
体10は、一端が閉じた角筒状の形状を有し他端にスク
リューキャップにより構成されている第1の蓋体12が
設けられている。第1の収容体10の閉じた側の端部に
は、第2の収容体14の第2の蓋体部16を収納するコ
の字型の収納凹部38が設けられており、この収納凹部
38の下端両側部にはレール部38aが設けられてい
る。更に、レール部38aの左右側部には、先端部が広
がったスライドピン40が設けられている。
【0040】第2の収容体14は、一端が閉じた角筒状
の形状を有し他端にスクリューキャップにより構成され
ている第2の蓋体16が設けられている。また第2の収
容体14の第2の蓋体16の下端が位置する部分にフラ
ンジ部42が設けられている。また第2の収容体14の
上端面には、2本のスライド溝44が設けられている。
【0041】このPETボトルは、スライドピン40を
スライド溝44の一端に設けられているピン挿入部44
aに挿入すると共に、第2の収容体14の第2の蓋体部
16及びフランジ部42を第1の収容体10の側面方向
から収納凹部38に収容し、フランジ部42の下面をレ
ール部38aに沿ってスライドさせることにより、第2
の蓋体部16を第1の収容体10の中心部方向に移動さ
せ、第1の収容体10と第2の収容体14とを結合させ
ることができる。
【0042】従って、この第5の実施の形態にかかるP
ETボトルにおいては、第1の収容体10と第2の収容
体14とを、強固に結合させることができると共に、こ
のPETボトルにおいても第1の実施の形態にかかるP
ETボトルと同様な効果を得ることができる。
【0043】なお、この第5の実施の形態においては、
第1の収容体10の閉じた側の端部にスライドピン40
が設けられており、第2の収容体14の上端面に2本の
スライド溝44が設けらているが、第1の収容体10の
閉じた側の端部に2本のスライド溝44を設け第2の収
容体14の上端面にスライドピン40を設けるようにし
てもよい。また、この第5の実施の形態は、角筒状の第
1の収容体10と第2の収容体14について説明してい
るが、第1の収容体10と第2の収容体14の形状は、
円筒状等でもよく、角筒状に限定されるものではない。
【0044】次に、この発明の第6の実施の形態を説明
する。図7は、第6の実施の形態にかかるスチール製又
はアルミニウム製の飲料缶の部分斜視図である。この飲
料缶は、第1の飲料を収容する第1の収容体50と、第
1の収容体50を密閉する第1の蓋体52と、第2の飲
料を収容する第2の収容体54と、第2の収容体54を
密閉する第2の蓋体56を備えて構成されている。
【0045】第1の収容体50は、一端が閉じた円筒状
の形状を有し他端にステイオンタブにより構成されてい
る第1の蓋体52が設けられている。第1の収容体50
の第1の蓋体52が設けられている側の最端部にはリン
グ形状を有するフランジ部(係止部)58が設けられて
いる。
【0046】第2の収容体54は、一端が閉じた円筒状
の形状を有し他端にステイオンタブにより構成されてい
る第2の蓋体56が設けられている。第2の収容体54
の第2の蓋体56が設けられている側の最端部には、第
1の収容体50のフランジ部58に掛止される、3つの
掛止凸部(係止部)60が設けられている。
【0047】この飲料缶は、第2の収容体54の第2の
蓋体56が設けられている側の端部を第1の収容体50
の第1の蓋体52が設けられている側の最端部に押し付
けることにより、第1の収容体50のフランジ部58に
第2の収容体54の3つの掛止凸部60が掛止され、第
1の収容体50と第2の収容体54とを結合させること
ができる。
【0048】従って、第1の収容体50及び第2の収容
体54を結合した状態で、第1の収容体50及び第2の
収容体54内に別の種類の飲料又は同一の種類の飲料を
収容して販売することができ、消費者が購入した後に結
合を解除するとにより、第1の収容体50と第2の収容
体54に収容されている飲料を、別々の人が同時に飲む
ことができ、また第1の収容体50と第2の収容体54
に収容されている飲料を別の時に飲むことができる等、
個人の欲求に対応して多様な飲み方をすることができ
る。また、第1の収容体50と第2の収容体54に収容
されている飲料を別の種類の飲料とすることで異なる種
類の飲料を味わうことが可能となる。
【0049】また、この第6の実施の形態にかかる飲料
缶によれば、第1の収容体50と第2の収容体54を結
合することにより、第1の収容体50の第1の蓋体52
及び第2の収容体54の第2の蓋体56が外界から遮蔽
されるため、第1の蓋体52及び第2の蓋体56の部分
の汚れを防止した状態で販売等を行うことができる。
【0050】なお、この第6の実施の形態においては、
3つの掛止凸部60を設けているが、掛止凸部の個数及
び形状は、この第6実施の形態の掛止凸部に限定される
ものではなく適宜選択可能である。また、一方の係止部
としてフランジ部58を用いているが、掛止凸部に対応
する位置に掛止凸部に対応した形状の掛止凹部を設ける
ようにしてもよい。
【0051】次に、この発明の第7の実施の形態を説明
する。なお、第7の実施の形態の説明においては、第6
の実施の形態にかかる飲料缶の構成と同一の構成には、
第6の実施の形態の説明で各構成に付したのと同一の符
号を付して説明を行う。
【0052】図8は、第7の実施の形態にかかる飲料缶
の部分斜視図である。この飲料缶の第1の収容体50
は、一端が閉じた円筒状の形状を有し他端にステイオン
タブにより構成されている第1の蓋体(図示せず)が設
けられている。第1の収容体50の他端部には、第2の
収容体54の一方の端部が収納される収納凹部58が設
けられており、収納凹部58の内壁面には、この内壁面
に沿って螺子溝及び螺子山により構成されている螺子部
(係止部)60が設けられている。
【0053】また、第2の収容体54の上端部の外壁面
には、この外壁面に沿って周方向に螺子山及び螺子溝か
ら構成されている螺子部(係止部)62が設けられてい
る。この飲料缶は、第2の収容体54の頭部を第1の収
容体50の収納凹部58に押し付け、第2の収容体54
と第1の収容体50を相互に回転させることにより、第
1の収容体50の螺子部60と第2の収容体54の螺子
部62を螺合させて、第1の収容体50と第2の収容体
54とを結合させることができる。また、第2の収容体
54と第1の収容体50を、結合の場合と逆方向に相互
に回転させることにより容易に分離することができる。
【0054】従って、この第7の実施の形態にかかる飲
料缶においては、第1の収容体50と第2の収容体54
とを強固に結合させることができると共に、この飲料缶
においても第6の実施の形態にかかる飲料缶と同様な効
果を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】この発明によれば、第1の収容体及び第
2の収容体に設けられている係止部により、第1の収容
体及び第2の収容体を結合した状態で販売することがで
き、消費者が購入した後に係止部による結合を解除する
とにより、第1の収容体と第2の収容体に収容されてい
る飲料を、別々の人が同時に飲むことができ、また第1
の収容体と第2の収容体に収容されている飲料を別のと
きに飲むことができる等、個人の欲求に対応してたよう
な飲み方をすることができる。また、第1の収容体と第
2の収容体に収容されている飲料を別の種類の飲料とす
ることで異なる種類の飲料を味わうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかるPETボトルの斜視
図である。
【図2】第1の実施の形態にかかるPETボトルの結合
の状態を示す図である。
【図3】第2の実施の形態にかかるPETボトルの斜視
図である。
【図4】第3の実施の形態にかかるPETボトルの斜視
図である。
【図5】第4の実施の形態にかかるPETボトルの斜視
図である。
【図6】第5の実施の形態にかかるPETボトルの斜視
図である。
【図7】第6の実施の形態にかかる飲料缶の部分斜視図
である。
【図8】第7の実施の形態にかかる飲料缶の部分斜視図
である。
【符号の説明】
10…第1の収容体、12…第1の蓋体、14…第2の
収容体、16…第2の蓋体、18…収納凹部、20…掛
止凸部、22…掛止凹部、28,30…螺子部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月16日(1999.12.
16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の飲料容器
は、一端に収容凹部を有し第1の飲料を収容する樹脂製
の第1の収容体と、前記第1の収容体を密閉する第1の
スクリューキャップと、第2の飲料を収容する樹脂製の
第2の収容体と、前記第2の収容体を密閉する第2のス
クリューキャップと、前記第1の収容体の前記収容凹部
の内壁面に前記第1の収容体と前記第2の収容体とを結
合するための一方の係止部が設けられていると共に、前
記第2の収容体の肩部の外壁面に前記第1の収容体と前
記第2の収容体とを結合するための他方の係止部が設け
られていることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】この請求項1記載の飲料容器によれば、例
えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂製
の第1の収容体が第1のスクリューキャップを有すると
共に、第2の収容体が第2のスクリューキャップを有す
るため、第1の収容体と第2の収容体を別々に販売した
り携帯、保管、管理できる等、個人の欲求に対応して多
様な飲み方をすることができる。また、第1の収容体及
び第2の収容体に設けられている係止部により、第1の
収容体及び第2の収容体を結合した状態で販売すること
ができ、消費者が購入した後に係止部による結合を解除
するとにより、第1の収容体と第2の収容体に収容され
ている飲料を、別々の人が同時に飲むことができ、また
第1の収容体と第2の収容体に収容されている飲料を別
の時に飲むことができる。また、第1の収容体と第2の
収容体に収容されている飲料を別の種類の飲料とするこ
とで異なる種類の飲料を味わうことが可能となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の飲料を収容する樹脂製の第1の収
    容体と、前記第1の収容体を密閉する第1の蓋体と、第
    2の飲料を収容する樹脂製の第2の収容体と、前記第2
    の収容体を密閉する第2の蓋体と、前記第1の収容体又
    は前記第2の収容体に、前記第1の収容体と前記第2の
    収容体とを結合するための一方の係止部が設けられてい
    ると共に、前記第2の収容体又は前記第1の収容体に、
    前記第1の収容体と前記第2の収容体とを結合するため
    の他方の係止部が設けられていることを特徴とする飲料
    容器。
  2. 【請求項2】 前記一方の係止部及び前記他方の係止部
    は、掛止部を構成することを特徴とする請求項1記載の
    飲料容器。
  3. 【請求項3】 前記一方の係止部及び前記他方の係止部
    は、螺合部を構成することを特徴とする請求項1記載の
    飲料容器。
  4. 【請求項4】 第1の飲料を収容する金属製の第1の収
    容体と、前記第1の収容体を密閉する第1の蓋体と、第
    2の飲料を収容する金属製の第2の収容体と、前記第2
    の収容体を密閉する第2の蓋体と、前記第1の収容体又
    は前記第2の収容体に、前記第1の収容体と前記第2の
    収容体とを結合するための一方の係止部が設けられてい
    ると共に、前記第2の収容体又は前記第1の収容体に、
    前記第1の収容体と前記第2の収容体とを結合するため
    の他方の係止部が設けられていることを特徴とする飲料
    容器。
  5. 【請求項5】 前記一方の係止部及び前記他方の係止部
    は、掛止部を構成することを特徴とする請求項4記載の
    飲料容器。
  6. 【請求項6】 前記一方の係止部及び前記他方の係止部
    は、螺合部を構成することを特徴とする請求項4記載の
    飲料容器。
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