JP2000153699A - 壁紙糊付機および壁紙裁断装置 - Google Patents

壁紙糊付機および壁紙裁断装置

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JP2000153699A JP10330859A JP33085998A JP2000153699A JP 2000153699 A JP2000153699 A JP 2000153699A JP 10330859 A JP10330859 A JP 10330859A JP 33085998 A JP33085998 A JP 33085998A JP 2000153699 A JP2000153699 A JP 2000153699A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いかなる種類の壁装材に対しても容易に効率
よく裁断できる裁断手段を備えた壁紙糊付機または壁紙
裁断装置を提供する。 【解決手段】 片刃の回転刃と、その回転刃を駆動させ
る回転手段とを有し、搬送される壁装材に片側から刃先
を押しつけた状態で駆動させて糊付機本体部へ搬送され
るシート状壁装材の側縁部を裁断する裁断手段を、壁紙
糊付機に備えた。また、壁紙糊付機本体部に着脱可能に
取付けられる壁紙裁断装置において、搬送される壁装材
に片側から所定の押しつけ力で刃先を当接させた状態で
壁装材を切断する片刃の回転刃と、該回転刃を駆動させ
る回転手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば屋内の壁面
にシート状壁装材を貼り付ける際に長尺の壁装材の裏面
に糊を連続的に塗布する壁紙糊付機の本体部に対して、
壁装材の縁部を切断して所定幅に調整してから供給する
ための裁断手段を備えた壁紙糊付機あるいは壁紙糊付機
に着脱可能に取付けられる壁紙裁断装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、壁紙糊付機においては、後方
から引き入れられて前方から引き出される間に長尺のシ
ート状壁装材の裏面へ糊の塗布を行なう壁紙糊付機の本
体部に、フック等で壁紙裁断装置を取付けて、壁装材の
側縁部をその搬送方向に沿って剪断し、所望の壁装材幅
に調整していた。
【0003】従来の一般的な壁紙糊付機用の壁紙裁断装
置は、壁装材の搬送方向に対して直交方向に沿って平行
に設けられた上下シャフトの対向位置に、上下一対の回
転刃を構成するオーバーカッター(上刃)とアンダーカ
ッター(下刃)とがそれぞれ軸止されており、この一対
のカッターが壁装材を上下から挟んで剪断していた。
【0004】通常、上下回転刃は、各シャフトがギアを
介して連動され、互いに逆向きに回転するよう設定され
ていると共に、これら上下回転刃を回転駆動させるため
の動力伝達ギアに、糊付機本体の駆動が伝達され、糊付
機側の壁紙搬送駆動と上下回転刃の回転駆動とが連動さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、上下一対のカッターで壁装材を上下から挟んで
剪断する従来の方法では、例えばジュラク壁紙のように
硬質無機材がちりばめられた壁装材を裁断する場合に、
刃に圧縮力が作用して裁断を困難とするだけでなく、刃
を痛めやすいという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、いか
なる種類の壁装材に対しても容易に効率よく裁断できる
裁断手段を備えた壁紙糊付機または壁紙裁断装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明に係る壁紙糊付機は、シート
状の壁装材を本体部の後方から引き入れて前方から引き
出す間に、該壁装材の裏面に糊を塗布する壁紙糊付機に
おいて、糊付機本体部へ搬送される前記壁装材の側縁部
を裁断する裁断手段を備え、前記裁断手段は、片刃の回
転刃と、その回転刃を駆動させる回転手段とを有してお
り、前記搬送される壁装材に片側から刃先を押しつけた
状態で駆動させて壁装材を切断するものである。
【0008】また請求項2に記載の発明に係る壁紙糊付
機は、請求項1に記載の壁紙糊付機において、前記裁断
手段は、糊付機本体部に対して着脱可能に取付けられる
ことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3に記載の発明に係る壁紙裁
断装置は、シート状の壁装材を本体部の後方から引き入
れて前方から引き出す間に該壁装材の裏面に糊を塗布す
る壁紙糊付機の本体部に、着脱可能に取付けられ、糊付
機本体へ搬送される前記壁装材の側縁部を裁断する壁紙
裁断装置において、前記搬送される壁装材に片側から所
定の押しつけ力で刃先を当接させた状態で壁装材を切断
する片刃の回転刃と、該回転刃を駆動させる回転手段と
を備えたものである。
【0010】請求項1に記載の発明による壁紙糊付機に
おいては、裁断手段の回転刃を壁装材に片側から押しつ
けて切断するものである。この回転刃は回転手段によっ
て糊付機本体とは独立して回転駆動させることができ
る。この場合、片刃の回転刃を壁装材の搬送速度よりも
高速に回転させることによって壁装材も容易に切断する
ことができる。ここで、本発明では、片刃の回転刃を使
用するので、従来のように上下回転刃で挟んで剪断する
場合のような回転刃への負担を生じることがない。
【0011】例えば、100〜10000rpmという
高速回転数で裁断を行うと、回転刃の蛇行も防げて直線
的できれいな壁装材の切断端面が得られる。特に、現在
一般的に行われている糊付機の壁装材搬送速度、約13
m/分では、刃回転方向が壁装材搬送方向と同一で20
00〜5000rpm程度の範囲内の回転数がより好ま
しい。あまり速すぎると、壁装材の表層に塩化ビニール
が使われている場合、摩擦熱で溶けやすく、溶けた塩化
ビニールが刃に付着してそのメンテナンスが困難と成っ
てしまう。
【0012】また、遅すぎると、壁装材の搬送スピード
に負けて裁断されないままに壁装材が搬送されてしま
う。そこで、壁装材に対して裁断可能な下限回転数を求
め、それ以上の回転数を設定する必要があるが、以下に
その一例を図3を用いて説明する。まず、前述のように
回転刃による壁装材の切断速度vは、壁装材の搬送
速度vより速くなければならない(v>v)。
【0013】この切断速度vは、v=2πr×
N×(r−d)/rで求められる。従って、回転刃の回
転数Nは、N=v/2π(r−d)であり、N>v
/2π(r−d)となる。そこで、v=1300
0mm/分,回転刃の半径r=22.5mm,回転刃の
頭頂部から壁装材表面までの距離d=5mmである場
合、回転数N>118rpmとなる。即ち、直径45m
mの回転刃で上記条件での壁装材搬送の場合、回転刃の
回転数を少なくとも118rpm以上とすれば、壁装材
の搬送スピードに負けることなく壁装材の裁断を行え
る。このような設定回転数の下限は回転刃の直径は壁装
材の搬送速度等によって異なるので、適宜、諸条件に応
じて適宜確認すればよい。
【0014】なお、回転刃の駆動手段としては、回転刃
の支軸に小型モータの出力回転軸を連結する構成が簡便
なものとして挙げられる。あるいは、糊付機が電動モー
タで駆動する場合には、その動力を使用することができ
る。刃の回転方向は、壁装材搬の搬送方向に対して逆向
きでも良いが、この場合、壁装材の抵抗摩擦が大きいと
比較的低速の回転では真っ直ぐな裁断を維持することが
難しくなる。特に、手動糊付機の場合、搬送速度が常に
一定とは限らない場合には蛇行が生じやすくなるため、
壁装材の搬送方向と刃の回転方向とを一致させることが
好ましい。
【0015】また、このような裁断手段は、糊付機本体
部に一体に設けられる構成としても、本体部に対して着
脱可能に取付ける構成としても良い。いずれにしても、
回転刃は、従来と同様に幅調整手段により壁装材の幅方
向(搬送方向に対する直交方向)において位置調整可能
とし、壁装材が所望の幅となるように任意の位置で側縁
部を切断できるようにすることが好ましい。さらに、裁
断手段には、切断された壁装材耳部を、糊付機本体部内
へ引き入れられる壁装材本体とは別経路へ導出する誘導
板を設けることが好ましい。
【0016】また、請求項3に記載の発明による壁紙裁
断装置は、壁装材に片側から所定の押しつけ力で刃先を
当接された状態で壁装材を切断する片刃の回転刃と、該
回転刃を駆動させる回転手段とを備えたものである。壁
紙糊付機へ供給する壁装材の側縁部を切断して幅調整を
行う必要があるときは、糊付機本体部へ裁断装置を取付
け、回転手段によって回転刃を高速回転させることによ
って、糊付機本体部へ搬送される壁装材がいかなるもの
であっても、容易に切断することができる。壁装材の切
断が必要ない場合や、装置の運搬時には、裁断装置を取
り外せば扱いが簡便である。
【0017】なお、壁装材を片側で当接する回転刃で良
好に切断するには、回転刃が適度な力で壁装材に押しつ
けられている状態となることが必要である一方、壁装材
側が適度な張力で搬送されている必要がある。そこで、
回転刃が壁装材の下側(裏面側)に位置し、壁装材を押
し上げる状態であれば、壁装材の糊付本体部からの引張
りと自重とで、切断可能な張力は得られる。しかし、回
転刃の回転速度によってはより高い張力が望ましい場合
には、裁断装置にも、壁装材に適当な張力を与えるピン
チロールを設ければ良い。さらに、このピンチロールに
よる壁装材の挟み込み圧を変更可能にして所望の張力に
変更できる構成としても良い。
【0018】なお、回転刃は、壁装材の上側(表面側)
に位置するものとしても良い。ただし、例えば塩化ビニ
ール製の壁装材では、刃の回転摩擦熱で比較的溶けやす
く、切断部が平滑にならず荒れてしまう場合がある。こ
のような切断荒れは主に回転刃の当接側に現れるため、
表面側から切断するとその荒れた部分が後の壁紙を壁面
に張り付けた際に露出して目立ってしまうことから、壁
装材の裏面から、即ち下側から裁断することがより好ま
しい。
【0019】また、回転刃の回転速度が速いほど壁装材
は切断しやすくなるため、対象となる壁装材の厚みや硬
度に応じて回転速度を速くするなど、回転手段による回
転刃の回転を任意の速度に変更できる速度調節機構を設
けることが望ましい。
【0020】なお、本発明における裁断手段、および壁
紙裁断装置が取付けられる壁紙糊付機は、いわゆる手動
のものでも電動モータなどの駆動力を利用する自動のも
のでも良い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態に
よる壁紙裁断装置の概略構成を図1,2に示す。図1
は、本実施形態の裁断装置の側面透視図であり、図2
は、本実施形態の裁断装置を壁紙糊付機本体部に取付け
た状態を示す側面透視図である。
【0022】本裁断装置1には、本体フレーム2の背面
の糊付機本体20取り付け状態でクロス11の幅方向
(搬送方向に対して直交する方向)と平行に延在するオ
ーバーステー3にセットボルト4で固定される取り付け
ボス5を介して小型モータMが備え付けられている。
【0023】この小型モータMは、本体フレーム2の内
部で薄円盤状の回転刃7を保持している。即ち、小型モ
ータMの前記幅方向と平行な回転出力軸6に回転刃7の
支軸が同軸で固定されており、このため、小型モータM
の駆動によりその回転運動が出力軸6を介して回転刃7
へ伝達され、所定回転速度で回転刃7が回転駆動され
る。なお、本実施形態においては、直径45mm、刃先
を除く中央領域の厚さが0.3mmの回転刃7を用い
た。
【0024】この回転刃7の位置決めは、本体フレーム
2内を搬送されるクロス11の搬送経路であるアンダー
ステー上の接点から糊付機本体20への引き入れ部を結
ぶ直線より上方(図3の距離dに相当する)位置に回転
刃の頭頂部(刃先)が来るように設定されている。これ
は、本体フレーム2内を搬送されるクロス11に対して
回転刃7が下側(裏面側)から押し上げる力が作用する
位置とするためである。この位置に設けることで、この
押し付け力と回転刃7の高速回転によって回転刃7上を
摺動するクロス11が切断されながら糊付機本体部20
へ搬送される。
【0025】また、小型モータMをオーバーステー3に
固定する取り付けボス5は、セットボルト4を弛めた状
態において、オーバーステー3に沿って前記幅方向へス
ライド可能であるため、前記幅方向の任意の位置で小型
モータMを固定することができる。本実施形態では、こ
れらが幅調整手段を構成しており、クロス11の所望の
裁断幅に応じた裁断位置に回転刃7が来るように小型モ
ータMを位置決めすることができる。
【0026】なお、本実施形態では、小型モータMのフ
レームに誘導板8を設け、回転刃7により切断された壁
装材耳部12を、糊付機本体内20へ引き入れられる壁
装材本体とは別経路へ導出する構成とした。
【0027】以上の如き構成の裁断装置1は、前面側の
設けられた係止部9が糊付機本体部20の背面上部に掛
止されることによって取付けられる。ここで示した糊付
機本体20は、従来のものと同様の基本構成を持つ手動
壁紙糊付機である。この糊付機本体20は、上部構体2
1と内部に糊桶23を備えた下部構体22とで構成さ
れ、この上下部構体(21,22)内に複数のロールが
互いにギアを介して配列されているものである。
【0028】主なロールとして、上部構体21内に、糊
付機本体部20内に後部側から取り込まれたクロス11
に糊付機本体部20の前部方向への送り出し張力を付与
するための押さえステー24と、クロス11を上から押
さえて追従回転するドライブロール25とが互いに所定
間隔で平行に配列されるように、それぞれ上部構体21
の側板に軸支されている。
【0029】また、下部構体22内には、糊桶23内に
収容されている糊を下方で糊上げし、その上方で搬送さ
れてくるクロス11の裏面に塗布する糊付ロール26
と、糊付けロール26に接して糊量を調節するドクター
ロール27と、前記ドライブロール25と共にクロス1
1に適度な張力を与えて前部方向へ送り出す均しロール
28とが、互いに所定間隔を持って平行に配列されるよ
うに、下部構体23の側板に軸支されている。
【0030】上記裁断装置1によって側縁部を裁断して
所定幅に調整されたクロス11の糊付を行う際には、ま
ず、前記の如く係止部9を糊付機本体部20に掛止した
状態で、セットボルト4を弛め、モータMと共に回転刃
7をオーバーステー3に沿って移動させ、所定の壁紙裁
断幅となるように位置決めした後セットボルトを締めて
固定する。
【0031】回転刃7の位置固定後、糊付機脚部30か
ら後方へ伸びているクロス受けブラケット31に軸支さ
れているクロス原反10からクロス11先端を引き出
し、壁紙裁断装置1の背面側から、オーバーステー3と
アンダーステーとの間からアンダーステーの上面に沿わ
せて装置内部へ引き込み、回転刃7上方を通過させて装
置前方から引き出す。
【0032】裁断装置1の前方から引出されたクロス1
1の先端を、上部構体21を開けた状態で糊付機本体部
20の前方から垂らすように下部構体23上に載置した
後、上部構体21を閉めて所定ロール間に挟み込んだ初
期設定状態を得る。
【0033】初期設定終了後、糊付機の駆動源モータ
(不図示)の駆動を開始すると共に、裁断装置1のモー
タMの駆動を開始する。これによって、クロス11の裁
断装置1内の通過に伴う回転刃7の高速回転による側縁
部の切断と、該切断による幅調整後のクロス11の糊付
機本体部20内での糊付が連続的に行われる。
【0034】このとき、回転刃7のモータMによる回転
駆動を、糊付機本体部20内の主に糊付ロール26によ
る送り出し速度で決定されるクロス11の搬送速度より
高速の回転に設定することによって、クロス11が比較
的厚く、また例えばジュラク壁紙のように比較的硬質の
材質からなるものであっても、容易にクロス11の裁断
が行われる。この場合、従来の上下刃の挟み込み部分で
の摩耗等の問題が生じないので、片刃は両刃より格段に
負担が少ない。
【0035】本実施形態においては、クロス11の搬送
速度を約13m/分とし、モータMの駆動による回転刃
7の回転数をクロス搬送方向と同一方向で2000〜5
000rpmの範囲内に設定した。この結果、ほとんど
蛇行のない直線的で滑らかな切口でスムーズにクロス1
1の裁断が行えた。
【0036】なお、裁断装置1は、クロス11の幅方向
において、一方の側縁部を切断するための回転刃を一つ
備えた構成としても、クロス11の両側縁部を切断する
ために、クロス幅方向で対面する二つの回転刃を両端部
に備える構成としても良い。
【0037】また、上記実施の形態では、壁紙糊付機に
別体の裁断装置1を取付ける場合を示したが、回転刃を
糊付機に一体的に備え付ける構成としても良い。この場
合、回転刃を回転させる駆動手段(上記実施形態におけ
るモータM)は、糊付機側の駆動とは独立して回転刃を
速度変更可能に回転させるものとする。
【0038】また、上記実施形態では、裁断装置1を手
動糊付機に取付けた場合を示したが、自動糊付機に取付
け可能であることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の裁断手段
または裁断装置によれば、従来は両刃の間への挟み込み
により刃を痛め、裁断が困難であった壁装材であって
も、容易に且つ直線的に裁断することができるという効
果がある。さらに、両刃のものに比べ、挟み込みによる
摩耗が少ないので刃の寿命が延びるため、正確な裁断を
長期に連続して刃の交換なしに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としての壁紙裁断装置の
概略構成を示す側面透視図である。
【図2】図1の裁断装置を手動壁紙糊付機に取付けた状
態を示す側面透視図である。
【図3】本発明の壁紙裁断手段における回転刃の回転数
を設定するための下限値を求める場合の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1:壁紙裁断装置 2:本体フレーム 3:オーバーステー 4:セットボルト 5:取り付けボス M:小型モータ 6:回転出力軸 7:回転刃 8:誘導板 9:係止部 10:クロス原反 11:クロス 12:切断耳 20:糊付機本体部 21:上部構体 22:下部構体 23:糊桶 24:押さえステー 25:ドライブロール 26:糊付ロール 27:ドクターロール 28:均しロール 30:糊付機脚部 31:クロス受けブラケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の壁装材を本体部の後方から引
    き入れて前方から引き出す間に、該壁装材の裏面に糊を
    塗布する壁紙糊付機において、 糊付機本体部へ搬送される前記壁装材の側縁部を裁断す
    る裁断手段を備え、 前記裁断手段は、片刃の回転刃と、その回転刃を駆動さ
    せる回転手段とを有しており、前記搬送される壁装材に
    片側から刃先を押しつけた状態で駆動させて壁装材を切
    断することを特徴とする壁紙糊付機。
  2. 【請求項2】 前記裁断手段は、糊付機本体部に対して
    着脱可能に取付けられることを特徴とする請求項1に記
    載の壁紙糊付機。
  3. 【請求項3】 シート状の壁装材を本体部の後方から引
    き入れて前方から引き出す間に該壁装材の裏面に糊を塗
    布する壁紙糊付機の本体部に、着脱可能に取付けられ、
    糊付機本体へ搬送される前記壁装材の側縁部を裁断する
    壁紙裁断装置において、 前記搬送される壁装材に片側から所定の押しつけ力で刃
    先を当接させた状態で壁装材を切断する片刃の回転刃
    と、該回転刃を駆動させる回転手段とを備えたことを特
    徴とする壁紙裁断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007203190A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Kyokuto Sanki Co Ltd 自動壁紙糊付機
JP2010253653A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 壁紙糊付機用スリッター及び該スリッターを備えた壁紙糊付機
CN112497996A (zh) * 2020-11-26 2021-03-16 杭州马塞设计有限公司 一种可解决墙纸粘贴时工作效率低且需要高空操作的装置

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