JP2000153022A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2000153022A
JP2000153022A JP10329365A JP32936598A JP2000153022A JP 2000153022 A JP2000153022 A JP 2000153022A JP 10329365 A JP10329365 A JP 10329365A JP 32936598 A JP32936598 A JP 32936598A JP 2000153022 A JP2000153022 A JP 2000153022A
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hammer
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absorbing
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JP10329365A
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸収手段の位置調整を可能にすることにより
組み立て作業を容易にでき、しかも吸収手段の当接部側
に摩耗等があっても、吸収手段を最適位置に容易に調整
できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 吸発射レール8 と、発射レール8 上の遊
技球を打撃して遊技盤5側に発射する打撃槌21と、該打
撃槌21の残存打撃力を吸収する吸収手段29とを備え、発
射レール8 と吸収手段29とを支持板6 に着脱自在に装着
し、吸収手段29を位置決め調整可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、特開平
8−98920号公報に記載されるように、枢軸廻りに
揺動自在な打撃槌を発射モータによりカム機構等を介し
て駆動して反打撃方向に回動させた後、付勢バネのバネ
力により打撃槌を枢軸廻りに発射方向に回動させて、そ
の槌先部で発射レール上の遊技球を打撃して遊技盤側へ
と発射させるようになっている。
【0003】この弾球遊技機は、従来、打撃槌を枢支す
る枢軸の近傍においてその取り付けベースに、ゴム等の
弾性体により構成された吸収手段を固定し、遊技球を打
撃した後の打撃槌を吸収手段に当接させて、この吸収手
段により打撃槌の残存打撃力を吸収している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の吸収手段は取り
付け板ベースに固定しており、その位置調整ができない
構造になっている。このため各構成部品個々の製作誤
差、バラツキ等の集積により、吸収手段を打撃槌に対し
て最適な位置に配置し難い場合がある。従って、従来は
誤差等の集積を極力抑えながら各構成部材を組み立てて
行く必要があり、組み立て作業が煩雑である。
【0005】また吸収手段にはゴム等の弾性体が使用さ
れているので、打撃槌の当接によって吸収手段の当接部
側が摩耗又は損傷する。このため組み立て当初、吸収手
段を最適位置に配置し得たとしても、弾球遊技機の稼働
期間が長くなれば、吸収手段の位置が実質的に大きく変
化することになる。従って、この場合には、その吸収手
段を取り外して新しいものと交換する必要がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、吸収手段の位置調整を可能にすることにより組み立
て作業を容易にでき、しかも吸収手段の当接部側に摩耗
等があっても、吸収手段を最適位置に容易に調整できる
弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、発射レール8
と、該発射レール8 上の遊技球を打撃して遊技盤5 側に
発射する打撃槌21と、該打撃槌21の残存打撃力を吸収す
る吸収手段29,30 とを備えた弾球遊技機において、発射
レール8 と吸収手段29とを支持板6 に着脱自在に装着
し、吸収手段29を位置決め調整可能にしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて詳述する。
【0009】図1〜図5は本発明の第1の実施形態を例
示する。図2において、1 は遊技機本体で、外枠(図示
省略)に開閉自在に枢着された前枠2 を備えている。前
枠2にはガラス扉3 及び前面板4 が開閉自在に装着さ
れ、これらに対応して前枠2 の裏側に遊技盤5 が着脱自
在に装着されている。遊技盤5 は、図1及び図3に示す
ように、前面板4 の裏側で前枠2 に固定された支持板6
により下側から支承されている。
【0010】前面板4 には発射用の遊技球を貯留する上
皿7 が前側に、この上皿7 からの遊技球を発射レール8
側に1個ずつ送る球送り手段9 が裏側に夫々装着されて
いる。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿10と、
発射レール8 上の遊技球を打撃して遊技盤5 側へと発射
する発射手段11とが設けられている。
【0011】遊技盤5 の前側には、発射手段11により発
射された遊技球を遊技盤5 の上部側に案内するガイドレ
ール12が環状に設けられ、このガイドレール12の内側の
遊技領域にチャッカー、入賞手段、変動図柄表示手段等
の各種の遊技部品が配置されている。
【0012】支持板6 は合成樹脂製であって、前枠2 の
裏側に装着されている。支持板6 には、図1及び図3に
示すように、前側に発射レール8 とファール球戻り通路
13とが装着されると共に、払い出し手段(図示省略)か
ら払い出された賞球を上皿7側に案内する賞球案内口14
と、大当たり等の入賞時に効果音を発生させるスピーカ
15とが設けられている。
【0013】発射レール8 は、図1に示すように、この
発射レール8 上の発射位置A に遊技球を位置決めするス
トッパー16と共に取り付け板17に固定され、その取り付
け板17が複数個のネジ18により支持板6 の前面に着脱自
在に装着されている。
【0014】発射手段11は、図1、図3及び図4に示す
ように取り付けベース19を介して前枠2 の裏側の下部に
着脱自在に装着され、前枠2 から前側に突出する発射ハ
ンドル20を操作したときに、発射レール8 上の遊技球を
打撃して遊技盤5 側へと発射させるようになっている。
【0015】即ち、発射手段11は、発射レール8 の発射
位置A 上の遊技球を発射方向に打撃する打撃槌21と、こ
の打撃槌21を発射方向に付勢する付勢バネ22と、発射モ
ータ26と、この発射モータ26の作動により打撃槌21を付
勢バネ22のバネ力に抗して反発射方向に間欠的に駆動す
るカム機構23と、これらを支持する取り付けベース19と
をユニット状に備え、その取り付けベース19が前枠2 の
裏側に着脱自在に装着されている。なお、付勢バネ22に
は引っ張りバネ又はコイルバネ等の何れを使用しても良
いが、図面では模式的に引っ張りバネを例示している。
【0016】打撃槌21は、下部側が前後方向の枢軸24に
より取り付けベース19に回動自在に枢着され、遊端側の
槌先部25で発射レール8 上の遊技球を打撃するようにな
っている。なお、打撃槌21の槌先部25には、遊技球を弾
発するための弾発バネ(図示省略)が装着されている。
発射モータ26はモータ取り付け台27を介して取り付けベ
ース19に装着され、そのモータ取り付け台27と取り付け
ベース19との間にカム機構23が配置されている。
【0017】発射ハンドル20は、付勢バネ22に連動する
打撃力調整用の回動操作摘まみ部28と、遊技者が発射ハ
ンドル20を把持したときに発射モータ26を作動させるタ
ッチスイッチ(図示省略)とを備え、前枠2 から前側に
突出するように取り付けベース19に着脱自在に装着され
ている。
【0018】球送り手段9 は、発射手段11の打撃槌21が
発射レール8 上の遊技球を打撃する毎に、打撃槌21に連
動する作動杆(図示省略)を介して作動して、上皿7 か
らの遊技球を発射レール8 上に供給するようになってい
る。
【0019】取り付け板17には第1吸収手段29が、取り
付けベース19には第2吸収手段30が夫々位置決め調整可
能に設けられている。各吸収手段29,30 は打撃槌21の残
存打撃力を吸収するためのもので、この各吸収手段29,3
0 は弾性の異なるゴム等の弾性体からなり、打撃槌21が
当接したときの残存打撃力の吸収力が異なるように構成
されている。
【0020】第1吸収手段29は、図5に示すように円筒
状の雌ねじ筒体31の外周にゴム等を固着したもので、打
撃槌21の槌先部25の下側近傍が当接するように発射レー
ル8と打撃槌21との間に配置されている。第1吸収手段2
9は、取り付け板17の長孔32に裏側から挿通されたネジ3
3を雌ねじ筒体31に螺合して、長孔32に沿ってその範囲
内で位置決め調整可能に取り付け板17に固定されてい
る。長孔32は支持板6 の下端から下方に突出する位置で
取り付け板17に、発射レール8 と略平行に傾斜して形成
されている。なお、この長孔32は水平方向に設けても良
い。
【0021】第2吸収手段30は、枢軸24の下側近傍で打
撃槌21の下方への突出部が当接するように、保持具34に
より取り付けベース19に取り付けられている。保持具34
は、第2吸収手段30の下側において、左右方向の一端側
がピン35により取り付けベース19に枢支され、他端側が
長孔36に挿通されたネジ37により取り付けベース19に固
定されている。従って、第2吸収手段30は、ピン35廻り
に長孔36の範囲内で位置決め調整可能である。第2吸収
手段30は外周が円筒面状であり、保持具34と取り付けベ
ース19との間で挟持されている。なお、第2吸収手段30
は保持具34に固着しても良い。
【0022】各吸収手段29,30 は打撃槌21が略同時に当
接する位置に固定されている。そして、枢軸24に近い第
2吸収手段30は、打撃槌21の大きな残存打撃力に耐え得
るように硬い材質により構成され、第1吸収手段29は打
撃槌21の微振動を吸収するように、第2吸収手段30より
も弾性に優れた軟質の材質により構成されている。
【0023】上記構成の弾球遊技機において、上皿7 に
遊技球を貯留した状態で発射ハンドル20の回動操作摘ま
み部28を回動操作すると、発射モータ26が作動してカム
機構23を介して打撃槌21を駆動する。このため打撃槌21
が付勢バネ22に抗して枢軸24廻りに反発射方向(a 矢示
方向)に回動する。そして、カム機構23が打撃槌21から
外れると、打撃槌21が付勢バネ22のバネ力によって枢軸
24廻りに発射方向に回動し、その槌先部25で発射レール
8 の発射位置にある遊技球を打撃し、発射レール8 に沿
って遊技盤5 のガイドレール12側へと発射させて行く。
【0024】遊技球を打撃した後の打撃槌21は、槌先部
25の下側近傍が第1吸収手段29に、基部側が第2吸収手
段30に夫々略同時に当接し、これらの吸収手段29,30 に
より打撃槌21の残存打撃力を吸収する。このとき第2吸
収手段30が打撃槌21の大きな残存打撃力に対抗し、第1
吸収手段29が打撃槌21の槌先部25側の微振動を吸収す
る。
【0025】従って、遊技球を打撃した後の打撃槌21の
残存打撃力を2個の吸収手段29,30により吸収でき、打
撃槌21を所定の停止位置に確実に停止させることができ
る。しかも打撃槌21の槌先部25側の近傍に微振動吸収用
の第1吸収手段29があるため、この第1吸収手段29によ
って打撃後の打撃槌21の槌先部25側の微振動を確実に吸
収でき、当接後の打撃槌21の槌先部25側の微振動を防止
できる。
【0026】第1吸収手段29の位置決め調整を行う場合
には、前面板4 及び前枠2 を開放した状態で、支持板6
の裏側からネジ33を操作して緩めた後、この第1吸収手
段29を長孔32に沿ってその範囲内で移動させて、適当位
置でネジ33を締め付けて第1吸収手段29を取り付け板17
に再度固定すれば良い。第2吸収手段30の位置決め調整
を行う場合には、前枠2 を開放してその裏側からネジ37
を緩めた後、この第2吸収手段30を保持具34と共にピン
35廻りに回動させて、適当位置でネジ37を締め付けて保
持具34により固定すれば良い。
【0027】従って、組み立てに際して発射手段11、そ
の他の相対位置に多少の集積誤差があっても、打撃槌21
の槌先部25で発射レール8 上の遊技球を確実に打撃し得
る条件を充足する限り、組み立て後に各吸収手段29,30
の位置を適宜調整して、打撃槌21の停止位置を決定する
ことができる。このため従来に比較して組み立て作業が
容易になる利点がある。
【0028】また打撃槌21を第1吸収手段29と第2吸収
手段30との2箇所に当接させて、この両吸収手段29,30
により打撃槌21の残存打撃力を吸収するようにしている
が、各吸収手段29,30 が夫々位置調整可能であるため、
第1吸収手段29と第2吸収手段30の相互間での位置調整
を容易にできる。このため両吸収手段29,30 を打撃槌21
に対して確実に作用させることができる。
【0029】長期間の使用によって第1吸収手段29の当
接部が摩耗すれば、第1吸収手段29の外周側が円筒状で
あるため、ネジ33を緩めて第1吸収手段29の取り付け角
度を適宜変更すれば良い。また第2吸収手段30の当接部
が摩耗した場合には、ネジ37を緩めて取り付けベース19
と保持具34とによる第2吸収手段30の挟持を解除した
後、第2吸収手段30を回動させて、再度ネジ37により固
定すれば良い。従って、各吸収手段29,30 の当接部が摩
耗した場合にも容易に対応できる。
【0030】第1吸収手段29は発射レール8 と共にその
取り付け板17に設けているので、支持板6 が合成樹脂製
であっても、第1吸収手段29を確実に支持でき、しかも
簡単な構造で第1吸収手段29を位置決め調整可能に構成
できる。また第1吸収手段29を発射レール8 と一体に支
持板6 に着脱でき、組み立て、分解等が容易であり、修
理等の際の交換も容易にできる。また第2吸収手段30側
も同様である。
【0031】図6は本発明の第2の実施形態を例示し、
第1吸収手段29の外周を円筒面状に構成すると共に、こ
の第1吸収手段29に雌ねじ筒体31を偏心状に設けて、第
1吸収手段29の取り付け角度を変えることによって位置
決め調整可能にしたものである。この場合には、取り付
け板17に長孔32等を設ける必要がなく、構造的に簡単に
できる。
【0032】図7は本発明の第3の実施形態を例示し、
取り付けベース19との間で第2吸収手段30を挟持する保
持具34をガイド突起38に沿って位置調整可能に設けたも
のである。保持具34は取り付けベース19のガイド突起38
に当接した状態で、長孔36に挿通されたネジ37により取
り付けベース19に固定されている。
【0033】従って、第2吸収手段30はガイド突起38に
沿って長孔36の範囲内で位置決め調整可能になってい
る。この場合にも第2吸収手段30を容易に調整できる。
なお、第2吸収手段30は保持具34に固着しても良い。ガ
イド突起38は水平方向に設けられている。
【0034】図8及び図9は本発明の第4の実施形態を
例示し、発射レール8 と発射手段11と吸収手段29,30 と
を一体の取り付け板40に装着し、この取り付け板40を前
枠2の裏側に着脱自在に設けたものである。
【0035】取り付け板40には、発射レール8 を取り付
ける取り付け部17a と、発射手段11を取り付ける取り付
けベース部19a とが屈曲部41を介して上下に一体に設け
られ、その取り付け部17a と取り付けベース部19a との
間に、打撃槌21と干渉しないように切り欠き部42が形成
されている。取り付け部17a は支持板6 に、取り付けベ
ース部19a は前枠2 の裏側に夫々ネジ等で着脱自在に固
定されている。なお、取り付けベース部19a を前枠2 の
裏側に固定するのみでも良い。
【0036】このように発射レール8 と発射手段11とを
一体の取り付け板40に装着し、この取り付け板40に吸収
手段29,30 を設けることによって、発射レール8 と発射
手段11の打撃槌21との相対的な位置関係を容易且つ確実
に設定できると共に、その打撃槌21に対する各吸収手段
29,30 の位置決め調整も容易に行うことができる。
【0037】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は各実施形態に限定されるものではない。例
えば実施形態では、第1吸収手段29と第2吸収手段30と
を設けて、この各吸収手段29,30 に打撃槌21が略同時に
当接するようにしているが、2個の吸収手段29,30 の
内、何れか一方に打撃槌21が先に当接し、その直後に他
方に当接するようにしても良い。
【0038】また2個の吸収手段29,30 の衝撃吸収力を
同じにしても良いが、各吸収手段29,30 の吸収力を変え
る場合には、第1吸収手段29を大きな残存打撃力用と
し、第2吸収手段30を微振動吸収用としても良い。
【0039】発射手段11は、打撃槌21を直線的に往復移
動するように構成しても良いし、また打撃槌21をソレノ
イドで駆動するようにしても良い。吸収手段29,30 は必
要な場合にはそれに応じて3個、4個とその数を増やし
ても良いが、打撃槌21の槌先部25の近傍に対応する第1
吸収手段29のみにしても良い。
【0040】第1吸収手段29は、構造的には発射レール
8 の取り付け板17に設けることが望ましいが、支持板6
側に設けても良い。また各吸収手段29,30 はネジ以外の
固定手段により位置調整可能に取り付けても良い。更に
本発明は、パチンコ機以外の各種の弾球遊技機において
も、同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、発射レール8 と吸収手
段29とを支持板6 に着脱自在に装着し、吸収手段29を位
置決め調整可能にしているので、組み立て後に吸収手段
29の位置調整が可能であり、組み立て作業を容易且つ迅
速にできると共に、吸収手段29の当接部側に摩耗等があ
っても、吸収手段29を最適位置に容易に調整でき、また
発射レール8 と吸収手段29とを容易に交換できる。
【0042】また吸収手段29,30 を複数個備えているの
で、打撃槌21に対する当接位置が異なるように各吸収手
段29,30 を配置できると共に、その位置に適した条件の
吸収手段29,30 を使用することが可能である。
【0043】更に複数個の吸収手段29,30 の吸収力を異
ならせているので、打撃槌21の大きな残存打撃力用と微
振動吸収用とに分けて吸収手段29,30 を設けることがで
きる。
【0044】また発射レール8 を取り付け板17を介して
支持板6 に装着し、打撃槌21を枢軸24廻りに回動可能に
枢着し、打撃槌21の遊端側の槌先部25近傍で取り付け板
17に吸収手段29を設けているので、打撃槌21の槌先部25
側の振動を防止できる。
【0045】更に発射レール8 と、打撃槌21を含む発射
手段11と、吸収手段29,30 とを一体の取り付け板40に装
着し、この取り付け板40を前枠2 の裏側に着脱自在に装
着しているので、発射レール8 と発射手段11の打撃槌21
との相対的な位置関係を容易且つ確実に設定できると共
に、その打撃槌21に対する各吸収手段29,30 の位置決め
調整も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の要
部の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の下
部の断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す発射レール、発
射手段等の背面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す発射部分の断面
図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す第1吸収手段部
分の正面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す発射レール、発
射手段等の背面図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す弾球遊技機の要
部の正面図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す弾球遊技機の下
部の断面図である。
【符合の説明】
2 前枠 5 遊技盤 6 支持板 8 発射レール 11 発射手段 17,40 取り付け板 21 打撃槌 24 枢軸 25 槌先部 29 第1吸収手段 30 第2吸収手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発射レール(8) と、該発射レール(8) 上
    の遊技球を打撃して遊技盤(5) 側に発射する打撃槌(21)
    と、該打撃槌(21)の残存打撃力を吸収する吸収手段(29)
    とを備えた弾球遊技機において、発射レール(8) と吸収
    手段(29)とを前枠(2) の裏側に着脱自在に装着し、吸収
    手段(29)を位置決め調整可能にしたことを特徴とする弾
    球遊技機。
  2. 【請求項2】 吸収手段(29)(30)を複数個備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 複数個の吸収手段(29)(30)の吸収力を異
    ならせたことを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技
    機。
  4. 【請求項4】 発射レール(8) を取り付け板(17)を介し
    て支持板(6) に装着し、打撃槌(21)を枢軸(24)廻りに回
    動可能に枢着し、打撃槌(21)の遊端側の槌先部(25)近傍
    で取り付け板(17)に吸収手段(29)を設けたことを特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 発射レール(8) と、打撃槌(21)を含む発
    射手段(11)と、吸収手段(29)(30)とを一体の取り付け板
    (40)に装着し、この取り付け板(40)を前枠(2) の裏側に
    着脱自在に装着したことを特徴とする請求項1〜4の何
    れかに記載の弾球遊技機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271638A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Juki Corp 弾球遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006271638A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Juki Corp 弾球遊技機

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