JP2000152886A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2000152886A
JP2000152886A JP10327998A JP32799898A JP2000152886A JP 2000152886 A JP2000152886 A JP 2000152886A JP 10327998 A JP10327998 A JP 10327998A JP 32799898 A JP32799898 A JP 32799898A JP 2000152886 A JP2000152886 A JP 2000152886A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボトル内に収容されるふるい容器とこの中で回
転されるかき回し具との相互干渉による損傷を簡単な構
造で防止できる調理器を得ることにある。 【解決手段】駆動機構10が内蔵されたフードプロセッ
サ本体1のボトル載置部3に、機構10により回転され
る回転軸21を有した上面開口のボトル14を載置し、
このボトルの上端開口を開閉蓋17により開閉する。上
面開口のふるい(分離)容器32にフランジ32dを設
け、フランジをボトルの上端面と蓋17との間に挟み込
んで容器32を動揺しないようにボトル内に収容する。
軸21が通る容器32の軸挿入筒部36を有した容器底
壁32b及び容器周壁32aに米の通過を妨げる多数の
分離孔38及び34e、34fを設ける。軸21に取付
けたかき回し具33を容器32内で回転させて玄米をか
き回し、米の表面に付着した糠を分離孔に通過させて米
から取り去ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄米、白米、麦、
蕎麦等の穀類の表面に付着した糠(胚芽や糠層及びでん
粉層のうち米から剥離したもの、又は種皮等の混ざった
微紛物であって、以下「糠」と略称する。)を乾式構造
によって取り去る家庭用精米機等の調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフードプロセッサは、肉や野菜等
をそれに応じたカッターを用いて切断する等の調理をす
るものであるが、精米や精米された米を研ぐ研米を行な
うことはできなかった。
【0003】そこで、本発明者は、フードプロセッサを
利用でき、かつ、乾式構造によって精米ないし研米がで
きる穀類用粉取り器を開発し、既に特願平10−257
846号として出願済みである。このものは、フードプ
ロセッサ本体上に載置されたボトル内に多数の分離孔を
有した分離容器としてのふるい容器を収容するととも
に、この容器の底壁中央部に上向きに起立した筒部から
なる軸挿入筒部に前記本体の駆動機構により回転される
ボトルの回転軸を通し、この軸にかき回し具をふるい容
器内において接続するとともに、ふるい容器に玄米を収
容して前記ボトルの上端開口を開閉蓋で閉じた状態でか
き回し具を回転させて使用される。したがって、前記粉
取り器は、米をふるい容器内でかき回すことにより、糠
をふるい容器の分離孔において分離させてボトルの底部
に溜めることができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この粉取り器
のふるい容器はその下端をボトルの内底面に当接させて
単にボトル内に収容されているだけであるから、米のか
き回しに伴ってふるい容器が動揺する可能性がある。ふ
るい容器が動揺する場合には、ふるい容器内で回転され
るかき回し具とふるい容器とが接触して損傷する恐れが
考えられる。
【0005】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、ボトル内に収容される分離容器とこの中で回転さ
れるかき回し具との相互干渉による損傷を簡単な構造で
防止できる調理器を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、回転軸を回転させる駆動機構が
内蔵された調理器本体と、この調理器本体に取付けられ
かつ上端が開口されたボトルと、多数の分離孔を有する
とともに上端部に外側に張り出すフランジを有し、この
フランジを前記ボトルの上端面に引っ掛けるとともに前
記ボトルの底部との間に空隙を形成して前記ボトル内に
出し入れ可能に収容される分離容器と、前記ボトル内の
中央部に配設される回転軸に取付けられてこの回転軸と
一緒に前記分離容器内で回転されるかき回し具と、前記
ボトルの上端面との間に前記フランジを挟んで前記ボト
ルに取付けられる開閉蓋と、具備したものである。この
調理器の調理器本体及びボトルには、必要により既存の
フードプロセッサのプロセット本体及びボトルを用いる
ことができる。
【0007】この請求項1の発明において、ボトル内に
収容された分離容器のフランジはボトルの上端面に引掛
けられるから、この状態でボトル内に被調理材料例えば
玄米を適当量収納した後、ボトルにその上端開口を閉じ
る開閉蓋を取付けることによって、この蓋とボトルの上
端面との間にフランジを挟み込んで、分離容器を動揺し
ないように支持できる。
【0008】そして、分離容器の中央部に配設される回
転軸及びこの軸に取付けられるかき回し具は、調理器本
体の駆動機構を動作させることにより、既述のようにフ
ランジを挟まれて固定された分離容器内で回転される。
このかき回し具の回転により既に投入されたボトル内の
玄米等がかき回されるに伴い、米等の表面に付着してい
る糠等の分離対象物が、分離容器に開けられている多数
の分離孔を通過してボトルと分離容器との間の空隙に溜
められるとともに、分離容器内には分離対象物が取り去
られた米等が残される。
【0009】こうした分離動作において分離容器はその
内部でかき回される被調理材料によって動かされようと
するが、既述のように分離容器はそのフランジをボトル
の上端面と開閉蓋との間に挟まれているから、こうした
簡単な構造によって、前記かき回しに伴う分離容器の動
揺を防止できる。
【0010】しかも、既述のように水を用いることがな
い乾式構造により、被調理材料から糠等の分離対象物を
取り去ることができるので、容易かつ短時間で糠等の分
離対象物を取り去ることができる。しかも、取り去った
分離対象物はボトル内に溜められて周囲に拡散すること
がないので、ボトルから分離容器を取出した後に、ボト
ル内に溜められた糠等の分離対象物を一括して処理でき
る。
【0011】この請求項1の発明を実施するにあたり、
この発明に従属する請求項2の発明のように、前記ボト
ルにその外面に突出する把手を設け、この把手の突出基
部の下面に着脱可能に引っ掛る把手引掛け部を前記開閉
蓋に設けて、この把手引掛け部を前記把手に引っ掛けて
前記開閉蓋を前記ボトルに取付けるとよい。このように
すると、ボトルの把手を利用して開閉蓋を閉じた姿勢で
ボトルに取付けることができるので、開閉蓋の取付け用
として特別な構造をボトルに設ける必要がない。
【0012】同様に、請求項1の発明を実施するにあた
り、この発明に従属する請求項2の発明のように、前記
ボトルにその外面に突出する把手及び前記ボトルの上端
部外面に突出する注ぎ口を夫々設け、前記開閉蓋に前記
把手の突出基部の下面に着脱可能に引っ掛る把手引掛け
部及び前記注ぎ口の下面に着脱可能に引っ掛る注ぎ口引
掛け部を夫々設け、前記把手引掛け部を前記把手に引っ
掛けるとともに前記注ぎ口引掛け部を前記注ぎ口に引っ
掛けて前記開閉蓋を前記ボトルに取付けるとよい。この
ようにすると、ボトルの把手及び注ぎ口を利用して開閉
蓋を閉じた姿勢でボトルに取付けることができるので、
開閉蓋の取付け用として特別な構造をボトルに設ける必
要がない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。
【0014】図1〜図3中1は既存のフードプロセッサ
が備える合成樹脂製のフードプロセッサ本体(以下本体
と略称する。)である。この本体1は、調理器本体、取
分け、粉取り器本体として使用可能なものであって、図
2に示されるようにボディケース1aと、ボトムケース
1bと、トップカバー1cとを連結して組立てられてい
る。この本体1内には金属製の支持板2が水平な姿勢で
配置されている。本体1は台状をなすボトル載置部3を
有し、この載置部3から外れた位置にはトップカバー1
cで上方から覆われる駆動モータ4が内蔵され、このモ
ータ4は支持板2に取付けられている。
【0015】支持板2にはこれに連結された軸受ホルダ
6を介して軸受7が取付けられ、この軸受7にはこれを
貫通する出力軸8が垂直な姿勢で回転自在に支持されて
いる。出力軸8の上端部はボトル載置部3が有した上面
開口の凹部3a内の中央部に突出され、この上端部には
駆動側カップリング9が取付けられている。
【0016】支持板2を下方に貫通したモータ4の下向
きのモータ軸4aと出力軸8とは伝動手段を介して連結
されている。本体1に内蔵されたモータ4、出力軸8、
及び伝動手段は駆動機構10をなしている。前記伝動手
段は、例えばモータ軸4aに固定された駆動プーリ11
と、出力軸8の下端部に固定された減速用従動プーリ1
2と、これら両プーリ11、12にわたって巻き掛けら
れたベルト13とから形成されている。前記駆動機構1
0により出力軸8は例えば3500rpmで回転され、
この回転は図示しないチョッピングカッターを回転させ
て肉類等を細かく切って調理するのに適する範囲に含ま
れている。
【0017】なお、図1及び図3中25はボトル載置部
3に隣接してトップカバー1cから一体に起立された中
空のスイッチ凸部であり、この凸部25の上端部には図
3(B)に示されるような操作口25aが開けられてい
る。スイッチ凸部25の内部には開口25aに臨んで図
示しないスイッチ連動部材が収容されていて、この連動
部材は開口25aに挿入される後述のスイッチ操作凸部
により押し動かされて、それに伴い本体1に内蔵した図
示しない常閉の安全スイッチをオンさせるものである。
又、図1及び図3中26は電源スイッチ、27、28は
夫々速度切換えスイッチである。前記モータ4は、電源
スイッチ26及び前記安全スイッチが共にオンしたとき
に、速度切換えスイッチ27又は28で指定された速度
で回転されるようになっている。
【0018】図2に示されるようにボトル載置部3上に
は、上面が開口された例えば透明ガラス製の調理用ボト
ル14が、その下面に連結された容器台15を前記凹部
3aに着脱可能に嵌合して取付けられている。図5
(A)に示されるようにボトル14のボトル周壁14b
の内周面には回り止め凸部としての複数の縦リブ16が
一体に突設されている。これらのリブ16はボトル14
の底面から上方向に延びており、ボトル14内に収容さ
れる食品の動きを抑制して切断効率を高めるために、後
述の回転軸の回転方向の上流側のリブ面を、ボトル周壁
14bの内周面に対して略直角に連ねて形成されてい
る。
【0019】図1及び図4等に示されるようにボトル1
4は、その外周面に一体に突設された把手14cを有し
ているとともに、この把手14cから180°離れた開
口縁に径方向外側に突出する注ぎ口14dを有してい
る。把手14cは例えば側面視コ字状をなしている。注
ぎ口14dの先端部下面は平面で形成されている。
【0020】ボトル14の上端開口にはこれを開閉する
合成樹脂製の開閉蓋17が着脱可能に取付けられてい
る。図2、図4、図6等に示されるように開閉蓋17
は、略円形をなしてボトル14の上端開口縁の外側に嵌
合するものであって、その外周部には互いに180°離
れて把手引掛け部17aと注ぎ口引掛け部17bとが夫
々一体に設けられている。把手引掛け部17aは、開閉
蓋17の周面から垂直下方に延びる支持部と、この先端
から水平に折れ曲がるように連なった引掛け片とからL
字形状をなしており、その引掛け片の先端部上面はテー
パ面17cで形成されている。このテーパ面17cは前
記引掛け片の先端に向かうに従い次第に下がる斜面から
なる。注ぎ口引掛け部17bは、開閉蓋17の上面から
突出されたコの字形の支持枠部の先端部に水平状の引掛
け片を連ねてなり、この引掛け片の上面にはテーパ面1
7dが形成されている。このテーパ面17dは前記引掛
け片の一端17eに向かうに従い次第に下がる斜面から
なる。更に、開閉蓋17にはその注ぎ口引掛け部17b
側に寄せてスイッチ操作凸部18が一体に突設されてい
る。
【0021】この開閉蓋17は、図7(A)に示される
ように両引掛け部17a、17bがボトル14の把手1
4c及び注ぎ口14dから外れた位置でボトル14の上
端部に嵌合された後、図7(A)中矢印に示すように周
方向に回動させて、図2及び図7(B)に示されるよう
に把手引掛け部17aの引掛け片を把手14cの突出基
部14eの下面に引っ掛けるとともに、注ぎ口引掛け部
17bの引掛け片を注ぎ口14dの先端部下面14fに
引っ掛けることにより、ボトル14の上端開口を閉じて
取付けられ、又、これと逆の手順でボトル14から取外
される。この場合、各引掛け片の夫々にテーパ面17c
又は17dを設けてあるから、前記開閉蓋17の取付け
に際して、前記引掛け片が突出基部14e又は注ぎ口1
4dの先端部に引っ掛ることが防止され、したがって、
前記引っ掛けが円滑かつ容易に行われる。
【0022】このようなボトル14への開閉蓋17の取
付け構造によれば、ボトル14の把手14c及び注ぎ口
14dを利用して開閉蓋17をボトル14に取付けるこ
とができるので、開閉蓋17の取付け用として特別な構
造をボトル14に設ける必要がない。
【0023】既述の手順で開閉蓋17が取付けられたボ
トル14は、まず、図1(A)に示すように開閉蓋17
のスイッチ操作凸部18を前記スイッチ凸部25に接近
する状態にボトル載置部3に載置される。この後、図1
(A)中矢印に示すようにボトル14を開閉蓋17とと
もに回動させて、スイッチ操作凸部18をスイッチ凸部
25の開口25aに挿入することによって、図1(B)
中矢印に示すようにボトル14は所定位置に設置され
る。そして、こうした設置後に開閉蓋17ごとボトル1
4を下方に押し続けている間は、それに連動して図示し
ない安全スイッチが閉じられて前記モータ4への通電が
されるようになっている。
【0024】ボトル14のボトル底壁14aの中央部に
は、これを貫通して軸受ホルダ19が取付けられ、この
ホルダ19の下端部には前記容器台15が連結されてい
る。さらに、ボトル14のボトル底壁14aの中央部に
設置された軸受ホルダ19はホルダ嵌合部19aを有し
ている。この嵌合部19aは回転軸21と同心の円板部
からなり、本実施形態ではボトル底壁14aと軸受ホル
ダ19との間に防水用のゴムパッキング19bを挟み込
んだ円形のフランジ部で兼ねているが、このフランジ部
の上側にこれとは別に設けてもよい。この場合、フラン
ジ部より小径の円形溝又は段部で形成することができ
る。
【0025】軸受ホルダ19に内蔵された軸受20に
は、これを上下方向に貫通して回転軸21が垂直な姿勢
で支持されている。回転軸21はボトル14の中央部に
配置されており、その下端部には、ボトル載置部3への
ボトル14の着脱に伴って前記カップリング9に着脱自
在に噛み合い係合する被動側カップリング22が取付け
られている。
【0026】ボトル14内において回転軸21には、こ
れに上方から着脱自在に嵌合される図示しないチョッピ
ングカッターやおろしカッター等の調理用カッター及び
後述するかき回し具が選択的に付け替えられるようにな
っている。したがって、選択されたカッター等は出力軸
8の回転にしたがってボトル14内で回転することがで
きる。
【0027】前記構成のフードプロセッサは精米及び研
米が可能な穀類の粉取り用アタッチメント31を備えて
いる。このアタッチメント31は、前記構成のフードプ
ロセッサを穀類の粉取り器として使用する場合にボトル
14内に収容して使用されるものであって、図2、図4
に示されるように合成樹脂等で成形された分離容器とし
てのふるい容器32と、この容器32内で回転されるか
き回し具33とからなる。
【0028】ふるい容器32は、円筒形状の容器周壁3
2aの下端に容器底壁32bを一体に設け、かつ、上面
が開口された容器である。図2及び図4に示されるよう
に容器周壁32aは、その下部に設けた段部32cを境
にこれより下側(容器底壁32b側)が小径となった段
付き円筒状をなしているとともに、上端開口側ほど次第
に径が大きくなるように傾斜されている。図5(B)に
示されるように容器周壁32aの上端開口縁にはその周
方向に連続しかつ外側に張り出すフランジ32dが一体
に形成されている。このフランジ32dはボトル14の
上端面に引掛けられるものであって、ボトル14への開
閉蓋17の取付けに伴って、ボトル14の上端面と開閉
蓋17の周部内面との間に挟まれるようになっている。
段部32cの段の大きさは容器周壁32aの厚み寸法以
上であり、本実施形態では容器周壁32aの厚みに等し
くしてある。それによって、段部32cより上側に位置
された開口側周壁部分の内周面と段部32cより下側に
位置された底壁側周壁部分の外周面とが互いの延長線上
に設けられていて、ふるい容器32を2分割型を用いて
成形できるようになっている。
【0029】ふるい容器32の容器周壁32aの前記開
口側周壁部分には上部の分離孔34eが設けられている
とともに、前記底壁側周壁部分には下部の分離孔34f
が設けられている。これら上下の分離孔34e、34f
はいずれもふるい容器32内に収容される穀類例えば玄
米の通過を妨げる大きさの上下方向に延びるスリットか
らなり、上部の分離孔34eの下端は段部32cにおい
て下方に開放され、同様に下部の分離孔34fの下端は
容器底壁32bにおいて下方に開放されている。分離孔
34e、34fを上下方向に延びるスリットで形成する
構成は、容器周壁32aの内周面を米が上方に向けて移
動する際の抵抗となる分離孔34e、34fの数を少な
くして、米を上方に動き易くできる点で優れている。
【0030】図4等に示されるようにふるい容器32の
容器底壁32bの中央部には、前記ホルダ嵌合部19a
に着脱可能に嵌合される容器嵌合部32gが設けられて
いる。この嵌合部32gは例えば円形をなして下方に一
体に突出するリブで形成されているが、単なる円形の凹
みで形成してもよい。ホルダ嵌合部19aの径Jと容器
嵌合部32gの内径KとはJ≒Kの関係にある。
【0031】図5(B)等に示されるように容器周壁3
2aの内周面には上下方向に延びる1以上例えば二つの
かき混ぜ促進用リブ35が一体に形成されている。これ
らのリブ35の下端は容器底壁32bに達し、上端は上
部の分離孔34eの配設領域よりも上側に達している。
そして、各リブ35は前記回転軸21ひいてはかき回し
具33の回転方向(図5中矢印Eで示す。)の上流側か
ら下流側に次第に高くなる斜面35aを有して形成され
ている。
【0032】容器周壁32bの外周面には前記縦リブ1
6に対応して1以上の縦リブ(図示しない)が上下方向
に延びて一体に形成されている。これらのリブは、ふる
い容器32をボトル14に収容した状態で、縦リブ16
に側方から引っ掛かってふるい容器32を回り止めする
ために設けられている。
【0033】図2、図4に示されるようにふるい容器3
2の容器底壁32bの中央部には軸挿入筒部36が設け
られている。この筒部36は容器底壁32bから上向き
に一体に突出していて、分離された糠が軸挿入筒部36
の内側に至ることを妨げるようになっている。
【0034】容器底壁32bの下面には空隙形成手段と
して例えば複数のスペーサ凸部37が一体に突設されて
いる。これら凸部37は、ふるい容器32をボトル14
内に収めたときに、これら両者の底壁14a、32b間
に糠を溜める空隙G1を形成するために設けられてい
る。この空隙G1は一度の精米で分離される糠の最大予
想量を十分に収容できる容積に定められている。なお、
スペーサ凸部37はふるい容器32に代えてボトル14
のボトル底壁14aに一体に突設してもよい。しかし、
本実施形態のようにスペーサ凸部37を容器底壁32b
の下面に複数突設することは、これら凸部37をふるい
容器32の脚として使用できるので、ふるい容器32を
単独で置いたときに、ふるい容器32内の糠が取り去ら
れた米に載置面の塵埃が付着する恐れがない点で優れて
いる。
【0035】図5(B)に示されるように容器底壁32
bの全域には、ふるい容器32内に収容される被調理材
料である穀類例えば玄米の通過を妨げる大きさの分離孔
38が多数開けられている。これら分離孔38は、以下
に制約されるものではないが、本実施形態では例えば9
0°の領域ごとに径方向に延びる短いスリットで形成し
てあるので、容器底壁32bの上面を米が容器周壁32
a方向に向けて移動する際の抵抗となる分離孔38の数
を少なくして、米を径方向外側に動き易くできる点で優
れている。
【0036】又、図2及び図4に示されるように前記か
き回し具33は、合成樹脂の一体成形品からなるかき回
し具本体41と、この本体41に内蔵された合成樹脂製
又は軽金属製の軸係合部材42と、複数例えば一対のブ
レード43を備えている。かき回し具本体41は上端が
閉じられるとともに下端が開口された筒状をなし、その
上端壁41aの中央部内面から一体に突設された中心筒
部に軸係合部材42が連結されている。この部材42
は、前記回転軸21の軸方向に対しては着脱自在に嵌合
されるとともに、周方向に対して相対回転することがな
いように係合する(言い換えれば回転軸21と一緒に回
転するように引っ掛る)ものである。したがって、かき
回し具33はふるい容器32の中央部に配置される回転
軸21に取付けた際には3500rpmの速度で回転さ
れるようになっている。なお、かき回し具本体41の外
周壁と前記中心筒部との間の環状空隙には、前記軸挿入
筒部36が入り込んで、前記外周壁と中心筒部とには接
触しないようになっている。
【0037】一対のブレード43は、かき回し具本体4
1の下端部から一体に張り出した一対の凸部41b(図
2及び図4に一方のみ図示)の夫々にリベット44を介
して連結されている。一対のブレード43は、精米及び
研米に適するように断面コの字形に折り曲げられた金属
板からなり、これらはふるい容器32の中央部から容器
周壁32a側に行くほど容器周壁32aの内周面に次第
に近付くように後退する大きな円弧状をなして形成され
ている。これら一対のブレード43は、同じ高さ位置に
設けられていて、回転軸21にかき回し具本体41を嵌
合して取付けた状態で、容器底壁32bに接近して設け
られるようになっている。
【0038】次に、前記アタッチメント31を用いて玄
米を精米する場合を説明する。まず、フードプロセッサ
本体1に載置されたボトル14内に、その上端の開口を
通してふるい容器32を、この容器32のフランジ32
dがボトル14の上端面に当って引っ掛るまで収容す
る。この収容により、ふるい容器32の軸挿入筒部36
にボトル14の回転軸21が挿入されて、この回転軸2
1がふるい容器32の中心部に位置されるとともに、ふ
るい容器32のスペーサ凸部37がボトル14のボトル
底壁14aに当接して、この底壁14aとふるい容器3
2の容器底壁32bとの間には空隙G1が形成される。
同時に、ボトル周壁14bとふるい容器32の容器周壁
32aとの間に前記空隙G1に連通する空隙G2が形成
される。又、この収納の際にふるい容器32を回転軸2
1の回転方向に回動させて、その外面の図示しない縦リ
ブをボトル14の縦リブ16に当てて回り止めするとよ
い。
【0039】なお、このふるい容器32のボトル14へ
の収容に際して、ふるい容器32はその容器底壁32b
の容器嵌合部32gをボトル14側のホルダ嵌合部19
aに嵌合させてボトル14内に設置されるから、ホルダ
嵌合部19aを有した軸受ホルダ19の中心部を貫通し
た回転軸21に対して径方向に芯出ししてボトル14内
にふるい容器32を設置できる。このようにガラス製で
ある故に寸法精度をだしずらいボトル14を基準とする
のではなく、回転軸21側を基準としてふるい容器32
をボトル14内に位置決めして設置できるので、後述の
ように回転軸21に取付けられるかき回し具33のブレ
ード43とふるい容器32の容器周壁32aとが干渉す
るおそれをなくすことができる。なお、ボトル14を基
準にふるい容器32を設置すると、この容器32と回転
軸21との中心がずれ易いので、かき回し具33のブレ
ード43が容器周壁32aに接触する恐れが考えられる
が、こうした不具合は本実施形態によれば生じない。
又、前記位置決め構造においてホルダ嵌合部19aは、
既存の構成を利用しているから、ボトル14側には特別
な工夫を何ら要することなく実現できる。
【0040】次に、ボトル14及びふるい容器32の上
端の開口を通してかき回し具33を回転軸21に嵌合し
て取付ける。この後、適量の玄米をふるい容器32内に
収容してから、既述の手順で図7(A)の状態となるよ
うにボトル14の上端開口に開閉蓋17を被せてから図
7(B)に示す状態となるように開閉蓋17を回動させ
て、この蓋17をボトル14の上端部に取付ける。こう
したボトル14の上端開口を閉じる開閉蓋17の取付け
により、ふるい容器32のフランジ32dがボトル14
の上端面と開閉蓋17の周部内面との間に挟持される。
この挟持によって、ふるい容器32は上下方向に位置決
めされてボトル14内に設けられる。
【0041】そして、このように開閉蓋17で閉じられ
たアタッチメント31を、本体1のボトル載置部3に既
述の手順で図1(A)の状態となるように載置してから
図1(B)に示す状態となるように回動させて、このア
タッチメント31をボトル載置部3の所定位置に設置す
る。次に、開閉蓋17ごとボトル14を下方に押圧して
前記安全スイッチをオン状態に保持することで、以下の
ような乾式構造による米糠の分離がで実施される。
【0042】すなわち、フードプロセッサ本体1内の駆
動機構10が動作され、その出力軸8の回転がカップリ
ング9、22を介して回転軸21に伝達されて、この軸
21とともにかき回し具33がふるい容器32内を回転
されるため、このかき回し具33の一対のブレード43
によって、ふるい容器32内の米は回転力を受けながら
容器周壁32aに向けて押出される。
【0043】こうしたふるい容器32内でのかき回し具
33の高速回転によって、ふるい容器32内の米がかき
回されるから、この米の回転運動による遠心力の働きに
伴い、ふるい容器32内の米はそれが通過不能な多数の
分離孔34e、34fが開けられている容器周壁32a
の内周面に押付けられながら回転する。
【0044】この場合、ブレード43が、かき回し具3
3の中央部から外周部に行くほどふるい容器32の容器
周壁32aの内周面に次第に近づくように回転方向に対
して後退しているから、ブレード43の円弧状外側面に
沿って容易に米が逃げ動くことを許すことができる。そ
のため、ブレード43によって米をふるい容器32の容
器周壁32aの内周面に向けて円滑に押出すことができ
るとともに、ブレード43に米が当接する際の衝撃力を
和らげて米の破損を少なくできる。そして、ブレード4
3を断面コ字状としたことによりかき回し具33が軽量
となって、前記駆動機構10の負荷を軽減できるととも
に、かき回し具33の振動を低く抑制できる。
【0045】しかも、前記のように米がその回転運動に
よる遠心力で内周面に押付けられるふるい容器132の
容器周壁32aは、その上面開口端側ほど次第に径が大
きくなるように傾斜しているから、容器周壁32aの内
周面に押付けられる米を、前記傾斜に沿って容器周壁3
2aの上部側に容易に導くことができ、それにより、容
器周壁32aの内周面に押付けられた米のふるい容器3
2内での流動性を高めて、米のかき回し性能を向上でき
る。それに加えて、前記回転軸21の回転方向の上流側
から下流側に次第に高くなる斜面35aを有したリブ3
5を容器周壁32aの内周面に突設したから、前記のよ
うに容器周壁32aの内周面に押付けられながら動かさ
れる米を、リブ35によってふるい容器32の中央部側
に弾いてもどすことができ、したがって、この点でもふ
るい容器132内での米のかき回し性能を向上できる。
しかも、リブ35はその斜面35aで米を弾くので、弾
く際に米に与える衝撃を和らげて米が割れることを少な
くできる。
【0046】前記のようにかき回し具33の回転に伴っ
て高速で回転される米は、遠心力の作用によって静止状
態のふるい容器32の容器周壁32aの内周面に押付け
られながら回転しつつ、容器周壁32aの内周面の上部
側に向けて移動されるとともに、リブ35によってふる
い容器32の中央部側に弾き返され、重力によってふる
い容器32の中央部側において容器底壁32b方向に移
動されるから、ふるい容器32内の米は上下方向に対流
するようにまんべんなくかき回される。
【0047】したがって、前記のような米のかき回しに
伴って、米同士が擦り合わされて精米が行われるととも
に、それに伴って糠に対する遠心分離作用が、容器周壁
32aに設けられた各分離孔34e、34fにおいて働
き、糠は分離孔34e、34fを通過してボトル周壁1
4bと容器周壁32aとの間の空隙G2に至り、この空
隙G2からボトル14の底部の空隙G1に溜められる。
同様に、ブレード43で容器底壁32bに沿って押し動
かされる米についても、容器底壁32bに設けられた米
の通過を妨げる多数の分離孔38において糠を米から分
離でき、これら分離孔38を通って分離された糠はボト
ル14の底部の空隙G1に溜められる。そして、このよ
うな米糠の分離に伴って、ふるい容器32内には糠が取
り去られた米が残される。
【0048】以上のような粉取り用アタッチメント31
をフードプロセッサに用いる米の糠取りによれば、水を
用いることなく米の糠を乾式構造により取り去ることが
できる。しかも、取除かれた糠は、ふるい容器32の底
部の空隙G1に溜められるから、除去された糠が分離孔
38、34fを塞ぐことがないとともにふるい容器32
内でかき回されている米に再付着する恐れがなくなり、
よって、糠を取り去るために要する時間を短縮できる。
そして、既述のように糠の除去を乾式構造で行なうの
で、この精米の値に手作業で水を用いて行われる最終研
米において、溶けた糠を含んだ水を米が吸込んで米が糠
臭くなることを少なくなり、したがって、この後におけ
る炊飯により米をおいしく炊くことができる。
【0049】又、以上説明したアタッチメント31を単
独で提供することで、それを既存又は新たなフードプロ
セッサに取付けて使用することで米の糠取りができるの
で、既存のフードプロセッサの汎用性を高めることがで
きる。しかし、本発明は、この実施形態に制約されるも
のではなく、糠取り専用の研米器として提供することが
できる。
【0050】又、既述のようにして米から取り去った糠
はボトル14内に溜められるから、周囲に拡散すること
がないとともに、ふるい容器32を取り去ったボトル1
4から糠を一括して出して捨てたり利用したりする等の
処理ができる。
【0051】なお、ボトル14からのふるい容器32の
取出しは、ふるい容器32内にかき回し具33が収容さ
れた状態で行われ、したがって、このかき回し具33に
よりふるい容器32の軸挿入筒部36が覆われているの
で、この筒部36を通ってふるい容器32内の米が漏れ
出すことがない。
【0052】又、本実施形態においては、既述のように
容器底壁32b側が小径な段付き円筒状のふるい容器3
2を使用したから、容器周壁32aの段部32cより下
側部分においてボトル14のボトル周壁14bと容器周
壁32aとの間の空隙G2を広くできる。したがって、
特に空隙G2にも分離される糠を溜める場合に、ボトル
14の底部での糠溜め容積を大きく確保できるものであ
る。
【0053】ところで、既述のようにふるい容器32内
でかき回し具33を回転させて行われる米糠の分離動作
においては、米のかき回しに伴ってふるい容器32にこ
れを動揺させる力が不断に加えられる。
【0054】しかし、ふるい容器32はそのフランジ3
2dを、ボトル14の上端面に引っ掛けるとともに、ボ
トル14の上端面とボトル14の上端開口を閉じた開閉
蓋17との間で挟まれてボトル14内に収容されている
から、こうした簡単な構造によって、前記かき回しに拘
らずふるい容器32が上下方向等に動揺することを防止
できる。こうしてふるい容器32をボトル14に対して
適正位置に保持できることにより、この容器32とかき
回し具33との位置関係も適正に保持できる。したがっ
て、軸挿入筒部36の上端とかき回し具本体41の上端
壁41aとが接触するおそれも、又、ブレード43と容
器底壁32bとが接触する恐れもないので、ふるい容器
32等の損傷をなくすことができる。しかも、既述のよ
うにふるい容器32とかき回し具33との芯出しも行わ
れているので、ブレード43と容器周壁32aとが接触
する恐れもなく、それによるふるい容器32等の損傷の
おそれもなくすことができる。
【0055】なお、本発明は前記第1の実施の形態には
制約されない。例えば、ボトル14に開閉蓋17への取
付けにはボトル14の把手のみを利用してもよい。この
場合、ボトル14に一対の把手14cを180°離して
設けるとともに、これに対応して開閉蓋17の周部にも
一対の把手引掛け部17aを対称の配置に設けて実施す
ればよい。
【0056】又、前記第1の実施の形態ではフードプロ
セッサを利用する関係で、ボトル14に回転軸21を取
付けるとともに、ふるい容器32の底壁32bに軸挿入
筒部36を設けたが、これに本発明は制約されない。す
なわち、ボトルの上側に駆動機構が内蔵された調理器本
体を着脱可能に設けて、この本体に接続された回転軸を
下向きに突出させて、この軸にかき回し具を連結し、ボ
トル内に出し入れ自在に収容された調理容器に、その上
方から回転軸及びかき回し具を挿入するとともに、ボト
ルと調理器本体を連結し、この状態で駆動機構を動作さ
せることにより、玄米から糠等を取り去る穀類用粉取り
器等の分離作動を営む調理器として構成することがで
き、この場合には、ボトル14には回転軸を設ける必要
がないとともに、ふるい容器の底壁にも回転軸が通る軸
挿入筒部を要しないものである。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0058】請求項1に記載の発明に係る調理器によれ
ば、穀類等被調理材料に付着している糠等の分離対象物
を乾式構造により取除く際の分離動作において、分離容
器の内部でかき回し具により被調理材料がかき回される
にも拘らず、ボトルに収容された分離容器のフランジを
ボトルの上端面とこのボトルの上端開口を閉じた開閉蓋
との間に挟み込んだ簡単な構造によって、分離容器が動
揺することがないから、ボトル内に収容された分離容器
とこの中で回転されるかき回し具との相互干渉による損
傷を防止できる。
【0059】この請求項1の発明に従属する請求項2、
3に記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え
て、開閉蓋の取付け用として特別な構造をボトルに設け
ることなく、ボトルの把手又はこの把手と注ぎ口とを利
用して開閉蓋をボトルに取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係るフー
ドプロセッサをそのボトルがフードプロセッサ本体の所
定位置に取付けられる直前の状態で示す平面図。(B)
は本発明の第1の実施の形態に係るフードプロセッサを
そのボトルがフードプロセッサ本体の所定位置に設置さ
れた状態で示す平面図。
【図2】第1の実施の形態に係るフードプロセッサを穀
類用粉取り器としての使用状態で示す断面図。
【図3】(A)は図1に示されたフードプロセッサ本体
を示す平面図。(B)は図1に示されたフードプロセッ
サ本体を示す正面図。
【図4】図1に示されたフードプロセッサに使用される
アタッチメントとボトルと開閉蓋とを互いに分離した状
態で示す断面図。
【図5】(A)は図4に示されたボトルを示す平面図。
(B)は図4に示されたボトルにふるい容器を収容した
状態の平面図。
【図6】(A)は図4に示された開閉蓋の平面図。
(B)は図4に示された開閉蓋の裏面図。
【図7】(A)は図4に示されたボトルの所定位置に開
閉蓋が取付けられる直前の状態を示す平面図。(B)は
図4に示されたボトルの所定位置に開閉蓋が取付けられ
た状態を示す平面図。
【符号の説明】
1…フードプロセッサ本体(器具本体)、 3…ボトル載置部、 10…駆動機構、 14…ボトル、 14a…ボトル底壁、 14b…ボトル周壁、 14c…把手、 14d…注ぎ口、 14e…把手の突出基部、 17…開閉蓋、 17a…把手引掛け部、 17b…注ぎ口引掛け部、 21…回転軸、 31…アタッチメント、 32…ふるい容器(分離容器)、 32a…容器周壁、 32b…容器底壁、 32d…フランジ、 33…かき回し具、 34e、34f…容器周壁の分離孔、 38…容器底壁の分離孔、 G1、G2…空隙、 43…ブレード。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸を回転させる駆動機構が内蔵された
    調理器本体と、 この調理器本体に取付けられかつ上端が開口されたボト
    ルと、 多数の分離孔を有するとともに上端部に外側に張り出す
    フランジを有し、このフランジを前記ボトルの上端面に
    引っ掛けるとともに前記ボトルの底部との間に空隙を形
    成して前記ボトル内に出し入れ可能に収容される分離容
    器と、 前記ボトル内の中央部に配設される回転軸に取付けられ
    てこの回転軸と一緒に前記分離容器内で回転されるかき
    回し具と、 前記ボトルの上端面との間に前記フランジを挟んで前記
    ボトルに取付けられる開閉蓋と、を具備した調理器。
  2. 【請求項2】前記ボトルにその外面に突出する把手を設
    け、この把手の突出基部の下面に着脱可能に引っ掛る把
    手引掛け部を前記開閉蓋に設けて、この把手引掛け部を
    前記把手に引っ掛けて前記開閉蓋を前記ボトルに取付け
    ることを特徴とする請求項1に記載の調理器。
  3. 【請求項3】前記ボトルにその外面に突出する把手及び
    前記ボトルの上端部外面に突出する注ぎ口を夫々設け、
    前記開閉蓋に前記把手の突出基部の下面に着脱可能に引
    っ掛る把手引掛け部及び前記注ぎ口の下面に着脱可能に
    引っ掛る注ぎ口引掛け部を夫々設け、前記把手引掛け部
    を前記把手に引っ掛けるとともに前記注ぎ口引掛け部を
    前記注ぎ口に引っ掛けて前記開閉蓋を前記ボトルに取付
    けることを特徴とする請求項1に記載の調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105411432A (zh) * 2015-09-23 2016-03-23 青岛互沃滋电器有限公司 料理设备及其操作方法

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