JP2000152816A - 毛髪処理促進装置 - Google Patents

毛髪処理促進装置

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JP2000152816A
JP2000152816A JP10332356A JP33235698A JP2000152816A JP 2000152816 A JP2000152816 A JP 2000152816A JP 10332356 A JP10332356 A JP 10332356A JP 33235698 A JP33235698 A JP 33235698A JP 2000152816 A JP2000152816 A JP 2000152816A
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Japan
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housing
infrared rays
swing arm
heater
gear
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JP10332356A
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English (en)
Inventor
Toshio Nakamae
寿夫 中前
Yuji Tsunoya
有司 角矢
Tomoshi Horio
知史 堀尾
Koji Yamane
弘二 山根
Keiji Ito
啓二 伊藤
Hironori Mitsui
浩則 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Belmont Corp
Original Assignee
Takara Belmont Corp
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D20/00Hair drying devices; Accessories therefor
    • A45D20/22Helmets with hot air supply or ventilating means, e.g. electrically heated air current
    • A45D20/24Shape or structure of the helmet body
    • A45D2020/245Shape or structure of the helmet body of open configuration, e.g. with several movable heat sources

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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ヒータを頭部に対して移動して毛髪に均一に
遠赤外線を照射すると共に空調等の影響を受けることな
く霧を頭髪に供給する。 【解決手段】 ハウジング2内に収容されたモータ3の
回転によって旋回する旋回アーム6と、該旋回アームの
回転力を利用して回転手段を介して回転する揺動アーム
8と、該揺動アームの先端に取付けられたリング形状
で、かつ、中間部において略120度に折曲され遠赤外
線を放射するヒータ装置9と、前記ハウジングの下部に
一体的に取付けられた霧発生装置22と、該霧発生装置
で発生した霧を通過させるパイプ22fと、該パイプに
接続され被施術者の頭部に被せられる遠赤外線を透過さ
せる材料の柔軟性のあるキャップ23とを具備し、前記
ヒータ装置の前記折曲部が着座した被施術者の側頭部の
略中央位置を仮想点として揺動させながら前記キャップ
を介して頭髪に対して均一に遠赤外線を照射するように
した毛髪処理促進装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーマ等の毛髪処理
を行った後に、頭部に遠赤外線を照射して毛髪の処理を
促進するための装置であって、頭部に対して均一に遠赤
外線を照射するためにヒータを移動するようにし、か
つ、霧を毛髪に噴霧して髪に与えるダメージを少なくし
た毛髪処理促進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における霧を髪に与えながら毛髪処
理促進を行うものとしては、オカマタイプとオープンタ
イプの2方式がある。オカマタイプとは、合成樹脂等で
構成されたキャップ状のオカマ内に霧を吹き込むもの
で、使用方法は被施術者の頭部に固定されたオカマ内に
頭部を挿入し、該オカマ内に霧を充満させながら毛髪処
理の促進を行うものである。また、オープンタイプと
は、遠赤外線等による毛髪処理促進装置と、この装置と
は別個に霧発生装置を設置し、前記毛髪処理促進装置に
よって処理を行いながら霧発生装置より被施術者の頭部
に向かって蒸気を吹きつけるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のオカ
マタイプのものにあっては、固定されたオカマ内に被施
術者が頭部を挿入するものであることから、被施術者は
頭部をオカマ内で移動しないようにしなければならない
ため、自由度が奪われ、かつ、圧迫感を与えるといった
問題があった。
【0004】また、オープンタイプにあっては、前記オ
カマタイプにおける自由度および圧迫感といった問題は
解決できるが、空調等の影響を受けやすく霧が空調風で
吹き飛ばされるといった問題があり、さらに、短髪には
適しているが長髪の場合には促進が不十分であるといっ
た問題があった。
【0005】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、遠赤外線を照射する
ヒータを被施術者の頭部に対して移動して毛髪に対して
均一に遠赤外線を照射するようにすると共に、被施術者
に対して煩わしさを与えることなく、かつ、空調等の影
響を受けることなく霧を頭髪に供給することができる毛
髪処理促進装置を提供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の毛髪処理促進装
置は前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の
手段は、ハウジング内に収容されたモータの回転によっ
て旋回する旋回アームと、該旋回アームの回転力を利用
して回転手段を介して回転する揺動アームと、該揺動ア
ームの先端に取付けられたリング形状で、かつ、中間部
において略120度に折曲され遠赤外線を放射するヒー
タ装置と、前記ハウジングの下部に一体的に取付けられ
た霧発生装置と、該霧発生装置で発生した霧を通過させ
るパイプと、該パイプに接続され被施術者の頭部に被せ
られる遠赤外線を透過させる材料の柔軟性のあるキャッ
プとを具備し、前記ヒータ装置の前記折曲部が着座した
被施術者の側頭部の略中央位置を仮想点として揺動させ
ながら前記キャップを介して頭髪に対して均一に遠赤外
線を照射するようにしたものである。
【0007】また、前記回転手段を、旋回アームを回転
させる駆動軸を軸支する前記ハウジングに固定された軸
受け管の歯車と、該歯車と噛合される前記旋回アームに
軸支された歯車と、該歯車と噛合される前記揺動アーム
と一体的に形成された歯車とで構成することが望まし
い。
【0008】さらに、前記回転手段を、旋回アームを回
転させる駆動軸を軸支する前記ハウジングに固定された
軸受け管のプーリと、前記揺動アームと一体的に形成さ
れたプーリとの間にタイミングベルトやチェーン等のベ
ルトを巻回した構成としたものであってもよい。
【0009】また、前記回転手段を、旋回アームを回転
させる駆動軸を軸支する前記ハウジングに固定された軸
受け管の歯車と、前記揺動アームと一体的に形成された
歯車と、該2つの歯車と噛合する歯車を両端に有するシ
ャフトとで構成したものであってもよい。
【0010】請求項5の手段は、ハウジング内に形成さ
れたガイドレールと、該ガイドレールにガイドされ、か
つ、前記ハウジング内に収容されたモータの回転によっ
て円弧往復移動を行うフードと、該フードに両端に一端
が取付けられ、かつ、他端が近接した状態で一体化さ
れ、さらに、それぞれが半円状に形成された反射板と、
該反射板の反射面に取付けられた遠赤外線を放射するヒ
ータと、前記フード内に取付けられ、前方に向かって霧
を噴霧する霧発生装置とを具備し、前記反射板の他端側
が着座した被施術者の側頭部の略中央位置を仮想点とし
て円弧運動させながら前記霧発生装置から頭部に霧を噴
霧し遠赤外線を頭部に均一に照射するようにしたもので
ある。
【0011】請求項6の手段は、ハウジング内に収容さ
れたモータの回転によって旋回する遠赤外線を放射する
半円弧状のヒータと、前記ハウジングの下部に一体的に
取付けられた霧発生装置と、該霧発生装置で発生した霧
を通過させるパイプと、該パイプに接続され被施術者の
頭部に被せられる遠赤外線を透過させる材料の柔軟性の
あるキャップとを具備し、前記ヒータの湾曲に沿って被
施術者の頭部を位置させて前記キャップを介して頭髪に
対して均一に遠赤外線を照射するようにしたものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る毛髪処理促進
装置の実施の形態を図面と共に説明する。図1〜図6は
第1の実施の形態を示し、1は床面等に移動可能あるい
は載置された台板に下端が固定された起立杆、2は該起
立杆1の上端に固定された湾曲したハウジングにして、
内部にモータ3が固定されている。
【0013】4は前記ハウジング2の下面側に固定され
た軸受け管、5は内部に前記モータ3の出力軸に固定さ
れた歯車3aと噛合する歯車5aが一端に形成された駆
動軸5にして、他端は旋回アーム6に固定されている。
【0014】7は前記ハウジング2内に回転自在に軸支
された中間歯車にして、前記軸受け管4の前記ハウジン
グ2内に位置する部分に形成された固定歯車4aと噛合
すると共に、同じくハウジング2内に回転自在に軸支さ
れた出力歯車8aと噛合されている。前記出力歯車8a
の前記ハウジング2より導出された回転軸8bには、湾
曲した揺動アーム8が取付けられている。なお、前記固
定歯車4aと出力歯車8aとは同径で同歯数に形成され
ている。
【0015】前記揺動アーム8の中間部にはファンとヒ
ータとからなる温風送風機8cが取付けられ、被施術者
の後頭部向かって温風を吹きつけるようになっている。
また、揺動アーム8の下方にはリング形状で、かつ、リ
ングの略中間部において略120度の角度で折曲された
遠赤外線を放射するヒータ装置9が取付けられている。
なお、ヒータ装置9の前記120度に折曲された部分は
被施術者Aの側頭部中心に対応している。
【0016】前記ヒータ装置9は前記揺動アーム8に固
定される枠体9aと、該枠体9aの背面側に固定される
反射板9bと、該反射板の前面に固定されるシーズヒー
タ9cとから構成されている。そして、前記シーズヒー
タ9cと前記温風送風機8cとはカールコード10によ
って電源に接続される。
【0017】22は霧発生装置にして、前記ハウジング
2の下部に取付けられている。この霧発生装置22は、
着脱自在な水タンク22a、該水タンク22aよりの水
の一定量を貯留する受皿22b、該受皿22bの裏面に
取付けられた超音波振動子22c、前記受皿22b内に
埋設された受皿22b内の水を加熱する補助ヒータ22
d、前記超音波振動および補助ヒータ22dによって発
生する霧を後述するパイプに送るファン22e、前記フ
ァン22eによって送られる前記霧を後述するキャップ
に供給するためのフレキシブルなパイプ22fとより構
成されている。なお、22gは前記パイプ22eを伝っ
て落下する水分を貯留するドレンタンクである。
【0018】23は前記パイプ22fの先端に取付けら
れた遠赤外線を通過させる柔軟性のある材料で、かつ、
透明あるいは半透明のキャップにして、被施術者の頭部
を覆う大きさで、かつ、開口部にはゴム等が挿通され頭
部の部分から霧が漏れないような構造となっている。
【0019】次に、前記した構成に基づいてパーマ、カ
ラーの施術を行った後に毛髪処理を促進するための動作
を説明する。先ず、ヒータ装置9が図1、図2に示す位
置にある状態において、被施術者Aの頭部がヒータ装置
9の中央に位置するように着座させ、霧発生装置22に
電源を供給して超音波振動子22cおよび補助ヒータに
よって霧を発生させ、ファン22eからパイプ22fを
介して霧をキャンプ23内に供給する。
【0020】次いで、モータ3、温風送風機8cおよび
ヒータ9cに電源を供給すると、温風送風機8cより温
風が送風されると共に、モータ3が回転して歯車3a,
5aを介して軸受け管4に軸支されている駆動軸5が回
転される。
【0021】前記歯車5が回転されると、該歯車5の回
転軸と一体的に形成されている旋回アーム6が回転され
る。この旋回アーム6が回転されると、該旋回アーム6
に回転自在に軸支されている中間歯車7はハウジング2
と一体的な固定歯車4aと噛合され、かつ、旋回アーム
6に対して回転自在に軸支された出力歯車8aとも噛合
されているので、出力歯車8aは旋回アーム6の回転方
向とは逆方向に回転される。
【0022】従って、出力歯車8aと一体的に形成され
た揺動アーム8は旋回アーム6とは反対方向に回転力が
付与されるが、該揺動アーム8はヒータ装置9における
折曲部を揺動仮想点aとして図3〜図6のように旋回運
動を行う。
【0023】すなわち、ヒータ装置9は折曲部を支点と
した揺動運動を行うので、該折曲部が被施術者Aの耳よ
り僅かに上方に位置するようにセットすることにより、
被施術者Aの頭部全体をヒータ装置9のシーズヒータ9
cよりの遠赤外線は、キャップ23を介して被施術者の
頭部に対して均一に照射されるので、毛髪のダメージを
防ぎながら促進を図ることができるものである。また、
揺動アーム8の揺動において1回転することのない揺動
運動であることから、カールコード10が捻じれること
がないので、回転給電器を必要としないものである。
【0024】なお、前記モータ3への通電と同時に揺動
アーム8に内蔵した温風送風機8cにも通電されている
ので、揺動アーム8の揺動に毛髪処理促進と同時に温風
による、後頭部の頭髪の乾燥も同時に行えるものであ
る。なお、前記温風送風機8cは必ずしも必要ではな
い。
【0025】前記した実施の形態にあっては、旋回アー
ム6の回転力によって揺動アーム8を駆動するための回
転手段として、固定歯車4a、中間歯車7および出力歯
車8aによって行う場合を示したが、図5に示すように
固定歯車4aに代えてタイミングベルトやチェーン等の
滑りのないベルト11と噛合するプーリ4dとし、ま
た、出力歯車8aに代えて前記ベルト11と噛合する歯
車プーリとすることによって、前記したと同様な作用が
得られるものである。
【0026】あるいは、他の回転手段として図6に示す
ように、固定歯車4aおよび出力歯車8aを傘歯車4
e,8fとし、揺動アーム8に軸受けされた両端に傘歯
車12a,12bを有するシャフト12とし、該傘歯車
12a,12bを前記傘歯車4e,8fと噛合させるよ
うにしたものであっも、前記したと同様な作用が得られ
るものである。
【0027】次に、第2の実施の形態を図6〜図8と共
に説明する。なお、前記した実施の形態と同一符号は同
一部分を示し説明は省略する。本実施の形態にあって
は、起立杆1に固定された前面が開放した湾曲状のハウ
ジング2は幅広に形成され、該ハウジング2内の両側に
は一対のR状ガイドレール13が取付けられている。
【0028】また、前記ハウジング2内の上方にはモー
タ14が固定され、該モータ14によって回転する駆動
歯車14aが減速機を介してハウジング2の開口面側に
望んで取付けられている。また、ハウジング2内の下方
には第2のモータ15が固定され、リンク機構16を介
してハウジング2内に揺動可能に取付けられたネープ用
遠赤外線装置17と連結されている。
【0029】前記ネープ用遠赤外線装置17は被施術者
Aの襟足部分に対して遠赤外線を照射するもので、シー
ズヒータ17aと反射板17bおよびモータ17cによ
って回転するファンとから構成されている。そして、第
2のモータ15が回転されると、リンク機構16を介し
てネープ用遠赤外線装置17は上下方向に揺動するもの
である。
【0030】18は側面形状が略三角形で、正面形状が
半円形のフードにして、三角形状の底面部18aは前記
ハウジング2の湾曲形状と一致した湾曲形状に形成さ
れ、前記底面部18aには前記駆動歯車14aと噛合す
るラック18bが全長にわたって形成され、また、底面
部18aの下端には前記R状ガイドレール13にガイド
される一対のガイドローラ18cが形成されている。さ
らに、R状ガイドレール13の両端部にはリミットスイ
ッチ(図示せず)が取付けられている。
【0031】24はフード18の底面部18aにおける
略中央部に取付けられた霧発生装置にして、該フード1
8から着脱自在に取り出せる水タンク24aと、該水タ
ンク24aから供給される水を霧状にして噴霧する噴霧
装置24bとから構成されている。なお、噴霧装置24
bは前記した第1の実施の形態における霧発生装置と同
様に超音波振動子と補助ヒータとから構成したものであ
ってもよく、また、ヒータのみで霧を発生するようにし
たものであってもよい。
【0032】このように構成されたフード18は、図5
の状態においてモータ14を回転して駆動駆動歯車14
aを回転させると、該駆動歯車14aに噛合されている
ラック18bが移動することから、フード18はR状ガ
イドレール13にガイドローラ18cがガイドされた状
態で図11に示すように上方に移動する。そして、フー
ド18が上端に達すると上端のリミットスイッチによっ
てモータ14への通電が遮断されるので、上端位置にお
いて図示しないタイマー時間(例えば1〜3秒)だけ停
止する。
【0033】前記タイマー時間が経過するとモータ14
に逆方向の電流が供給され、該モータ14は逆転するの
で、フード18は下方に移動を開始し下端まで達する
と、下端のリミットスイッチによってモータ14への通
電が遮断され、フード18は下端位置(図6の位置)に
おいてタイマー時間だけ停止し、再び、前記した上方へ
の移動を開始するものである。
【0034】前記フード18の底面部18aの上下の一
端から他端に向かって湾曲した一対の反射板19が取付
けられ、かつ、該一対の反射板19は中心部において近
接した状態になっている。そして、各反射板19の反射
面には該反射板19に沿って遠赤外線を放射する湾曲し
たシーズヒータ20が取付けられている。また、前記反
射板19の後面の一端には送風機21が取付けられ、該
送風機21からの風は反射板19の反射面に沿って、か
つ、前方に向かって送風されるように構成されている。
【0035】次に、前記した構成に基づいて動作を説明
するに、パーマ、カラーの施術を行った後に毛髪処理を
促進するための動作を説明する。先ず、フード18が図
6に示す位置にある状態において、被施術者Aの頭部が
フード18の先端に位置するように着座させ、霧発生装
置24に電源を供給して発生した霧を被施術者の頭部に
噴霧する。
【0036】この状態において、モータ14,15、送
風機21のモータに通電すると共にシーズヒータ17
a,20に通電すると、フード18は反射板19の中心
部bを回転仮想点aを支点として上下方向に円弧往復移
動する。この時、フード18に取付けられている霧発生
装置23よりの霧はフード18の移動に伴って被施術者
の後頭部から前頭部にわたって噴霧されるので、毛髪の
ダメージを防止することができる。
【0037】そして、シーズヒータ20よりの遠赤外線
は被施術者Aの頭部全体に照射されるので、毛髪全体の
処理促進が良好に行われると共にフード18に取付けら
れている霧発生装置23よりの霧はフード18の移動に
伴って被施術者の後頭部から前頭部にわたって噴霧され
るので、毛髪のダメージを防止することができる。
【0038】また、送風機21よりの風が前記シーズヒ
ータ20よりの熱を温風として頭髪に吹きつけることに
より、毛髪の乾燥もより迅速に行われる。また、ネープ
用遠赤外線装置17よりの温風は前記フード20よりの
温風とは関係なく揺動しながら被施術者Aの後頭部に吹
きつけられるので、乾燥し難いネック部分の乾燥もより
迅速に行わせることができるものである。
【0039】次に、第3の実施の形態を図9と共に説明
する。この実施の形態は、前記した第1の実施の形態に
おける霧発生装置21およびキャップの構造は全く同じ
で、遠赤外線を放射するためのヒータの形状と、該ヒー
タを駆動する構造が異なるので、以下、この異なる点に
ついてのみ説明する。なお、第1の実施の形態と同一符
号は同一部分を示し説明は省略する。
【0040】本実施の形態にあっては、軸受け管4に軸
受けされた駆動軸5の先端には半円弧状の反射板25が
取付けられ、この反射板25に同じく半円弧状の遠赤外
線を放射するシーズヒータ等のヒータ26が取付けられ
ているものである。従って、モータ3に通電すると半円
弧状のヒータ26は円運動することとなる。
【0041】次に、前記した構成に基づいて動作を説明
するに、パーマ、カラーの施術を行った後に毛髪処理を
促進するための動作を説明する。先ず、被施術者の頭部
が反射板25に沿わせた位置に着座させると共にキャッ
プ22を頭部に被せ、霧発生装置21よりの霧をキャン
プ22内に供給すると共に、モータ3に通電してヒータ
26を回転させることにより、該ヒータ26よりの遠赤
外線はキャップ22を透過して毛髪に照射される。従っ
て、前記した第1の実施の形態と同様に、霧によって毛
髪のダメージを防ぎながら、遠赤外線による毛髪の処理
促進を行えるものである。
【0042】
【発明の効果】本発明は前記したように、リング状ある
いは半円状のヒータから放射される遠赤外線を、着座し
た被施術者の頭部に対して揺動あるいは旋回させて頭髪
に対して均一に照射すると共に、前記ヒータを駆動する
ための機構が取付けられたハウジングに霧発生装置を一
体的に取付け、かつ、被施術者の頭部に被せる遠赤外線
を透過すると共に柔軟な材料によるキャップに前記霧発
生装置から霧を供給するようにしたので、頭髪全体に対
して遠赤外線を照射しながら頭髪に対して適度な湿度を
与えて毛髪処理を促進することができ、従って、頭髪に
ダメージを与えることなく処理の促進が行えることがで
きる。
【0043】また、リング状のヒータが円弧移動しなが
ら上下動して遠赤外線を着座した被施術者の頭部に均一
に照射すると共に、前記ヒータを駆動するための機構が
取付けられたハウジングに霧発生装置を一体的に取付
け、該霧発生装置から霧を直接頭髪に噴霧するようにし
たので、頭髪全体に対して遠赤外線を照射しながら頭髪
に対して適度な湿度を与えて毛髪処理を促進することが
でき、従って、頭髪にダメージを与えることなく処理の
促進が行えることができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る毛髪処理促進装置の一実施の形態
を示す待機状態の側面図である。
【図2】図1の待機状態から90度移動した状態の側面
図である。
【図3】図1の待機状態から180度移動した状態の側
面図である。
【図4】図1における回転手段の他の実施の形態を示す
側面図である。
【図5】さらに、回転手段の他の実施の形態を示す側面
図である。
【図6】第2の実施の形態を示す待機状態の側面図であ
る。
【図7】同上の平面図である。
【図8】最上端まで移動した状態の側面図である。
【図9】第3の実施の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 ハウジング 3 モータ 6 旋回アーム 8 揺動アーム 8c 送風機 9 ヒータ装置 9a 反射板 9b シータ 13 ガイドレール 14 モータ 15 ネープ用遠赤外線装置 18 フード 19 反射板 20 ヒータ 21 送風機 22,24 霧発生装置 22f パイプ 23 キャップ 25 反射板 26 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀尾 知史 大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1 号 タカラベルモント株式会社内 (72)発明者 山根 弘二 大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1 号 タカラベルモント株式会社内 (72)発明者 伊藤 啓二 大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1 号 タカラベルモント株式会社内 (72)発明者 三井 浩則 大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番1 号 タカラベルモント株式会社内 Fターム(参考) 3B040 AD07 DA01 DC02 DC03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に収容されたモータの回転
    によって旋回する旋回アームと、該旋回アームの回転力
    を利用して回転手段を介して回転する揺動アームと、該
    揺動アームの先端に取付けられたリング形状で、かつ、
    中間部において略120度に折曲され遠赤外線を放射す
    るヒータ装置と、前記ハウジングの下部に一体的に取付
    けられた霧発生装置と、該霧発生装置で発生した霧を通
    過させるパイプと、該パイプに接続され被施術者の頭部
    に被せられる遠赤外線を透過させる材料の柔軟性のある
    キャップとを具備し、前記ヒータ装置の前記折曲部が着
    座した被施術者の側頭部の略中央位置を仮想点として揺
    動させながら前記キャップを介して頭髪に対して均一に
    遠赤外線を照射するようにしたことを特徴とする毛髪処
    理促進装置。
  2. 【請求項2】 前記回転手段が、旋回アームを回転させ
    る駆動軸を軸支する前記ハウジングに固定された軸受け
    管の歯車と、該歯車と噛合される前記旋回アームに軸支
    された歯車と、該歯車と噛合される前記揺動アームと一
    体的に形成された歯車とで構成したことを特徴とする請
    求項1記載の毛髪処理促進装置。
  3. 【請求項3】 前記回転手段が、旋回アームを回転させ
    る駆動軸を軸支する前記ハウジングに固定された軸受け
    管のプーリと、前記揺動アームと一体的に形成されたプ
    ーリとの間にタイミングベルトやチェーン等のベルトを
    巻回した構成としたことを特徴とする請求項1記載の毛
    髪処理促進装置。
  4. 【請求項4】 前記回転手段が、旋回アームを回転させ
    る駆動軸を軸支する前記ハウジングに固定された軸受け
    管の歯車と、前記揺動アームと一体的に形成された歯車
    と、該2つの歯車と噛合する歯車を両端に有するシャフ
    トとで構成したことを特徴とする請求項1記載の毛髪処
    理促進装置。
  5. 【請求項5】 ハウジング内に形成されたガイドレール
    と、該ガイドレールにガイドされ、かつ、前記ハウジン
    グ内に収容されたモータの回転によって円弧往復移動を
    行うフードと、該フードに両端に一端が取付けられ、か
    つ、他端が近接した状態で一体化され、さらに、それぞ
    れが半円状に形成された反射板と、該反射板の反射面に
    取付けられた遠赤外線を放射するヒータと、前記フード
    内に取付けられ、前方に向かって霧を噴霧する霧発生装
    置とを具備し、前記反射板の他端側が着座した被施術者
    の側頭部の略中央位置を仮想点として円弧運動させなが
    ら前記霧発生装置から頭部に霧を噴霧し遠赤外線を頭部
    に均一に照射するようにしたことを特徴とする毛髪処理
    促進装置。
  6. 【請求項6】 ハウジング内に収容されたモータの回転
    によって旋回する遠赤外線を放射する半円弧状のヒータ
    と、前記ハウジングの下部に一体的に取付けられた霧発
    生装置と、該霧発生装置で発生した霧を通過させるパイ
    プと、該パイプに接続され被施術者の頭部に被せられる
    遠赤外線を透過させる材料の柔軟性のあるキャップとを
    具備し、前記ヒータの湾曲に沿って被施術者の頭部を位
    置させて前記キャップを介して頭髪に対して均一に遠赤
    外線を照射するようにしたことを特徴とする毛髪処理促
    進装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100421175B1 (ko) * 2001-01-09 2004-03-02 (주)오오히로 코리아 동심역회전 감속기를 갖는 두발 가열장치
US6724984B2 (en) * 2001-12-05 2004-04-20 Takara Belmont Corporation Hair treatment promoting apparatus with rotatable reflector

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KR100421175B1 (ko) * 2001-01-09 2004-03-02 (주)오오히로 코리아 동심역회전 감속기를 갖는 두발 가열장치
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