JPH0233683Y2 - - Google Patents

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JPH0233683Y2
JPH0233683Y2 JP1983168359U JP16835983U JPH0233683Y2 JP H0233683 Y2 JPH0233683 Y2 JP H0233683Y2 JP 1983168359 U JP1983168359 U JP 1983168359U JP 16835983 U JP16835983 U JP 16835983U JP H0233683 Y2 JPH0233683 Y2 JP H0233683Y2
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heat
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hair
heat dissipation
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JP1983168359U
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、頭髪のパーマネント、染色等の加
工、洗髪後の乾燥、ウエーブ化等の毛髪処理に際
し、頭髪の加熱、乾燥を促進するため、赤外線を
頭髪に向つて照射する毛髪処理促進装置の改良に
関するものである。
従来のこの種の毛髪処理促進装置においては、
石英ガラスの細長管に通電して、これより赤外線
を放出させる放熱体を備えていたが、この放熱体
からの輻射熱が皮膚に当ると皮膚を熱くし、特に
耳は熱源たる放熱体に近いため耳を頭髪が覆わな
い髪形の場合は耳の熱さがひどくなり、苦痛であ
つた。
本考案は、基枠内の送風機で起した風を、基枠
の左右両側に設けた開口部から耳方向に向つて送
風し、耳を冷やして苦痛を柔らげると共に、その
風によつて左右両側の髪の乾燥を一層促進するこ
とを目的とするものである。
以下、本考案の実施の一例を図面について説明
する。
台車1を先端に取付けた数本の脚2を中心部に
直立した主管3の上端のナツト4を緩めれば上下
に移動でき、ナツト4を締めればその高さに固定
できる主柱5の上端に基枠6を取り付ける。な
お、基枠6は天井からの垂下式あるいは壁面取付
式の何れであつても良い。
この基枠6内には送風機7と、この送風機7を
回転させるモータ8、及び送風機7からの送風を
案内する送風管9が収容されて居り、送風管9の
先端は、基枠6の左右両側から延長されたヒンジ
体10の前面に設けたルーバー11に開口してい
る。なお、ルーバー11は後述する放熱ユニツト
29の下方または上方に設けても良い。
基枠6の上面には内カバー12a、外カバー1
2bで構成される略逆L字形の支枠12を取付
け、この支枠12の上方前端部分、及び屈曲部分
に、内側に向つて直線形状の放熱ユニツト13,
14を取付け、且つ前端の放射ユニツト13と屈
曲部分の放熱ユニツト14との間、及び放熱ユニ
ツト14の下方には内カバー12a、外カバー1
2bを貫通する窓孔15,16を設け、更に放熱
ユニツト13,14の背面部分の外カバー12b
には放熱孔17を、内カバー12aの窓孔16の
下方にも放熱孔18を設ける。
放熱ユニツト13,14は石英ガラス管内に電
熱線を収容し、この電熱線を通電して発熱させる
ことにより石英ガラス管から赤外線、遠赤外線を
放出する直線形状の放熱体20、該放熱体20よ
り放熱された赤外線、遠赤外線を平行光線となる
ように反射する放物線に近似した断面を有する反
射鏡21、及び放熱体20、反射鏡21を保護
し、反射鏡21の汚損、及び放熱体20に皮膚が
接して火傷するのを防止する金網22で構成され
ている。
上方の窓孔15の一辺には、放熱体20に通電
される時に、同時に通電されて発光し、放熱体2
0が発熱中であることを示表する電球を収容した
表示ランプ体35を設置する。
内カバー12aの窓孔16より下方には凹部1
2cが形成され、この凹部12cには先端に温度
を感知し放熱体20への電流を制御する温度セン
サ23を取付けた可動アーム24の基端が回動自
在に枢着され、該可動アーム24は凹部12cに
収納されるように折畳まれ、又内カバー12aの
中心の延長上に温度センサ23が位置するような
位置まで突出されるように回動できるようにして
ある。そして、可動アーム24を前方に突出させ
て温度センサ23を後頭部に近接させると、全部
の放熱体20から頭までの距離が均一になるよう
になる。
基枠6の下端左右両側に形成されたヒンジ体1
0はヒンジ管25(第4図)によつて水平方向に
回動自在とした連結アーム26を取付け、この連
結アーム26には回動連結部26aによつて、長
手方向の中心線を中心として回動できるようにア
ーム27を取付ける。
このアーム27には前記放熱体20、反射鏡2
1、金網22で構成される直線形状の放熱ユニツ
ト28が取付けられ、回動連結部26aによる回
動で、赤外線を放出する角度が上下に可変できる
ようになつている。
基枠6の下部前面にも前記放熱体20、反射鏡
21、金網22で構成される直線形状の放熱ユニ
ツト29が、放出する赤外線の角度を上下に変化
できるように取付けられている。
基枠6の上面を覆う外カバー12bの一側には
ヒンジ部12dを突設し、コントロール用のスイ
ツチ30を多数設置し、且つこのスイツチ30の
操作によつて放熱体20に流れる電流の時間等を
コントロールする回路31を収容したコントロー
ルユニツト32の一側をヒンジ部12dに回動自
在に枢着し、コントロールユニツト32を基枠6
の上方に位置させて、スイツチ30を背面側から
操作し、或いはこれを回動して基枠6の側方位置
に移動して側面側からスイツチ30を操作できる
ようにしたものである。
回路31から放熱体20に至る電線33は、ヒ
ンジ部12d、ヒンジ体10のヒンジ管25、連
結アーム26の内部を通つてアーム27の放熱ユ
ニツト28に、ヒンジ部12dを通つて放射ユニ
ツト13,14,29及びモータ8に、更に温度
センサ23からの電線は、ヒンジ部12dを通つ
て回路31に至り、外部に露出することはない。
この毛髪処理促進装置は叙上のような構成であ
るから台車1と脚2によつて任意の位置に移動
し、ナツト4を緩めて客の頭の高さに合せて調節
した後、ナツト4を締めてその高さに固定するこ
とができる。
又、左右アーム27は、連結アーム26が、ヒ
ンジ体10のヒンジ管25から回動できるので、
不使用時には左右のアーム27の間隔を狭める位
置に回動すれば、その大きさを減少できるので場
所を取らず、施術者の活動に支障を来すことがな
い。
そして、使用に際しては左右のアーム27を開
いた後に、客の頭の高さに合せて全体の高さを調
節し、次に可動アーム24を前方に回動した後に
窓孔16からどきなががら客の後頭部を温度セン
サ23に近接する位置セツトすることによつて全
部の放熱体20から平均して赤外線を受光する最
適位置とすることができる。
更に、パーマネントウエーブ、洗髪の乾燥、染
色等のモードの種類、使用コールド液の強弱、毛
髪の状態、即ち太細、傷み具合、吸水性等によつ
て第7図のスイツチ30を選択して押し、表示灯
34でこれを確認する。
このスイツチ30の選択操作によつて放熱体2
0に電流が流れ、前記スイツチ30の操作による
プログラムに従つて通電時間等がコントロールさ
れ放熱体20の放出する赤外線が毛髪を照射し
て、その加熱、乾燥を行うものであるが、その温
度は可動アーム24の先端の温度センサ23が感
知し、所定温度以上になると回路31を作用して
放熱体20への電流を遮断し、毛髪の過熱による
損傷を防止するものである。
そして暖められた空気は支枠12の窓孔15,
16から上方に流通することができて、毛髪乾燥
で発生する蒸気の排気が行なわれ、又、放射孔1
7,18を通る空気流によつて放熱体20の周辺
の冷却を計り、更に送風機7はモータ8への通電
によつて送風を開始し、送風管9を通つてルーバ
ー11から耳付近へ向つて送風し、耳を露出した
髪形の場合に、赤外線によつて加熱された耳を冷
却し、不快な気分を柔らげると共に、側髪の乾燥
の一助となる。
放熱体20への通電と同時に、最も目立ち易い
支枠12の窓孔15の一側に設置された表示ラン
プ35にも電流が流れ、点灯して放熱体20へ通
電中であることを表示し、放熱体20が主として
不可視光線である遠赤外線を放出している場合の
ように通電中であることが判別し難いような場合
は特に、放熱体20触つて火傷を負つたり、不使
用時の無駄な点灯等を未然に防止することができ
る。
更に、長髪の髪形の場合には、垂下している髪
の長さが長いから、放熱ユニツト28,29を下
向として下方に向つて赤外線を照射させ、垂下し
ている髪を長さ対応させることができる。
又、頭の左右両側方に設置された放熱ユニツト
28は、その前端が上に位置するよう、傾斜して
設置されているため、髪の生え際に沿つて放熱体
20が位置し顔面に照射される赤外線の量が水平
設置形に比して少量となり、顔面を熱くしたり、
赤外線で目を疲労させる等の不快感を減少するこ
とができるものである。
なお、前記した実施例にあつては、支枠12を
板状としたものを開示したが、この支枠12は基
枠6の上面左右に一対のパイプ状の棒材となし、
この棒状に放熱ユニツト13,14を取付けるよ
うにしても良い。
本考案は叙上のように、基枠、アームに設置し
た放熱体に通電することにより放熱体を加熱して
赤外線を放出させ、これを頭髪に向つて照射して
頭髪の加熱、乾燥を行うものであるが、耳を覆わ
ない髪形の場合は、放熱体からの赤外線、特に側
方のアームの放熱体からの赤外線が耳に当り、耳
を熱くするという不快感があつたのを耳部に風を
当てることによつて耳部を冷却し、その不快感を
除去するものである。
即ち、基枠内の送風機で発生した風は、基枠の
左右両側に設けた開口部から耳に向つて吹き出
し、耳部付近に当つてこれを冷やすものであり、
同時に側頭方において赤外線による加熱で頭髪を
乾燥させたために発生した蒸気を吹き飛ばし、周
囲の湿度を低化させると共に、通風による毛髪内
部への空気の流通によつて毛髪の乾燥を促進する
ことができるものである。
従つて、乾燥時間が短縮されるので、毛髪促進
灯の照射時間を短かくすることができ、耳の冷却
と相俟つて被術者の苦痛を減少でき、しかも、送
風機は1台が基枠の下方背面内に内蔵され、この
送風機よりの送風は基枠の下方前面左右に配置さ
れた2つの送風開口から放出されるので、送風の
ための装置のコストが非常に安価となる等の効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示すもので、第1
図は正面からの斜面図、第2図は背面からの斜面
図、第3図は分解状態の斜面図、第4図は基枠と
ヒンジ体と連結アームの螺着部の断面図、第5図
は要部の縦断面図、第6図は放熱ユニツトの断面
図、第7図はコントロールユニツトの平面図であ
る。 6……基枠、7……送風機、8……モータ、9
……送風管、11……ルーバー、12……支枠、
13,14,28,29……放熱ユニツト、20
……放熱体、21……反射鏡。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 後頭部に位置し、該後頭部に向かつて熱を放射
    する直線状放熱ユニツトが取付けられた基枠と、
    該基枠の上方に設けられ後頭部から前頭部にかけ
    て位置し、前頭部から後頭部に向かつて熱を放射
    する直線状放熱ユニツトが取付けられた支枠と、
    前記基枠の左右両側から側頭に位置し前上方に向
    かつて展開し、側頭に向かつて熱を放射する直線
    状放熱ユニツトが取付けられた左右のアームと、
    前記基枠の下方内部に送風機が収納されると共に
    基枠の下方前面左右に設けられ前記送風機からの
    送風を分離して放出する送風開口と、 を具備し、放熱ユニツトによつて毛髪処理促進を
    行つている状態において、前記送風開口より耳部
    に向かつて送風するようにしたことを特徴とする
    毛髪処理促進装置。
JP16835983U 1983-11-01 1983-11-01 毛髪促進装置 Granted JPS6077509U (ja)

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JP16835983U JPS6077509U (ja) 1983-11-01 1983-11-01 毛髪促進装置

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JP16835983U JPS6077509U (ja) 1983-11-01 1983-11-01 毛髪促進装置

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JPS6077509U JPS6077509U (ja) 1985-05-30
JPH0233683Y2 true JPH0233683Y2 (ja) 1990-09-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855703B2 (ja) * 1976-11-24 1983-12-10 ケイディディ株式会社 自動予等化方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5855703B2 (ja) * 1976-11-24 1983-12-10 ケイディディ株式会社 自動予等化方式

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