JP2000152122A - デジタル放送受信機 - Google Patents

デジタル放送受信機

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JP2000152122A
JP2000152122A JP10327866A JP32786698A JP2000152122A JP 2000152122 A JP2000152122 A JP 2000152122A JP 10327866 A JP10327866 A JP 10327866A JP 32786698 A JP32786698 A JP 32786698A JP 2000152122 A JP2000152122 A JP 2000152122A
Authority
JP
Japan
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video
format
signal
switching
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP10327866A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Sawada
繁 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信する放送があるフォーマットから他の異
なったフォーマットに変化した場合の不安定期間でも、
画像の動きがある表示画面が得られてユーザーに違和感
を与えず、しかも回路規模が小さく、コスト的に有利な
デジタル放送受信機を提供する。 【解決手段】 ビデオデコーダ2が新しいフォーマット
の放送を正常にデコードするまでの間の不安定期間で
は、切り替え前の最終シーンをフリーズして、次に、
及びに示す如く、グラフィックス回路7によって、
例えば映像のコントラストを徐々に小さくして表示し続
ける。そして、ビデオデコーダ2から切り替え後の映像
信号が出始めると、に示す如く、切り替え後の映像が
表示され始める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送受信
機に係わり、特に複数のフォーマットの放送を受信する
に適したデジタル放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルTV放送では、1080I,720p,480
p,480Iなどのフレーム構造が異なる種々のフォーマット
の放送が時系列的に不特定に送信される。デジタル放送
受信機は新規に放送を受信する場合、放送のフォーマッ
トに応じて、完全な動画をデコード、出力するまでに数
秒間程度の時間を要するのが一般的である。従って、デ
ジタル放送受信機が受信するプログラムが、ある特定の
フォーマットから他の異なったフォーマットに変化した
場合、数秒間の不安定期間が生じてしまう。これはMPEG
2フォーマットなどでエンコードされたビデオ信号をデ
コードする場合、数秒間程度の時間の情報を得てデコー
ドするからである。
【0003】この受信機側の不安定期間を目立たなくす
る手段として、不安定期間をブランキングしたり(画面
を真っ黒などにする)、切り替え前の映像をフリーズし
て不安定期間ディスプレィに映出し(静止画表示)、新規
のフォーマットによる放送のデコードが正常に行われる
までその状態を保持し、その後、新規放送に切り替える
という方法が一般的であった。これら従来の方法によ
り、切り替え時の不安定状態をディスプレィに表示する
ことなく、一見安定な切り替えを実現することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
方法では、画像の動きがないスタテックな状態(フリー
ズまたはブランク)が一定して数秒間続き、ユーザにと
って切り替え時間が非常に長く感じられるという欠点が
有った。さらに、ユーザは故障でフリーズ又はブランク
になったのか見分けがつかず、ユーザに不安感を抱かせ
るという欠点も有った。又、別の従来例として、上記フ
リーズした切り替え前の静止映像を、不安定期間サイズ
を変化させてフェードアウトして表示するという方法も
有った。
【0005】図3は従来例のデジタル放送受信機の構成
を示すブロック図である。図3において、フロントエン
ド1は、変調されて伝送されたデジタル放送波を、TS
(トランスポート)信号に復調して、ビデオデコーダ2へ
供給している。ビデオデコーダ2は、受信した信号のフ
ォーマットに応じたデコード処理をして映像信号をを得
て、ズーム回路3へ供給している。ズーム回路3は、各
種フォーマットの入力映像の水平、垂直サイズを自由に
変化させる機能を持ち、画像の大きさを変化させ(拡大
や縮小等)、その出力信号をグラフィックス回路4へ供
給している。
【0006】グラフィックス回路4は、映像信号のコン
トラスト、輝度、色の濃さ及び色相等の映像特性値を任
意に変化させた(調整した)映像信号を得て、ディスプレ
イ部5へ供給し、映像が表示される。なお、制御部6
は、CPU等を含んで構成され、各ブロックを制御して
いる。受信する放送が、ある特定のフォーマットから他
の異なったフォーマットに変化した場合には、制御部6
は、ビデオデコーダ2からのデコード出力の欠如を検出
し、各部を制御することにより、以下に説明するような
表示画面の変化を行うことにより、ユーザーに違和感を
与えないようにしている。
【0007】図4は従来例の表示画面の変化を示す図で
ある。図4において、に示す表示画面は、切り替え前
の最終シーンである。次に、ビデオデコーダ2が新しい
フォーマットの放送を正常にデコードするまでの間の不
安定期間では、及びに示す如く、最終シーンをフリ
ーズ(静止画と)して、右上方向に向かって映像の大きさ
を、ズーム回路3によって徐々に小さくして表示し続け
る。そして、ビデオデコーダ2から切り替え後の映像信
号が出始めると、に示す如く、縮小された(サイズフ
ェードアウトした)前の映像に、切り替え後の映像が合
成されて表示される。その後、図示してないが、切り替
え後の映像のみの表示となる。
【0008】つまり、静止画像のサイズを徐々に縮小し
てフェードアウトを行い、その途中から新画像のフェー
ドインを行う。しかし、図3に示す従来のデジタル放送
受信機は、高速なズーム回路が必要であり、回路規模が
増大し、コストアップになるという欠点があった。本発
明は、前記課題を解決するためになされたものであり、
受信する放送がある特定のフォーマットから他の異なっ
たフォーマットに変化した場合や、チャンネル切り替え
の場合の不安定期間でも、画像の動きがある表示画面が
得られてユーザーに違和感を与えず、しかも回路規模が
小さく、コスト的に有利なデジタル放送受信機を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、変調されて伝送されたデジタル放送波をTS信号
に復調するフロントエンドと、前記フロントエンドの出
力信号を入力し、受信した信号のフォーマットに応じた
デコード処理をした映像信号を得るビデオデコーダと、
前記映像信号のコントラスト、輝度、色の濃さ及び色相
等の複数個の映像特性値を任意に変化させた映像出力信
号を得るグラフィックス回路と、受信する放送が、ある
特定のフォーマットから他の異なったフォーマットに変
化した場合や、チャンネル切り替えの場合に、前記ビデ
オデコーダからのデコード出力の欠如を検出し、前記ビ
デオデコーダが切り替え後の放送を正常にデコードする
までの間の不安定期間において、前記グラフィックス回
路を制御して、その切り替え前の最終シーンの映像出力
信号の前記複数個の映像特性値を単独あるいは複数個組
み合わせて徐々に変化させた映像を得るようにする制御
部とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信機を提
供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明のデジタル放送受信
機の構成を示すブロック図である。図1において、フロ
ントエンド1は、変調されて伝送されたデジタル放送波
を、TS(トランスポート)信号に復調して、ビデオデコ
ーダ2へ供給している。ビデオデコーダ2は、受信した
信号のフォーマットに応じたデコード処理をして出力信
号をを得て、グラフィックス回路7へ供給している。
【0011】グラフィックス回路7は、映像信号のコン
トラスト、輝度、色の濃さ及び色相等の映像特性値を任
意に変化させた(調整した)映像信号を得て、ディスプレ
イ部5へ供給し、映像が表示される。なお、制御部8
は、CPU等を含んで構成され、放送受信機内の各ブロ
ックを制御すると共に、下記説明の制御動作も行ってい
る。受信する放送が、ある特定のフォーマットから他の
異なったフォーマットに変化した場合には、制御部8
は、ビデオデコーダ2からのデコード出力の欠如を検出
し、各部を制御することにより、以下に説明するような
表示画面の変化を行うことにより、ユーザーに違和感を
与えないようにしている。
【0012】図2は本発明の表示画面の変化を示す図で
ある。図2において、に示す表示画面は、切り替え前
の最終シーンである。次に、ビデオデコーダ2が新しい
フォーマットの放送を正常にデコードするまでの間の不
安定期間では、及びに示す如く、最終シーンをフリ
ーズ(静止画と)して、グラフィックス回路7によって、
例えば映像のコントラストを徐々に小さくして表示し続
ける。そして、ビデオデコーダ2から切り替え後の映像
信号が出始めると、に示す如く、切り替え後の映像が
表示され始める。つまり、静止画像のコントラストを徐
々に下げてフェー ドアウトを行う。切り替え後の映
像は、フェードインで出しても良い。
【0013】以上の説明では、グラフィックス回路7に
よって、映像のコントラストを徐々に小さくして表示す
る様にしたが、下記に説明する如く、他の映像特性値を
変化させても良いことは勿論である。例えば、輝度、色
の濃さ及び色相等の映像特性値を変化させても良く、ビ
ット粗さ(ソラリゼーション)や、モザイク的な変化をさ
せても良い。
【0014】さらに、デジタル放送受信機は一般的に、
ビデオデコーダ2の出力映像をディスプレィ5に映出す
る場合、グラフィックス回路7によって、静止映像の透
明性(Transparency)をコントロールすることができるの
で、この映像の透明性を変化させても良い。さらに、コ
ントラスト、輝度、色の濃さ、色相、透明性、ビット粗
さ(量子化ビット数、ソラリゼーション)、モザイク的変
化、フェードイン等の映像特性値を複数個組み合わせて
変化させても良い。これらは全て、グラフィックス回路
7によって、処理が可能である。
【0015】本発明は、異なったフォーマットに放送が
切り替わる場合に、ユーザーの待ち時間の長さを感覚的
に緩和するものであるが、チャンネル切り替えの場合の
待ち時間に対しても同一の効果が得られ、有効である。
本発明のデジタル放送受信機は、不安定期間におけるデ
ィスプレイの表示に動的な要素を加えることにより、欠
点を無くしている。又、その画面表示は、単なるエラー
によってフリーズする場合と動作が異なるので、放送の
フォーマット切り替えがこれから発生するというサイン
にもなり、ユーザの不安感を取り除き、かつ分かり易
い。
【0016】
【発明の効果】本発明のデジタル放送受信機は、受信す
る放送がある特定のフォーマットから他の異なったフォ
ーマットに変化した場合や、チャンネル切り替えの場合
の不安定期間でも、画像の動きがある表示画面が得られ
てユーザーに違和感を与えず、しかも回路規模が小さ
く、コスト的に有利であるという極めて優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル放送受信機の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の表示画面の変化を示す図である。
【図3】従来例のデジタル放送受信機の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】従来例の表示画面の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 フロントエンド 2 ビデオデコーダ 3 ズーム回路 4,7 グラフィックス回路 5 ディスプレイ部 6,8 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変調されて伝送されたデジタル放送波をT
    S信号に復調するフロントエンドと、 前記フロントエンドの出力信号を入力し、受信した信号
    のフォーマットに応じたデコード処理をした映像信号を
    得るビデオデコーダと、 前記映像信号のコントラスト、輝度、色の濃さ及び色相
    等の複数個の映像特性値を任意に変化させた映像出力信
    号を得るグラフィックス回路と、 受信する放送が、ある特定のフォーマットから他の異な
    ったフォーマットに変化した場合や、チャンネル切り替
    えの場合に、前記ビデオデコーダからのデコード出力の
    欠如を検出し、前記ビデオデコーダが切り替え後の放送
    を正常にデコードするまでの間の不安定期間において、
    前記グラフィックス回路を制御して、その切り替え前の
    最終シーンの映像出力信号の前記複数個の映像特性値を
    単独あるいは複数個組み合わせて徐々に変化させた映像
    を得るようにする制御部とを備えたことを特徴とするデ
    ジタル放送受信機。
JP10327866A 1998-11-18 1998-11-18 デジタル放送受信機 Pending JP2000152122A (ja)

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