JP2000150443A - 掃除用物体、掃除用物体の帯電装置、掃除用物体の運用方法および製造ラインの搬送装置 - Google Patents

掃除用物体、掃除用物体の帯電装置、掃除用物体の運用方法および製造ラインの搬送装置

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JP2000150443A
JP2000150443A JP31508798A JP31508798A JP2000150443A JP 2000150443 A JP2000150443 A JP 2000150443A JP 31508798 A JP31508798 A JP 31508798A JP 31508798 A JP31508798 A JP 31508798A JP 2000150443 A JP2000150443 A JP 2000150443A
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cleaning
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charging device
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English (en)
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Noriko Hirano
則子 平野
Naohiko Fujino
直彦 藤野
Takashi Masuda
尚 増田
Fumiaki Baba
文明 馬場
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造ラインを長期間使用した場合や突発的な
多量の微小異物が発生した場合、あるいは保管時におい
ても、製造過程にある製品に帯電した微小異物が付着す
るのを防止し得る、掃除用物体、掃除用物体の帯電装
置、掃除用物体の運用方法、および製造ラインの搬送装
置を提供する。 【解決手段】 帯電した微小異物が浮遊する気体中に存
在する製造過程の製品10と共存し、上記帯電した微小
異物が上記製品に付着するのを防止する掃除用物体2
1,22であって、正帯電及び負帯電の少なくとも一方
の帯電状態に強制的にでき、強制的に少なくとも一方の
帯電状態にさせることによって上記微小異物を静電吸着
する掃除用物体。製造過程の製品10が製造ラインの搬
送部で搬送され、この搬送される製品と共に掃除用物体
21,22を搬送する掃除用物体の運用方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、掃除用物体、掃
除用物体の帯電装置、掃除用物体の運用方法、および製
造ラインの搬送装置に関し、特に、製造過程の製品に帯
電した微小異物が付着するのを防止する技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の超LSIの製造は、数百工程を経
て行われ、その期間は数ヶ月を要する。このような長期
間におよぶ数多くの工程においては、各工程間で生じる
搬送、製品の放置、または、作業者の介在によって、半
導体デバイスおよび半導体製造ラインが各種の微小異物
により汚染される。これらの微小異物を極力減少させる
ことが従来からの重要な課題であり、半導体デバイスお
よび半導体製造ラインへの微小異物の付着を減少させる
ことによって、半導体デバイスの生産歩留りを向上さ
せ、プロセスの信頼性および再現性の改善が行われてき
た。
【0003】例えば、64MビットのDRAM(Dyn
amic Random Access Memor
y)の設計に求められている最小配線幅は、0.35μ
mとなっている。このような微細加工された配線におい
ては、最小配線幅の数分の1の大きさの微小異物による
汚染でさえ歩留りの低下を招く。そのため、これらの極
度に微小な異物が、半導体デバイスおよびその製造ライ
ンへ付着するのを防止する必要がある。この目的で、製
造工程全体をクリーンルーム内へ設置する、製造ライン
上に存在する微小異物を除去する、製造ラインから微小
異物が飛散するのを防止するなどの積極的な対策が進め
られている。
【0004】その対策の例として、ウェハやウェハを保
持するためのウェハカセット表面へ微小異物が静電吸着
するのを防ぐ方法がある。その方法の一例は、ウェハや
ウェハカセット表面に発生する帯電を抑制、または、除
去するためのイオナイザ等を製造ラインに設置する方法
である。また、他の一例は、有機プラスチックにカーボ
ンや導電性フィラを練り込んだ材質で構成された導電性
ウェハカセットを製造ラインで使用することにより、ウ
ェハカセットおよびウェハ表面の帯電を防止する方法で
ある。上記の帯電を抑制、除去するためのイオナイザに
ついては、例えば、特開平8−78500号公報に、導
電性カセットについては、例えば特開平8−25367
1号公報に詳細に記載されている。
【0005】上記のような背景の下、ウェハを搬送する
半導体製造ラインにおいて、表面固有抵抗値が109Ω
未満の、導電性を有するウェハカセットが多用されてい
る。この導電性カセットは、ウェハを搬送する半導体製
造ラインに滞留する微小異物を静電吸着しないため、ウ
ェハカセットやウェハ表面への微小異物の飛散および付
着を防止できる。
【0006】図11は、近年使用されているウェハカセ
ットの構成図の一例を示すものである。導電性ウェハカ
セット110は、その内壁にウェハ113を保持するた
めの溝111が設けられ、ウェハ113を保持できる形
状となっている。また、導電性ウェハカセット110
は、一の製造ラインと他の製造ラインとの間を移動する
ときに使用されるカセット搬送治具またはカセット搬送
装置により保持される支承部112を有している。
【0007】また、工程間や出荷前の保管時にウェハカ
セットやウェハ表面へ微小異物が付着するのを防止する
ために、例えば、待機時間が短い場合はウェハカセット
を一回り大きな透明アクリル性ケースに収納、密閉して
おり、待機時間が長い場合はシャッター扉付きの保管庫
に収納している。保管庫内の雰囲気は、通常、HEPA
(High Efficiency Particul
ate Air)フィルタやULPA(Ultra L
ow Penetration Air)フィルタを通
したCRエアーを流して清浄な雰囲気としており、さら
にケミカルフィルタが併用される場合もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、短期間であれば製造ラインに微小異物が多量には発
生しないため、表面固有抵抗値が109Ω未満である導
電性を有するウェハカセットを使用して、導電性ウェハ
カセット110が微小異物の静電吸着力を持たないこと
によって、搬送される導電性ウェハカセット110やウ
ェハ113の表面への微小異物の付着を防止することが
できていた。
【0009】しかしながら、製造ラインを長期間使用し
た場合、あるいは、突発的に多量の微小異物が発生した
場合のように、製造ライン上に滞留し続ける微小異物の
数が多くなると、例え表面固有抵抗値が109Ω未満で
ある導電性カセット110を用いても、製品であるウェ
ハ113の表面への微小異物の飛散、付着の防止に限界
が生じ、製品の高い歩留りの維持が困難であるという問
題があった。
【0010】また、工程間や出荷前の保管時において
も、上記のような一回り大きなケースや保管庫への収納
だけでは十分とはいえず、製品への微小異物の付着の防
止に限界があった。
【0011】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたものであり、その目的は、製造ラインを長
期間使用した場合や突発的に多量の微小異物が発生した
場合においても、あるいは、保管時においても、製造過
程にある製品に帯電した微小異物が付着するのを防止し
得る、掃除用物体、掃除用物体の帯電装置、掃除用物体
の運用方法、および製造ラインの搬送装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成によ
る掃除用物体は、帯電した微小異物が浮遊する気体中に
存在する製造過程の製品と共存し、上記帯電した微小異
物が上記製品に付着するのを防止する掃除用物体であっ
て、正帯電及び負帯電の少なくとも一方の帯電状態に強
制的にでき、強制的に少なくとも一方の帯電状態にさせ
ることによって上記微小異物を静電吸着するものであ
る。
【0013】本発明の第2の構成による掃除用物体は、
上記第1の構成において、2枚の対向する金属板または
半導体の板からなる電極が埋め込まれ、この電極間に高
電圧を印加する高電圧電源を備えたものである。
【0014】本発明の第3の構成による掃除用物体は、
上記第1または第2の構成において、製造過程の製品を
収納する保管庫であるものである。
【0015】本発明の第4の構成による掃除用物体の帯
電装置は、請求項1に記載の掃除用物体を対向する2枚
の金属板または半導体の板からなる電極で挟み、この電
極間に高電圧を印加することにより、上記掃除用物体を
帯電させるものである。
【0016】本発明の第5の構成による掃除用物体の帯
電装置は、請求項1に記載の掃除用物体をコロナ放電に
より帯電させるものである。
【0017】本発明の第6の構成による掃除用物体の帯
電装置は、請求項1に記載の掃除用物体に、この掃除用
物体の材料よりも帯電列が正側または負側にある材料で
できた摺動部材を押し当て摺動させて帯電させるもので
ある。
【0018】本発明の第7の構成による掃除用物体の帯
電装置は、請求項1に記載の掃除用物体に、この掃除用
物体の材料よりも帯電列が正側または負側にある材料で
できたフィルムを圧着させ、このフィルムを一気に剥が
して帯電させるものである。
【0019】本発明の第1の方法による掃除用物体の運
用方法は、製造過程の製品が製造ラインの搬送部で搬送
され、この搬送される製品と共に請求項1または2に記
載の掃除用物体を搬送するものである。
【0020】本発明の第2の方法による掃除用物体の運
用方法は、上記第1の方法において、製造過程の製品が
複数配列されて搬送され、この製造過程の製品の間に掃
除用物体を配列して、所定の間隔をおいて間欠的に搬送
するものである。
【0021】本発明の第3の方法による掃除用物体の運
用方法は、上記第1または第2の方法において、掃除用
物体が、正に帯電したものと負に帯電したものとを含む
ものである。
【0022】本発明の第8の構成による製造ラインの搬
送装置は、掃除用物体の帯電装置、前記帯電装置により
帯電させた掃除用物体を製造過程の製品と共に搬送する
搬送部、および前記掃除用物体を洗浄する洗浄装置を備
えた製造ラインの搬送装置であって、前記帯電装置によ
り帯電させた掃除用物体を製造過程の製品と共に搬送
し、製造ラインにおける帯電した微小異物を吸着させた
後、前記洗浄装置で洗浄し、再び前記帯電装置により帯
電させて製造過程の製品と共に搬送するようにしたもの
である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態によ
る掃除用物体、掃除用物体の帯電装置、掃除用物体の運
用方法、および製造ラインの搬送装置を、図面に基づい
て説明する。
【0024】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1を説明する半導体製造ライン1の模式図である。半
導体製造ライン1は、クリーンルームの中に配置されて
いる。その半導体製造ライン1の上には、図11に示し
たような製品ウェハを搬送する導電性ウェハカセット1
0と、その間に、図2に示すようなポリプロピレンから
なり製品ウェハを搬送しない掃除用物体である掃除用カ
セット21,22が載置され、搬送される。掃除用カセ
ット21はその表面が強制的にプラスに帯電され、掃除
用カセット22はその表面が強制的にマイナスに帯電さ
れている。プラスに帯電させた掃除用カセット21の表
面は、+数千〜+数十万ボルトに帯電している。一方、
マイナスに帯電させた掃除用カセット22の表面は、−
数千〜−数十万ボルトに帯電している。なお、掃除用カ
セット21、22は図2に示すように、導電性ウェハカ
セット10と同じくらいの大きさで、外形はウェハカセ
ットを保持しなくてもよいので単純な箱型を有してお
り、例えば上部が開口している。また、導電性ウェハカ
セット10と同一の搬送用の治具や装置で保持可能な支
承部12を有している。このような搬送状態で、製品ウ
ェハを搬送する導電性ウェハカセット10と強制帯電さ
せた掃除用カセット21および22とを搬送し、その後
各々のカセットの状態を観察すると、図1の左下の円内
に示すように、掃除用カセット21,22の表面には微
小異物2が付着しており、また、右下の円内に示すよう
に、導電性ウェハカセット10の表面には何も付着して
いなかった。
【0025】このように、製品ウェハを搬送しないプラ
スに強制帯電させた掃除用カセット21およびマイナス
に強制帯電させた掃除用カセット22と、複数個の導電
性ウェハカセット10とを、交互に流すことにより、掃
除用カセット21,22がその静電吸着力により、製造
ライン上に存在するプラスおよびマイナスの電荷を帯び
た微小異物を電気的に吸着する。一方、帯電しないた
め、静電吸着力のない導電性ウェハカセット10は、製
造ライン上に存在する微小異物を電気的に引き付けな
い。そのため、掃除用カセット21,22の表面には多
量の付着物2が認められたが、導電性ウェハカセット1
0には微小異物の付着が認められなかった。この結果
は、強制帯電させた掃除用カセット21,22に、製造
ライン上に存在する微小異物が選択的に吸着したことを
示すものである。なお、本実施の形態では掃除用カセッ
ト21、22として強制的にプラスまたはマイナスに帯
電させたものを用いたので、自然帯電する場合と異な
り、所望の帯電極性を得ることができ、プラスに帯電し
た微小異物およびマイナスに帯電した微小異物の両方を
確実に吸着除去することができる。掃除用カセット2
1,22のこのような選択的吸着作用により、微小異物
を吸着しない導電性ウェハカセット10で搬送される製
品にも微小異物が付着せず、製品の歩留りを向上させる
ことができる。また、ウェハの搬送と同時に掃除用カセ
ット21,22を搬送するため、半導体製造ライン1を
停止して別工程で清掃する必要がなく、清掃時間につい
ても短縮できる。
【0026】なお、本実施の形態では、掃除用カセット
21,22の材料として、ポリプロピレンを用いたが、
後に説明する本発明の帯電装置により、プラスあるいは
マイナスに強制的に帯電させることのできる材料であれ
ば、他の材料を用いてもよい。
【0027】また、本実施の形態では、プラスに帯電さ
せた掃除用カセット21とマイナスに帯電させた掃除用
カセット22を搬送させたが、一面をプラスに、他の面
をマイナスに帯電させた1つの掃除用カセットを用いて
もよい。
【0028】また、掃除用カセットの形状は図2に示し
たものに限らず、例えば、図3に示すような側面に曲折
部を有する形状の掃除用カセット23や図4に示すよう
な蛇腹状に形成された掃除用カセット24を用いてもよ
い。この場合、これらの掃除用カセット23,24の表
面積が図2に示す掃除用カセット21,22よりも大き
くなり、静電吸着力が大きくなる。その結果、図2に示
す掃除用カセット21,22を使用するよりも製造ライ
ンに存在する微小異物をより吸着しやすくなり、製造ラ
インの清浄化をより効果的に行うことができる。
【0029】実施の形態2.図5は本発明の実施の形態
2による掃除用物体の構成を示す断面図である。図にお
いて、20は掃除用物体であり、例えば実施の形態1で
示した掃除用カセットである。60は掃除用物体20に
埋め込まれた対向する2枚の金属板、例えばSUS(ス
テンレス鋼)からなる電極である。65は高電圧の直流
電源であり、例えば市販されている電圧/電流発生器と
バッテリ・パックを組み合わせたようなものである。6
6は電極60と高圧電源とを接続するコードである。こ
のように構成されたものにおいて、金属板60に電源よ
り高電圧(例えば数百ボルト)を印加することにより掃
除用物体20を誘電分極し、掃除用物体20の一面(例
えば内壁面)をプラスに、他の面(例えば外壁面)をマ
イナスに帯電させることができる。
【0030】このように、本実施の形態によれば、掃除
用物体20を強制的に帯電させる装置を内蔵しており、
コンパクトな構成で簡単に帯電させることができる。ま
た、電圧を印加し続けることも可能であり、掃除用物体
の静電吸着力が衰えることなく、非常に多くの微小異物
が存在するような場合においても、長時間安定して静電
吸着することが可能となる。
【0031】なお、金属板60の代わりに、Si等の半
導体の板を用いてもよい。
【0032】実施の形態3.図6は本発明の実施の形態
3による掃除用物体の帯電装置の構成を示す断面図であ
る。この帯電装置は、絶縁性台8、掃除用物体20の側
壁を挟む2枚1組の例えばSUSからなる金属板60、
金属板60の支持体61,62、金属板60の駆動部6
3,64,67、金属板60と電源65を接続するコー
ド66および直流電源65を有する。また、金属板の駆
動部63および64と金属板60の間は、絶縁物73で
接続している。なお、掃除用物体20としては例えば、
実施の形態1で示した掃除用カセット21〜24が挙げ
られる。
【0033】この帯電装置を用いた掃除用物体20の帯
電工程においては、まず、掃除用物体20を、絶縁性台
8上にセットする。次に金属板60の駆動部63,64
を上下、前後に動かして、金属板60を、掃除用物体2
0の側壁を挟む位置に調節する。この金属板60に直流
電源65を用いて高電圧(例えば数百ボルト)を印加す
ることにより、掃除用物体20の一面(例えば内壁面)
をプラスに他の面(例えば外壁面)をマイナスに帯電さ
せることができる。
【0034】なお、金属板60の代わりに、Si等の半
導体の板を用いてもよい。
【0035】実施の形態4.図6に示す帯電装置に代え
て、図7に示す帯電装置を用いることもできる。この帯
電装置は、絶縁性台8、コロナ放電発生部70、放電針
71、電極板72、直流電源65、放電針71および電
極板72とコロナ放電発生部の支持部75とを接続する
絶縁物73、並びにコロナ放電により発生したイオンを
掃除用物体20の表面に吹き付けるための空気等のガス
配管74を有する。
【0036】この帯電装置を用いた掃除用物体20の帯
電工程においては、まず、掃除用物体20を、絶縁性台
8上にセットする。次に放電針71に、直流電源65を
用いて高電圧(例えば数千ボルト)を印加し、コロナ放
電を発生させる。次に、空気等のガスを吹き付けて、コ
ロナ放電により発生したイオンを、掃除用物体20の表
面全面にあてる。放電針71にプラス電圧を印加した場
合、掃除用カセット20の表面をプラスに、放電針71
にマイナス電圧を印加した場合、掃除用カセット20の
表面をマイナスに帯電させることができる。
【0037】実施の形態5.図7に示す帯電装置に代え
て、図8に示す帯電装置を用いることもできる。この帯
電装置は、外部架体5に掃除用物体20を移動させるア
クチュエータ6、掃除用物体20を支承部12で固定す
る絶縁性の掃除用物体固定部7、可動式のシャフト5
0、絶縁性ホイール51および摺動部材としての絶縁ベ
ルト52を有する。アクチュエータ6が掃除用物体20
に接触する部分の材質は、絶縁物で構成されている。
【0038】この帯電装置を用いた掃除用物体20の帯
電工程においては、まず、掃除用物体20を、支承部1
2を介して帯電装置の絶縁性の掃除用物体固定部7にセ
ットする。次に帯電装置の外部架体5の内壁に設けたシ
ャフト50を動かして、絶縁性ホイール51を介して取
り付けた絶縁ベルト52を、掃除用物体20の表面に押
し当てる。次に、モータ(図示せず)により絶縁性ホイ
ール51を回転させることにより、絶縁ベルト52を摺
動させる。この摺動による掃除用物体20と絶縁ベルト
52との間の摩擦で掃除用物体20の表面が帯電する。
絶縁ベルト52の材質を、掃除用物体20の材質よりも
帯電列がマイナス側にある、例えば天然ゴムにした場
合、この装置により掃除用物体20の表面をプラスに帯
電させることができる。絶縁ベルト52の材質を、掃除
用物体20の材質よりも帯電列がプラス側にある、例え
ば石英粉末充填シリコンゴムにした場合、この装置によ
り掃除用物体20の表面をマイナスに帯電させることが
できる。
【0039】なお、摺動部材としてベルト52の代わり
にブラシを用いても同様の効果が得られる。
【0040】実施の形態6.図8に示す帯電装置に代え
て、図9に示す帯電装置を用いることもできる。この帯
電装置は、外部架体5に掃除用物体20を移動させるア
クチュエータ6、掃除用物体20を支承部12で固定す
る絶縁性の掃除用物体固定部7、ローラ80、ローラ駆
動部81および絶縁性フィルム82を有する。絶縁性フ
ィルム82の巻き始めの端は、ローラ80に固定してお
く。アクチュエータ6が掃除用物体20に接触する部分
の材質は、絶縁物で構成されている。
【0041】この帯電装置を用いた掃除用物体20の帯
電工程においては、まず、掃除用物体20を、支承部1
2を介して帯電装置の絶縁性の掃除用物体固定部7にセ
ットする。次に、絶縁性フィルム82をあらかじめ巻き
付けておいた絶縁性ローラ80を、掃除用物体20表面
に当てる。続いて、ローラ80を回転させながら絶縁性
フィルム82を、掃除用物体20の表面に圧着させる。
ローラ80を掃除用物体20から引き離すことにより、
圧着していたフィルムを一気に剥がす。絶縁フィルム8
2の材質を、掃除用物体20の材質よりも帯電列がマイ
ナス側にある、例えばポリ四フッ化エチレン(PTF
E)にした場合、この装置により掃除用物体20の表面
をプラスに帯電させることができる。絶縁フィルム82
の材質を、掃除用物体20の材質よりも帯電列がプラス
側にある、例えばナイロンにした場合、この装置により
掃除用物体20の表面をマイナスに帯電させることがで
きる。
【0042】実施の形態7.次に、本発明の実施の形態
7による製造ラインの搬送装置について説明する。本実
施の形態による製造ラインの搬送装置は、掃除用物体の
帯電装置、帯電装置により帯電させた掃除用物体を製造
過程の製品と共に搬送する搬送部、および掃除用物体を
洗浄する洗浄装置を備え、帯電装置により帯電させた掃
除用物体を製造過程の製品と共に搬送し、製造ラインに
おける帯電した微小異物を吸着させた後、洗浄装置で洗
浄し、再び帯電装置により帯電させて製造過程の製品と
共に搬送するようにしたものである。
【0043】例えば実施の形態1で示したような例えば
ベルトコンベアのような搬送部を有する製造ラインに適
用され、製品ウェハを搬送する複数のウェハカセットの
間に製品ウェハを搬送しない掃除用カセットを合流させ
て搬送する。帯電装置としては、例えば実施の形態3〜
6で説明したものが用いられ、掃除用カセットを強制的
にプラスおよびマイナスの少なくとも一方に帯電させ
る。掃除用カセットの洗浄装置としては、例えば本発明
と同一出願人による特願平10−061442号に詳細
に記載されているが、掃除用カセットの静電気を除去し
たり、掃除用カセットをイソプロピルアルコールで洗浄
したりすることにより、掃除用カセットに静電吸着され
た微小異物を除去するものである。洗浄装置により清浄
化された掃除用カセットは、上記帯電装置を用いて再び
強制的に帯電させることにより、製造ラインに存在する
微小異物を吸着し、製造ラインを清浄化する能力が回復
する。その結果、常に、製造ラインを一定の状態に清浄
化でき、製造過程の製品の汚染が防がれ、製品の歩留り
を向上させることができる。
【0044】実施の形態8.上記各実施の形態では掃除
用物体が製造過程の製品と共に搬送される場合について
説明したが、工程間や出荷前の保管時において、ケース
や保管庫に上記製品と共に保管されてもよく、この場合
にもケースや保管庫に存在する帯電した微小異物を静電
吸着するので、製造過程あるいは出荷前の製品への微小
異物の付着を防止することができる。
【0045】実施の形態9.また、ケースや保管庫自体
を、強制的に正帯電および負帯電の少なくとも一方の帯
電状態にさせた掃除用物体としてもよく、内部に収納さ
れた製造過程あるいは出荷前の製品への微小異物の付着
を防止することができる。なお、この場合、掃除用物体
はその内壁において、正帯電した部分と負帯電した部分
の両方を有していると、正に帯電した微小異物と負に帯
電した微小異物の両方を静電吸着により除去することが
できるので好都合である。このように内壁において、正
帯電した部分と負帯電した部分の両方を有するために
は、例えば保管庫内壁の内側に上記実施の形態3〜6の
何れかにより強制的に帯電させた板を例えばスライド式
で取り外し可能にはめ込み、周期的にあるいは多量に異
物が付着した時にこの板を取り外して洗浄、再帯電させ
てまたはめ込むようにするとよい。また、例えば、図1
0に示すようなものでもよい。図において、91はフィ
ルム体、92はフィルム体91を移動させるローラであ
る。93は帯電装置であり、実施の形態3〜6で示した
帯電装置の何れかが用いられる。94は除電ブラシであ
る。図10に示すように、保管庫内壁の内側に電動式の
ホワイトボードのような露出面の移動交代が可能なフィ
ルム体91を設置し、内部に収納された製造過程あるい
は出荷前の製品の側にフィルム体91が露出する直前に
帯電装置93により強制的に帯電させ、保管庫内の微小
異物をフィルム体91表面に吸着させた後、壁側に戻っ
た際に除電ブラシ94で除電し、更には吸引してフィル
ム体91表面に吸着した微小異物を取り除いて清浄化す
るという一連の操作を繰り返すことにより、保管庫内の
微小異物を除去し、清浄度を保つことができる。また、
掃除用物体として、実施の形態2で説明したような帯電
装置を内蔵するものを用いると、静電吸着力が衰えるこ
となく長時間安定して使用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の構成によ
る掃除用物体は、帯電した微小異物が浮遊する気体中に
存在する製造過程の製品と共存し、上記帯電した微小異
物が上記製品に付着するのを防止する掃除用物体であっ
て、正帯電及び負帯電の少なくとも一方の帯電状態に強
制的にでき、強制的に少なくとも一方の帯電状態にさせ
ることによって上記微小異物を静電吸着するので、所望
の帯電極性を得ることができ、正に帯電した微小異物ま
たは負に帯電した微小異物を確実に吸着除去することが
できる。その結果、製造過程の製品の汚染が防がれ、製
品の歩留りを向上させることができる。
【0047】本発明の第2の構成による掃除用物体は、
上記第1の構成において、2枚の対向する金属板または
半導体の板からなる電極が埋め込まれ、この電極間に高
電圧を印加する高電圧電源を備えたので、コンパクトな
構成で簡単に所望の極性に強制帯電させることができ
る。また、電圧を印加し続けることも可能である。
【0048】本発明の第3の構成による掃除用物体は、
上記第1または第2の構成において、製造過程の製品を
収納する保管庫であるので、保管中の製品に微小異物が
付着するのを防止できる。
【0049】本発明の第4の構成による掃除用物体の帯
電装置は、請求項1に記載の掃除用物体を対向する2枚
の金属板または半導体の板からなる電極で挟み、この電
極間に高電圧を印加することにより、上記掃除用物体を
帯電させるので、掃除用物体の一部を正に、他の一部を
負に強制的に帯電させることができる。
【0050】本発明の第5の構成による掃除用物体の帯
電装置は、請求項1に記載の掃除用物体をコロナ放電に
より帯電させるので、掃除用物体を強制的に正または負
に帯電させることができる。
【0051】本発明の第6の構成による掃除用物体の帯
電装置は、請求項1に記載の掃除用物体に、この掃除用
物体の材料よりも帯電列が正側または負側にある材料で
できた摺動部材を押し当て摺動させて帯電させるので、
掃除用物体を強制的に正または負に帯電させることがで
きる。
【0052】本発明の第7の構成による掃除用物体の帯
電装置は、請求項1に記載の掃除用物体に、この掃除用
物体の材料よりも帯電列が正側または負側にある材料で
できたフィルムを圧着させ、このフィルムを一気に剥が
して帯電させるので、掃除用物体を強制的に正または負
に帯電させることができる。
【0053】本発明の第1の方法による掃除用物体の運
用方法は、製造過程の製品が製造ラインの搬送部で搬送
され、この搬送される製品と共に請求項1または2に記
載の掃除用物体を搬送するので、掃除用物体が製造ライ
ンに存在する浮遊物や微小異物を吸着し、製造ラインを
清浄化することができる。その結果、製造過程の製品へ
の微小異物の付着を防止し、製品の歩留りを向上させる
ことが可能となる。
【0054】本発明の第2の方法による掃除用物体の運
用方法は、上記第1の方法において、製造過程の製品が
複数配列されて搬送され、この製造過程の製品の間に掃
除用物体を配列して、所定の間隔をおいて間欠的に搬送
するので、一定周期で流れる強制的に帯電させた掃除用
物体が製造ラインに浮遊する微小異物を吸着する。その
ため、製造過程の製品に微小異物が付着するのを防止で
きる。また掃除用物体が製造ライン上に配列された製造
過程の製品の間に配列され、所定の間隔で流されること
によって製造ラインを一定の周期で清掃することができ
る。そのため、常に一定の清浄度を保つことができる。
その結果、製品への微小異物の付着を防止し、製品の歩
留りを向上させることができる。
【0055】本発明の第3の方法による掃除用物体の運
用方法は、上記第1または第2の方法において、掃除用
物体が、正に帯電したものと負に帯電したものとを含む
ので、正に帯電した微小異物および負に帯電した微小異
物の両方を吸着することができる。それにより、正また
は負のどちらか一方に帯電した掃除用物体にくらべて、
製造ラインおよび製造過程の製品の清浄度は更に向上す
る。
【0056】本発明の第8の構成による製造ラインの搬
送装置は、掃除用物体の帯電装置、前記帯電装置により
帯電させた掃除用物体を製造過程の製品と共に搬送する
搬送部、および前記掃除用物体を洗浄する洗浄装置を備
えた製造ラインの搬送装置であって、前記帯電装置によ
り帯電させた掃除用物体を製造過程の製品と共に搬送
し、製造ラインにおける帯電した微小異物を吸着させた
後、前記洗浄装置で洗浄し、再び前記帯電装置により帯
電させて製造過程の製品と共に搬送するようにしたの
で、常に、製造ラインを一定の状態に清浄化でき、製造
過程の製品の汚染が防がれ、製品の歩留りを向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1を説明する半導体製造
ラインを示した模式図である。
【図2】 本発明の実施の形態1で用いられる掃除用カ
セットの一例を示した斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1で用いられる掃除用カ
セットの別の例を示した斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態1で用いられる掃除用カ
セットの別の例を示した斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態2による掃除用カセット
の帯電装置を示した断面構成図である。
【図6】 本発明の実施の形態3による掃除用カセット
の帯電装置を示した断面構成図である。
【図7】 本発明の実施の形態4による掃除用カセット
の帯電装置を示した断面構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態5による掃除用カセット
の帯電装置を示した断面構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態6による掃除用カセット
の帯電装置を示した断面構成図である。
【図10】 本発明の実施の形態9による掃除用物体を
天井を取り除いて模式的に示した斜視図である。
【図11】 従来の導電性ウェハカセットを示した斜視
図である。
【符号の説明】
1 半導体製造ライン、2 付着物 、5 外部架体、6
アクチュエータ、7 絶縁性の掃除用物体固定部、8 絶
縁性台、10 導電性カセット、12 支承部、20 掃
除用物体、21 プラスに帯電させた掃除用カセット、
22 マイナスに帯電させた掃除用カセット、23,2
4 掃除用カセット、50 シャフト、51 絶縁性ホイ
ール、52 絶縁ベルト、60 金属板、61,62 金属
板の支持体、63,64,67 金属板の駆動部、65 直
流電源、66 コード、70 コロナ放電発生部、71
放電針、72 電極板、73 絶縁物、74 配管、75
コロナ放電発生部の支持部、80 絶縁性ローラ、81
ローラ駆動部、82 絶縁性フィルム。
フロントページの続き (72)発明者 増田 尚 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 馬場 文明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F031 DA01 DA17 EA18 NA13 NA14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電した微小異物が浮遊する気体中に存
    在する製造過程の製品と共存し、上記帯電した微小異物
    が上記製品に付着するのを防止する掃除用物体であっ
    て、正帯電及び負帯電の少なくとも一方の帯電状態に強
    制的にでき、強制的に少なくとも一方の帯電状態にさせ
    ることによって上記微小異物を静電吸着することを特徴
    とする掃除用物体。
  2. 【請求項2】 2枚の対向する金属板または半導体の板
    からなる電極が埋め込まれ、この電極間に高電圧を印加
    する高電圧電源を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の掃除用物体。
  3. 【請求項3】 製造過程の製品を収納する保管庫である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の掃除用物
    体。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の掃除用物体を対向する
    2枚の金属板または半導体の板からなる電極で挟み、こ
    の電極間に高電圧を印加することにより、上記掃除用物
    体を帯電させることを特徴とする掃除用物体の帯電装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の掃除用物体をコロナ放
    電により帯電させることを特徴とする掃除用物体の帯電
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の掃除用物体に、この掃
    除用物体の材料よりも帯電列が正側または負側にある材
    料でできた摺動部材を押し当て摺動させて帯電させるこ
    とを特徴とする掃除用物体の帯電装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の掃除用物体に、この掃
    除用物体の材料よりも帯電列が正側または負側にある材
    料でできたフィルムを圧着させ、このフィルムを一気に
    剥がして帯電させることを特徴とする掃除用物体の帯電
    装置。
  8. 【請求項8】 製造過程の製品が製造ラインの搬送部で
    搬送され、この搬送される製品と共に請求項1または2
    に記載の掃除用物体を搬送することを特徴とする掃除用
    物体の運用方法。
  9. 【請求項9】 製造過程の製品が複数配列されて搬送さ
    れ、この製造過程の製品の間に掃除用物体を配列して、
    所定の間隔をおいて間欠的に搬送することを特徴とする
    請求項8記載の掃除用物体の運用方法。
  10. 【請求項10】 掃除用物体が、正に帯電したものと負
    に帯電したものとを含む請求項8または9に記載の掃除
    用物体の運用方法。
  11. 【請求項11】 掃除用物体の帯電装置、前記帯電装置
    により帯電させた掃除用物体を製造過程の製品と共に搬
    送する搬送部、および前記掃除用物体を洗浄する洗浄装
    置を備えた製造ラインの搬送装置であって、前記帯電装
    置により帯電させた掃除用物体を製造過程の製品と共に
    搬送し、製造ラインにおける帯電した微小異物を吸着さ
    せた後、前記洗浄装置で洗浄し、再び前記帯電装置によ
    り帯電させて製造過程の製品と共に搬送するようにした
    製造ラインの搬送装置。
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