JP2000149709A - オルタネイト型スイッチ - Google Patents

オルタネイト型スイッチ

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JP2000149709A
JP2000149709A JP10318091A JP31809198A JP2000149709A JP 2000149709 A JP2000149709 A JP 2000149709A JP 10318091 A JP10318091 A JP 10318091A JP 31809198 A JP31809198 A JP 31809198A JP 2000149709 A JP2000149709 A JP 2000149709A
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switch
geared motor
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output shaft
alternate
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JP10318091A
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Yasutarou Miyatani
保太朗 宮谷
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Omron Corp
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Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微少電流でのオートオフ操作が可能で、しか
も、柔軟で静かな切替操作が期待でき、かつ、スイッチ
のロック、アンロックを交互に自動的に切り替えること
を可能にしたオルタネイト型スイッチを提供すること。 【解決手段】 手動による操作軸のワンプッシュ動作毎
に、第1の出力状態に対応するロック状態と第2の出力
状態に対応するアンロック状態とに交互に切り替わるオ
ルタネイト型スイッチにおいて、ギアドモータと、該ギ
アドモータの出力軸から得られる動力を前記操作軸若し
くは操作軸に連動する部材に伝達する動力伝達機構と、
外部から与えられる起動用電気信号に応答して前記ギア
ドモータに対する通電時間を制御することにより、前記
動力伝達機構を介して手動によるワンプッシュ動作と等
価な動作を行わせる通電時間制御手段とを設け、これに
より、外部から起動用電気信号を与えることによって
も、前記ロック状態とアンロック状態との切替を行い得
るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビ、モニタ
ー等、電気機器の電源用プッシュ式スイッチ等として好
適なリモート操作用駆動源付のオルタネイト型スイッチ
に係り、特に、微少電流かつ低電圧にてリモート操作が
可能で、ロック解除時、衝撃音が発生することがない、
オルタネイト型スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ、モニター等の電源用プッシュス
イッチとして、リモート操作用駆動源付のオルタネイト
型スイッチが知られている。この種のオルタネイト型ス
イッチの構成について、特開平7−320590号公報
を参照して、図12,図13を基に説明する。同図に示
されるように、このオルタネイト型スイッチ1は、枠体
2内部にスイッチ機構であるACスイッチ部3aが内蔵
されかつ枠体2の後部側にDCスイッチ部3bが付設さ
れている。
【0003】そして、プッシュ式のスライド部材4を手
動によりワンプッシュ操作する毎に、スイッチ部3a,
3bの接点機構が、ON状態に対応するロック状態とO
FF状態に対応するアンロック状態とに交互に設定され
る。接点機構のON状態をロックする機構としては、例
えばタンピン5、ハートカム6を利用した係合機構が採
用されている。
【0004】また、リモート操作用の駆動源としては、
枠体2内部に駆動用のソレノイド7が内装されており、
このソレノイド7の鉄芯7aに吸引されて、駆動アーム
8がカム支点8aを支点として回動し、上記タンピン5
とハートカム6との係合が解除される。
【0005】すなわち、スイッチのロック状態において
は、図13(a)に示すように、ハートカム6の係合部
6aとタンピン5の端末5aとが係合しているが、リモ
ート操作用駆動源であるソレノイドが励磁されると、ソ
レノイド7の吸引力により鉄芯7aが図12中矢印方向
に引き込まれ、駆動カム8がカム支点8aを支点として
回動して、駆動カム8の傾斜部8bがタンピン5の端末
5aを下側へ押圧するため、図13(b)に示すよう
に、スライド部材4が図中矢印方向に復帰することにな
り、ロックが解除される。
【0006】尚、ロックが解除された状態では、ソレノ
イド7は非励磁となり、また線バネ9により駆動カム8
はカム支点8aを支点として時計回り方向に付勢され、
図12に示す状態となる。
【0007】このように、従来のリモート操作用駆動源
付のオルタネイト型スイッチ1は、スライド部材4の手
動によるワンプッシュ操作を行う毎に、スイッチのON
状態とOFF状態とが交互に繰り返され、特に、スイッ
チのON状態でロックされているとき、リモコン等の遠
隔操作でソレノイド7を励磁することにより、駆動カム
8を操作して、スイッチのロック状態を自動的に開放操
作することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のリモート操作用駆動源付のオルタネイト型スイ
ッチ1は、ソレノイド7を使用している関係上、ソレノ
イド7を励磁させるために大きな電流が必要であり、例
えば、直流5Vレベルでは、380mAもの大きな電流
が必要となる。
【0009】また、ソレノイド7は、低電圧駆動が困難
であり、測定の結果、5V未満ではロックを解除するこ
とができず、5Vを越える高電圧駆動を強いられるた
め、電力消費が嵩むという問題点があった。
【0010】さらに、ソレノイド7を励磁して鉄芯7a
を吸引する際、動作が瞬間的に行なわれることから大き
な衝撃音が発生するため、室内の静粛性に支障を及ぼす
という問題点があった。特に、テレビ受像機に内蔵し
て、例えば、リモコン操作が一定時間行われないことを
検知し、深夜に電源スイッチを自動オフさせる用途に適
用した場合、ソレノイドプランジャの作動する音で睡眠
を妨げられる等の苦情がある。
【0011】加えて、上述したソレノイド7を使用した
オルタネイト型スイッチにおいては、スイッチのロック
状態を解除する機構の構造上、電気制御によりオフ状態
からオン状態に切り替えることができず、使い勝手の面
で制約を受けるという問題点が指摘されている。
【0012】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、微少電流でのオ
ートオフ操作が可能で、柔軟で静かな切替操作が期待で
き、しかも、スイッチのロック、アンロックを交互に自
動的に切り替えることが可能なリモート操作用駆動源付
のオルタネイト型スイッチを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1に記載の発明は、手動による操作軸
のワンプッシュ動作毎に、第1の出力状態に対応するロ
ック状態と第2の出力状態に対応するアンロック状態と
に交互に切り替わるオルタネイト型スイッチにおいて、
【0014】ギアドモータと、該ギアドモータの出力軸
から得られる動力を前記操作軸若しくは操作軸に連動す
る部材に伝達する動力伝達機構と、外部から与えられる
起動用電気信号に応答して前記ギアドモータに対する通
電時間を制御することにより、前記動力伝達機構を介し
て手動によるワンプッシュ動作と等価な動作を行わせる
通電時間制御手段とを設け、これにより、外部から起動
用電気信号を与えることによっても、前記ロック状態と
アンロック状態との切替を行い得るように構成したこと
を特徴とする。
【0015】従って、請求項1に記載の発明によれば、
外部からの起動用電気信号がギアドモータに印加されれ
ば、ギアドモータの出力軸の動作としては、例えば5V
DC駆動で30rpm程度であり、瞬間的でかつ衝撃的
な動作をしないため、目視レベルの速さで動作し、高級
感がでるとともに衝撃音が発生しない。
【0016】更に、ギアドモータの出力軸の動作と連繋
する 動力伝達機構 は、通電時間に応じて手動によるワ
ンプッシュ動作と等価な動作を行わせるものであるか
ら、ロックを解除できるばかりでなく、アンロック状態
からのロック操作も可能となる。
【0017】請求項2に記載の発明は、動力伝達機構
が、ギアドモータの出力軸の回転運動を操作軸の軸方向
への直線運動に変換するカム機構を含み、かつ通電時間
制御手段が、起動用電気信号に応答して、ギアドモータ
の出力軸が所定角度回転する期間に限り、ギアドモータ
に対して通電を行う自走回路を含むことを特徴とする。
【0018】ここで、自走回路とは、起動用電気信号を
瞬時付与するだけで、モータに対して所定期間に限り継
続的に通電を行わせる回路である。
【0019】従って、請求項2に記載の発明によれば、
スイッチのロック状態とアンロック状態を切り替えるに
は、起動用電気信号を瞬時付与するだけでギアドモータ
の出力軸を所定角度回転操作でき、ギアドモータの回転
により、動力伝達機構を介してスイッチのロック状態と
アンロック状態とを交互に切り替えることができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、自走回路が、ギ
アドモータの通電路に介挿された接点機構と、前記接点
機構と協動しつつギアドモータの出力軸と一体的に回転
して、該出力軸が所定角度回転する期間に限り、前記接
点機構を閉路させるカムを含むことを特徴とする。
【0021】ここで言う自走回路とは、モータ、電源、
開閉スイッチが直列に接続されたもので、開閉スイッチ
は、ギアドモータ出力軸に連動または同軸上に配置され
たカムにより開閉される。開閉スイッチが開状態の時、
モータと開閉スイッチ間に起動用電気信号5Vを例えば
約500ms印加すると、モータは回転を開始する。
【0022】そして、モータの出力軸と同期してカムも
回転し、カムにより一方側のスイッチ接点が他方側のス
イッチ接点に向けて押圧され、開閉スイッチが閉成し、
起動信号が切れた後でも、モータは回転を続けるが、カ
ムが一回転し、開閉スイッチが開放状態となるとモータ
は自動的に停止する。
【0023】従って、請求項3に記載の発明によれば、
機構部品のみを用いて所望の通電時間制御を実現するこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るオルタネイト
型スイッチの実施の形態について、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0025】図1は本発明に係るオルタネイト型スイッ
チの第1の実施形態を示す外観図、図2は同オルタネイ
ト型スイッチの一部を破断した斜視図、図3は同オルタ
ネイト型スイッチにおけるスイッチスライド部をスライ
ド動作させるアームを示す斜視図である。
【0026】また、図4乃至図8は本発明に係るオルタ
ネイト型スイッチに使用するギアドモータの構成を示す
もので、図4はオートオフ操作前の状態を示す構成説明
図、図5はオートオフ操作時の状態を示す構成説明図、
図6(a)はオートオフ操作前の状態、図6(b)はオ
ートオフ操作時の状態におけるモータ駆動用スイッチの
開閉状態を示す断面図、図7(a)はオートオフ操作前
のギアドモータの動力伝達部分を示す側面図、図7
(b)はオートオフ操作時のギアドモータの動力伝達部
分を示す側面図である、図8はギアドモータに搭載され
る自走回路の回路概要図である。
【0027】更に、図9は本発明に係るオルタネイト型
スイッチのオートオフ操作を示すもので,(a)はオー
トオフ操作前の状態、(b)はオートオフ操作時の状態
を示すスイッチの各平面図、図10はオートオフ操作時
の状態を示すスイッチの斜視図、図11は本発明に係る
オルタネイト型スイッチのスイッチ本体部分の構成を変
更した一部破断斜視図である。
【0028】図1乃至図3において、本発明に係るオル
タネイト型スイッチ10は、スイッチ本体部20とギア
ドモータ40とを並列に組み付けて構成されている。
【0029】まず、スイッチ本体部20の構成について
説明すると、スイッチ本体部20は、樹脂成形体からな
る上面を開口したケーシング21の内部に図示しない接
点機構並びに接点機構駆動部が内蔵され、ケーシング2
1の上面開口を覆うようにステンレス鋼板のプレート2
2により蓋されており、このプレート22には、アーム
23の連結部23aをスイッチスライド部24に連結さ
せるための開口25が開設されている。
【0030】このスイッチスライド部24に連結される
フレーム状のスライド部材26は、内部に復帰バネ27
が内装されており、ケーシング21内面側に設けられた
ハートカム連動部28と係合する係合ピン29が設けら
れるとともに、スライド部材26の前面には、スイッチ
手動時のプッシュ操作用の操作軸30が設けられてい
る。尚、アーム23は、図3に示すように、スイッチス
ライド部24の上面にアーム23の一方端側の連結部2
3aが固着され、他方端側はギアドモータ40側の出力
を受け、スイッチスライド部24をスライド駆動させる
駆動アームとして機能する。
【0031】そして、操作軸30をワンプッシュ操作す
る毎に、スイッチ本体部20内部の接点機構がON状態
並びにOFF状態と交互に切り替わり、係合ピン29並
びにハートカム連動部28の係合機構によりスイッチの
ON状態をロックできる構成となっている。
【0032】ところで、本発明は、オルタネイト型スイ
ッチ10のスイッチON状態のロックを自動的に解除で
きるとともに、スイッチOFF状態からON状態に切り
替えることができるギアドモータ40を付設したことが
特徴である。
【0033】図1乃至図2においては、ギアドモータ4
0の上面を開口したケーシング41並びにケーシング4
1内に内装されたギアドモータ40を被覆するステンレ
ス鋼板製のプレート42しか示されていないが、図4乃
至図8に基づいて、ギアドモータ40の構成について説
明する。
【0034】図4,図6(a),図7(a)には、ギア
ドモータ40のオートオフ操作前の状態が示されてい
る。すなわち、ケーシング41の内部には、接点片43
と接点片44とが並列に、かつモータの出力軸45と同
一方向に沿って、片持ち式に支持されており、モータの
出力軸45には、一部に面取り46aを設けた円形のカ
ム46が接点片43と接点片44と交差するように取り
付けられており、この状態においては、カム46の面取
り部46aが接点片43、接点片44と距離を置いて対
向している。また、スイッチ本体部20に対向する側に
は、ケーシング41の外面に上記カム46よりも大径の
ディスク47が出力軸45に取り付けられており、この
ディスク47の偏心位置には出力ピン48が突設されて
いる。
【0035】次いで、図5,図6(b),図7(b)
は、ギアドモータ40を動作した状態、すなわちオート
オフ時の状態を示すもので、ギアドモータ40の出力軸
45が回転し、それに連携してカム46の円弧状周面が
下側の接点片44を上方向に押圧して、接点片43に対
して接点片44を接触させてスイッチをONさせるとと
もに、ディスク47に偏心して設けられている出力ピン
48が、図9,図10(b)に示すように、アーム23
を押圧駆動して、スイッチ本体部20のロックを解除す
る。
【0036】そして、このギアドモータ40の動作初期
時においては、本実施形態では、自走回路が搭載されて
いるため、例えば、ギアドモータ40を駆動させるに
は、図8(a)又は(b)に示すように、5V、500
ms程度の低電圧瞬時信号を起動信号として与えれば、
図8(a)又は(b)の点線で示すように、ギアドモ
ータ40に初期電流が流れてモータが起動される。この
ギアドモータ40の回転により、上述したように、出力
軸45に取り付けられているカム46の作用により、接
点片43と接点片44とが接触して接点機構が閉路状態
となって点線に示す定常電流が流れ、その後、カム4
6の作用にて接点機構が再び開路されることで、ギアド
モータ40が一回転動作して停止することになる。
【0037】従って、ギアドモータ40を駆動させるこ
とにより、図9(b),図10に示すように、ディスク
47の出力ピン48がアーム23を図9(b)中右方向
に押圧することにより、アーム23を介してスイッチス
ライド部24が後方にスライドして、スイッチのロック
を解除する。更に、スイッチのオフ状態の時に、本発明
に係るスイッチを動作させると、オン状態に切り替える
こともできる。なお、アーム23の延在方向は出力ピン
48の回転軌跡をなす円に対して接線方向を向いている
ため、ディスク47が一回転する毎に出力ピン48によ
るアーム23に対する押圧は解除され、これによりスイ
ッチスライド部24は手動によるワンプッシュ動作と等
価な作用を受けることとなる。
【0038】このように、この実施形態に係るオルタネ
イト型スイッチは、使用するギアドモータ40の出力軸
45は、5VDC駆動で約30rpm程度の速度で回転
するものであり、従来のソレノイド駆動のような瞬間的
で衝撃的な動作にはならず、目視できるレベルの速さで
動作することから、高級感が保て、衝撃音が発生しない
ため、室内の静粛性を損なうこともない。
【0039】更に、自走回路を搭載したギアドモータ4
0を付設することにより、起動信号を500ms程度与
えるだけで、ギアドモータ40の出力軸45が一回転
し、スイッチを開放操作できるため、駆動電圧、電流の
電流値を下げることができ、5VDC駆動で100mA
以下の電流値で駆動することができる。駆動電圧は、復
帰バネ27のバネ圧に左右されるが、3VDCで駆動す
ることも可能であり、容量の小さな駆動が可能となる。
【0040】次いで、図11は本発明に係るオルタネイ
ト型スイッチ10の別の実施形態を示すもので、第1実
施形態と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明
は省略する。
【0041】この実施形態においては、アーム23を廃
止して、スイッチスライド部24の側面にフランジ24
aを設け、このフランジ24aにギアドモータ40にお
ける出力ピン48を当接押圧することにより、スイッチ
のロックを解除するというものであるから、プレート2
2に開口を開設したり、また、プレート22から上方に
アーム23が突出する構成をなくすため、スイッチ本体
部20のコンパクト化を達成できるという付随的な効果
がある。
【0042】なお、以上の実施の形態では、外部から与
えられる起動用電気信号に応答して前記ギアドモータに
対する通電時間を制御することにより、前記動力伝達機
構を介して手動によるワンプッシュ動作と等価な動作を
行わせる通電時間制御手段を、カム46と接点機構4
3,44とを使用して機構的に実現しているが、このよ
うな通電時間制御は半導体回路を用いて電気的に実現す
ることもできる。例えば、起動用電気信号が与えられた
後、ギアドモータの出力軸の一回転に相当する時間だけ
モータに対する通電を行うタイマ回路を設けたり、或い
は、ギアドモータの出力軸が一回転することをリミット
スイッチで検出して、起動用電気信号でセットされたフ
リップフロップ回路をリセットする等の構成により、同
様な機能を電気的にも実現することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るオルタ
ネイト型スイッチは、ギアドモータを使用することによ
り、ソレノイド励磁方式に比べ、瞬間的で衝撃的な動作
を行なわないため、柔軟で静かな駆動が可能となり、室
内の静粛性に役立つとともに、スイッチのロック状態と
アンロック状態とを自動的に切り替え可能であるため、
使い勝手に優れるという効果を有する。
【0044】更に、自走回路を搭載したギアドモータを
使用すれば、微少電流で、かつ、低電圧駆動が可能とな
るため、省エネルギーに効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオルタネイト型スイッチの第1実
施形態を示す外観図である。
【図2】図1に示すオルタネイト型スイッチの一部を破
断した斜視図である。
【図3】図1に示すオルタネイト型スイッチに使用する
アームを示す斜視図である。
【図4】本発明に係るオルタネイト型スイッチの第1実
施形態におけるギアドモータのオートオフ操作前の状態
を示す構成説明図である。
【図5】本発明に係るオルタネイト型スイッチの第1実
施形態におけるギアドモータのオートオフ操作時の状態
を示す構成説明図である。
【図6】本発明に係るオルタネイト型スイッチにおける
(a)はギアドモータの回路開放状態、(b)はギアド
モータの回路閉成状態示す各断面図である。
【図7】本発明に係るオルタネイト型スイッチにおける
(a)はギアドモータのオートオフ操作前の動力伝達機
構部を示す側面図、(b)はギアドモータのオートオフ
操作時の動力動力伝達機構部を示す側面図である。
【図8】本発明に係るオルタネイト型スイッチに使用す
るギアドモータの自走回路を示す説明図である。
【図9】本発明に係るオルタネイト型スイッチの第1実
施形態における(a)はオートオフ操作前を示す平面
図、(b)はオートオフ操作時を示す平面図である。
【図10】本発明に係るオルタネイト型スイッチにおけ
るオートオフ操作時の状態を示す斜視図である。
【図11】本発明に係るオルタネイト型スイッチの別の
実施形態を示す一部破断斜視図である。
【図12】従来のオルタネイト型スイッチを示す構成説
明図である。
【図13】従来のオルタネイト型スイッチにおける
(a)はロック状態、(b)はロック解除状態をそれぞ
れ示す説明図である。
【符号の説明】
10 オルタネイト型スイッチ 20 スイッチ本体部 21 ケーシング 22 プレート 23 アーム 24 スイッチスライド部 26 スライド部材 27 復帰バネ 28 ハートカム 29 係合ピン 30 操作軸 40 ギアドモータ 41 ケーシング 42 プレート 43 接点片 44 接点片 45 出力軸 46 カム 46a 面取り部 47 円盤状のカム 48 出力ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動による操作軸のワンプッシュ動作毎
    に、第1の出力状態に対応するロック状態と第2の出力
    状態に対応するアンロック状態とに交互に切り替わるオ
    ルタネイト型スイッチにおいて、 ギアドモータと、該ギアドモータの出力軸から得られる
    動力を前記操作軸若しくは操作軸に連動する部材に伝達
    する動力伝達機構と、外部から与えられる起動用電気信
    号に応答して前記ギアドモータに対する通電時間を制御
    することにより、前記動力伝達機構を介して手動による
    ワンプッシュ動作と等価な動作を行わせる通電時間制御
    手段とを設け、 これにより、外部から起動用電気信号を与えることによ
    っても、前記ロック状態とアンロック状態との切替を行
    い得るように構成したことを特徴とするオルタネイト型
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 動力伝達機構が、ギアドモータの出力軸
    の回転運動を操作軸の軸方向への直線運動に変換するカ
    ム機構を含み、かつ通電時間制御手段が、起動用電気信
    号に応答して、ギアドモータの出力軸が所定角度回転す
    る期間に限り、ギアドモータに対して通電を行う自走回
    路を含むことを特徴とする請求項1に記載のオルタネイ
    ト型スイッチ。
  3. 【請求項3】 自走回路が、ギアドモータの通電路に介
    挿された接点機構と、前記接点機構と協動しつつギアド
    モータの出力軸と一体的に回転して、該出力軸が所定角
    度回転する期間に限り、前記接点機構を閉路させるカム
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のオルタネイト
    型スイッチ。
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