JP2000148304A - ノートパソコンの冷却方式 - Google Patents

ノートパソコンの冷却方式

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JP2000148304A
JP2000148304A JP10313776A JP31377698A JP2000148304A JP 2000148304 A JP2000148304 A JP 2000148304A JP 10313776 A JP10313776 A JP 10313776A JP 31377698 A JP31377698 A JP 31377698A JP 2000148304 A JP2000148304 A JP 2000148304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
heat
cooling
personal computer
cooling piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP10313776A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Watanabe
英樹 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd filed Critical Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的な熱処理が行えるノートパソコンの冷
却方式を提供する。 【解決手段】 発熱素子に密着して取り付けられた受熱
ブロックと、この受熱ブロックの熱エネルギーを運搬す
るヒートパイプと、このヒートパイプによって運ばれた
熱エネルギーを空中に放散する冷却片付きパイプと具備
したことを特徴とし、前記ヒートパイプと前記冷却片付
きパイプとの接続は、前記ヒートパイプと前記冷却片付
きパイプとの双方に切られたネジによって接続されたこ
とを特徴とする。また、前記冷却片付きパイプは、パイ
プ内部をパソコン本体側と表示器側との接続ケーブルが
貫通したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヒートパイプを
使用したノートパソコンの冷却方式に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のノートブック型パソコンに求めら
れる要求は、処理性能の高速化はもとより、装置サイズ
がいかに小さく軽いかが問われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、要求スペッ
クを満たしつつ、装置サイズを小さく軽くするとなる
と、装置内部のスペースを効率よく使い部品を実装しな
ければならない。その結果、部品の高密度実装による熱
処理をいかに効率よく行うかという問題が発生し、この
熱問題をどう処理するかが課題となっていた。
【0004】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、熱処理の課題を解決することができるノートパソ
コンの冷却方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、発熱素子に密着して取り付けられた受熱ブロック
と、この受熱ブロックの熱エネルギーを運搬するヒート
パイプと、このヒートパイプによって運ばれた熱エネル
ギーを空中に放散する冷却片付きパイプと具備したこと
を特徴とするノートパソコンの冷却方式を提供する。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記ヒートパイ
プと前記冷却片付きパイプとの接続が、前記ヒートパイ
プと前記冷却片付きパイプとの双方に切られたネジによ
って接続されたことを特徴とする請求項1に記載のノー
トパソコンの冷却方式を提供する。
【0007】また請求項3に記載の発明は、前記冷却片
付きパイプが、パイプ内部をパソコン本体側と表示器側
との接続ケーブルが貫通したことを特徴とする請求項1
または2に記載のノートパソコンの冷却方式を提供す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態によるノートパソコンの冷却方式の構成を示す斜
視図である。この図において、装置左側に取り付けられ
たチルト実装部11によって表示器側2を任意の角度で
保持可能にし、装置右側で本体側1と前記表示器側2を
接続するケーブルが通る構造となっている。
【0009】パソコン本体側1に内蔵されている回路基
板8に発熱体9が実装されている。発熱体9には受熱ブ
ロック3が取り付けられていて、ヒートパイプ4により
放熱用の冷却フィンを備えたパイプ6と受熱ブロック3
が接続され、チルトの回転軸とぼぼ同軸上の位置にパイ
プ6がパソコン本体側1で固定されている。
【0010】表示器側2から出ているケーブル5は、パ
イプ6の内側を通って基板8に接続されている。またケ
ーブル5には、パイプ6の内側を通る部分に、断熱シー
トが巻かれていてケーブルを熱から保護している。図2
に示す斜視図を参照すると、発熱体8の熱を装置外部に
放熱するための放熱スリット7が、パイプ6の配設され
ているところに設けられている。
【0011】つぎに、この実施形態の動作について説明
する。発熱体8の表面から受熱ブロック3に伝わった熱
は、ヒートパイプ4に伝わり、ヒートパイプの作動原理
(蒸発、圧力差、凝縮、毛細管力)により放熱用の冷却
フィンを備えたパイプ6へ伝熱され、スリット7からパ
ソコン装置外部へと放熱される。この一連の動作により
発熱体8は冷却され、パソコンの信頼性が保たれる。パ
イプ6の材質として、熱伝導率の良い銅やアルミを用い
れば、さらに放熱効果の向上が期待できる。
【0012】またヒートパイプ4とパイプ6を接続する
方法として、接続部分にねじを切って接続させれば、ね
じを切ったことにより接続部分の接触面積が増大し、ヒ
ートパイプ4とパイプ6の熱抵抗が減少し、放熱の効率
が向上する。
【0013】本発明の他の実施形態について図3を参照
して説明する。図3は、冷却方式を前面から見た図であ
る。図3を参照すると、パイプ6の固定方法としてパソ
コン本体側にボス10が設けてあり、パイプ6のプレー
トをボス10でねじ止めしている。これにより、パイプ
6の固定が更にしっかりとし、表示器側2の開閉時に、
表示器側2のねじれによるパイプ6への影響に対処でき
る。
【0014】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0015】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よる第1の効果は、発熱体の熱を効率よく装置外部へ放
熱できることである。その理由は、周りに熱源となる物
が実装されてない位置に放熱部を設けているために他の
熱の影響を受けずに済むためである。
【0016】第2の効果は、装置内部のスペースを効率
よく使えることである。その理由は、本来ケーブルを通
す目的であるパイプに放熱機構を持たせることにより、
1つの部品で2つの機能を満たしているために、放熱機
構を有している部品を実装するスペースを他に設けなく
て済むことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるノートパソコンの
冷却方式の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の実施形態の放熱スリットの位置を示す
図である。
【図3】 本発明の他の実施形態による冷却方式を装置
前面から見た図である。
【符号の説明】
1…本体側 2…表示器側 3…受熱ブロック 4…ヒートパイプ 5…ケーブル 6…パイプ 7…放熱スリット 8…回路基板 9…発熱体 10…ボス 11…チルト実装部
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月27日(1999.8.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、発熱素子に密着して取り付けられた受熱ブロック
と、この受熱ブロックの熱エネルギーを運搬するヒート
パイプと、このヒートパイプによって運ばれた熱エネル
ギーを空中に放散する冷却片付きパイプとを具備し、該
冷却片付きパイプは、パイプ内部をパソコン本体側と表
示器側との接続ケーブルが貫通したことを特徴とするノ
ートパソコンの冷却方式を提供する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】削除

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱素子に密着して取り付けられた受熱
    ブロックと、 この受熱ブロックの熱エネルギーを運搬するヒートパイ
    プと、 このヒートパイプによって運ばれた熱エネルギーを空中
    に放散する冷却片付きパイプとを具備したことを特徴と
    するノートパソコンの冷却方式。
  2. 【請求項2】 前記ヒートパイプと前記冷却片付きパイ
    プとの接続は、 前記ヒートパイプと前記冷却片付きパイプとの双方に切
    られたネジによって接続されたことを特徴とする請求項
    1に記載のノートパソコンの冷却方式。
  3. 【請求項3】 前記冷却片付きパイプは、 パイプ内部をパソコン本体側と表示器側との接続ケーブ
    ルが貫通したことを特徴とする請求項1または2に記載
    のノートパソコンの冷却方式。
JP10313776A 1998-11-04 1998-11-04 ノートパソコンの冷却方式 Pending JP2000148304A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020021845A (ko) * 2000-09-18 2002-03-23 송규섭 냉각용 히트 싱크
WO2013100946A1 (en) * 2011-12-28 2013-07-04 Intel Corporation Electronic device having a passive heat exchange device
US8982555B2 (en) 2012-09-28 2015-03-17 Intel Corporation Electronic device having passive cooling
US9134757B2 (en) 2012-09-28 2015-09-15 Intel Corporation Electronic device having passive cooling

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Effective date: 20000613