JP2000148222A - 数値制御装置とその軸制御方法 - Google Patents

数値制御装置とその軸制御方法

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JP2000148222A
JP2000148222A JP10315890A JP31589098A JP2000148222A JP 2000148222 A JP2000148222 A JP 2000148222A JP 10315890 A JP10315890 A JP 10315890A JP 31589098 A JP31589098 A JP 31589098A JP 2000148222 A JP2000148222 A JP 2000148222A
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JP
Japan
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axis
data
acceleration
deceleration
thickness
Prior art date
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Application number
JP10315890A
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English (en)
Inventor
Atsuki Yamamoto
敦樹 山本
Masafumi Ishiguro
雅史 石黒
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工物が最大板厚未満の場合に加工時間を
短くすることを目的とする。 【解決手段】 被加工物の板厚データから軸の加減速時
間を算出あるいは選択し、被加工物の板厚に適した軸の
加減速制御を行うことにより、被加工物が最大板厚未満
の場合に加工時間を短くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加工物の板厚デ
ータにより軸の加減速時間を算出あるいは選択し、軸の
加減速制御を行う数値制御装置とその軸制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の数値制御装置とその軸制御方法で
は、加工機が加工し得る最大板厚の被加工物を対象にお
いて最短時間で軸の加減速が行えるように計算した加減
速時間を全ての被加工物に用いて軸の加減速制御を行っ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の数値制御装
置とその軸制御方法においては、最大板厚における最短
時間で軸の加減速が行えるように計算された加減速時間
を用いて軸の加減速制御を行うため、被加工物が最大板
厚よりも薄いときであっても速くできず、加工時間が短
くできないという問題を有していた。
【0004】本発明は、上記の従来の課題を解決するも
ので、被加工物の板厚データから軸の加減速時間を算出
あるいは選択し、被加工物の板厚に適した軸の加減速制
御を行うことにより、被加工物が最大板厚未満の場合に
加工時間を短くすることができる数値制御装置とその軸
制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明に係わる数値制御装置は、運転プログラ
ムの内容を解析するプログラム解析手段と、被加工物の
板厚データから軸の加減速時間を算出し軸制御データを
作成する手段と、軸制御データに基づき軸の加減速制御
を行う手段とを備えたものである。
【0006】第2の発明に係わる数値制御装置は、運転
プログラムの内容を解析するプログラム解析手段と、被
加工物の板厚データから板厚別の軸の加減速時間データ
を選択し軸制御データを作成する手段と、軸制御データ
に基づき軸の加減速制御を行う手段とを備えたものであ
る。
【0007】第3の発明に係わる軸制御方法は、プログ
ラム解析処理部により、運転プログラムの内容を解析
し、軸制御データ作成部は、前記の運転プログラムが指
定している被加工物の板厚データより軸の加減速時間を
算出して軸制御データを作成し、軸制御処理部は、前記
の軸制御データに基づいて軸の加減速制御を行うように
したものである。
【0008】第4の発明に係わる軸制御方法は、プログ
ラム解析処理部により、運転プログラムの内容を解析
し、軸制御データ作成部は、前記の運転用プログラムが
指定している被加工物の板厚データより板厚別の軸の加
減速時間データを選択して軸制御データを作成し、軸制
御処理部は、前記の軸制御データに基づいて軸の加減速
制御を行うようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】第1の発明に係わる数値制御装置
は、被加工物の板厚データから軸の加減速時間を算出
し、被加工物の板厚に適した軸の加減速制御を行うこと
により、被加工物が最大板厚未満の場合にも加工時間を
短くできるという作用を有する。
【0010】第2の発明に係わる数値制御装置は、被加
工物の板厚データから板厚別の軸の加減速時間データを
選択し、被加工物の板厚に適した軸の加減速制御を行う
ことにより、被加工物が最大板厚未満の場合にも加工時
間を短くできるという作用を有する。
【0011】第3の発明に係わる軸制御方法は、被加工
物の板厚データから軸の加減速時間を算出し、被加工物
の板厚に適した軸の加減速制御を行うことにより、被加
工物が最大板厚未満の場合にも加工時間を短くできると
いう作用を有する。
【0012】第4の発明に係わる軸制御方法は、被加工
物の板厚データから板厚別の加減速時間データを選択
し、被加工物の板厚に適した軸の加減速制御を行うこと
により、被加工物が最大板厚未満の場合にも加工時間を
短くできるという作用を有する。
【0013】(実施の形態1)図1は第1の発明の実施
の形態としての数値制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0014】1は加工運転を自動実行するための自動運
転用プログラムの記憶手段としての自動運転用プログラ
ム記憶部、2は自動運転プログラムの内容を解析するプ
ログラム解析処理部、3は被加工物の板厚データの記憶
手段としての被加工物板厚データ記憶部、4は被加工物
の板厚データから軸の加減速時間を算出し軸制御データ
を作成する軸制御データ作成部、5は前記軸制御データ
に基づいて軸の加減速制御を行う軸制御処理部、6は数
値制御装置に接続されるサーボモータ駆動用ドライバ、
7はサーボモータ駆動用ドライバに接続されるサーボモ
ータである。
【0015】プログラム解析処理部2は、自動運転用プ
ログラム記憶部1からプログラムを1行ずつ複数行分読
み込み、プログラムの内容を解析する。軸制御データ作
成部4は、前記プログラムの解析結果により、被加工物
板厚データ記憶部3から被加工物の板厚データを読み込
み、軸の加減速時間を算出して軸制御データを作成す
る。軸制御処理部5は、前記軸制御データを受け取り、
動作周期毎に軸の加減速処理を行い、サーボ電流を出力
する。出力されたサーボ電流はドライバ6に入力され、
さらにドライバ6はサーボモータ7に対してモータ電流
を出力し、サーボモータ7を回転させる。
【0016】(実施の形態2)図2は第2の発明の実施
の形態としての数値制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0017】8は加工運転を自動実行するための自動運
転用プログラムの記憶手段としての自動運転用プログラ
ム記憶部、9は自動運転プログラムの内容を解析するプ
ログラム解析処理部、10は被加工物の板厚データの記
憶手段としての被加工物板厚データ記憶部、12は板厚
のしきい値データの記憶手段としての板厚しきい値デー
タ記憶部、11は被加工物の板厚データおよび板厚のし
きい値データを比較する板厚比較処理部、13は板厚別
の軸加減速時間データの記憶手段としての板厚別軸加減
速時間データ記憶部、14は前記の板厚の比較結果から
板厚別の軸の加減速時間データを選択して軸制御データ
を作成する軸制御データ作成部、15は前記の軸制御デ
ータに基づいて軸の加減速制御を行う軸制御処理部、1
6は数値制御装置に接続されるサーボモータ駆動用ドラ
イバ、17はサーボモータ駆動用ドライバに接続される
サーボモータである。
【0018】プログラム解析処理部9は、自動運転用プ
ログラム記憶部8からプログラムを1行ずつ複数行分読
み込み、プログラムの内容を解析する。板厚比較処理部
11は、前記プログラムの解析結果による被加工物板厚
データ記憶部10から被加工物の板厚データの読み込み
と、板厚しきい値データ記憶部12から板厚のしきい値
データの読み込みを行い板厚の比較をする。軸制御デー
タ作成部14は、前記の板厚の比較結果に基づき板厚別
軸加減速時間データ記憶部13より被加工物の板厚に適
した軸の加減速時間データを選択し軸制御データを作成
する。軸制御処理部15は、前記の軸制御データを受け
取り、動作周期毎に軸の加減速処理を行い、サーボ電流
を出力する。出力されたサーボ電流はドライバ16に入
力され、さらにドライバ16はサーボモータ17に対し
てモータ電流を出力し、サーボモータ17を回転させ
る。
【0019】なお、被加工物の板厚データから板厚別の
軸の加減速時間データを選択する手段として、前記のよ
うに板厚のしきい値データと被加工物の板厚を比較し、
比較結果を基に軸の加減速時間を選択する手段は、被加
工物の板厚を板厚のしきい値データとの比較により幾つ
かの集団に分類し、板厚別の軸の加減速時間データを選
択するため、板厚別の軸の加減速時間のデータ量を小さ
くするのに有効である。
【0020】(実施の形態3)図3は第3の発明の実施
の形態としての、軸制御方法の処理のフローチャートで
ある。まず、ステップS30にて、自動運転用プログラ
ムを読み込んで解析を行う。ステップS31にて、前記
のプログラムの解析結果により、被加工物の板厚データ
を読み込んで軸の加減速時間を算出し軸制御データを作
成する。ステップS32にて、前記の軸制御データに基
づいて軸の加減速制御を行う。
【0021】(実施の形態4)図4は第4の発明の実施
の形態としての、軸制御方法のフローチャートである。
まず、ステップS40にて、自動運転用プログラムを読
み込んで解析を行う。ステップS41にて、前記のプロ
グラムの解析結果による被加工物の板厚データを読み込
みと、板厚のしきい値データの読み込みを行い板厚の比
較をする。ステップS42にて、前記の板厚の比較結果
に基づき被加工物の板厚に適した軸の加減速時間データ
を選択し軸制御データを作成する。ステップS43に
て、前記の軸制御データに基づいて軸の加減速制御を行
う。
【0022】なお、被加工物の板厚データから板厚別の
軸の加減速時間データを選択する方法として、前記のよ
うに板厚のしきい値データと被加工物の板厚を比較し、
比較結果を基に軸の加減速時間を選択する方法は、被加
工物の板厚を板厚のしきい値データとの比較により幾つ
かの集団に分類し、板厚別の軸の加減速時間データを選
択するため、板厚別の軸の加減速時間のデータ量を小さ
くするのに有効である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の数値制御装置とその軸制御方法は、被加工物の板厚デ
ータから軸の加減速時間を算出あるいは選択し、被加工
物の板厚に適した軸の加減速制御を行うことにより、被
加工物が最大板厚未満の場合にも加工時間を短くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す数値制御装置
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す数値制御装置
の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す軸制御方法の
処理のフローチャート
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す軸制御方法の
処理のフローチャート
【符号の説明】
1、8 自動運転用プログラム記憶部 2、9 プログラム解析処理部 3、10 被加工物板厚データ記憶部 4、14 軸制御データ作成部 5、15 軸制御処理部 6、16 ドライバ 7、17 サーボモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C001 TA06 TB05 5H269 AB01 BB05 EE13 9A001 BB02 BB03 BB04 DD15 EE07 JJ49 KK29 KK32 KK37 KK54

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転用プログラムを格納するための記憶
    手段と、被加工物の板厚データを格納するための記憶手
    段と、前記格納された運転用プログラムの内容を解析す
    る解析手段と、前記格納された被加工物の板厚データか
    ら軸の加減速時間を算出して軸制御データを作成する手
    段と、前記軸制御データから軸の加減速処理を行う軸制
    御手段とを備えたことを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 運転用プログラムを格納するための記憶
    手段と、被加工物の板厚データを格納するための記憶手
    段と、板厚別の軸の加減速時間データを格納するための
    記憶手段と、前記格納された運転用プログラムの内容を
    解析する解析手段と、前記格納された被加工物の板厚デ
    ータから前記格納された板厚別の軸の加減速時間データ
    を選択し軸制御データを作成する手段と、前記軸制御デ
    ータから軸の加減速処理を行う軸制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする数値制御装置。
  3. 【請求項3】 運転用プログラムの内容を解析し、この
    運転用プログラムが指定している被加工物の板厚データ
    から軸の加減速時間を算出して軸制御データを作成し、
    前記軸制御データに基づいて軸の加減速制御を行うこと
    を特徴とする数値制御装置の軸制御方法。
  4. 【請求項4】 運転用プログラムの内容を解析し、この
    運転用プログラムが指定している被加工物の板厚データ
    から板厚別の軸の加減速時間データを選択して軸制御デ
    ータを作成し、前記軸制御データに基づいて軸の加減速
    制御を行うことを特徴とする数値制御装置の軸制御方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102451984A (zh) * 2010-10-21 2012-05-16 天津迎新船舶机械有限公司 排缆器装置排缆器导轴导芯加工工艺
CN105247425A (zh) * 2013-08-07 2016-01-13 三菱电机株式会社 Nc程序生成装置、nc程序生成方法、nc程序生成程序

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102451984A (zh) * 2010-10-21 2012-05-16 天津迎新船舶机械有限公司 排缆器装置排缆器导轴导芯加工工艺
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