JP2000147549A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2000147549A JP2000147549A JP10314149A JP31414998A JP2000147549A JP 2000147549 A JP2000147549 A JP 2000147549A JP 10314149 A JP10314149 A JP 10314149A JP 31414998 A JP31414998 A JP 31414998A JP 2000147549 A JP2000147549 A JP 2000147549A
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 欠陥画素を検出する検査装置等により予め、
欠陥画素のアドレスが知見されている場合、マトリック
ス状の画素部における実際の欠陥画素の位置を容易に確
認できるようにする。 【解決手段】 液晶表示装置1は、画素3がマトリクス
状に配列された有効画素部2を備え、この画素配列の縦
方向の画素3,3間と横方向の画素3,3間とのそれぞ
れに、データ線となる導電性の第1遮光層4と、この第
1遮光層4とは絶縁された第2遮光層5とのそれぞれが
形成されて各画素3を囲むブラックマトリックス6が設
けられたものとなっている。そして、第2遮光層5と同
じ層でかつ上記の横方向の画素3,3間における第1遮
光層4の直上もしくは直下の位置に、この第1遮光層4
に隣接するもしくは近傍の画素3のアドレスに対応する
情報を示す識別子7が第2遮光層5の材料により視認可
能に形成されている。
欠陥画素のアドレスが知見されている場合、マトリック
ス状の画素部における実際の欠陥画素の位置を容易に確
認できるようにする。 【解決手段】 液晶表示装置1は、画素3がマトリクス
状に配列された有効画素部2を備え、この画素配列の縦
方向の画素3,3間と横方向の画素3,3間とのそれぞ
れに、データ線となる導電性の第1遮光層4と、この第
1遮光層4とは絶縁された第2遮光層5とのそれぞれが
形成されて各画素3を囲むブラックマトリックス6が設
けられたものとなっている。そして、第2遮光層5と同
じ層でかつ上記の横方向の画素3,3間における第1遮
光層4の直上もしくは直下の位置に、この第1遮光層4
に隣接するもしくは近傍の画素3のアドレスに対応する
情報を示す識別子7が第2遮光層5の材料により視認可
能に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、詳細にはアクティブマトリックス型の液晶表示装置
に関する。
し、詳細にはアクティブマトリックス型の液晶表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、液晶表示装置は、有効画素部にマ
トリクス状に配列された画素を選択することにより画面
上に表示パターンを形成している。この画素の選択方式
として、個々の独立した画素電極を配列し、画素電極の
それぞれに薄膜トランジスタ等のスイッチング素子を接
続して表示駆動する、いわゆるアクティブマトリクス駆
動方式が知られている。
トリクス状に配列された画素を選択することにより画面
上に表示パターンを形成している。この画素の選択方式
として、個々の独立した画素電極を配列し、画素電極の
それぞれに薄膜トランジスタ等のスイッチング素子を接
続して表示駆動する、いわゆるアクティブマトリクス駆
動方式が知られている。
【0003】アクティブマトリクス駆動方式(以下、ア
クティブマトリクス型と記す)の液晶表示装置では、マ
トリクス状に配列された画素のそれぞれを囲む状態にブ
ラックマトリックスが設けられている。ブラックマトリ
ックスは、液晶表示装置の高精細化に伴い、画素電極の
周縁付近、つまり画素間にて生じるリバースチルトドメ
インと呼ばれる配向欠陥の領域からの光抜けを防止する
ために不可欠なものである。
クティブマトリクス型と記す)の液晶表示装置では、マ
トリクス状に配列された画素のそれぞれを囲む状態にブ
ラックマトリックスが設けられている。ブラックマトリ
ックスは、液晶表示装置の高精細化に伴い、画素電極の
周縁付近、つまり画素間にて生じるリバースチルトドメ
インと呼ばれる配向欠陥の領域からの光抜けを防止する
ために不可欠なものである。
【0004】従来、図2に示すように、このようなブラ
ックマトリックス6は、有効画素部2における画素配列
の縦方向(垂直方向)の画素3,3間に形成されたデー
タ線となる第1遮光層4(図中、右斜め上のハッチング
で示す部分)と、画素配列の横方向(水平方向)の画素
3、3間に第1遮光層4とは絶縁された状態で形成され
た第2遮光層5(図中、右斜め下のハッチングで示す部
分)とにより構成されている。第1遮光層4および第2
遮光層5は、金属材料で形成されている。なお、図2に
おいて画素3中の()内の数字はこの画素3のアドレス
を示している。
ックマトリックス6は、有効画素部2における画素配列
の縦方向(垂直方向)の画素3,3間に形成されたデー
タ線となる第1遮光層4(図中、右斜め上のハッチング
で示す部分)と、画素配列の横方向(水平方向)の画素
3、3間に第1遮光層4とは絶縁された状態で形成され
た第2遮光層5(図中、右斜め下のハッチングで示す部
分)とにより構成されている。第1遮光層4および第2
遮光層5は、金属材料で形成されている。なお、図2に
おいて画素3中の()内の数字はこの画素3のアドレス
を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の液晶
表示装置において、表示に寄与しない画素欠陥が生じた
場合に、液晶表示装置を駆動しながら欠陥を検出する検
査装置を用いてその欠陥画素の位置の情報を得る、つま
り欠陥画素のアドレスを知ることは容易である。しかし
ながら、欠陥画素のアドレスが正確に判ったとしても、
10万画素以上あるマトリックス状の有効画素部におい
て、実際の欠陥画素の正しい位置(アドレス)を確認す
ることは極めて困難である。
表示装置において、表示に寄与しない画素欠陥が生じた
場合に、液晶表示装置を駆動しながら欠陥を検出する検
査装置を用いてその欠陥画素の位置の情報を得る、つま
り欠陥画素のアドレスを知ることは容易である。しかし
ながら、欠陥画素のアドレスが正確に判ったとしても、
10万画素以上あるマトリックス状の有効画素部におい
て、実際の欠陥画素の正しい位置(アドレス)を確認す
ることは極めて困難である。
【0006】このため、図3に示すように、有効画素部
2以外の例えば水平方向のシフトレジスタ8中、垂直方
向のシフトレジスタ9中のそれぞれに、データ線等で使
用している金属材料を用いて、画素3の水平方向、垂直
方向のアドレスをパターニングしてアドレスマーク10
を形成することにより、アドレスの視認を容易にする方
式が提案され、採用されている。
2以外の例えば水平方向のシフトレジスタ8中、垂直方
向のシフトレジスタ9中のそれぞれに、データ線等で使
用している金属材料を用いて、画素3の水平方向、垂直
方向のアドレスをパターニングしてアドレスマーク10
を形成することにより、アドレスの視認を容易にする方
式が提案され、採用されている。
【0007】ところが、この方式をもってしても、例え
ば欠陥のある画素位置が、有効画素部3の中央付近であ
った場合等では、アドレスマーク10と欠陥画素の位置
とが離れてしまうため、位置の確認が難しいのが現状で
ある。
ば欠陥のある画素位置が、有効画素部3の中央付近であ
った場合等では、アドレスマーク10と欠陥画素の位置
とが離れてしまうため、位置の確認が難しいのが現状で
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明に係る液晶表示装置は、画素がマトリ
クス状に配列された画素部を備え、この画素配列の縦方
向の画素間と横方向の画素間とのそれぞれに、データ線
となる導電性の第1遮光層と、この第1遮光層とは絶縁
された第2遮光層とのそれぞれが形成されて各画素を囲
むブラックマトリックスが設けられてなるものにおい
て、第2遮光層と同じ層でかつ上記の横方向の画素間に
おける第1遮光層の直上もしくは直下の位置に、この第
1遮光層に隣接するもしくは近傍の画素のアドレスに対
応する情報を示す識別子が第2遮光層の材料により視認
可能に形成された構成となっている。
するために本発明に係る液晶表示装置は、画素がマトリ
クス状に配列された画素部を備え、この画素配列の縦方
向の画素間と横方向の画素間とのそれぞれに、データ線
となる導電性の第1遮光層と、この第1遮光層とは絶縁
された第2遮光層とのそれぞれが形成されて各画素を囲
むブラックマトリックスが設けられてなるものにおい
て、第2遮光層と同じ層でかつ上記の横方向の画素間に
おける第1遮光層の直上もしくは直下の位置に、この第
1遮光層に隣接するもしくは近傍の画素のアドレスに対
応する情報を示す識別子が第2遮光層の材料により視認
可能に形成された構成となっている。
【0009】上記発明では、画素配列の横方向の画素間
における第1遮光層の直上もしくは直下の位置に、この
第1遮光層に隣接するもしくは近傍の画素のアドレスに
対応する情報を示す識別子が視認可能に設けられている
ため、欠陥画素を検出する検査装置等により予め、欠陥
画素のアドレスが知見されていれば、このアドレスに対
応する識別子を視認することにより、マトリックス状の
画素部における実際の欠陥画素の位置が容易に確認され
る。また第1遮光層の直上もしくは直下の位置に識別子
が設けられているため、開口率を低下させる等のように
液晶表示装置の性能に影響を及ぼさない。しかも、第2
遮光層と同じ層でかつ第2遮光層の材料により識別子が
形成されていることから、識別子の形成が第2遮光層の
形成と同時に行われるものである。よって、工程数の増
加も防止しつつ形成されるものとなる。
における第1遮光層の直上もしくは直下の位置に、この
第1遮光層に隣接するもしくは近傍の画素のアドレスに
対応する情報を示す識別子が視認可能に設けられている
ため、欠陥画素を検出する検査装置等により予め、欠陥
画素のアドレスが知見されていれば、このアドレスに対
応する識別子を視認することにより、マトリックス状の
画素部における実際の欠陥画素の位置が容易に確認され
る。また第1遮光層の直上もしくは直下の位置に識別子
が設けられているため、開口率を低下させる等のように
液晶表示装置の性能に影響を及ぼさない。しかも、第2
遮光層と同じ層でかつ第2遮光層の材料により識別子が
形成されていることから、識別子の形成が第2遮光層の
形成と同時に行われるものである。よって、工程数の増
加も防止しつつ形成されるものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る液晶表示装置の
一実施形態を示す概略平面図である。図1に示すように
本実施形態の液晶表示装置1は、多数の画素3,3…が
マトリクス状に配列された有効画素部2において、有効
画素部2に形成されたブラックマトリックス6に、画素
3のアドレスに対応する情報を示す識別子7が形成され
ている点で従来と相違している。
基づいて説明する。図1は本発明に係る液晶表示装置の
一実施形態を示す概略平面図である。図1に示すように
本実施形態の液晶表示装置1は、多数の画素3,3…が
マトリクス状に配列された有効画素部2において、有効
画素部2に形成されたブラックマトリックス6に、画素
3のアドレスに対応する情報を示す識別子7が形成され
ている点で従来と相違している。
【0011】すなわち、液晶表示装置1では、従来と同
様に、マトリクス状の有効画素部2において、画素配列
の縦方向(垂直方向)の画素3,3間に形成されたデー
タ線となる導電性の第1遮光層4と、画素配列の横方向
(水平方向)の画素3,3間に第1遮光層4とは絶縁さ
れた状態で形成された第2遮光層5とからブラックマト
リックス6が形成されている。一方、第2遮光層5と同
じ層でかつ画素配列の横方向の画素3,3間における第
1遮光層4の直上もしくは直下の位置に識別子7が形成
されている。
様に、マトリクス状の有効画素部2において、画素配列
の縦方向(垂直方向)の画素3,3間に形成されたデー
タ線となる導電性の第1遮光層4と、画素配列の横方向
(水平方向)の画素3,3間に第1遮光層4とは絶縁さ
れた状態で形成された第2遮光層5とからブラックマト
リックス6が形成されている。一方、第2遮光層5と同
じ層でかつ画素配列の横方向の画素3,3間における第
1遮光層4の直上もしくは直下の位置に識別子7が形成
されている。
【0012】識別子7は、識別子7が形成されている第
1遮光層6に隣接する画素3もしくは近傍の画素3のア
ドレスに対応する情報を示したものであり、例えば顕微
鏡等によって視認可能に形成されている。また、上記し
たように第2遮光層5と同じ層にて形成されているとと
もに、第2遮光層5の材料で形成されたものとなってい
る。
1遮光層6に隣接する画素3もしくは近傍の画素3のア
ドレスに対応する情報を示したものであり、例えば顕微
鏡等によって視認可能に形成されている。また、上記し
たように第2遮光層5と同じ層にて形成されているとと
もに、第2遮光層5の材料で形成されたものとなってい
る。
【0013】本実施形態では、第1遮光層4および第2
遮光層5がそれぞれ、例えば金属クロムやチタン、ニッ
ケル等の金属材料で形成されており、また各画素3毎
に、これに隣接する第1遮光層4に識別子7が形成され
ている。また識別子7は、例えば”1.1”、”2.
1”…のような画素3,3…のそれぞれアドレスを示す
数字からなっている。
遮光層5がそれぞれ、例えば金属クロムやチタン、ニッ
ケル等の金属材料で形成されており、また各画素3毎
に、これに隣接する第1遮光層4に識別子7が形成され
ている。また識別子7は、例えば”1.1”、”2.
1”…のような画素3,3…のそれぞれアドレスを示す
数字からなっている。
【0014】なお、図示を省略しているが、本実施形態
の液晶表示装置1においても従来と同様、対向する基板
の一方の内面に、ブラックマトリックスを構成する第1
遮光層であるデータ線が、基板の縦方向に間隔をあけて
形成されているとともに、基板の横方向にゲート配線が
間隔をあけて形成されている。また、これら第1遮光層
であるデータ線とゲート配線とにより囲まれた各画素領
域内に、スイッチング素子であるトランジスタ、補助容
量線、トランジスタのゲート電極ともなるゲート線、画
素電極等が設けられている。
の液晶表示装置1においても従来と同様、対向する基板
の一方の内面に、ブラックマトリックスを構成する第1
遮光層であるデータ線が、基板の縦方向に間隔をあけて
形成されているとともに、基板の横方向にゲート配線が
間隔をあけて形成されている。また、これら第1遮光層
であるデータ線とゲート配線とにより囲まれた各画素領
域内に、スイッチング素子であるトランジスタ、補助容
量線、トランジスタのゲート電極ともなるゲート線、画
素電極等が設けられている。
【0015】そしてこの基板の内面に、第1遮光層4と
絶縁膜を介して第2遮光層5が設けられている。例え
ば、ゲート配線を挟んで隣接する画素領域にて、一方側
の画素領域のそのゲート配線側にトランジスタやゲート
線等が形成され、他方側の画素領域の上記ゲート配線側
に補助容量線が設けられ、その他の部分に画素電極が形
成されている場合、トランジスタ等が形成された部分へ
の光の透過を防止すべく、第2遮光層5はゲート配線や
補助容量線、ゲート線等に重なるようにゲート配線に沿
って形成されている。
絶縁膜を介して第2遮光層5が設けられている。例え
ば、ゲート配線を挟んで隣接する画素領域にて、一方側
の画素領域のそのゲート配線側にトランジスタやゲート
線等が形成され、他方側の画素領域の上記ゲート配線側
に補助容量線が設けられ、その他の部分に画素電極が形
成されている場合、トランジスタ等が形成された部分へ
の光の透過を防止すべく、第2遮光層5はゲート配線や
補助容量線、ゲート線等に重なるようにゲート配線に沿
って形成されている。
【0016】また、上記の基板に対向する基板の内面に
は、カラーフィルタや対向電極等が形成されており、こ
れら基板間に液晶層が設けられたものとなっている。
は、カラーフィルタや対向電極等が形成されており、こ
れら基板間に液晶層が設けられたものとなっている。
【0017】この液晶表示装置1において識別子7の形
成は、第2遮光層5を形成する際に同時に行う。すなわ
ち、スパッタリング法等を用いて基板上に第2遮光層5
の形成用材料からなる膜を形成し、次いでリソグラフィ
およびエッチング技術によってこの膜をパターニングし
てデータ線である第2遮光層5を形成する際、横方向の
画素3,3間における第1遮光層4の直上もしくは直下
となる位置に識別子7を形成する。
成は、第2遮光層5を形成する際に同時に行う。すなわ
ち、スパッタリング法等を用いて基板上に第2遮光層5
の形成用材料からなる膜を形成し、次いでリソグラフィ
およびエッチング技術によってこの膜をパターニングし
てデータ線である第2遮光層5を形成する際、横方向の
画素3,3間における第1遮光層4の直上もしくは直下
となる位置に識別子7を形成する。
【0018】ここで、カラーフィルタ等が形成された基
板が光透過性のある例えばガラス等の基板で形成されて
いる場合、第1遮光層4の直上の位置に識別子7が形成
されていれば、その基板上から基板を通して識別子7そ
のものを顕微鏡等で観察することができる。またこの場
合、第1遮光層4の直下の位置に識別子7が形成されて
いても、識別子7の形状に沿うように第1遮光層4を形
成することにより、この第1遮光層4を観察することで
識別子7を視認することができる。またトランジスタ等
が形成された基板も光透過性のある基板で形成されてい
れば、第1遮光層4の直下の位置に識別子7が形成され
ていると、この基板上から基板を通してて識別子7その
ものを顕微鏡等で観察することができる。
板が光透過性のある例えばガラス等の基板で形成されて
いる場合、第1遮光層4の直上の位置に識別子7が形成
されていれば、その基板上から基板を通して識別子7そ
のものを顕微鏡等で観察することができる。またこの場
合、第1遮光層4の直下の位置に識別子7が形成されて
いても、識別子7の形状に沿うように第1遮光層4を形
成することにより、この第1遮光層4を観察することで
識別子7を視認することができる。またトランジスタ等
が形成された基板も光透過性のある基板で形成されてい
れば、第1遮光層4の直下の位置に識別子7が形成され
ていると、この基板上から基板を通してて識別子7その
ものを顕微鏡等で観察することができる。
【0019】上記のように液晶表示装置1では、画素配
列の横方向の画素3,3間における各第1遮光層4の直
上もしくは直下の位置に、この第1遮光層4に隣接する
画素3のアドレスの数字からなる識別子7が視認可能に
設けられている。つまり各画素3毎にこれに隣接する第
1遮光層4に識別子7が設けられている。このため、多
数の画素3,3…のうち欠陥画素を検出する検査装置等
により予め、欠陥画素のアドレスが知見されていれば、
このアドレスに対応する識別子7を顕微鏡等を用いて視
認することにより、マトリックス状の有効画素部2にお
ける実際の欠陥画素の位置を容易に確認することができ
る。
列の横方向の画素3,3間における各第1遮光層4の直
上もしくは直下の位置に、この第1遮光層4に隣接する
画素3のアドレスの数字からなる識別子7が視認可能に
設けられている。つまり各画素3毎にこれに隣接する第
1遮光層4に識別子7が設けられている。このため、多
数の画素3,3…のうち欠陥画素を検出する検査装置等
により予め、欠陥画素のアドレスが知見されていれば、
このアドレスに対応する識別子7を顕微鏡等を用いて視
認することにより、マトリックス状の有効画素部2にお
ける実際の欠陥画素の位置を容易に確認することができ
る。
【0020】また識別子7が設けられている1遮光層4
の直上もしくは直下の位置は、遮光領域であることか
ら、識別子7が設けられていることによって開口率が低
下する等のように液晶表示装置1の性能に影響を及ぼす
ことがない。しかも、第2遮光層5と同じ層でかつ第2
遮光層5の材料により識別子7が形成されており、上記
したように識別子7の形成が第2遮光層5の形成と同時
に行われるため、工程数も増えることがない。
の直上もしくは直下の位置は、遮光領域であることか
ら、識別子7が設けられていることによって開口率が低
下する等のように液晶表示装置1の性能に影響を及ぼす
ことがない。しかも、第2遮光層5と同じ層でかつ第2
遮光層5の材料により識別子7が形成されており、上記
したように識別子7の形成が第2遮光層5の形成と同時
に行われるため、工程数も増えることがない。
【0021】したがって、本実施形態によれば、製造歩
留りの低下や製造コストの上昇を防止しつつ、マトリッ
クス状の有効画素部2における実際の欠陥画素の位置を
容易に確認できる液晶表示装置1を実現できので、画素
欠陥の解析効率の向上を図ることができる。
留りの低下や製造コストの上昇を防止しつつ、マトリッ
クス状の有効画素部2における実際の欠陥画素の位置を
容易に確認できる液晶表示装置1を実現できので、画素
欠陥の解析効率の向上を図ることができる。
【0022】なお、本実施形態では、識別子が画素のア
ドレスを示す数字からなる場合について述べたが、画素
のアドレスの情報を示すものであればよく、この例に限
定されない。例えば、画素のアドレスを示す数字に1対
1で対応する何らかの図形であってもよい。また、各画
素毎に識別子を形成した例を説明したが、例えば10画
素毎といったように、簡単に視認可能な所定の間隔の画
素毎に識別子を設けることも可能である。
ドレスを示す数字からなる場合について述べたが、画素
のアドレスの情報を示すものであればよく、この例に限
定されない。例えば、画素のアドレスを示す数字に1対
1で対応する何らかの図形であってもよい。また、各画
素毎に識別子を形成した例を説明したが、例えば10画
素毎といったように、簡単に視認可能な所定の間隔の画
素毎に識別子を設けることも可能である。
【0023】さらに本実施形態では、液晶表示装置の対
向する基板の例えばトランジスタ側の基板の内面に第1
遮光層とともに第2遮光層が形成されてブラックマトリ
ックスが設けられているとしたが、トランジスタ側の基
板に第1遮光層が形成され、これと対向するカラーフィ
ルタ側の基板に第2遮光層が形成されてブラックマトリ
ックスが構成された液晶表示装置にも、本発明を適用で
きるのはもちろんである。
向する基板の例えばトランジスタ側の基板の内面に第1
遮光層とともに第2遮光層が形成されてブラックマトリ
ックスが設けられているとしたが、トランジスタ側の基
板に第1遮光層が形成され、これと対向するカラーフィ
ルタ側の基板に第2遮光層が形成されてブラックマトリ
ックスが構成された液晶表示装置にも、本発明を適用で
きるのはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る液晶表
示装置によれば、画素配列の横方向の画素間における各
第1遮光層の直上もしくは直下の位置に、この第1遮光
層に隣接する画素のアドレスの数字からなる識別子が視
認可能に設けられているので、欠陥画素を検出する検査
装置等により予め、欠陥画素のアドレスが知見されてい
れば、マトリックス状の画素部における実際の欠陥画素
の位置を容易に確認することができる。したがって、画
素欠陥の解析効率の向上を図ることができる。
示装置によれば、画素配列の横方向の画素間における各
第1遮光層の直上もしくは直下の位置に、この第1遮光
層に隣接する画素のアドレスの数字からなる識別子が視
認可能に設けられているので、欠陥画素を検出する検査
装置等により予め、欠陥画素のアドレスが知見されてい
れば、マトリックス状の画素部における実際の欠陥画素
の位置を容易に確認することができる。したがって、画
素欠陥の解析効率の向上を図ることができる。
【図1】本発明に係る液晶表示装置の一実施形態を示す
概略平面図である。
概略平面図である。
【図2】ブラックマトリックスの形成状態を示す平面図
である。
である。
【図3】従来の液晶表示装置に設けられたアドレスマー
クの一例を示す概略平面図である。
クの一例を示す概略平面図である。
1…液晶表示装置、2…有効画素部、3…画素、4…第
1遮光層、5…第2遮光層、6…ブラックマトリック
ス、7…識別子
1遮光層、5…第2遮光層、6…ブラックマトリック
ス、7…識別子
フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA73 AC22 CA11 ED07 ED09 2H091 FA35Y FB08 FC26 GA13 LA03 LA12 2H092 JB52 JB54 JB64 JB68 MA05 MA13 MA17 NA13 NA30 PA08 PA09 5C080 AA10 BB05 DD15 EE32 FF11 JJ01 5C094 AA41 AA43 BA02 BA43 CA19 ED15
Claims (3)
- 【請求項1】 画素がマトリクス状に配列された画素部
を備え、この画素配列の縦方向の画素間と横方向の画素
間とのそれぞれに、データ線となる導電性の第1遮光層
と、該第1遮光層とは絶縁された第2遮光層とのそれぞ
れが形成されて各画素を囲むブラックマトリックスが設
けられてなる液晶表示装置において、 前記第2遮光層と同じ層でかつ前記横方向の画素間にお
ける第1遮光層の直上もしくは直下の位置に、この第1
遮光層に隣接するもしくは近傍の画素のアドレスに対応
する情報を示す識別子が前記第2遮光層の材料により視
認可能に形成されていることを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項2】 前記識別子は、各画素毎にまたは所定間
隔の画素毎に形成されていることを特徴とする請求項1
記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記識別子は、画素のアドレスを示す数
字または該数字に対応した図形であることを特徴とする
請求項1記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314149A JP2000147549A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10314149A JP2000147549A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000147549A true JP2000147549A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18049828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10314149A Pending JP2000147549A (ja) | 1998-11-05 | 1998-11-05 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000147549A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002108241A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-10 | Fujitsu Ltd | アクティブマトリクス型表示装置及びその製造方法 |
JP2002268078A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-18 | Nec Corp | 液晶表示装置 |
-
1998
- 1998-11-05 JP JP10314149A patent/JP2000147549A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4566377B2 (ja) * | 2000-10-03 | 2010-10-20 | シャープ株式会社 | アクティブマトリクス型表示装置及びその製造方法 |
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