JP2000146906A - ガスセンサ素子 - Google Patents

ガスセンサ素子

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JP2000146906A JP10313385A JP31338598A JP2000146906A JP 2000146906 A JP2000146906 A JP 2000146906A JP 10313385 A JP10313385 A JP 10313385A JP 31338598 A JP31338598 A JP 31338598A JP 2000146906 A JP2000146906 A JP 2000146906A
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heater
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富夫 杉山
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/403Cells and electrode assemblies
    • G01N27/406Cells and probes with solid electrolytes
    • G01N27/4067Means for heating or controlling the temperature of the solid electrolyte

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータ部からの洩れ電流が少なく,温度によ
るガス濃度の測定精度が殆ど変わらないガスセンサ素子
を提供すること。 【解決手段】 被測定ガス室101と基準ガス室103
と検出セル2とを有する本体部10の片側面に積層され
たヒータ部5とよりなる。ヒータ部5は,発熱体50と
高電圧側リード部551と低電圧側リード部552とが
設けられたヒータ基板51と被覆基板52とよりなる。
そして,発熱体50はヒータ基板51における面511
に配置されており,高電圧側リード部552はヒータ基
板51における本体部10とは反対側の面512に配置
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,内燃機関の排気系等に設置し,
排ガス中のNOxガス濃度等を検出することができるガ
スセンサ素子に関する。
【0002】
【従来技術】自動車からの排ガスによる大気汚染は現代
社会に深刻な問題を引き起こしており,排ガス中の公害
物質に対する浄化基準法規が年々厳しくなっている。そ
のためガソリン及びディーゼルエンジンに対する燃焼制
御と触媒コンバータによる排出物の低減検討が進められ
ている。
【0003】米国OBD−II規制では,排ガスをクリ
ーンにするために用いる触媒が適切であるかどうか判定
する機能を燃焼制御系等に備えることを要求している。
これに対しては,従来,2本のO2センサを用いたモニ
タシステムが導入されている。しかしながら,この方法
は公害物質の直接的な検出に基づく方法ではないため,
正確に排ガス中の公害物質の総量を検出することは困難
である。仮に,燃焼制御系や触媒モニタにてNOx(例
えば,NO,NO2等)濃度の直接検出が可能となれ
ば,公害物質のより正確な検出が可能であり,排ガスの
浄化について非常に効果的である。
【0004】このようにNOx濃度を測定するためのセ
ンサ素子として,従来,図13に示すごとき構造の素子
が提案されている(特開平8−271476号)。上記
ガスセンサ素子9は,被測定ガスである排ガスが第1拡
散律速通路108を通じて導入される第1被測定ガス室
106と,該第1被測定ガス室106より第2拡散律速
通路109を経て被測定ガスが導入される第2被測定ガ
ス室107と,基準ガスが導入される基準ガス室103
を有する。
【0005】そして,上記第1被測定ガス室106内の
酸素ガス濃度を制御するよう構成されたポンプセル3
と,上記第1被測定ガス室106において被測定ガス中
の酸素ガス濃度を測定する酸素センサセル4と,上記第
2被測定ガス室107において被測定ガス中のNOxガ
ス濃度を測定する検出セル2とよりなる。そして,この
ガスセンサ素子9において,NOxガス濃度の検出は検
出セル2に接続された図示を略した電流計にて検知され
る電流の値から測定できる(後述する実施形態例2参
照)。
【0006】そして,上記ガスセンサ素子9において,
固体電解質体13の第1及び第2被測定ガス室106,
107や基準ガス室103と対面する面とは反対側の面
132に対し,ヒータ部95が積層配置されている。上
記ヒータ部95は検出セル2等の温度を一定に保持する
ために設けてある。これはガスセンサ素子9は素子の温
度が活性温度以上に達しなければ,ガス濃度を検知する
ことができないためである。
【0007】上記ヒータ部95は発熱体953と該発熱
体953に通電するための2本のリード部954とが設
けられたヒータ基板951と,該ヒータ基板951を覆
う被覆基板952とより構成されている。
【0008】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記ガスセン
サ素子9の第1被測定ガス室106,第2被測定ガス室
107は固体電解質体11〜13によって構成されてお
り,更に固体電解質体13に対し,上記検出セル2,酸
素センサセル4を構成する各電極21,22,41が配
置されている。
【0009】そして,固体電解質体13とヒータ部5に
おける発熱体953,リード部954との間の絶縁は薄
い被覆基板952によって取られているが,ガスセンサ
素子9の温度が高温となった場合には,発熱体953や
リード部954に流れる電流が被覆基板952を通じて
固体電解質体13に洩れ出し,上記電流計にて検出する
電流の値がNOxガス濃度に対応した値からずれてしま
うおそれがある。
【0010】この漏れ電流の大きさはガスセンサ素子9
の温度に左右されるため,温度によるNOxガス濃度検
出のバラツキが大となるという問題が生じていた。な
お,このような問題はNOxガスを測定する以外のガス
センサ素子であって,図13と同様の構造を持つガスセ
ンサ素子における共通の問題である。
【0011】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,ヒータ部からの洩れ電流が少なく,温度
によるガス濃度の測定精度が殆ど変わらないガスセンサ
素子を提供しようとするものである。
【0012】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,被測定ガ
スが導入される被測定ガス室と基準ガスが導入される基
準ガス室とを有し,かつ被測定ガス中の特定ガス濃度を
検出するよう構成されると共に被測定ガス室及び基準ガ
ス室の双方に対面するよう構成された検出セルを有する
本体部と,該本体部の片側面に一体的に積層されると共
に上記検出セルを加熱するよう構成されたヒータ部とよ
りなるガスセンサ素子において,上記ヒータ部は,発熱
体及び該発熱体に電力を供給するよう構成された高電圧
側リード部と低電圧側リード部とが設けられたヒータ基
板と,該ヒータ基板を被覆する被覆基板とよりなり,上
記発熱体は上記ヒータ基板における本体部と対面する側
の面に配置されており,上記高電圧側リード部は上記ヒ
ータ基板における本体部と対面する側の面とは反対側の
面に配置されていることを特徴とするガスセンサ素子に
ある。
【0013】上記ヒータ部における発熱体は電力を供給
することにより発熱するため,上記高電圧側リード部と
上記低電圧側リード部とが電源に接続されているが,電
源の高電位側に接続されるのが高電圧側リード部で,低
電位側に接続されるのが低電圧側リード部となる。
【0014】次に,本発明の作用につき説明する。本発
明において最も注目すべきことは,上記発熱体は上記ヒ
ータ基板における本体部と対面する側の面に配置されて
おり,上記高電圧側リード部は上記ヒータ基板における
本体部と対面する側の面とは反対側の面に設けることで
ある。
【0015】これにより,ヒータ部における高電圧側リ
ード部を本体部における検出セルより遠ざけることがで
きるため,ヒータ部と検出セルとの間の絶縁性を高める
ことができる。従って,ヒータ部における発熱体や高電
圧側リード部から検出セルへの洩れ電流を抑制すること
ができ,温度に依存せず,精度の高いガス濃度の検出を
行うことができる。そして,発熱して本体部における検
出セルを加熱するヒータ部は上記ヒータ基板における本
体部と対面する側の面に配置されているため,効率的に
検出セルを加熱することができる。
【0016】以上,本発明によれば,ヒータ部からの洩
れ電流が少なく,温度によるガス濃度の測定精度が殆ど
変わらないガスセンサ素子を提供することができる。
【0017】なお,本発明にかかるガスセンサ素子にお
いて,検出セルにおける測定電極の種類を変更すること
で各種の特定ガス濃度を測定できる素子とすることがで
きる。例えば,NOxに対して活性な電極を使用するこ
とでNOxセンサ素子を得ることができる。つまり,N
Oxが接触することで該NOxを窒素イオンと酸素イオ
ンとに分解する作用を有するような物質にて測定電極を
構成することで,NOxセンサ素子を得ることができ
る。
【0018】こうすることで,分解された酸素イオンが
固体電解質体を流通するイオン電流となるが,この電流
値を測定すればNOx濃度に比例する値を得ることがで
きる。よってNOxセンサ素子として機能するのであ
る。それ以外には,O2,CO,HC等の濃度を測定す
る素子とすることができる。また,内燃機関の排気系に
設置するような空燃比センサ素子とすることもできる。
【0019】また,上記本体部は,固体電解質体と該固
体電解質体に設けられた一対のポンプ電極より構成さ
れ,該ポンプ電極の一方は被測定ガス室と対面するよう
配置されたポンプセルを有することが好ましい(実施形
態例1参照)。
【0020】ポンプセルは通電することにより酸素ポン
ピング作用を発揮するセルであり,ポンプセルのポンプ
電極は被測定ガス室に対面しているため,被測定ガス室
の酸素ガスをポンピングすることができる。従って,適
当な電圧をポンプセルに加えることで被測定ガス室の酸
素ガス濃度を一定とすることができる。または,酸素ガ
スを非常に少なくし,酸素ガスによる影響を排除するこ
とができる。
【0021】このため,より精度よく酸素ガス以外の,
NOx,CO,HC等の各種ガス濃度を測定することが
できる。この場合,ポンプセルで第1被測定ガス室と対
面するポンプ電極は検出セルで濃度測定を行う特定ガス
に対し不活性である物質より構成することが好ましい。
これにより,ポンプ電極での特定ガスの消費が防止でき
るため,正確に被測定ガス中の特定ガス濃度を測定する
ことができる。
【0022】また,上記被測定ガス室は第1被測定ガス
室と第2被測定ガス室とに別れており,第1被測定ガス
室には第1拡散律速通路を通じて外部から被測定ガスが
導入され,また,第1被測定ガス室と第2被測定ガス室
との間は第2拡散律速通路により被測定ガスが流通可能
となるように構成されており,上記本体部は,固体電解
質体と該固体電解質体に設けられた測定電極と基準電極
とよりなると共に上記測定電極は第1被測定ガス室と対
面するよう配置され,上記基準電極は基準ガス室と対面
するよう配置された酸素センサセルを有することが好ま
しい(実施形態例2参照)。
【0023】これにより,酸素センサセルでの酸素ガス
濃度の測定値を基にポンプセルを制御することができる
ため,第1被測定ガス室の酸素ガス濃度を一定の値に保
持することができる。そのため,酸素ガス濃度の影響を
受けることなく第2被測定ガス室で検出セルによる特定
のガス濃度を測定ができるような素子を得ることができ
る。この場合,酸素センサセルで第1被測定ガス室と対
面する測定電極は検出セルで濃度測定を行う特定ガスに
対し不活性である物質より構成することが好ましい。こ
れにより,酸素センサセルでの特定ガスの消費が防止で
きるため,正確に被測定ガス中の特定ガス濃度を測定す
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるガスセンサ素子につき,図
1〜図11を用いて説明する。なお,本例のガスセンサ
素子は,排ガス中のNOxガス濃度を測定可能なNOx
センサ素子である。図1に示すごとく,本例のガスセン
サ素子1は,被測定ガスが導入される被測定ガス室10
1と基準ガスが導入される基準ガス室103とを有し,
かつ固体電解質体13と該固体電解質体13に設けられ
た測定電極21と基準電極22とよりなると共に上記測
定電極21は被測定ガス室101と対面するよう配置さ
れ,上記基準電極22は基準ガス室103と対面するよ
う配置されている検出セル2とを有する本体部10と,
上記本体部10の片側面に一体的に積層されると共に上
記検出セル2を加熱するよう構成されたヒータ部5とよ
りなる。
【0025】上記ヒータ部5は,図2に示すごとく,発
熱体50及び該発熱体50に電力を供給するよう構成さ
れた高電圧側リード部551と低電圧側リード部552
とが設けられたヒータ基板51と,該ヒータ基板51を
被覆する被覆基板52とよりなり,上記高電圧側リード
部551は上記ヒータ基板51における本体部10と対
面する側の面511とは反対側の面512に配置されて
いる。
【0026】以下,詳細に説明する。本例のガスセンサ
素子1は,図1,図4に示すごとく,本体部10とヒー
タ部5とよりなる。上記本体部10は固体電解質体1
1,12,13と絶縁基板14とよりなる。固体電解質
体11には一対のポンプ電極31,32よりなるポンプ
セル3が設けてあり,上記ポンプ電極32は被測定ガス
室101と対面している。固体電解質体11,12,1
3により囲まれた空間部に多孔質体を充填することで被
測定ガス室101が構成されている。この多孔質体は,
被測定ガスをある拡散抵抗のもとで被測定ガス室101
に導入し,検出セル2にかかる測定電極21の近傍まで
拡散させるために設けてある。
【0027】また,上記固体電解質体13には測定電極
21と基準電極22とが設けてあり,これらによって検
出セル2が構成されている。上記検出セル2における測
定電極21は白金よりなる電極であり,検出セル2に電
力を与えることで,該測定電極21はNOxを分解して
窒素イオンと酸素イオンを生成し,該酸素イオンを基準
ガス室103に対しポンピングすることができる。つま
り,測定電極21はNOxに対して活性な電極である。
また,上記基準電極22も白金より構成されているが,
金−白金電極で構成することもできる。
【0028】また,上記ポンプセル3における一対のポ
ンプ電極31,32はNOxを分解しない金−白金電極
よりなる。ポンプセル3は,適当な電力を与えること
で,被測定ガス室101から基準ガス室103へ,また
はその逆方向へ,酸素イオンをポンピングすることがで
きる。
【0029】また,図3,図4に示すごとく,ポンプセ
ル3のポンプ電極31には,電力印加用のリード部31
1及び端子部312が設けてある。ポンプセル3のもう
一つのポンプ電極32には,電力印加用のリード部32
1及び端子部322,323が設けてある。端子部32
2と端子部323との間はスルーホール110にて導通
が取られている。
【0030】また,図4に示すごとく,検出セル2の測
定電極21にはリード部211及び端子部212が設け
てあり,この端子部212はスルーホール120,11
0によって,上記端子部323に接続されている。ま
た,上記検出セル2の基準電極22についてもリード部
221及び端子部222が設けてあり,この端子部22
2はスルーホール130を通じて端子部223に接続さ
れ,またスルーホール120,110を通じて端子部2
24に接続されている。
【0031】また,固体電解質体13に対し,絶縁基板
14を介してヒータ部5が積層されている。そして,固
体電解質体13,絶縁基板14,ヒータ部5により囲ま
れた空間部が基準ガス室103となる。
【0032】図2に示すごとく,上記ヒータ部5はヒー
タ基板51と該ヒータ基板51に設置されたPtを含む
発熱体50,高電圧側及び低電圧側リード部551,5
52とよりなり,ヒータ基板51は被覆基板52により
被覆されている。
【0033】そして,発熱体50はヒータ基板51の本
体部10の側と対面した面511に設けてある。また,
アルミナよりなるネガパターン59も共に面511に設
けてある。低電圧側リード部552は上記発熱体50と
一体的に構成され,同じく面511に設けてある。上記
高電圧側リード部551は,本体部10の側とは反対側
の反対面512に設けてある。そして,高電圧側リード
部551と発熱体50との間はヒータ基板51の一方の
面511から反対面512に通じる2つのスルーホール
510によって電気的な導通が取られている。また,高
電圧側リード部551保護または絶縁のために,高電圧
側リード部551の外側には被覆基板または絶縁層を設
けてもよい。
【0034】また,図示を略したヒータ部用電源のアー
ス極に接続される端子部553が反対面512に設けて
ある。この端子部553は低電圧側リード部552と2
つのスルーホール520によって導通がとられている。
また,図示を略したヒータ部用電源の高電位側からの導
線は上記高電圧側リード部551に対し接続される。
【0035】そして,上記ヒータ部5において,ヒータ
部用電源から電圧を印加することにより,電流はヒータ
部5の各部を高電圧側リード部551,スルーホール5
10,発熱体50,低電圧側リード部552,スルーホ
ール520,端子部553の順に流れる。
【0036】よって,発熱体50における電位は,図2
に示すa部,d部よりもb部,c部のほうが高くなる。
そして,図4,図5に示すごとく,検出セル2における
測定電極21と発熱体50における電位の低いa部,d
部との距離が,発熱体50における電位の高いb部,c
部との距離よりも短くなるように,上記測定電極21を
固体電解質体13に対しレイアウトする。すなわち,図
5に示すごとく,c部とb部とを隣接させ,これらの外
方にa部やd部が配置されるような発熱体50となし,
c部とb部との真上に測定電極21がくるようにレイア
ウトするのである。
【0037】また,図1に示すごとく,本例のガスセン
サ素子1において,検出セル2には回路25が接続さ
れ,ポンプセル3には回路35が接続されている。回路
25は定電圧電源253と電流計251と該電流計25
1の値からNOxガス濃度を算出するNOxガス濃度測
定器255が接続されている。また,回路35には可変
電源353と電流計351と電流計351の値から可変
電源の電圧値を制御するための制御器356が設けてあ
る。
【0038】次に,本例のガスセンサ素子1の製造方法
について説明する。まず,固体電解質体11,12,1
3用のジルコニア生シートの作製につき説明する。6モ
ル%のイットリアと94モル%のジルコニアとよりなる
平均粒径が0.5μmのイットリア部分安定化ジルコニ
ア100部(重量部以下回じ),α−アルミナ1部,P
VB(ポリビニルブチラール)5部,DBP(ディブチ
ルフタレート)10部,エタノール10部,トルエン1
0部よりなるセラミック混合物を準備した。次いで,上
記セラミック混合物をボールミル中で混合し,得られた
スラリーをドクターブレード法にて乾燥厚みが0.3m
mであるシート成形体に成形した。
【0039】上記シート成形体を5×70mmの長方形
に切断し,ポンプセル3のポンプ電極32用の印刷部を
1〜10wt%のAu添加Ptペーストを用いて印刷形
成した。一方,ポンプ電極32と対向する位置に設けた
ポンプ電極32,該ポンプ電極31,32に接続される
各リード部等となる印刷部をPtペーストを用いてスク
リーン印刷にて形成した。これが固体電解質体11用の
生シートとなる。
【0040】また,上記シート成形体を5×70mmの
長方形に切断し,先端がコの字になるよう2×15mm
の空間部を設けた。これが固体電解質体12用の生シー
トとなる。そして,上記空間部が被測定ガス室101と
なる。
【0041】また,上記シート成形体を5×70mmの
長方形に切断し,測定電極21用の印刷部を0〜10w
t%Pd添加Ptペーストを用いて印刷形成した。一
方,上記測定電極21,上記基準電極22に接続される
各リード部等となる印刷部をPtペーストを用いてスク
リーン印刷にて形成した。これが固体電解質体13用の
生シートとなる。
【0042】次に,絶縁基板14,ヒータ基板51,被
覆基板52用のアルミナ生シートの作製につき説明す
る。平均粒径0.3μmのα−アルミナ98部,6モル
%イットリア部分安定化ジルコニア3部,PVB10
部,DBP10部,エタノール30部,トルエン30部
よりなるセラミック混合物を準備した。次いで,このセ
ラミック混合物をボールミル中にで混合し,得られたス
ラリーをドクターブレード法にて乾燥厚みが0.3mm
となるシート成形体に成形した。
【0043】上記シート成形体を5×70mmの長方形
に切断し,先端が閉じたコの字となるように2×65m
mの空間部を設けた。これが絶縁基板14用の生シート
となる。そして,上記空間部が基準ガス室103とな
る。
【0044】また,上記シート成形体を5×70mmの
長方形に切断し,90wt%のPtと10wt%のアル
ミナが含まれるぺーストを用いて,発熱体50や該発熱
体50に通電するためのリード部551,552等を構
成する印刷部をスクリーン印刷法により形成した。これ
がヒータ基板51用の生シートとなる。また,被覆基板
52用の生シートを上記シート成形体を5×7mmで切
断して,作製した。
【0045】次に,ネガパターン59用の生シートの作
製につき説明する。上記絶縁基板14,ヒータ基板5
1,被覆基板52と同一のアルミナを用い,バインダー
としてPVB10部,可塑剤としてDBP5部,消泡剤
としてスパン1部,溶剤としてテレピネオール50部,
アルミナ粉100部を混合し,三本ロールに20回通す
ことでアルミナペーストを作製する。
【0046】そして,上記ペーストを用いて,ネガパタ
ーン59をスクリーン印刷法により形成し,これを乾燥
することで作製した。
【0047】次に,上記被測定ガス室101に充填した
多孔質体用のペーストについて説明する。バインダーと
してPVB10部,可塑剤としてDBP5部,消泡剤と
してスパン1部,溶剤としてテレピネオール50部,ア
ルミナ粉100部を混合し,三本ロールに20回通すこ
とでアルミナペーストを作製した。
【0048】そして,上記各生シートを積層して積層体
を構成する。この方法について説明する。まず,図4に
示すごとく,固体電解質体12用の生シートと固体電解
質体13用の生シートとを80度にて熱圧着して積層す
る。次いで,上記アルミナペーストをスクリーン印刷法
にて固体電解質体12の空間に充填し,被測定ガス室1
01となる部分を作製する。その後,残りの生シートを
図1,図4に示す通り,順次積層圧着して積層体を得
た。以上の方法で得られた積層体を大気中1500℃に
て1時間で焼成した。これにより,本例にかかるガスセ
ンサ素子1を得た。
【0049】次に,本例にかかるガスセンサ素子1の性
能について,比較試料と共に測定した。試料1となるガ
スセンサ素子は上述の図1〜図5に記載して,上述した
素子である。比較試料C1となる素子は,図6,図7に
示すごときガスセンサ素子89であり,本体部10にお
ける各電極21,22,31,32の位置,面積,幅,
長さ,また被測定ガス室101の構成,大きさ,基準ガ
ス室103の大きさ等を同じとした素子である。
【0050】そして,ガスセンサ素子89のヒータ部8
は,図6に示すごとく,固体電解質体よりなる基板81
に対し基板85で覆った発熱体80と高電圧側リード部
801及び低電圧側リード部802とを埋設した構造を
有している。
【0051】つまり,図7に示すごとく,上記ヒータ部
8において,固体電解質体よりなる基板81に対し,絶
縁基板82が積層され,該絶縁基板82において本体部
10と対面する側の面821には,発熱体80と該発熱
体80に対し一体的に形成された高電圧側リード部80
1と低電圧側リード部802とが設けてある。
【0052】また,上記絶縁基板82と対面する側と反
対側の面には図示を略した定電圧電源と接続された導線
を接続するための端子部803,804が設けてある。
この端子部803,804と上記高電圧側リード部80
1と低電圧側リード部802との導通は絶縁基板82と
基板81とを貫通するスルーホール820,810によ
り取られている。そして,上記絶縁基板82には絶縁体
(アルミナ)よりなるネガパターン83が積層され,ヒ
ータ部80やネガパターン83に対し絶縁基板84が積
層され,更に固体電解質体よりなる基板85が積層され
ている。その他は試料1と同様の構成,材料よりなる。
【0053】このようにして得られた試料1と比較試料
C1とを以下の条件下にて,NOxに対する特性やヒー
タ部からの洩れ電流について評価した。試料1,比較試
料C1にかかるガスセンサ素子を用い,想定される使用
環境下で各試料を作動させ,その静特性について評価し
た。その条件は,被測定ガスの温度を400℃,使用し
た被測定ガスの組成は,0〜2000ppmのNOを含
み,酸素ガスが5%,その他が窒素ガスよりなる。ま
た,ヒータ部に通電して,ガスセンサ素子の温度をほぼ
750℃に保持した状態で測定を行った。以上の測定に
より得られた結果をNO濃度を横軸に,ガスセンサ素子
の出力となる電流計251(図1参照)における電流値
を縦軸として,図8に記載した。
【0054】また,上記と同様の測定を,被測定ガスの
ガス温度400℃,使用した被測定ガスの組成は,10
00ppmのNOを含み,酸素ガスが5%,その他が窒
素ガスよりなる。また,ヒータ部に通電して,ガスセン
サ素子の温度をそれぞれ650℃,700℃,750
℃,800℃に保持して測定を行った。この測定結果に
ついて,NO濃度を横軸に,ガスセンサ素子の出力とな
る電流計251(図1参照)における電流値を縦軸とし
て,図9に記載した。
【0055】図8に示すごとく,比較試料C1のガスセ
ンサ素子では,漏れ電流の影響により,本例にかかる試
料1のガスセンサ素子よりもセンサ出力が高くなってい
ることが分かった。
【0056】また,図9に示すごとく,比較試料C1の
ガスセンサ素子では,漏れ電流の影響により,等しいN
Oガス濃度の被測定ガスを用いても,ガスセンサ素子の
温度が変化することでセンサ出力が変化することが分か
った。よって,比較試料C1と比べて本例にかかる試料
1はヒータ部と本体部との間の絶縁性が高く,ヒータ部
からの漏れ電流が抑制されるため,より正確なNO濃度
の測定が可能であることが分かった。
【0057】本例の作用効果について,説明する。本例
のガスセンサ素子1は,ヒータ基板51に配置する高電
圧側リード部551をガスセンサ素子1の本体部10と
対面する側の面511とは反対側の面512に設けてあ
る。これにより,ヒータ部51における高電圧側リード
部551を本体部10における検出セル2より遠ざける
ことができるため,ヒータ部5と検出セル2との間の絶
縁性を高めることができる。
【0058】従って,ヒータ部5における発熱体50や
高電圧側リード部551から検出セル2への洩れ電流を
抑制することができ,温度に依存せず,精度高くガス濃
度の検出を行うことができる(図8,図9参照)。そし
て,発熱して本体部10における検出セル2を加熱する
ヒータ部5は上記ヒータ基板51における本体部10と
対面する側の面511に配置されているため,効率的に
検出セル2を加熱することができる。
【0059】以上,本例によれば,ヒータ部からの洩れ
電流が少なく,温度によるガス濃度の測定精度が殆ど変
わらないガスセンサ素子を提供することができる。
【0060】また,本例にかかるガスセンサ素子1にお
ける発熱体50,高電圧側リード部551,低電圧側リ
ード部552の形状は,図2に示す形状以外に,例えば
図10(a)〜(d),図11(a)〜(c)に列挙す
るような様々な形状とすることができる。
【0061】図10は発熱体50の形状を細く,ジグザ
グの形状を描くように構成することで,発熱体50の長
さをより長くして,より高温を発することができるよう
に構成した例である。図11の(a)や(c)は発熱体
50の本数を増やして,より高温を発することができる
ように構成した例である。
【0062】図11の(b)は発熱体の高電圧側リード
部551を発熱体50の中央に集中させ,この高電圧側
リード部551と測定電極との距離をより大きくとり,
より漏れ電流を抑制できるように構成した例である。以
上にかかるいずれの発熱体50を有するガスセンサ素子
1についても,本例と同様の作用効果を得ることができ
る。
【0063】実施形態例2 本例は,図12に示すごとく,NOx濃度を測定する検
出セル2と,第1被測定ガス室106の酸素ガス濃度を
一定に保持するポンプセル3と,第1被測定ガス室10
6の酸素ガス濃度を測定する酸素センサセル4とを有す
るガスセンサ素子1である。
【0064】図12に示すごとく,本例のガスセンサ素
子1は,固体電解質体11〜13等からなる本体部10
と,ヒータ部5とよりなる。本体部10には,上記固体
電解質体11〜13によって,第1被測定ガス室10
6,第2被測定ガス室107,基準ガス室103が形成
されており,第1被測定ガス室106は固体電解質体1
1に設けられた第1拡散律速通路108より被測定ガス
が導入され,第2被測定ガス室107は第1被測定ガス
室106より第2拡散律速通路109を通じて被測定ガ
スが導入されることとなる。
【0065】そして,上記ポンプセル3は上記固体電解
質体11と該固体電解質体11に設けられた一対のポン
プ電極31と第1被測定ガス室106に面するポンプ電
極32とよりなる。また,ポンプ電極32はNOx不活
性なPt−Au電極である。また,上記検出セル2は,
上記固体電解質体13と第2被測定ガス室107に面し
て設けられた測定電極21と,基準ガス室103に面し
て設けられた基準電極22とよりなる。また,測定電極
21はNOx活性なPt電極である。
【0066】また,上記酸素センサセル4は,固体電解
質体13と第1被測定ガス室106に面して設けられた
測定電極41と,基準ガス室103に面して設けられた
基準電極22とよりなる。なお,検出セル2と酸素セン
サセル4とは基準電極22を共有している。また,測定
電極41はNOx不活性なPt−Au電極である。
【0067】そして,検出セル2と酸素センサセル4は
共に回路26に接続されており,この回路26には,検
出セル2における測定電極21と基準電極22との間を
流れる電流を測定する電流計261と,酸素センサセル
4における測定電極41と基準電極22との間の電圧を
測定する電圧計262と,これら両セル2,4に対し電
力を供給する定電圧電源263が設けてある。
【0068】また,上記ポンプセル3は回路36に接続
され,この回路36には可変電源363が設けてある。
また,この可変電源363の電圧は上記電圧計262の
値と連動して作動するよう構成されている。
【0069】そして,ガスセンサ素子1における本体部
10には発熱部5が設けてあり,この発熱部5は実施形
態例1にかかる図2に示すごとき構造を有している。そ
の他は実施形態例1と同様である。
【0070】本例のガスセンサ素子10は,検出セル2
と酸素センサセル2に対し通電し,検出セル2に流れる
電流値を電流計261で測定することでNOx濃度を測
定する。そして,電圧計262で酸素センサセル4にか
かる電圧を測定することで第1測定ガス室106での酸
素ガス濃度が分かる。よって,この値を基に図示を略し
たフィードバック回路を利用して可変電源363による
ポンプセル3に対する印加電圧を制御する。
【0071】ポンプセル3は印加電圧の寡多によって酸
素ガスのポンピング量が定まるため,上記酸素センサセ
ル4と上記ポンプセル3とにより第1被測定ガス室10
6の酸素ガス濃度を一定とすることができる。従って,
第1被測定ガス室106からの被測定ガスが流れ込む第
2被測定ガス室107の酸素ガス濃度は略一定となる。
【0072】そして,検出セル2では測定電極21にお
いてNOxを酸素イオンと窒素イオンとに分解し,また
酸素が酸素イオンに分解される。分解された酸素イオン
によるイオン電流が回路26の電流計261での電流値
と比例する。本例のガスセンサ素子1では,酸素ガス由
来の酸素イオン量が一定となるため,正確なNOx濃度
を測定することができる。その他は実施形態例1と同様
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,ガスセンサ素子の断面
説明図。
【図2】実施形態例1における,ガスセンサ素子におけ
るヒータ部の斜視展開図。
【図3】実施形態例1における,ガスセンサ素子の平面
図。
【図4】実施形態例1における,ガスセンサ素子の斜視
展開図。
【図5】図4に示す平面Aにおいて切断した,ガスセン
サ素子の断面説明図。
【図6】実施形態例1における,比較試料C1にかかる
ガスセンサ素子の断面説明図。
【図7】実施形態例1における,比較試料C1にかかる
ガスセンサ素子のヒータ部の斜視展開図。
【図8】実施形態例1における,試料1,比較試料C1
にかかる被測定ガス中のNO濃度とガスセンサ素子の出
力との関係を示す説明図。
【図9】実施形態例1における,試料1,比較試料C1
にかかるガスセンサ素子の温度とガスセンサ素子の出力
との関係を示す説明図。
【図10】実施形態例1における,さまざまな形状を有
するヒータ部,高電圧側リード部,低電圧側リード部と
を示す説明図。
【図11】実施形態例1における,さまざまな形状を有
するヒータ部,高電圧側リード部,低電圧側リード部と
を示す説明図。
【図12】実施形態例2における,検出セル,酸素セン
サセル,ポンプセルを有するガスセンサ素子の説明図。
【図13】従来のガスセンサ素子の説明図。
【符号の説明】
1...ガスセンサ素子, 10...本体部, 11,12,13...固体電解質体, 101...被測定ガス室, 103...基準ガス室, 2...検出セル, 3...ポンプセル, 5...ヒータ部, 50...発熱体, 51...ヒータ基板, 512...反対面, 52...被覆基板 551...高電圧側リード部, 552...低電圧側リード部,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 富夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 田中 章夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定ガスが導入される被測定ガス室と
    基準ガスが導入される基準ガス室とを有し,かつ固体電
    解質体と該固体電解質体に設けられた測定電極と基準電
    極とよりなると共に上記測定電極は被測定ガス室と対面
    するよう配置され,上記基準電極は基準ガス室と対面す
    るよう配置されている検出セルとを有する本体部と,上
    記本体部の片側面に一体的に積層されると共に上記検出
    セルを加熱するよう構成されたヒータ部とよりなるガス
    センサ素子において,上記ヒータ部は,発熱体及び該発
    熱体に電力を供給するよう構成された高電圧側リード部
    と低電圧側リード部とが設けられたヒータ基板と,該ヒ
    ータ基板を被覆する被覆基板とよりなり,上記発熱体は
    上記ヒータ基板における本体部と対面する側の面に配置
    されており,上記高電圧側リード部は上記ヒータ基板に
    おける本体部と対面する側の面とは反対側の面に配置さ
    れていることを特徴とするガスセンサ素子。
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