JP2000146639A - 流量計および流体供給装置 - Google Patents

流量計および流体供給装置

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JP2000146639A
JP2000146639A JP10336475A JP33647598A JP2000146639A JP 2000146639 A JP2000146639 A JP 2000146639A JP 10336475 A JP10336475 A JP 10336475A JP 33647598 A JP33647598 A JP 33647598A JP 2000146639 A JP2000146639 A JP 2000146639A
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fluid
magnet
casing
rotating body
cavity
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JP10336475A
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Kiyohisa Tateyama
清久 立山
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流量を従来よりも広範囲かつ正確に測定でき
る流量計を提供する。 【解決手段】 ケーシング61の空洞部61cを形成す
る壁部に固定される第1の磁石63、および回転体62
における前記第1の磁石63に対峙する位置に第1の磁
石63と同極を対向させて固定される第2の磁石64と
を有し、前記回転体62を前記ケーシング61の空洞部
61c内に非接触で位置させている。したがって、流体
と接触して回転する際、前記回転体62に摩擦抵抗はほ
とんど生じない。このため、流量の多少に拘わらず、流
体の流量を広範囲にかつ正確に検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体の流量を測定す
る流量計およびこの流量計を用いた流体供給装置に関
し、特に、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displa
y:LCD)に使われるガラス基板上に塗布される各種
処理液の流量測定および供給に適する流量計および流体
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LCDの製造工程においては、LCD用
のガラス基板上にITO(Indium TinOxide)の薄膜や
電極パターンを形成するために、半導体デバイスの製造
に用いられるものと同様のフォトリソグラフィ技術が利
用される。フォトリソグラフィ技術では、フォトレジス
トを基板に塗布し、これを露光し、さらに現像する。
【0003】このうち現像処理工程においては、レジス
トのうち未露光部分を現像液で処理してパターンを形成
すると共に、ガラス基板の端部に残存するレジストを除
去する端部処理を行っている。この端部処理において、
ポジタイプでは例えばシンナー等の有機溶剤を用い、ま
たネガタイプでは例えば現像液を用いて行っている。
【0004】ところで、上記した有機溶剤等の端部処理
液は、いずれにしても流量計を見ながら、流量調整弁を
調整して、供給量を適切なものとする必要があり、この
端部処理液を供給する供給装置には、従来、図10およ
び図11に示したような流量計が設けられている。
【0005】図10に示したものは、流入口101と流
出口102がそれぞれ端部処理液を供給する配管中に接
続されるガラス製のテーパ管100と、このテーパ管1
00内に設けられる浮き子103とを備えてなり、浮き
子103のレベルをテーパ管100に設けられた目盛り
100aで読みとることにより、流体、すなわち端部処
理液の流量を測定するものである。
【0006】図11に示したものは、流入口111と流
出口112とを有すると共に、この流入口111と流出
口112とを結ぶ流路の側部に膨出する空洞の膨出部1
13を備えたケーシング110と、膨出部113内に配
設される羽根部114とを有している。また、この羽根
部114には、適宜部位に磁石や光反射板等の検出体1
14aが付設されていると共に、支軸115によって軸
支されて膨出部113内に配設されている。そして、流
入口111から流入した流体が接触することにより、羽
根部114が回転し、ケーシング110に付設した磁気
センサや光センサ等のセンサ116により、羽根部11
4に付設した検出体114aを検知してその回転数を検
出し、流量を計測する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た流量計には次のような問題がある。まず、図10に示
したものは、計測レンジがテーパ管100の大きさに左
右されるため、計測レンジを大きくしようとすれば、そ
れに伴ってテーパ管100を大型なものにせざるを得な
い。また、テーパ管100がガラス製であると共に、形
状が特殊であるため、基本的に製造コストが高い。従っ
て、計測レンジを大きくするために大型化すれば、製造
コストはさらに高くなる。
【0008】一方、図11に示したものは、羽根部11
4が支軸115によって支持されて回転するものである
ため、支軸115と膨出部113内に設けられる軸受け
部との間に発生する摩擦抵抗により、流体の流量が少な
い場合には検出できないという問題がある。また、使用
していると摩耗により支軸115と軸受け部との間に、
微少なゴミが侵入し、検出性能がさらに低下するという
問題がある。この摩耗を防止するために、支軸115の
端部をピボット構造としたり、端部にルビーやサファイ
ヤ等を設けたりしたものもあるが、この場合には、製品
価格が高くつくという問題がある。
【0009】特に、ガラス基板上に塗布されるレジスト
の現像処理工程において上記した端部処理を行う場合、
あるいは、レジスト塗布の際に基板とレジストとのぬれ
性を向上させるシンナー等の補助液を塗布する場合に
は、この端部処理液や補助液の吐出量を広範囲にかつ微
妙に制御する必要があるが、上記した流量計を用いたの
では、性能的に不十分であったり、あるいはコスト的に
高くつくという問題が指摘されていた。
【0010】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、流体の流量を従来のものよりも広範
囲かつ正確に測定できると共に、低コストで提供するこ
とができる流量計および流体供給装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明の流量計は、一端に流体の流
入口が、他端に流体の流出口がそれぞれ形成され、流体
の流路となる配管に前記流入口と流出口とがそれぞれ接
続されて配設されるケーシングと、前記ケーシングの流
入口と流出口との間の空洞部内に配置され、流体と接触
することにより回転する回転体と、前記回転体を前記ケ
ーシングの空洞部内に位置させるため、前記ケーシング
の空洞部を形成する壁部に固定される第1の磁石、およ
び前記回転体における前記第1の磁石に対峙する位置に
第1の磁石と同極を対向させて固定される第2の磁石
と、流体と接触して回転する前記回転体の回転数を検出
するセンサとを具備する。なお、回転体は、空洞部内で
壁面に対し非接触あるいは接触する場合のいずれであっ
ても構わない。
【0012】請求項1記載の本発明では、ケーシングの
空洞部を形成する壁部に固定される第1の磁石、および
回転体における前記第1の磁石に対峙する位置に第1の
磁石と同極を対向させて固定される第2の磁石とを有
し、前記回転体を前記ケーシングの空洞部内に位置させ
ている。したがって、流体と接触して回転する際、前記
回転体に摩擦抵抗はほとんど生じない。このため、流量
の多少に拘わらず、流体の流量を広範囲にかつ正確に検
出することができる。
【0013】請求項2記載の本発明の流量計は、前記回
転体の内部に、空洞部が設けられていることを特徴とす
る。
【0014】請求項2記載の本発明では、回転体の内部
が空洞化されているので、回転体の慣性モーメント(G
D2)が小さくなり、微少流量であっても正確に流量を
計測することができる。
【0015】請求項3記載の本発明の流量計は、前記回
転体は、両端に円錐部が一体的に設けられた円柱部と、
少なくとも円柱部の外周面に螺旋状に設けられた羽根部
とを備え、前記ケーシングの流入口と流出口との間の空
洞部内に、軸線が前記流入口と流出口とを結ぶ方向に沿
うように配置され、前記第1の磁石は、前記ケーシング
の空洞部を形成する壁部に、流入口寄りと流出口寄りと
に間隔をおいて固定され、前記第2の磁石は、前記回転
体における前記第1の磁石に対峙する位置に第1の磁石
と同極を対向させて固定されることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の本発明では、回転体が、両
端に円錐部が一体的に設けられた円柱部と、少なくとも
円柱部の外周面に螺旋状に設けられた羽根部とを備え、
前記ケーシングの流入口と流出口との間の空洞部内に、
軸線が前記流入口と流出口とを結ぶ方向に沿うように配
置されている。そして、前記ケーシングの空洞部を形成
する壁部に、流入口寄りと流出口寄りとに間隔をおいて
固定される第1の磁石、および前記回転体における前記
第1の磁石に対峙する位置に第1の磁石と同極を対向さ
せて固定される第2の磁石とにより、前記回転体を前記
ケーシングの空洞部内に非接触で位置させている。した
がって、前記羽根部に流体が接触した場合には、前記回
転体は摩擦抵抗をほとんど生じることなく回転する。こ
のため、流量の多少に拘わらず、流体の流量を広範囲に
かつ正確に検出することができる。しかも、構造が簡易
であると共に、回転体として高価な材料を採用する必要
がないため低コストで製作することができる。
【0017】請求項4記載の本発明の流量計は、前記回
転体は、環状に形成された基部と、この基部から中心に
向かって径方向に延びるように、円周方向に沿って複数
枚突設された羽根部とを備え、前記ケーシングの流入口
と流出口との間の空洞部内に、軸線が前記流入口と流出
口とを結ぶ方向に沿うように配置され、前記羽根部に流
体が接触することにより回転し、前記第1の磁石は、前
記ケーシングの空洞部を形成する壁部に固定され、前記
第2の磁石は、前記回転体における前記第1の磁石に対
峙する位置に第1の磁石と同極を対向させて固定される
ことを特徴とする。
【0018】請求項4記載の本発明では、回転体が、環
状に形成された基部と、この基部から中心に向かって径
方向に延びるように、円周方向に沿って複数枚突設され
た羽根部とを備え、前記ケーシングの流入口と流出口と
の間の空洞部内に、軸線が前記流入口と流出口とを結ぶ
方向に沿うように配置されている。そして、前記ケーシ
ングの空洞部を形成する壁部に固定される第1の磁石、
および前記回転体における前記第1の磁石に対峙する位
置に第1の磁石と同極を対向させて固定される第2の磁
石とにより、前記回転体を前記ケーシングの空洞部内に
非接触で位置させている。したがって、前記羽根部に流
体が接触した場合には、前記回転体は摩擦抵抗をほとん
ど生じることなく回転する。このため、流量の多少に拘
わらず、流体の流量を広範囲にかつ正確に検出すること
ができる。しかも、回転体の全体形状が扁平な形状であ
るため、円柱状のものよりも磁気反発力により浮かせ易
く、また、回転体の大きさを小型にすることができるた
め、製作がさらに容易であると共に、流量がより少量で
あっても応答性に優れている。
【0019】請求項5記載の本発明の流量計は、一端に
流体の流入口が、他端に流体の流出口がそれぞれ形成さ
れ、流体の流路となる配管に前記流入口と流出口とがそ
れぞれ接続されて配設されるケーシングと、前記ケーシ
ングの流入口と流出口との間の空洞部内に配置され、流
体と接触することにより回転する回転体と、前記回転体
を前記ケーシングの空洞部内に位置させるように、該空
洞部内で流体の流れを形成するための手段と、流体と接
触して回転する前記回転体の回転数を検出するセンサと
を具備する。
【0020】請求項5記載の本発明では、回転体をケー
シングの空洞部内に位置させるように、該空洞部内で流
体の流れを形成するための手段によって、回転体をケー
シングの空洞化内で浮かせるようにしているので、請求
項1のような磁石を用いなくとも、請求項1と同様の効
果を得ることができる。かかる手段として、例えば請求
項6のように流体軸受けを用いることができる。
【0021】請求項7記載の本発明の流体供給装置は、
流体供給源と、一端が前記流体供給源に他端が流体吐出
部に接続される配管と、前記配管中、流体の流量を調整
する流量調整弁と、前記配管中、流体の流量を計測する
流量計とを備えた流体供給装置であって、前記流量計
が、一端に流体の流入口が、他端に流体の流出口がそれ
ぞれ形成され、流体の流路となる配管に前記流入口と流
出口とがそれぞれ接続されて配設されるケーシングと、
前記ケーシングの流入口と流出口との間の空洞部内に配
置され、流体と接触することにより回転する回転体と、
前記回転体を前記ケーシングの空洞部内に位置させるた
め、前記ケーシングの空洞部を形成する壁部に固定され
る第1の磁石、および前記回転体における前記第1の磁
石に対峙する位置に第1の磁石と同極を対向させて固定
される第2の磁石と、流体と接触して回転する前記回転
体の回転数を検出するセンサとを具備してなることを特
徴とする。
【0022】請求項8記載の本発明の流体供給装置は、
前記回転体の内部に、空洞部が設けられていることを特
徴とする。
【0023】請求項9記載の本発明の流体供給装置は、
前記回転体は、両端に円錐部が一体的に設けられた円柱
部と、少なくとも円柱部の外周面に螺旋状に設けられた
羽根部とを備え、前記ケーシングの流入口と流出口との
間の空洞部内に、軸線が前記流入口と流出口とを結ぶ方
向に沿うように配置され、前記第1の磁石は、前記ケー
シングの空洞部を形成する壁部に、流入口寄りと流出口
寄りとに間隔をおいて固定され、前記第2の磁石は、前
記回転体における前記第1の磁石に対峙する位置に第1
の磁石と同極を対向させて固定されることを特徴とす
る。
【0024】請求項10記載の本発明の流体供給装置
は、前記回転体は、環状に形成された基部と、この基部
から中心に向かって径方向に延びるように、円周方向に
沿って複数枚突設された羽根部とを備え、前記ケーシン
グの流入口と流出口との間の空洞部内に、軸線が前記流
入口と流出口とを結ぶ方向に沿うように配置され、前記
羽根部に流体が接触することにより回転し、前記第1の
磁石は、前記ケーシングの空洞部を形成する壁部に固定
され、前記第2の磁石は、前記回転体における前記第1
の磁石に対峙する位置に第1の磁石と同極を対向させて
固定されることを特徴とする。
【0025】請求項11記載の本発明の流体供給装置
は、流体供給源と、一端が前記流体供給源に他端が流体
吐出部に接続される配管と、前記配管中、流体の流量を
調整する流量調整弁と、前記配管中、流体の流量を計測
する流量計とを備えた流体供給装置であって、前記流量
計が、一端に流体の流入口が、他端に流体の流出口がそ
れぞれ形成され、流体の流路となる配管に前記流入口と
流出口とがそれぞれ接続されて配設されるケーシング
と、前記ケーシングの流入口と流出口との間の空洞部内
に配置され、流体と接触することにより回転する回転体
と、前記回転体を前記ケーシングの空洞部内に位置させ
るように、該空洞部内で流体の流れを形成するための手
段と、流体と接触して回転する前記回転体の回転数を検
出するセンサとを具備することを特徴とする。
【0026】請求項12記載の本発明の流体供給装置
は、前記空洞部内で流体の流れを形成するための手段
が、流体軸受けであることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明するが、まず、広範囲にわたる様々な流量
の制御が要求され、本発明の流量計および流体供給装置
を適用するのに好適な、LCD用のガラス基板上にIT
Oの薄膜や電極パターンを形成するフォトレジストの塗
布・現像処理システムの概略について説明する。
【0028】図1に示すように、この塗布・現像処理シ
ステム1の前方には、ガラス基板Gを、塗布・現像処理
システム1に対して搬出入するローダ・アンローダ部2
が設けられている。このローダ・アンローダ部2には、
ガラス基板Gを例えば25枚ずつ収納したカセットCを
所定位置に整列させて載置させるカセット載置台3と、
各カセットCから処理すべきガラス基板Gを取り出し、
また塗布・現像処理システム1において処理の終了した
ガラス基板Gを各カセットCへ戻すローダ・アンローダ
4が設けられている。図示のローダアンローダ4は、本
体5の走行によってカセットCの配列方向に移動し、本
体5に搭載された板片状のピンセット6によって各カセ
ットCからガラス基板Gを取り出し、また各カセットC
へガラス基板Gを戻すようになっている。また、ピンセ
ット6の両側には、ガラス基板Gの四隅を保持して位置
合わせを行う基板位置合わせ部材7が設けられている。
【0029】塗布・現像処理システム1の中央部には、
長手方向に配置された廊下状の搬送路10、11が第1
の受け渡し部12を介して一直線上に設けられており、
この搬送路10、11の両側には、ガラス基板Gに対す
る各処理を行うための各種処理装置が配置されている。
【0030】図示の塗布・現像処理システム1にあって
は、搬送路10の一側方に、ガラス基板Gをブラシ洗浄
すると共に高圧ジェット水により洗浄を施すための洗浄
装置16が例えば2台並設されている。また、搬送路1
0を挟んで反対側に、二基の現像装置17が並設され、
その隣りに二基の加熱装置18が積み重ねて設けられて
いる。
【0031】また、搬送路11の一側方に、ガラス基板
Gにレジスト液を塗布する前にガラス基板Gを疎水処理
するアドヒージョン装置20が設けられ、このアドヒー
ジョン装置20の下方には冷却用のクーリング装置21
が配置されている。
【0032】また、これらアドヒージョン装置20とク
ーリング装置21の隣には加熱装置22が二列に二個ず
つ積み重ねて配置されている。
【0033】また、搬送路11を挟んで反対側に、ガラ
ス基板Gの表面にレジスト液を塗布することによってガ
ラス基板Gの表面にレジスト膜を形成するレジスト塗布
装置23が配置されている。
【0034】図示はしないが、これら塗布装置23の側
部には、第2の受け渡し部28を介し、ガラス基板G上
に形成されたレジスト膜に所定の微細パターンを露光す
るための露光装置等が設けられる。
【0035】第2の受け渡し部28は、ガラス基板Gを
搬入および搬出するための搬出入ピンセット29および
受け渡し台30を備えている。
【0036】以上の各処理装置16〜18および20〜
23は、何れも搬送路10、11の両側において、ガラ
ス基板Gの出入口を内側に向けて配設されている。第1
の搬送装置25がローダ・アンローダ部2、各処理装置
16〜18および第1の受け渡し部12との間でガラス
基板Gを搬送するために搬送路10上を移動し、第2の
搬送装置26が第1の受け渡し部12、第2の受け渡し
部28および各処理装置20〜23との間でガラス基板
Gを搬送するために搬送路11上を移動するようになっ
ている。
【0037】各搬送装置25、26は、それぞれ上下一
対のアーム27、27を有しており、各処理装置16〜
18および20〜23にアクセスするときは、一方のア
ーム27で各処理装置のチャンバから処理済みのガラス
基板Gを搬出し、他方のアーム27で処理前のガラス基
板Gをチャンバ内に搬入するように構成されている。
【0038】図2は上記塗布装置23の平面図である。
図2に示すように、塗布装置23では、ガラス基板Gに
対してレジストを塗布する塗布部31と、レジストが塗
布されたガラス基板Gを減圧下で乾燥する減圧乾燥部3
2と、ガラス基板Gの端部に対して端部処理を行う端部
処理装置としての端部処理部33とが並設されている。
【0039】また、塗布装置23の前後には搬送用レー
ル34が設けられており、この搬送用レール34に沿っ
て搬送アーム35が移動するようになっている。そし
て、搬送装置25によって塗布部31に搬入されたガラ
ス基板Gは、搬送アーム35によって塗布部31、減圧
乾燥部32、端部処理部33の順に移送され、搬送装置
25のよって端部処理部33から搬出されるようになっ
ている。
【0040】端部処理部33では、保持部材36によっ
て保持されたガラス基板Gの4辺の外周に沿ってそれぞ
れ搬送用レール37が設けられており、各搬送用レール
37に沿って端部処理ヘッド38が走査可能に保持され
ている。各端部処理ヘッド38は、図示を省略して駆動
モータの駆動によって搬送用レール37に沿って走査さ
れるようになっている。
【0041】図3は上記端部処理ヘッド38の正面図、
図4はその側面図である。これらの図に示すように、端
部処理ヘッド38の略中央部には、保持部材36により
保持されたガラス基板G表面の端部に向けてシンナー等
の有機溶剤を吐出する流体吐出部である吐出ノズル39
がガラス基板Gの辺方向に例えば50mmに亙り、例え
ば10本列設されている。同様に、端部処理ヘッド38
の略中央部には、保持部材36により保持されたガラス
基板G裏面の端部に向けてシンナー等の有機溶剤を吐出
する吐出ノズル40がガラス基板Gの辺方向に例えば5
0mmに亙り、例えば10本列設されている。
【0042】なお、上述したノズル39、40の背面側
(基板端部と対向する側)には、ノズル39、40から
吐出された有機溶剤を基板の外周方向に引き込むための
吸引孔41が設けられている。この吸引孔41は背面側
に向けて絞り込まれるようになっている。また、吸引孔
41には、図示を省略した排気装置が接続されている。
例えば、吸引孔41と排気装置によって吸引機構が構成
される。この吸引機構によって有機溶剤が基板側に飛び
散るようなことはなくなる。
【0043】そして、端部処理液供給装置50、51か
らそれぞれ吐出ノズル39、40へシンナー等の有機溶
剤が供給され、ガラス基板Gの端部に沿って所定方向に
走査されることにより、ガラス基板Gの端部における残
存物の除去を行う。本発明の流体供給装置は、この端部
処理液供給装置50、51として用いられ、その中に本
発明の流量計が組み込まれている。
【0044】次に、図5および図6に基づき、本発明の
一の実施の形態に係る流量計60について説明する。図
に示したように、この流量計60は、ケーシング61、
回転体62、第1の磁石63、第2の磁石64およびセ
ンサ65を有して構成されている。
【0045】ケーシング61は、中空の筒状に形成さ
れ、一方の端壁部に流入口61aが開口され、他方の端
壁部に流出口61bが開口されている。本実施の形態に
係る流量計60は、この流入口61aと流出口61b
が、流体であるシンナー等の有機溶剤からなる端部処理
液の流路となる配管中にそれぞれ接続されることによ
り、該配管中に介装される。
【0046】回転体62は、円柱部62aと、この円柱
部62aの両端に一体的に設けられた円錐部62b、6
2cを有している。円柱部62aと円錐部62b、62
cとは、一体成形により形成してもよいが、両者を別部
材として成形した後、任意の固着手段により一体にする
こともできる。また、円柱部62aの外周面には螺旋状
に羽根部62dが形成されている。羽根部62dは少な
くとも円柱部62aの外周面に設けられていればよく、
円柱部62aを通り越して円錐部62b、62cの外周
面にまで至るように形成されていてもよい。回転体62
の内部には、慣性モーメントを小さくし、より微少量の
流量を計測するために空洞部62eが設けられている。
かかる観点からすると、回転体62bの素材はできる限
り軽量であることが好ましい。回転体62は、上記した
ケーシング61の流入口61aと流出口61bとの間の
空洞部61c内に、円錐部62b、62cの頂部同士を
結ぶ軸線が、ケーシング61の流入口61aと流出口6
1bとを結ぶ仮想線の方向に沿うように、かつ空洞部6
1cを形成する壁部に対して非接触で配置される。ここ
で、回転体62と空洞部61cを形成する壁部との間の
隙間を例えば2mm以下とするのが好ましい。これによ
り微少量の流量を正確に測定することができる。しか
し、本発明では、必ずしも非接触である必要はなく、接
触するような構成としても勿論構わない。
【0047】回転体62を空洞部61c内に非接触で配
置するため、本実施の形態では、ケーシング61の空洞
部61cを形成する壁部に第1の磁石63を固定し、回
転体62に第2の磁石64を固定している。具体的に
は、第1の磁石63は、本実施の形態では回転体62が
所定の長さを有するため、その長手方向に沿って、すな
わち、流入口61a寄りと流出口61b寄りとに所定の
間隔をおいて、空洞部61cと流入口61aとの間およ
び空洞部61cと流出口61bとの間に形成されたテー
パ状の壁部にそれぞれ配設される2組の磁石63a、6
3bから構成される。また、第2の磁石64は、回転体
62において、第1の磁石63を構成する2組の磁石6
3a、63bに対峙する位置に、すなわち本実施の形態
では、空洞部61cのテーパ状の壁部に対峙する円錐部
62b、62cの外周面にそれぞれ配設される2組の磁
石64a、64bから構成される。また、第1の磁石6
3を構成する磁石63a、63bと、これに対峙する第
2の磁石64を構成する磁石64a、64bとは、同極
が対向するように設けられる。例えば、流入口61a寄
りに配設される磁石63aと64aはN極同士を対面さ
せ、流出口61b寄りに配設される磁石63bと64b
はS極同士を対面させるように配置される。なお、磁石
63a、63bおよび磁石64a、64bは、略方形の
ものをテーパ状の壁面又は円錐部62b、62cの外周
面に沿って略環状に複数配設するようにしてもよいが、
予め略環状に形成したものを取り付けてもよい。
【0048】この結果、磁石63aと64a、および磁
石63bと64bが互いに反発し合うため、回転体62
がケーシング61の空洞部61c内に非接触で保持され
ることになる。第1の磁石63および第2の磁石64の
形状、配置個所あるいは配置個数等は上記したものに限
定されるものではないが、上記したように、空洞部61
cのテーパ状の壁部および円錐部62b、62cに設け
ると、回転体62の上下左右へのずれを最小限の部品点
数で抑制しつつ保持することができる。
【0049】なお、流体と接触する面であるケーシング
61の少なくとも内面および回転体62の外面は、耐薬
品性等の向上のためテフロンで被覆しておくことが好ま
しい。
【0050】ケーシング61の外面の適宜位置には、回
転体62の回転数を検出するセンサ65が配設される。
このセンサ65は、磁気センサ、光センサ等のいずれで
あってもよいが、上記したように、回転体62には第2
の磁石64が取り付けられるため、これとは別途に磁気
センサ用の検出体(磁性体)を設けると、誤動作する可
能性がある。従って、回転体62には検出体として光反
射板を付設し、光センサを用いて検出することが好まし
い。もちろん、この場合には、センサ65が付設される
ケーシング61の所定部位は、光が透過可能な構成とし
ておく必要がある。
【0051】本実施の形態にかかる流量計60は、次の
ように作用する。図9に基づき説明する。図9は、本実
施の形態にかかる流量計60を配設した流体供給装置で
ある一方の端部処理液供給装置50の構成を示す。この
端部処理液供給装置50は、流体であるシンナー等の端
部処理液が貯留された流体供給源50a、該流体供給源
50aに一端が接続され、ガラス基板Gに対して端部処
理液を流体を吐出する流体吐出部としての吐出ノズル3
9に他端が接続される端部処理液の流路となる配管50
b、該配管50b中、吐出ノズル39の前段に介装され
る電磁式の開閉弁50c、この開閉弁50cの前段に介
装される流体の流量を調整するための流量調整弁50d
を有して構成され、上記した流量計60は、この配管5
0b中、開閉弁50cと流量調整弁50dとの間に、ケ
ーシング61の流入口61aと流出口61bを接続して
配設される。
【0052】そして、ポンプPを起動すると共に、CP
U等の制御部(図示せず)送られる信号に基づき、開閉
弁50cが開放動作すると、流体供給源50aから配管
50bを経由して吐出ノズル39まで端部処理液が供給
され、該吐出ノズル39から端部処理液が吐出される
が、その間、流量計60により測定された流量に基づ
き、作業者等が流量調整弁50dを調整し、流体の供給
量を制御する。
【0053】流量計60においては、まず、ケーシング
61の流入口61aから端部処理液が流入してくると、
端部処理液が回転体62の羽根部62dに接触する。羽
根部62dは螺旋状に設けられているため、軸線方向に
抜けようとする端部処理液の流れにより、回転体62が
回転する。この際、回転体62は、ケーシング61の空
洞部61c内に非接触で配置されているため、抵抗をほ
とんど生じることなく回転する。センサ65が回転体6
2に設けた光反射板等の検出体を検出することにより、
回転体62の回転数が検出される。なお、この回転数は
端部処理液の流量に換算され、任意の表示部に流量が表
示される。
【0054】作業者等は、配管50b中に設けられる流
量調整弁50dを、流量計60により流量をチェックし
ながら調整し、適切な量を供給する。なお、流量計60
から流量を電気信号として自動的に流動調整弁50dに
フィードバックできる構成として、流量調整弁50dを
自動的に調整するようにすることもできる。
【0055】図7および図8は、本発明の他の実施の形
態にかかる流量計60を示す図であり、この流量計60
は、ケーシング61、第1の磁石63、第2の磁石64
およびセンサ65を有する点で上記した実施の形態と同
様であるが、ケーシング61の空洞部61c内に配置さ
れる回転体66の構造が異なる。すなわち、この回転体
66は、全体に扁平形状で、比較的厚さが薄く、かつ環
状に形成された基部66aと、この基部66aから中心
に向かって内方に放射状に突出するように、円周方向に
複数枚設けられた羽根部66bとを有している。
【0056】また、図7に示したように、基部66a
は、断面で内側から外側に向かって厚みが薄くなるよう
に形成された2つのテーパ面が形成されており、この各
テーパ面に、すなわち、流入口61a寄りと流出口61
b寄りとに分かれるように、第2の磁石64を構成する
2組の磁石64a、64bが設けられている。
【0057】ケーシング61の空洞部61cの略中央部
には、内方から外方にくぼむと共に、断面テーパ状の、
環状の切り欠き部61dが形成されており、この環状の
切り欠き部61dの壁部における流入口61a寄りと流
出口61b寄りとに第1の磁石63を構成する2組の磁
石63a、63bが設けられている。そして、本実施の
回転体66は、第2の磁石64を構成する磁石64a、
64bと、ケーシング61に設けた第1の磁石63を構
成する磁石63a、63bとがそれぞれ対峙するように
配置される。また、互いに対峙する磁石63aと64
a、磁石63bと64bとは、いずれも同極が対向する
ように設けられていることは上記実施の形態と同様であ
り、これにより、回転体66がケーシング61の空洞部
61c内で浮き上がり、非接触で配置される。
【0058】なお、回転体66の基部66aの外面に
は、センサ65用の検出体(図示せず)が設けられてい
ることは上記実施の形態と同様であり、この検出体をセ
ンサ65が検出することにより、回転体66の回転数が
測定される。
【0059】本実施の形態にかかる流量計60も、上記
した実施の形態と同様、図9に示した端部処理液供給装
置50の配管50b中に介装されて使用される。そし
て、ケーシング61の流入口61aから端部処理液が流
れてくると、羽根部66bが流体に接触し、これにより
回転体66が回転する。端部処理液は軸線方向に抜けよ
うとするため、回転体66を回転させる一方で、隣接す
る羽根部66b間の隙間を通り抜け、流出口61bから
配管50bを経由して吐出ノズル39に供給される。こ
の際、センサ65により計測された回転体66の回転数
に基づき、流量が測定され、上記実施の形態と同様、流
量調整弁50dにより、供給される流量が調整される。
【0060】本実施の形態においても、回転体66がケ
ーシング61の空洞部61c内に非接触で配置されてい
るため、ほとんど抵抗を生じることなく回転する。従っ
て、流量の多少に拘わらず、回転することができ、広い
測定範囲にわたり、正確に流量を測定することができ
る。また、本実施の形態においては、回転体66が扁平
形状で、図5および図6に示した円柱部62aを有する
ものと比較して厚みが薄く小型である。従って、図5お
よび図6に示したものと比較して、ケーシング61の空
洞部61c内において浮かせ易く、すなわち、非接触で
配置させ易く、また、小型であるため、流量がより少量
であっても回転し易く、レスポンスがよい。
【0061】本発明は、上記した実施の形態に何ら限定
されるものではない。例えば、上記実施の形態では、磁
石を使って回転体を流体内で浮かせるように構成した
が、例えば流体軸受けを使って回転体をケーシングの空
洞部内に位置させるように、該空洞部内で流体の流れを
形成するように構成しても構わない。
【0062】また、上記実施の形態では、ガラス基板G
上に塗布されるレジストの現像処理工程においてポジタ
イプの端部処理を行う際に用いるシンナー等の有機溶剤
を供給する場合を例にとり説明しているが、ネガタイプ
の端部処理に用いられる現像液やリンス液といった他の
端部処理液の供給に適用してもよい。
【0063】更に、上記した塗布・現像処理システム1
の塗布部31において、レジスト塗布の際に基板Gとレ
ジストとのぬれ性を向上させる際に用いるシンナー等の
補助液を供給する場合に適用することもできる。
【0064】また更に、塗布・現像処理システムに限ら
ず、他の分野における液体を供給する際に適用すること
も可能であるし、また、液体に限らず気体を供給する際
の流量計および流体供給装置として適用することもでき
る。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、7記載
の本発明によれば、流体と接触して回転する際、回転体
に摩擦抵抗がほとんど生じないため、流量の多少に拘わ
らず、流体の流量を広範囲にかつ正確に検出することが
できる。
【0066】請求項2、8記載の本発明によれば、回転
体の内部が空洞化されているので、回転体の慣性モーメ
ント(GD2)が小さくなり、微少流量であっても正確
に流量を計測することができる。
【0067】請求項3、9記載の本発明によれば、羽根
部に流体が接触した場合には、回転体は摩擦抵抗をほと
んど生じることなく回転する。このため、流量の多少に
拘わらず、流体の流量を広範囲にかつ正確に検出するこ
とができる。しかも、構造が簡易であると共に、回転体
として高価な材料を採用する必要がないため低コストで
製作することができる。
【0068】請求項4、10記載の本発明によれば、羽
根部に流体が接触した場合には、回転体は摩擦抵抗をほ
とんど生じることなく回転する。このため、流量の多少
に拘わらず、流体の流量を広範囲にかつ正確に検出する
ことができる。しかも、回転体の全体形状が扁平な形状
であるため、円柱状のものよりも磁気反発力により浮か
せ易く、また、回転体の大きさを小型にすることができ
るため、製作がさらに容易であると共に、流量がより少
量であっても応答性に優れている。
【0069】請求項5、6、11、12記載の本発明に
よれば、回転体をケーシングの空洞部内に位置させるよ
うに、該空洞部内で流体の流れを形成するための手段に
よって、回転体をケーシングの空洞化内で浮かせるよう
にしているので、請求項1等のような磁石を用いなくと
も、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 塗布・現像処理システムの斜視図である。
【図2】 図1に示した塗布装置の平面図である。
【図3】 図2に示した端部処理ヘッドの正面図であ
る。
【図4】 図2に示した端部処理ヘッドの側面図であ
る。
【図5】 本発明の一の実施の形態にかかる流量計を示
す概略断面図である。
【図6】 図5に示した回転体の斜視図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態にかかる流量計を示
す概略断面図である。
【図8】 図7に示した回転体の斜視図である。
【図9】 本発明の一の実施の形態に係る流体供給装置
の概略構成図である。
【図10】 従来の流量計の一例を示す概略断面図であ
る。
【図11】 従来の流量計の他の例を示す図である。
【符号の説明】
39 吐出ノズル 40 吐出ノズル 50 端部処理液供給装置 50a 流体供給源 50b 配管 50c 開閉弁 50d 流量調整弁 60 流量計 61 ケーシング 61a 流入口 61b 流出口 61c 空洞部 62 回転体 62a 円柱部 62b 円錐部 62c 円錐部 62d 羽根部 62e 空洞部 63 第1の磁石 64 第2の磁石 65 センサ 66 回転体 66a 基部 66b 羽根部 G ガラス基板G

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に流体の流入口が、他端に流体の流
    出口がそれぞれ形成され、流体の流路となる配管に前記
    流入口と流出口とがそれぞれ接続されて配設されるケー
    シングと、 前記ケーシングの流入口と流出口との間の空洞部内に配
    置され、流体と接触することにより回転する回転体と、 前記回転体を前記ケーシングの空洞部内に位置させるた
    め、前記ケーシングの空洞部を形成する壁部に固定され
    る第1の磁石、および前記回転体における前記第1の磁
    石に対峙する位置に第1の磁石と同極を対向させて固定
    される第2の磁石と、 流体と接触して回転する前記回転体の回転数を検出する
    センサとを具備することを特徴とする流量計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の流量計であって、 前記回転体の内部に、空洞部が設けられていることを特
    徴とする流量計。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の流量計であっ
    て、 前記回転体は、両端に円錐部が一体的に設けられた円柱
    部と、少なくとも円柱部の外周面に螺旋状に設けられた
    羽根部とを備え、前記ケーシングの流入口と流出口との
    間の空洞部内に、軸線が前記流入口と流出口とを結ぶ方
    向に沿うように配置され、 前記第1の磁石は、前記ケーシングの空洞部を形成する
    壁部に、流入口寄りと流出口寄りとに間隔をおいて固定
    され、 前記第2の磁石は、前記回転体における前記第1の磁石
    に対峙する位置に第1の磁石と同極を対向させて固定さ
    れることを特徴とする流量計。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の流量計であっ
    て、 前記回転体は、環状に形成された基部と、この基部から
    中心に向かって径方向に延びるように、円周方向に沿っ
    て複数枚突設された羽根部とを備え、前記ケーシングの
    流入口と流出口との間の空洞部内に、軸線が前記流入口
    と流出口とを結ぶ方向に沿うように配置され、前記羽根
    部に流体が接触することにより回転し、 前記第1の磁石は、前記ケーシングの空洞部を形成する
    壁部に固定され、 前記第2の磁石は、前記回転体における前記第1の磁石
    に対峙する位置に第1の磁石と同極を対向させて固定さ
    れることを特徴とする流量計。
  5. 【請求項5】 一端に流体の流入口が、他端に流体の流
    出口がそれぞれ形成され、流体の流路となる配管に前記
    流入口と流出口とがそれぞれ接続されて配設されるケー
    シングと、 前記ケーシングの流入口と流出口との間の空洞部内に配
    置され、流体と接触することにより回転する回転体と、 前記回転体を前記ケーシングの空洞部内に位置させるよ
    うに、該空洞部内で流体の流れを形成するための手段
    と、 流体と接触して回転する前記回転体の回転数を検出する
    センサとを具備することを特徴とする流量計。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の流量計であって、 前記空洞部内で流体の流れを形成するための手段が、流
    体軸受けであることを特徴とする流量計。
  7. 【請求項7】 流体供給源と、一端が前記流体供給源に
    他端が流体吐出部に接続される配管と、前記配管中、流
    体の流量を調整する流量調整弁と、前記配管中、流体の
    流量を計測する流量計とを備えた流体供給装置であっ
    て、 前記流量計が、 一端に流体の流入口が、他端に流体の流出口がそれぞれ
    形成され、流体の流路となる配管に前記流入口と流出口
    とがそれぞれ接続されて配設されるケーシングと、 前記ケーシングの流入口と流出口との間の空洞部内に配
    置され、流体と接触することにより回転する回転体と、 前記回転体を前記ケーシングの空洞部内に位置させるた
    め、前記ケーシングの空洞部を形成する壁部に固定され
    る第1の磁石、および前記回転体における前記第1の磁
    石に対峙する位置に第1の磁石と同極を対向させて固定
    される第2の磁石と、 流体と接触して回転する前記回転体の回転数を検出する
    センサとを具備してなることを特徴とする流体供給装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の流体供給装置であっ
    て、 前記回転体の内部に、空洞部が設けられていることを特
    徴とする流体供給装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の流体供給装置で
    あって、 前記回転体は、両端に円錐部が一体的に設けられた円柱
    部と、少なくとも円柱部の外周面に螺旋状に設けられた
    羽根部とを備え、前記ケーシングの流入口と流出口との
    間の空洞部内に、軸線が前記流入口と流出口とを結ぶ方
    向に沿うように配置され、 前記第1の磁石は、前記ケーシングの空洞部を形成する
    壁部に、流入口寄りと流出口寄りとに間隔をおいて固定
    され、 前記第2の磁石は、前記回転体における前記第1の磁石
    に対峙する位置に第1の磁石と同極を対向させて固定さ
    れることを特徴とする流体供給装置。
  10. 【請求項10】 請求項7または8記載の流体供給装置
    であって、 前記回転体は、環状に形成された基部と、この基部から
    中心に向かって径方向に延びるように、円周方向に沿っ
    て複数枚突設された羽根部とを備え、前記ケーシングの
    流入口と流出口との間の空洞部内に、軸線が前記流入口
    と流出口とを結ぶ方向に沿うように配置され、前記羽根
    部に流体が接触することにより回転し、 前記第1の磁石は、前記ケーシングの空洞部を形成する
    壁部に固定され、 前記第2の磁石は、前記回転体における前記第1の磁石
    に対峙する位置に第1の磁石と同極を対向させて固定さ
    れることを特徴とする流体供給装置。
  11. 【請求項11】 流体供給源と、一端が前記流体供給源
    に他端が流体吐出部に接続される配管と、前記配管中、
    流体の流量を調整する流量調整弁と、前記配管中、流体
    の流量を計測する流量計とを備えた流体供給装置であっ
    て、 前記流量計が、 一端に流体の流入口が、他端に流体の流出口がそれぞれ
    形成され、流体の流路となる配管に前記流入口と流出口
    とがそれぞれ接続されて配設されるケーシングと、 前記ケーシングの流入口と流出口との間の空洞部内に配
    置され、流体と接触することにより回転する回転体と、 前記回転体を前記ケーシングの空洞部内に位置させるよ
    うに、該空洞部内で流体の流れを形成するための手段
    と、 流体と接触して回転する前記回転体の回転数を検出する
    センサとを具備することを特徴とする流体供給装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の流量供給装置であっ
    て、 前記空洞部内で流体の流れを形成するための手段が、流
    体軸受けであることを特徴とする流量供給装置。
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