JP2000146278A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

空気調和機の室内ユニット

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JP2000146278A
JP2000146278A JP10336476A JP33647698A JP2000146278A JP 2000146278 A JP2000146278 A JP 2000146278A JP 10336476 A JP10336476 A JP 10336476A JP 33647698 A JP33647698 A JP 33647698A JP 2000146278 A JP2000146278 A JP 2000146278A
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Japan
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air filter
main body
indoor unit
suction grill
air conditioner
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Takeshi Ito
武司 伊藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の壁掛型室内ユニットのエアフィ
ルタ3を容易に清掃する。 【解決手段】 本体1の前面を被覆する吸込グリル2の
上部を水平軸19まわりに回動自在に本体1に枢支してこ
の吸込グリル2にエアフィルタ3を上下方向に摺動自在
に支持する。そして、このエアフィルタ3の背面に固定
されて上下方向に伸びるラック13と噛合する半月形のギ
ヤ8の水平に伸びる偏心駆動軸9を正逆転可能に本体1
に軸支した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の壁掛型
室内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種空気調和機の室内ユニット
の1例が図3に示されている。室内ユニットの本体30は
室内の壁面高所に据付けられ、この本体30の前面を被覆
する前面カバー31は本体30に着脱自在に取り付けられて
いる。本体30の内部にはエアフィルタ33、熱交換器34、
フアン35等が配設されている。
【0003】空気調和機の運転時、図示しない室外ユニ
ットからの冷媒が熱交換器34に循環し、フアン35が回転
する。すると、室内空気が前面カバー31に形成された吸
込グリル32を経て本体30内に吸込まれ、エアフィルタ33
を流過する過程で室内空気中の塵埃が捕捉される。
【0004】次いで、熱交換器34を流過する過程で冷媒
と熱交換することによって冷却又は加熱された後、フア
ン35により付勢されて吹出口36から室内に吹き出され
る。
【0005】エアフィルタ33が多量の塵埃を捕捉するこ
とによって目詰まりした場合には、エアフィルタ33の背
面両側に設けたラック37と噛合する円形ギヤ38が駆動さ
れて矢印方向に回転するので、エアフィルタ33はガイド
39に案内されて本体30内から斜め前方に降下して露出す
る。
【0006】この状態で、エアフィルタ33を清掃し、清
掃が終了した後、円形ギヤ38を逆転させれば、エアフィ
ルタ33は上昇して図示の状態に戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の室内ユニッ
トにおいては、エアフィルタ33の清掃は容易になるが、
吸込グリル32を清掃するためには前面カバー31を本体30
から取り外さなければならないという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、室内の壁面高所に据付けられた本体の前面を被
覆する吸込グリルの上部を水平軸まわりに回動自在に上
記本体に枢支するとともに上記吸込グリルにエアフィル
タを上下方向に摺動自在に支持し、このエアフィルタの
背面に固定されて上下方向に伸びるラックと噛合する半
月形のギヤの水平に伸びる偏心駆動軸を正逆転可能に上
記本体の下部に軸支したことを特徴とする空気調和機の
室内ユニットにある。
【0009】他の特徴とするところは、上記吸込グリル
の下端にピンを設けるとともに上記半月形のギヤに上記
エアフィルタの上行程端で上記ピンと係合する引掛部
と、上記エアフィルタの下行程端で上記ピンと係合する
ストッパを設けたことにある。
【0010】他の特徴とするところは、上記吸込グリル
を上記本体から取外し自在としたことにある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1及び図2
に示され、図1はエアフィルタを格納した状態の室内ユ
ニットを互いに異なる複数の断面で破断した縦断面図、
図2はエアフィルタを引き出した状態の室内ユニットを
互いに異なる複数の断面で破断した縦断面図である。
【0012】室内ユニットの本体1にはその前面を被覆
する吸込グリル2の上端が水平に伸びるピン19まわりに
回動可能に枢支されている。吸込グリル2にはエアフィ
ルタ3が図示しないガイドを介して上下方向に摺動自在
に支持されている。
【0013】本体1の内部には熱交換器4及びフアン15
が配設され、熱交換器4の下方にはドレンパン14が配設
されている。本体1の前面下部には吹出口5が形成さ
れ、この吹出口5にはルーバ6及びフラップ7が配設さ
れている。
【0014】エアフィルタ3の背面両側には上下方向に
伸びる複数のラック13が設けられ、これらラック13に噛
合する歯10を具備する半月形のギヤ8は偏心駆動軸9に
固定され、この偏心駆動軸9は本体1の下部に正逆転可
能に水平に軸支されている。
【0015】空気調和機の運転時には、吸込グリル2及
びエアフィルタ3は図1に示す位置を占め、ギヤ8に形
成された引掛部11は吸込グリル2の下端に設けたピン18
と係合している。そして、フアン15が駆動され、熱交換
器4には図示しない室外ユニットからの冷媒が循環す
る。
【0016】すると、室内空気が吸込グリル2を通り、
エアフィルタ3を流過する過程で室内空気中の塵埃が捕
捉され、次いで、熱交換器4を流過する過程で冷媒と熱
交換することによって冷却又は加熱される。
【0017】この空気はフアン15によって付勢されて吹
出口5からルーバ6及びフラップ7に案内されて室内に
吹き出される。
【0018】エアフィルタ3が塵埃を捕捉することによ
って目詰まりした場合には、偏心駆動軸9が正転し、半
月形のギヤ8は矢印方向に回転する。
【0019】すると、ギヤ8の歯10によってラック13が
駆動され、ギヤ8の正転に伴って図2に示すように、エ
アフィルタ3が次第に斜め下方に降下すると同時に吸込
グリル2がピン19まわりに回転することによりその下方
が開く。
【0020】エアフィルタ3が図2に示す下行程端に到
達したとき、ピン18がストッパ12に係合し、ギヤ8の回
転が停止するので、エアフィルタ3を取り出して清掃す
る。そして、必要あれば、ピン19を外すことにより吸込
グリル2を本体1から取り外して清掃する。
【0021】エアフィルタ3の清掃が終了した後、エア
フィルタ3を吸込グリル2にセットしてギヤ8の歯10と
ラック13とを噛み合わせた後、偏心駆動軸9を図2に矢
印で示す方向に逆回転させると、エアフィルタ3は次第
に上昇し、これに伴って吸込グリル2もピン19まわりに
反時計方向に回転する。
【0022】そして、エアフィルタ3が図1に示す上行
程端に到達し、引掛部11がピン18に係止されると、ギヤ
8の回転が停止し、吸込グリル2及びエアフィルタ3は
本体1に固定される。
【0023】
【発明の効果】本発明においては、吸込グリルの上部を
水平軸まわりに回動自在に本体に枢支するとともに吸込
グリルにエアフィルタを上下方向に摺動自在に支持し、
このエアフィルタの背面に固定されて上下方向に伸びる
ラックと噛合する半月形のギヤの水平に伸びる偏心駆動
軸を正逆転可能に本体の下部に軸支したため、偏心駆動
軸を正転させることによって吸込グリルが水平軸まわり
に回動してその下部が開くと同時にエアフィルタが斜め
前方に降下して露出するので、エアフィルタを容易に清
掃することができる。
【0024】また、偏心駆動軸を逆転させることによっ
て吸込グリルが水平軸まわりに回動して本体の前面を被
覆すると同時にエアフィルタが上昇して吸込グリルに格
納される。
【0025】吸込グリルの下端にピンを設けるとともに
半月形のギヤにエアフィルタの上行程端でピンと係合す
る引掛部と、エアフィルタの下行程端で上記ピンと係合
するストッパを設ければ、エアフィルタの上行程端で引
掛部がピンに係合して吸込グリルの下端を引き寄せて本
体に固定することができ、また、エアフィルタの下行程
端でピンがストッパに係合することによってエアフィル
タの下降を制止することができる。
【0026】吸込グリルを本体から取り外し自在とすれ
ば、吸込グリルを本体から取り外して容易に清掃でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空気調和機の室内ユニ
ットを互いに異なる複数の断面で破断した縦断面図で、
エアフィルタを格納した状態を示す。
【図2】上記室内ユニットのエアフィルタを引出した状
態を示す上記と同様の縦断面図である。
【図3】従来の空気調和機の室内ユニットの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 2 吸込グリル 19 水平軸 3 エアフィルタ 13 ラック 8 半月形ギア 10 歯 9 偏心駆動軸 11 引掛部 12 ストッパ 18 ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の壁面高所に据付けられた本体の前
    面を被覆する吸込グリルの上部を水平軸まわりに回動自
    在に上記本体に枢支するとともに上記吸込グリルにエア
    フィルタを上下方向に摺動自在に支持し、このエアフィ
    ルタの背面に固定されて上下方向に伸びるラックと噛合
    する半月形のギヤの水平に伸びる偏心駆動軸を正逆転可
    能に上記本体の下部に軸支したことを特徴とする空気調
    和機の室内ユニット。
  2. 【請求項2】 上記吸込グリルの下端にピンを設けると
    ともに上記半月形のギヤに上記エアフィルタの上行程端
    で上記ピンと係合する引掛部と、上記エアフィルタの下
    行程端で上記ピンと係合するストッパを設けたことを特
    徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニット。
  3. 【請求項3】 上記吸込グリルを上記本体から取外し自
    在としたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気調
    和機の室内ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003065594A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Sanyo Electric Co Ltd 壁掛け型空気調和装置
CN106766093A (zh) * 2017-01-18 2017-05-31 广东美的制冷设备有限公司 过滤装置、空调及空调的控制方法

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JP4688367B2 (ja) * 2001-08-24 2011-05-25 三洋電機株式会社 壁掛け型空気調和装置
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