JP2000145244A - ドア保持機構 - Google Patents

ドア保持機構

Info

Publication number
JP2000145244A
JP2000145244A JP10319681A JP31968198A JP2000145244A JP 2000145244 A JP2000145244 A JP 2000145244A JP 10319681 A JP10319681 A JP 10319681A JP 31968198 A JP31968198 A JP 31968198A JP 2000145244 A JP2000145244 A JP 2000145244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
latch
head
latch head
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10319681A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Kondo
栄 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10319681A priority Critical patent/JP2000145244A/ja
Publication of JP2000145244A publication Critical patent/JP2000145244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6414Aspects relating to the door of the microwave heating apparatus
    • H05B6/6417Door interlocks of the microwave heating apparatus and related circuits

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のドア保持機構は、ラッチベースをバネ
によって斜め上方に付勢しており、これによってラッチ
ヘッドとラッチフックの位置ズレを吸収して位置調整作
業を行う必要がないが、ラッチベース全体を移動させる
ので、コストアップとなる上、本体が大型化する要因と
なっていた。 【解決手段】 電子レンジのドア保持機構は、ラッチヘ
ッド8と、ラッチヘッド3を下方向に付勢するバネ7
と、本体1の内部で固定されヘの字状のラッチフック1
0,10’とを有し、ドア閉成に伴ってラッチヘッド3
が本体1の内部に挿入されてラッチフック10,10’
と係合し、ドア開成に伴って前記係合が解除され、ラッ
チヘッド3が本体1から離脱する構造であって、ドア閉
成時のラッチヘッド3にドア閉方向の付勢力を与えるた
めに、上記ラッチヘッド3の先端の下傾斜面3d,3
d’中央部に、上記ラッチフック10,10’の上面に
形成された傾斜の頂部10b,10b’を係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア保持機構に関
し、より詳しくは閉成したドアを電子レンジ本体に密着
させるためのドア保持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】横開き型電子レンジの一般的な構成につ
いて説明する。図4は電子レンジの外観斜視図であり、
電子レンジ本体1に設けられたドア2を開成した状態に
ついて示している。ドア2は電子レンジ本体1にヒンジ
(図示せず)を介して取り付けられており、把手2’を
持って矢印A方向に自在に回動することができる。又、
このドア2の内側表面からはラッチヘッドのヘッド部3
a,3a’が2本突出している。
【0003】電子レンジ本体1の前面には加熱室4の開
口の周囲に沿って前板5が取り付けられており、この前
板5に閉成したドア2の内側表面が密接する。前板5に
はラツチ穴5a,5a’が2箇所に形成されており、ド
ア2を閉成するとラッチヘッドのヘッド部3a,3a’
がこのラッチ穴5a,5a’に挿入される。
【0004】ゆえに、ラッチ穴5a,5a’は先端が
「へ」の字型に曲がったヘッド部3a,3a’が、容易
に抜き差しできる大きさに形成されている。又、電子レ
ンジ本体1の前面にはドア2に隣接して操作パネル6が
設けられている。
【0005】上記横開き型電子レンジにおけるドア2の
閉成を保持するための保持機構について、従来技術を説
明する。図5は従来例1のドア保持機構の概略図であ
り、電子レンジ本体1及びドア2の縦方向の断面を示し
ている。尚、この電子レンジはドア2を開成するための
オープン機構を有さないものである。
【0006】ドア2の内部に取り付けられているラッチ
ヘッド3は「コ」の字型であり、その端部となるヘッド
部3a,3a’はドア2より突出している。このヘッド
部3a,3a'はさらに先端で斜め下方に屈曲してお
り、その内角は鈍角を成している。ラッチヘッド3の下
面にはバネ7の一端が固定され、バネ7の他端がドア2
の内部底面に固定されている。これによってラッチヘッ
ド8に下方向の付勢力を与えている。そして、ドア2の
内部に形成されているリブ2a,2a’がヘッド部3
a,3a’の下面を支持している。
【0007】又、ヘッド部3a,3a’にはドア2の内
部で下方向に延びるピン3b,3b’が形成されてお
り、リブ2a,2a’に形成された穴2b,2b’に嵌
合することで、ラッチヘッド3を前後方向に位置規制し
ている。
【0008】一方、電子レンジ本体1の内部にはラッチ
ベース8がネジ9,9’によって固定されており、この
ラッチベース8上に2個のラッチフック10,10’が
一体に形成されている。ラッチフック10,10’はリ
ブ状であって、上面は後方へいくにつれて高くなってい
て(テーパー10a,10a’)、その頂部10b,1
0b’より先では下方向に屈曲している。
【0009】ラッチベース8上には一方のラッチフック
10に隣接して、ドア2の閉成時だけマグネトロンなど
の加熱部材(図示せず)に電力供給を可能にするラッチ
スイッチ11、及びドア2の開成時に、前記加熱部材へ
電力供給されることを防止するモニタースイッチ12が
設けられている。又、他方のラッチフック10’にはマ
イコン(図示せず)にドア2の開閉検知信号を出力する
ドアスイッチ13が隣接して設けられている。
【0010】上記構成の電子レンジでは、ドア2を閉成
するのに伴ってラッチヘッド3のヘツド部3a,3a’
が前板5のラッチ穴5a,5a’をそれぞれ貫通し、ラ
ッチフック10,10’のテーパー10a,10a’に
当接する。そして、ヘッド部3a,3a’はさらに挿入
されることでラッチフック10,10’のテーパー10
a,10a’上を摺動する。このとき、ラッチヘッド3
はバネ7によって下方向に付勢されながら、テーパー1
0a,10a’に対する摺動に応じて上方向に移動す
る。
【0011】ヘッド部3a,3a’がラッチフック1
0,10’の頂部10b,10b’に達するとこれを乗
り越え、頂部10b,10b’はヘッド部3a,3a’
の下面に回り込み、バネ7の付勢力によって互いに密接
する。
【0012】そして、ヘッド部3a,3a'の下面が頂
部10b,10b’に対してさらに摺動し、下面屈曲部
3c,3c’に頂部10b,10b’が係合する。この
とき、ドア2は完全に閉成され、ラッチヘッド3とラッ
チフック10,10’の係合によってドア2と前板5と
は密接する。
【0013】又、これらのヘッド部3a,3a’の挿入
に伴って、一方のヘッド部3aによりまずモニタースイ
ッチ12の可動部12aが押圧され、その後にラッチス
イッチ11の可動部11aが押圧される。また、他方の
ヘッド部3a’によりドアスイッチ13の可動部13a
が押圧される。これによって、この電子レンジの電気回
路では前記加熱部材への電力供給準備ができ、前記マイ
コンに制御された加熱動作の開始が可能となる。
【0014】上記構成の電子レンジでは各部材の寸法や
取付位置のばらつきにより、ドア2を閉成してもラッチ
ヘッド8とラッチフック10,10’が最適な位置で係
合しないことがある。この場合、前板5とドア2との間
に隙間が生じ、加熱動作中に加熱室4内の電磁波が、電
子レンジ本体1の外部に漏れる。又、ラッチヘッド3に
よる各スイッチ11,12,13の可動部11a,12
a,13aの押圧が十分に行われないこともあり、この
場合は前記加熱部材に電力供給できない状態となる。
【0015】電子レンジ本体1とドア2との隙間を解消
するために、従来では次のような位置調整作業を行って
いた。即ち、ラッチベース8の長孔18a,18a’に
ネジ9,9’を遊嵌させた状態で電子レンジを組み立て
ておく。そして、ドア2閉成時にラッチヘッド3の下面
屈曲部3c,3c’とラッチフック10,10’の頂部
10b,10b’とが係合するように、ラッチベース8
を位置調整し、ネジ9,9’を締めてラッチベース8を
電子レンジ本体1に固定する。
【0016】しかしながら、この位置調整作業は熟練を
要する作業であり、作業のばらつきが品質ばらつきにつ
ながる。また、この位置調整作業を必要とすることで電
子レンジの生産性が低下する。
【0017】これに対して、位置調整作業を必要としな
い電子レンジのドア保持機構が、実開昭64−3191
2号公報、及び実公平7−37046号公報に開示され
ている。これらのドア保持機構では、ラッチベース8を
バネによって斜め上方に付勢しており、これによってラ
ッチヘッド3とラッチフック10,10’の位置ズレを
吸収しているので位置調整作業を行う必要がない。
【0018】しかしながら、これらの電子レンジはいず
れもドア2を開成するためのオープン機構を有するもの
である。故に、使用者がドア2を開成するにはオープン
機構の操作ボタンを押圧して、ラッチヘッド3とラッチ
フック10の係合を解除しないとドア2を開成すること
ができない。
【0019】一方、図5に示した従来例1では、ラッチ
ヘッド3のヘッド部3a,3a’は内角が鈍角となるよ
うに屈曲しており、またドア2の内部でバネ7により下
方向に付勢されながら上方向に移動可能となっている。
この構成によって、閉成したドア2の把手2’を待って
手前に引くと、ラッチヘッド3とラッチフック10,1
0’の係合が解消してそのまま開成することができる。
【0020】つまり、図5に示すオープン機構を有しな
い電子レンジは、オープン機構を有する電子レンジに比
べて操作及び構成が簡単であるといえる。ゆえに、ここ
では図5に示すオープン機構を有しない電子レンジにお
いて、ラッチベース8を斜め上方に付勢する従来例2の
ドア保持機構を備えた構成について考える。
【0021】図6はラッチベース8を斜め上方に付勢し
た従来例2のドア保持機構の概略図であり、ドア2を閉
成する途中の状態を示した断面図である。バネ20は一
端がラッチベース8の上側辺の一角に固定されており、
他端は電子レンジ本体1に固定されている。これによっ
てラッチベース8は斜め上方に付勢されている。このラ
ッチベース8のガイド手段として、ラッチフック10,
10’の側面にはピン21,21’が形成されており、
このピン21,21’は電子レンジ本体1に固定されて
いる側面板(図示せず)に形成された長孔22,22’
に嵌合している。
【0022】ドア2を閉成することによってラッチヘッ
ド3のヘッド部3a,3a’が前板5のラッチ穴5a,
5a’に挿入されると、ヘッド部3a,3a’はラッチ
フック10,10’の上面(テーパー)10a,10
a’に当接して摺動する。このとき、ラッチフック1
0,10’はヘッド部3a,3a’から下方向に力を受
け、ラッチベース8全体が下方向に移動する。
【0023】ヘッド部3a,3a’がテーパー10a,
10a’の頂部10b,10b’に達してこれを乗り越
えると、頂部10b,10b’はヘッド部3a,3a’
の下面に回り込みバネ7及びバネ20の付勢力によって
互いに密接する。そして、ヘッド部3a,3a’の下面
が頂部10b,10b’に対してさらに摺動する。
【0024】頂部10b,10b’がヘッド部3a,3
a’の傾斜下面3d,3d’に達すると、ラッチベース
8とこれに一体となったラッチフック10,10’はバ
ネ20の付勢力によって上方向に摺動し、また、ラッチ
ヘッド3はバネ7の付勢力によって下方向へ摺動する。
これによって、ヘッド部3a,3a’の下面屈曲部3
c,3c’に頂部10b,10b’が係合する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記ドア保持機構によ
ると、ラッチベース8全体を移動させるので、移動させ
る機構がコストアップ要因となる上、移動させるための
スペースを電子レンジ本体内部に確保しなければなら
ず、本体が大型化する要因となる。
【0026】本発明は上記課題に鑑みて成されたもので
あり、オープン機構を有しない電子レンジにおいて、組
立て後の位置調整作業を必要とせず確実にラッチヘッド
とラツチフックとが係合されるドア保持機構を安価に提
供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、ドアの内側表面より突出した端部が先端で斜め下
方に屈曲しその内角が鈍角となっているラッチヘッド
と、該ラッチヘッドを前記ドアの内部で下方向に付勢す
る付勢手段と、本体の内部で固定され上面が後方へいく
につれて高くなるように傾斜したラッチフックとを有
し、前記ドアの閉成に伴って前記ラッチヘッドが前記本
体の内部に挿入されて前記ラッチフックと係合し、前記
ドアの開成に伴って前記ラッチヘッドと前記ラッチフッ
クの係合が解除され前記ラッチヘッドが前記本体から離
脱するドア保持機構において、ドア閉成時の前記ラッチ
ヘッドにドア閉方向の付勢力を与える構造を備えるもの
である。
【0028】請求項2に記載された発明は、前記ドア閉
成時の前記ラッチヘッドにドア閉方向の付勢力を与える
構造として、前記ラッチヘッドの先端に形成された屈曲
部の下傾斜面中央部に前記ラッチフックの上面に形成さ
れた傾斜の頂部を係合させてなるものである。
【0029】請求項3に記載された発明は、前記ドア閉
成時に前記ラッチヘッドと接触してドア閉成を検知する
スイッチを備え、前記ラッチヘッドの挿入を前記スイッ
チに伝える伝達部材を前記ラッチヘッドの挿入軌道上に
配設するものである。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明に係るドア保持機構を、電
子レンジのドア保持機構に適用した実施の形態を、図面
を参照して説明する。尚、従来技術と同じ部材について
は図中同じ符号を付して、重複する説明は省略する。
【0031】図1は、本実施の形態の電子レンジのドア
保持機構を示した縦方向断面図であり、ドア2が開成し
た状態を示している。ラッチフック10,10’が一体
形成されたラッチベース8がネジ9,9によって電子レ
ンジ本体に固定されている。ラッチフック10,10’
の傾斜した上面(テーパー10a,10a’)は後方へ
いくほど高くなって頂部10b,10bが形成されてい
る。
【0032】図2及び図3は、本実施の形態の電子レン
ジのドア保持機構を示した縦方向断面図であり、ラッチ
ヘッド8及びラッチフック10,10’の係合途中の状
態(図2)とドア2が閉成した状態(図3)を示してい
る。
【0033】図1〜図3を参照して、本実施の形態のド
ア保持機構の動作について説明する。まず開成している
ドア2を閉成させるに伴って、ラッチヘッド3のヘッド
部3a,3a’が電子レンジ本体1の前板5に形成され
ているラッチ穴5a,5a’より電子レンジ本体1の内
部に挿入される。
【0034】ドア2の回動と共に閉成方向(後方)へ移
動するヘッド部3a,3a’は、ラッチフック10,1
0’のテーパー10a,10a'に当接して摺動する。
これによって、ラッチヘッド3はバネ7により下方向に
付勢されながら押し上げられる。ヘッド部3a,3a’
がテーパー10a,10a’の頂部10b,10b’に
達してこれを乗り越えると、頂部10b,10b’はヘ
ッド部3a,3a’の下面に回り込み、バネ7の付勢力
によって互いに密接する。
【0035】そして、ヘッド部3a,3a’の下面が頂
部10b,10b’に対してさらに摺動し、ヘッド部3
a,3a’の傾斜下面3d,3d’に頂部10b,10
b’が達すると、ヘッド部3a,3a’はバネ7の付勢
力によって下方向に摺動し、ドア2を閉成させて摺動が
停止する。
【0036】この摺動停止状態における頂部10b,1
0b’が密接している傾斜下面3d,3d’の位置は、
傾斜下面3d,3d’の略中央に位置するように設計さ
れており、各部材の寸法や取付位置のばらつきがあって
も、ドア閉成状態でのヘッド部3a,3a’はラッチフ
ック10,10’からドア閉成方向の力を確実に受け、
ドア2の内側表面を電子レンジ本体1の前板5に密着さ
せるように設計されている。
【0037】本実施の形態のラッチベース8には、従来
技術と同様にラッチスイッチ11、モニタースイッチ1
2、及びドアスイッチ13が取り付けられている。尚、
モニタースイッチ12には可動部12aが設けられた側
面に、板バネ15(伝達部材)の一端が取り付けられ、
他端を押圧することにより、可動部12aが押し込まれ
てOFF動作するものが採用されている。尚、板バネ1
5は、ヘッド部3aの挿入軌道上に配置されている。
【0038】ラッチヘッド3がドア閉成方向(後方)へ
移動すると、一方のヘッド部3aによってまず板バネ1
5の他端が後方に押され、これによってモニタースイッ
チ12の可動部12aが押圧される。その後、ラッチス
イッチ11の可動部11aが押圧される。また、他方の
ヘッド部3a’によってドアスイッチ13の可動部13
aが押圧される。
【0039】このように、1つのヘッド部3aの動作に
よってラッチスイッチ11とモニタースイッチ12の可
動部11a,12aが順に押圧されることから、これら
のスイッチ11,12の可動部11a,12aを押圧す
るタイミング間隔は十分に確保される。ラッチスイッチ
11とモニタースイッチ12は、接点切り換えのタイミ
ングを誤ると、前記加熱部材に電力を供給できなくなる
が、本実施の形態の構成によるとこのような不都合は生
じない。
【0040】上記構成のドア保持機構において閉成した
ドア2を開成させるには、把手2’を持ってそのまま手
前に引くだけでよい。つまり、本実施の形態ではヘッド
部3a,3a’は内角が鈍角になるように屈曲してお
り、またラッチヘッド8はバネ7によって下方向に付勢
されながら上方向に移動できる構成となっている。
【0041】ゆえに、ドア2の開成と共にラッチヘッド
3が開成方向(手前方向)に引かれると、ヘッド部3
a,3a’の傾斜下面3d,3d’はラッチフック1
0,10’の頂部10b,10b’に対して容易に摺動
を開始し、ヘッド部3a,3a’はラッチフック10,
10’から離脱する。
【0042】
【発明の効果】本発明のドア保持機構は上記のように構
成するものであり、請求項1に記載された発明によれ
ば、ラッチフックを移動させないのでコスト的に有利と
なる上、移動させるためのスペースを本体内部に確保し
なくてもよいので本体をコンパクトにできる。又、ドア
閉成時にはドアの内側表面が本体の前面に確実に密接す
るようになる。
【0043】請求項2に記載された発明によれば、各部
材の寸法や取付位置のばらつきがあってもドア閉成時に
はドアの内側表面が本体の前面に確実に密接するように
なる。ゆえに、位置調整作業を行う必要がないので、生
産性が向上し、品質ばらつきも解消される。
【0044】請求項3に記載された発明によれば、スイ
ッチとラッチヘッドとの間が開いても、伝達部材によ
り、確実にスイッチを動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドア保持機構の開成状態を示す縦断面
図である。
【図2】図1のドア保持機構のラッチヘッドとラッチフ
ックの係合途中状態を示す縦断面図である。
【図3】図1のドア保持機構の閉成状態を示す縦断面図
である。
【図4】従来の電子レンジの外観斜視図である。
【図5】従来例1のドア保持機構の縦断面図である。
【図6】従来例2のドア保持機構の縦断面図である。
【符号の説明】
1 電子レンジ本体 2 ドア 3 ラッチヘッド 3a,3a’ ヘッド部 3d,3d’ 傾斜下面(下傾斜面) 7 バネ 10 ラッチフック 10b,10b’ 頂部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの内側表面より突出した端部が先端
    で斜め下方に屈曲しその内角が鈍角となっているラッチ
    ヘッドと、該ラッチヘッドを前記ドアの内部で下方向に
    付勢する付勢手段と、本体の内部で固定され上面が後方
    へいくにつれて高くなるように傾斜したラッチフックと
    を有し、前記ドアの閉成に伴って前記ラッチヘッドが前
    記本体の内部に挿入されて前記ラッチフックと係合し、
    前記ドアの開成に伴って前記ラッチヘッドと前記ラッチ
    フックの係合が解除され前記ラッチヘッドが前記本体か
    ら離脱するドア保持機構において、 ドア閉成時の前記ラッチヘッドにドア閉方向の付勢力を
    与える構造を備えることを特徴とするドア保持機構。
  2. 【請求項2】 前記ドア閉成時の前記ラッチヘッドにド
    ア閉方向の付勢力を与える構造として、前記ラッチヘッ
    ドの先端に形成された屈曲部の下傾斜面中央部に前記ラ
    ッチフックの上面に形成された傾斜の頂部を係合させて
    なることを特徴とする請求項1記載のドア保持機構。
  3. 【請求項3】 前記ドア閉成時に前記ラッチヘッドと接
    触してドア閉成を検知するスイッチを備え、前記ラッチ
    ヘッドの挿入を前記スイッチに伝える伝達部材を前記ラ
    ッチヘッドの挿入軌道上に配設することを特徴とする請
    求項1又は2記載のドア保持機構。
JP10319681A 1998-11-11 1998-11-11 ドア保持機構 Pending JP2000145244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10319681A JP2000145244A (ja) 1998-11-11 1998-11-11 ドア保持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10319681A JP2000145244A (ja) 1998-11-11 1998-11-11 ドア保持機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000145244A true JP2000145244A (ja) 2000-05-26

Family

ID=18113013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10319681A Pending JP2000145244A (ja) 1998-11-11 1998-11-11 ドア保持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000145244A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005085712A1 (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 加熱装置の扉開閉部
CN112021953A (zh) * 2020-07-17 2020-12-04 广东美的厨房电器制造有限公司 门锁装置及具有其的烹饪器具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005085712A1 (ja) * 2004-03-05 2005-09-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 加熱装置の扉開閉部
CN112021953A (zh) * 2020-07-17 2020-12-04 广东美的厨房电器制造有限公司 门锁装置及具有其的烹饪器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5010063B2 (ja) 車両ルーフ
US4672160A (en) Door safety switch-lock assembly for an electrical apparatus
JPS59198620A (ja) 調理器のスイツチ機構
JP2000028146A (ja) 電子レンジのドア保持機構
US4497993A (en) Door lock apparatus of electric cooker
KR0176553B1 (ko) 테이프 레코더의 카세트 안착장치
JP2000145244A (ja) ドア保持機構
JP2001050645A (ja) 貯蔵庫の扉装置
EP2395286B1 (en) High-frequency heating device
US11060734B2 (en) Cooking appliance
KR0142780B1 (ko) 드럼 세탁기의 도어스위치
US4749835A (en) Mechanism for closing microwave oven door
JPH05113226A (ja) 電子レンジのドアラツチ機構
KR960013116B1 (ko) 전자렌지의 도어 자동 개폐장치
US6852961B2 (en) High frequency heating apparatus provided with a switch attachment mechansm capable of covering at least one switch from outside
KR100385026B1 (ko) 전자레인지의 도어 인터록 장치
JP3702707B2 (ja) 蓋開閉装置
JPS634891Y2 (ja)
KR200177242Y1 (ko) 비디오 테이프 리코더의 이중도어 개폐장치
KR200301931Y1 (ko) 캠코더용엘씨디의전원온/오프장치
KR100385036B1 (ko) 전자레인지의 도어 인터록 장치
JPH0771768A (ja) 電子レンジ
KR0121256Y1 (ko) 테이프 레코더의 도어 오프너장치
JP2000142250A (ja) 自動車のグラブボックス
JPS6026324Y2 (ja) 電気調理器