JP2000145132A - 枠組足場のコーナデッキ - Google Patents
枠組足場のコーナデッキInfo
- Publication number
- JP2000145132A JP2000145132A JP10325311A JP32531198A JP2000145132A JP 2000145132 A JP2000145132 A JP 2000145132A JP 10325311 A JP10325311 A JP 10325311A JP 32531198 A JP32531198 A JP 32531198A JP 2000145132 A JP2000145132 A JP 2000145132A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scaffold
- scaffolds
- adjacent
- corner deck
- framework
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 角度をもって隣接する枠組足場間に通路を確
保することができ、隣接する枠組足場間の移動が支障な
く行え、作業能率と安全性の向上が図れる枠組足場のコ
ーナデッキを提供する。 【解決手段】 コーナデッキ本体７を、角度をもって隣
接する枠組足場１の端部間に形成される空間に対して平
面的に納まる形状に形成し、このコーナデッキ本体７の
枠組足場１の端部に臨む両側端部に、枠組足場１を構成
する建枠２の横桟３に係止する複数のフック金具８を設
けてコーナデッキ６を形成し、隣接する枠組足場１の端
部間における空間にコーナデッキ６を架設すれば、枠組
足場１の足場板４と同じ高さレベルで通路を確保するこ
とができる。
保することができ、隣接する枠組足場間の移動が支障な
く行え、作業能率と安全性の向上が図れる枠組足場のコ
ーナデッキを提供する。 【解決手段】 コーナデッキ本体７を、角度をもって隣
接する枠組足場１の端部間に形成される空間に対して平
面的に納まる形状に形成し、このコーナデッキ本体７の
枠組足場１の端部に臨む両側端部に、枠組足場１を構成
する建枠２の横桟３に係止する複数のフック金具８を設
けてコーナデッキ６を形成し、隣接する枠組足場１の端
部間における空間にコーナデッキ６を架設すれば、枠組
足場１の足場板４と同じ高さレベルで通路を確保するこ
とができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種工事の作業
用足場として構築した枠組足場において、角度をもって
隣接する枠組足場間に生じるコーナ部分に通路を確保す
るためのコーナデッキに関する。
用足場として構築した枠組足場において、角度をもって
隣接する枠組足場間に生じるコーナ部分に通路を確保す
るためのコーナデッキに関する。
【０００２】
【従来の技術】各種工事の作業用足場である従来の枠組
足場は、対向させた建枠を、建枠の横桟間に架設した足
場板とブレースで結合し、この建枠を上方に必要な高さ
だけ接続することによって構築される。
足場は、対向させた建枠を、建枠の横桟間に架設した足
場板とブレースで結合し、この建枠を上方に必要な高さ
だけ接続することによって構築される。
【０００３】ところで、枠組足場は構築物の外側に近接
して配置されることになるが、構築物の条件によって
は、隣接する枠組足場が角度をもって配置される。
して配置されることになるが、構築物の条件によって
は、隣接する枠組足場が角度をもって配置される。
【０００４】例えば、図４に示すように、高速道路の橋
脚を補修するための工事においては、橋脚Ａを囲むよう
にして枠組足場１を四方に配置するため、隣接する枠組
足場１が互いに直角の配置となり、隣接する枠組足場１
の端部間に直角の空間が形成されることになる。
脚を補修するための工事においては、橋脚Ａを囲むよう
にして枠組足場１を四方に配置するため、隣接する枠組
足場１が互いに直角の配置となり、隣接する枠組足場１
の端部間に直角の空間が形成されることになる。
【０００５】また、建築物の外面に沿って枠組足場を配
置した場合も、建築物のコーナ部分において、隣接する
枠組足場は直角の配置となり、隣接する枠組足場の端部
間に同様な空間が形成される。
置した場合も、建築物のコーナ部分において、隣接する
枠組足場は直角の配置となり、隣接する枠組足場の端部
間に同様な空間が形成される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記枠組足場１は、架
設した足場板により各建枠ごとに作業床を確保すること
ができるが、角度をもって隣接する枠組足場１間は空間
となっているので、隣接する枠組足場１間での乗り移り
移動が不可能となり、隣の枠組足場に移動するには、一
旦地上に降りて上り直さなければならず、作業能率が極
めて悪いという問題がある。
設した足場板により各建枠ごとに作業床を確保すること
ができるが、角度をもって隣接する枠組足場１間は空間
となっているので、隣接する枠組足場１間での乗り移り
移動が不可能となり、隣の枠組足場に移動するには、一
旦地上に降りて上り直さなければならず、作業能率が極
めて悪いという問題がある。
【０００７】このため従来は、図４で示したように、隣
接する枠組足場１間に移動通路を確保するため、隣接す
る枠組足場１の足場板４間に歩み板２１を斜めにかけ渡
すことが行われているが、枠組足場１と橋脚Ａの間はス
ペース的に狭く、このため、使用できる歩み板２１の幅
は狭くなり、しかも歩み板２１と枠組足場１の固定が十
分に行えないので、安全性に問題があり、枠組足場１の
橋脚Ａ側にブレースがあるような場合、これが邪魔とな
って乗り移りに支障が生じる。
接する枠組足場１間に移動通路を確保するため、隣接す
る枠組足場１の足場板４間に歩み板２１を斜めにかけ渡
すことが行われているが、枠組足場１と橋脚Ａの間はス
ペース的に狭く、このため、使用できる歩み板２１の幅
は狭くなり、しかも歩み板２１と枠組足場１の固定が十
分に行えないので、安全性に問題があり、枠組足場１の
橋脚Ａ側にブレースがあるような場合、これが邪魔とな
って乗り移りに支障が生じる。
【０００８】そこで、この発明の課題は、角度をもって
隣接する枠組足場間に幅の広い通路を確保することがで
き、隣接する枠組足場相互間の移動が支障なく行え、作
業能率と安全性の向上が図れる枠組足場のコーナデッキ
を提供することにある。
隣接する枠組足場間に幅の広い通路を確保することがで
き、隣接する枠組足場相互間の移動が支障なく行え、作
業能率と安全性の向上が図れる枠組足場のコーナデッキ
を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項１の発明は、コーナデッキ本体を、角
度をもって隣接する枠組足場の端部間に形成される空間
に対して平面的に納まる形状に形成し、このコーナデッ
キ本体の枠組足場の端部に臨む両側端部に、枠組足場を
構成する建枠の横桟に係止する複数のフック金具をそれ
ぞれ設けた構成を採用したものである。
するため、請求項１の発明は、コーナデッキ本体を、角
度をもって隣接する枠組足場の端部間に形成される空間
に対して平面的に納まる形状に形成し、このコーナデッ
キ本体の枠組足場の端部に臨む両側端部に、枠組足場を
構成する建枠の横桟に係止する複数のフック金具をそれ
ぞれ設けた構成を採用したものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【００１１】図１は高速道路の橋脚Ａを補修するための
工事において、橋脚Ａを囲むようにして枠組足場１を四
方に配置した例を示し、枠組足場１は、門形や鳥居形に
形成された建枠２を用い、対向させた建枠２を、該建枠
２の横桟３間に架設した足場板４と、建枠２の縦柱間に
設けたブレース５で結合し、この建枠２を上方に必要な
高さだけ接続することによって構築され、隣接する枠組
足場１は互いに直角の配置となり、隣接する枠組足場１
の端部間に直角の空間が形成されることになる。
工事において、橋脚Ａを囲むようにして枠組足場１を四
方に配置した例を示し、枠組足場１は、門形や鳥居形に
形成された建枠２を用い、対向させた建枠２を、該建枠
２の横桟３間に架設した足場板４と、建枠２の縦柱間に
設けたブレース５で結合し、この建枠２を上方に必要な
高さだけ接続することによって構築され、隣接する枠組
足場１は互いに直角の配置となり、隣接する枠組足場１
の端部間に直角の空間が形成されることになる。
【００１２】図２と図３のように、上記隣接する枠組足
場１の端部間に配置するコーナデッキ６は、前記直角の
空間に対して平面的に納まる形状に形成したコーナデッ
キ本体７と、このコーナデッキ本体７の枠組足場１の端
部に臨む両側端部に固定され、枠組足場１を構成する建
枠２の横桟３に係止する複数のフック金具８とで構成さ
れ、コーナデッキ本体７は、一枚の鋼板やアルミ板等を
用い、隣接する枠組足場１の端部間における直角の空間
に平面的に納まる台形状に形成した天板９の周縁に下面
側への折り返し壁１０を設け、天板９に滑り止め１１を
施し、比較的軽量で強度的に優れた構造になっている。
場１の端部間に配置するコーナデッキ６は、前記直角の
空間に対して平面的に納まる形状に形成したコーナデッ
キ本体７と、このコーナデッキ本体７の枠組足場１の端
部に臨む両側端部に固定され、枠組足場１を構成する建
枠２の横桟３に係止する複数のフック金具８とで構成さ
れ、コーナデッキ本体７は、一枚の鋼板やアルミ板等を
用い、隣接する枠組足場１の端部間における直角の空間
に平面的に納まる台形状に形成した天板９の周縁に下面
側への折り返し壁１０を設け、天板９に滑り止め１１を
施し、比較的軽量で強度的に優れた構造になっている。
【００１３】このコーナデッキ本体７は、隣接する枠組
足場１の端部間に納まるよう、枠組足場１の端部に臨む
両側端部は直角の配置となり、幅は枠組足場１に対して
４５°の配置条件で枠組足場１の幅に対応するように設
定されている。
足場１の端部間に納まるよう、枠組足場１の端部に臨む
両側端部は直角の配置となり、幅は枠組足場１に対して
４５°の配置条件で枠組足場１の幅に対応するように設
定されている。
【００１４】上記コーナデッキ本体７において、枠組足
場１の端部に臨んで直角の配置となる両側端部の両コー
ナ部分には、枠組足場１を構成する建枠２の横桟３に係
止するフック金具８が突出状に固定されている。
場１の端部に臨んで直角の配置となる両側端部の両コー
ナ部分には、枠組足場１を構成する建枠２の横桟３に係
止するフック金具８が突出状に固定されている。
【００１５】この発明のコーナデッキは、上記のような
構成であり、例えば図１に示した例のように、高速道路
の橋脚Ａを補修するための工事においては、橋脚Ａを囲
むようにして枠組足場１を四方に配置し、隣接する枠組
足場１の端部間における直角の空間にコーナデッキ６
を、枠組足場１を構成する建枠２の横桟３にフック金具
８を係止することによって架設する。
構成であり、例えば図１に示した例のように、高速道路
の橋脚Ａを補修するための工事においては、橋脚Ａを囲
むようにして枠組足場１を四方に配置し、隣接する枠組
足場１の端部間における直角の空間にコーナデッキ６
を、枠組足場１を構成する建枠２の横桟３にフック金具
８を係止することによって架設する。
【００１６】このコーナデッキ６の架設により、隣接す
る枠組足場１の端部間に、枠組足場１の足場板４と同じ
高さレベルで通路を確保することができ、コーナデッキ
６は枠組足場１の幅に対応した広幅に設定でき、しか
も、枠組足場１の端部での出入りはブレース５による障
害がなく、これによって、隣接する枠組足場１間の乗り
移りのための移動が支障なく自由に行え、作業能率の向
上が図れることになる。
る枠組足場１の端部間に、枠組足場１の足場板４と同じ
高さレベルで通路を確保することができ、コーナデッキ
６は枠組足場１の幅に対応した広幅に設定でき、しか
も、枠組足場１の端部での出入りはブレース５による障
害がなく、これによって、隣接する枠組足場１間の乗り
移りのための移動が支障なく自由に行え、作業能率の向
上が図れることになる。
【００１７】なお、コーナデッキ６の使用は、図示のよ
うな橋脚Ａの補修工事に限るものではなく、一般的な建
築物の作業足場にも使用することができ、また、隣接す
る枠組足場１の端部間が直角以外の場合は、コーナデッ
キ本体７における枠組足場１の端部に臨む両側端部の角
度を、隣接する枠組足場１の端部間の条件に設定すれば
よい。
うな橋脚Ａの補修工事に限るものではなく、一般的な建
築物の作業足場にも使用することができ、また、隣接す
る枠組足場１の端部間が直角以外の場合は、コーナデッ
キ本体７における枠組足場１の端部に臨む両側端部の角
度を、隣接する枠組足場１の端部間の条件に設定すれば
よい。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、コー
ナデッキ本体を、角度をもって隣接する枠組足場の端部
間に形成される空間に対して平面的に納まる形状に形成
し、このコーナデッキ本体の枠組足場の端部に臨む両側
端部に、枠組足場を構成する建枠の横桟に係止する複数
のフック金具を設けたので、隣接する枠組足場の端部間
における空間にコーナデッキを、枠組足場を構成する建
枠の横桟にフック金具を係止することによって架設すれ
ば、枠組足場の足場板と同じ高さレベルで通路を確保す
ることができ、隣接する枠組足場間の移動がコーナデッ
キを介して支障なく行え、しかも、枠組足場に対するコ
ーナデッキの取り付けは、フック金具によって強固に安
定し、コーナデッキの幅を枠組足場の幅に対応して広く
設定できるので、作業能率の向上が図れるだけでなく、
枠組足場上での作業の安全性向上が図れる。
ナデッキ本体を、角度をもって隣接する枠組足場の端部
間に形成される空間に対して平面的に納まる形状に形成
し、このコーナデッキ本体の枠組足場の端部に臨む両側
端部に、枠組足場を構成する建枠の横桟に係止する複数
のフック金具を設けたので、隣接する枠組足場の端部間
における空間にコーナデッキを、枠組足場を構成する建
枠の横桟にフック金具を係止することによって架設すれ
ば、枠組足場の足場板と同じ高さレベルで通路を確保す
ることができ、隣接する枠組足場間の移動がコーナデッ
キを介して支障なく行え、しかも、枠組足場に対するコ
ーナデッキの取り付けは、フック金具によって強固に安
定し、コーナデッキの幅を枠組足場の幅に対応して広く
設定できるので、作業能率の向上が図れるだけでなく、
枠組足場上での作業の安全性向上が図れる。
【図１】コーナデッキを高速道路の橋脚を補修するため
の工事の枠組足場に使用した例を示す平面図
の工事の枠組足場に使用した例を示す平面図
【図２】同上のコーナデッキ部分を拡大した平面図
【図３】コーナデッキの斜視図
【図４】高速道路の橋脚を補修するための工事の従来の
枠組足場に使用した例を示す平面図
枠組足場に使用した例を示す平面図
１ 枠組足場 ２ 建枠 ３ 横桟 ４ 足場板 ５ ブレース ６ コーナデッキ ７ コーナデッキ本体 ８ フック金具 ９ 天板 １１ 滑り止め
Claims (1)
- 【請求項１】 コーナデッキ本体を、角度をもって隣接
する枠組足場の端部間に形成される空間に対して平面的
に納まる形状に形成し、このコーナデッキ本体の枠組足
場の端部に臨む両側端部に、枠組足場を構成する建枠の
横桟に係止する複数のフック金具をそれぞれ設けた枠組
足場のコーナデッキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325311A JP2000145132A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 枠組足場のコーナデッキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325311A JP2000145132A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 枠組足場のコーナデッキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000145132A true JP2000145132A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18175412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10325311A Pending JP2000145132A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 枠組足場のコーナデッキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000145132A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016024697A1 (ko) * | 2014-08-13 | 2016-02-18 | (주)미래엔지니어링 | 곡선형 연장구조를 갖는 비계시스템 |
| CN110359696A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-10-22 | 广州市第二建筑工程有限公司 | 一种可调节附着式升降脚手架及其斜爬方法 |
| CN112177314A (zh) * | 2020-09-09 | 2021-01-05 | 滁州金诚金属制品有限公司 | 拐角踏板结构及具有其的脚手架 |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10325311A patent/JP2000145132A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016024697A1 (ko) * | 2014-08-13 | 2016-02-18 | (주)미래엔지니어링 | 곡선형 연장구조를 갖는 비계시스템 |
| CN110359696A (zh) * | 2019-07-25 | 2019-10-22 | 广州市第二建筑工程有限公司 | 一种可调节附着式升降脚手架及其斜爬方法 |
| CN112177314A (zh) * | 2020-09-09 | 2021-01-05 | 滁州金诚金属制品有限公司 | 拐角踏板结构及具有其的脚手架 |
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