JP2000144799A - 掘削機 - Google Patents
掘削機Info
- Publication number
- JP2000144799A JP2000144799A JP10327107A JP32710798A JP2000144799A JP 2000144799 A JP2000144799 A JP 2000144799A JP 10327107 A JP10327107 A JP 10327107A JP 32710798 A JP32710798 A JP 32710798A JP 2000144799 A JP2000144799 A JP 2000144799A
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- JP
- Japan
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- conveyor
- excavator
- sand
- slide rail
- arm
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、アームリフトの旋回が不可能な作
業現場においても掘削作業を可能にするとと共に、作業
スピードが飛躍的に向上する掘削機を提供することにあ
る。 【解決手段】 両側に走行手段4を備えた支持台2の上
面に、旋回可能な操縦部3と、該操縦部3の操作によっ
て土砂の掻き出しが可能なリフトアーム5と、を備える
掘削機1において、前記掘削機1の下面に、連結手段6
によって先端側を進行方向側に突出し且つ前記下面に間
隔をもって支持されるコンベア7を、走行手段4の下端
よりも上方位置に設けたことを特徴とする。
業現場においても掘削作業を可能にするとと共に、作業
スピードが飛躍的に向上する掘削機を提供することにあ
る。 【解決手段】 両側に走行手段4を備えた支持台2の上
面に、旋回可能な操縦部3と、該操縦部3の操作によっ
て土砂の掻き出しが可能なリフトアーム5と、を備える
掘削機1において、前記掘削機1の下面に、連結手段6
によって先端側を進行方向側に突出し且つ前記下面に間
隔をもって支持されるコンベア7を、走行手段4の下端
よりも上方位置に設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーショベルあ
るいはバック・ホーなどの掘削機に関する。
るいはバック・ホーなどの掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】パワーショベルやバック・ホーに代表さ
れる掘削機は、採掘現場や工事現場などで広く使用され
ており、一般的な構成としては、走行手段となるキャタ
ピラを備えた支持台の上面側に、旋回可能な操縦部が設
けられたものが知られている。さらに、前記操縦部に
は、先端に土砂の掻出部となるバケットを備えたアーム
リフトが設けてあり、掘削機の進行方向に関係なく操縦
部と共にアームリフトが旋回し、該アームリフトによる
掻出操作を行うことで、掘削機を中心とした全方向にお
ける土砂の掘削作業が可能となっている。
れる掘削機は、採掘現場や工事現場などで広く使用され
ており、一般的な構成としては、走行手段となるキャタ
ピラを備えた支持台の上面側に、旋回可能な操縦部が設
けられたものが知られている。さらに、前記操縦部に
は、先端に土砂の掻出部となるバケットを備えたアーム
リフトが設けてあり、掘削機の進行方向に関係なく操縦
部と共にアームリフトが旋回し、該アームリフトによる
掻出操作を行うことで、掘削機を中心とした全方向にお
ける土砂の掘削作業が可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記掘
削機の左右側に土や岩壁が迫るような作業現場において
は、アームリフトを旋回させられなくなることがあり、
このような場合には、掘削機の進行方向側の土砂を掘削
しても、アームリフトを旋回して後方に排出できないか
ら、掘削機の使用が事実上不可能な状態となっていた。
このことから、前記のような現場においては、人力によ
って土砂の掘削作業を行わなければならず、それに伴っ
て大変な労力と手間がかかると共に、作業スピードにお
いても掘削機の使用時と比較して、格段に遅いものとな
っていた。
削機の左右側に土や岩壁が迫るような作業現場において
は、アームリフトを旋回させられなくなることがあり、
このような場合には、掘削機の進行方向側の土砂を掘削
しても、アームリフトを旋回して後方に排出できないか
ら、掘削機の使用が事実上不可能な状態となっていた。
このことから、前記のような現場においては、人力によ
って土砂の掘削作業を行わなければならず、それに伴っ
て大変な労力と手間がかかると共に、作業スピードにお
いても掘削機の使用時と比較して、格段に遅いものとな
っていた。
【0004】本発明は、アームリフトの旋回が不可能な
作業現場においても掘削作業を可能にすると共に、作業
スピードが飛躍的に向上する掘削機を提供することにあ
る。
作業現場においても掘削作業を可能にすると共に、作業
スピードが飛躍的に向上する掘削機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の掘削機は、両側に走行手段を
備えた支持台の上面に、旋回可能な操縦部と、該操縦部
の操作によって土砂の掻き出しが可能なリフトアーム
と、を備える掘削機において、前記掘削機の下面に、連
結手段によって先端側を進行方向側に突出し且つ前記下
面に間隔をもって支持されるコンベアを、走行手段の下
端よりも上方位置に設けたことを特徴とする。ここで、
走行手段とは、作業現場を不都合なく移動することが可
能なものであればよく、具体的には、キャタピラや、径
の大きなタイヤなどが挙げられる。また、連結手段と
は、掘削機からコンベアを吊下げた状態で支持できるも
のであればよく、具体的には、掘削機とコンベアに、フ
ックなどの係止あるいは係合部材を取り付け、それぞれ
を係止状態で連結する手段のすべてを含んでいる。さら
に、走行手段の下端よりも上方位置にコンベアを設置し
たのは、コンベアを取り付けた状態で掘削機を走行可能
にするためであり、コンベアの下端と地盤面との接触が
防がれる。
に本発明の請求項1記載の掘削機は、両側に走行手段を
備えた支持台の上面に、旋回可能な操縦部と、該操縦部
の操作によって土砂の掻き出しが可能なリフトアーム
と、を備える掘削機において、前記掘削機の下面に、連
結手段によって先端側を進行方向側に突出し且つ前記下
面に間隔をもって支持されるコンベアを、走行手段の下
端よりも上方位置に設けたことを特徴とする。ここで、
走行手段とは、作業現場を不都合なく移動することが可
能なものであればよく、具体的には、キャタピラや、径
の大きなタイヤなどが挙げられる。また、連結手段と
は、掘削機からコンベアを吊下げた状態で支持できるも
のであればよく、具体的には、掘削機とコンベアに、フ
ックなどの係止あるいは係合部材を取り付け、それぞれ
を係止状態で連結する手段のすべてを含んでいる。さら
に、走行手段の下端よりも上方位置にコンベアを設置し
たのは、コンベアを取り付けた状態で掘削機を走行可能
にするためであり、コンベアの下端と地盤面との接触が
防がれる。
【0006】このように形成すると、掘削機の進行方向
側で掘削した土砂を、そのままリフトアームによりコン
ベアの上に載置すれば、コンベアを回動させるだけで土
砂が掘削機の後方側に送られるから、土砂の排出の際に
は操縦部及びリフトアームの旋回操作が不要となり、旋
回が不可能な現場においても掘削機による掘削作業が可
能になると共に、現場においても、土砂を排出するごと
にリフトアームを旋回させなくてもよいから、作業スピ
ードの向上をはかることができる。
側で掘削した土砂を、そのままリフトアームによりコン
ベアの上に載置すれば、コンベアを回動させるだけで土
砂が掘削機の後方側に送られるから、土砂の排出の際に
は操縦部及びリフトアームの旋回操作が不要となり、旋
回が不可能な現場においても掘削機による掘削作業が可
能になると共に、現場においても、土砂を排出するごと
にリフトアームを旋回させなくてもよいから、作業スピ
ードの向上をはかることができる。
【0007】また、連結手段は特に限定されないが、請
求項2記載の発明のように、連結手段として、コンベア
をスライド式に着脱することが可能なスライドレールを
備えておれば、掘削機にコンベアを取り付ける際、前記
スライドレールにおける長手方向の一方の端部から、コ
ンベアをスライド式に装着することが可能となり、コン
ベアの取り付けが、さらにスムーズ且つ簡単に行うこと
が可能となる。
求項2記載の発明のように、連結手段として、コンベア
をスライド式に着脱することが可能なスライドレールを
備えておれば、掘削機にコンベアを取り付ける際、前記
スライドレールにおける長手方向の一方の端部から、コ
ンベアをスライド式に装着することが可能となり、コン
ベアの取り付けが、さらにスムーズ且つ簡単に行うこと
が可能となる。
【0008】さらに、請求項3の発明のように、連結手
段にコンベアの高さ調節手段を備えておけば、掘削機を
作業現場まで移動させる際は、コンベアを引上げた状態
に調節することが可能となり、地盤面との距離が保たれ
ることとなる。また、コンベアの使用時においては、再
びコンベアを引下ろした状態に調節できるから、土砂の
移送スペースを広く設けることが可能となり、コンベア
を取付た状態の掘削機の移動がより好適なものとなる。
尚、前記した高さ調節手段においては、コンベアを支持
したままの状態で調節可能なものであればよく、具体的
には、ジャッキのように簡単な操作で且つ少ない力でコ
ンベアが引上げられるような手段のすべてを含んでい
る。
段にコンベアの高さ調節手段を備えておけば、掘削機を
作業現場まで移動させる際は、コンベアを引上げた状態
に調節することが可能となり、地盤面との距離が保たれ
ることとなる。また、コンベアの使用時においては、再
びコンベアを引下ろした状態に調節できるから、土砂の
移送スペースを広く設けることが可能となり、コンベア
を取付た状態の掘削機の移動がより好適なものとなる。
尚、前記した高さ調節手段においては、コンベアを支持
したままの状態で調節可能なものであればよく、具体的
には、ジャッキのように簡単な操作で且つ少ない力でコ
ンベアが引上げられるような手段のすべてを含んでい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図4に示す。本発明の掘削機は、キャタピラ4を支持
する支持台2と、該支持台2の上部側に旋回可能に設け
られる操縦部3と、該操縦部3に設けられ且つ先端にバ
ケット22を備えたリフトアーム5と、から構成される
掘削機1と、前記支持台2の下面に前記キャタピラ4の
進行方向に沿って延設されるスライドレール9と、該ス
ライドレール9に沿って摺動自在に着脱される吊下体8
と、該吊下体8に嵌合固定されるコンベア7と、から成
っている。
至図4に示す。本発明の掘削機は、キャタピラ4を支持
する支持台2と、該支持台2の上部側に旋回可能に設け
られる操縦部3と、該操縦部3に設けられ且つ先端にバ
ケット22を備えたリフトアーム5と、から構成される
掘削機1と、前記支持台2の下面に前記キャタピラ4の
進行方向に沿って延設されるスライドレール9と、該ス
ライドレール9に沿って摺動自在に着脱される吊下体8
と、該吊下体8に嵌合固定されるコンベア7と、から成
っている。
【0010】本発明に使用する掘削機1は、キャタピラ
4を両側に備えた支持台2と、該支持台2の上面に油圧
により旋回可能に設けられた操縦部3と、該操縦部3の
先端側に設けられ且つ土砂を掻き出すバケット22を備
えたリフトアーム5と、から構成されている。そして、
前記支持台2の底面には、キャタピラ4に沿って延在す
るスライドレール9が、それぞれ間隔をあけて平行する
状態で設けてあり、該各スライドレール9,9には、前
記コンベア7を装着することが可能となっている。
4を両側に備えた支持台2と、該支持台2の上面に油圧
により旋回可能に設けられた操縦部3と、該操縦部3の
先端側に設けられ且つ土砂を掻き出すバケット22を備
えたリフトアーム5と、から構成されている。そして、
前記支持台2の底面には、キャタピラ4に沿って延在す
るスライドレール9が、それぞれ間隔をあけて平行する
状態で設けてあり、該各スライドレール9,9には、前
記コンベア7を装着することが可能となっている。
【0011】前記コンベア7は、駆動源であるモーター
21と、該モーター21の回転力を伝達する駆動プーリ
ー19及び従動プーリー20と、該各プーリー19,2
0に掛け渡した無端ベルト15と、前記各プーリー1
9,20を回転可能な状態で位置決め保持する長尺な各
コンベアフレーム14,14と、から成っている。モー
ター21は前記コンベアフレーム14,14の基端側に
固定配置されており、駆動プーリー19を、コンベア7
側に備えられたスイッチの切り替えによる任意の操作で
回転する構成となっている。さらに、前記駆動プーリー
19には、無端ベルト15が、コンベアフレーム14の
先端側に軸支された従動プーリー20に張った状態で掛
け合わされている。また、無端ベルト15は、該無端ベ
ルト15の幅方向に凹状に弛ませた状態で前記各プーリ
ー19,20に掛け合わせることが望ましく、これは、
コンベア7による土砂の移送量を増大させられると共
に、移送中の安定状態が保たれてコンベア7上から土砂
がこぼれ落ちるのを防止するためである。尚、コンベア
7の厚みは可能な限り薄く形成することが望ましく、こ
のようにすれば、コンベア7の上面と前記支持台2の下
面との間隔を広く取ることが可能となり、より大きな石
などを移送することが可能となる。
21と、該モーター21の回転力を伝達する駆動プーリ
ー19及び従動プーリー20と、該各プーリー19,2
0に掛け渡した無端ベルト15と、前記各プーリー1
9,20を回転可能な状態で位置決め保持する長尺な各
コンベアフレーム14,14と、から成っている。モー
ター21は前記コンベアフレーム14,14の基端側に
固定配置されており、駆動プーリー19を、コンベア7
側に備えられたスイッチの切り替えによる任意の操作で
回転する構成となっている。さらに、前記駆動プーリー
19には、無端ベルト15が、コンベアフレーム14の
先端側に軸支された従動プーリー20に張った状態で掛
け合わされている。また、無端ベルト15は、該無端ベ
ルト15の幅方向に凹状に弛ませた状態で前記各プーリ
ー19,20に掛け合わせることが望ましく、これは、
コンベア7による土砂の移送量を増大させられると共
に、移送中の安定状態が保たれてコンベア7上から土砂
がこぼれ落ちるのを防止するためである。尚、コンベア
7の厚みは可能な限り薄く形成することが望ましく、こ
のようにすれば、コンベア7の上面と前記支持台2の下
面との間隔を広く取ることが可能となり、より大きな石
などを移送することが可能となる。
【0012】吊下体8は、前記コンベアフレーム14の
長手方向に沿って、先端側をあけた状態で適間隔に固着
される複数の保持部13と、該保持部13に接合し且つ
上方に向かって突設する棒状部12と、から成ってい
る。そして、前記棒状部12は、図2のようにネジ式に
回転させて長さを調節することが可能である。詳しく
は、棒状部12が筒体11を介して上部側と下部側に分
離し、それぞれ分離した各棒状部12a,12bが前記
筒体11に螺入するネジ式のジャッキのような構成であ
るから、前記筒体11の回転操作により吊下体8を任意
の長さに伸縮し、コンベア7を支持台2の下面において
高さ調整するものである。さらに、図3のように上部側
の棒状部12aの上端部には、前記スライドレール9に
沿って走行するローラー18が備えてあり、コンベア7
の取付けの際、前記ローラー18によって、コンベア7
をスライドレール9の基端側から滑らかに摺動させなが
ら装着することができると共に、該ローラー18がスラ
イドレール9に掛かる状態となるため、コンベア7が前
記支持台2の下面に吊り下がることになる。また、前記
保持部13はコンベアフレーム14に沿う任意の位置に
取り付けることができるものが望ましく、これは、様々
な大きさの掘削機1にコンベア7を適切な状態に取り付
けることが可能となるからである。
長手方向に沿って、先端側をあけた状態で適間隔に固着
される複数の保持部13と、該保持部13に接合し且つ
上方に向かって突設する棒状部12と、から成ってい
る。そして、前記棒状部12は、図2のようにネジ式に
回転させて長さを調節することが可能である。詳しく
は、棒状部12が筒体11を介して上部側と下部側に分
離し、それぞれ分離した各棒状部12a,12bが前記
筒体11に螺入するネジ式のジャッキのような構成であ
るから、前記筒体11の回転操作により吊下体8を任意
の長さに伸縮し、コンベア7を支持台2の下面において
高さ調整するものである。さらに、図3のように上部側
の棒状部12aの上端部には、前記スライドレール9に
沿って走行するローラー18が備えてあり、コンベア7
の取付けの際、前記ローラー18によって、コンベア7
をスライドレール9の基端側から滑らかに摺動させなが
ら装着することができると共に、該ローラー18がスラ
イドレール9に掛かる状態となるため、コンベア7が前
記支持台2の下面に吊り下がることになる。また、前記
保持部13はコンベアフレーム14に沿う任意の位置に
取り付けることができるものが望ましく、これは、様々
な大きさの掘削機1にコンベア7を適切な状態に取り付
けることが可能となるからである。
【0013】また、前記保持部13の下部側には、コン
ベア7の下端側全体を覆う船底形状をなすガード体16
を、連結部材17を介して着脱自在に備えることが望ま
しい。このようにしたのは、掘削作業を行う現場におい
ては地盤面の凹凸が激く、さらに足場が不安定な状態で
あることが多く、前記ガード体16によりコンベア7の
下端側全体を覆って、掘削機1の走行に伴う振動や衝撃
から、コンベア7を保護する構成となっている。
ベア7の下端側全体を覆う船底形状をなすガード体16
を、連結部材17を介して着脱自在に備えることが望ま
しい。このようにしたのは、掘削作業を行う現場におい
ては地盤面の凹凸が激く、さらに足場が不安定な状態で
あることが多く、前記ガード体16によりコンベア7の
下端側全体を覆って、掘削機1の走行に伴う振動や衝撃
から、コンベア7を保護する構成となっている。
【0014】尚、掘削機1にコンベア7を取り付ける
際、前記スライドレール9に沿って吊下体8のローラー
18をスライド式に摺動して装着させているが、このま
まの状態では前記コンベア7がスライドレール9上に位
置決めされず、不安定な状態で吊り下げられることにな
る。このことから、スライドレール9の基端側端縁に、
図4(イ)に示すように、開閉式の蓋状のストッパー2
3が備えられている。即ち、前記のようにすれば、掘削
機1にコンベア7を装着した後、図4(ロ)に示すよう
に前記ストッパー23を閉じて、スライドレール9の装
着側の端部を塞ぐことで、掘削機1からのコンベア7の
脱落が防止される。
際、前記スライドレール9に沿って吊下体8のローラー
18をスライド式に摺動して装着させているが、このま
まの状態では前記コンベア7がスライドレール9上に位
置決めされず、不安定な状態で吊り下げられることにな
る。このことから、スライドレール9の基端側端縁に、
図4(イ)に示すように、開閉式の蓋状のストッパー2
3が備えられている。即ち、前記のようにすれば、掘削
機1にコンベア7を装着した後、図4(ロ)に示すよう
に前記ストッパー23を閉じて、スライドレール9の装
着側の端部を塞ぐことで、掘削機1からのコンベア7の
脱落が防止される。
【0015】
【発明の効果】本発明のうち請求項1記載の発明によれ
ば、進行方向の前方側で掘削した土砂をそのままコンベ
ア上に載置して、掘削機の後方に送り出せるから、該掘
削機の旋回が不可能な作業現場においても土砂を排出す
ることが可能となり、従来のように、人力による作業を
必要とせず、作業の効率化と共に、作業スピードの飛躍
的な向上をはかることが可能となる。
ば、進行方向の前方側で掘削した土砂をそのままコンベ
ア上に載置して、掘削機の後方に送り出せるから、該掘
削機の旋回が不可能な作業現場においても土砂を排出す
ることが可能となり、従来のように、人力による作業を
必要とせず、作業の効率化と共に、作業スピードの飛躍
的な向上をはかることが可能となる。
【0016】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加えて、掘削機にコンベアをス
ライド式に着脱できるから、作業現場の状況に合わせて
スムーズ且つ簡単に掘削機にコンベアを着脱することが
可能となる。
項1記載の発明の効果に加えて、掘削機にコンベアをス
ライド式に着脱できるから、作業現場の状況に合わせて
スムーズ且つ簡単に掘削機にコンベアを着脱することが
可能となる。
【0017】さらに、請求項3記載の発明によれば、請
求項1、2の発明の効果に加えて、コンベア本体の高さ
位置を調節することが可能であるから、掘削機の移動時
においては、コンベアと地盤面との接触の懸念がなくな
り、また、掘削作業の際には、土砂の移送が不都合なく
行えることとなる。
求項1、2の発明の効果に加えて、コンベア本体の高さ
位置を調節することが可能であるから、掘削機の移動時
においては、コンベアと地盤面との接触の懸念がなくな
り、また、掘削作業の際には、土砂の移送が不都合なく
行えることとなる。
【図1】本発明の掘削機を示す一部を切欠した縦断面図
である。
である。
【図2】本発明のコンベアを示す一部を切欠した縦断面
図である。
図である。
【図3】本発明の掘削機とコンベアを示す説明図であ
る。
る。
【図4】(イ)(ロ)本発明のストッパーを示す説明図
である。
である。
【符号の説明】 1 掘削機 2 支持台 3 操縦部 4 走行手段(キャタピラ) 5 リフトアーム 6 連結手段 7 コンベア 8 吊下体 9 スライドレール 10 高さ調節手段
Claims (3)
- 【請求項1】 両側に走行手段(4)を備えた支持台
(2)の上面に、旋回可能な操縦部(3)と、該操縦部
(3)の操作によって土砂の掻き出しが可能なリフトア
ーム(5)と、を備える掘削機(1)において、前記掘
削機(1)の下面に、連結手段(6)によって先端側を
進行方向側に突出し且つ前記下面に間隔をもって支持さ
れるコンベア(7)を、走行手段(4)の下端よりも上
方位置に設けたことを特徴とする掘削機。 - 【請求項2】 前記連結手段(6)は、コンベア(7)
をスライド式に着脱することが可能なスライドレール
(9)を備えていることを特徴とする請求項1記載の掘
削機。 - 【請求項3】 前記連結手段(6)は、コンベア(7)
の高さ調節手段(10)を備えていることを特徴とする
請求項1または2記載の掘削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10327107A JP2000144799A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10327107A JP2000144799A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 掘削機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000144799A true JP2000144799A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18195381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10327107A Pending JP2000144799A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 掘削機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000144799A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1627961A1 (de) * | 2004-08-10 | 2006-02-22 | Bauunternehmen Echterhoff GmbH & Co. KG | Fahrbarer Bagger, insbesondere Minibagger |
JP2012125686A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 自走式処理機及びそのコンベヤ組み付け方法 |
CN108442429A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-08-24 | 中山市加丰机械科技有限公司 | 一种挖沙装置 |
-
1998
- 1998-11-17 JP JP10327107A patent/JP2000144799A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1627961A1 (de) * | 2004-08-10 | 2006-02-22 | Bauunternehmen Echterhoff GmbH & Co. KG | Fahrbarer Bagger, insbesondere Minibagger |
JP2012125686A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 自走式処理機及びそのコンベヤ組み付け方法 |
CN108442429A (zh) * | 2018-03-28 | 2018-08-24 | 中山市加丰机械科技有限公司 | 一种挖沙装置 |
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