JP2000143874A - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
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- JP2000143874A JP2000143874A JP31964898A JP31964898A JP2000143874A JP 2000143874 A JP2000143874 A JP 2000143874A JP 31964898 A JP31964898 A JP 31964898A JP 31964898 A JP31964898 A JP 31964898A JP 2000143874 A JP2000143874 A JP 2000143874A
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Abstract
な耐オゾン性(耐候性)を有すると共に、機械的強度に
も優れたNBRとオレフィン系ゴムをベースとするゴム
組成物を提供すること 【解決手段】 (A)エポキシ基、カルボキシル基、ヒ
ドロキシル基、アミノ基、スルホン酸基、りん酸基また
はカルボン酸エステルを含有する単量体が10〜60重
量%の割合で共重合されており、Tgが−30℃以下の
α,β−不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体、およ
び(B)エチレン−α−オレフィン系共重合体を含有す
るゴム組成物、および、さらに(C)エポキシ基、カル
ボン酸基、ヒドロキシル基、アミノ基または酸無水物を
有するエチレン−α−オレフィン系共重合体を含有する
ゴム組成物が提供される。
Description
用いられる、耐油性と耐寒性のバランスに優れ、かつ良
好な耐オゾン特性を有する耐油、耐候性ゴム組成物に関
する。
ことにより、単一エラストマーでは得られない性能をひ
きだす手法は古くから実施されている。新規な性能を付
与すること以外にも、加工性の向上や原材料費を低減す
る目的にもブレンド手法が用いられている。代表例とし
て、タイヤのトレッド用素材としてのスチレン−ブタジ
エンゴム(以下SBRと略す)とポリブタジエンゴム
(以下BRと略す)とのブレンド組成物やタイヤのサイ
ドウォール用素材としてのSBRとエチレン−α−オレ
フィンゴム(以下EPDMと略す)のブレンド組成物な
どが挙げられる。後者の例にみられるごとく、EPDM
と他のジエン系エラストマーとのブレンドは、耐候性,
特に耐オゾン性を向上させることを目的とするものであ
るが、ブレンド物の機械的性質はブレンドすることによ
り低下する傾向にあるのが一般的であった。EPDMと
ブレンドする相手がα,β−不飽和ニトリル−共役ジエ
ン系ゴム(以下NBRと略す)のような極性の高いエラ
ストマーである場合は、特にその傾向が著しく、ブレン
ドゴムはその劣った機械的性質のため、実用に供し得な
いものであった。
レンドの欠点を改良するため、R.T.Morriss
eryはEPDMをハロゲン化する方法(Rubber
Chem.Technol.,44,1025(19
71)を、またR.P.Mastromatteoら
は、長鎖のアルキル基を有するジアルキルジチオカーバ
メイト塩やテトラアルキルトウラムジスルフィドを加硫
促進剤として用いる方法(Rubber Chem.T
echnol.,44,1065(1971)を提案し
ている。また、橋本らはEPDMと硫黄や加硫促進剤を
反応させてペンダント硫黄を有するEPDMとしたのち
他ゴムとブレンドする方法(日本ゴム協会誌,49,2
36,246(1976)を提案している。
レンドするジエン系ゴムが極性の低い天然ゴム、SB
R、BRの場合はかなりの効果を発揮しているが、ブレ
ンドの相手が極性の高いエラストマーであるNBRの場
合はその効果が少なく、実用上問題が残されている。ま
たEPDMとNBRとのブレンド物の機械的性質の改良
のために、官能基を有するニトリル系ゴムとハロゲン化
EPDMを組み合わせることが特開昭59−226,0
38号公報で提案されているが、この効果が不十分であ
る。
への高性能化の要求は一段と厳しいものとなっており、
特に耐油、耐候性材料としてのNBRとオレフィン系ゴ
ムからなるブレンド物に対して、より優れた機械的強度
を有する材料への要求がある。
性と耐寒性のバランスに優れ、良好な耐オゾン性(耐候
性)を有する、NBRとオレフィン系ゴムをベースとす
るゴム組成物を提供することにある。本発明の他の目的
は、耐油性と耐寒性のバランスに優れ、かつ良好な耐オ
ゾン性(耐候性)を有する、と共に機械的強度にも優れ
たNBRとオレフィン系ゴムをベースとするゴム組成物
を提供することにある。
ム組成物が提供されて、本発明の上記目的が達成され
る。 (1)(A)エポキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシ
ル基、アミノ基、スルホン酸基、りん酸基およびカルボ
ン酸エステルからなる群から選択された少なくとも1種
の官能基を含有する単量体が10〜60重量%の割合で
共重合されており、ガラス転移点が−20℃以下のα,
β−不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体、および
(B)エチレン−α−オレフィン系共重合体を含有し、
(A)成分と(B)成分の合計配合量100重量%のう
ち、(A)成分の配合量が10〜90重量%を占め、
(B)成分の配合量が10〜90重量%を占めることを
特徴とするゴム組成物(以下、「第1のゴム組成物」と
もいう)。 (2)(A)エポキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシ
ル基、アミノ基、スルホン酸基、りん酸基およびカルボ
ン酸エステルからなる群から選択された少なくとも1種
の官能基を含有する単量体が10〜60重量%の割合で
共重合されており、ガラス転移点が−20℃以下のα,
β−不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体、(B)エ
チレン−α−オレフィン系共重合体、および(C)エポ
キシ基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アミノ基及
び酸無水物から選ばれた少なくとも1種の官能基を有す
る変性エチレン−α−オレフィン系共重合体を含有し、
(A)成分と(B)成分と(C)成分の合計配合量10
0重量%のうち、(A)成分の配合量が10〜90重量
%を、(B)成分の配合量が5〜45重量%を、(C)
成分の配合量が1〜50重量%を各々占めることを特徴
とするゴム組成物(以下、「第2のゴム組成物」ともい
う)。
されたα,β−不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体
と(B)エチレン−α−オレフィン系共重合体を含有す
る第1のゴム組成物は、耐油性と耐寒性バランスに優
れ、良好な耐オゾン性(耐候性)を有する。さらに驚く
べきことは、(A)特定の単量体を共重合したα,β−
不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体、(B)エチレ
ン−α−オレフィン系共重合体、及び(C)特定の官能
基を有するエチレン−α−オレフィン系共重合体を含有
する第2のゴム組成物は、耐油性と耐寒性バランスに優
れ、良好な耐オゾン性(耐候性)を有すると共に、機械
的強度にも優れる。
本発明のゴム組成物と記載したときは、第1のゴム組成
物と第2のゴム組成物の両者を含んでいる。本発明のゴ
ム組成物に配合される(A)成分は、エポキシ基、カル
ボキシル基、ヒドロキシル基、アミノ基、スルホン酸
基、りん酸基およびカルボン酸エステルからなる群から
選択された少なくとも1種の官能基を含有する単量体
(以下、「官能基含有単量体」ともいう)が10〜60
重量%の割合で共重合されており、ガラス転移点が−2
0℃以下のα,β−不飽和ニトリル−共役ジエン系共重
合体である。
系共重合体のα,β−不飽和ニトリルとしては、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリルなどを挙げることがで
き、アクリロニトリルが好ましい。α,β−不飽和ニト
リルは、1種単独でまたは2種以上を組み合わせて使用
することができる。共役ジエンとしては、1,3−ブタ
ジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタ
ジエン、1,3−ペンタジエン、クロロプレンなどを挙
げることができ、1,3−ブタジエン及びイソプレンが
好ましい。共役ジエンは、1種単独でまたは2種以上を
組み合わせて使用することができる。好ましいα,β−
不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体としては、アク
リロニトリル、1,3−ブタジエン及び官能基含有単量
体の共重合体、アクリロニトリル、1,3−ブタジエ
ン、イソプレン、及び官能基含有単量体の共重合体、ア
クリロニトリル、イソプレン及び官能基含有単量体の共
重合体などが挙げられる。
ンと共重合される官能基含有単量体として、下記のもの
を挙げることができる。 (1)エポキシ基を持つ単量体:(メタ)アリルグリシ
ジルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレート、3,
4−オキシシクロヘキシル(メタ)アクリレート等が挙
げられる。これらのエポキシ基を有する単量体は、単独
でまたは2種以上を組み合わせて使用することができ
る。 (2)カルボキシル基を含有する単量体:(メタ)アク
リル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、テトラコ
ン酸、けい皮酸等の不飽和カルボン酸類;フタル酸、こ
はく酸、アジピン酸等の非重合性多価カルボン酸と(メ
タ)アリルアルコール、2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレート等の水酸基含有不飽和化合物とのモノエス
テル等の遊離カルボキシル基含有エステル類等が挙げら
れる。これらのカルボキシル基を有する単量体は、単独
でまたは2種以上を組み合わせて使用することができ
る。 (3)ヒドロキシル基を含有する単量体:2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒ
ドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアル
キレングリコール(アルキレングリコール単位数は例え
ば2〜23)のモノ(メタ)アクリレート類;N−ヒド
ロキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−(2−ヒド
ロキシエチル)(メタ)アクリルアミド、N,N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)(メタ)アクリルアミド等の
ヒドロキシル基含有不飽和アミド類;o−ヒドロキシス
チレン、m−ヒドロキシスチレン、p−ヒドロキシスチ
レン、o−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、m−ヒド
ロキシ−α−メチルスチレン、p−ヒドロキシ−α−メ
チルスチレン、p−ビニルベンジルアルコール等のヒド
ロキシル基含有ビニル芳香族化合物;(メタ)アリルア
ルコール等が挙げられる。これらのヒドロキシル基を有
する単量体は、単独でまたは2種以上を組み合わせて使
用することができる。
ミノ基を有する単量体が好ましく、具体的には、ジメチ
ルアミノメチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノ
メチル(メタ)アクリレート、2−ジメチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、2−ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、2−(ジ−n−プロピルアミ
ノ)エチル(メタ)アクリレート、2−ジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリレート、2−ジエチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−(ジ−n−プロピル
アミノ)プロピル(メタ)アクリレート、3−ジメチル
アミノプロピル(メタ)アクリレート、3−ジエチルア
ミノプロピル(メタ)アクリレート、3−(ジ−n−プ
ロピルアミノ)プロピル(メタ)アクリレート等のジア
ルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート類;N−ジ
メチルアミノメチル(メタ)アクリルアミド、N−ジエ
チルアミノメチル(メタ)アクリルアミド、N−(2−
ジメチルアミノエチル)(メタ)アクリルアミド、N−
(2−ジエチルアミノエチル)(メタ)アクリルアミ
ド、N−(2−ジメチルアミノプロピル)(メタ)アク
リルアミド、N−(2−ジエチルアミノプロピル)(メ
タ)アクリルアミド、N−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)(メタ)アクリルアミド、N−(3−ジエチルアミ
ノプロピル)(メタ)アクリルアミド等のN−ジアルキ
ルアミノアルキル基含有不飽和アミド類;N,N−ジメ
チル−p−アミノスチレン、N,N−ジエチル−p−ア
ミノスチレン、ビニルピリジン等の三級アミノ基含有ビ
ニル芳香族化合物等が挙げられる。これらのアミノ基を
有する単量体は、単独でまたは2種以上を組み合わせて
使用することができる。
(メタ)アクリルアミドエタンスルホン酸、2−(メ
タ)アクリルアミドプロパンスルホン酸、3−(メタ)
アクリルアミドプロパンスルホン酸、2−(メタ)アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、3−(メ
タ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等
の(メタ)アクリルアミド系単量体;2−スルホン酸エ
チル(メタ)アクリレート、2−スルホン酸プロピル
(メタ)アクリレート、3−スルホン酸プロピル(メ
タ)アクリレート、1,1−ジメチル−2−スルホン酸
エチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリレート
系単量体;p−ビニルベンセンスルホン酸、p−イソプ
ロペニルベンセンスルホン酸等のビニル芳香族化合物系
単量体等を挙げることができる。これらのスルホン酸基
を有する単量体は、単独でまたは2種以上を組み合わせ
て使用することができる。 (6)りん酸基を含有する単量体としては、りん酸エチ
レン(メタ)アクリレート、りん酸トリメチレン(メ
タ)アクリレート、りん酸テトラメチレン(メタ)アク
リレート、りん酸プロピレン(メタ)アクリレート、り
ん酸ビス(エチレン(メタ)アクリレート)、りん酸ビ
ス(トリメチレン(メタ)アクリレート)、りん酸ビス
(テトラメチレン(メタ)アクリレート)、りん酸ジエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、りん酸トリエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、りん酸ポリエ
チレングリコール(メタ)アクリレート、りん酸ビス
(ジエチレングリコール(メタ)アクリレート)、りん
酸ビス(トリエチレングリコール(メタ)アクリレー
ト)、りん酸ビス(ポリエチレングリコール(メタ)ア
クリレート)等を挙げることができる。これらのりん酸
基を有する単量体は、単独でまたは2種以上を組み合わ
せて使用することができる。
タ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレー
ト、i−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレー
ト、sec−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル
(メタ)アクリレート、n−アミル(メタ)アクリレー
ト、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)ア
クリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリ
ル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレ
ート類;2,2,2−トリフルオロエチル(メタ)アク
リレート、3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロピ
ル(メタ)アクリレート、4,4,4,3,3,2,2
−ヘプタフルオロブチル(メタ)アクリレート等のフル
オロアルキル(メタ)アクリレート類; (7−2)2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、
2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−メトキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2−エトキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、3−メトキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3−エトキシプロピル(メタ)アク
リレート等のアルコキシアルキル(メタ)アクリレート
類;
ル、エトキシポリエチレングリコール、メトキシポリプ
ロピレングリコール、エトキシポリプロピレングリコー
ル等のアルコキシポリアルキレングリコール(アルキレ
ングリコール単位数は例えば2〜23)の(メタ)アク
リレート類; (7−4)2−フェノキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、3
−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート等のアリー
ロキシアルキル(メタ)アクリレート類; (7−5)フェノキシポリエチレングリコール、フェノ
キシポリプロピレングリコール等のアリーロキシポリア
ルキレングリコール(アルキレングリコール単位数は、
例えば2〜23個)のモノ(メタ)アクリレート類; (7−6)2−シアノエチル(メタ)アクリレート、2
−シアノプロピル(メタ)アクリレート、3−シアノプ
ロピル(メタ)アクリレート等のシアノアルキル(メ
タ)アクリレート類; (7−7)エチレングリコール、1,2−プロパンジオ
ール、1,3−プロパンジオール、3−クロロ−1,2
−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3
−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−
ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール等のアル
キレングリコールのモノ−またはジ−(メタ)アクリレ
ート類;
プロピレングリコール等のポリアルキレングリコール
(アルキレングリコール単位数は、例えば2〜23個)
のモノ−またはジ−(メタ)アクリレート類; (7−9)グリセリン、1,2,4−ブタントリオー
ル、ペンタエリスリトール、トリメチロールアルカン
(アルカンの炭素数は例えば1〜3)、テトラメチロー
ルアルカン(アルカンの炭素数は例えば1〜3)等の3
価以上の多価アルコール類のモノ−またはオリゴ−(メ
タ)アクリレート類; (7−10)前記3価以上の多価アルコールのポリアル
キレングリコール付加物(アルキレングリコール単位数
は例えば2〜23)のモノ−またはオリゴ−(メタ)ア
クリレート類; (7−11)4−シクロヘキサンジオール、1,4−ベ
ンゼンジオール、1,4−ジ−(2−ヒドロキシエチ
ル)ベンゼン等の環式ポリオールのモノ−またはオリゴ
−(メタ)アクリレート類;
タ)アクリレート、ジエチルアミノメチル(メタ)アク
リレート、2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、2−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、2−(ジ−n−プロピルアミノ)プロピル(メタ)
アクリレート、3−ジメチルアミノプロピル(メタ)ア
クリレート、3−ジエチルアミノプロピル(メタ)アク
リレート、3−(ジ−n−プロピルアミノ)プロピル
(メタ)アクリレート等のジアルキルアミノアルキル
(メタ)アクリレート類; (7−13)2−(ジメチルアミノエトキシ)エチル
(メタ)アクリレート、2−(ジエチルアミノエトキ
シ)エチル(メタ)アクリレート等の(ジアルキルアミ
ノアルコキシ)アルキル(メタ)アクリレート類等のカ
ルボキシル基のエステル化されたもの、ラクトン変性
(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらカルボン
酸エステルを有する単量体の中でも、好ましくは炭素数
1〜4のアルコキシ基を持つアルコキシアルキル(メ
タ)アクリレート、炭素数2〜6のアルキル(メタ)ア
クリレートであり、さらに好ましくは炭素数2〜6のア
ルキル(メタ)アクリレートである。カルボン酸エステ
ルを有する単量体は、単独でまたは2種以上を組み合わ
せて使用することができる。
種以上を組み合わせて使用することができる。
としては、カルボキシル基含有単量体、ヒドロキシル基
含有単量体、カルボン酸エステル含有単量体であり、さ
らに好ましくは、カルボキシル基含有単量体、カルボン
酸エステル含有単量体である。
−共役ジエン系共重合体は、不飽和ニトリルと共役ジエ
ンが、重量比で(不飽和ニトリル/共役ジエン)、20
/80〜40/60の割合で共重合していることが好ま
しい。また、官能基含有単量体の共重合量は、不飽和ニ
トリル、共役ジエン及び官能基含有単量体の合計共重合
量の内、10〜60重量%、好ましくは15〜50重量
%を占める。10重量%未満では、(B)成分であるエ
チレン−α−オレフィン共重合体との反応性に乏しく、
本発明のゴム組成物の耐油性と耐寒性のバランスに劣
り、耐オゾン性(耐候性)にも劣る結果となる。60重
量%を越えるとゴム弾性に乏しくなり実用上好ましくな
い。また、α,β−不飽和ニトリル−共役ジエン系共重
合体のガラス転移点(Tg)は、−20℃以下である。
Tgが−20℃以下であることにより、本発明のゴム組
成物を用いた工業材料の耐寒性が良好となり、好まし
い。また、共重合体のムーニー粘度(ML1+4,10
0℃)は、20〜120、特には40〜100が好まし
い。20未満ではゴム弾性に乏しく、また120を越え
ると加工性が劣る。
−共役ジエン系共重合体を得るための重合は、通常の乳
化重合で行われ、0〜50℃において酸素を除去した反
応器中で行われる。単量体、乳化剤、開始剤、分子量調
節剤およびその他の重合薬剤は反応開始前に全量添加し
てもよく、また反応開始後任意に分割添加してもよく、
また反応途中に温度や撹拌などの操作条件を任意に変更
することもできる。重合方式は、連続式、回分式のいず
れであってもよい。
であるエチレン−α−オレフィン系共重合体として、エ
チレン−α−オレフィン共重合体およびエチレン−α−
オレフィン−ジエン3元共重合体を挙げることができ
る。ここでα−オレフィンとしては炭素数3〜8のα−
オレフィン、具体的には、プロピレン、1−ブテン、1
−ヘキセン、1−オクテンが挙げられ、なかでもプロピ
レンが好ましい。ジエン系モノマーとしては、1,4−
ヘキサジエンのような開鎖非共役ジオレフィン、ジシク
ロペンタジエンのような環状ジエン、エチリデンノルボ
ルネンのようなアルキルデンノルボルネンなどが挙げら
れる。
ン系共重合体は、エチレンとα−オレフィンが、重量比
で(エチレン/α−オレフィン)、60/40〜80/
20特には50/50〜70/30であることが好まし
く、ヨウ素価が0〜40、特には5〜30であることが
好ましい。また、ムーニー粘度(ML1+4,100℃)
は、20〜100、特には40〜90であることが好ま
しい。本発明のゴム組成物に、上記組成及び物性を有す
るエチレン−α−オレフィン系共重合体を配合すること
により、本発明のゴム組成物を用いた工業材料の耐オゾ
ン性が良好となり、好ましい結果が得られる。
(A)成分であるα,β−不飽和ニトリル−共役ジエン
系共重合体と(B)エチレン−α−オレフィン系共重合
体の量割合は、(A)成分と(B)成分の合計量を10
0重量%として、(A)成分及び(B)成分とも、90
〜10重量%の範囲にある。いずれかがこの範囲をはず
れると、上記ゴム組成物の耐油性、耐候性、及び耐オゾ
ン性のいずれかが劣る結果となる。好ましい(A)成分
の配合量は、70〜30重量%であり、好ましい(B)
成分の配合量は、30〜70重量%である。
(C)成分であるエポキシ基、カルボキシル基、ヒドロ
キシル基、アミノ基及び酸無水物から選ばれた少なくと
も1種の官能基を有する変性エチレン−α−オレフィン
系共重合体(以下、「変性エチレン−α−オレフィン系
共重合体」ともいう)は、例えば上述した(B)成分で
あるエチレン−α−オレフィン系共重合体(以下、「未
変性エチレン−α−オレフィン系共重合体」ともいう)
に上記の官能基を持つ反応性単量体を付加することによ
り得ることができるが、この方法に制限されない。
体に付加される反応性単量体として下記の単量体を挙げ
ることができる。 (1)エポキシ基を含有する単量体:グリシジル(メ
タ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル、ビニル
グリシジルエーテルなどが挙げられる。 (2)カルボキシル基または酸無水物を含有する単量
体:アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水イ
タコン酸、ハイミック酸、無水ハイミック酸などのα,
β−不飽和カルボン酸などが挙げられる。 (3)ヒドロキシル基を含有する単量体:2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒ
ドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアル
キレングリコール(1分子当たりのアルキレングリコー
ル単位数は、例えば2〜23個)のモノ(メタ)アクリ
レート類;N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−(2−ヒドロキシエチル)(メタ)アクリルア
ミド、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)(メタ)
アクリルアミド等のヒドロキシル基含有不飽和アミド
類;o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレ
ン、p−ヒドロキシスチレン、o−ヒドロキシ−α−メ
チルスチレン、m−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、
p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−ビニルベン
ジルアルコール等のヒドロキシル基含有ビニル芳香族化
合物;(メタ)アリルアルコール等が挙げられる。
ミノ基を有する単量体が好ましく、その例としては、ジ
メチルアミノメチル(メタ)アクリレート、ジエチルア
ミノメチル(メタ)アクリレート、2−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、2−ジエチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、2−(ジ−n−プロピルアミ
ノ)エチル(メタ)アクリレート、2−ジメチルアミノ
プロピル(メタ)アクリレート、2−ジエチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−(ジ−n−プロピル
アミノ)プロピル(メタ)アクリレート、3−ジメチル
アミノプロピル(メタ)アクリレート、3−ジエチルア
ミノプロピル(メタ)アクリレート、3−(ジ−n−プ
ロピルアミノ)プロピル(メタ)アクリレート等のジア
ルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート類;N−ジ
メチルアミノメチル(メタ)アクリルアミド、N−ジエ
チルアミノメチル(メタ)アクリルアミド、N−(2−
ジメチルアミノエチル)(メタ)アクリルアミド、N−
(2−ジエチルアミノエチル)(メタ)アクリルアミ
ド、N−(2−ジメチルアミノプロピル)(メタ)アク
リルアミド、N−(2−ジエチルアミノプロピル)(メ
タ)アクリルアミド、N−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)(メタ)アクリルアミド、N−(3−ジエチルアミ
ノプロピル)(メタ)アクリルアミド等のN−ジアルキ
ルアミノアルキル基含有不飽和アミド類;N,N−ジメ
チル−p−アミノスチレン、N,N−ジエチル−p−ア
ミノスチレン、ビニルピリジン等の三級アミノ基含有ビ
ニル芳香族化合物等が挙げられる。
は、好ましくない反応が生じない限り、2種以上を組み
合わせて使用することができる。
ィン系共重合体への付加反応操作の行い易さから、カル
ボキシル基または酸無水物を含有する単量体化合物が好
ましく、特に無水マレイン酸が好ましい。(C)成分で
ある変性エチレン−α−オレフィン系共重合体への反応
性単量体の付加量は、未変性エチレン−α−オレフィン
系共重合体100重量部当たり0.01〜20重量部が
好ましく、さらに好ましくは0.2〜5重量部である。
0.01重量部未満では、本発明の第2の組成物の機械
的強度が十分でなく、20重量部を越えると変性エチレ
ン−α−オレフィン系共重合体がゲル化してゴム物性が
低下し、実用上好ましくない。
体への反応性単量体の付加反応については、特公昭39
−6384号公報に記されている方法等を利用すること
ができる。すなわち未変性エチレン−α−オレフィン系
共重合体と各種単量体を、好ましくは100〜200℃
の温度に加熱して、該共重合体の溶融下で混練すること
により反応させることができる。加熱方法は密閉型混練
機による方法でも押し出し機等により連続的に加熱反応
させる方法のいずれでも良い。この際反応を促進させる
ため過酸化物を、好ましくは共重合体100重量部当た
り、0.1〜10重量部用いることができる。
重合体のムーニー粘度(ML1+4、100℃)は、2
0〜100であることが好ましい。
(B)成分、及び(C)成分の合計配合量を100重量
%としたとき、(A)成分は10〜90重量%、好まし
くは30〜70重量%であり、(B)成分は5〜45重
量%、好ましくは10〜40重量%であり、(C)成分
は1〜50重量%、好ましくは10〜30重量%であ
る。(C)成分の配合量が5重量%未満では、本発明の
第2の組成物は、機械的強度が十分でなく、45重量部
を越えると弾性が低下し実用上好ましくない。
成分、(B)成分、もしくは(A)成分、(B)成分お
よび(C)成分の他、必要に応じて各種の配合剤を添加
し二本ロール、バンバリーミキサーなどの通常の混合機
を用いて混合することにより調整される。配合剤のう
ち、充填剤としては、カーボンブラックのほかシリカ、
炭酸カルシウム、タルク、炭酸マグネシウムなどの白色
充填剤などを挙げることができる。また、配合剤のう
ち、分散剤としては、例えば高級脂肪酸およびその金属
塩またはアミド塩、可塑剤としては、例えばフタル酸誘
導体、アジピン酸誘導体、ポリエーテルエステル、軟化
剤としては、例えば潤滑油、プロセスオイル、ヒマシ
油、老化防止剤としては、例えば4,4−(α,α’−
ジメチルベンジル)ジフェニルアミンなどのアミン類、
2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチル
フェノール)などのイミダゾール類、そのほか顔料、加
硫成分、難燃剤、発泡剤、スコーチ防止剤、粘着付与
剤、滑剤などを任意に配合できる。
物は、通常の加硫ゴム製造条件によって成形、加硫を行
い加硫物となすことができる。すなわち、成形後150
〜200℃で、加圧下又は無圧下において必要時間加硫
を行い加硫物となすことが出来る。得られたゴム加硫物
は、工業用途としてロール、ホースなど、自動車用途と
してシール、パッキング、ホースなどに用いることがで
きる。
本発明はこれらによって何ら制限されるものではない。
なお、本発明の組成物の物性の評価は下記の方法に従っ
て行った。 (1)引張り試験:JIS K 6251 (2)耐熱性:JIS K 6257に従って、120℃
で、500時間熱空気劣化後の硬度変化を測定した。表6
〜8にポイントで表示した。 (3)耐油性:JIS K 6258に従って、 ASTM#
1油およびIRM903油に120℃で、70時間浸漬後、各
々の体積変化率を測定した。 (4)耐候性:JIS K 6259に従って、耐オゾ
ン性を測定した。試料を40%伸張し、オゾン濃度80
ppmの空気雰囲気下に晒し、100時間および200
時間後、試料の状況を目視で判定した。 (5)耐寒性:ゲーマンねじり試験によって、T
5(℃)、T10(℃)を測定した。 また、実施例中、部および%は特に断らないかぎり重量
基準である。
エン系共重合体の合成>α,β−不飽和ニトリル−共役
ジエン系共重合体(I)〜(VIII)は、単量体混合物
(組成及び比率は表1および表2に記載)100部、ド
デシルベンゼンスルフォン酸ナトリウム5部、p−メン
タンハイドロパーオキサイド0.25部、硫酸第一鉄
0.01部、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム0.0
25部、ナトリウムホルムアルデヒドサルホキシレート
0.04部、及びt−ドデシルメルカプタン(部数は表
1に記載)を窒素置換したオートクレーブに仕込み、反
応温度30℃で単量体の添加率が80%に達するまで反
応させ、N,N−ジエチルヒドロキシルアミン0.5部
を加えて反応を停止させ、反応生成物を取り出して水蒸
気を吹き込み未反応単量体を除去、このようにして得ら
れたゴムラテックスを、0.25%塩化カルシウム水溶
液に加えて凝固させ、凝固物を十分水洗して約90℃で
3時間乾燥させることにより得た。なお、カルボキシル
基を有する単量体を用いる場合は、共重合体の凝固に際
し、塩化カルシウム水溶液に一部硫酸を加えた。得られ
た共重合体の組成を表1および表2に記載した。
系共重合体>市販のエチレン−α−オレフィン−ジエン
ゴム(JSR社製EP65;プロピレン含量:40重量
%、ムーニー粘度ML1+4(100℃):74、ヨウ
素価:29)を用いた。
体の合成>エチレン−プロピレンゴム(JSR社製 E
P11;プロピレン含量:49重量%、ムーニー粘度M
L1+4(100℃):40)100部に対し表3、表
4に記載の反応性単量体とクメンハイドロパーオキサイ
ドを、あらかじめ180〜250℃に温度設定された二
軸押出し機(東芝機械製TEM−50A,D=53mm
φ,L/D=30.6)に投入し、滞留時間2〜7分で
溶融混合し、変性エチレン−α−オレフィン系共重合体
(a)〜(i)を得た。
不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体とエチレン−α
−オレフィン−ジエンゴムおよび変性エチレン−α−オ
レフィン系共重合体を用い表5に示す配合処方に従って
バンバリミキサーで混練りし、160℃で20分間プレ
ス加硫し評価用テストピースを得た。得られた加硫物の
物性評価結果を表6〜表8に示した。
たときの付加量
たときの付加量
ルフィド (3)加硫促進剤 CZ :N−シクロヘキシル−2−
ベンゾチアゾイルスルフェンアミド
65 (2)NC:クラックの発生なし
65 (2)NC:クラックの発生なし
65 (2)NC:クラックの発生なし (3)JSR N230S:商品名、JSR(株)製、未変性NBR
(アクリロニトリル含量35重量%、ムーニー粘度(ML1+
4,100℃)56、ガラス転移点−30℃)
1との比較より明らかなように、本発明の第1組成物は
良好な機械的強度を有するばかりでなく、耐油性と耐寒
性のバランスにすぐれた耐油性、耐候性材料であること
がわかる。また、実施例9〜14で明らかなように、本
発明の(C)成分ある変性エチレン−α−オレフィン系
共重合体を用いることにより更に優れた機械的強度を示
す。実施例1と比較例2,3の比較により、本発明の
(A)成分であるα,β−不飽和ニトリル−共役ジエン
系共重合体の含量が90重量%を越えると耐寒性、耐候
性に劣り、5重量%未満では、耐油性に劣ることがわか
る。実施例1,4と比較例4,5の比較により、本発明
の(A)成分であるα,β−不飽和ニトリル−共役ジエ
ン系共重合体に含有されるエポキシ基の含量が10重量
%未満では、耐油性、低温性が劣り、カルボン酸エステ
ルを有する単量体の含量が60重量%以上では機械的強
度、耐寒性に劣ることがわかる。
のバランスを有し、かつ良好な耐オゾン性(耐候性)を
有している。しかも機械的強度にも優れる。従って、本
発明のゴム組成物は、オイルホース、燃料ホース、ガス
ホース、ブレーキホース等のホース類、およびホースの
カバー類、パッキング、ガスケット、O−リング、ベル
ト、ライニング、オイルシール、ダストブーツ等の工業
用部品、航空機、自動車の部品に好適に用いられる。ま
た、本発明のゴム組成物は、NBRという極性の高いゴ
ム材料と、EP(D)Mという極性の低いゴム材料の両
者を含有しており、極性の異なるゴム材料同士の加硫接
着用ゴム材料としても好適である。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)エポキシ基、カルボキシル基、ヒ
ドロキシル基、アミノ基、スルホン酸基、りん酸基およ
びカルボン酸エステルからなる群から選択された少なく
とも1種の官能基を含有する単量体が10〜60重量%
の割合で共重合されており、ガラス転移点が−20℃以
下のα,β−不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体、
および(B)エチレン−α−オレフィン系共重合体を含
有し、(A)成分と(B)成分の合計配合量100重量
%のうち、(A)成分の配合量が10〜90重量%を占
め、(B)成分の配合量が10〜90重量%を占めるこ
とを特徴とするゴム組成物。 - 【請求項2】 (A)エポキシ基、カルボキシル基、ヒ
ドロキシル基、アミノ基、スルホン酸基、りん酸基およ
びカルボン酸エステルからなる群から選択された少なく
とも1種の官能基を含有する単量体が10〜60重量%
の割合で共重合されており、ガラス転移点が−20℃以
下のα,β−不飽和ニトリル−共役ジエン系共重合体、
(B)エチレン−α−オレフィン系共重合体、および
(C)エポキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、
アミノ基及び酸無水物から選ばれた少なくとも1種の官
能基を有する変性エチレン−α−オレフィン系共重合体
を含有し、(A)成分と(B)成分と(C)成分の合計
配合量100重量%のうち、(A)成分の配合量が10
〜90重量%、(B)成分の配合量が5〜45重量%、
(C)成分の配合量が1〜50重量%を各々占めること
を特徴とするゴム組成物。
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