JP2000142943A - 空気浮上式ベルトコンベア装置 - Google Patents

空気浮上式ベルトコンベア装置

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JP2000142943A
JP2000142943A JP10314457A JP31445798A JP2000142943A JP 2000142943 A JP2000142943 A JP 2000142943A JP 10314457 A JP10314457 A JP 10314457A JP 31445798 A JP31445798 A JP 31445798A JP 2000142943 A JP2000142943 A JP 2000142943A
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trough
section
arc
circular
cross
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JP10314457A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Sato
友章 佐藤
Ryuichi Okuno
隆一 奥野
Shinichiro Aoe
信一郎 青江
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気室の製作ガ容易であるとともに、占有空
間を小さくできる空気浮上式ベルトコンベア装置を得
る。 【解決手段】 断面円弧状のトラフ2の上に断面円形の
トラフ3を重ね合わせ、断面円形のトラフ3内が搬送物
を搬送する往路部4、前記断面円弧状のトラフ2内が搬
送物を降ろした後の復路部5となるように、無端状の搬
送ベルト6を断面円形のトラフ3と断面円弧状のトラフ
2との間に掛け回し、断面円弧状のトラフ2の下部に圧
縮空気を供給する空気室7を設け、この空気室7から断
面円弧状のトラフ2および断面円形のトラフ3の下部に
それぞれ設けた圧縮空気供給孔8および9をとおして圧
縮空気を供給し、往路部4および復路部5のコンベアベ
ルト6を浮上させながら搬送物を搬送できるように構成
した空気浮上式ベルトコンベア装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、断面円弧状また
は円形のトラフの下部から圧縮空気を供給して、トラフ
内に配置した搬送ベルトを浮上させながら、搬送物を搬
送する空気浮上式ベルトコンベア装置、特にコンベアベ
ルトの搬送物を搬送する往路および搬送物を降ろした後
の復路部とも空気浮上式としたベルトコンベア装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の往路および復路とも空気浮上式と
したベルトコンベア装置としては、特開平9−1940
11号公報に開示されたものがある。このベルトコンベ
ア装置は、図4に示すように、円管状の外側ガイドプレ
−ト21と、この外側ガイドプレ−ト21の中に配置さ
れている内側ガイドプレ−ト22と、それぞれのガイド
プレ−トの内面下方に配置されているコンベアベルト2
3および24と、それぞれのガイドプレ−トの下面に設
けた貫通孔25および26から、それぞれのガイドプレ
−トの内面に圧縮空気を供給して、コンベアベルト23
および24を浮上させるための空気室27および28
と、それぞれの空気室に圧縮空気を送るブロワ−29お
よび30とから構成され、コンベアベルト24で搬送物
Mを搬送し、コンベアベルト23は搬送物を降ろした後
の戻りのコンベアベルトとして使用されている。そし
て、空気室27および28は、断面が長方形の箱型構造
物を、ガイドプレ−トの長手方向に沿って溶接等により
固定した密閉構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平9−194011号公報に開示されたベルトコ
ンベア装置には、次のような問題点がある。 (1)復路側のトラフが必要以上に大きくなり、また部
材の重量も大きくなるので、製作費が高くなる。 (2)往路側のトラフを復路側のトラフの内面上部に固
定する必要があるが、作業空間が狭いので、固定部材取
り付け等に多大な労力を必要とする。 (3)上記の理由から軸方向への各トラフの接続が煩雑
となる。
【0004】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、空気室の製作
が容易であるとともに、占有空間の少ない空気浮上式ベ
ルトコンベア装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第一の空
気浮上式ベルトコンベア装置は、断面円弧状のトラフの
上に断面円形のトラフを重ね合わせ、該断面円形のトラ
フ内が搬送物を搬送する往路部、前記断面円弧状のトラ
フ内が搬送物を降ろした後の復路部となるように、無端
状の搬送ベルトを断面円形のトラフと断面円弧状のトラ
フとの間に掛け回し、断面円弧状のトラフの下部に圧縮
空気を供給する空気室を設け、この空気室から断面円弧
状のトラフおよび断面円形のトラフの下部にそれぞれ設
けた圧縮空気供給孔をとおして圧縮空気を供給し、往路
部および復路部のコンベアベルトを浮上させながら搬送
物を搬送できるように構成したものである。
【0006】また、この発明に係る第二の空気浮上式ベ
ルトコンベア装置は、第一の断面円弧状のトラフの上に
第一の断面円弧状のトラフよりも曲率半径の大きい第二
の断面円弧状のトラフを重ね合わせ、第二の断面円弧状
のトラフ内が搬送物を搬送する往路部、第一の断面円弧
状のトラフ内が搬送物を降ろした後の復路部となるよう
に、無端状の搬送ベルトを第二の断面円弧状のトラフと
第一の断面円弧状のトラフとの間に掛け回し、第一の断
面円弧状のトラフの下部に圧縮空気を供給する空気室を
設け、この空気室から第一の断面円弧状のトラフおよび
第二の断面円形のトラフの下部にそれぞれ設けた圧縮空
気供給孔をとおして圧縮空気を供給し、往路部および復
路部のコンベアベルトを浮上させながら搬送物を搬送で
きるように構成したものである。
【0007】この発明に係る第一および第二の空気浮上
式ベルトコンベア装置とも、断面円弧状のトラフの上
に、断面円形または断面円弧状のトラフを重ね合わせる
構造としているので、ベルトコンベア装置の製作が容易
であるとともに、装置をコンパクトに構成することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照して説明する。
【0009】図1は、本発明の第一の実施の形態の空気
浮上式ベルトコンベア装置の説明図であり、図1(a)
は浮上式ベルトコンベア装置の一部側面図、図1(b)
は図1(a)のA−A断面図である。
【0010】この空気浮上式ベルトコンベア装置は、架
台1上に固定した断面円弧状のトラフ2と、この断面円
弧状のトラフ2に重ね合わせた断面円形のトラフ3と、
断面円形のトラフ3内が搬送物を搬送する往路部4、断
面円弧状のトラフ2内が搬送物を降ろした後の復路部5
となるように、断面円形のトラフ3と断面円弧状のトラ
フ2との間に掛け回した無端状の搬送ベルト6と、断面
円弧状のトラフ2の下部に設けた圧縮空気を供給する空
気室7とから構成されている。そして、空気室7から断
面円弧状のトラフ2および断面円形のトラフ3の下部に
それぞれ設けた圧縮空気供給孔8および9をとおして圧
縮空気を供給し、搬送ベルト6の往路部4および復路部
5を浮上させながら搬送物を搬送できるようになってい
る。
【0011】この空気浮上式ベルトコンベア装置の製作
・施工は、図2(a)〜(d)に示すような手順で行わ
れる。
【0012】まず、図2(a)に示すように、必要とす
るだけの長さの架台1が据え付けられる。次いで、図2
(b)に示すように、架台1の上にその長さ方向に沿っ
て、下方に空気室7を接続した単位長さの断面円弧状の
トラフ2を、順次固定しかつ断面円弧状のトラフ2同士
を接続していく。架台1の長さに見合う長さの断面円弧
状のトラフ2の取り付けが完成すると、図2(c)に示
すように、断面円形のトラフ3を、断面円弧状のトラフ
2の上部または他所で接続しつつ、順次断面円弧状のト
ラフ2上に配置して、図2(d)に示すように、断面円
形のトラフ3と断面円弧状のトラフ2との接触部Bおよ
びCを溶接して接続していき、連続した断面円形のトラ
フ3を形成させる。
【0013】断面円弧状のトラフ2を、円弧の長さが半
円弧よりも長いトラフとすると、断面円形のトラフ3と
断面円弧状のトラフ2で形成される復路空間が大きくと
れる。
【0014】この空気浮上式ベルトコンベア装置は、上
述したように二つのトラフを重ね合わせる構造であるの
で、容易かつ安価に製作・施工できるとともに、占有空
間を小さくすることができる。
【0015】図3は、本発明の第二の実施の形態の空気
浮上式ベルトコンベア装置の断面図である。
【0016】この空気浮上式ベルトコンベア装置は、架
台11上に固定した第一の断面円弧状のトラフ12と、
この第一の断面半円弧状のトラフ12に重ね合わせた第
一の断面円弧状のトラフ12よりも曲率半径の大きい第
二の断面円弧状のトラフ13と、第二の断面円弧状のト
ラフ13内が搬送物を搬送する往路部14、第一の断面
半円弧状のトラフ12内が搬送物を降ろした後の復路部
15となるように、第二の断面円弧状のトラフ13と第
一の断面半円弧状のトラフ12との間に掛け回した無端
状の搬送ベルト16と、第一の断面円弧状のトラフ12
の下部に設けた圧縮空気を供給する空気室17とから構
成されている。そして、空気室17から第一および第二
の断面円弧状のトラフ12および13の下部にそれぞれ
設けた圧縮空気供給孔18および19をとおして圧縮空
気を供給し、搬送ベルト16の往路部14および復路部
15を浮上させながら搬送物を搬送できるようになって
いる。
【0017】なお、この場合には、第二の断面円弧状の
トラフ13の上部には、屋根板20を装着するようにし
ている。
【0018】この空気浮上式ベルトコンベア装置も、二
つのトラフを重ね合わせる構造であるので、第一の空気
浮上式ベルトコンベア装置と同じように、容易かつ安価
に製作・施工できるとともに、占有空間を小さくするこ
とができる。
【0019】
【発明の効果】この発明により、空気浮上式ベルトコン
ベア装置の製作費が易くなるとともに、ベルトコンベア
装置が占有する空間を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の空気浮上式ベルト
コンベア装置の説明図であり、(a)はベルトコンベア
装置の一部側面図、(b)は(a)のA−A断面図であ
る。
【図2】本発明の第一の実施の形態の空気浮上式ベルト
コンベア装置の製作・施工手順を示す説明図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態の空気浮上式ベルト
コンベア装置の横断面図である。
【図4】従来のベルトコンベア装置の横断面図である。
【符号の説明】
1 架台 2 断面円弧状のトラフ 3 断面円形のトラフ 4 搬送ベルトの往路部 5 搬送ベルトの復路部 6 搬送ベルト 7 空気室 8 圧縮空気供給孔 9 圧縮空気供給孔 11 架台 12 第一の断面円弧状のトラフ 13 第二の断面円弧状のトラフ 14 搬送ベルトの往路部 15 搬送ベルトの復路部 16 搬送ベルト 17 空気室 18 圧縮空気供給孔 19 圧縮空気供給孔 20 屋根板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青江 信一郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 3F023 AA01 BA03 BB01 BC01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面円弧状のトラフの上に断面円形のト
    ラフを重ね合わせ、該断面円形のトラフ内が搬送物を搬
    送する往路部、前記断面円弧状のトラフ内が搬送物を降
    ろした後の復路部となるように、無端状の搬送ベルトを
    断面円形のトラフと断面円弧状のトラフとの間に掛け回
    し、断面円弧状のトラフの下部に圧縮空気を供給する空
    気室を設け、この空気室から断面円弧状のトラフおよび
    断面円形のトラフの下部にそれぞれ設けた圧縮空気供給
    孔をとおして圧縮空気を供給し、往路部および復路部の
    コンベアベルトを浮上させながら搬送物を搬送できるよ
    うに構成したことを特徴とする空気浮上式ベルトコンベ
    ア装置。
  2. 【請求項2】 第一の断面円弧状のトラフの上に第一の
    断面円弧状のトラフよりも曲率半径の大きい第二の断面
    円弧状のトラフを重ね合わせ、第二の断面円弧状のトラ
    フ内が搬送物を搬送する往路部、第一の断面円弧状のト
    ラフ内が搬送物を降ろした後の復路部となるように、無
    端状の搬送ベルトを第二の断面円弧状のトラフと第一の
    断面円弧状のトラフとの間に掛け回し、第一の断面円弧
    状のトラフの下部に圧縮空気を供給する空気室を設け、
    この空気室から第一の断面円弧状のトラフおよび第二の
    断面円形のトラフの下部にそれぞれ設けた圧縮空気供給
    孔をとおして圧縮空気を供給し、往路部および復路部の
    コンベアベルトを浮上させながら搬送物を搬送できるよ
    うに構成したことを特徴とする空気浮上式ベルトコンベ
    ア装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101614714B1 (ko) 2014-04-11 2016-04-25 주식회사 포스코플랜텍 트로퍼 모듈 및 이를 구비하는 공기 부상식 벨트 컨베이어

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101614714B1 (ko) 2014-04-11 2016-04-25 주식회사 포스코플랜텍 트로퍼 모듈 및 이를 구비하는 공기 부상식 벨트 컨베이어

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