JP2000142698A - 段ボール組立体の構造 - Google Patents

段ボール組立体の構造

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JP2000142698A JP32525498A JP32525498A JP2000142698A JP 2000142698 A JP2000142698 A JP 2000142698A JP 32525498 A JP32525498 A JP 32525498A JP 32525498 A JP32525498 A JP 32525498A JP 2000142698 A JP2000142698 A JP 2000142698A
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    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクルが容易で、しかも構造が簡単で強
度的にも強く、製造コストも廉価に抑えることができる
段ボール組立体を提供する。 【解決手段】 紙管(4)の上下端部に段差面(7)(7)を
介して形成した小径部(8)(8)を、上下の段ボール板
(2)(3)の貫通孔(6)(6)に挿入し、紙管(4)の段差面
(7)(7)を上側の段ボール板(2)の下面及び下側の段ボ
ール板(3)の上面に当接させ、この状態で、これらを接
着剤によって一体的に接着して、段ボール組立体(1)を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品の保管や運搬
用のパレットとして、或いはテーブルや椅子等としても
使用可能な段ボール組立体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、製品の保管や運搬用として使用
されるパレットは、木製、合成樹脂製或いは金属製のも
のがほとんどである。しかし、近年では、リサイクルへ
の関心の高まり、環境への配慮、製造コストの削減等の
観点から段ボールを使用した紙製のパレットが散見され
つつある。
【0003】この種の紙製パレットとしては、上下一対
の段ボール板を複数の紙管で連結した構造のものがあ
る。紙製パレットの特徴としては、リサイクルが容易
で、焼却処分する際の有毒ガスの発生が少なく大気汚染
の抑制に寄与し、さらに木製のものに見られる害虫によ
る破損や出っ張った釘等によって損傷するといったこと
がなく、しかも軽量かつ安価であるといった点が挙げら
れる。
【0004】しかし、このような紙製パレットは、他の
材料のパレットに比べてどうしても強度的に劣ってしま
うといった欠点があった。そこで、できるだけ強度的に
劣らないようにするために、特殊なバインダー(繋ぎ
材、接合材)或いは紙以外の材料からなる補強材を使用
して段ボール板の強度を高めるようにしたり、特殊な構
造によって段ボール板と紙管とを接続することでこれら
の接続部分の強度を高めるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙製パレットに
おいては、強度を高めるために、特殊なバインダーや紙
以外の補強材を使用したり、段ボール板と紙管との接続
に特殊な構造を採用しているので、材料費が嵩むととも
に、構造も複雑になってしまって、紙製であるにもかか
わらず製造コストをそれほど削減することができないと
いった不具合があった。しかも、紙以外の補強材を使用
することによって、使用済みのパレットを粉砕して再生
原料や再生段ボールにリサイクルする際に補強材を取り
外す等の作業が必要となり、リサイクル作業が面倒にな
るといった不具合もあった。
【0006】また、段ボール板には、バージン段ボール
が使用されていることから、環境面への配慮といった要
望に今一つ応じきれず、コスト高の原因にもなってい
た。
【0007】さらに、従来の紙製パレットの場合、下側
の段ボール板の下面或いは紙管の下端部が地面に接地す
るようになっているので、地面が雨水等よって濡れてい
たり、湿っているときには、その水分が段ボール板や紙
管に染み込んで、パレットの強度が著しく弱くなり、積
載した製品の重みにパレットが耐えきれなくなって、荷
崩れ等を起こす危険性もあった。
【0008】本発明は、上記の不具合を解消して、ほと
んどの構成部材を紙製とすることによってリサイクルが
容易で、しかも構造が簡単で強度的にも強く、製造コス
トも廉価に抑えることができる段ボール組立体の構造の
提供を目的とする。また、環境にも優しく、安全性にも
優れた段ボール組立体の構造の提供を目的とする。さら
にまた、パレットとして利用した場合、製品の積載効率
が良く、しかも安定した信頼性の高い積載が可能な段ボ
ール組立体の構造の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、上下一対の段ボール板と、こ
れら上下の段ボール板を連結する複数の紙管とを備えた
段ボール組立体において、前記紙管の上下端部に段差面
を介して形成した小径部を、前記上下の段ボール板に夫
々形成した紙管挿入用の貫通孔に挿入し、前記紙管の段
差面を前記上側の段ボール板の下面及び下側の段ボール
板の上面に当接させ、この状態で、これら段ボール板及
び紙管を接着剤によって一体的に接着したことを特徴と
している。
【0010】請求項2の発明においては、前記段ボール
板及び紙管を、古紙又は再生紙等の廃材を原料として製
造している。
【0011】請求項3の発明においては、上下一対の段
ボール板と、これら上下の段ボール板を連結する複数の
紙管とを備えた段ボール組立体において、前記紙管の上
下端部に段差面を介して形成したネジ付きの小径部を、
前記上下の段ボール板に夫々形成したネジ付きの紙管挿
入用の貫通孔に螺合し、少なくとも前記上側の段ボール
板の下面側及び下側の段ボール板の上面側において前記
紙管の小径部にネジ付きの紙製ワッシャーを螺合すると
ともに、これらネジ付きの紙製ワッシャーを前記紙管の
段差面に当接させたことを特徴としている。
【0012】請求項4の発明においては、前記段ボール
板、紙管、及び紙製ワッシャーを、接着剤によって一体
的に接着している。
【0013】請求項5の発明においては、上下一対の段
ボール板と、これら上下の段ボール板を連結する複数の
紙管とを備えた段ボール組立体において、前記紙管の上
下端部に段差面を介して形成した小径部を、前記上下の
段ボール板に夫々形成した紙管挿入用の貫通孔に挿入
し、少なくとも前記上側の段ボール板の下面側及び下側
の段ボール板の上面側において前記紙管の小径部に紙製
ワッシャーを外嵌するとともに、これら紙製ワッシャー
を前記紙管の段差面に当接させ、この状態で、これら段
ボール板、紙管、及び紙製ワッシャーを接着剤によって
一体的に接着したことを特徴としている。
【0014】請求項6の発明においては、前記段ボール
板、紙管、及び紙製ワッシャーを、古紙又は再生紙等の
廃材を原料として製造している。
【0015】請求項7の発明においては 前記上側の段
ボール板の上面に、滑り止め表面加工を施した天板を取
り付けるようにしている。
【0016】請求項8の発明においては、前記上側の段
ボール板に対して、1又は複数の新たな段ボール板を上
下方向に適宜間隔をあけて段積みしている。
【0017】請求項9の発明においては、前記新たな段
ボール板に接続用紙管を貫通させ、この接続用紙管の下
端部を前記紙管の上端部に着脱可能に接続している。
【0018】請求項10の発明においては、前記上側の
段ボール板及び前記新たな段ボール板の上面に、複数の
製品収容部を区画形成した枡型の紙製枠材を取り付ける
ようにしている。
【0019】請求項11の発明においては、前記紙管の
下端部に、木製脚材を着脱可能に装着するようにしてい
る。
【0020】請求項12の発明においては、前記上下の
段ボール板間の隙間を、フォークリフトのフォークを挿
入するための挿入部とすることによって、フォークリフ
トによって運搬されるパレットとして使用するようにし
ている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0022】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の実
施形態に係る段ボール組立体の分解斜視図、図2は同じ
くその要部縦断面図、図3は同じくその斜視図、図4は
段ボール板の斜視図、図5は紙管の斜視図、図6は新た
な段ボール板を段積みするときの状態を示す分解斜視
図、図7は紙管同士を連結筒を介して接続するときの状
態を示す縦断面図である。
【0023】本実施形態の段ボール組立体(1)は、図1
乃至図3に示すように、上下一対の長方形状の段ボール
板(2)(3)と、これら上下の段ボール板(2)(3)を連結
する合計9個の略円筒状の紙管(4)(4)…とを備え、上
下の段ボール板(2)(3)の間の隙間がフォークリフトの
フォークを挿入するための挿入部とされて、製品の保管
や運搬用のパレットとして使用されるものである。
【0024】段ボール板(2)(3)は、図4に示すよう
に、6枚の強化段ボール薄板(5)(5)…を接着剤によっ
て貼り合わせて積層した厚さ約15mmのもので、その
周縁部及び中央部には、合計9個の紙管挿入用の貫通孔
(6)(6)…が互いにほぼ等間隔に形成されている。な
お、段ボール板(2)(3)としては、6枚の強化段ボール
薄板(5)(5)…を積層したもの以外に、例えば4枚の強
化段ボール薄板(5)(5)…を積層したもの、8枚の強化
段ボール薄板(5)(5)…を積層したものを用意しておい
て、紙管(4)(4)…の強度や積載する製品の重量等に合
わせて使い分けるようにしている。
【0025】紙管(4)は、図5に示すように、その上下
端部に段差面(7)(7)を介して小径部(8)(8)が夫々形
成されている。この紙管(4)は、その中央部分の外径が
約96mmで肉厚が約10mmとされている。また、小
径部(8)(8)の外径が約92mmで肉厚が約8mmとさ
れている。なお、この紙管(4)における各寸法は、上記
に限定されるものではない。
【0026】そして、この紙管(4)の小径部(8)(8)
が、上下の段ボール板(2)(3)の互いに対向する貫通孔
(6)(6)に夫々挿入されて、上側の段ボール板(2)の下
面に紙管(4)の上側の段差面(7)が当接し、下側の段ボ
ール板(3)の上面に紙管(4)の下側の段差面(7)が当接
している。この状態で、上下の段ボール(2)(3)及び紙
管(4)を接着剤によって一体的に接着することにより、
段ボール組立体(1)が組み立てられている。
【0027】この段ボール組立体(1)においては、段ボ
ール板(2)(3)及び紙管(4)(4)…の全てが、古紙又は
再生紙等の廃材を原料として製造されている。このた
め、製造コストを低く抑えることができ、使用済み後は
再び全部材とも粉砕して再生原料として利用可能でリサ
イクルが容易であり、また焼却処分の際にも有毒ガスの
発生が少なく大気汚染の抑制にも寄与する。しかも、部
材間を接着する接着剤として、酢酸ビニールのエマルジ
ョンタイプの水溶性接着剤が使用されており、このため
特殊な処理を施すことなく各部材を簡単に再生すること
ができるようになっている。
【0028】強度面においては、上記の段ボール組立体
(1)を使用して載荷試験を実施したところ、約20トン
の荷重に耐えられることが判明している。また、紙管
(4)の段差面(7)(7)を上下の段ボール板(2)(3)に夫
々当接させた状態でこれらを接着しているので、段ボー
ル板(2)(3)と紙管(4)との接着面積が大きく、これら
の接続強度を高めることができ、段ボール組立体(1)を
フォークリフトで引き上げる際の段ボール板(2)(3)と
紙管(4)との剥離を抑制して、引き裂きや剪断力に対し
ても十分に抵抗することができるようになっている。
【0029】また、上記の段ボール組立体(1)において
は、図1乃至図3に示すように、上側の段ボール板(2)
の上面に天板(31)を取り付け、この天板(31)上に製品を
積載するようにしている。天板(31)は、段ボール板(2)
(3)に使用されている強化段ボール薄板からなり、その
上面すなわち製品積載面には、例えばゴム製の線状の荷
滑り防止材(32)を接着剤によってほぼ等間隔に貼り付け
るようにして滑り止め加工を施している。なお、天板(3
1)は、段ボール板(2)の上面に接着剤によって貼り付け
ても良く、また載置するだけであっても良い。荷滑り防
止材(32)は、線状に限らず点状のものであっても良い。
さらに、荷滑り防止材(32)を貼り付ける代わりに、天板
(31)の上面にゴム等を直接塗布することによって、滑り
止め加工を施すようにしても良い。
【0030】このように、滑り止め加工を施した天板(3
1)を取り付けることによって、上段の段ボール板(2)の
傾き等の変形に対する強度をさらに高めることができる
とともに、積載した製品の荷崩れや荷滑りを防止して安
全性を確保することができる。
【0031】さらに、上記の段ボール組立体(1)を地面
に載置するときには、紙管(4)(4)…の下端部が地面に
接地することになるが、地面が雨水等よって濡れていた
り、湿っているときには、その水分が紙管(4)(4)…に
染み込んで、段ボール組立体(1)の強度を著しく損なう
ことがある。そこで、このような状況のときには、図1
乃至3に示すように、段ボール板(2)(3)の少なくとも
四隅に位置する紙管(4)(4)…の下端部に、木製脚材(4
0)(40)…を装着するようにしている。
【0032】この木製脚材(40)は、製材時に残った木材
等の廃材を利用して加工したものであり、略角柱状の土
台(41)と、その中央に一体に形成した略円柱状の突起(4
2)とからなり、この突起(42)の付け根部分には、円環溝
(43)が形成されている。そして、突起(42)を紙管(4)の
下端開口部に挿入して、紙管(4)の下側の段ボール板
(3)よりも下方に突出した小径部(8)を円環溝(43)に嵌
め込むことによって、脚材(40)が紙管(4)に着脱可能に
装着される。なお、突起(42)には、紙管(4)の下端開口
部への挿入を容易にするための面取り加工(44)が施され
ている。また、脚材(40)の下面には、図示しないキャス
ターを取り付けることができるようになっており、段ボ
ール組立体(1)の移動を容易にしている。
【0033】このように、紙管(4)(4)…の下端部に脚
材(40)(40)…を装着することによって、紙管(4)(4)…
の下端部が直接地面に接することがなく、このため水分
の染み込みによる紙管(4)(4)…の劣化をなくして、荷
崩れ等を防止することができる。しかも、紙管(4)の耐
圧強度を向上させることができ、段ボール組立体(1)を
揺れの少ない安定した状態で設置することができる。従
って、安全性を格段に向上することができる。
【0034】さらにまた、上記の段ボール組立体(1)に
おいては、図6及び図7に示すように、上側の段ボール
板(2)に対して、新たな段ボール板(50)を上下方向に適
宜間隔をあけて段積みして、上側の段ボール板(2)及び
新たな段ボール板(50)の上面に、製品収納用の枡型の紙
製枠材(51)(51)を夫々取り付けることで、製品の積載容
量を増大させることができるようになっている。なお、
この場合、上記の天板(31)は取り外した状態となってい
る。
【0035】このとき使用される新たな段ボール板(50)
は、段ボール組立体(1)で用いられている段ボール板
(2)(3)と同じものが使用され、その中央部を除く周縁
部には合計8個の紙管挿入用の貫通孔(52)(52)…が互い
にほぼ等間隔に形成されている。そして、これら貫通孔
(52)(52)…には、接続用紙管(53)(53)…が上下方向に夫
々貫通保持されている。この接続用紙管(53)は、段ボー
ル組立体(1)側の紙管(4)の小径部(8)と同じ外径及び
肉厚に設定されている。
【0036】また、段ボール組立体(1)側においては、
紙管(4)の上側の小径部(8)が上方に延出されており、
この小径部(8)の上端部に接続用紙管(53)の下端部が紙
製の連結筒(55)を介して着脱可能に接続されるようにな
っている。連結筒(55)は、図7に示すように、小径部
(8)及び接続用紙管(53)の外径よりも僅かに大きな内径
を有し、その肉厚も小径部(8)及び接続用紙管(53)より
も僅かに太く設定されており、小径部(8)及び接続用紙
管(53)に跨ってこれらに外嵌される。なお、小径部(8)
の上端部の外周縁、接続紙管(53)の下端部の外周縁、及
び連結筒(55)の上下端部の内周縁には、多少の寸法誤差
を許容してこれらの連結を容易にするための面取り加工
(56)が施されている。
【0037】紙製枠材(51)は、方形枠状の外フレーム(6
0)と、複数の垂直板(61)(61)…を格子状に組み合わせて
なる仕切フレーム(62)とかなり、外フレーム(60)内に仕
切フレーム(62)を嵌め込むことによって、複数の製品収
容部(63)(63)…が区画形成されている。この紙製枠材(5
1)は、外フレーム(60)が連結筒(55)(55)…を外側から囲
むようにして上側の段ボール板(2)及び新たな段ボール
板(50)の上面に装着される。なお、紙製枠材(51)は、段
ボール板(2)(50)の上面に単に載置するだけとして、そ
の外フレーム(60)が連結筒(55)(55)…に当接することに
よって段ボール板(2)(5)上に支持するようにしても良
く、また段ボール板(2)(50)の上面に接着剤によって接
着するようにしても良い。
【0038】さらに、新たな段ボール板(50)の上側に
は、天井板(65)を設けるようにしている。この天井板(6
5)は、新たな段ボール板(50)と同じものが使用されてお
り、この天井板(65)の紙管挿入用の貫通孔には、段ボー
ル板(50)と同様に接続用紙管(53)(53)…が貫通保持され
ている。そして、上記と同様に、段ボール板(50)と天井
板(65)の接続用紙管(53)(53)同士を連結筒(55)を介して
着脱可能に接続することによって、天井板(65)が紙製枠
材(51)の上方を覆うようにして取り付けられる。
【0039】このような段積み構造において、上側の段
ボール板(2)と新たな段ボール板(50)との間の距離、及
び段ボール板(50)と天井板(65)との間の距離は、連結筒
(55)の上下端部が段ボール板(2)(50)、天井板(65)に夫
々当接することによって決定されている。すなわち、連
結筒(55)の高さよって決定されている。そこで、本実施
形態においては、高さの異なる連結筒(55)を適宜用いる
ことによって、これらの距離を容易に変更して、段積み
した段ボール板(50)や天井板(65)の高さ調節を可能にし
ている。これにより、紙製枠材(51)の製品収容部(63)(6
3)…に収容する製品の大きさが変わっても、その大きさ
に応じて高さ調節することによって、製品が段ボール板
(50)や天井板(65)の下面に当たるといった積載不良を防
止することができる。
【0040】なお、このように高さの異なる連結筒(55)
を使用する代わりに、連結筒(55)内において、紙管(4)
と接続用紙管(53)との間、及び接続用紙管(53)(53)間に
図示しない間座を介在させることによって、高さ調節す
るようにしても良い。また、紙製枠材(51)の高さによっ
て上記距離が決定されるようにしておき、高さの異なる
紙製枠材(51)を適宜用いることによって、高さ調節する
ようにしても良い。この場合、製品の収納容量も変更す
ることができる。さらに、連結筒(55)に対して各紙管
(4)(53)を圧入して、その摩擦力によって段ボール板(5
0)や天井板(65)を所定の高さ位置に保持する構造とした
場合、連結筒(55)を交換したり、或いは間座を用いたり
することなく、高さ調節が可能となる。
【0041】また、上記の段積み構造において、連結筒
(55)を廃止して、紙管(4)と接続用紙管(53)、及び接続
用紙管(53)(53)同士を直接嵌合させるようにしても良
い。なお、この場合、接続用紙管(53)に積載荷重を支え
るだけの強度が要求されることになる。
【0042】さらに、紙製枠材(51)の収容形態は上記に
限定されるものではなく、例えば複数種類の仕切フレー
ム(62)を用意しておいて、製品の大きさや種類に応じて
収納形態を適宜変更するようにしても良い。
【0043】さらにまた、新たな段ボール板(50)の段積
み枚数は、上記のような1枚に限らず、例えば2枚、3
枚といったように複数枚としても良い。なお、この場合
も、上記と同様に接続用紙管(53)及び連結筒(55)を用い
て段積みしていくものとし、段積みした新たな段ボール
板(50)の上面には、紙製枠材(51)を取り付けるようにす
る。
【0044】このようにして、上側の段ボール板(2)に
対して新たな段ボール板(50)を段積みして、これら段ボ
ール板(2)(50)に複数の製品収容部(63)(63)…を有する
紙製枠材(51)を多段状に取り付けることによって、製品
の積載効率が向上するだけでなく、製品の積み重ね圧を
分散させながらしかも製品を整理した状態で積載するこ
とが可能となり、積載不良の少ない信頼性の高い積載が
可能となる。
【0045】このような積載方法は、積み重ねることに
よって潰れてしまったり、形が崩れてしまうような花や
果物、野菜といったものを積載する場合に特に有効であ
り、これらを多段状の紙製枠材(51)の製品収納部(63)(6
3)に振り分けて収容することによって、積み重ね圧がか
からなようにして整然と積載することができる。
【0046】また、液体状や粉体状、或いは粘体状の内
容物を樹脂フィルムや容器等に収納した状態の製品を積
載する場合には、通常、これら製品を数個単位で段ボー
ル製の外箱等に収めて積載するようにしているが、これ
ら製品を紙製枠材(51)の製品収容部(63)(63)…に直接収
容することによって、外箱等を廃止することができると
ともに、外箱への製品の詰め込み作業もなくすことがで
き、経費の削減及び労力の軽減が可能となる。しかも、
このとき積み重ね圧がかからないように製品を積載する
ことができるので、樹脂フィルムや容器等が破損して内
容物が流出することもない。
【0047】(第2実施形態)図8及び図9は、第2実施
形態に係る段ボール組立体の要部縦断面図を示してい
る。本実施形態の段ボール組立体(70)は、上下の段ボー
ル板(71)(72)において、その紙管挿入用の貫通孔(73)(7
3)…の孔壁にネジ(74)(74)が形成されている。また、紙
管(75)には、その上下端部に段差面(76)(76)を介して小
径部(77)(77)が形成されており、この小径部(77)(77)に
はネジ(78)(78)が夫々形成されている。
【0048】そして、紙管(75)の小径部(77)(77)が、上
下の段ボール板(71)(72)の互いに対向する貫通孔(73)(7
3)に夫々螺合され、上側の段ボール板(71)の下面側及び
下側の段ボール板(72)の上面側において、紙管(75)の小
径部(77)(77)にネジ(79)(79)付きの紙製ワッシャー(80)
(80)が夫々外嵌されて、これら紙製ワッシャー(80)(80)
が紙管(75)の段差面(76)(76)に当接されている。また、
上側の段ボール板(71)の上面側及び下側の段ボール板(7
2)の下面側において、紙管(75)の小径部(77)(77)にネジ
(81)(81)付きの締込用の紙製ワッシャー(82)(82)が螺合
されている。
【0049】この状態で、上下の段ボール板(71)(72)、
紙管(75)(75)…、紙製ワッシャー(80)(80)…及び紙製ワ
ッシャー(82)(82)が接着剤によって一体的に接着されて
おり、螺合による連結も相俟って、段ボール板(71)(72)
と紙管(75)(75)…との接続強度を格段に高めている。
【0050】なお、その他の構成は、第1の実施形態と
同様であり、天板(31)及び紙製脚材(40)も第1の実施形
態と同様にして用いられる。また、新たな段ボール板(5
0)の段積みも、第1の実施形態と同様にしてなされる。
【0051】(第3実施形態)図10は、第3実施形態に
係る段ボール組立体の要部縦断面図を示している。本実
施形態の段ボール組立体(90)は、紙管(91)(91)…におい
て、その上下端部に段差面(92)(92)を介して小径部(93)
(93)が夫々形成され、さらにこれら小径部(93)(93)に
は、別の段差面(94)(94)を介して小径部(93)(93)よりも
さらに外径の小さな最小径部(95)(95)が形成されてい
る。
【0052】そして、この紙管(91)の小径部(93)(93)
が、上下の段ボール板(2)(3)の互いに対向する貫通孔
(6)(6)に夫々挿入されている。また、上側の段ボール
板(2)の下面側及び下側の段ボール板(3)の上面側にお
いて、紙管(91)の小径部(93)(93)に円環状の紙製ワッシ
ャー(96)(96)が夫々外嵌され、上側の段ボール板(2)の
上面側及び下側の段ボール板(3)の下面側において、紙
管(4)の最小径部(95)(95)に円環状の紙製ワッシャー(9
7)(97)が夫々外嵌されている。
【0053】紙製ワッシャー(96)(96)は、紙管(91)の段
差面(92)(92)に当接し、紙製ワッシャー(97)(97)は、別
の段差面(94)(94)に当接している。この状態で、上下の
段ボール(2)(3)、紙管(91)、及び紙製ワッシャー(96)
(96)(97)(97)を接着剤によって一体的に接着することに
より、段ボール組立体(90)が組み立てられている。
【0054】このように、紙製ワッシャー(96)(96)(97)
(97)を段差面(92)(92)(94)(94)に夫々当接させることに
よって、紙管(91)と紙製ワッシャー(96)(96)(97)(97)と
の接着面積が大きくなって、段ボール板(2)(3)と紙管
(91)との接続強度を格段に高めている。
【0055】なお、その他の構成は、第1の実施形態と
同様であり、天板(31)及び紙製脚材(40)も第1の実施形
態と同様にして用いられる。また、新たな段ボール板(5
0)の段積みも、第1の実施形態と同様にしてなされる。
【0056】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に修正及び変
更を加え得ることは勿論である。例えば、本発明の段ボ
ール組立体は、製品の保管や運搬用のパレットとして使
用するだけでなく、簡易式の机や椅子等としても使用す
ることができる。特に、第2の実施形態に係る段ボール
組立体においては、各部材を接着剤によって接着しなく
ても各部材を接続することができるので、接着剤を用い
ずに組立分解可能な構造とすれば、分解した状態で運搬
して現場で組み立て、使用後は再び分解して持ち帰るこ
とが可能となり、アウトドアに適した机や椅子等として
利用価値がある。
【0057】また、第2及び第3の実施形態に係る段ボ
ール組立体においては、上側の段ボール板の上面側及び
下側の段ボール板の下面側の紙製ワッシャーがなくて
も、十分な接続強度を確保できるため、これらを廃止し
ても良い。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1乃至12の発明によると、段ボール組立体の構成部材
のほとんど全てが紙製とされているため、使用済み後は
再び全部材とも粉砕して再生原料として使用可能でリサ
イクルが容易であり、しかも従来のように特殊なバイン
ダーや紙以外の補強材を使用するときと比べて、製造コ
ストを大幅に削減した廉価な段ボール組立体を提供する
ことができる。
【0059】さらに、このように構成部材のほとんど全
てを紙製としたにもかかわらず、その段ボール板と紙管
との接続を工夫、すなわち段ボール板に接着若しくは螺
合する紙管に段差面を形成して、この段差面を段ボール
板や紙製ワッシャーに対して当接させることによって接
続強度を高めているので、構造が簡単な割には強度的に
強い構造となっている。
【0060】さらにまた、各構成部材を、古紙又は再生
紙等の廃材を原料として製造しているので、製造コスト
をより低く抑えることができる。しかも、森林の伐採等
の環境破壊の抑制に寄与し、しかも焼却処分の際にも有
毒ガスの発生が少なく、大気汚染の抑制にも寄与するこ
とになる。
【0061】請求項7の発明によれば、上側の段ボール
板の上面に、滑り止め表面加工を施した天板を取り付け
るようにしているので、上段の段ボール板の傾き等の変
形に対する強度をさらに高めることができるとともに、
積載した製品の荷崩れや荷滑りを防止して安全性を確保
することができる。
【0062】請求項8、9の発明によれば、上側の段ボ
ール板に対して新たな段ボール板を段積みしているの
で、段ボール組立体をパレットとして利用した場合に
は、製品の積載効率が向上するだけでなく、製品の積み
重ね圧を分散させながら積載することが可能となり、積
載不良の少ない信頼性の高い積載を実現することができ
る。
【0063】請求項10の発明によれば、上側の段ボー
ル板及び新たな段ボール板の上面に、紙製枠材を取り付
けるようにしているので、製品を整理した状態で積載す
ることができ、荷崩れや荷滑りの少ない安定した積載が
可能となる。しかも、製品を安定して積載するために外
箱等に収納するといった作業が不要となり、外箱自体も
必要としないため、経費の削減及び労力の軽減を実現す
ることもできる。
【0064】請求項11の発明によれば、紙管の下端部
に、木製脚材を着脱可能に装着するようにしているの
で、下側の段ボール板や紙管の下端部が直接地面に接す
ることがない。このため、地面が雨水等によって濡れて
いたり、湿っていた場合、その水分が段ボール組立体に
染み込んで強度が著しく弱くなって、荷崩れ等を起こし
てしまうといった従来の不具合を解消することができ
る。しかも、紙管の耐圧強度を向上させることができ、
段ボール組立体を揺れの少ない安定した状態で設置する
ことができ、安全性を格段に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る段ボール組立体
の分解斜視図である。
【図2】同じくその要部縦断面図である。
【図3】同じくその斜視図である。
【図4】段ボール板の斜視図である。
【図5】紙管の斜視図である。
【図6】新たな段ボール板を段積みするときの状態を示
す分解斜視図である。
【図7】紙管同士を連結筒を介して接続するときの状態
を示す縦断面図である。
【図8】第2実施形態に係る段ボール組立体の要部縦断
面図である。
【図9】同じくその紙管接続部分の分解縦断面図であ
る。
【図10】第3実施形態に係る段ボール組立体の要部縦
断面図である。
【符号の説明】
(1)(70)(90) 段ボール組立体 (2)(71) 上側の段ボール板 (3)(72) 下側の段ボール板 (4)(75)(91) 紙管 (6)(73) 貫通孔 (7)(76)(92) 段差面 (8)(77)(93) 小径部 (80)(96) 紙製ワッシャー (31) 天板 (40) 木製脚材 (50) 新たな段ボール板 (51) 紙製枠材 (53) 接続用紙管 (63) 製品収容部 (74) 貫通孔のネジ (78) 小径部のネジ (79) 紙製ワッシャーのネジ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下一対の段ボール板と、これら上下の
    段ボール板を連結する複数の紙管とを備えた段ボール組
    立体において、前記紙管の上下端部に段差面を介して形
    成した小径部を、前記上下の段ボール板に夫々形成した
    紙管挿入用の貫通孔に挿入し、前記紙管の段差面を前記
    上側の段ボール板の下面及び下側の段ボール板の上面に
    当接させ、この状態で、これら段ボール板及び紙管を接
    着剤によって一体的に接着したことを特徴とする段ボー
    ル組立体の構造。
  2. 【請求項2】 前記段ボール板及び紙管を、古紙又は再
    生紙等の廃材を原料として製造した請求項2記載の段ボ
    ール組立体の構造。
  3. 【請求項3】 上下一対の段ボール板と、これら上下の
    段ボール板を連結する複数の紙管とを備えた段ボール組
    立体において、前記紙管の上下端部に段差面を介して形
    成したネジ付きの小径部を、前記上下の段ボール板に夫
    々形成したネジ付きの紙管挿入用の貫通孔に螺合し、少
    なくとも前記上側の段ボール板の下面側及び下側の段ボ
    ール板の上面側において前記紙管の小径部にネジ付きの
    紙製ワッシャーを螺合するとともに、これらネジ付きの
    紙製ワッシャーを前記紙管の段差面に当接させたことを
    特徴とする段ボール組立体の構造。
  4. 【請求項4】 前記段ボール板、紙管、及び紙製ワッシ
    ャーを、接着剤によって一体的に接着した請求項3記載
    の段ボール組立体の構造。
  5. 【請求項5】 上下一対の段ボール板と、これら上下の
    段ボール板を連結する複数の紙管とを備えた段ボール組
    立体において、前記紙管の上下端部に段差面を介して形
    成した小径部を、前記上下の段ボール板に夫々形成した
    紙管挿入用の貫通孔に挿入し、少なくとも前記上側の段
    ボール板の下面側及び下側の段ボール板の上面側におい
    て前記紙管の小径部に紙製ワッシャーを外嵌するととも
    に、これら紙製ワッシャーを前記紙管の段差面に当接さ
    せ、この状態で、これら段ボール板、紙管、及び紙製ワ
    ッシャーを接着剤によって一体的に接着したことを特徴
    とする段ボール組立体の構造。
  6. 【請求項6】 前記段ボール板、紙管、及び紙製ワッシ
    ャーを、古紙又は再生紙等の廃材を原料として製造した
    請求項3乃至5のいずれかに記載の段ボール組立体の構
    造。
  7. 【請求項7】 前記上側の段ボール板の上面に、滑り止
    め表面加工を施した天板を取り付けるようにした請求項
    1乃至6のいずれかに記載の段ボール組立体の構造。
  8. 【請求項8】 前記上側の段ボール板に対して、1又は
    複数の新たな段ボール板を上下方向に適宜間隔をあけて
    段積みした請求項1乃至6のいずれかに記載の段ボール
    組立体の構造。
  9. 【請求項9】 前記新たな段ボール板に接続用紙管を貫
    通させ、この接続用紙管の下端部を前記紙管の上端部に
    着脱可能に接続した請求項8記載の段ボール組立体の構
    造。
  10. 【請求項10】 前記上側の段ボール板及び前記新たな
    段ボール板の上面に、複数の製品収容部を区画形成した
    枡型の紙製枠材を取り付けるようにした請求項8又は9
    記載の段ボール組立体の構造。
  11. 【請求項11】 前記紙管の下端部に、木製脚材を着脱
    可能に装着するようにした請求項1乃至10のいずれか
    に記載の段ボール組立体の構造。
  12. 【請求項12】 前記上下の段ボール板間の隙間を、フ
    ォークリフトのフォークを挿入するための挿入部とする
    ことによって、フォークリフトによって運搬されるパレ
    ットとして使用するようにした請求項1乃至11のいず
    れかに記載の段ボール組立体の構造。
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