JP2000141989A - 長尺物繰り出し装置 - Google Patents

長尺物繰り出し装置

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JP2000141989A
JP2000141989A JP10320179A JP32017998A JP2000141989A JP 2000141989 A JP2000141989 A JP 2000141989A JP 10320179 A JP10320179 A JP 10320179A JP 32017998 A JP32017998 A JP 32017998A JP 2000141989 A JP2000141989 A JP 2000141989A
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locking portion
holding
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JP10320179A
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Yoshihide Mitsuya
良英 光谷
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Kotobuki and Co Ltd
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Kotobuki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を極力減らすことができ、繰り出し
操作性に優れた長尺物繰り出し装置を提供する。 【解決手段】 長尺状の外ケース10と、外ケース10
内で長手方向に移動可能に挿設され消しゴム14を保持
するホルダ12と、を有する。外ケース10は、長手方
向に沿って係止部10bと非係止部10cとが交互に形
成された案内溝10aを有する。ホルダ12は、消しゴ
ム14を保持するため消しゴム形状に合致した円筒形状
の保持部12aと、操作部12bと、操作部12bに近
接して操作部12bの後端に設けられたホルダ係止部1
2cと、保持部12aの後端から後方へ伸びて保持部1
2aとホルダ係止部12cとを連結する弾性連結部12
dと、を備える、樹脂製の一体成形品で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消しゴム、カッタ
刃、色芯、パス等の長尺物を繰り出すことができる長尺
物繰り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の長尺物繰り出し装置は、
図9に示したものが知られている。この長尺物繰り出し
装置は、長尺状の外ケース20と、外ケース20内で長
手方向に移動可能に設けられ長尺物24を保持するホル
ダ22と、ホルダ22に連結され外方へ露出された操作
部26と、を有している。外ケース20は、長手方向に
沿って溝幅が広くなった係止部20bと溝幅が狭くなっ
た非係止部20cとが交互に形成された案内溝20aを
有している。ホルダ22は複数の部品からなっており、
その部品の一つに板バネ28が含まれている。板バネ2
8の折り返し部は、係止部20bと略同じ幅を持ち、案
内溝20aに形成された係止部20bに係止される位置
と、外ケース20内部の位置との間で自在に移動可能と
なっており、板バネ28自身の持つ弾性によって、その
折り返し部が常時、係止部20bの位置へと付勢されて
いる。操作者が操作部26に手を当てて、操作部26を
外ケース20の前方へ向けてスライドさせると、操作部
26の移動と共にホルダ22が移動し、板バネ28の折
り返し部が案内溝20aの係止部20bの所にくると該
係止部20bに係止され、一方、板バネ28の折り返し
部が案内溝20aの非係止部20cの所にくると、非係
止部20cを回避して外ケース20内部に退没するよう
になっており、操作部26のスライドと共に、ホルダ2
2の板バネ28の折り返し部が係止、非係止、係止、・
・・を繰り返し、節度感が得られるようになっている。
同時に、ホルダ22の板バネ28の折り返し部が一つの
係止部20bに係止された位置で操作部26を停止させ
ると、ホルダ22が外ケース20内で保持され、外ケー
ス20の一端から繰り出された長尺物24を使用するこ
とができるようになっている。
【0003】また、他のタイプの市販の長尺物繰り出し
装置としては、図10に示したように、長尺状の外ケー
ス30と、外ケース30内で長手方向に移動可能に設け
られ長尺物34を保持するホルダ32と、ホルダ32に
連結され外方へ露出された操作部32aと、を有し、ホ
ルダ32が操作部32aと一体となったものがある。外
ケース30は、係止部30bと非係止部30cとが交互
に形成された案内溝30aと、該案内溝30aに対向す
る第2案内溝30dとを有しており、操作部32aは、
第2案内溝30dを挿通して外部へと突出している。ホ
ルダ32には、係止部30bに係止可能なホルダ係止部
32bが形成されており、操作部32aを内方に押圧す
ると、ホルダ係止部32bが外ケース30内部の位置へ
と移動し、係止部30bとの係止が解除され、外ケース
30内を軸方向に移動することができるようになってい
る。そして、操作部32aの押圧を解除すると、ホルダ
係止部32bが係止部30bの位置へと移動して、ホル
ダ32が外ケース30内で保持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
図9に示した従来の長尺物繰り出し装置では、板バネ2
8等の部品を使わなければならず、また、操作部26と
ホルダ22とが別部品となっており、全体の部品点数が
多くなるという問題がある。
【0005】また、図10に示した従来の長尺物繰り出
し装置では、ホルダ32が操作部32aと一体となって
おり、板バネ等を使用しないため、部品点数は少ないも
のの、ホルダ係止部32bを案内溝30aの係止部30
bから解除するために、操作部32aをかなり外ケース
30内方へ押圧しなければならず、その操作性に問題が
ある。さらには、操作部32aを大きくしなければなら
ないため、第2案内溝30dの一端30eは外ケース3
0を突き抜けるようにしておかないと、操作部32aと
一体となったホルダ32を外ケース30内へとセットす
ることができない。そのため、組立後も、ホルダ32a
は、第2案内溝30dの前記一端30eから簡単に抜け
てしまい、ユーザー側で部品がばらばらになるため、紛
失等のおそれがあるという問題がある。
【0006】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、請求項1ないし請求項4記載の発明は、部品点数を
極力減らすことができ、繰り出し操作性に優れた長尺物
繰り出し装置を提供することをその目的とする。
【0007】また、請求項4記載の発明は、上記目的に
加えて、簡単に組み立てることができると共に、組立後
は簡単に部品を分解することができない、長尺物繰り出
し装置を提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、長尺状の外ケ
ースと、外ケース内で長手方向に移動可能に挿設され長
尺物を保持するホルダと、を有し、ホルダの移動と共に
外ケースの一端から長尺物が繰り出される長尺物繰り出
し装置であって、前記外ケースは、長手方向に沿って係
止部と非係止部とが交互に形成された案内溝を有し、前
記ホルダは、長尺物を保持する保持部と、案内溝から外
方へ露出する操作部と、操作部に近接して設けられ、前
記案内溝の複数の係止部に係止可能なホルダ係止部と、
保持部とホルダ係止部とを連結し、ホルダ係止部を案内
溝の係止部の位置と外ケース内部の位置との間で自在に
移動可能とすると共にホルダ係止部を係止部の位置へと
付勢するために弾性を有する弾性連結部と、を備える一
体部品で構成されることを特徴とする。
【0009】操作部を外ケース内へ向けて押圧すると、
操作部に近接して設けられたホルダ係止部が外ケース内
部へと移動するため、ホルダ係止部と外ケースの案内溝
の係止部との係止が外れてホルダが外ケース内を移動で
きるようになる。こうして、ホルダの保持部に保持され
た長尺物を外ケースの一端から繰り出すことができる。
ホルダ係止部を案内溝の係止部に再び係止させると、ホ
ルダが外ケース内で保持され、外ケースの一端から繰り
出された長尺物を使用することができるようになる。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のものにおいて、前記弾性連結部は、保持部から外ケ
ース内を案内溝側と反案内溝側との間を往復しながら外
ケース内を長手方向に伸びることを特徴とする。
【0011】弾性連結部が変形し、案内溝側と反案内溝
側との間を往復しながら伸びる弾性連結部の間隔が変化
することで、ホルダ係止部の移動ストロークを十分にと
ることができる。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載のものにおいて、前記保持部からは、弾性連結部の両
脇に配置されて弾性連結部の横振れを防止する横振れ防
止部が延設されていることを特徴とする。
【0013】横振れ防止部によって弾性連結部の横振れ
を防止することができる。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれか1に記載のものにおいて、前記案内溝
の両端は、外ケースを突き抜けておらず、操作部は案内
溝を挿通可能な幅を有することを特徴とする。
【0015】ホルダを外ケースに組み付けるときに、操
作部は、外ケース端部から外ケース内を通過し、案内溝
を挿通して、案内溝から外方へ露出することができる。
一旦ホルダが外ケースに組み付けられると、案内溝の両
端が外ケースを突き抜けていないため、簡単にホルダが
外ケースから外れることはない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の長尺物繰り出し装
置の実施の形態を表す平面図であり、図2はその縦断面
図、図3は図2と90度異なる断面線に沿って切って見
た縦断面図である。
【0017】この実施の形態では、長尺物として円柱形
状をなした消しゴム14を例にとっている。
【0018】図において、10は、外ケースであり、消
しゴム形状に合わせた円筒形状をなした長尺状となって
いる。外ケース10は、その側面に、長手方向に沿って
伸びる案内溝10aを有している。案内溝10aには、
溝幅が広くなった係止部10bと溝幅が狭くなった非係
止部10cとが交互に連続的に形成されており、その両
端は外ケース10を突き抜けてはおらず、閉じたものと
なっている。また、外ケース10の後端には、一体にク
リップ10dが形成されている。操作部12bに一体に
クリップを形成することもできるが、この場合、消しゴ
ム14が少なくなると、クリップが筆記先端部の方へ前
進し、死角となるおそれがあるので、図示例の如く外ケ
ース10の後端に、一体的にクリップ10dを形成する
と良い。さらに、クリップ形成に対して外ケース10の
成形性を考慮にすると案内溝10aから円周方向に沿っ
て90度離れた位置にクリップ10dを設けると良い。
【0019】外ケース10内には、その長手方向に移動
可能にホルダ12が挿設される。ホルダ12は、消しゴ
ム14を保持するもので、消しゴム14は外ケース10
の一端から繰り出されて、使用に供される。
【0020】このホルダ12の拡大図を図4ないし図7
に示す。ホルダ12は、消しゴム14を保持するため消
しゴム形状に合致した円筒形状の保持部12aと、操作
部12bと、操作部12bに近接して操作部12bの後
端に設けられたホルダ係止部12cと、保持部12aの
後端から後方へ伸びて保持部12aとホルダ係止部12
cとを連結する弾性連結部12dと、を備える、樹脂製
の一体成形品で構成される。
【0021】操作部12bは、案内溝10aの溝幅の狭
い非係止部10cと同じかまたはやや小さい幅を持ち、
案内溝10aから外方へと突出することができるように
なっており、一方、ホルダ係止部12cは操作部12b
の後端下部に位置付けられ、操作部12bの両側から張
り出しており、溝幅の狭い非係止部10cに嵌め合うこ
とができないが、溝幅の広い係止部10bに嵌め合って
係止することができるようになっている。操作部12b
の外方に露出する表面は、滑り止めの凹凸が形成されて
おり、ホルダ係止部12cの前端及び側端は、斜面とな
っている。
【0022】弾性連結部12dは、外ケース10内にお
いて、案内溝10a側と反案内溝10a側との間をジグ
ザグに往復しながら外ケース10内を長手方向に伸びて
おり、このジグザグの間隔が適宜変化し、弾性連結部1
2dが図3の仮想線に示すように揺動することで、ホル
ダ係止部12cを案内溝10aの係止部10bの位置と
外ケース10内部の位置との間で自在に移動可能とする
と共に、ホルダ係止部12cを係止部10bの位置へと
常時付勢するための弾性を持つことができる。操作部1
2bは、弾性連結部12dの一部となっており、操作部
12bの後端にホルダ係止部12cがあることで、ホル
ダ係止部12cの移動ストロークを十分、確保してい
る。
【0023】さらに、ホルダ12には、保持部12aか
ら後方へ伸びて、弾性連結部12bが揺動して傾いたと
きに、弾性連結部12dの両脇に位置する一対の横振れ
防止部12eが延設されている。横部れ防止部12e
は、弾性連結部12bが揺動した際の横振れを防止する
ためのものである。
【0024】以上のように構成される長尺物繰り出し装
置において、非使用時は、消しゴム14は外ケース10
内にあり、ホルダ12のホルダ係止部12cが外ケース
10の案内溝10aの係止部10bの方へ付勢されてお
り、係止部10bに嵌め合って係止されている。従っ
て、ホルダ12は、外ケース10内で保持されている。
消しゴム14を使用する場合には、ホルダ12の操作部
12bを外ケース10内へ向けて押圧すると、弾性連結
部12dが変形し、操作部12bに近接して設けられた
ホルダ係止部12cが外ケース10内部へと移動するた
め、ホルダ係止部12cと外ケース10の案内溝10a
の係止部10bとの係止が外れてホルダ12が外ケース
10内を移動できるようになる(図3の仮想線で示した
状態)。こうして、ホルダ12の保持部12aに保持さ
れた消しゴム14を外ケース10の一端から繰り出すこ
とができる。適当な位置で、操作部12bの押圧を解除
して、ホルダ係止部12cを案内溝10aの係止部10
bに再び係止させると、ホルダ12が外ケース10内で
保持され、外ケース10の一端から繰り出された消しゴ
ム14を使用することができる。
【0025】ホルダ係止部12cは、操作部12bに近
接して設けられるため、操作部12bの操作は直接ホル
ダ係止部12cに伝わることとなる。従って、図3に示
したように、操作部12bのわずかな押圧で、ホルダ係
止部12cは、確実に外ケース10内の位置へと移動す
ることができて、操作性の良いものとなる。操作部12
bを軽く押圧しながら前方へスライドさせると、ホルダ
係止部12cが係止部10bと非係止部10cとで、順
次、係止、非係止、係止、・・・を繰り返しながら前進
するため、節度感を得ることができる。この節度感は、
弾性連結部12dの弾性力を強くすることによって、ま
たは、ホルダ22を金属粉末が混入された樹脂成形品と
することによって、よりはっきりとした節度感を操作者
に与えることができる。
【0026】また、消しゴム14を使用する際に、消し
ゴム14に加えられる過度な圧力や振動がホルダ12に
伝達する。図10に示した従来のものでは、これらの圧
力や振動が操作部32aとホルダ係止部32bとの中間
にある支点に、直接伝達して、ホルダ係止部32bを持
ち上げて係止を外してしまう場合がある。これに対し
て、この実施の形態では、ホルダ12に伝達された圧力
や振動は、弾性連結部12dで吸収されるため、ホルダ
係止部12cにまで伝達してホルダ係止部12cの係止
を外すような悪影響を及ぼすことはない。
【0027】また、ホルダ係止部12cは、弾性連結部
12dによって、保持部12aと連結されているため、
保持部12aと関係なく、移動ストロークを十分にとる
ことができる。
【0028】このホルダ12を外ケース10に組み立て
る使用状態を図8に示す。組立は、ホルダ12を外ケー
ス10の後端から挿入することにより行う。外ケース1
0の後端には案内溝10aは形成されていないため、外
ケース10内において、弾性連結部12dを大きく変形
させて、操作部12b及びホルダ係止部12cに、外ケ
ース10内の案内溝10aの形成されていない部分を通
過させる。そして、案内溝10aが形成されている所ま
で、ホルダ12を移動させて、弾性連結部12dを復元
させる。操作部12bは、案内溝10の溝幅の狭い非係
止部10cと同じかまたはやや小さい幅を持っているた
め、案内溝10を挿通して外方へ露出した状態となる。
同時に、ホルダ係止部12cは係止部10bに係止され
る。以上の作業は治具を用いて、または治具を用いずに
行うことができる。
【0029】こうして、案内溝10aが外ケース10を
突き抜けておらず、その両端が閉じていても、ホルダ1
2を組み立てることができ、一旦組み立てられると、上
記と逆の手順によって冶具なしにホルダ12を外ケース
10から外すのは容易ではないので、ユーザー側で部品
がばらばらになることを防ぐことができる。
【0030】以上の実施の形態において、長尺物として
消しゴムを例にとったが、これに限るものではなく、適
宜、保持部の形状、構造を変更することによって、カッ
タ刃、色芯、パス等においても同様に適用できることは
言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項4記載の発明によれば、ホルダを保持部、ホルダ係
止部、操作部、弾性連結部とを備える一体部品から構成
するようにしたため、最低、外ケース、ホルダの2部
品、長尺物を併せて3部品で、長尺物繰り出し装置を構
成することができる。従って、従来品と比較して、部品
点数を低減させることができ、安価に製造することがで
きる。
【0032】ホルダ係止部は操作部に近接して設けられ
るため、操作部の操作によってホルダ係止部が確実に外
ケース内部の位置へと移動することができて、操作性が
良いものとなる。
【0033】保持部とホルダ係止部との間を連結する弾
性連結部によって、ホルダ係止部を案内溝の係止部の位
置と外ケース内部の位置との間で移動自在とすると共
に、その移動ストロークを十分にとることができるよう
になる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、弾性
連結部が変形し、案内溝側と反案内溝側との間を往復す
る部位同士の間隔が変化することで、ホルダ係止部の移
動ストロークを十分にとることができる。
【0035】また、請求項3記載の発明によれば、横振
れ防止部によって弾性連結部の横振れを防止することが
できる。
【0036】また、請求項4記載の発明によれば、ホル
ダを外ケースに組み付けるときに、弾性連結部が変形
し、操作部が、外ケース端部から外ケース内を通過した
後、案内溝を挿通して、案内溝から外方へ露出すること
ができるようになる。一旦ホルダが外ケースに組み付け
られると、案内溝の両端が外ケースを突き抜けていない
ため、簡単に外ケースから外れることはなく、ユーザー
側で部品が分解されてばらばらになることを防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の長尺物繰り出し装置の実施の形態を表
す平面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図2と90度異なる断面線に沿って切って見た
縦断面図である。
【図4】図1のホルダの平面図である。
【図5】図4のホルダの部分縦断面図である。
【図6】図4の矢印6から見た矢視図である。
【図7】図5の矢印7から見た矢視図である。
【図8】ホルダの外ケースへの組立状態を表す部分縦断
面図である。
【図9】従来の長尺物繰り出し装置を表す縦断面図であ
る。
【図10】他の従来の長尺物繰り出し装置を表す縦断面
図である。
【符号の説明】
10 外ケース 10a 案内溝 10b 係止部 10c 非係止部 12 ホルダ 12a 保持部 12b 操作部 12c ホルダ係止部 12d 弾性連結部 12e 横振れ防止部 14 消しゴム(長尺物)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の外ケースと、外ケース内で長手
    方向に移動可能に挿設され長尺物を保持するホルダと、
    を有し、ホルダの移動と共に外ケースの一端から長尺物
    が繰り出される長尺物繰り出し装置であって、 前記外ケースは、長手方向に沿って係止部と非係止部と
    が交互に形成された案内溝を有し、 前記ホルダは、長尺物を保持する保持部と、案内溝から
    外方へ露出する操作部と、操作部に近接して設けられ、
    前記案内溝の複数の係止部に係止可能なホルダ係止部
    と、保持部とホルダ係止部とを連結し、ホルダ係止部を
    案内溝の係止部の位置と外ケース内部の位置との間で自
    在に移動可能とすると共にホルダ係止部を係止部の位置
    へと付勢するために弾性を有する弾性連結部と、を備え
    る一体部品で構成されることを特徴とする長尺物繰り出
    し装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性連結部は、保持部から外ケース
    内を案内溝側と反案内溝側との間を往復しながら外ケー
    ス内を長手方向に伸びることを特徴とする請求項1記載
    の長尺物繰り出し装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部からは、弾性連結部の両脇に
    配置されて弾性連結部の横振れを防止する横振れ防止部
    が延設されていることを特徴とする請求項2記載の長尺
    物繰り出し装置。
  4. 【請求項4】 前記案内溝の両端は、外ケースを突き抜
    けておらず、操作部は案内溝を挿通可能な幅を有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載の
    長尺物繰り出し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108237823A (zh) * 2016-12-26 2018-07-03 株式会社寿 长条物伸出装置
CN113733790A (zh) * 2021-07-21 2021-12-03 浙江一正文化用品有限公司 多功能文具

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