JP2000141799A - リボンコア - Google Patents

リボンコア

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JP2000141799A
JP2000141799A JP10318464A JP31846498A JP2000141799A JP 2000141799 A JP2000141799 A JP 2000141799A JP 10318464 A JP10318464 A JP 10318464A JP 31846498 A JP31846498 A JP 31846498A JP 2000141799 A JP2000141799 A JP 2000141799A
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JP
Japan
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ribbon
ink ribbon
ribbon core
core
central part
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Pending
Application number
JP10318464A
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English (en)
Inventor
Yasunori Kudo
靖則 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リボンコアに巻き取られたインクリボンが中
央部で膨らんでしまうことのないリボンコアを提供す
る。 【解決手段】 印字の際に、印字ヘッドへ送り出された
熱転写用のインクリボン12を巻き取っていくリボンコ
ア30において、リボンコア30の外周面の中央部に所
定の幅を有する凹部30Aを周方向に沿って設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば配電盤等
の電線に装着されるチューブや、その配電盤の端子に装
着される記名板に文字などを印字する印字装置に使用さ
れるリボンコアに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、チューブや記名板に文字など
を印字する印字装置が知られている。かかる印字装置
は、インクリボンを巻いたリボンコアからインクリボン
をサーマルヘッドを送り出していき、この送られてきた
インクリボンのインクをサーマルヘッドがチューブ等へ
熱転写して印字していくものである。そして、熱転写の
終えたインクリボンは他のリボンコアによって巻き取ら
れていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インクリボ
ンはサーマルヘッドによってチューブへ押し付けられて
そのインクリボンの両側端部を除いた中央部がチューブ
に圧接される状態となる。また、インクリボンのその中
央部に熱転写の際にサーマルヘッドによる熱が加わるた
め、図7に示すように、印字抜けしたインクリボン1の
中央部1Aだけが延びた状態となり、その中央部1Aに
シワが発生する。
【0004】このため、リボンコア2によってインクリ
ボン1を巻き取っていくと、図8に示すように、リボン
コア2に巻き取られたロール状のインクリボン1Bはそ
のシワにより中央部で膨らんだ状態となり、そのインク
リボン1Bの中央部で径が大きくなる。すなわち、リボ
ンコア3に巻かれてあったインクリボン1のロールR1
の径がL1であるとすると、リボンコア2に巻き取られ
たインクリボン1のロールR2の中央部で径がL2(>
L1)となる。このように、巻き取られたインクリボン
1のロールR2の径が大きくなると、ロールR2の巻き
取りトルクが小さくなり、リボンコア2はインクリボン
を巻き取れなくなってしまい、リボンコア3から送り出
されたインクリボン1は駆動ローラやプラテンローラ等
の他の部分に巻き付いてしまう虞がある。
【0005】また、ロールR2の中央部の径が大きくな
ることにより、その大きくなる分(L2−L1)だけ巻
き取りスペースを余分に確保しなければならず、印字装
置の小型化やインクリボンの供給長さに制限がかかって
しまう等の多くの問題があった。
【0006】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、リボンコアに巻き取られたインク
リボンのロールが中央部で膨らんでしまうことのないリ
ボンコアを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、印字の際に、印字ヘッドへ送り
出された熱転写用のインクリボンを巻き取っていくリボ
ンコアにおいて、前記リボンコアの外周面の中央部に所
定の幅を有する凹部を周方向に沿って設けたことを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるリボンコ
アを用いた印字装置の実施の形態を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1に示す印字装置10は、チューブ11
や記名板(図示せず)をインクリボン12とともに送り
出すプラテンローラ13と、インクリボン12のインク
をチューブ11や記名板に熱転写して印字を行うサーマ
ルヘッド15と、チューブ11や記名板を外部へ排出さ
せていく送りローラ16と、インクリボン12を巻いた
リボンコア17と、熱転写の終わったインクリボン12
を巻き取っていくリボンコア30等とを有している。
【0010】18はチューブ11等の送り量を検出する
検出ローラ、19,20はチューブ11等を送るための
従動ローラ、21はリボンコア17に巻かれているイン
クリボン12をサーマルヘッド15へ案内するガイドロ
ーラ、22はサーマルヘッド15から送り出されるイン
クリボン12をリボンコア30へ案内するガイドローラ
である。プラテンローラ13と送りローラ16とリボン
コア30は図示しない1つのモータによって回転駆動さ
れるようになっている。
【0011】リボンコア30は、図2に示すように、回
転軸31の中間部に形成された大径の装着部32に着脱
自在に装着されており、この回転軸31の回転とともに
回転していく。また、リボンコア30は図3に示すよう
に円筒状に形成されており、このリボンコア30の外周
面の中央部には所定の幅の凹部30Aが周方向に全体に
亘って形成されている。
【0012】回転軸31の下部(図2(B)において)に
はリボンギア33が一体的に形成され、このリボンギア
33が図示しない減速ギア列を介してモータ(図示せ
ず)の駆動軸に設けた駆動ギア(図示せず)に連結され
ている。そして、このモータによって回転軸31は回転
される。
【0013】回転軸31の上部(図2において)には小
径の軸部35が形成され、この軸部35にフランジ36
が形成されている。このフランジ36の径は装着部32
の径と同一に設定され、リボンコア30は回転軸31の
上部から装着部32に嵌入させて装着できるようになっ
ている。フランジ36と装着部32との間の軸部35に
はインクリボンフランジ40が着脱自在に装着され、こ
のインクリボンフランジ40はフランジ36により上方
向(図2において)への抜けが防止されている。また、
インクリボンフランジ40によってリボンコア30の上
下方向のガタつきが防止されている。
【0014】インクリボンフランジ40は、図4に示す
ように、円板状の板材から形成され、中心部に軸部35
が嵌入する軸孔42と、板材の周端から軸孔42まで延
びたガイド孔43とを有している。ガイド孔43には軸
部35の径より少し小さい幅の圧入部43Aが形成され
ている。また、インクリボンフランジ40にはガイド孔
43と反対側に2つの切欠45が形成されている(この
切欠45の目的や効果がありましたらご教示下さい)。
【0015】インクリボンフランジ40は、回転軸31
の軸部35を矢印P方向へ挿入していくだけで軸部35
に装着することができる。
【0016】リボンコア17は、図5に示すように円筒
状に形成されており、図6に示す回転軸51の中間部に
形成された大径の装着部52に着脱自在に装着されてい
る。そして、このリボンコア17は回転軸51の回転と
ともに回転していく。回転軸51は回転軸31と同一の
構成なので、その説明は省略する。
【0017】また、この回転軸51の軸部55にはイン
クリボンフランジ60が着脱自在に装着され、インクリ
ボンフランジ60はインクリボンフランジ40と全く同
一の構成なので、その説明は省略する。
【0018】次に、上記のように構成される印字装置1
0の動作について説明する。
【0019】図示しないモータの駆動により、プラテン
ローラ13と送りローラ16と回転軸31とが矢印方向
へ回転していく。これら回転により、チューブ11が矢
印方向へ搬送されていくとともに、リボンコア17に巻
かれたインクリボン12がサーマルヘッド15へ送られ
ていき、サーマルヘッド15が送られてきたインクリボ
ン12のインクをチューブ11に熱転写して印字してい
く。
【0020】他方、チューブ11の搬送とともに検出ロ
ーラ18が回転していき、この検出ローラ18の回転に
基づいてチューブ11の搬送量が検出され、図示しない
制御装置がその検出した搬送量に基づいてモータ等を制
御していく。
【0021】熱転写の終わったインクリボン12は、回
転軸31の回転とともにリボンコア30が回転していく
ので、このリボンコア30に巻き取られていく。
【0022】インクリボン12の両側端部を除いた中央
部は、サーマルヘッド15によりチューブ11へ圧接さ
れる状態となり、また、熱転写の際にサーマルヘッド1
5の熱が加わるため従来と同様にシワが発生するが、リ
ボンコア30の外周面の中央部には凹部30Aが形成さ
れているので、リボンコア30に巻き取られたインクリ
ボン12によるロール12Rの中央部の膨らみ部分がそ
の凹部30Aに吸収される。このため、図2(B)に示
すよう、ロール12Rの中央部に膨らみが発生してしま
うことが防止される。
【0023】このように、ロール12Rの中央部に膨ら
みが発生しないので、その分印字装置の小型化を図るこ
とができ、また、インクリボンの供給長さに制限がかか
ってしまうことも防止される。さらに、その膨らみが発
生しないことにより、ロール12Rによる巻き取りトル
クを所定の大きさ以上に保つことができ、このため、リ
ボンコア30はインクリボン12を確実に巻き取ってい
き、インクリボン12が他の部分に巻き付いてしまうこ
とが防止される。
【0024】上記実施形態では、リボンコア30の凹部
30Aの断面形状がコ字状となっているが、これに限ら
ず、例えばR状であってもよいことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、印字の際に、印字ヘッドへ送り出された熱転写用の
インクリボンを巻き取っていくリボンコアにおいて、前
記リボンコアの外周面の中央部に所定の幅を有する凹部
を周方向に沿って設けたものであるから、リボンコアに
巻き取られたインクリボンのロールの中央部の膨らみ部
分がその凹部に吸収され、そのロールの中央部の膨らみ
の発生は防止される。このため、印字装置の小型化を図
ることができ、また、インクリボンの供給長さに制限が
かかってしまうことも防止される。さらに、その膨らみ
が発生しないことにより、そのロールによる巻き取りト
ルクを所定以上の大きさに保つことができ、このため、
インクリボンを確実に巻き取っていくことができ、イン
クリボンが他の部分に巻き付いてしまうことを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるリボンコアを用いた印字装置
の概略構成を示した説明図である。
【図2】(A)リボンコアを装着した回転軸を示した平
面図である。(B)リボンコアを装着した回転軸を示し
た断面図である。(C)回転軸の底面図である。
【図3】(A)この発明に係わるリボンコアを示した平
面図である。(B)この発明に係わるリボンコアを示し
た断面図である。
【図4】(A)インクリボンフランジを示した平面図で
ある。(B)インクリボンフランジを示した断面図であ
る。
【図5】(A)リボンコアを示した平面図である(B)
リボンコアを示した断面図である。
【図6】(A)回転軸を示した平面図である。(B)回
転軸を示した断面図である。
【図7】従来のリボンコアとインクリボンを示した斜視
図である。
【図8】リボンコアに巻き取られたインクリボンを示し
た斜視図である。
【符号の説明】 12 インクリボン 30 リボンコア 30A 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字の際に、印字ヘッドへ送り出された熱
    転写用のインクリボンを巻き取っていくリボンコアにお
    いて、 前記リボンコアの外周面の中央部に所定の幅を有する凹
    部を周方向に沿って設けたことを特徴とするリボンコ
    ア。
JP10318464A 1998-11-10 1998-11-10 リボンコア Pending JP2000141799A (ja)

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JP10318464A JP2000141799A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 リボンコア

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JP10318464A JP2000141799A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 リボンコア

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003072366A1 (fr) * 2002-02-28 2003-09-04 Max Co., Ltd. Bobine d'enroulement pour un ruban encreur d'une imprimante a transfert thermique, cassette de ruban d'encre et mecanisme de support de cassette de ruban d'encre

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003072366A1 (fr) * 2002-02-28 2003-09-04 Max Co., Ltd. Bobine d'enroulement pour un ruban encreur d'une imprimante a transfert thermique, cassette de ruban d'encre et mecanisme de support de cassette de ruban d'encre
CN1323850C (zh) * 2002-02-28 2007-07-04 美克司公司 用于卷装色带的带轴及用于卷装色带的带轴组

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