JP2000141778A - 両面印字装置 - Google Patents

両面印字装置

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JP2000141778A
JP2000141778A JP10314925A JP31492598A JP2000141778A JP 2000141778 A JP2000141778 A JP 2000141778A JP 10314925 A JP10314925 A JP 10314925A JP 31492598 A JP31492598 A JP 31492598A JP 2000141778 A JP2000141778 A JP 2000141778A
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printing
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JP10314925A
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Yoshio Ouchi
義男 大内
Akira Shimizu
清水  晃
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付加機構の外付けにより両面印字機能を付加
した印字装置において、誤操作が確実に抑えられるよう
にした両面印字装置を提供すること。 【解決手段】 固定軸170により、印字装置本体25
に回動自在に取り付けた反転送紙装置26を備えた印字
装置において、印字装置本体25内に固定軸165を中
心として回動可能に保持した開放抑止レバー163を設
け、反転送紙装置26のロックピン164が開放抑止レ
バー163の一方の端部(左端部)を押し下げているとき
は、他方の端部(右端部)が排紙部カバー169の開放レ
バー162に係合して、この開放レバー162の動きを
禁止するようにしたもの。これにより、印字装置本体2
5から反転送紙装置26を離さない限り、排紙部カバー
169が開けられないので、装置の損傷や、印刷データ
の喪失が防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページプリンタな
どと呼ばれる印字装置に係り、特にパーソナルコンピュ
ータ用の出力装置として好適な両面印字方式の印字装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のプリンタでは、印刷用紙の片面づ
つ印刷するのが基本であるが、一方の面での印刷終了
後、他方の面の印刷を行えば、両面印刷も可能である。
ところで、近年、両面印刷に対する要望が高まり、これ
応じて、プリンタ自体に予め両面印刷機能を持たせ、自
動的に両面印刷が得られるようにした、いわゆる両面印
字装置が市場に供給されている。
【0003】ここで、当初、市場に見られた両面プリン
タは、プリンタの内部に最初から両面印字専用の用紙搬
送路を設けたもので、多くは大型で高価なプリンタ装置
となっていた。しかして、ページプリンタなどでは、そ
のホストになるパーソナルコンピュータの小形化と低価
格化が著しく、これに伴い、印字装置についても、同じ
く小形化と低価格化が強く要望されるようになってい
る。
【0004】そこで、さらに近年、上記した高価格で大
型の印字装置とは別に、例えば特開平7−128921
号公報に開示されているように、付加機構の外付けによ
り、専用の用紙搬送路や複雑な機構を必要とせず、簡単
に両面プリント機能が得られるようにした印字装置が提
案されている。
【0005】そこで、この付加機構の外付けによる両面
印字装置の従来技術について、図4により説明する。こ
の図4において、25は印字装置本体で、この印字装置
本体25はカラープリント対応であり、このため、4台
の現像器1〜現像器4を備えている。
【0006】さらに印字装置本体25には、光学ユニッ
ト5、帯電器8、感光ベルト22、転写ドラム21、レ
ジストローラ12、転写ローラ13、除電器15、定着
器19、排紙ローラ18、それに給紙カセット6が、プ
リンタの主な構成部品として備えられている。
【0007】次に、26は反転送紙装置で、デュプレッ
クスユニットなどと呼ばれているもので、これは、図5
に示すように、印字装置本体25とは別体として作られ
ており、これを、図示のように、印字装置本体25に組
合せることにより、両面印字機能の付加に必要な印刷用
紙の反転搬送路が形成されるようになっており、このた
め、この反転送紙装置26には、用紙ガイド14と搬送
ローラ16が設けられている。
【0008】次に、図6は、この印字装置の制御ブロッ
ク図で、これは、図示のように、大別して、印字装置本
体制御部30と反転送紙装置制御部31の2種のブロッ
クからなる。そして、まず印字装置本体制御部30は、
I/F部を介してホストとの間でデータの授受を行な
い、複数個の検知器からなる検知部から信号を取り込ん
で動作するシーケンス制御部を備えている。
【0009】更に印字装置本体制御部30は、印字装置
本体25内の露光・現像・定着部を制御する露光・現像
・定着制御部と、同じく印字装置本体25の動力源であ
る複数台のモータやソレノイドを制御する駆動制御部、
同じく操作・表示部を制御する操作・表示制御部、同じ
く給紙部を制御する給紙制御部、それに用紙反転制御部
とを備えており、これらは上記したシーケンス制御部に
より制御される。
【0010】また、反転送紙装置制御部31は、反転送
紙装置26内の動力源である複数台のモータとソレノイ
ドを駆動する駆動部と、同じく反転送紙装置26内にあ
る複数個の検知器からなる検知部などで構成され、駆動
部は用紙反転制御部の信号により作動する。
【0011】次に、印字装置本体25と反転送紙装置2
6による両面印字動作について説明する。ここで、以下
に説明する動作は、何れも図6に示した印字装置本体制
御部30と反転送紙装置制御部31の制御のもとで実行
されるものである。なお、以下の説明では、印字とプリ
ントとは、特に注釈が加えられていない限り、同意語と
して使用する。
【0012】いま、図示していないホストから印字開始
信号が入力されたとすると、これにより、まず転写ドラ
ム21が回転を開始し、更に無端状の感光ベルト22も
循環移動を開始する。そして、これにより、帯電器8が
感光ベルト22の表面を一様に帯電させる。
【0013】光学ユニット5は、ホストから送られて来
る印字データによって動作し、循環移動している感光ベ
ルト22の表面に静電潜像を描いてゆく。そして、描か
れた潜像は、現像器1〜現像器4の何れか1台により、
感光ベルト22の移動につれて現像され、感光ベルト2
2の表面に現像器の中の着色粒子を静電気力により付着
させる。
【0014】従って、感光ベルト22は、図示してない
駆動源により循環移動され、これにより現像器1〜現像
器4の近傍を通ってから転写ドラム21の表面に順次接
触してゆき、現像器1〜現像器4の何れかにより現像さ
れ、付着された着色粒子を転写ドラム21に転写するこ
とになる。
【0015】次いで、感光ベルト22は、順次、イレー
ズランプ160により紫外線照射を受けて除電され、次
いでクリーナ23により、このとき感光ベルト22上に
残っていた余剰の着色粒子が除去され、その後、再び帯
電器8により帯電される。
【0016】ここで、カラー印字の場合には、複数の現
像器1〜現像器4を順次切替えながら、以上の工程を複
数回くり返えすようにされ、この結果、転写ドラム21
の表面には、単色、又は複数色の着色粒子による可視像
が形成される。
【0017】所望の転写が終了した時点、或いは事前
に、給紙ローラ10、24の何れかにより、給紙カセッ
ト6、7の一方から用紙27が引き出される。そして、
用紙27の先端がレジストローラ12の近傍に達したと
き、検知器161により、これが検出され、これにより
所定の時間経過後、給紙ローラ10、或いは給紙ローラ
24が停止される。
【0018】そして、転写ドラム21上に形成した可視
像の位置が、転写ドラム21用紙上への転写位置と合致
するタイミングを見計らって、レジストローラ12の位
置に待機していた用紙27の搬送を再び開始させ、転写
ローラ13により転写ドラム21に押し付けられたと
き、着色粒子による可視像が転写ドラム21から用紙側
に転写される。
【0019】この後、用紙27は、除電器15による電
荷の中和を受け、これにより転写ドラム21から剥離さ
れてから定着器19に導かれる。そして、この定着器1
9を経由するにより定着が行われ、付着していた着色粒
子は用紙27に定着される。
【0020】ここで、片面印字動作が選択されていた場
合には、予め切替器17は、図示とは反対に、左側に向
けて切替えられており、この結果、定着器19を通過し
た用紙27は、切替器17により排紙トレー28側に誘
導され、排紙トレー28の上に排出されることになり、
これで1枚分の印字動作が終了する。
【0021】次に、両面印字動作が選択されていた場合
は、切替器17は、図7に示すように、右側に向かって
切替られている。この結果、定着器19を通過した用紙
27は、切替器17により反転送紙装置26側に誘導さ
れ、搬送ローラ16により用紙ガイド14に沿って搬送
されてゆき、印字装置本体25の下部にある切替器11
によって、反転一時収納部9の中に送り込まれる。
【0022】このとき、用紙検知器29は、反転一時収
納部9に送り込まれてゆく用紙27の後端部を検出し、
検出した時点で用紙27の搬送を停止する。この終了す
る時間は、切替部11と用紙検知器29の位置関係によ
り、若干の時間差を設ける場合もある。従って、このと
きの給紙カセット6から反転一時収納部9までの、用紙
27の搬送経路は、図7の三角印で示すようになる。
【0023】用紙27は、第二面(裏面)への転写をする
までは、反転一時収納部9に収納したままで保持される
か、或いは、反転一時収納部9に収納した後、ここには
示されていない駆動源により、反転一時収納部9から引
き出される。
【0024】このとき、切替器11は、図7に示すよう
に、今度は、反転一時収納部9から引き出された用紙2
7が上側に向けて誘導される位置に切替わっている。こ
の結果、用紙27は、反転一時収納部9から引き出され
た後、レジストローラ12に向かって搬送され、レジス
トローラ12に達した位置で保持され、待機される。こ
のとき、図から明らかなように、用紙27の第二面(裏
面)が転写ドラム21側に向く。
【0025】ここで、第二面(裏面)に印字するための印
字データは、第一面(表面)の印字が終了した用紙が搬送
中、或いは反転一時収納部9に収納後の何れかの時点で
ホストから送られ、これにより、前述した工程が実行さ
れ、転写ドラム21上に可視像が作成される。
【0026】そして、転写ドラム21上に形成した可視
像の位置が、用紙の転写位置と合致するタイミングを見
計らって、レジストローラ12のところに待機していた
用紙27の搬送を開始させ、転写ローラ13に達したと
ころで可視像が用紙27の裏面に転写されるようにす
る。
【0027】そして、この後、除電器15により帯電が
除かれ、次いで転写ドラム21から用紙27が剥離さ
れ、定着器19により裏面の可視像も定着される。この
とき、切替器17は、図8に示すように、今度は左側に
向けて切替られており、これにより、用紙27は、定着
器19を通過した後、排紙トレー28側に誘導され、こ
の結果、両面に印字された用紙が排紙トレー28上に排
出される。
【0028】よって、この裏面印字時での用紙27の経
路は、図8の三角印で示すようになり、両面印字された
プリントが得られることになる。従って、この従来技術
によれば、比較的小型で低価格の両面印字装置を容易に
提供することができる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、付加
機構の外付けに伴って派生した特有の問題について配慮
がされておらず、不用意な操作による機器の損傷や、プ
リントデータ喪失の点に問題があった。
【0030】上記したように、特開平7−128921
号公報による従来技術では、印字装置本体の用紙排出口
から、本体装置の外側を経由して本体装置の供給口に向
かう用紙の搬送路、つまりデュプレックスユニットを外
付けにすることにより、両面プリントが得られるように
している。
【0031】しかし、このとき、この従来技術では、本
体装置の用紙供給口が、片面プリント時と両面プリント
時とで共用できるようにするため、外部に付加されるデ
ュプレックスユニットの一部が印字装置の上面にも装着
される構成になっている。
【0032】このため、印字装置の表示部、操作部、或
は装置内部の点検時、調整時などでの取り扱いが複雑
で、そのため、装置の運転中におけるデュプレックスユ
ニットの誤操作により、装置への損傷や、或は印刷物へ
の損傷などの不都合が発生してしまうのである。
【0033】本発明の目的は、付加機構の外付けにより
両面印字機能を付加した印字装置において、誤操作が確
実に抑えられるようにした両面印字装置を提供すること
にある。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、片面印字用の印字装置本体に、排紙切替部と用紙
搬送部、用紙引込部、それに反転駆動部とを備えた反転
送紙装置を外部に付加することにより両面印字機能を付
与した両面印字装置において、前記反転送紙装置を前記
印字装置本体に組付けることにより作動する開放制止機
構を設け、該開放抑止機構の作動により、前記印字装置
本体のカバー部材の開放が抑止されるようにして達成さ
れる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明による両面印字装置
について、図示の実施形態により詳細に説明説明する。
図1は、本発明の一実施形態で、図において、図5〜図
8で説明した従来技術と同じ符号を付してある部分につ
いては、同じ構成と機能を有するものなので、詳しい説
明は割愛し、以下の説明では、異なっている部分の構成
と動作に重点をおいて説明することにする。
【0036】この図1に示した本発明の実施形態は、図
5〜図8で説明した印字装置に開放制止機構を設けたも
ので、ここで、まず反転送紙装置26は、その下部が固
定軸170により印字装置本体25に回動自在に保持さ
れている。
【0037】そして、これにより、この反転送紙装置2
6は、図示のように、印字装置本体25に組付けられた
状態にしたり、図2、又は図3に示すように、印字装置
本体25から離された状態にしたりできるように構成さ
れている。なお、この点は、特に説明しなかったが、図
5〜図8で説明した従来技術でも同じである。
【0038】次に、同じく図1において、169は排紙
部カバーで、印字装置本体25の排紙トレー28の上面
部を形成する部材で、切替部17と排紙ローラ18が設
けられている部分と一緒になって、図3に示すように、
印字装置本体25から上方に開けられるように構成され
ている。
【0039】なお、このように構成されている理由は、
印字装置の保守や点検のためで、必要に応じて排紙部カ
バー169を開けることにより、内部の保守作業や点検
作業が容易に行なえるようにしたものであり、この点
も、特に説明しなかったが、図5〜図8で説明した従来
技術でも同じである。
【0040】そして、この結果、従来技術では、反転送
紙装置26が印字装置本体25に組付けられていると
き、排紙部カバー169を開けようとすると、図4から
明らかなように、反転送紙装置26の上部と排紙部カバ
ー169の左端にある切替部17と排紙ローラ18が設
けられている部分とが干渉し、このまま無理に排紙部カ
バー169を開けようとすると、何れかの部分の破損な
どの不具合が発生してしまうのである。
【0041】図1に戻り、図において、163は開放抑
止アームで、固定軸166により、印字装置本体25の
所定の位置に回動自在に保持され、ばね165により、
図で時計回りに付勢されている。そして、この開放抑止
アーム163の固定軸166の、図では左側の反転送紙
装置26側の端部には突部168が形成してあり、右側
の端部にはフック部167が形成してある。
【0042】次に、164はロックピンで、このロック
ピン164は反転送紙装置26の上部の所定の位置に取
付けてある。そして、図1に示すように、反転送紙装置
26が印字装置本体25に組付けられているときは、こ
のロックピン164が開放制止アーム163の突部16
8の上側に係合し、これにより開放制止アーム163の
突部168が押し下げられるように構成されている。
【0043】そして、この結果、反転送紙装置26が印
字装置本体25に組付けられ、ロックピン164が開放
制止アーム163の突部168の上側に係合たときに
は、開放制止アーム163は、ばね165による付勢力
に抗して、図で反時計方向に回動されることになる。
【0044】次に、162は開放レバーで、排紙部カバ
ー169のロック部材であり、排紙部カバー169が閉
じられると、それをロック(係止)し、図において右側に
スライド(摺動)させることにより、排紙部カバー169
のロックを解き、排紙部カバー169が開らかれるよう
にする働きをする。
【0045】そして、ロックピン164が開放制止アー
ム163の突部168の上側に係合し、これにより開放
制止アーム163の突部168が押し下げられたときに
は、この開放レバー162に開放制止アーム163のフ
ック部167が係合され、これにより、開放レバー16
2のスライドが禁止されるようになっている。
【0046】次に、このようにして構成された開放制止
機構の動作について、図9により説明する。いま、排紙
部カバー169が閉じられたとすると、同図(a)に示す
ように、開放レバー162が排紙部カバー169をロッ
クする。
【0047】そして、このとき、反転送紙装置26が、
図1に示すように、印字装置本体25に組付けられてい
たとすると、図9(a)に示すように、開放レバー162
に開放制止アーム163のフック部167が係合し、こ
れによりより開放レバー162のスライドもロックされ
てしまうのである。
【0048】従って、このとき、すなわち図1に示すよ
うに、反転送紙装置26が印字装置本体25に組付けら
れているときは、排紙部カバー169を開けるため、開
放レバー162をスライドさせようとしても、この開放
レバー162は動かず、この結果、このときは、排紙部
カバー169の開放が抑止されるので、排紙部カバー1
69の開放に伴う反転送紙装置26との干渉は起こらな
い。
【0049】次に、今度は、図2に示すように、反転送
紙装置26が印字装置本体25から離されたとする。そ
うすると、この反転送紙装置26が離されたことによ
り、ロックピン164も開放制止アーム163の突部1
68から外れてしまうので、開放制止アーム163は、
ばね165の付勢力により、固定軸166を中心とし
て、図2に示すように、時計回りに回動する。
【0050】この結果、開放制止アーム163のフック
部167は、図9(b)のに示すように、開放レバー1
62から外れてしまう。そして、これにより、開放レバ
ー162のロックは解かれ、図9(b)のに示すよう
に、開放レバー162は任意にスライド操作が可能な状
態になり、さらにこのスライド操作の結果として、図9
(b)のに示すように、排紙部カバー169を開けるこ
とができるようになる。
【0051】従って、今度は、必要に応じて開放レバー
162をスライド操作することにより、図3に示すよう
に、排紙トレー28を兼ねた排紙部カバー169を開
き、印字装置本体25内部の定着器19や、感光ベルト
22の取り扱いを可能にし、保守点検を行なうことがで
きる。
【0052】そして、このときは、反転送紙装置26は
印字装置本体25から必ず離されているので、図3から
明らかなように、排紙部カバー169を開いても、この
排紙部カバー169の後部(図2では左端部)が反転送紙
装置26に当る虞れは全くなく、勿論、破損の虞れも全
くない。
【0053】従って、この実施形態によれば、片面プリ
ント用の印字装置本体25に、反転送紙装置26を付加
だけで両面プリント機能を与えるようにた両面印字装置
において、反転送紙装置26や排紙部カバー169の破
損につながるような誤操作の発生を未然に、しかも確実
に防止することができる。
【0054】そして、この結果、上記実施形態によれ
ば、片面プリント用の印字装置に大幅な改造を加えるこ
となく、反転送紙装置の付加だけで両面プリント機能を
与えるようにした両面印字装置の利点を充分に活かし、
小型、低価格で使い勝手の良い両面印字装置を容易に提
供することができる。
【0055】なお、以上の実施形態では、開放が禁止さ
れるカバーが排紙部カバー169の場合について説明し
たが、本発明は、排紙部カバーに限らず、印字装置本体
の何れの部分のカバーにも適用可能なことは言うまでも
ない。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、印字装置の本体に大き
な改造を要せず、また、印字装置本体が持っている操作
性を損なうことなく、誤操作による装置の損傷や、印刷
データ喪失の虞れのない両面印字装置を容易に得ること
ができる。そして、この結果、小型で低価格、且つ使い
勝手の良い両面印字装置を容易に提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による両面印字装置の一実施形態を示す
断面図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる両面印字装置の動
作を説明するための断面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる両面印字装置の動
作を説明するための断面図である。
【図4】従来技術による両面印字装置の一例を示す断面
図である。
【図5】従来技術による両面印字装置に使用される反転
送紙装置の一例を示す説明図である。
【図6】従来技術による両面印字装置の制御ブロック図
である。
【図7】従来技術による両面印字装置の動作を説明する
ための断面図である。
【図8】従来技術による両面印字装置の動作を説明する
ための断面図である。
【図9】本発明の一実施形態における開放制止機構の説
明図である。
【符号の説明】
1〜4 現像器 5 光学ユニット 6、7 給紙カセット 8 帯電器 9 反転一時収納部 10、24 給紙ローラ 11、17 切替器 12 レジストローラ 13 転写ローラ 14 用紙ガイド 15 除電器 16 搬送ローラ 17 切替器 18 排紙ローラ 19 定着器 20 クリーナ 21 転写ドラム 22 感光ベルト 23 クリーナ 25 印字装置本体 26 反転送紙装置 27 用紙 28 排紙トレー 29 用紙検知器 30 印字装置本体制御部 31 反転送紙装置制御部 160 イレーズランプ 161 検知器 162 開放レバー 163 開放制止アーム 164 ロックピン 165 ばね 166、170 固定軸 167 フック部 168 突部 169 排紙部カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C055 KK00 KK02 KK15 2C061 AP01 AQ06 AR03 AS02 BB08 BB15 BB21 BB35 CD07 CD13 CD14 2C062 RA06 2H071 AA03 AA05 AA13 AA14 AA18 AA20 DA23 3F100 AA01 BA27 CA12 CA15 EA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面印字用の印字装置本体に、排紙切替
    部と用紙搬送部、用紙引込部、それに反転駆動部とを備
    えた反転送紙装置を外部に付加することにより両面印字
    機能を付与した両面印字装置において、 前記反転送紙装置を前記印字装置本体に組付けることに
    より作動する開放制止機構を設け、 該開放抑止機構の作動により、前記印字装置本体のカバ
    ー部材の開放が抑止されるように構成したことを特徴と
    する、両面印字装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、 前記印字装置本体のカバー部材が、前記印字装置本体の
    上面に位置する排紙部カバーであることを特徴とする両
    面印字装置。
JP10314925A 1998-11-05 1998-11-05 両面印字装置 Pending JP2000141778A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004269134A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Seiko Epson Corp 記録装置及び液体噴射装置
US7529506B2 (en) 2005-01-31 2009-05-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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