JP2000141751A - レーザープリンタ - Google Patents

レーザープリンタ

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JP2000141751A
JP2000141751A JP10322358A JP32235898A JP2000141751A JP 2000141751 A JP2000141751 A JP 2000141751A JP 10322358 A JP10322358 A JP 10322358A JP 32235898 A JP32235898 A JP 32235898A JP 2000141751 A JP2000141751 A JP 2000141751A
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JP
Japan
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printed
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Pending
Application number
JP10322358A
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English (en)
Inventor
Masanori Asakura
正則 朝倉
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーザービームの出力を制御してスムージング
を行い、画質の向上を図る。 【解決手段】黒色で印字される領域のうち、左右周縁部
の画像データを印字するときには、レーザービームの出
力を制限することにより、境界域にある画素のドット寸
法を小さくして、スムージング処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スムージング処理
を施すことにより、画質の向上を図ったレーザープリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式ページプリンタの1つである
レーザープリンタは、印刷速度が速く、解像度が高いこ
とから、複写機やファクシミリ装置などにも内蔵される
ようになっている。図5は、レーザープリンタの基本的
な仕組みを模式的に示した図である。
【0003】印字される2値化された画像信号は、画信
号処理回路100によって、半導体レーザー101から
出力されるレーザービームを変調する。半導体レーザー
101から出力されたレーザービームは、回転多面鏡
(ポリゴンミラー)102で反射され、感光ドラム10
3上に走査される。次いで、レーザービームが走査され
た感光ドラム103上にトナーを付着させ、このトナー
を記録紙に転写させて定着させれば、画像データが記録
紙に記録される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
レーザープリンタでは、黒色で印刷される領域の周縁部
にジャギー(文字や線などのギザギザ)ができる場合が
あった。このようなジャギーができないように、スムー
ジング(平滑化)処理を施すことができるが、この処理
は画素(ドット)単位でのみ可能であり、それ以上の画
質の向上は図れなかった。
【0005】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、レーザービームの出力を制御して、スムージ
ングを行い、画質の向上を図ったレーザープリンタを提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のレーザープリンタは、黒
色で印字される領域のうち、左右周縁部の画像データを
印字するときには、レーザービームの出力を制限するこ
とにより、境界域にある画素のドット寸法を小さくし
て、スムージング処理を行うことを特徴としている。す
なわち、本発明のレーザープリンタは、レーザービーム
の出力を制限する(絞る)ことによって、ドット寸法よ
りも詳細な単位で、印字画像の主走査方向のスムージン
グを行う。
【0007】請求項2では、請求項1において、印加す
る信号のデューティ比を小さくして、レーザービームの
出力を制限することを特徴としている。例えば、黒色で
印字される領域のうち、左右周縁部以外を印字するとき
は、出力時間を100%とした信号を印加し、左右周縁
部を印字するときは、出力時間を50%とした信号を印
加する。
【0008】請求項3では、請求項1又は請求項2にお
いて、印字すべき画素を中心とした複数の画素でマトリ
クスを形成し、中心の画素を印字するときには、周囲の
画素のパターンによって、レーザービームの出力の制限
を判断することを特徴としている。例えば、3ライン分
の3画素で3×3マトリクスを形成し、マトリクスの中
心となる注目画素を印字するときに、注目画素以外の周
囲の黒画素が、階段状に構成されていれば、レーザービ
ームの出力を制限して、滑らかな斜形状になるようにす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、レーザープリン
タの構成の一例を示したブロック図である。ここでは、
レーザープリンタ1の画信号処理回路(図5参照)のV
IDEO入力からVIDEO出力までを行う構成を示し
ている。
【0010】また、ここでは、2ライン分の画素を、1
画素ずつずらせながら、3画素ずつで、3×2マトリク
ス11を形成している。すなわち、印字すべき画素を中
心とした複数の画素でマトリクス11を形成している。
なお、中心の印字すべき画素を注目画素と呼び、マトリ
クス11内に「○」を付して示している。3×2マトリ
クス11を構成するため、注目画素を含むラインの前ラ
インとなる1ライン分の画素を格納する1ラインメモリ
(FIFO)10を設けており、1画素ずつのVIDE
O入力があれば、1ラインメモリ10は、格納している
画素データを1画素ずつずらせながら、マトリクス11
に1画素ずつを出力している。
【0011】判定回路12は、予め設定されている複数
の画素パターンのうち、マトリクス11を構成している
画素パターンと一致する画素パターンを検索し、その画
素パターンに従って、印字すべき注目画素について判定
する。すなわち、周囲の画素パターンによって、注目画
素に対するレーザービームの出力の制限を判断する。な
お、注目画素を白画素とする場合は、レーザービームは
出力しない。
【0012】ここでは、注目画素を印字する場合に、印
加する信号のデューティ比を4段階(100%、75
%、50%、25%)で調整するようになっており、予
め、各々の信号生成回路13a〜13dで作成された信
号を、各々の微調整回路14a〜14dでデューティ調
整しておく。そして、判定回路12の判定結果に基づい
て、選択スイッチ(SW)15によって、VIDEO出
力として印加する信号を選択する。
【0013】すなわち、印加する信号のデューティ比を
小さくして、レーザービームの出力を制限することがで
きる。図2には、印加する信号の例を示しており、出力
時間を100%とした信号を印加すれば、通常の印字が
されるが、75%、50%、25%とデューティ比を小
さくしていけば、順に、印字する画素のドット寸法を小
さくできる。
【0014】図3には、判定回路12が、注目画素に対
するレーザービーム出力の判定に用いる画素パターンの
例を示している。同図(a)は、3×2マトリクス11
のうち、主走査方向の右縁の突出をなくすため、注目画
素a1に対するレーザービームの出力を制限して(例え
ば、信号のデューティ比を50%)、注目画素a2を印
字している。同図(b)は、3×2マトリクス11のう
ち、主走査方向の右縁のへこみをなくすため、注目画素
b1に対するレーザービームの出力を制限して(例え
ば、信号のデューティ比を50%)、注目画素b2を印
字している。
【0015】同図(c)は、3×2マトリクス11のう
ち、主走査方向の左縁の突出をなくすため、注目画素c
1に対するレーザービームの出力を制限して(例えば、
信号のデューティ比を50%)、注目画素c2を印字し
ている。同図(d)は、3×2マトリクス11のうち、
主走査方向の左縁のへこみをなくすため、注目画素d1
に対するレーザービームの出力を制限して(例えば、信
号のデューティ比を50%)、注目画素d2を印字して
いる。
【0016】このようなパターンに従って、レーザービ
ームの出力を制御することにより、黒色で印字される領
域のうち、左右周縁部の境界域にある画素を、ドット単
位ではなく、ドット寸法を小さくして、詳細にスムージ
ング処理を施すことができる。なお、ここに示した画素
パターンは例に過ぎず、例えば、マトリクス11を、例
えば、3ライン分の3画素ずつで構成するようにしても
よい(3×3マトリクス)。この場合、2ライン目の2
画素目を、注目画素(中心の画素)とすればよい。
【0017】次に、レーザープリンタの他の構成の一例
を図4にブロック図で示す。ここでも、図1と同様に、
レーザープリンタ2の画信号処理回路(図5参照)のV
IDEO入力からVIDEO出力までの構成を示してい
る。ところが、ここでは、VIDEO入力は2値化デー
タではなく、多値データで入力され、印字される所定面
積内の画素の密度(濃度)が多階調(複数段階)になっ
ている。
【0018】入力されたデータは、デコーダ20によっ
て解読され、印字すべき濃度が判定される。ここでは、
濃度に応じて、印加する信号のデューティ比を4段階
(100%、75%、50%、25%)で調整するよう
になっており、予め、各々の信号生成回路21a〜21
dで作成された信号を、各々の微調整回路22a〜22
dでデューティ調整しておく。そして、デコーダ20が
解析した濃度情報に基づいて、選択スイッチ(SW)2
3により、VIDEO出力として印加する信号を選択す
る。
【0019】すなわち、印加する信号のデューティ比を
小さくして、レーザービームの出力を制限することがで
きる(図2参照)。出力時間を100%とした信号を印
加すれば、通常の印字がされるが、75%、50%、2
5%とデューティ比を小さくしていけば、印字する画素
のドット寸法は小さくなり、スムージングを行うことが
出来る。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載のレーザープリンタは、レーザー
ビームの出力を制御することによって、黒色で印字され
る領域のうち、左右周縁部の境界域にある画素を、ドッ
ト単位ではなく、ドット寸法を小さくして、詳細なスム
ージング処理を行うことができる。したがって、画像の
ジャギーが平滑化され、画質の向上を図ることができ
る。
【0021】請求項2では、印加する信号のデューティ
比を小さくして、レーザービームの出力を制限するの
で、簡単な制御で、画質の向上が図れる。請求項3で
は、複数の画素で構成されたマトリクスの中心の画素を
印字するときには、周囲の画素のパターンによって、レ
ーザービームの出力の制限を判断するので、予め画素パ
ターンを登録しておけば、簡単な処理で画質の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザープリンタの構成の一例を示す
ブロック図である。
【図2】レーザービームの出力の制限を説明する図であ
る。
【図3】注目画素を印字するときに、レーザービームの
出力制御の判断に用いられるマトリクスの画素パターン
を示す図である。
【図4】本発明のレーザープリンタの他の構成の一例を
示すブロック図である。
【図5】レーザープリンタの基本的な仕組みを模式的に
示した図である。
【符号の説明】
1,2 レーザープリンタ 11 3×2マトリクス 12 判定回路 13a〜13d,21a〜21d 信号生成回路 14a〜14d,22a〜22d 微調整回路 15,23 選択スイッチ 20 デコーダ 100 画信号処理回路 101 半導体レーザー 102 回転多面鏡 103 感光ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA05 AA24 AA26 AA27 AB13 BB01 BB10 BB44 DA03 DA09 DA12 2C362 AA22 AA24 AA32 CB16 CB17 CB37 5C074 AA02 AA04 BB03 CC26 DD05 DD11 EE11 FF11 HH02 HH10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】黒色で印字される領域のうち、左右周縁部
    の画像データを印字するときには、レーザービームの出
    力を制限することにより、境界域にある画素のドット寸
    法を小さくして、スムージング処理を行うことを特徴と
    するレーザープリンタ。
  2. 【請求項2】請求項1において、印加する信号のデュー
    ティ比を小さくして、レーザービームの出力を制限する
    ことを特徴とするレーザープリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、 印字すべき画素を中心とした複数の画素でマトリクスを
    形成し、 中心の画素を印字するときには、周囲の画素のパターン
    によって、レーザービームの出力の制限を判断すること
    を特徴とするレーザープリンタ。
JP10322358A 1998-11-12 1998-11-12 レーザープリンタ Pending JP2000141751A (ja)

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JP10322358A JP2000141751A (ja) 1998-11-12 1998-11-12 レーザープリンタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8194282B2 (en) 2003-08-27 2012-06-05 Marvell International Technology Ltd. Image forming apparatus for identifying undesirable toner placement

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8194282B2 (en) 2003-08-27 2012-06-05 Marvell International Technology Ltd. Image forming apparatus for identifying undesirable toner placement

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030805