JP2001353905A - 印刷装置及びその解像度変換方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

印刷装置及びその解像度変換方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001353905A
JP2001353905A JP2000175763A JP2000175763A JP2001353905A JP 2001353905 A JP2001353905 A JP 2001353905A JP 2000175763 A JP2000175763 A JP 2000175763A JP 2000175763 A JP2000175763 A JP 2000175763A JP 2001353905 A JP2001353905 A JP 2001353905A
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Sanae Ikeda
早苗 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 元画像を解像度変換を行って2値出力するこ
とによる濃度変化を極小化し、その元画像を可能な限り
忠実に再現する。 【解決手段】 主走査方向と副走査方向を異なる解像度
で印刷することが可能な2値出力のプリンタにおいて、
そのプリンタ内部のコントローラは、ホストコンピュー
タから入力された元画像の印刷データをN値のラスタデ
ータに展開すると共に、そのラスタデータを構成するN
値の1画素毎に、M個の2値画素に変換し、その2値画
素の配列に応じたビデオ信号をプリンタエンジンに送
る。コントローラは、変換に際して、元画像の注目画素
(N値の1画素)の濃度と、その注目画素と同じスキャ
ンライン上に並ぶ隣接画素の濃度との比較結果に基づい
て、その注目画素に対応するM個の2値画素の配置を決
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置及びその
解像度変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザビームプリンタやイン
クジェットプリンタ等のドットマトリクス式のページプ
リンタにおいては、図形や文字等のベクトルデータを、
画素(ドット)の集合で構成されるラスタデータに変換
し、そのラスタデータを、1ページ分の内部メモリ空間
に展開する。そして、内部メモリ内のラスタデータは、
用紙等の記録媒体上の所定位置(各画素面積に相当する
範囲)に、トナーやインクを付着させることによって可
視画像として印刷される。
【0003】即ち、上記のような従来のページプリンタ
の印刷機構について、レーザビーム型プリンタを例に、
より具体的に説明する。
【0004】ホストコンピュータから送られた印刷デー
タは、プリンタ内部のプリンタコントローラによって画
素データの集合であるラスタデータに展開される。この
とき所定の単位面積当たりに存在すると想定されている
ラスタデータの構成画素数を「データ解像度」と呼ぶ。
【0005】次に、上記ラスタデータを基にビデオ信号
が作られ、そのビデオ信号は、レーザ光のON/OFF
を制御するレーザ駆動信号に変換される。このレーザ駆
動信号(ビデオ信号)に基づいて発射されるレーザ光
は、予め負の電荷により帯電されている感光ドラムに照
射される。
【0006】レーザ駆動信号に応じたレーザビームが帯
電感光ドラム上を走査すると、ビームが照射された部分
の電荷が消えるため、照射されなかった部分との間に電
位差が生じ、れにより、帯電感光ドラム上には、上記の
ラスタデータと同じ形の潜像ができる。そして、このよ
うな潜像を持つドラム上に、正の電荷を持つトナーを付
着させることによって、可視像が形成される。
【0007】このような手順で印刷を行う印刷装置にお
いては、レーザ光の走査方向は、用紙の搬送方向に対し
て水平及び垂直方向の2種類が必要である。即ち、レー
ザ光による感光ドラムの走査工程においては、まず、感
光ドラム上の走査対象のラインを、当該感光ドラムに対
して水平方向にレーザ光で走査する(主走査)。このラ
インの走査が終了すると、次のラインを走査するため、
感光ドラムを回転させて主走査の開始位置を当該感光ド
ラムに対して垂直方向へずらす(副走査)。これにより
用紙上の2次元領域に潜像が形成される。このとき、感
光ドラム上の所定の単位面積あたりに表現可能な画素数
を「エンジン解像度」と呼ぶ。
【0008】主走査方向のエンジン解像度は、レーザ光
がON/OFFされる間隔に応じて決定される。また、
副走査方向のエンジン解像度は、走査すべきラインを次
のラインに変更するときの感光ドラムの回転角度に応じ
て決定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ラスタデー
タの各画素が持つ情報は、1画素に対して何ビットの情
報で構成するかに応じて異なる。
【0010】一般的なカラー印刷装置においては、1画
素に対して複数ビットの画像情報(デジタル多値画像デ
ータ)を処理する(即ち、複数ビットの画像情報の持つ
レベルに応じて、画素の濃度を変化させる)ことが可能
である。このようなカラー印刷装置における濃度の表現
方法としては、レーザ光の強度を変化させて濃度を表現
する方法と、レーザ光の強度は略一定にしたままで照射
時間を変化させ、各画素のトナー付着面積を変えること
により濃度を表現する方法とがあるが、何れの場合も、
解像度が同じであれば、デジタル多値画像データの濃度
レベル数(階調)が多いほど高い印刷品位が得られる。
【0011】一方、モノクロ印刷装置では、1画素につ
き1ビット(0または1の2値)の画像情報(2値画像
データ)のみを処理することが可能である場合が多い。
このとき、印刷データは、レーザ光のONまたはOFF
によって表現され、各画素の濃度または面積は常に略一
定である。従って、モノクロ印刷装置においてホストコ
ンピュータから受け取る印刷データが上記のようなデジ
タル多値画像データである場合には、そのデータをモノ
クロ印刷装置において何らかの処理を行って2値データ
に変換する必要があるが、この場合、各画素に対して所
定の閾値を設け、その閾値と画素濃度との比較結果に従
って0または1の2値に変換する方法が採られるのが一
般的である。
【0012】しかしながら、この変換過程において画素
情報が欠落するため、2値化した画像の画質は、入力さ
れたデジタル多値画像データと比較して低下する。
【0013】即ち、中間濃度を持つ多値画像データを上
記の如く2値化する場合、1画素でN階調表現していた
ものを、1画素2値のデータに変換するため、階調情報
が(N/2)となり、印刷品位が著しく低下するという
問題がある。
【0014】また、中間濃度による印刷を画素単位で行
うことが不可能なモノクロ印刷装置においては、高解像
度化によって画質の向上を求めることができるが、デー
タ解像度が高くなればなるほど、ホストコンピュータか
ら渡された印刷データをラスタデータに展開する処理時
間が長くなり、印刷装置としてのスループットが低下す
る。
【0015】即ち、上述した従来のカラー印刷装置にお
いては、データ解像度に応じたエンジン解像度で出力さ
れた場合に最適な印刷品位が保たれる。一方、画素単位
での中間濃度による印刷が不可能なモノクロ印刷装置の
場合、印刷品位を向上させるためにはデータ解像度とエ
ンジン解像度を共に上げる必要がある。このとき、主走
査方向の解像度は、レーザ光のON/OFF間隔の制御
により電気的に変更可能であるので、エンジンスピード
に対する影響は比較的小さいと言える。しかしながら、
副走査方向の解像度を上げる場合、ドラム回転角度が小
さくなるため、エンジンスピードが遅くなり、結果とし
て、印刷時間に大きく影響するという問題がある。
【0016】そこで本発明は、元画像を解像度変換を行
って2値出力することによる濃度変化を極小化し、その
元画像を可能な限り忠実に再現する印刷装置及びその解
像度変換方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る印刷装置は、以下の構成を特徴とす
る。
【0018】即ち、主走査方向及び副走査方向を異なる
解像度で印刷可能な2値出力の印刷装置であって、入力
される元画像の印刷データをN値のラスタデータに展開
すると共に、そのラスタデータを構成するN値の1画素
毎に、M個の2値画素に変換する変換手段と、前記変換
手段によって得られた前記N値の1画素毎にM個の前記
2値画素の配置を、前記元画像内の注目画素である前記
N値の1画素の濃度と、その注目画素と同じ走査ライン
上に並ぶ両隣の隣接画素の濃度との比較結果に基づいて
決定する配置手段と、前記配置手段によって配置された
複数の2値画素に応じたビデオ信号を出力する出力手段
とを備えることを特徴とする。
【0019】好適な実施形態において、前記配置手段
は、前記隣接画素の濃度比を求める算出手段と、前記算
出手段によって算出された濃度比に応じて、前記注目画
素毎にM個の2値画素の配置を決定する決定手段とを含
むと良い。
【0020】また、上記の装置構成において、前記変換
手段が前記N値のラスタデータより高解像度のM個の2
値画素に変換する場合においては、前記決定手段によ
り、前記M個の2値画素に含まれる点灯画素を、前記隣
接画素のうち濃度の高い方に配置すると良い。
【0021】また、上記の同目的を達成するため、本発
明に係る印刷装置の解像度変換方法は、以下の構成を特
徴とする。
【0022】即ち、主走査方向及び副走査方向を異なる
解像度で印刷可能な2値出力の印刷装置の解像度変換方
法であって、入力される元画像の印刷データをN値のラ
スタデータに展開すると共に、そのラスタデータを構成
するN値の1画素毎に、M個の2値画素に変換する変換
工程と、前記変換工程にて入手した前記N値の1画素毎
にM個の前記2値画素の配置を、前記元画像内の注目画
素である前記N値の1画素の濃度と、その注目画素と同
じ走査ライン上に並ぶ両隣の隣接画素の濃度との比較結
果に基づいて決定する配置工程と、前記配置工程にて決
定した複数の2値画素の配置に応じたビデオ信号を出力
する出力工程とを有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る印刷装置(プ
リンタ)を、ホストコンピュータと、レーザビームプリ
ンタやインクジェットプリンタ等のドットマトリクス式
の印刷装置とからなる印刷システムに適用した実施形態
として、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】[第1の実施形態]図1は、本発明を適用
可能な印刷システムの構成を概説するブロック図であ
り、ホストコンピュータ1とプリンタ2によって構成さ
れる。
【0025】同図において、ホストコンピュータ1は、
ハードディスク等の記録媒体に予め格納されたソフトウ
エアプログラムをCPUにて実行することにより、印刷
データの生成やプリンタ2への描画命令等を実現可能な
一般的なコンピュータであり、本実施形態における詳細
な説明は省略する。
【0026】また、プリンタ2は、ホストコンピュータ
1より入力される印刷データを後述する方法に従って所
定の解像度の多値ラスタデータ変換し、印刷信号(ビデ
オ信号)として描画部(エンジン)22に出力する描画
解析部(コントローラ)21と、コントローラ21より
受け取った印刷信号に従って印刷機構(不図示)を駆動
することにより、記録紙等への描画(印刷)を行う描画
部(プリンタエンジン)22とにより構成される。尚、
プリンタ2の印刷機構については、一般的なものを採用
可能であるので本実施形態における説明は省略する。
【0027】ここで、本実施形態の特徴について概説す
る。
【0028】図2は、第1の実施形態に係る印刷装置の
動作を説明する図であり、後述する図5乃至図9のフロ
ーチャートに破線で示す「工程1」の処理を示す。
【0029】本実施形態では、プリンタ2が2値出力の
み可能な場合において、コントローラ21は、所定の解
像度の多値ラスタデータをエンジン22に印刷信号とし
て送るのではなく、多値画素を任意の面積からなる2値
画素に変換する。即ち、N値(本実施形態では4値(図
2)であり、1画素につき2ビット以上の情報を有す
る)のオリジナル印刷データを処理するに際して、コン
トローラ21にて展開されたN値のラスタデータをエン
ジン22にビデオ信号として送る際に、N値の1画素
を、M個(但し、Mは、2≦M≦Nとなる値)の2値画
素に変換することにより、印刷すべき画像を高解像度で
出力することを可能とする。
【0030】図2に示す方法によれば、着目画素が中間
濃度を持つ場合には、濃度に応じて変換後の単位領域
(元画素サイズに対応する)内の点灯画素(ここで、点
灯画素とは、2値画素であってその画素の画素値がビデ
オ信号のオン(例えばレーザパルス照射)に相当する画
素である。以下同様)が決められるが、各画素の配置は
任意であり、これらを制御する方法はないので、同じ濃
度の画素であれば周囲の画素状況に関係なく、単位領域
内の同じ位置に点灯画素が配置される。
【0031】このため、特に濃度が薄い領域では孤立画
素が発生しやすく、また段階的に濃度が変化していく領
域でも、濃度変化を忠実に再現することができない場合
がある。
【0032】図3は、連続した濃度変化を持つ画素列に
ついて、図2に示す変換に基づく配置変換を行った場合
の変換前と変換後の画素配置を例示する図であり、濃度
変化を忠実に再現することができない場合を例示してい
る。図3の例では、単位領域内の画素は常に左寄りに配
置されるので、元画像の濃度変化の方向によっては、配
置変換後の画素分布が元の濃度変化に対応しない。
【0033】そこで、本実施形態では、プリンタ2が主
走査方向と副走査方向を異なる解像度で印刷することが
可能な場合において、上記の工程1においてM個の2値
画素に変換するに際して、現在着目している元画像の注
目画素の濃度と、その注目画素と同じスキャンライン上
に並ぶ隣接画素の濃度との比較結果に基づいて、それら
複数画素の変換後の配置を決定する。
【0034】図4は、第1の実施形態に係る印刷装置の
動作を説明する図であり、後述する図5乃至図9のフロ
ーチャートに破線で示す「工程2」の処理を示す。
【0035】図4の例では、着目画素(注目画素)が中
間調濃度を持つ場合、隣接する両側の画素(隣接画素)
を比較対照として、それら隣接画素のうち濃度の高い画
素に近い位置に配置されるように、着目画素の配置を変
換する。これにより、エンジン2の処理スピードに影響
する走査方向の解像度は変えずに、処理スピードに影響
しない方向の解像度を上げることができ、解像度変換後
の孤立画素の発生を抑制することができるので、元画像
の濃度変化を可能な限り忠実に再現することが可能とな
る。
【0036】以下、本実施形態においてコントローラ2
1が実行する変換処理について詳細に説明する。
【0037】図5乃至図9は、第1の実施形態における
変換処理の手順を示すフローチャートであり、プリンタ
2のコントローラ21に設けられたCPUが実行するソ
フトウエアの構成を示す。
【0038】コントローラ21は、図5のステップS1
1でホストコンピュータ1から印刷データを受け取る
と、ステップS12で印刷データを解析し、その印刷デ
ータを、一般的な手法によってラスタデータに展開す
る。このラスタデータは、ステップS13でコントロー
ラ21内部の所定のメモリ領域RAS_source[x][y]
に格納する(xは主走査方向の画素番号、yは副走査方
向の画素番号を示す)。
【0039】次に、ステップS14で印刷データの解像
度を取得し、コントローラ21内部の所定のメモリ領域
D_rslに格納する。
【0040】ステップS15において、主走査方向に対
して設定可能なエンジン解像度群P_rslXを、プリンタ
2の描画部22より獲得する。ここで、エンジン解像度
は、感光ドラム上の所定の単位面積あたりに表現可能な
画素数である。
【0041】ステップS16では変数nを初期化し、ス
テップS17でエンジン解像度P_rslX[n]とデータ解
像度D_rslを比較する。ここで、データ解像度は、所定
の単位面積当たりに存在すると想定されているラスタデ
ータの構成画素数である。
【0042】ステップS17の判断においてデータ解像
度の方がエンジン解像度より大きい場合は、次に可能な
解像度を取り出すため、ステップS19で変数nをイン
クリメントしステップS17に戻る。一方、ステップS
17で可能なエンジン解像度がデータ解像度と同じかそ
れより高い場合には、ステップS18で主走査方向エン
ジン解像度をE_rslXにセットする。
【0043】図6のステップS20では、主走査方向と
異なる解像度を副走査方向に設定可能か否かを判断す
る。この判断で設定不可能な場合は、ステップS21で
主走査方向の解像度と同じ値を副走査方向の解像度と
し、ステップS26に移行する。一方、ステップS20
で設定可能な場合は、ステップS22で変数nを初期化
し、ステップS23で設定可能なエンジン解像度P_rsl
Y[n]と、(データ解像度/印刷速度倍速値)すなわち
(D_rsl/SPCnt1)を比較する。
【0044】ステップS23の判断でデータ解像度の方
が大きい場合は、次に可能な解像度を取り出すため、ス
テップS24で変数nをインクリメントしステップS2
3に戻る。一方、ステップS23で可能なエンジン解像
度か(データ解像度/印刷速度倍速値)と同じかそれよ
り高い場合には、ステップS25で副走査方向のエンジ
ン解像度E_rslYにセットする。ステップS26では、
展開されているラスタデータの幅(Ras_wd)と高さ
(Ras_ht)を、ステップS13にてRAS_source[x]
[y]に格納した情報の中から、プリンタ2の描画解析部
21に取得する。
【0045】図7のステップS27で元画像(ラスタデ
ータ)の階調数を、ステップS13にてRAS_source
[x][y]に格納した情報の中から、プリンタ2の描画解
析部21に取得し、S_Levelにセットする。
【0046】ステップS28,ステップS29でエンジ
ン解像度とデータ解像度とに基づいて主走査方向及び副
走査方向それぞれの座標拡大率Ext_cntX,Ext_cntY
を、 Ext_cntX=E_rslX/D_rsl, Ext_cntY=E_rslY/D_rsl, なる式により算出する。
【0047】ステップS30で元画素の分割数(2値化
時に使用する閾値数)D_Levelを、 D_Level=(Ext_cntX×Ext_cntY)+1, なる式により算出する。
【0048】ステップS31からステップS34では、
元画素(変換前)の濃度に対する変換後濃度テーブル
(D_Level個)を作成する。
【0049】即ち、ステップS31で変数nを初期化
し、ステップS32で低濃度の方から閾値を計算する。
具体的には、元画素階調数S_Levelを分割数D_Levelで
割った数にnをかけたものを四捨五入して、元濃度に対
する変換後の単位領域内濃度とする。これを元階調数分
繰り返して各々の値をDensity_tbl[n]に格納してい
く。これにより、元画素濃度0〜(S_Level-1)に対す
る、変換後の単位領域内濃度を求めるテーブルDensity_
tbl[S_Level]が作成される。
【0050】テーブルDensity_tbl[S_Level]の作成が
終了したら、ステップS35でエンジン送信用バッファ
RAS_destを獲得する。サイズは(解像度変換後の副
走査ライン数)x(副走査方向の拡大率)で、ここにオ
リジナルラスタデータの1主走査分の変換処理結果を格
納する。
【0051】図8のステップS36でラスタデータの画
素位置指定に使用する変数v(副走査方向)を初期化す
る。ステップS37で変数vを元画像ラスタデータの高
さと比較し、副走査の最終ラインか否かを判断する。最
終ラインの処理が終われば終了する。最終ラインでない
場合は、ステップS38でラスタデータの画素位置指定
に使用する変数h(主走査方向)を初期化する。
【0052】ステップS39で着目画素の前画素(例え
ば、着目画素の左隣の画素)の濃度(D_bfr)、ステッ
プS40で着目画素濃度(D_crt)、ステップS41で
着目画素の次画素(例えば、着目画素の右隣の画素)の
濃度(D_nxt)を格納するための変数をそれぞれ初期化
する。このとき、着目画素以外は0、着目画素は濃度R
AS_source[h][v]に対応する変換後の単位領域内画
素濃度を、前述した如く作成したテーブルDensity_tbl
[S_Level]のテーブル参照により求め、D_crtに格納す
る。
【0053】ステップS42でhを元画像ラスタデータ
の幅と比較し、当該主走査の最終画素か否かを判断す
る。最終画素の場合はステップS43でRAS_destに
格納された変換後のラスタデータをエンジンに送り、ス
テップS44で元画像ラスタデータの副走査位置をイン
クリメントしてステップS37に戻る。まだ最終画素で
ない場合は、ステップS45で着目画素が主走査最方向
の最終位置か否かを判断し、最終位置である場合は、ス
テップS46でD_nxt=0とし、最終位置でない場合は
ステップS47でD_nxtを求める。
【0054】ステップS48で変換後の単位領域内の処
理画素数をカウントする変数lcntを初期化し、ステッ
プS49で着目画素の前後の画素濃度を比較する。比較
の結果、D_bfrがD_nxtより小さい場合には、着目画素
の変換後の画素を次画素寄りに配置するため、ステップ
S51で変換後の画素を格納するバッファRAS_dest
の主走査方向の位置を示す変数xcntを(Ext_cntX-
1)で初期化する。一方、D_bfrがD_nxtと同じか大き
い場合には、着目画素の変換後の画素を前画素寄りに配
置するため、ステップS50でxcntを0で初期化す
る。
【0055】次に、図9のステップS52で副走査方向
の位置を示すycntを0で初期化し、変換後画素の配列
RAS_destを作成する。ステップS53で処理済みの
画素lcntがD_crtより小さい間はステップS54で現
在処理中の画素を点灯させ、D_crtを越えた場合はそれ
以後の画素は非点灯とする(ステップS55)。
【0056】次に、1画素処理が終わる度にステップS
56でlcntをD_Levelと比較し、単位領域内の画素全
ての処理が終了すると、ステップS57で元画像の主走
査位置hをインクリメントし、ステップS58でD_brf
にD_crtを、ステップS59でD_crtにD_nxtを代入し
てステップS42へ戻る。
【0057】ステップS56の判断でまだ終了していな
い場合は、ステップS60でlcntをインクリメント
し、ステップS61で単位領域内の副走査位置ycntが
Ext_cntYより小さいか否かを判断する。この判断の結
果、小さい場合はステップS62でycntをインクリメ
ントしてステップS53に戻る。越えた場合は、ステッ
プS63でD_bfrとD_nxtを比較することにより、単位
領域内の画素配置か前画素寄りか次画素よりかを判断
し、前画素寄りであればステップS65でxcntをイン
クリメント、次画素寄りであればステップS64でxcn
tをデクリメントしてステップS52へ戻る。
【0058】上述した図5乃至図9の各ステップを、元
画像のラスタデータを構成する各画素について行い、1
主走査(1ライン)ずつエンジン22へ送る。このよう
な一連の処理を、全てのラインについて終了するまで繰
り返し行う。
【0059】以上説明した本実施形態によれば、多値画
像をそれより高解像度の2値画像に変換する際、隣接す
る画素のうち濃度の高い方へ点灯画素を配置すること
で、元画像の濃度変化を忠実に再現することが可能とな
る。
【0060】[第2の実施形態]次に、上述した第1の
実施形態に係る印刷装置を基本とする第2の実施形態を
説明する。以下の説明においては、第1の実施形態と同
様な構成については重複する説明を省略し、本実施形態
における特徴的な部分を中心に説明する。
【0061】本実施形態では、第1の実施形態における
「工程1」に、隣接画素の濃度比を求める「工程3」
と、算出した濃度比に応じて変換後の画素配置を決定す
る「工程4」を含む。
【0062】以下、本実施形態においてコントローラ2
1が実行する変換処理について詳細に説明する。
【0063】図10乃至図12は、第2の実施形態にお
ける変換処理の手順を示すフローチャートであり、プリ
ンタ2のコントローラ21に設けられたCPUが実行す
るソフトウエアの構成を示す。
【0064】図10のステップS70より前の処理は、
第1の実施形態における図7のステップS35までの各
ステップの処理と同様であり、説明を省略する。
【0065】ステップS70でラスタデータの画素位置
指定に使用する変数v(副走査方向)を初期化する。ス
テップS71で変数vを元画像ラスタデータの高さと比
較し、副走査の最終ラインか否かを判断する。この判断
で最終ラインの処理が終われば終了する。一方、最終ラ
インでない場合は、ステップS72でラスタデータの画
素位置指定に使用する変数h(主走査方向)を初期化す
る。
【0066】ステップS73で着目画素の前画素濃度
(D_bfr)、ステップS74で着目画素濃度(D_cr
t)、ステップS75で着目画素の次画素濃度(D_nx
t)を格納するための変数をそれぞれ初期化する。この
とき、着目画素以外は0、着目画素は濃度RAS_sourc
e[h][v]に対応する変換後の単位領域内画素濃度を、
前述した如く作成したテーブルDensity_tbl[S_Level]
のテーブル参照により求め、D_crtに格納する。ステッ
プS76で変換後のラスタデータ(1スキャンライン
分)を格納する配列、RAS_dest[Ext_cntX][Ext_c
ntY]を0で初期化する。
【0067】ステップS77でhを元画像ラスタデータ
の幅と比較し、当該主走査の最終画素か否かを判断す
る。この判断で最終画素の場合はステップS78でRA
S_destに格納された変換後のラスタデータをエンジン
に送り、ステップS79で元画像ラスタデータの副走査
位置をインクリメントしてステップS72に戻る。一
方、まだ最終画素でない場合は、図11のステップS8
0で着目画素が主走査最方向の最終位置か否かを判断
し、最終位置である場合は、ステップS81でD_nxt=
0とし、最終位置でない場合はステップS82でD_nxt
を求める。
【0068】ステップS83で変換後の単位領域内の画
素のx座標位置を示す変数であって、前画素寄りに配置
するものの座標変数xcnt_bfrを0に初期化し、ステッ
プS84で次画素寄りに配置するものの座標変数xcnt_
nxtを(Ext_cntX-1)で初期化する。
【0069】同様にステップS85で、単位領域内の画
素のy座標位置を示す変数のうち、前画素寄りに配置す
るものの座標変数ycnt_brf、次画素寄りに配置するも
のの座標変数ycnt_nxtをそれぞれ0で初期化する。ス
テップS86で前画素寄りに配置する点灯画素数lcnt
_brfを、ステップS87で次画素寄りに配置する点灯
画素数lcnt_nxtを求める。このとき、両画素の濃度比
を着目画素の濃度に乗じた値(小数部は四捨五入)をそ
れぞれの点灯画素数とする。
【0070】ステップS88でD_bfrとD_nxtとを比較
し、その比較の結果、D_bfrがD_nxtより同じか大きい
場合には、ステップS89で着目画素の変換後の画素を
前画素寄りから配置することを示すフラグis_bfrをT
RUEとする。一方、小さい場合はステップS90でフ
ラグをFALSEとする。
【0071】図12のステップS91でフラグis_bfr
を参照し、TRUEの場合は前画素寄りの配置からスタ
ートする。
【0072】ステップS92で前画素寄りの点灯画素数
lcnt_bfrが0か否か判断する。この判断でlcnt_bfrが
0でない場合、ステップS93で前画素寄りに点灯画素
を配置(RAS_dest[xcnt_bfr][ycnt_bfr]]を1とす
る)し、ステップS94でlcnt_bfrをデクリメントす
る。ステップS96でycnt_bfrが領域内の最終副走査
ラインか否かを判断し、最終ラインでない場合はステッ
プS99でycnt_bfrをインクリメントする。一方、最
終ラインの場合は、ステップS97でycnt_bfrを0に
戻し、ステップS98でxcnt_bfrを1進める。
【0073】ここまで終了したら、ステップS100で
配置フラグis_bfrを切り替えてステップS91へ戻
り、次の点灯画素は次画素寄りに配置する。
【0074】一方、lcnt_bfrが0であればこれ以上前
画素寄りに配置する画素はないので、ステップS95で
次画素寄りに配置する画素が残っていないか否かを調べ
る。残っていない場合は当該単位領域内の配置は終了し
ているので、ステップS110でhをインクリメント
し、ステップS111でD_bfrを、ステップS112で
D_crtをそれぞれD_crt,D_nxtで置き換えてステップ
S77(図10)へ戻る。
【0075】同様に、ステップS91でis_bfrがFA
LSEの時は、ステップS101以降で次画素寄りに点
灯画素を配置する。ステップS101で次画素寄りの点
灯画素数lcnt_nxtが0か否か判断する。この判断でlcn
t_nxtが0でない場合、ステップS102で次画素寄り
に点灯画素を配置(RAS_dest[xcnt_nxt][ycnt_nx
t]]を1とする)し、ステップS103でlcnt_nxtをデ
クリメントする。
【0076】ステップS105でycnt_nxtが領域内の
最終副走査ラインか否かを判断し、この判断で最終ライ
ンでない場合はステップS18でycnt_bfrをインクリ
メントする。一方、最終ラインの場合は、ステップS1
06でycnt_nxtを0に戻し、ステップS107でxcnt
_nxtを1戻す。
【0077】ここまで終了したら、ステップS109で
配置フラグis_bfrを切り替えてステップS91へ戻
り、次の点灯画素は前画素寄り側へ配置する。
【0078】一方、lcnt_nxtが0であればこれ以上次
画素寄りに配置する画素はないので、ステップS104
で前画素寄りに配置する画素が残っていないか否かを調
べる。残っていない場合は当該単位領域内の配置は終了
しているので、ステップS110でhをインクリメント
し、ステップS111でD_bfrを、ステップS112で
D_crtをそれぞれD_crt,D_nxtで置き換えてステップ
S77(図10)へ戻る。
【0079】上述した各ステップを、元画像のラスタデ
ータを構成する各画素について行い、1主走査(1ライ
ン)ずつエンジン22へ送る。このような一連の処理
を、全てのラインについて終了するまで繰り返し行う。
【0080】以上説明した本実施形態によれば、第1の
実施形態と同様に、多値画像をそれより高解像度の2値
画像に変換する際、隣接する画素のうち濃度の高い方へ
点灯画素を配置することで、元画像の濃度変化を忠実に
再現することが可能となる。また、本実施形態の特徴的
な効果として、多値画像をそれより高解像度の2値画像
に変換する際、隣接する画素の濃度比を求め、濃度比に
応じて当該領域内の点灯画素を配置するので、なるべく
画素が孤立しないような配置によって、元画像の濃度変
化をより忠実に再現することか可能となる。
【0081】このように、上述した各実施形態によれ
ば、解像度変換後の孤立画素の発生を抑制し、元画像の
濃度変化をなるべく忠実に再現することが可能となる。
【0082】
【他の実施形態】尚、本発明は、複数の機器(例えばホ
ストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリ
ンタ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
等)に適用してもよい。
【0083】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。また、コンピュータが
読み出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0084】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
元画像を解像度変換を行って2値出力することによる濃
度変化を極小化し、その元画像を可能な限り忠実に再現
する印刷装置及びその解像度変換方法及びコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体の提供が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な印刷システムの構成を概説
するブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係る印刷装置の動作を説明す
る図である。
【図3】連続した濃度変化を持つ画素列について、図2
に示す変換に基づく配置変換を行った場合の変換前と変
換後の画素配置を例示する図である。
【図4】第1の実施形態に係る印刷装置の動作を説明す
る図である。
【図5】第1の実施形態における変換処理の手順を示す
フローチャートである。
【図6】第1の実施形態における変換処理の手順を示す
フローチャートである。
【図7】第1の実施形態における変換処理の手順を示す
フローチャートである。
【図8】第1の実施形態における変換処理の手順を示す
フローチャートである。
【図9】第1の実施形態における変換処理の手順を示す
フローチャートである。
【図10】第2の実施形態における変換処理の手順を示
すフローチャートである。
【図11】第2の実施形態における変換処理の手順を示
すフローチャートである。
【図12】第2の実施形態における変換処理の手順を示
すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/405 H04N 1/40 B 5C077 Fターム(参考) 2C062 AA27 2C262 AA02 AA05 AA17 AA24 AA26 AA27 AB13 BB01 BB07 BB14 BB20 BB27 DA09 DA16 5B057 AA11 CA02 CA08 CA12 CB02 CB07 CB12 CB16 CC02 CD06 CE13 DB02 DB05 DB09 DC22 5C074 AA05 BB03 DD06 EE11 FF05 5C076 AA21 BA02 BA06 BB04 BB05 CB04 5C077 NN07 NN17 PP20 PP47 PP68 PQ05 PQ20 RR02 SS02 TT03 TT05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向及び副走査方向を異なる解像
    度で印刷可能な2値出力の印刷装置であって、 入力される元画像の印刷データをN値のラスタデータに
    展開すると共に、そのラスタデータを構成するN値の1
    画素毎に、M個の2値画素に変換する変換手段と、 前記変換手段によって得られた前記N値の1画素毎にM
    個の前記2値画素の配置を、前記元画像内の注目画素で
    ある前記N値の1画素の濃度と、その注目画素と同じ走
    査ライン上に並ぶ両隣の隣接画素の濃度との比較結果に
    基づいて決定する配置手段と、 前記配置手段によって配置された複数の2値画素に応じ
    たビデオ信号を出力する出力手段と、を備えることを特
    徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記配置手段は、 前記隣接画素の濃度比を求める算出手段と、 前記算出手段によって算出された濃度比に応じて、前記
    注目画素毎にM個の2値画素の配置を決定する決定手段
    と、を含むことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段が前記N値のラスタデータ
    より高解像度のM個の2値画素に変換する場合におい
    て、 前記決定手段は、前記M個の2値画素に含まれる点灯画
    素を、前記隣接画素のうち濃度の高い方に配置すること
    を特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 主走査方向及び副走査方向を異なる解像
    度で印刷可能な2値出力の印刷装置の解像度変換方法で
    あって、 入力される元画像の印刷データをN値のラスタデータに
    展開すると共に、そのラスタデータを構成するN値の1
    画素毎に、M個の2値画素に変換する変換工程と、 前記変換工程にて入手した前記N値の1画素毎にM個の
    前記2値画素の配置を、前記元画像内の注目画素である
    前記N値の1画素の濃度と、その注目画素と同じ走査ラ
    イン上に並ぶ両隣の隣接画素の濃度との比較結果に基づ
    いて決定する配置工程と、 前記配置工程にて決定した複数の2値画素の配置に応じ
    たビデオ信号を出力する出力工程と、を有することを特
    徴とする印刷装置の解像度変換方法。
  5. 【請求項5】 前記配置工程においては、 前記隣接画素の濃度比を求める算出し、 算出した濃度比に応じて、前記注目画素毎にM個の2値
    画素の配置を決定することを特徴とする請求項4記載の
    印刷装置の解像度変換方法。
  6. 【請求項6】 前記変換工程において前記N値のラスタ
    データより高解像度のM個の2値画素に変換する場合
    に、 前記配置工程においては、前記M個の2値画素に含まれ
    る点灯画素を、前記隣接画素のうち濃度の高い方に配置
    することを特徴とする請求項5記載の印刷装置の解像度
    変換方法。
  7. 【請求項7】 印刷装置の動作プログラムが格納された
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、その記
    憶媒体は、印刷装置を、請求項1乃至請求項3の何れか
    に記載の印刷装置として動作させることを特徴とするコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  8. 【請求項8】 印刷装置の動作プログラムが格納された
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、その記
    憶媒体により、印刷装置を、請求項4乃至請求項6の何
    れかに記載の印刷装置の解像度変換方法を実現可能なこ
    とを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2000175763A 2000-06-12 2000-06-12 印刷装置及びその解像度変換方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Withdrawn JP2001353905A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8314968B2 (en) 2008-01-16 2012-11-20 Seiko Epson Corporation Image processing controller and printing apparatus
JP2013537123A (ja) * 2010-09-20 2013-09-30 オセ−テクノロジーズ・ベー・ヴエー 非対称印字解像度のハーフトーン処理方法およびプリンタ

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