JP2000141438A - 射出装置 - Google Patents

射出装置

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JP2000141438A
JP2000141438A JP10323871A JP32387198A JP2000141438A JP 2000141438 A JP2000141438 A JP 2000141438A JP 10323871 A JP10323871 A JP 10323871A JP 32387198 A JP32387198 A JP 32387198A JP 2000141438 A JP2000141438 A JP 2000141438A
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movable plate
rotation
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injection
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規嗣 平賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】射出装置の性能を向上させることができ、射出
装置を小型化することができるようにする。 【解決手段】シリンダ部と、固定プレート34と、進退
自在に配設された可動プレート36と、前記シリンダ部
内において進退自在に配設され、かつ、後端が前記可動
プレート36に対して回転自在に取り付けられた射出部
材と、駆動されて回転を発生させる駆動手段と、前記固
定プレート34と可動プレート36との間に配設され、
回転力を推力に変換する複数の変換手段と、前記駆動手
段と一つの変換手段との間に配設され、駆動手段によっ
て発生させられた回転を一つの変換手段に伝達する伝動
手段と、前記一つの変換手段と残りの変換手段との間で
回転を同期させる同期手段とを有する。駆動側の有効角
度及び従動側の有効角度を大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され溶融させられた樹脂を、高圧で
射出して金型装置のキャビティ空間に充填(てん)し、
該キャビティ空間内において冷却して固化させることに
よって成形品を得ることができるようになっている。
【0003】前記射出成形機は型締装置及び射出装置を
有し、前記型締装置は、固定プラテン及び可動プラテン
を備え、型締用シリンダが可動プラテンを進退させるこ
とによって金型装置の型閉じ、型締め及び型開きを行
う。一方、前記射出装置は、ホッパから供給された樹脂
を加熱して溶融させる加熱シリンダ、及び溶融させられ
た樹脂を射出する射出ノズルを備え、前記加熱シリンダ
内にスクリューが回転自在に、かつ、進退自在に配設さ
れる。そして、該スクリューを、後端に配設された駆動
部によって前進させることにより射出ノズルから樹脂が
射出され、前記駆動部によって後退させることにより樹
脂の計量が行われる。
【0004】ところで、前記駆動部は、加熱シリンダを
支持するフロントプレート、該フロントプレートと所定
の間隔を置いて配設されたリヤプレート、前記フロント
プレートとリヤプレートとの間に架設されたガイドバ
ー、及び該ガイドバーに沿って移動自在に配設された可
動プレートを備え、該可動プレートに対して前記スクリ
ューが回転自在に配設される。そして、前記フロントプ
レートと可動プレートとの間にボールねじ軸及びボール
ナットが配設され、射出用のモータを駆動することによ
って、前記ボールねじ軸及びボールナットのうちの一方
を回転させることにより、前記可動プレートを進退させ
ることができる。
【0005】図2は従来の射出装置の駆動部を示す図、
図3は従来の射出装置の駆動部の側面図、図4は従来の
射出装置の駆動部の概念図である。図において、12は
加熱シリンダ、22はスクリュー、31は図示されない
フレームに対して進退自在に配設されたスライドテーブ
ル、34は該スライドテーブル31に固定された固定プ
レートであり、該固定プレート34に前記加熱シリンダ
12の後端(図2における右端)が固定される。また、
前記固定プレート34に対して進退自在に可動プレート
36が配設される。
【0006】該可動プレート36のほぼ中央に、スクリ
ュー支持軸38がベアリング41、42によって回転自
在に配設され、前記スクリュー支持軸38に前記スクリ
ュー22の後端が固定される。そして、前記スクリュー
支持軸38の後端に従動プーリ43が固定される。ま
た、前記可動プレート36の一方の側面S1に図示され
ない計量用のモータが取り付けられ、該計量用のモータ
の出力軸に図示されない駆動プーリが取り付けられ、該
駆動プーリと従動プーリ43との間に図示されないタイ
ミングベルトが張設される。なお、前記ベアリング42
は、射出に伴ってスクリュー22に加わる射出力を受け
ることができるようにスラストベアリングによって構成
される。
【0007】そして、前記可動プレート36の周縁の複
数箇所、例えば、2箇所において、ボールねじ軸45が
ベアリング46によって互いに平行に、かつ、回転自在
に支持される。前記各ボールねじ軸45は、いずれもね
じ部48、及び後端部(図2における右端部)に配設さ
れた軸部49から成り、該軸部49は、可動プレート3
6に形成された穴36aを貫通させられて後方(図2に
おける右方)に延び、後端に従動プーリ51が取り付け
られる。一方、前記ねじ部48は、固定プレート34の
穴34aを貫通させられて前方(図2における左方)に
延び、固定プレート34に取り付けられたボールナット
52と螺(ら)合させられる。該ボールナット52は、
前端(図2における左端)にフランジ部53が形成さ
れ、該フランジ部53を貫通させられる図示されないボ
ルトによって固定プレート34に固定される。なお、5
5はベアリング46を押さえる押さえプレートである。
【0008】また、前記可動プレート36の他方の側面
S2のほぼ中央に射出用のモータ75が取り付けられ、
該射出用のモータ75の出力軸75aに駆動プーリ76
が取り付けられ、該駆動プーリ76と前記従動プーリ5
1との間にタイミングベルト77が張設される。次に、
前記構成の射出装置の動作について説明する。
【0009】まず、計量工程において、前記計量用のモ
ータを駆動することによって、前記スクリュー22を回
転させながら後退(図2における右方に移動)させる
と、図示されないホッパ内の樹脂は、落下して加熱シリ
ンダ12内に進入し、加熱シリンダ12内を前進(図2
における左方に移動)させられる。また、前記加熱シリ
ンダ12の周囲には図示されないヒータが配設され、該
ヒータによって加熱シリンダ12を加熱し、該加熱シリ
ンダ12内の樹脂を溶融させることができるようになっ
ている。したがって、スクリュー22を回転させながら
所定量だけ後退させると、図示されないスクリューヘッ
ドの前方に1ショット分の溶融させられた樹脂が蓄えら
れる。
【0010】次に、射出工程において、前記射出用のモ
ータ75を駆動することによって、スクリュー22を回
転させることなく前進させると、前記スクリューヘッド
の前方に蓄えられた樹脂は、加熱シリンダ12の前端に
取り付けられた図示されない射出ノズルから射出され、
図示されない金型装置のキャビティ空間に充填される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出装置においては、一つの射出用のモータ75を
駆動することによって、二つのボールねじ軸45を同じ
周速度で回転させるために、各従動プーリ51の径、す
なわち減速比を等しくしなければならない。そして、減
速比を大きくしようとすると、各従動プーリ51の径を
大きくしなければならないので、インーシャが大きくな
り、射出装置の性能が低下してしまう。しかも、長いタ
イミングベルト77が必要になる。また、前記駆動プー
リ76において、射出用のモータ75から伝達された回
転をタイミングベルト77に伝達するのに寄与する噛合
い歯数を確保するための駆動側の有効角度をθ1とし、
各従動プーリ51において、前記タイミングベルト77
から伝達された回転を各ボールねじ軸45に伝達する従
動側の有効角度をθ2、θ3とすると、 θ1+θ2+θ3=360〔°〕 になる。
【0012】ここで、図4に示されるように、駆動側の
有効角度θ1が従動側の有効角度θ2、θ3より小さい
場合は、射出用のモータ75から伝達された回転を確実
にタイミングベルト77に伝達することができない。し
たがって、回転を安定させてボールねじ軸45に伝達す
ることができず、射出装置の性能を低下させてしまう。
【0013】そこで、前記駆動側の有効角度θ1を大き
くするために、駆動プーリ76と従動プーリ51との軸
間距離L1を大きくしたり、従動プーリ51、駆動プー
リ76及びタイミングベルト77の幅を広くしたりする
ことが考えられる。ところが、前記軸間距離L1を大き
くすると、可動プレート36の幅、すなわち、駆動部の
奥行を大きくする必要があるので、射出装置が大型化し
てしまう。また、前記従動プーリ51、駆動プーリ76
及びタイミングベルト77の幅を広くすると、射出用の
モータ75を高速で駆動したときに発生させられる騒音
が大きくなってしまう。
【0014】本発明は前記従来の射出装置の問題点を解
決して、性能を向上させることができ、小型化すること
ができ、かつ、モータを駆動したときに発生させられる
騒音を小さくすることができる射出装置を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出装置においては、シリンダ部と、該シリンダ部の後端
に取り付けられた固定プレートと、該固定プレートに対
して進退自在に配設された可動プレートと、前記シリン
ダ部内において進退自在に配設され、かつ、後端が前記
可動プレートに対して回転自在に取り付けられた射出部
材と、駆動されて回転を発生させる駆動手段と、前記固
定プレートと可動プレートとの間に配設され、回転力を
推力に変換する複数の変換手段と、前記駆動手段と一つ
の変換手段との間に配設され、駆動手段によって発生さ
せられた回転を一つの変換手段に伝達する伝動手段と、
前記一つの変換手段と残りの変換手段との間で回転を同
期させる同期手段とを有する。
【0016】本発明の他の射出装置においては、さら
に、前記同期手段は、複数の同期プーリ、及び各同期プ
ーリ間に張設されるタイミングベルトを備える。本発明
の更に他の射出装置においては、さらに、前記同期手段
は、複数の同期歯車、及び各同期歯車間に配設されるア
イドル歯車を備える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における射出装置の駆動部を示す図、図5は
本発明の実施の形態における射出装置の要部断面図、図
6は本発明の実施の形態における射出装置の駆動部の側
面図である。
【0018】図5において、12はシリンダ部としての
加熱シリンダであり、該加熱シリンダ12の前端(図に
おける左端)に射出ノズル12aが取り付けられる。前
記加熱シリンダ12内には、射出部材としてのスクリュ
ー22が回転自在に、かつ、進退自在に配設される。そ
して、該スクリュー22は、前端にスクリューヘッド2
2aを有し、前記加熱シリンダ12内を後方(図におけ
る右方)に延び、後端(図における右端)において後述
される駆動部と連結させられる。また、前記スクリュー
22の周囲には、螺旋状のフライト23が形成され、該
フライト23によって溝26が形成される。
【0019】そして、前記加熱シリンダ12の所定箇所
には樹脂供給口29が形成され、該樹脂供給口29にホ
ッパ30が固定されるとともに、該ホッパ30内に収容
された樹脂33を樹脂供給口29に供給することができ
る。前記樹脂供給口29は、スクリュー22を加熱シリ
ンダ12内におけるストロークの最も前方(図における
左方)の位置に置いた状態において、前記溝26の後端
部(図における右端部)に対応する箇所に形成される。
【0020】次に、前記駆動部について説明する。図1
において、12は加熱シリンダ、22はスクリュー、3
1は図示されないフレームに対して進退自在に配設され
たスライドテーブル、34は該スライドテーブル31に
固定された固定プレートであり、該固定プレート34に
前記加熱シリンダ12の後端(図1における右端)が固
定される。また、前記固定プレート34に対して進退自
在に可動プレート36が配設される。
【0021】該可動プレート36のほぼ中央に、スクリ
ュー支持軸38がベアリング41、42によって回転自
在に配設され、前記スクリュー支持軸38に前記スクリ
ュー22の後端が固定される。そして、前記スクリュー
支持軸38の後端に図示されない従動プーリが固定され
る。なお、前記ベアリング42は、射出に伴ってスクリ
ュー22に加わる射出力を受けることができるようにス
ラストベアリングによって構成される。
【0022】また、前記可動プレート36の側面S1に
第1の駆動手段としての図示されない計量用のモータが
取り付けられ、該計量用のモータの出力軸に図示されな
い駆動プーリが取り付けられ、該駆動プーリと前記従動
プーリとの間にタイミングベルトが張設される。なお、
前記駆動プーリ、従動プーリ及びタイミングベルトは、
いずれも歯付きのものが使用される。
【0023】そして、前記可動プレート36の周縁の複
数箇所、例えば、2箇所において、ボールねじ軸45が
ベアリング46によって互いに平行に、かつ、回転自在
に支持される。前記各ボールねじ軸45は、いずれもね
じ部48、及び後端部(図1における右端部)に配設さ
れた軸部49から成り、該軸部49は、可動プレート3
6に形成された穴36aを貫通させられて後方(図1に
おける右方)に延び、後端に同期プーリ80が取り付け
られる。また、上方のボールねじ軸45において、軸部
49の前端(図1における左端)に従動プーリ81が取
り付けられる。なお、55はベアリング46を押さえる
押さえプレートである。
【0024】一方、前記ねじ部48は、固定プレート3
4の穴34aを貫通させられて前方(図1における左
方)に延び、固定プレート34に取り付けられたボール
ナット52と螺合させられる。該ボールナット52は、
前端にフランジ部53が形成され、該フランジ部53を
貫通させられる図示されないボルトによって固定プレー
ト34に固定される。なお、前記ボールねじ軸45及び
ボールナット52から成るボールねじは、固定プレート
34と可動プレート36との間に配設され、回転力を推
力に変換する変換手段を構成する。
【0025】また、前記可動プレート36の頂面S3に
第2の駆動手段としての射出用のモータ78が取り付け
られ、該射出用のモータ78の出力軸78aに駆動プー
リ79が取り付けられ、該駆動プーリ79と前記従動プ
ーリ81との間にタイミングベルト82が張設される。
前記駆動プーリ79、従動プーリ81及びタイミングベ
ルト82によって伝動手段が構成される。
【0026】さらに、前記可動プレート36の後端面S
4にテンションローラ85が回転自在に配設され、前記
各同期プーリ80とテンションローラ85との間にタイ
ミングベルト83が張設される。この場合、前記テンシ
ョンローラ85は移動自在に配設され、図6における矢
印方向に向けてタイミングベルト83にテンションを与
える。
【0027】本実施の形態においては、前記テンション
ローラ85はタイミングベルト83の裏面側に配設さ
れ、矢印方向に向けてタイミングベルト83にテンショ
ンを与えるようになっているが、テンションローラをタ
イミングベルト83の表面側に配設し、矢印と反対の方
向に向けてテンションローラにテンションを与えること
もできる。その場合、テンションローラに歯付きのもの
は使用されない。なお、前記同期プーリ80、タイミン
グベルト83及びテンションローラ85によって、一つ
のボールねじと残りのボールねじとの間で回転を同期さ
せる同期手段が構成される。また、前記駆動プーリ7
9、同期プーリ80、従動プーリ81、タイミングベル
ト82、83及びテンションローラ85は、いずれも歯
付きのものが使用される。
【0028】次に、前記構成の射出装置の動作について
説明する。まず、計量工程において、前記計量用のモー
タを駆動することによって、前記スクリュー22を回転
させながら後退(図1における右方に移動)させると、
ホッパ30内の樹脂33は、落下して加熱シリンダ12
内に進入し、加熱シリンダ12内を前進(図1における
左方に移動)させられる。
【0029】また、前記加熱シリンダ12の周囲には図
示されないヒータが配設され、該ヒータによって加熱シ
リンダ12を加熱し、前記加熱シリンダ12内の樹脂3
3を溶融させることができるようになっている。したが
って、スクリュー22を回転させながら所定量だけ後退
させると、スクリューヘッド22aの前方に1ショット
分の溶融させられた樹脂33が蓄えられる。
【0030】次に、射出工程において、前記射出用のモ
ータ78を駆動することによって発生させられた回転
は、駆動プーリ79、タイミングベルト82及び従動プ
ーリ81を介して各ボールねじ軸45に伝達され、該各
ボールねじ軸45に伝達された回転は、タイミングベル
ト83によって各同期プーリ80において同期させられ
る。
【0031】したがって、各ボールねじ軸45は、回転
に伴って前進させられ、可動プレート36を介してスク
リュー22を回転させることなく前進させる。その結
果、前記スクリューヘッド22aの前方に蓄えられた樹
脂33は、前記射出ノズル12aから射出され、図示さ
れない金型装置のキャビティ空間に充填される。ところ
で、前記構成の射出装置においては、一つの射出用のモ
ータ78を駆動することによって、二つのボールねじ軸
45を回転させるために、駆動プーリ79と従動プーリ
81との間にタイミングベルト82が張設されるととも
に、各同期プーリ80とテンションローラ85との間に
タイミングベルト83が張設される。したがって、タイ
ミングベルト82、83はほぼトラック形状の軌跡を描
いて走行させられることになる。そして、前記駆動プー
リ79において、射出用のモータ78から伝達された回
転をタイミングベルト82に伝達するのに寄与する角
度、すなわち、駆動側の有効角度をθ11とし、従動プ
ーリ81において、タイミングベルト82から伝達され
た回転を各ボールねじ軸45に伝達するのに寄与する角
度、すなわち、従動側の有効角度をθ12とすると、各
有効角度θ11、θ12は、いずれも180〔°〕又は
ほぼ180〔°〕になる。
【0032】そして、各同期プーリ80において、軸部
49から伝達された回転を同期させるのに寄与する角
度、すなわち、有効角度をθ13とすると、各有効角度
θ13は、いずれもほぼ180〔°〕になる。したがっ
て、各有効角度θ11〜θ13を十分に大きくすること
ができるので、射出用のモータ78から伝達された回転
を確実にタイミングベルト83に伝達することができる
だけでなく、従動プーリ80に伝達された回転を確実に
同期させることができる。その結果、回転を安定させて
ボールねじ軸45に伝達することができ、射出装置の性
能を向上させることができる。
【0033】また、前記出力軸78aを可動プレート3
6から離れた箇所に置く必要がないので、射出装置を小
型化することができる。そして、前記駆動プーリ79、
同期プーリ80、従動プーリ81及びタイミングベルト
82、83の幅を広くする必要がないので、射出用のモ
ータ78を高速で駆動したときに発生させられる騒音を
小さくすることができる。
【0034】さらに、駆動プーリ79、従動プーリ81
及びタイミングベルト82と、同期プーリ80及びタイ
ミングベルト83とが独立させて配設されるので、駆動
プーリ79、従動プーリ81及びタイミングベルト82
の仕様と同期プーリ80及びタイミングベルト83の仕
様とを異ならせることができる。本実施の形態において
は、前記同期プーリ80、タイミングベルト83及びテ
ンションローラ85によって同期手段が構成されるが、
同期手段を歯車機構によって構成することもできる。そ
の場合、各軸部49の後端に同期歯車が取り付けられ、
各同期歯車間にアイドル歯車が配設され、回転を伝達す
る。そして、アイドル歯車は、各同期歯車を同じ方向に
回転させるように配設される。
【0035】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、射出装置においては、シリンダ部と、該シリンダ
部の後端に取り付けられた固定プレートと、該固定プレ
ートに対して進退自在に配設された可動プレートと、前
記シリンダ部内において進退自在に配設され、かつ、後
端が前記可動プレートに対して回転自在に取り付けられ
た射出部材と、駆動されて回転を発生させる駆動手段
と、前記固定プレートと可動プレートとの間に配設さ
れ、回転力を推力に変換する複数の変換手段と、前記駆
動手段と一つの変換手段との間に配設され、駆動手段に
よって発生させられた回転を一つの変換手段に伝達する
伝動手段と、前記一つの変換手段と残りの変換手段との
間で回転を同期させる同期手段とを有する。
【0037】この場合、前記駆動手段を駆動することに
よって発生させられた回転は、前記伝動手段を介して一
つの変換手段に伝達され、該一つの変換手段に伝達され
た回転は、残りの変換手段との間で同期させられる。ま
た、各変換手段に回転が伝達されると、回転力が推力に
変換され、射出部材に伝達される。
【0038】このとき、例えば従動プーリを小さくする
ことができるので、イナーシャを小さくすることができ
る。そして、駆動側の有効角度及び従動側の有効角度を
大きくすることができるので、駆動手段から伝達された
回転を安定させて変換手段に伝達することができ、射出
装置の性能を向上させることができる。また、前記駆動
手段の出力軸を可動プレートから離れた箇所に置く必要
がないので、射出装置を小型化することができる。
【0039】そして、前記伝動手段の幅を広くする必要
がないので、駆動手段を高速で駆動したときに発生させ
られる騒音を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における射出装置の駆動部
を示す図である。
【図2】従来の射出装置の駆動部を示す図である。
【図3】従来の射出装置の駆動部の側面図である。
【図4】従来の射出装置の駆動部の概念図である。
【図5】本発明の実施の形態における射出装置の要部断
面図である。
【図6】本発明の実施の形態における射出装置の駆動部
の側面図である。
【符号の説明】
12 加熱シリンダ 22 スクリュー 34 固定プレート 36 可動プレート 45 ボールねじ軸 52 ボールナット 78 モータ 79 駆動プーリ 80 同期プーリ 81 従動プーリ 82、83 タイミングベルト 85 テンションローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)シリンダ部と、(b)該シリンダ
    部の後端に取り付けられた固定プレートと、(c)該固
    定プレートに対して進退自在に配設された可動プレート
    と、(d)前記シリンダ部内において進退自在に配設さ
    れ、かつ、後端が前記可動プレートに対して回転自在に
    取り付けられた射出部材と、(e)駆動されて回転を発
    生させる駆動手段と、(f)前記固定プレートと可動プ
    レートとの間に配設され、回転力を推力に変換する複数
    の変換手段と、(g)前記駆動手段と一つの変換手段と
    の間に配設され、駆動手段によって発生させられた回転
    を一つの変換手段に伝達する伝動手段と、(h)前記一
    つの変換手段と残りの変換手段との間で回転を同期させ
    る同期手段とを有することを特徴とする射出装置。
  2. 【請求項2】 前記同期手段は、複数の同期プーリ、及
    び各同期プーリ間に張設されるタイミングベルトを備え
    る請求項1に記載の射出装置。
  3. 【請求項3】 前記同期手段は、複数の同期歯車、及び
    各同期歯車間に配設されるアイドル歯車を備える請求項
    1に記載の射出装置。
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