JP2000140950A - ゴムプレス用成形型および成形方法 - Google Patents

ゴムプレス用成形型および成形方法

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JP2000140950A
JP2000140950A JP10313219A JP31321998A JP2000140950A JP 2000140950 A JP2000140950 A JP 2000140950A JP 10313219 A JP10313219 A JP 10313219A JP 31321998 A JP31321998 A JP 31321998A JP 2000140950 A JP2000140950 A JP 2000140950A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型費、管理費などが安価で、しかも作業工程
を簡素化することができるゴムプレス用成形型および成
形方法を提供する。 【解決手段】 基台となる芯金本体と、該芯金本体に挿
着自在、且つ被加工部材を載置固定して被加工部材の一
部の面形状を形成する加工用芯金と、該芯金本体に、被
加工部材の他部の折曲形状を規定する凹面を有する嵌合
孔と、該嵌合孔に嵌合し、上記被加工部材の他部の折曲
形状を規定する嵌合部材と、高圧ゴムプレス機の押圧ゴ
ムを保護する弾性部材とからなるゴムプレス用成形型で
あって、高圧ゴムプレス機に芯金本体を配置させ、展開
形状の被加工部材を芯金本体の加工用芯金上に載置固定
し、該被加工部材に弾性部材を複数被覆させ、高圧ゴム
プレス機により被加工部材を押圧加工する第1工程と、
押圧加工後の被加工部材を加工用芯金上に載置した状態
で、芯金本体の嵌合孔に嵌合部材を嵌合させ、被加工部
材に弾性部材を複数被覆させた状態で、高圧ゴムプレス
機により被加工部材のフランジ部を押圧加工する第2工
程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴムプレス用成
形型および成形方法に関し、特に、複雑な曲面形状とそ
れに連続して鋭角な折り曲げ形状とが要求される被加工
部材の成形加工に関する。
【0002】
【従来の技術】複雑な曲面とそれに連続する鋭角な折り
曲げとが要求される被加工部材の従来の成形方法を図1
0〜図14に示す。まず、図10に示したように、平板
に成形加工後の形状を考慮して打抜加工を施した門型形
状の被加工部材(以下、ワークという)1の主部1A
は、複雑な曲面加工が要求される部材である。そして、
ワーク1の両端部には、鋭角な折り曲げ加工が要求され
るフランジ部1Bが設けられている。これら対向する両
フランジ部1B間には、プレス加工時にワーク1の変形
量を制限するタブ1a,1bが架設され、一方のタブ1
bの中央部近傍にはツーリングピン2挿通用のツーリン
グホール1cが穿設されている。また、ワーク1には、
主部1Aの一側片から水平方向に適宜突出している半円
形状のタブ1dが配設されており、このタブ1dの中央
位置にもツーリングホール1cが穿設されている。これ
らのタブ1a,1b,1dは、ワーク1の変形量を規定
する役目を終えた時点で漸次ワーク1から切断除去され
るようになっている。
【0003】上記構成としたワーク1を一次成形加工す
る第1の芯金3は、緩やかな凸面をなしている上面3A
と、その上面3Aと緩やかな肩部3Rで連接する左右の
側面3Bとからなる型体である。第1の芯金3の上面3
Aには、ワーク載置固定用としてのツーリングピン用挿
通穴3aが適宜位置に2個設けられており、これらのツ
ーリングピン用挿通穴3aとワーク1のツーリングホー
ル1aとにツーリングピン2をそれぞれ連通することに
よって、第1の芯金3の上面3Aにワーク1を載置固定
するようになっている。そして、ワーク1を載置固定し
た第1の芯金3を高圧ゴムプレス機4のゴムプレステー
ブル4A上に図示しない固定具により載置固定する。そ
れから、高圧ゴムプレス機4を稼働させ、押圧ゴム4B
を下降作動させることによってワーク1の上方および左
右両側方から押圧加工を施す(図11(b)参照)。そ
して、押圧ゴム4Bを上昇作動させてワーク1から離脱
させ、ツーリングピン2をツーリングピン用挿通穴3a
とツーリングホール1cとから抜出して変形後のワーク
1を第1の芯金3から取り外す。ワーク1のフランジ部
1Bの変形量を規定していたタブ1aは、次工程では必
要ないために切断除去される。
【0004】次ぎに、ワーク1は一対の嵌合体である第
2の芯金5と手加工用ブロック6とにより固定支持され
て、フランジ部1Bへの手折り曲げ加工が施される。こ
のとき、図12に示すように、変形加工後のワーク1を
第2の芯金5の上面5Aに位置させ、ワーク1のツーリ
ングホール1cと第2の芯金5に設けてあるワーク載置
固定用のツーリングピン用穴5aとにツーリングピン2
を連通することによって、上面5Aにワーク1を載置固
定する。なお、変形加工後のワーク1の形状と上面5A
との形状とは略係合関係にある。そして、上記状態のワ
ーク1上方に手加工用ブロック6を配置する。この手加
工用ブロック6には、ワーク1の主部1Aの形状と係合
関係にある係合部6aが設けられており、この係合部6
aと第2の芯金5の上面5Aとの間に主部1Aを挟み込
むようにすると、係合状態にある第2の芯金5と手加工
用ブロック6とからフランジ部1Bが突出する形態とな
る。
【0005】そこで、ワーク1のフランジ部1Bに対し
て熟練した作業者が手折り曲げ加工を実施する。それ
は、図13に示すように、係合状態にある第2の芯金5
と手加工用ブロック6とを適宜角度回転させることによ
り倒立させ、フランジ部1Bが上方に向かって突出する
形態となるようにする。その形態で、充分な挟み幅を有
すテーブルバイス7によって両側から挟持させ、熟練し
た作業者が木ハンマー8によりワーク1の各フランジ部
1bをそれぞれ相対する方向へ叩き曲げ加工を施す。そ
して、フランジ部1Bへの叩き曲げ加工後は、テーブル
バイス7を離脱させ、ワーク1を第2の芯金5と手加工
用ブロック6とから取り外し、熱処理して成形歪みを取
ることにより若干の矯正を行い、更に、図14に示すよ
うに、不要なタブ1a,1bをワーク1から切断除去
し、更にワーク1には表面処理が施された後に製品とな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複雑な曲面とそれに連
続する鋭角な折り曲げとがワーク1に要求された場合
は、上記した成形加工よりもクランクプレス機などを使
用し、ダイとパンチとを用いて1ストロークの押圧で2
段成形を行うことのできるプレス型の方が、比較的容易
にワーク1のプレス成形を行うことができることは容易
に推測できる。ところが、そのプレス型では、少量多品
種生産する場合には、型費を抑えることができなくて、
不向きとなってしまう。そこで、少量多品種生産には、
基本的に上型が不要で、しかも型費が安価な高圧ゴムプ
レス機4による成形加工が採用されている。しかしなが
ら、従来の高圧ゴムプレス機4による成形加工では、上
記したように成形型が複数必要となってしまうことで、
型費、管理費などがかかってしまい、コストの低減化を
求めることができない。しかも作業工程では、製品のバ
ラツキを無くすために熟練の技量を有する作業員が必要
となってしまい、作業の標準化ができない、といった種
々の問題を有している。
【0007】この発明は、上記従来の高圧ゴムプレス機
による成形加工が有している問題点を解決するためにな
されたもので、型費、管理費などが安価で、しかも作業
工程を簡素化することができるゴムプレス用成形型およ
び成形方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるゴムプ
レス用成形型は、上記目的を達成するために、高圧ゴム
プレス機の押圧ゴムによって被加工部材の形状を加工成
形するゴムプレス用成形型であって、上記ゴムプレス用
成形型の基台となる芯金本体と、上記芯金本体に被加工
部材を載置固定して上記被加工部材の一部の面形状を形
成する加工面を有する加工用芯金と、上記芯金本体に、
上記加工用芯金に隣接して上記被加工部材の他部の折曲
形状を規定する凹面を有する嵌合孔と、上記嵌合孔に嵌
合し、上記被加工部材の他部の折曲形状を規定する嵌合
部材とからなることを特徴としている。この第1の発明
によるゴムプレス用成形型は、ワークの成形に使用する
加工用芯金は最小個数のみしか必要としないので、少量
多品種生産向きに好適のゴムプレス用成形型とすること
ができる。また、型費や管理費などを削減してコストを
低減化することができるようになる。そして、複雑な曲
面と連続する鋭角な折曲加工とを有する成形加工が簡潔
な構造のプレス型によって実施できるようになって、ワ
ークの形状精度を向上させることができるようになる。
また、ワークのタブの数を減少させてワークの形状精度
を向上させることができる。それにより、熟練した作業
員の手加工工程を省くことができるので、作業の標準
化、工数の削減、作業時間の短縮などが可能となり、更
にコストの低減化を図ることができると共に、手加工に
よる製品のばらつきを無くすことができて、製品の品質
を向上させることができるようになる。以上のように、
この第1の発明によれば、少量多品種生産向きのゴムプ
レス用成形型をワークへの成形精度を向上させながら、
低コストに構成することができるようになる。
【0009】第2の発明によるゴムプレス用成形型は、
上記目的を達成するために、第1の発明の構成に加え
て、上記芯金本体の加工用芯金は、芯金本体に対して挿
着自在な独立部材であることを特徴としている。この第
2の発明によるゴムプレス用成形型は、第1の発明の作
用効果に加えて、芯金本体に挿着されている加工用芯金
を他の加工用芯金と交換するだけで、別形状を有するワ
ークを簡単に作製することができるようになるので、加
工作業を簡素化、短縮化することができる。しかも、ゴ
ムプレス用成形型に、より複雑な曲面と連続する折曲方
向とがおのおの交差するような複雑な加工面形状を求め
られても、挿着自在な加工用芯金の加工面形状に容易に
加工を施すことができるようになり、型費を低コストに
抑えることができる。また、押圧加工時には、所望の加
工面形状を有する加工用芯金を選択して芯金本体に挿着
するだけでよいことから、作業工程が単純化すると共
に、芯金本体に適合する複数の別形状を有している加工
用芯金のみを作製すれば芯金本体は共有部材とすること
ができるので、より低コストに型費を抑えることができ
るようになり、更に少量多品種生産向きのゴムプレス用
成形型とすることができる。以上のように、この第2の
発明によれば、脱着可能なゴムプレス用成形型により、
所望の加工面形状を有する加工用芯金を選択して芯金本
体に挿着すればよいので、作業工程が単純化すると共
に、加工用芯金の加工面形状に容易に加工を施すことが
できるようになるので、型費や制作費を低コストに抑え
ることができる。
【0010】第3の発明によるゴムプレス用成形型は、
上記目的を達成するために、第1,2の発明の構成に加
えて、上記芯金本体の嵌合孔には、嵌合孔内部から芯金
本体外部に抜ける空気抜き用の穴が少なくとも一つ以上
設けられていることを特徴としている。この第3の発明
によるゴムプレス用成形型は、第1,2の発明の作用効
果に加えて、空気抜き用の穴が設けられているので、高
圧ゴムプレス機により押圧された場合に、嵌合部材と嵌
合孔との間、もしくはワークと嵌合孔との間には空気溜
まりが発生することがなくなり、確実にワークは押圧加
工されるようになる。そして、作業工程で発生しうる空
気溜まりによる形状不良品を無くすことができるように
なる。以上のように、この第3の発明によれば、ワーク
に押圧力が加わった場合に、空気が空気抜き用の穴から
素速く排出されるので、確実にワークを押圧加工するこ
とができる。
【0011】第4の発明によるゴムプレス用成形型は、
上記目的を達成するために、第1,2,3の発明の構成
に加えて、上記ゴムプレス用成形型に、上記高圧ゴムプ
レス機の押圧ゴムを保護する弾性部材を配設することを
特徴としている。この第4の発明によるゴムプレス用成
形型は、第1,2,3の発明の作用効果に加えて、高圧
ゴムプレス機の押圧ゴムとワークとの間に弾性部材を介
在させて押圧加工することができるので、高圧ゴムプレ
ス機によりワークを押圧した場合に、ワークの成形性を
更に向上させることができると共に、高圧ゴムプレス機
の押圧ゴムを破損などから保護することができる。以上
のように、この第4の発明によれば、ワークに押圧力が
加わった場合に、ワークの成形性を更に向上させなが
ら、高圧ゴムプレス機の押圧ゴムの破損を防止すること
ができる。
【0012】第5の発明による成形方法は、上記目的を
達成するために、第1,2,3の発明の構成を使用した
成形方法であって、上記高圧プレス機のゴムプレステー
ブル上に上記芯金本体を配置させ、展開形状の上記被加
工部材を上記芯金本体の加工部の加工面上に載置固定し
た後、上記高圧ゴムプレス機により上記被加工部材を押
圧加工する第1工程と、押圧加工後の上記被加工部材を
上記加工面上に載置した状態のまま、上記芯金本体の嵌
合孔に上記嵌合部材を嵌合させた後、上記高圧ゴムプレ
ス機により上記被加工部材を再度押圧加工する第2工程
とからなることを特徴としている。この第5の発明によ
る成形方法は、高圧ゴムプレス機のテーブルに芯金本体
を載置固定するのは、1ワークの成形に対して1回のみ
であり、しかも、ワークを芯金本体へ載置する回数も1
回で済む。その際、ワークの成形に使用する芯金本体の
加工部は1個のみであることから、型数を最小限にとど
めることができるようになる。また、ワークは芯金本体
および加工部へ1回載置すれば、高圧ゴムプレス機によ
り2回ゴムプレスされると成形は終了するので、作業を
簡素化して作業効率を向上させることができる。つま
り、複雑な曲面と連続する鋭角な折曲加工とを有する成
形加工が、嵌合部材非挿着の1回の予備成形と、嵌合部
材を芯金本体へ挿着した状態での1回の成形とにより簡
単に成形することができる。また、熟練した作業者によ
る手加工をなくすことができるので、製品のばらつきを
無くすことができると共に、作業の標準化、および作業
効率をより向上させることができる。以上のように、こ
の第5の発明によれば、ワークの成形に対して、高圧ゴ
ムプレス機のテーブルに芯金本体を載置固定するのは1
回、ワークを芯金本体へ載置する回数も1回、その際に
使用する芯金本体の加工部も最小限の1個となり、作業
手順を簡素化すると共に、型数を最小限にとどめること
ができるようになり、型費や管理費、製作費などを削減
してコストを低減化することができる。また、手加工に
よる折り曲げ加工がなくなるので、製品レベルを安定化
させることができると共に、作業の標準化、工数の削
減、作業時間の短縮などが可能となり、更にコストの低
減化を図ることができるようになる。
【0013】第6の発明による成形方法は、上記目的を
達成するために、第4の発明の構成を使用した成形方法
であって、上記高圧ゴムプレス機のゴムプレステーブル
上に上記芯金本体を配置させ、展開形状の上記被加工部
材を上記芯金本体の加工部の加工面上に載置固定した
後、上記被加工部材に上記弾性部材を複数被覆させた状
態で、上記高圧プレス機により上記被加工部材を押圧加
工する第1工程と、押圧加工後の上記被加工部材を上記
加工面上に載置した状態のまま、上記芯金本体の嵌合孔
に上記嵌合部材を嵌合させた後、上記被加工部材に上記
弾性部材を複数被覆させた状態で、上記高圧ゴムプレス
機により上記被加工部材を再度押圧加工する第2工程と
からなることを特徴としている。この第6の発明による
成形方法は、第5の発明による成形方法による作用効果
に加えて、高圧ゴムプレス機の押圧ゴムとワークとの間
に弾性部材を介在させて押圧加工するので、高圧ゴムプ
レス機によりワークを押圧した場合に、ワークの成形性
を更に向上させることができ、且つ高圧ゴムプレス機の
押圧ゴムを破損などから保護することができるようにな
る。以上のように、この第6の発明によれば、ワークの
成形性を更に向上させ、且つ高圧ゴムプレス機の押圧ゴ
ムの破損を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明
を行う。なお、従来例と同様なものについては、同一の
符号が付してある。図1〜図9は、本発明によるゴムプ
レス用成形型および成形方法の実施形態の一例を示した
もので、図1は、本発明によるゴムプレス用成形型を示
す概略斜視図であり、図2(a),(b)は、要部構成
を示す概略断面図、図3〜図9は、本発明のゴムプレス
用成形型を適用した成形方法の工程を示す説明図であ
る。
【0015】図1に示したように、本発明を適用したゴ
ムプレス用成形型10の基台となる芯金本体11の中央
部には、後述する加工用芯金12を図示しない固定手段
(例えば、凹凸ピンによる係合手段)により挿着可能と
する凹形状の挿着部11Aが前後方向に亘って設けら
れ、その挿着部11Aに隣接する左右位置には、後述す
るワーク1のフランジ部1Bの折曲形状を規定する凹面
形状の嵌合孔11B,11Cとが配設されている。そし
て、図2(a),(b)に示すように、嵌合孔11B,
11Cには、それぞれの底面から芯金本体11の下面に
連通する空気抜き用の連通孔11aが穿設されている。
この連通孔11aは、それぞれの嵌合孔11B,11C
に複数設けてもよく、また、その直径は、後述するドラ
イバーの先端が挿入可能な径状とする。また、嵌合孔1
1B,11Cの後傾斜面11dおよび側傾斜面11eの
斜度は、製品の形状に応じて45〜60度の傾斜角度を水平
方向に対して有するように設定してある。
【0016】図1に示すように、加工用芯金12は、後
述するワーク1を予備成形加工するもので、NCマシー
ンによって切削された緩やかな複曲面をなしている上面
12Aと、その上面12Aと緩やかな肩部12Rで連接
する左右の側面12Bとからなる型体である。そして、
加工用芯金12の上面12Aには、ワーク載置固定用と
してのツーリングピン用挿通穴12aが適宜位置に2個
設けられており、これらのツーリングピン用挿通穴12
aとワーク1のツーリングホール1aとにツーリングピ
ン2をそれぞれ連通することによって、加工用芯金12
の上面12Aにワーク1を載置固定することができるよ
うになっている。また、芯金本体11に挿着された加工
用芯金12の隅端部12bと芯金本体11との当接端部
11bとの高さ関係は略一致するか、或いは、多少段差
がある程度とする。ところで、加工用芯金12は、汎用
フライスで芯金本体11と一体成形して製作してもよい
が、この実施例では、加工用芯金12の製作性を向上さ
せるために芯金本体11と分割製作している例を示して
いる。そして、ワーク1の材質がアルミの場合、加工用
芯金12はアルミ合金で製作し、ワーク1の材質が鉄の
場合には鋼で製作するとよい。
【0017】一方、芯金本体11の嵌合孔11B,11
Cに対して挿着自在に嵌合し、芯金本体11とによりワ
ーク1のフランジ部1Bの折曲形状を規定する截頭逆角
錐形状の嵌合部材としての一対のブロック13B,13
Cを設けるようにする。これらブロック13B,13C
と嵌合孔11B,11Cとの嵌合形状は、図2(a),
(b)に示したように、截頭逆角錐形状のブロック13
B,13Cに対して、嵌合孔11B,11Cは、上面か
ら底面に向かって開口面積が徐々に縮小するような傾斜
面形状を有しており、図示してある嵌合孔11Cとブロ
ック13Cとが対向する前面の肩部11Rは、可能な範
囲内で曲率半径を最大とするようにし、滑らかな表面仕
上げをすると共に、後述するワーク1の一方のフランジ
部1Bをブロック13Cで押圧した際に、フランジ部1
Bの上端が肩部11Rの最下端より若干下方位置(例え
ば、1〜2mm)となるように設定する。また、上記と
同様に、嵌合孔11Bとブロック13Bとが対向する前
面の肩部も、可能な範囲内で曲率半径を最大とするよう
にし、滑らかな表面仕上げをすると共に、後述するワー
ク1の他方のフランジ部1Bをブロック13Bで押圧し
た際に、上記肩部より若干下方位置(例えば、1〜2m
m)となるように設定する。これらの肩部11Rは、ワ
ーク1を成形する都度、研磨剤で研磨するようにする。
さらに、潤滑剤を塗布しても良い。また、ブロック13
B,13Cの上面高さと加工用芯金12の上面12A端
部の最小高さとは、後述する高圧ゴムプレス機4により
押圧された際に同じ高さ位置関係となるように設定する
とよい。更にまた、ブロック13B,13Cの下面と嵌
合孔11B,11Cとのそれぞれの底面の隙間sは、ブ
ロック13B,13Cを押圧した際に適宜間隔が空くよ
うに設定する。そして、ブロック13B,13Cの前方
斜面13B1,13C1と、これらに対向する芯金本体
11の傾斜面11B1,11C1との隙間は、ブロック
13B,13Cを押圧した際にワーク1の板厚分の間隔
が維持されるように設定されている。また、加工用芯金
12の側面12Bと、これらに対向するブロック13
B,13Cの側方面13B2,13C2との隙間も、ブ
ロック13B,13Cを押圧した際にワーク1の板厚分
の間隔が維持されるようになっている。一方、高圧ゴム
プレス機4により押圧加工する際には、ワーク1上を完
全に被覆する平板形状で、可撓性を有する弾性部材とし
ての補助ゴム14A,14B,14Cを適宜配設するよ
うにする。この補助ゴム14Aと14Bとは略同形状で
あると共に、補助ゴム14Cよりも適宜小さい形状を有
するようになっている。
【0018】図3に示すように、平板に成形加工後の形
状を考慮して打抜加工を施した門型形状のワーク1は、
複雑な曲面加工が要求される主部1Aと、この主部1A
の両端部には、鋭角な折り曲げ加工が要求されるフラン
ジ部1Bとが設けられている。そして、両フランジ部1
B間には、プレス加工時にワーク1の変形量を制限する
タブ1eが架設され、このタブ1fの中央部近傍にはツ
ーリングピン2挿通用のツーリングホール1cが穿設さ
れている。また、ワーク1には、主部1Aの一側片から
水平方向に適宜突出している半円形状のタブ1fが設け
られており、このタブ1fの中央位置にもツーリングホ
ール1cが穿設されている。これらのタブ1e,1f
は、ワーク1の変形量を規定する役目を終えた時点で漸
次ワーク1から切断除去されるようになっている。とこ
ろで、ワーク1がアルミの場合、アルミは熱処理前のも
のを使用し、加工変形させてから熱処理を加えるように
する。一方、ワーク1が鉄の場合、鉄は焼鈍したものを
使用し、加工変形後に再熱処理する。
【0019】次に、ワーク1を高圧ゴムプレス機4によ
り押圧加工する際の手順について説明を行う。図3に示
すように、芯金本体11の中央部に設けてある凹形状の
挿着部11Aに加工用芯金12を取り付け、その加工用
芯金12の上方にワーク1を配置する。ワーク1のツー
リングホール1cと加工用芯金12の上面12Aに穿設
してあるツーリングホール12aとにツーリングピン2
を連通して、加工用芯金12に対してワーク1を載置固
定する。そして、高圧ゴムプレス機4のゴムプレステー
ブル4A上に図示しない固定具により芯金本体11を固
定し、それから、ワーク1上を完全に被覆する平板形状
のウレタンゴム製の補助ゴム14A,14B,14Cを
配設する。
【0020】図4に示すように、高圧ゴムプレス機4の
押圧ゴム4Bを下降作動させ、補助ゴム14A,14
B,14Cを介してワーク1を押圧変形させる。する
と、押圧ゴム4Bにより押圧されている補助ゴム14
A,14B,14Cのそれぞれの両辺部は嵌合孔11
B,11C内に入り込むように変形すると共に、ワーク
1も加工用芯金12の上面12Aおよび肩部12Rに沿
って変形する。またこの際、ワーク1のフランジ部1B
は、芯金本体11の肩部11Rの面に沿って摺接しなが
ら、嵌合孔11B,11Cとにフランジ部1B全体の約
70パーセント位が入り込むような変形をする。このよ
うにして、加工用芯金12の上面12Aの曲面および側
面12Bとにより、ワーク1への第1成形、つまり予備
成形が行われる。
【0021】それから、図5に示すように、ワーク1へ
の予備成形後、高圧ゴムプレス機4の押圧ゴム4Bを上
昇作動させ、補助ゴム14A,14B,14Cをワーク
1上から取り外す。ところで、この予備成形では、ワー
ク1の主部1Aからフランジ部1Bにかけての側面形状
が成形不完全なままであるため、第2の成形を施すよう
にして、ワーク1の側面形状を所望の形状に成形するよ
うにする。
【0022】次ぎに、第2の成形手順を説明する。これ
は、図6に示すように、ワーク1を載置固定している加
工用芯金12は芯金本体11に挿着されている状態はそ
のままであって、その芯金本体11の嵌合孔11B,1
1Cにブロック13B,13Cを嵌合させるように配設
する。更に、配置されたブロック13B,13Cと載置
固定されているワーク1とを完全に被覆するように補助
ゴム14A,14Bを載置する。
【0023】そして、図7に示すように、高圧ゴムプレ
ス機4により再度押圧ゴム4Bを下降作動させてワーク
1への第2成形を行うようにする。このとき、ブロック
13B,13Cは嵌合孔11B,11Cの各傾斜面11
d,11C1,11B1などに沿ってプレス圧により押
し込まれて行くが、ワーク1に対しては、芯金本体11
とブロック13B,13Cとの間に若干の隙間が空くよ
うに設けてあるため、各面に密着しようとワーク1が各
傾斜面11d,11C1,11B1などに摺接しながら
変位して、最終的にワーク1は、加工用芯金12とブロ
ック13B,13Cとで押し込まれ、それぞれ各面に密
着する。この際、ワーク1およびブロック13B,13
Cに押圧力が加わると、嵌合孔11B,11C内でブロ
ック13B,13Cの変位により圧縮される空気が空気
抜き用の連通孔11aから素速く排出されるので、確実
にワーク1を押圧加工することができる。またこのと
き、加工用芯金12の上面12Aの曲面は、補助ゴム1
4A、14Bおよび加圧されている高圧ゴムプレス機4
の押圧ゴム4Bにより圧着されているために余剰に変化
はしない。つまり、予備成形によって成形されたワーク
1の加工形状はそのまま維持されるようになっている。
【0024】図8に示すように、第2の成形後、押圧ゴ
ム4Bを上昇作動させてからワーク1とブロック13
B,13Cとを被覆していた補助ゴム14A,14Bを
取り除く。そして、ゴムプレステーブル4Aの図示しな
い固定具を固定解除作用させてゴムプレステーブル4A
上から芯金本体11を離脱させると共に、離脱した芯金
本体11の嵌合孔11B、11Cの連通孔11の下端孔
から上端孔に向かって、例えば、ドライバの先端を挿入
してブロック13B、13Cを嵌合孔11B,13Cか
ら取り外す。それから、ワーク1と加工用芯金12とを
連通しているツーリングピン2を抜出して、加工用芯金
12からワーク1を取り外す。
【0025】第2の成形が終了した後、ワーク1に対し
て熱処理を実施して成形歪みを取り除くことにより若干
の矯正を行う。それから、図9に示すように、ワーク1
から不要なタブ1e,1fをワーク1から切断除去し、
更にワーク1には表面処理が施された後に製品となる。
【0026】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の発明で
は、ワークの成形に使用する加工用芯金は最小個数のみ
しか必要としないので、少量多品種生産向きに好適のゴ
ムプレス用成形型とすることができる。また、型費や管
理費などを削減してコストを低減化することができるよ
うになる。そして、複雑な曲面と連続する鋭角な折曲加
工とを有する成形加工が簡潔な構造のプレス型によって
実施できるようになって、ワークの形状精度を向上させ
ることができるようになる。また、ワークのタブの数を
減少させてワークの形状精度を向上させることができ
る。それにより、熟練した作業員の手加工工程を省くこ
とができるので、作業の標準化、工数の削減、作業時間
の短縮などが可能となり、更にコストの低減化を図るこ
とができると共に、手加工による製品のばらつきを無く
すことができて、製品の品質を向上させることができる
ようになる。
【0027】請求項2記載の発明では、芯金本体に挿着
されている加工用芯金を他の加工用芯金と交換するだけ
で、別形状を有するワークを簡単に作製することができ
るようになるので、加工作業を簡素化、短縮化すること
ができる。しかも、ゴムプレス用成形型に、より複雑な
曲面と連続する折曲方向とがおのおの交差するような複
雑な加工面形状を求められても、挿着自在な加工用芯金
の加工面形状に容易に加工を施すことができるようにな
り、型費を低コストに抑えることができる。また、押圧
加工時には、所望の加工面形状を有する加工用芯金を選
択して芯金本体に挿着するだけでよいことから、作業工
程が単純化すると共に、芯金本体に適合する複数の別形
状を有している加工用芯金のみを作製すれば芯金本体は
共有部材とすることができるので、より低コストに型費
を抑えることができるようになり、更に少量多品種生産
向きのゴムプレス用成形型とすることができる。
【0028】請求項3記載の発明では、嵌合孔に空気抜
き用の穴が設けられているので、高圧ゴムプレス機によ
り押圧された場合に、嵌合部材と嵌合孔との間、もしく
はワークと嵌合孔との間には空気溜まりが発生すること
がなくなり、確実にワークは押圧加工されるので、形状
不良品を無くすことができるようになる。
【0029】請求項4記載の発明では、高圧ゴムプレス
機の押圧ゴムとワークとの間に弾性部材を介在させて押
圧加工することができるので、高圧ゴムプレス機により
ワークを押圧した場合に、ワークの成形性を更に向上さ
せることができると共に、高圧ゴムプレス機の押圧ゴム
を破損などから保護することができる。
【0030】請求項5,6記載の発明では、高圧ゴムプ
レス機のテーブルに芯金本体を載置固定するのは、1ワ
ークの成形に対して1回のみであり、しかも、ワークを
芯金本体へ載置する回数も1回で済む。その際、ワーク
の成形に使用する芯金本体の加工部は1個のみであるこ
とから、型数を最小限にとどめることができるようにな
る。また、ワークは芯金本体および加工部へ1回載置す
れば、高圧ゴムプレス機により2回ゴムプレスされると
成形は終了するので、作業を簡素化して作業効率を向上
させることができる。つまり、複雑な曲面と連続する鋭
角な折曲加工とを有する成形加工が、嵌合部材非挿着の
1回の予備成形と、嵌合部材を芯金本体へ挿着した状態
での1回の成形とにより簡単に成形することができる。
また、熟練した作業者による手加工をなくすことができ
るので、製品のばらつきを無くすことができると共に、
作業の標準化、および作業効率をより向上させることが
できる。更に、高圧ゴムプレス機の押圧ゴムとワークと
の間に弾性部材を介在させて押圧加工するので、高圧ゴ
ムプレス機によりワークを押圧した場合に、ワークの成
形性を更に向上させることができ、且つ高圧ゴムプレス
機の押圧ゴムを破損などから保護することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したゴムプレス用成形型を示す斜
視図である。
【図2】(a)は、本発明によるゴムプレス用成形型の
要部構成を示す右側面の概略断面図、(b)は、右正面
の概略断面図である。
【図3】本発明のゴムプレス用成形型を適用した成形方
法の工程を示す説明するもので、ゴムプレス用成形型に
ワークを載置固定したところを示す斜視図である。
【図4】(a)は、図3の正面断面図である。(b)
は、ワークを押圧変形している過程を示している正面断
面図である。
【図5】第1の加工が済んだワークの形態を示す斜視図
である。
【図6】図5のワークに第2の加工を施す過程を示す斜
視図である。
【図7】(a)は、図6の右側面断面図である。(b)
は、ワークを押圧変形している過程を示している右側面
断面図である。
【図8】ワークに第2の加工を施したところを示す斜視
図である。
【図9】不要なタブを切断除去したワークの斜視図であ
る。
【図10】従来の成形工程例を示す斜視図である。
【図11】(a)は、第1の加工変形前を示す正面図、
(b)は、第1の加工変形後を示す正面図である。
【図12】従来の成形工程例の過程を示す斜視図であ
る。
【図13】従来の成形工程例の過程を示す斜視図であ
る。
【図14】従来の成形工程例の過程で、不要なタブを切
断除去したワークの斜視図である。
【符号の説明】
1 ワーク(被加工部材) 4 高圧ゴムプレス機 4A ゴムプレステーブル 4B 押圧ゴム 11 芯金本体 11A 挿着部 11B,11C 嵌合孔 11a 連通孔 12 加工用芯金 12A 上面 13B,13C ブロック 14A,14B,14C 補助ゴム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧ゴムプレス機の押圧ゴムによって被加
    工部材の形状を加工成形するゴムプレス用成形型であっ
    て、 上記ゴムプレス用成形型の基台となる芯金本体と、 上記芯金本体に設けられ被加工部材を載置固定して上記
    被加工部材の一部の面形状を形成する加工面を有する加
    工用芯金と、 上記芯金本体に上記加工用芯金に隣接して設けられ上記
    被加工部材の他部の折曲形状を規定する凹面を有する嵌
    合孔と、 上記嵌合孔に嵌合し、上記被加工部材の他部の折曲形状
    を規定する嵌合部材とからなることを特徴とするゴムプ
    レス用成形型。
  2. 【請求項2】上記加工用芯金は、上記芯金本体に対して
    挿着自在な独立部材であることを特徴とする請求項1に
    記載のゴムプレス用成形型。
  3. 【請求項3】上記嵌合孔には、嵌合孔内部から芯金本体
    外部に抜ける空気抜き用の穴が少なくとも一つ以上設け
    られていることを特徴とする請求項1又は2に記載のゴ
    ムプレス用成形型。
  4. 【請求項4】上記ゴムプレス用成形型に、上記高圧ゴム
    プレス機の押圧ゴムを保護する弾性部材を配設すること
    を特徴とする請求項1又は2又は3に記載のゴムプレス
    用成形型。
  5. 【請求項5】請求項1又は2又は3に記載のゴムプレス
    用成形型を使用した成形方法であって、 上記高圧プレス機のゴムプレステーブル上に上記芯金本
    体を配置させ、展開形状の上記被加工部材を上記芯金本
    体の加工部の加工面上に載置固定した後、上記高圧ゴム
    プレス機により上記被加工部材を押圧加工する第1工程
    と、 押圧加工後の上記被加工部材を上記加工面上に載置した
    状態のまま、上記芯金本体の嵌合孔に上記嵌合部材を嵌
    合させた後、上記高圧ゴムプレス機により上記被加工部
    材を再度押圧加工する第2工程とからなることを特徴と
    する成形方法。
  6. 【請求項6】請求項4に記載のゴムプレス用成形型を使
    用した成形方法であって、 上記高圧プレス機のゴムプレステーブル上に上記芯金本
    体を配置させ、展開形状の上記被加工部材を上記芯金本
    体の加工部の加工面上に載置固定した後、上記被加工部
    材に上記弾性部材を複数被覆させた状態で、上記高圧ゴ
    ムプレス機により上記被加工部材を押圧加工する第1工
    程と、 押圧加工後の上記被加工部材を上記加工面上に載置した
    状態のまま、上記芯金本体の嵌合孔に上記嵌合部材を嵌
    合させた後、上記被加工部材に上記弾性部材を複数被覆
    させた状態で、上記高圧ゴムプレス機により上記被加工
    部材を再度押圧加工する第2工程とからなることを特徴
    とする成形方法。
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