JP2000140393A - デ―タ記憶媒体処理装置 - Google Patents

デ―タ記憶媒体処理装置

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JP2000140393A
JP2000140393A JP36173999A JP36173999A JP2000140393A JP 2000140393 A JP2000140393 A JP 2000140393A JP 36173999 A JP36173999 A JP 36173999A JP 36173999 A JP36173999 A JP 36173999A JP 2000140393 A JP2000140393 A JP 2000140393A
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card
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game
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JP36173999A
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Toshikazu Yokota
利和 横田
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Sayama Precision Ind Co Ltd
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Sayama Precision Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードによる遊技を可能とするデータ記憶媒
体処理装置を提供する。 【解決手段】 パチンコ機での遊技に用いるパチンコ玉
と交換が可能なプリペイドカードを受け入れる受入部
と、受け入れたカードに対してデータの読出し或は書き
込みが可能なカードリーダ20a、カードライタ20b
と、読出したカードのデータを記憶データとして内部に
記憶すると共に、データの範囲内で玉を遊技者に貸出す
貸出制御装置へ上記記憶データを供給し、実際に玉の貸
出に供されたデータを減算記憶するデータ記憶制御手段
とを備え、貸玉可能なパチンコ玉データが終了した時点
での状態又は遊技機における遊技終了条件が生じた状態
において、データ記憶制御手段の記憶するデータが貸玉
可能、不可能に拘わらず、受け入れたカードにリーダ・
ライタ20a、20bにより書き込ませて遊技者に返却
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技店において、
パチンコ玉やスロットマシン用メダル等の遊技媒体を遊
技者に貸し出す際に用いるデータ記憶媒体の各種制御処
理を行うデータ記憶媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機やスロットマシン等の
遊技機は、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体を介して遊
技者が遊技を行えるように構成されており、遊技結果に
応じた遊技利益として当該遊技機の遊技媒体排出装置よ
り排出される遊技媒体を獲得可能なようになっている。
そして、近来は、予め発行したプリペイドカード等の有
価データ記憶媒体を用いて遊技媒体の貸出を行えるよう
にしたものがあり、各遊技機に接続された遊技媒体貸出
制御装置によって、当該遊技媒体貸出制御装置が遊技機
に遊技媒体貸出の可能情報を送信して、当該遊技機のス
イッチ操作によって、その遊技媒体排出装置から貸出用
の遊技媒体を排出させるようになったものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリペ
イドカード等の購入は遊技者にとって煩雑な行為であ
る。しかも、プリペイドカード等の取り扱いに不慣れな
遊技者は、従来通り現金の投入により遊技媒体の貸出を
受けて遊技を行う要望が強い。一方、プリペイドカード
等を用いた遊技媒体の貸出においては、当該カードに記
憶されている有価データ(遊技媒体との等価交換が可能
な価値データ)が無くなると、改めてカードを購入する
ために席を離れてカード発行機へ赴かねばならず、カー
ド残高が零になると遊技を中断することもある。これ
は、遊技店においてもカードの発行の伸び悩みとなり、
延いては遊技店の経営不振を招来することにもなりかね
ない。一方、プリペイドカードの発行装置を遊技機の近
傍に配置することも可能であるかもしれないが、貨幣の
投入を受け入れる構成としなければならなくなるので、
複雑な構成が必要である。また、小型化も必要となるの
で、遊技店にとっては設備費用の増加が避けられない。
そこで本発明は上記に鑑み提案されたもので、シンプル
な構成で安価にカードによる遊技を可能とし、プリペイ
ドカードの導入を容易にするデータ記憶媒体処理装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、遊技機での遊技に用いる遊技媒体と交換が
可能なデータ記憶媒体を受け入れる受入部と、上記受入
部より受け入れたデータ記憶媒体に対してデータの読出
し或は書き込みが可能なデータ読出し・書き込み手段
と、上記読出し・書き込み手段によって読出したデータ
記憶媒体のデータを記憶データとして内部に記憶すると
共に、データの範囲内で遊技媒体を遊技者に貸出す貸出
制御装置へ上記記憶データを供給し、実際に遊技媒体の
貸出に供されたデータを減算記憶するデータ記憶制御手
段と、を備え、遊技媒体貸出可能な上記記憶データが終
了した時点での状態又は遊技機における遊技終了条件が
生じた状態において、上記データ記憶制御手段の記憶す
るデータが遊技媒体貸出可能、不可能に拘わらず、受け
入れたデータ記憶媒体にデータ読出し・書き込み手段に
より書き込ませて遊技者に返却するようにしたことを特
徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を遊技機の一具体例
たるパチンコ機に適用し、遊技媒体としてパチンコ玉を
貸し出すようにした実施形態を、添付図面にもとづいて
詳細に説明する。
【0006】複数の遊技機を列設してなる島設備1に
は、複数のパチンコ機2…と各パチンコ機2…に各々接
続された遊技媒体貸出処理装置としてのカードユニット
3…を並設してある。なお、本実施形態においてはパチ
ンコ機2とカードユニット3とを別体に構成し、各々接
続ケーブル4…を介して接続するものとしたが、カード
ユニット3…の各機能を適宜に分散させてパチンコ機2
本体へ一体的に設けるようにしても良い。
【0007】また、各パチンコ機2…に接続されたカー
ドユニット3…は、紙幣回収コンベア5、硬貨回収コン
ベア6a、硬貨補給コンベア6b、カード補給コンベア
7と接続してあり、硬貨および紙幣の回収、並びに硬貨
およびカードの補給が可能なようにしてある。なお、紙
幣回収コンベア5によって回収された紙幣は紙幣収納部
8に貯留され、硬貨回収コンベア6aにより搬送された
硬貨は硬貨ホッパ9に回収されると共に硬貨揚送部10
を経て硬貨補給コンベア6bからカードユニット3へ補
給され、カードストッカ11に貯留してある未発行の有
価データ記憶媒体(プリペイドカードやICカード等)
をカード補給コンベア7から所定のカードユニット3へ
供給されるものとしてある。
【0008】そして、上記紙幣収納部8、硬貨ホッパ
9、硬貨揚送部10、カードストッカ11等は、島設備
1の一側に設けた群管理装置1aに設けるものとしてあ
る。また、上記群管理装置1aには、各カードユニット
3…よりの紙幣や硬貨の回収、並びに各カードユニット
3…への硬貨やカードの補給を制御する島コントローラ
12も併せて設けてある。
【0009】次に、各パチンコ機2…と接続されるカー
ドユニット3について、図2および図3に基づき詳細に
説明する。
【0010】カードユニット3の例えば前面側上部にカ
ード挿排口13を開設してあり、遊技に供し得る遊技媒
体たるパチンコ玉と等価交換可能な有価データを予め記
憶させた有価データ記憶媒体たるプリペイドカード等を
外部より受け入れると共に、当該カードユニット3が発
行するプリペイドカード等を排出できるようにしてあ
る。また、カード挿排口13のほかに、硬貨を受け入れ
る硬貨投入口14、紙幣投入口15、硬貨返却口16を
設けてあり、硬貨投入口14や紙幣投入口15から投入
された貨幣の金額が、当該カードユニット3で発行する
プリペイドカードの金額を越えていれば、当該金額のプ
リペイドカードを発行したと擬制する(当該金額のプリ
ペイドカードを内部に擁しているのと同じ状態で動作可
能になる)のである。
【0011】更に、カードユニット3の前面側適所に
は、表示部17を設けてあり、例えば当該カードユニッ
ト3内のプリペイドカードの度数(1回の遊技媒体貸出
に必要な有価データを基準量たる“1度”として判定し
た数値)を表示部17に表示する。また、カードユニッ
ト3の前面側の適所に設けた返却スイッチ18を操作す
ることによって、投入した金額あるいはプリペイドカー
ド購入後の残高を釣り銭として排出する。なお、本カー
ドユニット3による玉貸動作が可能な状態か否かを可視
表示するための動作状態表示器19もカードユニット3
の前面側に設けてある。
【0012】一方、カードユニット3の内部には、カー
ド挿排口13より挿入されたプリペイドカードの残度数
を読み出すカードリーダと、該プリペイドカードの度数
を書き換えたり、当該カードユニット3が発行するカー
ドに有価データを書き込んだりするカードライタとを一
体的に構成したカードリーダライタ20を設けてあり、
該カードリーダライタ20へは、カード補給コンベア7
から発行用のカードがカードフィーダ21を介して供給
されるものとしてある。また、カードユニット3内に
は、硬貨識別部22や紙幣識別部23で識別された当該
カードユニット3への投入金額の総計値を記憶すると共
に、パチンコ機2へのカードデータ送信や上記カードリ
ーダライタ20への読出し・書込み等、カードユニット
3の動作に関する制御を統括的に司る制御部24を設け
てある。
【0013】なお、硬貨投入口14より受け入れた硬貨
や、硬貨補給コンベア6bより搬送された硬貨は、硬貨
通路25を通って、硬貨返却口16へ排出されたり、硬
貨回収コンベア6aへ導出される。また、当該カードユ
ニット3への投入金額がカードの発行額よりも高い場合
には、釣り銭ホッパ26が作動して所定額の釣り銭が硬
貨返却口16へ排出される。更に、カードユニット3に
は、当該カードユニット3のカード発行情報等をカード
供給会社等へ送信するためのシステム通信部27を設け
てあり、例えば光通信によってデータ伝送するようにし
てある。
【0014】次に、カード制御に関連した機能ブロック
図を示す図4に基づいて、制御部24の制御動作を詳述
する。
【0015】カードユニット3のカードリーダライタ2
0に発行済のプリペイドカードが挿入された場合には、
カードリーダ20aが読み出した有価データが制御部2
4に供給され、該制御部24よりパチンコ機2の遊技制
御機能を統括的に制御すると共に貸出制御装置の機能を
有する遊技制御装置28へ有価データが供給され、この
有価データを受けることで、パチンコ機2の遊技制御装
置28は、玉貸動作の可能な玉貸可能状態(遊技者が玉
貸選択スイッチを操作することに基づく玉貸要求を有効
に受け入れ得る状態)となる。
【0016】一方、紙幣投入口15に紙幣が投入された
場合には紙幣識別部23が識別した投入金額データが、
硬貨投入口14に硬貨が投入された場合には硬貨識別部
22が識別した投入金額データが、各々制御部24に供
給され、これらの投入金額データを制御部24が計数し
て、計数金額が当該カードユニット3の発行するカード
金額(例えば5000円)に達していれば、当該金額の
カードを発行し、且つ発行したカードを玉貸用にユニッ
ト内へ受け入れたものとしてカードデータをパチンコ機
2の遊技制御装置28へ供給する。即ち、制御部24
は、この段階では発行用カードへの物理的なアクセスを
行わずに、内部記憶によって、有効なプリペイドカード
を受け入れた場合と同様にカードデータをパチンコ機2
の遊技制御装置28へ供給するのである。
【0017】例えば、遊技客が当該カードユニット3へ
一万円を投入したものと仮定すると、5000円に相当
する投入金額データが玉貸制御装置24へ供給され、該
投入金額が発行カード金額(5000円)に達している
ので、カードを一枚発行したものとしてカード残度数=
50(1度数は100円)として記憶するのである。な
お、当該カードは外部から受け入れたものではなく、カ
ードユニット3が発行したものである旨の記憶も併せて
保持しておくようにしてもよい。そして、残金の500
0円を釣り銭として遊技客へ払い出す。
【0018】そして、玉貸制御可能状態に移行したパチ
ンコ機2の遊技制御装置28へ、遊技者が玉貸選択スイ
ッチを選択することに基づく玉貸要求信号が入力される
と、該玉貸要求信号に基づく玉貸排出動作を貸出制御装
置としての遊技制御装置28が行うことで、パチンコ機
2のパチンコ玉排出装置より所定数のパチンコ玉がパチ
ンコ機2の上皿へ排出されて遊技者に貸し出される。こ
のようにして貸し出されたパチンコ玉で遊技者はパチン
コ遊技を行うのである。なお、パチンコ機2の遊技制御
装置28は、実際のパチンコ遊技に関連した遊技盤の各
種遊技装置や表示器等を制御する遊技盤制御機能と、賞
玉排出動作あるいは貸玉排出動作をパチンコ玉排出装置
に行わせる玉排出制御機能等に分割して構成する場合も
ある。
【0019】ここで、発行したカードに度数が残ってい
る貸玉可能な場合でも、遊技者が遊技を終了するために
カード返却スイッチ29を操作すると、制御部24は、
内部記憶のカード残度数が「0」か否かに拘らず、言い
換えると貸玉可能、不可能に拘らず、当該カードが外部
より受け入れたものであるか当該カードユニット3が発
行したものであるかを判定し、カードユニット3が発行
したものであれば(カードリーダライタ20内にカード
がなければ)、カードフィーダ21からカードリーダラ
イタ20へ発行用のカードを1枚供給させ、制御部24
が内部記憶しているカード残度数(「0」を含めて)を
発行用のカードへカードライタ20bによって書き込ま
せ、遊技者に新規なカードを供給するのである。即ち、
遊技者はこの時点で初めてカードユニット3からプリペ
イドカードを受け取るのである。要するに、制御部24
においては、「仮想的にカードを発行すること」と「実
際にカードを遊技者に供給すること」とを区別して処理
しているのである。なお、カードが外部より受け入れた
ものであった場合(カードリーダライタ20内にカード
があった場合)には、カードリーダライタ20内に存す
るカードの有価データを書き換えて排出する。
【0020】即ち、この実施形態では、遊技者が発行カ
ード分の度数を使い尽くして貸玉不可能になった場合
(制御部24の内部記憶が「0」になった場合)でも、
当該カードが外部より受け入れたものか当該カードユニ
ット3が発行したものかに拘らず、当該カードの残度数
を「0」にしてカードを返却または発行するのである。
【0021】しかしながら、残度数「0」のカード、即
ち使えないカードを発行しても無駄である。そこで、本
発明は、不用なカードの発行を抑えることができ、カー
ド発行原価の抑制および資源の有効利用を期すことがで
きる実施形態とすることも容易である。
【0022】そこで、上記のような実施形態とするため
には、遊技終了条件として例えば遊技者が遊技を終了す
るためにカード返却スイッチ29を操作したとき、制御
部24で、内部記憶のカード残度数が「0」か否かを判
定するようにするのである。そして、カード残度数が
「0」でなければ、当該カードが外部より受け入れたも
のであるか当該カードユニット3が発行したものである
かを判定し、カードユニット3が発行したものであれば
(カードリーダライタ20内にカードがなければ)、カ
ードフィーダ21からカードリーダライタ20へ発行用
のカードを1枚供給させ、制御部24が内部記憶してい
るカード残度数を発行用のカードへカードライタ20b
によって書き込ませ、遊技者に残度数を有した使用可能
な新規なカードを供給するのである。即ち、遊技者はこ
の時点で初めて、カード発行金額から使用分の金額を差
し引いた価値のあるプリペイドカードをカードユニット
3から受け取るのである。要するに、制御部24におい
ては、「仮想的にカードを発行すること」と「実際にカ
ードを遊技者に供給すること」とを区別して処理すると
共に、無駄なカードの発行を抑制するのである。
【0023】一方、遊技者が発行カード金額分の度数を
使い尽くした場合(制御部24の内部記憶が「0」にな
った場合)には、当該カードが外部より受け入れたもの
か当該カードユニット3が発行したものかを判定し、外
部より受け入れたものであれば、当該カードの残度数を
「0」にしてカードを返却する。
【0024】そして、本実施形態においては、玉貸に供
したカードをカードユニット3が発行したもの(制御部
24における内部記憶上の仮想カード)であると判定し
た場合には、カードフィーダ21およびカードライタ2
0bへの指令は行わず、そのまま作動を終了する。即
ち、本実施形態によれば、制御部24がカード発行に関
する情報を内部記憶することで、発行用カードへの物理
的なアクセスを行うことなく玉貸動作が可能になり、し
かも使用可能な度数を使い尽くした場合には無駄なカー
ドを発行する必要がないのである。したがって、不用な
カードの発行を抑えることができ、カード発行原価の抑
制および資源の有効利用を期すことができる。
【0025】なお、本発明においては、釣り銭を全て硬
貨によって行うものとしてあり、釣り銭を排出する場合
には、制御部24の制御によって硬貨排出部30より排
出させると共に、硬貨残量センサ31によって硬貨の残
量を把握するものとしてある。
【0026】次に、貸出制御装置として上記カードユニ
ット3を含めた動作制御を図5ないし図8に示す各実施
形態のフローチャートに基づいて説明する。図5および
図6は上記したようにカードユニット3を備え、貸出制
御装置としてパチンコ機2の遊技制御装置28を適用し
た実施形態である。
【0027】これらの実施形態においては、貨幣(紙幣
・硬貨)もしくはプリペイドカードを受け入れるまで待
機状態にあり、これらを受け入れると、紙幣・硬貨の種
別を識別もしくはカードの有価データを読み取る。
【0028】先ず、図5に示す本発明の基本的な実施形
態において、カードの有価データを読み取った場合に付
いて説明すれば、カード金額(或いはカード金額に相当
する度数等)を内部に記憶し、記憶金額を表示する。一
方、貨幣を受け入れた場合には、投入された紙幣もしく
は硬貨の種別を識別し、当該カードユニット3が発行す
るカード金額分のカード金額を内部記憶すると共に、カ
ードの販売を行った旨のカード販売情報をシステム通信
部27よりカード管理会社へ送信し、内部記憶分のカー
ド金額を表示する。なお、発行したカードの金額に対し
て投入された金額が多い場合には、釣り銭が必要と看做
し、所定金額の釣り銭を払い出す。
【0029】次いで、パチンコ機2の遊技制御装置28
へカード金額についてのデータを送信する。そして、カ
ード返却スイッチ29が操作されたか否かを判定し、返
却スイッチ29が操作されていなければ、該カード金額
に基づく玉貸動作が遊技制御装置28で行われた場合
に、遊技制御装置28より玉貸データが送信されるの
で、この玉貸データを受信し、記憶金額より上記受信デ
ータ分の金額を減算し、減算結果を改めて記憶し、新た
な記憶内容(残高)を表示する。
【0030】そして、新たな記憶内容、即ち残高が
「0」か否かを判定し、「0」でなければ再び遊技制御
装置28へ記憶データを送信する。一方、残高が「0」
になった場合、或はカード返却スイッチ29が操作され
た場合には、カードリーダライタ20内のカードの有無
を判定し、カードが有れば当該カードのデータを「0」
を含む「残高」に書き換えてカード挿排口13より客側
へ排出すると共に、内部の記憶金額をリセットして待機
状態となる。
【0031】一方、カードリーダライタ20内にカード
がなければ、カードフィーダ21から新規なカードをカ
ードリーダライタ20に取り込み、このカードに新たな
記憶内容である「0」を含む「残高」を書き込んでカー
ド挿排口13より客側へ排出すると共に、内部の記憶金
額をリセットして待機状態となる。
【0032】ところで、本発明は前記したように、無駄
なカードを発行しないようにすることができる。即ち、
図6に示すフローチャートにおいて、カード返却スイッ
チ29が操作される前に記憶金額が「0」になると、カ
ードリーダライタ20内にカードが有れば、そのカード
に残高「0」を書き込んで遊技者に返却するが、カード
リーダライタ20内にカードがなければ、そのまま待機
状態になる。なお、図6では、念のため記憶金額をリセ
ットしている。
【0033】一方、記憶金額が「0」になる前にカード
返却スイッチ29が操作された場合には、カードリーダ
ライタ20内のカードの有無を判定し、カードが有れ
ば、当該カードのデータを「残高」に書き換えてカード
挿排口13より客側へ排出すると共に、内部の記憶金額
をリセットして待機状態となる。また、カードリーダラ
イタ20内にカードがなければ、カードフィーダ21か
ら新規なカードをカードリーダライタ20に取り込み、
このカードに新たな記憶内容である「残高」を書き込ん
でカード挿排口13より客側へ排出すると共に、内部の
記憶金額をリセットして待機状態となる。
【0034】この実施形態によれば、遊技者がカードユ
ニット3に金銭を投入することで購入したカードを使い
切ると、このカードは仮想カードのままで処理され、残
高を「0」としたカードを発行しない。即ち、制御部2
4がカード発行に関する情報を内部記憶することで、発
行用カードへの物理的なアクセスを行うことなく玉貸動
作が可能になり、しかも使用可能な度数を使い尽くした
場合には無駄なカードを発行しない。したがって、不用
なカードの発行を抑えることができ、カード発行原価の
抑制および資源の有効利用を期すことができる。
【0035】上記した各実施形態では、貸出制御装置と
してパチンコ機に収設してある遊技制御装置を適用した
場合を説明したが、本発明は各パチンコ機の間に配置し
た台間玉貸機が備える玉貸制御装置を貸出制御装置に適
用することもできる。この場合には、前記したカードユ
ニット3をカードを使用可能な台間玉貸機に置き換え、
フローチャートを図7および図8に変更すればよい。
【0036】即ち、図7および図8では、貸出制御装置
として台間玉貸機に収設した玉貸制御装置を備える。こ
れらの実施形態においても、前記した実施形態と同様
に、貨幣(紙幣・硬貨)もしくはプリペイドカードを受
け入れるまで待機状態にあり、これらを受け入れると、
紙幣・硬貨の種別を識別もしくはカードの有価データを
読み取る。
【0037】そして、先ずカードの有価データを読み取
った場合に付いて説明すれば、カード金額(或いはカー
ド金額に相当する度数等)を内部に記憶し、記憶金額を
表示する。一方、貨幣を受け入れた場合には、投入され
た紙幣もしくは硬貨の種別を識別し、当該台間玉貸機が
発行するカード金額分のカード金額を内部記憶すると共
に、カードの販売を行った旨のカード販売情報をシステ
ム通信部よりカード管理会社へ送信し、内部記憶分のカ
ード金額を表示する。なお、発行したカードの金額に対
して投入された金額が多い場合には、釣り銭が必要と看
做し、所定金額の釣り銭を払い出す。
【0038】次いで、台間玉貸機の玉貸制御装置へカー
ド金額についてのデータを送信する。そして、カード返
却スイッチが操作されたか否かを判定し、返却スイッチ
が操作されていなければ、該カード金額に基づく玉貸動
作が玉貸制御装置で行われた場合に、玉貸制御装置より
玉貸データが送信されるので、この玉貸データを受信
し、記憶金額より上記受信データ分の金額を減算し、減
算結果を改めて記憶し、新たな記憶内容(残高)を表示
する。
【0039】そして、新たな記憶内容、即ち残高が
「0」か否かを判定し、「0」でなければ再び玉貸制御
装置へ記憶データを送信する。一方、残高が「0」にな
った場合、或はカード返却スイッチが操作された場合に
は、カードリーダライタ内のカードの有無を判定し、カ
ードが有れば当該カードのデータを「0」を含む「残
高」に書き換えてカード挿排口より客側へ排出すると共
に、内部の記憶金額をリセットして待機状態となる。
【0040】一方、カードリーダライタ内にカードがな
ければ、カードフィーダから新規なカードをカードリー
ダライタに取り込み、このカードに新たな記憶内容であ
る「0」を含む「残高」を書き込んでカード挿排口より
客側へ排出すると共に、内部の記憶金額をリセットして
待機状態となる。
【0041】ところで、本発明は前記したように、無駄
なカードを発行しないようにすることができる。即ち、
図8に示すフローチャートにおいて、カード返却スイッ
チ29が操作される前に記憶金額が「0」になると、カ
ードリーダライタ20内にカードが有れば、そのカード
に残高「0」を書き込んで遊技者に返却するが、カード
リーダライタ20内にカードがなければ、そのまま待機
状態になる。なお、図8では、念のため記憶金額をリセ
ットしている。している。
【0042】一方、記憶金額が「0」になる前にカード
返却スイッチが操作された場合には、カードリーダライ
タ内のカードの有無を判定し、カードが有れば、当該カ
ードのデータを「残高」に書き換えてカード挿排口より
客側へ排出すると共に、内部の記憶金額をリセットして
待機状態となる。また、カードリーダライタ内にカード
がなければ、カードフィーダから新規なカードをカード
リーダライタに取り込み、このカードに新たな記憶内容
である「残高」を書き込んでカード挿排口より客側へ排
出すると共に、内部の記憶金額をリセットして待機状態
となる。
【0043】この実施形態によれば、遊技者が台間玉貸
機に金銭を投入することで購入したカードを使い切る
と、このカードは仮想カードのままで処理され、残高を
「0」としたカードを発行しない。即ち、制御部がカー
ド発行に関する情報を内部記憶することで、発行用カー
ドへの物理的なアクセスを行うことなく玉貸動作が可能
になり、しかも使用可能な度数を使い尽くした場合には
無駄なカードを発行しない。したがって、不用なカード
の発行を抑えることができ、カード発行原価の抑制およ
び資源の有効利用を期すことができる。
【0044】また、この実施形態によれば、玉貸機能を
有しないパチンコ機に適用することができ、従来の台間
玉貸機と同様に玉の貸出を受けることができる。従っ
て、プリペイドカード等の扱いに不慣れな遊技者や遊技
店であっても戸惑うことなく遊技することができ、プリ
ペイドカードの導入を容易に受け入れることができる。
【0045】上記した実施形態においては、遊技機をパ
チンコ機として説明したので遊技媒体はパチンコ玉であ
ったが、遊技機をパチスロとし、遊技媒体がメダルであ
る場合にも、上記実施形態と同様に、プリペイドカード
等を逐次発行することなくメダルの貸出処理を行うこと
が可能である。
【0046】また、上記実施形態においては、カードユ
ニット等で受け入れた貨幣をプリペイドカード等の有価
データ記憶媒体の発行に用い、有価データを基準とした
玉貸動作を行うものとしたが、例えば、カード購入動作
と玉貸動作との選択スイッチを設けておき、遊技者が玉
貸動作を選択した場合には、投入金額に応じた玉貸動作
を行えるように構成しても良い。更に、直接現金で遊技
媒体の貸出も可能とすることができる。例えば、硬貨投
入時には対価分の遊技媒体を直接貸し出すことも可能で
ある。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、遊技機で
の遊技に用いる遊技媒体と交換が可能なデータ記憶媒体
を受け入れる受入部と、上記受入部より受け入れたデー
タ記憶媒体に対してデータの読出し或は書き込みが可能
なデータ読出し・書き込み手段と、上記読出し・書き込
み手段によって読出したデータ記憶媒体のデータを記憶
データとして内部に記憶すると共に、データの範囲内で
遊技媒体を遊技者に貸出す貸出制御装置へ上記記憶デー
タを供給し、実際に遊技媒体の貸出に供されたデータを
減算記憶するデータ記憶制御手段と、を備え、遊技媒体
貸出可能な上記記憶データが終了した時点での状態又は
遊技機における遊技終了条件が生じた状態において、上
記データ記憶制御手段の記憶するデータが遊技媒体貸出
可能、不可能に拘わらず、受け入れたデータ記憶媒体に
データ読出し・書き込み手段により書き込ませて遊技者
に返却するようにしたので、受け入れた遊技媒体に対し
て最終的なデータを書き込ませて返却することで、制御
がシンプルになると共に構造も簡単になるので、安価に
データ記憶媒体処理装置を提供することができ、結局、
遊技店にデータ記憶媒体であるプリペイドカードの導入
を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】島設備の概略構成を示す正面図である。
【図2】カードユニットの正面図である。
【図3】カードユニットの内部構成を示す概略縦断面図
である。
【図4】カード制御に関連した機能ブロック図である。
【図5】カードユニットの制御の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】カードユニットの制御の流れの他の例を示すフ
ローチャートである。
【図7】台間玉貸機の制御の流れの一例を示すフローチ
ャートである。
【図8】台間玉貸機の制御の流れの他の例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2 パチンコ機 3 カードユニット 13 カード挿排口 14 硬貨投入口 15 紙幣投入口 20 カードリーダライタ 24 制御部 28 遊技制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機での遊技に用いる遊技媒体と交換
    が可能なデータ記憶媒体を受け入れる受入部と、 上記受入部より受け入れたデータ記憶媒体に対してデー
    タの読出し或は書き込みが可能なデータ読出し・書き込
    み手段と、 上記読出し・書き込み手段によって読出したデータ記憶
    媒体のデータを記憶データとして内部に記憶すると共
    に、データの範囲内で遊技媒体を遊技者に貸出す貸出制
    御装置へ上記記憶データを供給し、実際に遊技媒体の貸
    出に供されたデータを減算記憶するデータ記憶制御手段
    と、を備え、 遊技媒体貸出可能な上記記憶データが終了した時点での
    状態又は遊技機における遊技終了条件が生じた状態にお
    いて、上記データ記憶制御手段の記憶するデータが遊技
    媒体貸出可能、不可能に拘わらず、受け入れたデータ記
    憶媒体にデータ読出し・書き込み手段により書き込ませ
    て遊技者に返却するようにしたことを特徴とするデータ
    記憶媒体処理装置。
JP36173999A 1992-12-28 1999-12-20 デ―タ記憶媒体処理装置 Pending JP2000140393A (ja)

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