JP2000139331A - ループ状ソーセージの調製方法及び調製装置 - Google Patents

ループ状ソーセージの調製方法及び調製装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 懸吊工程における、ループ状に懸吊された連
鎖状ソーセージの末端処理等の作業性に優れ、懸吊に際
しての天然腸ケーシングの破裂や密着が少なく、懸吊部
材当たりに懸吊するループ数及び/又はリンク数を自動
的に一定範囲に調整することができ、ひいてはトータル
工程の高速化を図ることができる、ループ状ソーセージ
の調製方法及びループ状ソーセージの調製装置を提供す
ること。 【解決手段】 ソーセージ充填部より送り出される連鎖
状ソーセージを波状に仮掛けしながら移送し、移載ステ
ーションで、波状に保持された連鎖状ソーセージを移送
方向に対して横方向に位置する懸吊部材に懸架すること
により、連鎖状ソーセージをループ状とすることができ
る。移載ステーションを複数設けることにより、充填工
程を連続して稼働することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ループ状ソーセー
ジの調製方法及び調製装置、より詳しくは、ソーセージ
製造における生産性を著しく向上させることができる、
ソーセージ充填工程により得られる連鎖状に形成された
ソーセージから懸吊部材に懸吊されたループ状ソーセー
ジの調製方法及びそれに用いられる調製装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ソーセージの製造は、一般に、ソーセー
ジ生地を天然腸ケーシング内に押し出し、一定量充填す
ると共に、捻りによって連鎖状ソーセージを形成する充
填工程、連鎖状ソーセージを一定数のループにして懸吊
棒に引っかける懸吊工程、懸吊棒を燻煙処理用台車にハ
ンギングする載置工程、ループ状のソーセージを台車ご
と燻煙処理する燻煙工程及び燻煙後の連鎖状ソーセージ
を1個ずつ切り離す切断工程からなり、上記懸吊工程と
しては、従来、ルーパ装置等によって一旦懸吊装置にル
ープ状に吊した後に懸吊棒に受け渡す方法と、直接懸吊
棒に懸吊する方法がよく知られている。
【0003】しかし、ルーパ装置等によって一旦懸吊装
置にループ状に吊した後に懸吊棒に受け渡す方法は、懸
吊装置に懸吊されたループ群の中に懸吊棒を挿入した
後、懸吊棒を移動しなければならないという欠点を有す
る。特に、天然腸を用いたソーセージは懸吊された懸吊
棒の左右のソーセージ同士が接触しやすいことから、懸
吊棒の挿入が困難であり、また挿入に際して懸吊棒の端
部でソーセージを傷つける恐れがあった。さらに、ルー
プ群の中に懸吊棒の一端から挿入するので、懸吊棒の他
端のみを支持せざるを得ず、剛性の大きい素材の懸吊棒
が必要となる。
【0004】このルーパ装置等によって一旦懸吊装置に
ループ状に吊した後に懸吊棒に受け渡す方法の改良方法
として、特公平7−57158号公報には、連鎖状の一
連のソーセージを懸吊手段にループに懸吊し、竿の後端
が上記懸吊されたソーセージの先頭ループに臨む位置に
配されるように、該ソーセージの先頭ループの前方に、
竿を竿支持手段によって着脱自在に支持し、受渡し手段
によって、上記ソーセージの先頭ループから該ループの
竿の後部に受渡し、竿の後部に懸吊した上記ループを移
送手段によって竿上を滑らせながら該竿の前端に向けて
移動せしめるソーセージの竿への受渡し方法が記載され
ている。
【0005】また、直接懸吊棒に懸吊する方法として
は、本願出願人が開発した特公平7−79606号公報
及び特開平9−74989号公報記載の技術が知られて
いる。そして、特公平7−79606号公報には、第1
及び第2の駆動装置と、該第1及び第2の駆動装置の制
御装置と、送り出されるウインナーソーセージをガイド
しながら、自重により落下させ、所定個数毎にウインナ
ーソーセージを保持し、該ウインナーソーセージの落下
方向に対して横方向に前記第1の駆動装置の駆動により
移動させる可動シュータと、前記横方向に交わる方向に
延設され、前記ウインナーソーセージの移動によりウイ
ンナーソーセージの繋ぎ部に掛り合う可動支持棒と、更
に、送り出されるウインナーソーセージが前記可動シュ
ータにより所定個数ガイドされて落下すると、該落下し
て吊り下げられたウインナーソ−セージが一旦前記可動
指示棒へループ状に掛けられ、該可動支持棒が該可動支
持棒の軸方向へ前記第2の駆動装置の駆動により後退す
ることによって、該可動支持棒から掛け換えられる該可
動支持棒の配置方向と略同じ方向に配置される熱処理用
竿とを具備することを特徴とするウインナーソーセージ
の竿掛け装置が記載されている。
【0006】また特開平9−74989号公報には、連
鎖状ソーセージを懸垂竿側に送る送りローラーと、該送
りローラー内のソーセージの有無を見るための光電セン
サーと、該送りローラーを縦横2軸方向に回転運動させ
る2つの直動ユニットと、懸垂竿にぶつからないように
該送りローラーを前後に移動させる機構と、該光電セン
サーからの信号に基づきそれぞれの運動を制御する制御
機構よりなることを特徴とするソーセージの竿掛け装置
が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】天然腸ケーシングは、
規格が不揃いな上に、破れやすい、捻り戻りしやすい、
互いに密着しやすいなどの人工ケーシングにはない取り
扱い上特有のデリケートな性状を有している。このよう
なデリケートな性状を有している天然腸ケーシングを用
いた連鎖状ソーセージを懸吊棒にループ状に懸吊する場
合に、ルーパ装置等によって一旦懸吊装置にループ状に
吊した後に懸吊棒に受け渡す前記特公平7−57158
号公報記載の方法では、充填装置から排出される連鎖状
ソーセージを回転させながらループを形成するルーパ装
置を介してフックに掛け、これを懸吊棒の後端に掛け替
えて、さらに移送手段で懸吊棒全体へ懸吊する必要があ
り、この方法を天然腸ケーシングを用いたソーセージの
製造に用いると、ルーパの勢いで腸詰めが破裂しやすい
など天然腸のケーシングの持つ特有の性状に対処できな
いという問題の他に、一旦懸吊装置に連鎖状のリンクを
ループ状に吊したときに、連鎖状ソーセージ同士が密着
して、懸吊棒にうまく明け渡しができないという欠点が
あった。
【0008】また、本願出願人が開発した特公平7−7
9606号公報及び特開平9−74989号公報記載の
直接懸吊棒に懸吊する方法は、いずれも天然腸ケーシン
グを用いたソーセージの製造に向けられたもので、ルー
プを形成し懸垂棒に懸けるということを主眼においた装
置であるが、前記の天然腸ケーシングの特有の性状から
生じる処理業務がネックとなり、近年の高速化が進んだ
充填工程に比べて懸吊工程における処理が追いつかない
ため、ソーセージ製造のトータル工程の高速化を図るこ
とができないという問題があった。
【0009】近年、充填機の性能が向上し、連鎖状ソー
セージを形成する生産能力が著しく高まっている。そし
て、ソーセージ製造のトータル工程の高速化を図るため
には、この生産能力が高まった充填機の性能に合わせ
て、天然腸ケーシングを用いるソーセージの懸吊工程を
大幅に改善する必要があり、従来の天然腸ケーシングを
用いた懸吊工程後のループ状に懸吊された連鎖状ソーセ
ージの前端及び後端における捻り戻りが生じないような
末端処理、懸吊後に天然腸ケーシングが破裂したソーセ
ージの処理、懸吊棒当たりに懸吊するループ数及び/又
はリンク数を一定範囲に調整する処理などの効率化が必
至である。
【0010】本発明の課題は、懸吊工程における、ルー
プ状に懸吊された連鎖状ソーセージの末端処理等の作業
性に優れ、懸吊に際しての天然腸ケーシングの破裂や密
着が少なく、懸吊部材当たりに懸吊するループ数及び/
又はリンク数を自動的に一定範囲に調整することがで
き、ひいてはトータル工程の高速化を図ることができ
る、ループ状ソーセージの調製方法及びループ状ソーセ
ージの調製装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意研究し、従来の懸吊工程において必
要とされていた処理操作を、機能的に2つに分け、前半
に仮掛け処理という本発明者らによる独特の工程を設
け、従来手作業等で行っていた処理操作を集約するとと
もに高速化の可能な新たなラインとし、後半を既に自動
化とスピードアップが可能となっている懸吊部材への懸
吊工程とすることにより、ソーセージ製造のトータル工
程の高速化を達成できるとの着想にたどり着いた。天然
腸ケーシングは、元々長さと太さが不均一であるうえ、
パンクしたり切れたりし、天然腸ケーシングを単位とし
て1本の懸吊棒に懸吊する従来の方法では、一定範囲内
にリンク数やループ数を調整することができず、一定範
囲以上のループ数を掛けると、ソーセージ同士が接触
し、スモークむらを生じやすいし、また一定範囲以下で
あればみすみす生産性を下げるという問題があったが、
この従来手作業等で行っていた処理操作を集約するとと
もに高速化の可能な新たなラインでは、個々の懸吊部材
当たりの懸吊するループ及び/又はリンクの数を自動的
にカウントし一定範囲に調整することが可能となり、連
鎖状単位のソーセージの始端及び終端の数個のソーセー
ジリンクが捻り戻りを起こすのを防止することができる
ことを確認した。
【0012】本発明は、上記のように仮掛け工程を設け
た点に特徴を有する。また、連鎖状ソーセージをループ
状とする前に波状に仮掛けする、すなわち波状に保持す
ることに大きな特徴を有する。この仮掛け工程におい
て、始めからループ状とすることなく波状に仮掛けする
と、連鎖状単位のソーセージの前後末端処理等の作業性
を著しく向上することができることがわかった。そし
て、本発明者らは、かかる仮掛け工程から懸吊工程に移
行する段階で、すなわちフック等に釣支されている連鎖
状ソーセージを懸吊部材に懸架する段階でループが自動
的に形成されるという全く新しい知見を見い出し、実際
にフックコンベア、移載装置、切断装置、懸吊ユニッ
ト、制御部等の種々の装置を制作・配置・稼働させ、そ
の効果を確認し、本発明を完成するに至った。
【0013】すなわち請求項1の発明にかかるループ状
ソーセージ調製装置は、ソーセージ充填部と、該ソーセ
ージ充填部より送り出される連鎖状ソーセージをループ
状とする前に仮掛けする仮掛け部と、ループ状となった
連鎖状ソーセージを懸吊する懸吊部材を備えた懸吊部と
を具備するループ状ソーセージ調製装置であって、仮掛
けされた連鎖状ソーセージを仮掛け部から懸吊部へ移行
する段階でループが形成されることを特徴とし、請求項
2の発明にかかるループ状ソーセージ調製装置は、請求
項1記載のループ状ソーセージ調製装置が、ソーセージ
充填部と、仮掛け部と、懸吊部と、1つの懸吊部材に所
定のループ数及び/又はリンク数のソーセージを懸吊す
ることができるための制御部を具備することを特徴とす
る。
【0014】また請求項3の発明にかかるループ状ソー
セージ調製装置は、請求項1又は2記載の仮掛け部が、
波状に仮掛けした連鎖状ソーセージを移送することがで
きる移送手段と、移載ステーションにおいて波状に仮掛
けした連鎖状ソーセージを懸吊部材へループ状に懸架す
ることができる移載手段とを備えていることを特徴と
し、請求項4の発明にかかるループ状ソーセージ調製装
置は、請求項3記載の移送手段が、間欠的に移動し、連
鎖状ソーセージを釣支するための複数のフックを有する
フックコンベアを備えていることを特徴とし、請求項5
の発明にかかるループ状ソーセージ調製装置は、請求項
3記載の移載手段が、移載ステーションにおいて、フッ
クに釣支された連鎖状ソーセージを、連鎖状ソーセージ
の移送される方向に対して横方向にフックから移載する
ことができる移載装置を備えていることを特徴とする。
【0015】また請求項6の発明にかかるループ状ソー
セージ調製装置は、請求項1等に記載の仮掛け部が、移
動しながら連鎖状ソーセージの繋ぎ部を熱溶断すること
ができる1又は2以上の切断装置を備えていることを特
徴とし、請求項7の発明にかかるループ状ソーセージ調
製装置は、請求項1等に記載の仮掛け部が、移載手段が
それぞれ配設された複数の移載ステーションを備えてい
ることを特徴とし、請求項8の発明にかかるループ状ソ
ーセージ調製装置は、請求項1記載の懸吊部が、懸吊部
材と、仮掛けされた連鎖状ソーセージを仮掛け部から懸
吊部へ移行する段階で形成されるループ状のソーセージ
を順次移動させることができる可動アームとを備えてい
る懸吊ユニットを具備することを特徴とする。
【0016】また請求項9の発明にかかるループ状ソー
セージ調製装置は、請求項8記載の懸吊ユニットが、複
数の移載ステーションのそれぞれに対応して配設されて
いることを特徴とし、請求項10の発明にかかるループ
状ソーセージ調製装置は、請求項1等に記載の懸吊部材
が、縦長の懸吊枠又は懸吊棒であることを特徴とし、請
求項11の発明にかかるループ状ソーセージ調製装置
は、請求項1記載の制御部による制御が、充填部から送
り出されるソーセージの個数をカウントできるカウンタ
機構からの情報に基づき制御することを特徴とし、請求
項12の発明にかかるループ状ソーセージ調製装置は、
請求項1等に記載のソーセージが、天然腸ケーシングの
ソーセージであることを特徴とする。
【0017】また請求項13の発明にかかるループ状ソ
ーセージ調製方法は、ソーセージ生地をケーシングに充
填するソーセージ充填工程と、該ソーセージ充填工程に
より得られる連鎖状ソーセージをループ状とする前に仮
掛けする仮掛け工程と、ループ状となった連鎖状ソーセ
ージを懸吊する懸吊工程を有するループ状ソーセージ調
製方法であって、仮掛けされた連鎖状ソーセージを仮掛
け工程から懸吊工程へ移行する段階でループが形成され
ることを特徴とするものであり、請求項14の発明にか
かるループ状ソーセージ調製方法は、請求項13に記載
の仮掛け工程が、波状に仮掛けした連鎖状ソーセージを
移送することができる移送工程と、移載ステーションに
おいて波状に仮掛けした連鎖状ソーセージを懸吊部材へ
ループ状に懸架することができる移載工程とを有するこ
とを特徴とし、請求項15の発明にかかるループ状ソー
セージ調製方法は、請求項14に記載の移送工程で、連
鎖状ソーセージの末端のループを構成するリンク数をそ
の他のループを構成するリンク数より少なくすることを
特徴とする。ここで、ループ数とは連鎖状ソーセージに
より形成される輪又は螺旋状のループの数をいい、リン
ク数とは連鎖状ソーセージを構成する個々のソーセージ
の数をいう。したがって、ループを構成するリンク数が
一定である場合、ループ数が求められるとリンク数も求
めることができることとなる。
【0018】また請求項16の発明にかかるループ状ソ
ーセージ調製方法は、請求項14に記載の移送工程で、
1つの懸吊部材に懸吊するソーセージのループ数及び/
又はリンク数を一定範囲に調整することを特徴とし、請
求項17の発明にかかるループ状ソーセージ調製方法
は、請求項14に記載の移送工程における連鎖状単位の
ソーセージのループ数及び/又はリンク数を自動的にカ
ウントし、それぞれの連鎖状単位のソーセージを、複数
の移載ステーションのうちの特定の移載ステーションか
ら選択的に懸吊部材に懸架し、1つの懸吊部材に懸吊す
るソーセージのループ数及び/又はリンク数を一定範囲
に調整することを特徴とし、請求項18の発明にかかる
ループ状ソーセージ調製方法は、請求項14等に記載の
ソーセージが、天然腸ケーシングのソーセージであるこ
とを特徴とする。
【0019】さらに請求項19の発明にかかるソーセー
ジの製造方法は、ソーセージ生地をケーシングに充填す
るソーセージ充填工程と、該ソーセージ充填工程により
得られた連鎖状ソーセージを波状に保持しながら移送す
る移送工程と、移載ステーションにおいて波状に保持さ
れた連鎖状ソーセージを懸吊部材へ懸架する移載工程
と、ループ状となったソーセージを懸吊する懸吊工程
と、ループ状ソーセージを懸吊した懸吊部材を順次搬送
し、複数の該懸吊部材を台車に載置する載置工程と、ソ
ーセージを台車ごと燻煙処理する燻煙処理工程と、燻煙
処理後の連鎖状ソーセージを個々のソーセージに切り離
す切断工程からなることを特徴とし、請求項20の発明
にかかる連鎖状ソーセージの切断装置は、連鎖状ソーセ
ージの繋ぎ部を熱溶断する切断装置であって、切断用フ
ックに支承されているソーセージ間の繋ぎ部に熱風を吹
き付け、該繋ぎ部を熱溶断することができる熱風吹き出
し口を有することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のループ状ソーセージ調製
方法は、ソーセージ生地をケーシングに充填するソーセ
ージ充填工程と、該ソーセージ充填工程により得られる
連鎖状ソーセージをループ状とする前に仮掛けする仮掛
け工程と、ループ状となった連鎖状ソーセージを懸吊す
る懸吊工程を有し、仮掛け工程は、波状に仮掛けした連
鎖状ソーセージを移送することができる移送工程と、移
載ステーションにおいて波状に仮掛けした連鎖状ソーセ
ージを懸吊部材へループ状に懸架することができる移載
工程とを有することを特徴とする。また、本発明にかか
るループ状ソーセージ調製装置は、ソーセージ充填部
と、該ソーセージ充填部より送り出される連鎖状ソーセ
ージをループ状とする前に仮掛けする仮掛け部と、ルー
プ状となった連鎖状ソーセージを懸吊する懸吊部材を備
えた懸吊部と、1つの懸吊部材に所定のループ数及び/
又はリンク数のソーセージを懸吊することができるため
の制御部を具備することを特徴とする。
【0021】本発明のソーセージ充填工程が行われるソ
ーセージ充填部としては、ソーセージ生地を天然腸等の
ケーシングに一定量ずつ充填して連鎖状ソーセージを順
次排出する充填装置であればどのようなものでもよく、
例えば前記特公平7−79606号公報及び特開平9−
74989号公報記載の充填装置を例示することができ
る。そして、充填装置の排出口にルーパー機構は必要と
されないが、この充填装置にソーセージの個数をカウン
トできるカウンタ機構を設けることが好ましい。かかる
カウンタ機構としては、充填装置のピストンに取り付け
た検出センサーや、充填装置から排出されたソーセージ
を検出する光電センサー等の検出センサーを例示するこ
とができる。このカウンタ機構を設けることにより、充
填部から送り出されるソーセージの個数に関する情報が
制御部に入力され、このカウンタ機構からの情報に基づ
き仮掛け部、特に移送手段におけるフックの移動するタ
イミングや移載手段における移載装置の駆動のタイミン
グを制御することができ、その結果懸吊部材に所望のル
ープ数及び/又はリンク数のソーセージを自動的に懸吊
することが可能となる。
【0022】本発明の仮掛け工程が行われる仮掛け部に
おける移送手段としては、波状に仮掛けした連鎖状ソー
セージを移送することができるフック、支持棒等を有
し、コンベア等これらフック支持棒等を移送することが
できるものであればどのようなものでもよく、間欠的に
移動することができる無端コンベアベルトに連鎖状ソー
セージを波状に保持することができるフックが多数設け
られたフックコンベアを具体的に例示することができ
る。フックコンベアは、充填機の連鎖状ソーセージの排
出口に並設されている。また、カウンタ機構からの情報
に基づく制御部におけるプログラムを、このフックコン
ベアにおけるフックが、フック間のリンク数が所定の
数、例えばリンク数3,5,6,…6,6,5,3個と
なるように順次連鎖状ソーセージを釣支しながら間欠移
動することができるように、設定しておくことが好まし
い。このように制御することにより、ループを構成する
リンク数を所定のリンク数となるようにすることができ
る。
【0023】また、仮掛け部には、1つの懸吊部材に一
定範囲のループ数及び/又はリンク数のソーセージを懸
吊することができるように、カウンタ機構からの連鎖状
ソーセージの個数に関する情報に基づき、自動的に切断
部位を指示する切断ユニットを備えることが好ましい。
この切断ユニットとしては、例えば天然腸ケーシングが
長すぎてその中程で、懸吊部材当たりに懸吊する予定の
ループ数及び/又はリンク数になったときに、該ケーシ
ングの切断すべき部位に位置するソーセージを釣支して
いるフックの上方に自動的に移行し、移行後は間欠的に
移動するフックと同期して移動し、移動しながら切断用
フックに支承された連鎖状ソーセージの繋ぎ部を自動的
に熱溶断することができるものが望ましい。そして、従
来の天然腸ケーシングを単位として1本の懸吊棒に懸吊
する方法では、一定範囲内にリンク数やループ数を調整
することができないが、上記のように本発明によると懸
吊部材当たり一定範囲のループ数及び/又はリンク数の
ソーセージを懸吊することが可能となる。
【0024】かかる切断ユニットにおける連鎖状ソーセ
ージの繋ぎ部を熱溶断する切断装置は、切断用フックに
支承されているソーセージ間の繋ぎ部に熱風を吹き付け
該繋ぎ部を切断することができる熱風吹き出し口を有し
ている。この熱風によるソーセージ間の繋ぎ部の熱溶断
は瞬時に行うことができないので、上記のように仮掛け
用のフックの移動と同期させながら切断装置を移動さ
せ、移動中に切断することになる。仮掛け用のフックか
ら切断用フックへの掛け替えは自動的に行うことも人手
により行うこともできるが、切断されると、連鎖状のソ
ーセージが自重で落下して元の波状に戻る。また、例え
ば500℃の熱風により切断する場合、ソーセージの切
断側端部も熱風により加熱され約300℃となる結果、
該ソーセージの切断側端部のソーセージ生地が熱により
幾分硬化し、そのため熱溶断部位での捻り戻しがなく、
切断箇所における末端処理をしなくてもよい。また、こ
の切断ユニットには必要に応じて切断装置を複数個設け
ることができる。
【0025】天然腸ケーシングは、元々長さと太さが不
均一であるうえ、パンクしたり切れたりすることから、
仮掛け工程においては、天然腸ケーシングの始端や終端
のソーセージの末端処理やパンクしたり切れたりしたソ
ーセージの末端処理など、どうしても手作業による処理
操作が欠かせない。しかし、従来のようにループを形成
した後で手作業で処理する場合、作業の平準化が難し
く、懸吊工程のラインをストップさせなければならない
事態が頻繁に生じていたが、本発明におけるように仮掛
け工程を設けることにより、従来方法に比べ少なくなっ
た手作業による処理操作をこの工程に集約化することが
でき、作業の平準化が図られ、ループ状ソーセージの調
製ラインをストップさせる事態がなくなり、全体の生産
性向上に大きく寄与することができる。また、本発明に
おいては、前述したとおり、仮掛け工程における連鎖状
ソーセージをループ状とすることなく波状に仮掛けする
ことを大きな特徴としている。この仮掛け工程におい
て、始めからループ状とすることなく波状に保持するこ
とにより、一連の連鎖状ソーセージの始端や終端の末端
処理等の作業性を著しく向上させることができる。
【0026】また、天然腸ケーシングのソーセージの場
合は、始端や終端の数個のリンクが特に捻り戻りを起こ
しやすい。この捻り戻りを防止するために試行錯誤を繰
り返した結果、連鎖状ソーセージの末端のループを構成
するリンク数をその他のループを構成するリンク数より
少なくすることにより改善できることを見い出した。例
えば、1ループを構成するリンク数を6個とする場合、
連鎖状単位のソーセージの両末端のループを構成するリ
ンク数を4個にすることによって捻り戻りを改善できる
ことがわかった。この場合、フックコンベアにおけるフ
ック間に釣支するリンク数を3,5,6,6・・・6,
6,5,3となるように制御しておく。このフック間に
釣支するリンク数の制御は、前記のように、フックコン
ベアの間欠移動を自動制御することによって行うことが
できる。そして、始端の3個のリンクの1番目を次の5
個のリンクの2番目と3番目の間に引っ掛けると、4個
のリンクで最初のループが構成され、そこにリンクが1
つ垂れ下がる形状となる。終端も同様にして、4個のリ
ンクで最後のループが構成され、そこにリンクが1つ垂
れ下がる形状となる。この一連の連鎖状ソーセージを移
載装置により懸吊部材に移載すると、最初と最後に4個
のリンクで構成されるそれぞれ1つの輪と、その間に各
6個のリンクで構成される螺旋状のループが懸吊部材に
懸吊されることになる。このような処理を行うことによ
り、リンクの自由度を奪い、リンクの捻り戻りを防止す
ることができる。また、かかる捻り戻り防止操作は移送
工程において実施するのが効率的である。
【0027】本発明の移載工程に用いられる移載手段と
しては、仮掛け工程で波状に保持された状態で移送され
る、例えばフックに支承されている連鎖状ソーセージを
懸吊部材に移載するときにループ状として移載すること
ができるものであればどのようなものでもよいが、移載
手段を移送手段と一体的に配設することが望ましい。か
かる移載手段としては、移載する位置、すなわち移載ス
テーションにおいて、波形の山の部分でフック等に支承
されている連鎖状ソーセージを、連鎖状ソーセージの移
送される方向に対して横方向にフックから移載させ、移
載ステーションに並設されている懸吊部材にループ状と
なったソーセージを懸架することができる移載装置を例
示することができる。移載装置としては、フック、支持
棒等を移載ステーションで傾斜させることにより懸架す
る装置や、波形の山の部分でフック等に支承されている
連鎖状ソーセージのみをフック上部で軸支された揺動ア
ームを用いて懸架する装置を挙げることができる。揺動
アームを用いて懸架する装置としては、例えば連鎖状ソ
ーセージを波状に支承するフックとして、仮掛け用フッ
ク本体と、フック本体を挟むようにその上部で軸支され
た1対の揺動アームで構成されるフックを用い、波状に
仮掛け・保持され移送されてきた連鎖状ソーセージが移
載ステーションに停止したとき、揺動アームの上部をピ
ストンシリンダ機構を有する制御機構付き駆動装置のピ
ストンロッドの進退により揺動させ、てこの原理により
揺動アームの下部を大きく揺動させることによって、波
形の山の部分でフックに支承されている連鎖状ソーセー
ジを、連鎖状ソーセージの移送される方向に対して横方
向にフックから、移載ステーションに並設されている懸
吊枠にループ状に懸架することができる装置を具体的に
挙げることができる。
【0028】本発明の懸吊工程が行われる懸吊部として
は、ループ状となったソーセージを懸吊することができ
る懸吊部材を備えたものであればどのようなものでもよ
いが、懸吊部材と、懸吊されたループ状ソーセージが自
重により下方に移動することができるように、懸吊部材
を移載ステーションと対向している先端が高くなるよう
に傾斜して維持する維持手段とを備えている懸吊ユニッ
トや、懸吊部材と該懸吊部材に移載手段から懸架された
ループ状のソーセージを懸吊部材の他端に移動させるこ
とができる可動アームとを備えている懸吊ユニットを備
えることが好ましい。これら懸吊ユニットの中でも、ル
ープ状ソーセージの移動の確実性及び精確性から、可動
アーム好ましくは間欠的に移動する可動アームを備えて
いる懸吊ユニットを用いることが望ましい。そして、こ
の可動アームは、例えば無端コンベア等に固着させてお
き、懸吊部材の先端部に懸架されたソーセージを検出す
ることができる光学式センサーを用いて、懸吊部材にソ
ーセージが懸架されたことを検出することにより、ソー
セージが懸架されたときにだけ可動するように設定する
こともできる。
【0029】ループ状ソーセージを懸吊する懸吊部材と
しては、従来から使用されている懸吊棒や、ソーセージ
をループ状に支持する断面円形の平行な2本の棒からな
るソーセージ釣支部と、該釣支部を形成する2本の棒を
平行な状態に維持することができる連結部から構成され
る懸吊枠を例示することができるが、懸吊されているソ
ーセージ同士の接触を低減させることができることから
懸吊枠の方が好ましい。
【0030】懸吊部材に所定のループ数のソーセージが
懸吊されると、懸吊部材を交換する必要があるが、かか
る懸吊部材の交換は自動懸吊枠懸垂装置を用いて自動的
に行うことが好ましい。そして、懸吊部材に所定のルー
プ数のソーセージが懸吊されたことを検出する方法とし
ては、懸吊部材の後端に懸吊されたソーセージを検出す
ることができる光学式センサーにより検出する方法、ソ
ーセージが懸架されたときにだけ移動するように設定さ
れている間欠的に移動する可動アームが所定の距離を移
動したことにより検出する方法、仮掛け工程において所
定のループ数の連鎖状単位のソーセージに設定されたソ
ーセージが懸吊部材に移載されたタイミングで検出する
方法等がある。そして、この交換時には、例えば上記フ
ックコンベアにおけるフックの移動を止めるか、あるい
はフックの移動を止めることなく予め充填機から仮掛け
部への仮掛けを調整しておくことが好ましい。
【0031】また、仮掛け部に移載ステーションを複数
設けて、前記移載手段と上記懸吊ユニットを、複数の移
載ステーションにそれぞれ配設することもできる。例え
ば、移載ステーションを2箇所設ける場合、フックに支
承された第1連鎖状ソーセージ群が第1移載ステーショ
ン移送されてくると、第1懸吊ユニットの懸吊部材に第
1移載手段により順次ループ状に懸架されていき、所定
のループ数が懸吊されると、第1移載手段による移載動
作がストップする。続いて移送されてくる第2連鎖状ソ
ーセージ群は第1移載ステーションをそのまま通過し、
第2移載ステーションに移送されている間に、自動懸吊
枠懸垂装置を用いて第1懸吊ユニットの懸吊部材が交換
され、第2連鎖状ソーセージ群が第2移載ステーション
に移送されると、第2移載手段により第2懸吊ユニット
の懸吊部材に順次ループ状に懸架されていき、所定のル
ープ数が懸吊されると、第2移載手段による移載動作が
ストップする。第2連鎖状ソーセージ群に続いて移送さ
れてくる第3連鎖状ソーセージ群は、第2連鎖状ソーセ
ージ群が第2移載ステーションに移送されたとき、第1
移載ステーションに移送されていることになり、第2連
鎖状ソーセージ群とほぼ同時に第1懸吊ユニットの懸吊
部材に第1移載手段により順次ループ状に懸架されてい
く。この第3連鎖状ソーセージ群が順次ループ状に懸架
されている間に、自動懸吊枠懸垂装置を用いて第2懸吊
ユニットの懸吊部材が交換される。以後この動作が同様
に繰り返されて懸吊部材に連鎖状ソーセージが順次懸架
されていくことから、ソーセージが懸吊されている懸吊
部材をソーセージが懸吊されていない懸吊部材と入れ替
える時間もラインを止めることなく、生産性を上げるこ
とができる。
【0032】さらに、本発明においては、仮掛け工程に
おいてループ数及び/又はリンク数を調節することな
く、一定範囲のループ数及び/又はリンク数を前記制御
部からの指令に基づき、コンピュータースケール方式で
懸吊部材に懸吊することもできる。この方式は、例えば
3〜5の移載ステーションを設け、これら複数の移載ス
テーションのそれぞれに対応して複数の移載手段と複数
の懸吊ユニットを配設しておき、各天然腸ケーシング毎
のリンク数を充填時にカウントし、かかる情報に基づく
制御部からの指令によって、懸吊部材当たりに懸吊する
ループ数を一定範囲にはいるように、各移載ステーショ
ンの移載手段に、移送されてきた天然腸ケーシング単位
の連鎖状ソーセージを懸吊部材に懸架するかどうかを指
示し、各移載ステーション毎の移載量を一定範囲内に調
節することにより、懸吊部材当たりのループ数及び/又
はリンク数を調整することができる。この場合、天然腸
ケーシングを切断せずに用いることができるが、必要に
応じて切断してもよい。
【0033】本発明のループ状ソーセージ調製装置によ
り得られる、ソーセージが懸吊された懸吊部材は下方に
設けられた例えばベルトコンベア等で上記懸吊部材を載
置することができる台車まで順次搬送され、以後ソーセ
ージが懸吊された複数の懸吊部材を台車に載置し、この
台車ごと燻煙処理し、燻煙処理後の連鎖状ソーセージを
個々のソーセージに切り離すことによってソーセージを
製造することができる。以上、主として、天然腸ケーシ
ングのソーセージを用いたループ状ソーセージの調製方
法及び調製装置について述べてきたが、当然のことなが
ら、本発明のループ状ソーセージの調製方法及び調製装
置は人工ケーシングを用いる場合にも適用することがで
きる。
【0034】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら詳
細に説明するが、本発明の技術的範囲はこの実施例によ
って限定されるものではない。図1は本発明の2つの移
載ステーションを有するループ状ソーセージ調製装置の
概略上面図であり、図1ではかかるループ状ソーセージ
調製装置が1ラインに2台配置されている。図2は仮掛
け工程における波状に仮掛けされた連鎖状ソーセージが
フックコンベアのフックに支承されて移送され、移載ス
テーションにおいて懸吊枠に移載されている状態を示す
概略斜視図である。図3は連鎖状ソーセージのソーセー
ジ間の繋ぎ部を熱溶断する切断装置の概略斜視図であ
る。図4は移載ステーションにおける波状に仮掛けされ
たソーセージを懸吊枠にループ状に懸架する状態を示す
説明図である。図5は複数の移載ステーションから複数
の懸吊ユニットへコンピュータ制御により、懸吊枠当た
り一定のループ数となるように調整しながらループ状ソ
ーセージを調製する状態を示している説明図である。
【0035】図1から図5において、Sはソーセージ、
SLはソーセージ間の繋ぎ部、Mは作業者、Tは移載ス
テーション、1は充填部、2は充填装置の排出口、3は
カウンタ機構、4は充填装置、10は仮掛部、11は無
端コンベアベルト、12はフック、13はフックコンベ
ア、14は移載装置、15は仮掛け用フック本体、16
は揺動アーム、20は懸吊部、21は懸吊ユニット、2
2は懸吊枠、23は可動アーム、30は切断ユニット、
31は切断装置、32は熱溶断部位指示装置、33は固
定ガイド棒、34はフックコンベア連動片、35は演算
部、36は切断用フック、37は熱風吹き出し口、38
はガード部、40はベルトコンベアである。
【0036】以下、天然腸ケーシングを用いた場合の本
発明のループ状ソーセージ調製方法及び調製装置を図1
から図5を参照しながら説明する。図1に示される本発
明のループ状ソーセージ調製装置は、充填部1、仮掛け
部10、懸吊部20から構成されている。充填部1に
は、ソーセージ生地を天然腸等のケーシングに一定量ず
つ充填して連鎖状ソーセージを順次送り出す排出口2
と、送り出されるソーセージの個数をカウントするカウ
ンタ機構3を有する充填装置4が設けられている。
【0037】仮掛部10には、間欠的に移動することが
できる無端コンベアベルト11に連鎖状ソーセージを波
状に保持することができるフック12が多数設けられて
いるフックコンベア13が設けられている。図1におけ
る仮掛け工程には、作業者Mが効率よく作業することが
できる移送工程と2つの移載ステーションTが設けられ
ている。フックコンベア13は、充填装置4から送り出
される所定量の連鎖状ソーセージを間欠的に移動するフ
ック12で順次釣支することができるように充填装置4
の連鎖状ソーセージの排出口に並設されている。
【0038】図2に示されるように、充填装置4から送
り出された連鎖状ソーセージSは波状に仮掛けされた状
態で移載ステーションTに移送される。この過程で、充
填装置4に設けられたカウンタ機構3からの連鎖状ソー
セージSの個数に関する情報に基づき、ループを作るた
めに適正なリンク数のソーセージをフック12に仮掛け
し、1つの懸吊部材に一定範囲のループ数及び/又はリ
ンク数のソーセージSを懸吊するための切断ユニット3
0が、フックコンベア13の上方に配設されている。こ
の切断ユニット30は、カウンタ機構3からの情報に基
づき制御部(図示せず)から送られてきた信号に基づ
き、連鎖状ソーセージSの繋ぎ部SLを熱溶断する切断
装置31の駆動を制御することができるように、切断装
置31、該切断装置が固着された熱溶断部位指示装置3
2、該熱溶断部位指示装置32の移動をガイドする2本
の固定ガイド棒33、該熱溶断部位指示装置32及びそ
の下部に設けられた進退自在のフックコンベア連動片3
4の動きを制御するための演算部35から構成されてい
る。そして、図2には切断装置31等を2セット有する
切断ユニット30が示されている。また、図3に示すよ
うに、切断装置31は、切断すべき連鎖状ソーセージの
繋ぎ部SLを釣支する切断用フック36と、該切断用フ
ック36に支持されているソーセージ間の繋ぎ部SLに
熱風を吹き付け該繋ぎ部SLを切断することができる熱
風吹き出し口37と、ガード部38とを備えている。
【0039】波状に保持され移送されている連鎖状ソー
セージSの両端部以外の中程で懸吊枠当たりに懸吊する
予定のリンク数になったとき、上記制御部の指令に基づ
いて該連鎖状ソーセージSの切断すべき部位に位置する
フックの上方に熱溶断部位指示装置32にガイドされて
切断装置31が自動的に移行し、熱溶断部位指示装置3
2の下部に設けられたフックコンベア連動片34が下方
に進出し、フックコンベア13のフック12間に挿入さ
れ、以後間欠的に移動するフック12と同期してこの切
断装置31も移動する。このとき、図示していない指示
ランプが点滅し作業者Mに切断処理を指示する。作業者
Mにより、仮掛け用のフック12から切断用フック36
へ掛け替えられた連鎖状ソーセージSは、移送されなが
ら切断用フック36に支支承された連鎖状ソーセージの
繋ぎ部SLで熱溶断され、これにより、懸吊枠当たり一
定範囲のループ数及び/又はリンク数のソーセージSを
懸吊することができる。
【0040】図4には移載装置14が示されている。連
鎖状ソーセージSを波状に支承するフック12は、仮掛
け用フック本体15と、フック本体を挟むようにその上
部で軸支された1対の揺動アーム16で構成されてい
る。波状に仮掛けされ移送されてきた連鎖状ソーセージ
Sが移載ステーションTに停止したとき、揺動アーム1
6の上部を図示していないピストンシリンダ機構を有す
る制御機構付き駆動装置のピストンロッドの進退により
揺動させ、てこの原理により揺動アーム16の下部を大
きく揺動させることによって、波形の山の部分でフック
12に支承されている連鎖状ソーセージSを、連鎖状ソ
ーセージSの移送される方向に対して横方向にフック1
2から、移載ステーションTに並設されている懸吊枠2
2にループ状に懸架することができる。
【0041】懸吊部20に備えられる懸吊ユニット21
は、懸吊枠22と、該懸吊枠22へ懸架されてループ状
となったソーセージを懸吊枠22の他端に移動させるこ
とができる、図示していない無端コンベアに固着され間
欠的に移動する可動アーム23により構成されている。
また、図4には、連鎖状ソーセージSの始端にリンクが
1つ垂れ下がった4個のリンクで構成される輪に続いて
各6個のリンクで構成される螺旋状のループが懸吊枠2
2に懸架されていく状態が示されている。
【0042】図5は、複数の移載ステーションTのそれ
ぞれに対応して複数の移載装置14、複数の懸吊ユニッ
ト21が配設され、仮掛け工程においてループ数及び/
又はリンク数を調節することなく、一定範囲のループ数
及び/又はリンク数をコンピュータースケール方式で懸
吊枠21に懸吊することができるループ状ソーセージ調
製装置を説明するための図であり、各天然腸ケーシング
毎のリンク数が充填時にカウントされた、天然腸ケーシ
ング単位の連鎖状ソーセージSが移送されてくると、コ
ンピューター制御によって指令された特定の移載ステー
ションから懸吊枠21に移載されている状態が示されて
いる。
【0043】本発明のループ状ソーセージ調製装置によ
り得られる、ソーセージSが懸吊された懸吊枠22は下
方に設けられたベルトコンベア40で上記懸吊枠22を
載置することができる台車まで順次搬送され、以後ソー
セージが懸吊された複数の懸吊部材を台車に載置し、こ
の台車ごと燻煙処理し、燻煙処理後の連鎖状ソーセージ
を個々のソーセージに切り離すことによってソーセージ
を製造することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によると、ループ状にする前に仮
掛け部が設けられているので、ループ状に懸吊された連
鎖状ソーセージの末端処理等の作業性に優れ、懸吊に際
しての天然腸ケーシングの破裂や密着が少なく、また懸
吊部材当たりに懸吊するループ数及び/又はリンク数を
自動的に一定範囲に調整することができ、ひいてはトー
タル工程の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の2つの移載ステーションを有するルー
プ状ソーセージ調製装置の概略上面図である。
【図2】仮掛け工程における波状に仮掛けされた連鎖状
ソーセージがフックコンベアのフックに支承されて移送
され、移載ステーションにおいて懸吊枠に移載されてい
る状態を示す概略斜視図である。
【図3】連鎖状ソーセージのソーセージ間の繋ぎ部を熱
溶断する切断装置の概略斜視図である。
【図4】移載ステーションにおける波状に仮掛けされた
ソーセージを懸吊枠にループ状に懸架する状態を示す説
明図である。
【図5】複数の移載ステーションから複数の懸吊ユニッ
トへコンピュータ制御により、懸吊枠当たり一定のルー
プ数となるように調整しながらループ状ソーセージを調
製する状態を示している説明図である。
【符号の説明】
S ソーセージ SL ソーセージ
間の繋ぎ部 M 作業者 T 移載ステー
ション 1 充填部 2 充填装置の
排出口 3 カウンタ機構 4 充填装置 10 仮掛部 11 無端コンベ
アベルト 12 フック 13 フックコン
ベア 14 移載装置 15 仮掛け用フ
ック本体 16 揺動アーム 20 懸吊部 21 懸吊ユニット 22 懸吊枠 23 可動アーム 30 切断ユニッ
ト 31 切断装置 32 熱溶断部位
指示装置 33 固定ガイド棒 34 フックコン
ベア連動片 35 演算部 36 切断用フッ
ク 37 熱風吹き出し口 38 ガード部 40 ベルトコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅妻 大 茨城県土浦市中向原635番地 プリマハム 株式会社技術開発センター内 Fターム(参考) 4B011 BA06 BA07

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソーセージ充填部と、該ソーセージ充填
    部より送り出される連鎖状ソーセージをループ状とする
    前に仮掛けする仮掛け部と、ループ状となった連鎖状ソ
    ーセージを懸吊する懸吊部材を備えた懸吊部とを具備す
    るループ状ソーセージ調製装置であって、仮掛けされた
    連鎖状ソーセージを仮掛け部から懸吊部へ移行する段階
    でループが形成されることを特徴とするループ状ソーセ
    ージ調製装置。
  2. 【請求項2】 ループ状ソーセージ調製装置が、ソーセ
    ージ充填部と、仮掛け部と、懸吊部と、1つの懸吊部材
    に所定のループ数及び/又はリンク数のソーセージを懸
    吊することができるための制御部を具備することを特徴
    とする請求項1記載のループ状ソーセージ調製装置。
  3. 【請求項3】 仮掛け部が、波状に仮掛けした連鎖状ソ
    ーセージを移送することができる移送手段と、移載ステ
    ーションにおいて波状に仮掛けした連鎖状ソーセージを
    懸吊部材へループ状に懸架することができる移載手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のル
    ープ状ソーセージ調製装置。
  4. 【請求項4】 移送手段が、間欠的に移動し、連鎖状ソ
    ーセージを釣支するための複数のフックを有するフック
    コンベアを備えていることを特徴とする請求項3記載の
    ループ状ソーセージ調製装置。
  5. 【請求項5】 移載手段が、移載ステーションにおい
    て、フックに釣支された連鎖状ソーセージを、連鎖状ソ
    ーセージの移送される方向に対して横方向にフックから
    移載することができる移載装置を備えていることを特徴
    とする請求項3又は4記載のループ状ソーセージ調製装
    置。
  6. 【請求項6】 仮掛け部が、移動しながら連鎖状ソーセ
    ージの繋ぎ部を熱溶断することができる1又は2以上の
    切断装置を備えていることを特徴とする請求項2〜5の
    いずれか記載のループ状ソーセージ懸吊装置。
  7. 【請求項7】 仮掛け部が、移載手段がそれぞれ配設さ
    れた複数の移載ステーションを備えていることを特徴と
    する請求項2〜6のいずれか記載のループ状ソーセージ
    調製装置。
  8. 【請求項8】 懸吊部が、懸吊部材と、仮掛けされた連
    鎖状ソーセージを仮掛け部から懸吊部へ移行する段階で
    形成されるループ状のソーセージを順次移動させること
    ができる可動アームとを備えている懸吊ユニットを具備
    することを特徴とする請求項1〜7のいずれか記載のル
    ープ状ソーセージ調製装置。
  9. 【請求項9】 懸吊ユニットが、複数の移載ステーショ
    ンのそれぞれに対応して配設されていることを特徴とす
    る請求項8記載のループ状ソーセージ調製装置。
  10. 【請求項10】 懸吊部材が、縦長の懸吊枠又は懸吊棒
    であることを特徴とする請求項1〜9記載のループ状ソ
    ーセージ調製装置。
  11. 【請求項11】 制御部による制御が、充填部から送り
    出されるソーセージの個数をカウントできるカウンタ機
    構からの情報に基づき制御することを特徴とする請求項
    2〜10のいずれか記載のループ状ソーセージ調製装
    置。
  12. 【請求項12】 ソーセージが、天然腸ケーシングのソ
    ーセージであることを特徴とする請求項1〜11のいず
    れか記載のループ状ソーセージ調製装置。
  13. 【請求項13】 ソーセージ生地をケーシングに充填す
    るソーセージ充填工程と、該ソーセージ充填工程により
    得られる連鎖状ソーセージをループ状とする前に仮掛け
    する仮掛け工程と、ループ状となった連鎖状ソーセージ
    を懸吊する懸吊工程を有するループ状ソーセージ調製方
    法であって、仮掛けされた連鎖状ソーセージを仮掛け工
    程から懸吊工程へ移行する段階でループが形成されるこ
    とを特徴とするループ状ソーセージ調製方法。
  14. 【請求項14】 仮掛け工程が、波状に仮掛けした連鎖
    状ソーセージを移送することができる移送工程と、移載
    ステーションにおいて波状に仮掛けした連鎖状ソーセー
    ジを懸吊部材へループ状に懸架することができる移載工
    程とを有することを特徴とする請求項13記載のループ
    状ソーセージ調製方法。
  15. 【請求項15】 移送工程で、連鎖状ソーセージの末端
    のループを構成するリンク数をその他のループを構成す
    るリンク数より少なくすることを特徴とする請求項14
    記載のループ状ソーセージ調製方法。
  16. 【請求項16】 移送工程で、1つの懸吊部材に懸吊す
    るソーセージのループ数及び/又はリンク数を一定範囲
    に調整することを特徴とする請求項14又は15記載の
    ループ状ソーセージ調製方法。
  17. 【請求項17】 移送工程における連鎖状単位のソーセ
    ージのループ数及び/又はリンク数を自動的にカウント
    し、それぞれの連鎖状単位のソーセージを、複数の移載
    ステーションのうちの特定の移載ステーションから選択
    的に懸吊部材に懸架し、1つの懸吊部材に懸吊するソー
    セージのループ数及び/又はリンク数を一定範囲に調整
    することを特徴とする請求項14〜16のいずれか記載
    のループ状ソーセージ調製方法。
  18. 【請求項18】 ソーセージが、天然腸ケーシングのソ
    ーセージであることを特徴とする請求項13〜17のい
    ずれか記載のループ状ソーセージ調製方法。
  19. 【請求項19】 ソーセージ生地をケーシングに充填す
    るソーセージ充填工程と、該ソーセージ充填工程により
    得られた連鎖状ソーセージを波状に保持しながら移送す
    る移送工程と、移載ステーションにおいて波状に保持さ
    れた連鎖状ソーセージを懸吊部材へ懸架する移載工程
    と、ループ状となったソーセージを懸吊する懸吊工程
    と、ループ状ソーセージを懸吊した懸吊部材を順次搬送
    し、複数の該懸吊部材を台車に載置する載置工程と、ソ
    ーセージを台車ごと燻煙処理する燻煙処理工程と、燻煙
    処理後の連鎖状ソーセージを個々のソーセージに切り離
    す切断工程からなることを特徴とするソーセージの製造
    方法。
  20. 【請求項20】 連鎖状ソーセージの繋ぎ部を熱溶断す
    る切断装置であって、切断用フックに支承されているソ
    ーセージ間の繋ぎ部に熱風を吹き付け、該繋ぎ部を熱溶
    断することができる熱風吹き出し口を有することを特徴
    とする連鎖状ソーセージの切断装置。
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