JP2000138906A - 文字放送受信装置及びその方法並びにデータ記録装置 - Google Patents

文字放送受信装置及びその方法並びにデータ記録装置

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JP2000138906A
JP2000138906A JP10325964A JP32596498A JP2000138906A JP 2000138906 A JP2000138906 A JP 2000138906A JP 10325964 A JP10325964 A JP 10325964A JP 32596498 A JP32596498 A JP 32596498A JP 2000138906 A JP2000138906 A JP 2000138906A
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program
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Kenichi Tsuchiya
健一 土屋
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手を向上し得るようにする。 【解決手段】本発明は、受信手段により受信された番組
データを記憶手段に記憶しながら、空き領域確保手段に
より番組データに基づいてリストを作成し、記憶手段に
空き領域が不足した場合にリストに基づく順番で番組デ
ータを削除して空き領域を確保することにより、空き領
域が不足した場合でもユーザの手をわずらわせずに記憶
手段に番組データを記憶でき、使い勝手を向上し得る受
信表示装置及びその方法を実現できる。また本発明は、
記憶手段にデータを記憶しながら、空き領域確保手段に
よりこのデータに基づいてリストを作成し、記憶手段に
空き領域が不足した場合にリストに基づく順番でデータ
を削除して空き領域を確保することにより、空き領域が
不足した場合でもユーザの手をわずらわせずに記憶手段
にデータを記憶でき、使い勝手を向上し得るデータ記録
装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字放送受信装置及
びその方法並びにデータ記録装置に関し、例えば文字放
送を受信し得るテレビジョン受像機に適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、文字放送においては、ニュースや
スポーツ情報等の文字番組のディジタルデータ(以下、
これを番組データと呼ぶ)をアナログのテレビジョン信
号に含まれる映像信号の垂直帰線区間に時分割多重化
し、得られた放送信号を送信するようにして行われてい
る。
【0003】この場合番組データは、文字番組単位で生
成されており、図10に示すように、ヘッダ部1及びデ
ータ格納部2から構成されている。
【0004】このヘッダ部1には、対応する文字番組に
対して予め付加された番組番号( 000♯〜 999♯)や番
組データのデータ量等の番組管理情報が格納されると共
に、データ格納部2には、この文字番組のページ毎に文
字や図形を用いて生成された画面データを順次ハイブリ
ット符号化方式(パターン伝送方式と文字コード伝送方
式とを組み合わせた符号化方式)によって符号化するこ
とにより得られたページデータが順次ページ番号等のペ
ージ管理情報と共に格納されている。
【0005】ところでこのような文字放送を受信し得る
テレビジョン受像機においては、複数チャンネルの放送
信号のなかから指定されたチャンネルの放送信号を受信
し、当該受信した放送信号に基づいて得られた映像信号
を陰極線管(CRT:Cathode Ray Tubu)に送出することに
より当該陰極線管にこの映像信号に基づくテレビジョン
映像を表示すると共に、この映像信号の垂直帰線区間に
時分割多重化されている文字番組の番組データを順次取
り出し、これをメモリでなる記憶部に記憶する。
【0006】そしてこのテレビジョン受像機において
は、ユーザによって文字番組の視聴が要求されると、記
憶部から各文字番組の番組データのうち、目次番組の番
組データを読み出すと共に、この番組データ内のページ
データを復号化し、得られた画面データを陰極線管に送
出することにより当該陰極線管にこの画面データに基づ
く複数の文字番組の番組名及び対応する番組番号の一覧
表でなる目次画面を表示する。
【0007】このときこのテレビジョン受像機において
は、陰極線管に表示させた目次画面に基づいてユーザに
所望する文字番組の番組番号を選択指定させることがで
き、当該ユーザにより所望する文字番組の番組番号が選
択指定されると記憶部から対応する番組データを読み出
すと共に、この番組データ内のページデータを順次復号
化し、得られた画面データを陰極線管に送出する。
【0008】この結果陰極線管には、この画面データに
基づく文字画面が順次ページをめくるように表示され、
かくしてユーザは所望する文字番組を視聴することがで
きるようになされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
テレビジョン受像機においては、チャンネルを切り換え
る毎にそのチャンネルの文字番組の番組データを記憶部
に与え、当該番組データをチャンネル単位で記憶してい
るものの、この記憶部の記憶容量は全チャンネル数に満
たない所定チャンネル数分の文字番組の番組データを記
憶するように選定されている。
【0010】このため記憶部に番組データを記憶するた
めの空き領域が不足した場合には、当該記憶部の記憶領
域からすでに記憶している所定の1チャンネル分の番組
データを削除するようにして空き領域を確保し、かくし
てこの確保した空き領域に新たな1チャンネル分の番組
データを記憶するようになされている。
【0011】ところが実際に記憶部から1チャンネル分
の番組データを削除するには、当該記憶部において空き
領域が不足する毎に、これを陰極線管に所定のメッセー
ジを表示させてユーザに知らせると共に、当該ユーザに
削除すべき番組データのチャンネルを選択指定させるよ
うになされており、このように処理が煩雑になることか
ら使い勝手がわるい問題があった。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、使い勝手を向上し得る受信表示装置及び受信表示方
法を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、文字放送受信装置において、指定
されたチャンネルの文字番組の番組データを受信する受
信手段と、当該受信手段により受信された番組データを
順次記憶する記憶手段と、当該記憶手段に記憶された番
組データに基づいて所定のリストを作成し、記憶手段に
番組データを記憶するための空き領域が不足した場合
に、リストに基づく所定の順番で記憶手段の記憶領域か
ら番組データを削除するようにして記憶手段に空き領域
を確保する空き領域確保手段とを設けるようにした。
【0014】この結果、記憶手段に空き領域が不足した
場合でも、ユーザの手をわずらわせることなく当該記憶
手段に順次番組データを記憶することができる。
【0015】また本発明においては、文字放送受信方法
において、指定されたチャンネルの文字番組の番組デー
タを受信する第1のステップと、当該第1のステップに
おいて受信された番組データを所定の記憶手段に順次記
憶する第2のステップと、記憶手段に記憶された番組デ
ータに基づいて所定のリストを作成し、記憶手段に番組
データを記憶するための空き領域が不足した場合に、リ
ストに基づく所定の順番で記憶手段の記憶領域から番組
データを削除するようにして記憶手段に空き領域を確保
する第3のステップとを設けるようにした。
【0016】この結果、記憶手段に空き領域が不足した
場合でも、ユーザの手をわずらわせることなく当該記憶
手段に順次番組データを記憶することができる。
【0017】さらに本発明においては、データ記録装置
において、所定のデータを順次記憶する記憶手段と、当
該記憶手段に記憶されたデータに基づいて所定のリスト
を作成し、記憶手段にデータを記憶するための空き領域
が不足した場合に、リストに基づく所定の順番で記憶手
段の記憶領域からデータを削除するようにして記憶手段
に空き領域を確保する空き領域確保手段とを設けるよう
にした。
【0018】この結果、記憶手段に空き領域が不足した
場合でも、ユーザの手をわずらわせることなく当該記憶
手段に順次データを記憶することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0020】(1)テレビジョン受像機10の構成 図1において、10は全体として本発明を適用したテレ
ビジョン受像機を示し、図示しない筐体の所定部位に設
けられた操作ボタンと、操作用リモートコントローラ
(以下、これをリモコンと呼ぶ)から発射される光信号
の受光部とからなる入力部11がバス12を介してCP
U(Central Processing Unit )13に接続されてい
る。これによりユーザがこれら操作ボタン及びリモコン
を介してCPU13に各種命令を与えることができるよ
うになされている。
【0021】CPU13は、通常表示モード時、ユーザ
から与えられた1チャンネル分のチャンネル指定命令に
基づいて第1のチューナ14を制御する。これにより第
1のチューナ14は、このときアンテナ15を介して受
信している複数チャンネル分の放送信号S1のなかから
対応する1チャンネル分の放送信号S1を選択して復調
し、得られたテレビジョン信号に含まれる映像信号S2
をスイッチャ16に送出する。
【0022】そしてスイッチャ16に与えられた映像信
号S2は、当該スイッチャ16及び信号合成部17を順
次介して陰極線管18に送出される。この結果この陰極
線管18には、この映像信号S2に基づくテレビジョン
映像が表示される。
【0023】またCPU13は、このときプログラムR
OM(Read Only Memory)19に予め記憶されているチ
ャンネルの選択順序を規定した順序規定プログラムに基
づいて第2のチューナ20を制御する。
【0024】これにより第2のチューナ20は、アンテ
ナ15を介して受信している複数チャンネル分の放送信
号S1のなかから、この順序指定プログラムに従って順
次1チャンネル分の放送信号S1を選択して復調し、得
られたテレビジョン信号に含まれる映像信号S3を抽出
回路21に送出する。
【0025】抽出回路21は、第2のチューナ20から
与えられた映像信号S3の垂直帰線区間に時分割多重化
されている文字番組の番組データD1を抽出し、これを
バス12を介してメモリでなる記憶部22に送出するこ
とにより当該記憶部22に順次1チャンネル分の番組デ
ータD1を文字番組単位で記憶する。
【0026】このようにしてこのテレビジョン受像機1
0においては、文字番組の視聴に先立って記憶部22に
文字番組の番組データD1を記憶し得るようになされて
いる。
【0027】またCPU13は、2画面表示モード時、
ユーザから与えられる2チャンネル分のチャンネル指定
命令に基づいて第1及び第2のチューナ14及び20を
制御する。これにより第1及び第2のチューナ14及び
20は、アンテナ15を介して受信している複数チャン
ネル分の放送信号S1のなかからそれぞれ対応する1チ
ャンネル分の放送信号S1を選択して復調し、得られた
テレビジョン信号に含まれる映像信号S2及びS3を2
画面生成部23に送出する。
【0028】2画面生成部23は、CPU13の制御の
もとに、第1及び第2のチューナ14及び20から与え
られた映像信号S2及びS3に基づいて2画面用映像信
号S4を生成し、これをスイッチャ16及び信号合成部
17を順次介して陰極線管18に送出する。この結果こ
の陰極線管18には、2画面用映像信号S4に基づく2
チャンネル分のテレビジョン映像が同時に表示される。
【0029】因みに第2のチューナ20は、このとき映
像信号S3を抽出回路21にも送出しており、抽出回路
21はこの映像信号S3を上述した通常表示モード時と
同様に処理し、得られた1チャンネル分の文字番組の番
組データD1を記憶部22に送出することにより当該記
憶部22にこの番組データD1を文字番組単位で記憶し
得るようになされている。
【0030】一方CPU13は、通常表示モード時及び
2画面表示モード時にユーザから文字番組の表示開始命
令が与えられると文字画面表示モードに移り、このとき
陰極線管18に表示されているテレビジョン映像のチャ
ンネルを文字番組の視聴用のチャンネルとして認識する
と共に、記憶部22からこのチャンネルの各文字番組の
番組データD1のうち、目次番組の番組データD2を読
み出す。
【0031】そしてCPU13は、プログラムROM1
9に予め記憶されている所定の復号化プログラムに基づ
いてこの目次番組の番組データD2内のページデータを
復号化し、得られた画面データに基づいて所定の表示画
面データD3を生成し、これを画像生成部25に送出す
る。
【0032】画像生成部25は、VRAM(Video Rand
om Access Memory)を有し、このVRAMに表示画面デ
ータD3を一旦格納した後、所定周期で読み出して画像
出力部26に送出する。
【0033】画像出力部26は、ディジタル・アナログ
変換器を有し、画像生成部25から与えられた表示画面
データD3をアナログ変換し、得られた画像信号S5を
信号合成部17に送出する。
【0034】このとき信号合成部17には、第1のチュ
ーナ14又は第2のチューナ20のいずれか一方からス
イッチャ16を介して映像信号S2又はS3が与えられ
ており、この映像信号S2又はS3と、画像出力部26
から与えられた画像信号S5とを合成し、得られた合成
信号S6を陰極線管18に送出する。この結果陰極線管
18にはこの合成信号S6に基づくテレビジョン映像と
目次画面とが同時に表示されてなる所定画面が表示され
る。
【0035】この後CPU13は、陰極線管18にこの
所定画面が表示された状態において、ユーザから所望す
る文字番組の番組番号又は番組名の選択指定情報が与え
られると、記憶部22から対応する番組データD1を読
み出すと共に、当該読み出した番組データD1内のペー
ジデータを順次復号化し、得られた画面データに基づい
て所定の表示画面データD4を生成し、これを画像生成
部25に送出する。
【0036】これにより画像生成部25に与えられた表
示画面データD4は、上述と同様にして画像出力部26
及び信号合成部17を順次介して陰極線管18に与えら
れる。この結果陰極線管18にはテレビジョン映像と共
に、所望する文字番組の文字画面が順次ページをめくる
ように表示された所定画面が表示され、かくしてユーザ
に所望する文字番組を視聴させることができるようにな
されている。
【0037】因みにCPU13は、通常表示モードから
文字画面表示モードに移ったとき、文字番組の視聴用と
して認識したチャンネルに基づいて第2のチューナ20
を制御し、これにより第2のチューナ20に第1のチュ
ーナ14と同じチャンネルの放送信号S1を復調させ、
得られた映像信号S3を抽出回路21に送出させる。
【0038】これにより抽出回路21は、このとき第2
のチューナ20から与えられた映像信号S3から番組デ
ータD1を抽出し、これをバス12を介して記憶部22
に送出することにより、文字番組の視聴用として認識し
たチャンネルの番組データD1を記憶部22内において
更新する。
【0039】また2画面表示モード時には、陰極線管1
8の2画面のうち、チャンネルや音声レベルを優先的に
変更させる1つの優先画面を選択し得るようになされて
おり、CPU13は、2画面表示モードから文字画面表
示モードに移ったときには、このとき優先画面に表示さ
れているテレビジョン映像のチャンネルを文字番組の視
聴用のチャンネルとして認識する。
【0040】そしてCPU13は、このとき第1のチュ
ーナ14から得られた映像信号S2に基づくテレビジョ
ン映像が優先画面に表示されている場合には、上述した
通常表示モードから文字画面表示モードに移ったときと
同様にして第2のチューナ20を制御し、また第2のチ
ューナ20から得られた映像信号S3に基づくテレビジ
ョン映像が優先画面に表示されている場合には、この映
像信号S3を第2のチューナ20から抽出回路21にも
送出させ、かくして文字番組の視聴用として認識したチ
ャンネルの番組データD1を記憶部22内において更新
する。
【0041】因みに2画面表示モードから文字画面表示
モードに移ったときには、陰極線管18に表示される所
定画面内に優先画面のテレビジョン映像が表示される。
【0042】かかる構成に加えこのテレビジョン受像機
10の場合、記憶部22の記憶容量は、全チャンネル分
の文字番組の番組データD1の数よりもわずかに少ない
数の番組データD1を記憶し得るように選定されてい
る。
【0043】従ってCPU13は、記憶部22に記憶し
た各番組データD1に基づいて、図2に示すような番組
データD1の記憶順番を表す順番情報30、今後削除し
ても良いか否かを表す削除属性情報31、データ量を表
すデータ量情報32及び記憶部22内のアドレス情報3
3(以下、これらをまとめて登録要素と呼ぶ)からなる
番組データD1を削除するための優先順位(以下、これ
を削除優先順位と呼ぶ)を表すリスト(以下、これを削
除順番リストと呼ぶ)34を作成すると共に、この削除
順番リスト34と、記憶部22の予め選定された記憶容
量の情報とに基づいてデータベースを生成し、これを記
憶部22に記憶している。
【0044】ここでCPU13は、削除順番リスト34
に番組データD1を登録した時点では、当該番組データ
D1に対する削除属性情報31を今後対応する番組デー
タD1を削除しても良いことを表す「削除可」と設定す
る。
【0045】これに対してCPU13は、文字画面表示
モード時に文字番組の視聴用として認識したチャンネル
に関わりなくユーザが所望する文字番組を視聴するため
に予め所定数までの文字番組を登録することができるこ
とにより、ユーザからこのような文字番組の登録指定情
報が与えられると、このとき対応する番組データD1に
対する削除属性情報31を「削除可」の設定から今後こ
の番組データD1を削除しないことを表す「削除不可」
と設定し直す。
【0046】またCPU13は、ユーザから所望する文
字番組を視聴するために選択指定情報が与えられると、
このときも削除順番リスト34において対応する番組デ
ータD1の削除属性情報31を「削除可」から「削除不
可」と設定し直す。このようにしてCPU13は、ユー
ザが1度も視聴したことのない文字番組に対応する削除
属性情報32のみを「削除可」と設定する。
【0047】そしてCPU13は、このようにして削除
順番リスト34に各番組データD1を登録すると、削除
属性情報31を「削除可」と設定した番組データD1
を、削除属性情報31を「削除不可」と設定した番組デ
ータD1よりも優先的に削除するように当該削除属性情
報31を「削除可」と設定した番組データD1の削除優
先順位を、削除属性情報31を「削除不可」と設定した
番組データD1の削除優先順位よりも高くする。
【0048】またCPU13は、削除属性情報31を
「削除可」と設定した番組データD1同士の削除優先順
位は記憶順番に従って時間的に最も過去に記憶したもの
から順次削除するように、当該時間的に最も過去に記憶
したものから順次低くすると共に、削除属性情報31を
「削除不可」と設定した番組データD1同士の削除優先
順位も記憶順番に従って時間的に最も過去に記憶したも
のから順次低くなるようにする。
【0049】このようにしてCPU13は、記憶部22
において番組データD1を記憶するための空き領域が不
足した場合には、削除順番リスト34に基づいて記憶部
22の記憶領域から削除属性情報31を「削除可」と設
定した番組データD1を優先的に削除するようにして空
き領域を確保し、この確保した空き領域に新たな番組デ
ータD1を記憶するようになされている。
【0050】因みにCPU13は、記憶部22に番組デ
ータD1を記憶する毎に削除順番リスト34の内容を更
新し、これをデータベースの要素として記憶部22に記
憶する。
【0051】またCPU13は、このようにして削除順
番リスト34の内容を更新する毎に、当該削除順番リス
ト34内の番組データD1に対する全てのデータ量情報
32と、記憶部22の記憶容量の情報とに基づいて当該
記憶部22の残りの空き領域の容量(以下、これを残容
量と呼ぶ)を算出し、これをワークRAM(Random Acc
ess Memory)35に書き込み、かくして記憶部22の残
容量を管理し得るようになされている。
【0052】実際上CPU13は、記憶部22が初期化
されると(記憶部22内に番組データD1が記憶されて
いない状態)、プログラムROM19に予め記憶されて
いる番組データ記憶プログラムを起動させ、図3に示す
ように、リストの始まり及び終わりを表すリストトップ
37又はリストエンド38の要素のみからなる削除順番
リスト34を用意する。
【0053】次いでCPU13は、図4に示すように、
この記憶部22に1個目の番組データD1が与えられる
と、当該番組データD1をこの記憶部22に記憶すると
共に、この番組データD1に対する登録要素を削除順番
リスト34のリストトップ37に続く先頭位置に登録す
るようにして当該削除順番リスト34の内容を更新す
る。
【0054】そしてCPU13は、図5に示すように、
この後記憶部22に2個目以降の番組データD1が順次
与えられる毎に、この番組データD1のデータ量と、記
憶部22の残容量とに基づいて当該記憶部22にこの番
組データD1を記憶し得るか否かを確認しながら、当該
番組データD1を記憶部22に記憶する。
【0055】またCPU13は、このときこの記憶部2
2に記憶した番組データD1に対する登録要素を削除順
番リスト34の先頭位置に続けて順次登録するようにし
て当該削除順番リスト34の内容を更新する。
【0056】このようにしてCPU13は、図6に示す
ように、記憶部22にN個目の番組データD1を記憶し
た後、続くN+1個目の番組データD1がこの記憶部2
2に与えられたときに空き領域が不足したとすると、削
除順番リスト34に基づいて削除優先順位の最も高い、
削除属性情報31を「削除可」と設定し、かつ時間的に
最も過去に記憶した例えば1個目の番組データD1を対
応するアドレス情報33に基づいて削除し、この結果確
保した空き領域にこのN+1番目の番組データD1を記
憶する。
【0057】またCPU13は、このとき削除順番リス
ト34において、削除した1番目の番組データD1に対
する先頭位置の登録要素を削除すると共に、最後尾の位
置にN+1番目の番組データD1に対する登録要素を登
録するようにしてこの削除順番リスト34の内容を更新
する。
【0058】ここでCPU13は、記憶部22において
空き領域が不足した際に、1つの番組データD1を削除
するものの、これでは記憶部22に新たな番組データD
1を記憶するための空き領域を確保することができない
場合には、この新たな番組データD1のデータ量に応じ
て、削除属性情報31を「削除可」と設定している複数
の番組データD1のうち、時間的に最も過去に記憶した
番組データD1から順次記憶した順番に従って所定数の
番組データD1を削除し、かくしてこの新たな番組デー
タD1を記憶するための記憶領域を確保する。
【0059】またCPU13は、このようにして記憶部
22から削除属性情報31を「削除可」と設定した全て
の番組データD1を削除するものの、これでも新たな番
組データD1を記憶するための空き領域を確保すること
ができない場合には、この新たな番組データD1のデー
タ量に応じて、これら削除属性情報31を「削除可」と
設定した全ての番組データD1に加えて当該削除属性情
報31を「削除不可」と設定した複数の番組データD1
のうち、時間的に最も過去に記憶した番組データD1か
ら順次記憶した順番に従って所定数の番組データD1を
も削除し、かくしてこの新たな番組データD1を記憶す
るための記憶領域を確保する。
【0060】ところでこのテレビジョン受像機10にお
いては、例えばユーザが所定チャンネルの文字番組を視
聴した後一旦チャンネルを切り換えるものの、比較的早
い時期に再びチャンネルを戻してこの文字番組を視聴す
るような場合がある。
【0061】ところがこのチャンネルの切り換えの間
に、上述のように削除属性情報31を「削除可」と設定
した番組データD1と共に当該削除属性情報31を「削
除不可」と設定した番組データD1をも削除するような
処理を実行すると、ユーザが再び視聴を希望した文字番
組の番組データD1を削除することが考えられると共
に、このようにしてこの番組データD1を削除した場合
には当該番組データD1を記憶部22にあらためて記憶
しなおすまでのしばらくの間、ユーザにその文字番組の
視聴を持たせることになる。
【0062】従ってCPU13は、図7に示すように、
ユーザが文字番組を視聴することにより削除順番リスト
34内の対応する削除属性情報31を「削除不可」と設
定したときには、この文字番組の番組データD1に対す
る登録要素の位置を削除順番リスト34内の最後尾の位
置に変更するようにして当該番組データD1の削除優先
順位を最も低くする。
【0063】またCPU13は、ユーザが1度視聴した
文字番組を再び視聴するときにも、対応する削除属性情
報31をすでに「削除不可」と設定しているものの、こ
の文字番組の番組データD1に対する登録要素の位置を
削除順番リスト34内の最後尾の位置に変更するように
して当該番組データD1の削除優先順位を最も低くす
る。
【0064】これによりこのテレビジョン受像機10に
おいては、ユーザが文字番組を視聴した後比較的早い時
期に再びこの文字番組を視聴するまでの間に上述のよう
な番組データD1の削除処理を実行しても、この文字番
組の番組データD1を削除することをほぼ確実に防止す
ることができ、かくしてユーザがこの文字番組を再び視
聴するように要求した際に、この要求に迅速に対処する
ことができるようになされている。
【0065】(2)CPU13による番組データD1の
記憶処理 ここで実際上CPU13は、記憶部22に番組データD
1が与えられると、上述した番組データ記憶プログラム
に基づいて図8に示す番組データ記憶処理手順RT1を
ステップSP1において開始し、続くステップSP2に
おいてこの記憶部22に与えられた番組データD1のデ
ータ量を検出する。
【0066】次いでCPU13は、ステップSP3に進
み、ステップSP2において検出した番組データD1の
データ量と、ワークRAM35書き込んだ記憶部22の
残容量とに基づいて当該記憶部22にこの番組データD
1を記憶するための空き領域があるか否かを判断する。
【0067】ここでこのステップSP3において肯定結
果を得た場合には、記憶部22にこの番組データD1を
記憶することができることを意味し、このときCPU1
3は、続くステップSP4に進んでこの番組データD1
を記憶部22に記憶する。
【0068】そしてCPU13は、続くステップSP5
に進んでこの番組データD1に対する登録要素を削除順
番リスト34の最後尾の位置に登録するようにしてこの
削除順番リスト34の内容を更新すると共に、記憶部2
2の残容量を算出し、これをワークRAM35に書き込
んだ後、ステップSP6に進んでこの番組データ記憶処
理手順RT1を終了する。
【0069】一方上述したステップSP3において否定
結果を得た場合には、記憶部22にこの番組データD1
を記憶するための十分な空き領域がなく、このため記憶
領域からいずれかの番組データD1を削除する必要があ
ることを意味し、このときCPU13は、ステップSP
7に進んで削除順番リスト34内の調査対象位置をリス
トトップ37から先頭位置の登録要素に移動させ、かく
してこの先頭位置の登録要素を調査対象として選択す
る。
【0070】次いでCPU13は、ステップSP8に進
んでこの削除順番リスト34の先頭位置の登録要素のう
ちの削除属性情報31の設定内容が「削除可」と設定さ
れているか否かを判断する。
【0071】ここでこのステップSP8において肯定結
果を得た場合には、削除属性情報31が「削除可」と設
定されており、対応する番組データD1を削除すること
を意味し、このときCPU13は、ステップSP9に進
んで記憶部22からこの番組データD1を削除する。
【0072】そしてCPU13は、続くステップSP1
0に進んでこの削除した番組データD1に対する登録要
素を削除順番リスト34から削除するようにしてこの削
除順番リスト34の内容を更新すると共に、記憶部22
の残容量を算出し、これをワークRAM35に書き込
む。
【0073】次いでCPU13は、ステップSP11に
進んで再び記憶すべき番組データD1のデータ量と、記
憶部22の残容量とに基づいてこの記憶部22にこの番
組データD1を記憶するための空き領域が確保されたか
否かを判断する。
【0074】ここでこのステップSP11において肯定
結果を得た場合には、記憶部22にこの番組データD1
を記憶することができることを意味し、このときCPU
13は、続くステップSP12に進んでこの番組データ
D1を記憶部22に記憶する。
【0075】そしてCPU13は、続くステップSP1
3に進んでこの番組データD1に対する登録要素を削除
順番リスト34の最後尾の位置に登録するようにしてこ
の削除順番リスト34の内容を更新すると共に、記憶部
22の残容量を算出し、これをワークRAM35に書き
込んだ後、ステップSP6に進んでこの番組データ記憶
処理手順RT1を終了する。
【0076】一方上述したステップSP8及びステップ
SP11において否定結果を得た場合には、記憶部22
の記憶領域から番組データD1を削除する必要があるこ
とを意味し、このときCPU13は、ステップSP14
に進んで削除順番リスト34内の調査対象位置を先頭位
置からこれに続く位置に移動させることによりこの先頭
位置に続く位置の登録要素を調査対象として選択した
後、ステップSP15に進んで削除順番リスト34内の
調査対象位置がリストエンド38の位置に到達したか否
かを判断する。
【0077】ここでこのステップSP15において否定
結果を得た場合には、調査対象位置がリストエンド38
の位置に到達していないことにより調査対象として選択
した登録要素から削除属性情報31の設定内容を調べる
必要があることを意味し、このときCPU13は上述し
たステップSP8に戻る。
【0078】これに対してこのステップSP15におい
て肯定結果を得た場合には、削除順番リスト34内の
「削除可」と設定した全ての削除属性情報31に対応す
る番組データD1を削除しても、記憶部22に空き領域
を確保することができなかったことを意味し、このとき
CPU13は、ステップSP16に進んで削除順番リス
ト34内の先頭位置の登録要素(すなわち削除属性情報
が「削除不可」と設定されている)に対応する番組デー
タD1を記憶部22から削除した後、ステップSP10
に進んで上述した処理を実行する。
【0079】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、このテレビジョン受像機10で
は、CPU13が記憶部22に番組データD1を記憶し
ながらこの番組データD1に対する登録要素から削除順
番リスト34を作成すると共に、ユーザが文字番組を視
聴したとき、及び当該ユーザが文字番組を登録指定した
ときにこの削除順番リスト34内の対応する削除属性情
報32を「削除不可」と設定する。
【0080】そしてCPU13は、記憶部22において
空き領域が不足した場合には、この削除順番リスト34
に基づいて削除属性情報32を「削除可」と設定した番
組データD1を優先的に削除するようにしてこの記憶部
22に空き領域を確保すると共に、当該確保した空き領
域に新たな番組データD1を記憶する。
【0081】従ってこのテレビジョン受像機10では、
記憶部22において空き領域が不足した場合でも、ユー
ザの手をわずらわせることなくこの記憶部22の記憶領
域から番組データD1を削除し、この結果確保した空き
領域に新たな番組データD1を記憶することができる。
【0082】またこのテレビジョン受像機10では、ユ
ーザが文字番組を視聴した時点でこの文字番組の番組デ
ータD1の削除優先順位を最も低くするため、ユーザが
所定チャンネルの文字番組を視聴した後一旦チャンネル
を切り換えるものの、再びその文字番組の視聴を希望し
てチャンネルを戻した場合でも、このチャンネルの切り
換えの間にこの文字番組の番組データD1が削除される
ことをほぼ確実に防止することができ、かくしてユーザ
が1度視聴した文字番組を比較的早い時期に再び視聴す
るようにした要求しても、この要求に迅速に対処して当
該ユーザにこの文字番組を視聴させることができる。
【0083】以上の構成によれば、CPU13により記
憶部13に記憶した番組データD1に基づいて削除順番
リスト34を作成し、当該記憶部22の空き領域が不足
した場合にこの削除順番リスト34に基づいてこの記憶
部22の記憶領域から番組データD1を削除するように
して空き領域を確保するようにしたことにより、記憶部
22の空き領域が不足した場合でもユーザの手をわずら
わせることなく記憶部22に順次番組データD1を記憶
することができ、かくして使い勝手を向上し得るテレビ
ジョン受像機を実現することができる。
【0084】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、ユーザが視聴した文
字番組の番組データD1に対する削除属性情報31を
「削除不可」と設定するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、ユーザが視聴した文字番組
に対応するチャンネルの全ての文字番組の番組データD
1に対する削除属性情報31を「削除不可」と設定する
ようにしても良い。これにより所定チャンネルの文字番
組を視聴した後チャンネルを切り換えるものの、再び元
のチャンネルに戻した際にその文字番組のみならずこの
チャンネルのいずれの文字番組をも直ちに視聴すること
ができる。
【0085】また上述の実施の形態においては、CPU
13が削除順番リスト34を作成し、これをデータベー
スとして記憶部22に記憶するようにした場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、図9に示すように、
記憶部22に順番情報30を記憶する第1の記憶空間4
0と、削除属性情報31を記憶する第2の記憶空間41
と、番組データD1を記憶する第3の記憶空間42とを
関連付けして設けるようにして上述した削除順番リスト
34に換えて用いるようにしても良い。
【0086】さらに上述の実施の形態においては、削除
順番リスト34を番組データD1の削除の順番を表す順
番情報30及び削除属性情報31と、データ量情報32
と、アドレス情報33とから作成するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、番組データD
1の削除優先順位を表すことができれば、この他種々の
情報から削除順番リストを作成するようにしても良い。
【0087】さらに上述の実施の形態においては、本発
明をテレビジョン受像機10に適用するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、文字放送を
受信し得るラジオや所定のデータを記録するデータ記録
装置等のようにこの他種々の文字放送受信装置及びデー
タ記録装置に適用することができる。
【0088】因みに通常、データ記録装置においては、
所定のデータを所定の記憶手段に記憶するものの、この
記憶手段の空き領域が不足する場合には、その都度モニ
タ表示させたメッセージ等でこれをユーザに知らせ、当
該ユーザに削除命令等を入力させる必要がある。しかし
ながらこのようなデータ記録装置に本発明を適用するこ
とによりユーザの手をわずらわせることなく記憶手段に
順次データの記憶することかでき、このデータ記録装置
の使い勝手を向上させることができる。
【0089】さらに上述の実施の形態においては、指定
されたチャンネルの文字番組の番組データを受信する受
信手段としてアンテナ15及び第2のチューナ20を適
用するようにした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、指定されたチャンネルの文字番組の番組デー
タを受信することができれば、この他種々の受信手段を
適用するようにしても良い。
【0090】さらに上述の実施の形態においては、受信
手段により受信された番組データを順次記憶する記憶手
段としてメモリでなる記憶部22を適用するようにした
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、受信手
段により受信された番組データを順次記憶することがで
きれば、ハードディスクのような記録媒体等のように、
この他種々の記憶手段を適用するようにしても良い。
【0091】さらに上述の実施の形態においては、記憶
手段に記憶された番組データに基づいて所定のリストを
作成し、記憶手段に番組データを記憶するための空き領
域が不足した場合に、リストに基づく所定の順番で記憶
手段の記憶領域から番組データを削除するようにして記
憶手段に空き領域を確保する空き領域確保手段としてC
PU13を適用するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、記憶手段に記憶された番組デー
タに基づいて所定のリストを作成し、記憶手段に番組デ
ータを記憶するための空き領域が不足した場合に、リス
トに基づく所定の順番で記憶手段の記憶領域から番組デ
ータを削除するようにして記憶手段に空き領域を確保す
ることができれば、この他種々の空き領域確保手段を適
用するようにしても良い。
【0092】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、文字放送
受信装置において、指定されたチャンネルの文字番組の
番組データを受信する受信手段と、当該受信手段により
受信された番組データを順次記憶する記憶手段と、当該
記憶手段に記憶された番組データに基づいて所定のリス
トを作成し、記憶手段に番組データを記憶するための空
き領域が不足した場合に、リストに基づく所定の順番で
記憶手段の記憶領域から番組データを削除するようにし
て記憶手段に空き領域を確保する空き領域確保手段とを
設けるようにしたことにより、記憶手段に空き領域が不
足した場合でも、ユーザの手をわずらわせることなく当
該記憶手段に順次番組データを記憶することができ、か
くして使い勝手を向上し得る受信表示装置を実現するこ
とができる。
【0093】また文字放送受信方法において、指定され
たチャンネルの文字番組の番組データを受信する第1の
ステップと、当該第1のステップにおいて受信された番
組データを所定の記憶手段に順次記憶する第2のステッ
プと、記憶手段に記憶された番組データに基づいて所定
のリストを作成し、記憶手段に番組データを記憶するた
めの空き領域が不足した場合に、リストに基づく所定の
順番で記憶手段の記憶領域から番組データを削除するよ
うにして記憶手段に空き領域を確保する第3のステップ
とを設けるようにしたことにより、記憶手段に空き領域
が不足した場合でも、ユーザの手をわずらわせることな
く当該記憶手段に順次番組データを記憶することがで
き、かくして使い勝手を向上し得る受信表示方法を実現
することができる。
【0094】さらにデータ記録装置において、所定のデ
ータを順次記憶する記憶手段と、当該記憶手段に記憶さ
れたデータに基づいて所定のリストを作成し、記憶手段
にデータを記憶するための空き領域が不足した場合に、
リストに基づく所定の順番で記憶手段の記憶領域からデ
ータを削除するようにして記憶手段に空き領域を確保す
る空き領域確保手段とを設けるようにしたことにより、
記憶手段に空き領域が不足した場合でも、ユーザの手を
わずらわせることなく当該記憶手段に順次データを記憶
することができ、かくして使い勝手を向上し得るデータ
記録装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテレビジョン受像機の構成の一実
施の形態を示すブロツク図である。
【図2】削除順番リストの説明に供する図表である。
【図3】削除順番リストの生成の説明に供する概念図で
ある。
【図4】削除順番リストの生成の説明に供する概念図で
ある。
【図5】削除順番リストの生成の説明に供する概念図で
ある。
【図6】番組データの削除よって内容を更新した削除順
番リストの説明に供する概念図である。
【図7】視聴した文字番組に応じて内容を更新した削除
順番リストの説明に供する概念図である。
【図8】番組データ記憶処理手順を示すフローチャート
である。
【図9】他の実施の形態による削除順番リストの説明に
供する概念図である。
【図10】番組データのデータフォーマットを示す概念
図である。
【符号の説明】
10……テレビジョン受像機、13……CPU、15…
…アンテナ、18……CRT、20……第2のチュー
ナ、21……抽出回路、30……順番情報、31……削
除属性情報、32……データ量情報、33……アドレス
情報、34……削除順番リスト、S1……放送信号、D
1、D2……番組データ、RT1……番組データ記憶処
理手順。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 12/02 530 Fターム(参考) 5B060 AA05 AA09 AC11 5C025 AA25 AA30 BA25 BA27 BA28 BA30 DA05 5C053 FA30 JA15 KA05 KA07 KA17 KA24 LA06 5C063 DA03 DB02 EB29 EB35 EB38 EB45 EB50

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指定されたチャンネルの文字番組の番組デ
    ータを受信する受信手段と、 上記受信手段により受信された上記番組データを順次記
    憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された上記番組データに基づいて所
    定のリストを作成し、上記記憶手段に上記番組データを
    記憶するための空き領域が不足した場合に、上記リスト
    に基づく所定の順番で上記記憶手段の記憶領域から上記
    番組データを削除するようにして上記記憶手段に上記空
    き領域を確保する空き領域確保手段とを具えることを特
    徴とする文字放送受信装置。
  2. 【請求項2】上記リストは、 上記番組データを削除するための優先順位を表す削除順
    番リストでなり、 上記空き領域確保手段は、 登録された上記文字番組の上記番組データ及び又は視聴
    された上記文字番組の上記番組データを削除するための
    上記優先順位を、登録されていない上記文字番組の上記
    番組データ及び視聴されていない上記文字番組の上記番
    組データを削除するための上記優先順位よりも低くする
    ように更新しながら上記削除順番リストを作成すること
    を特徴とする請求項1に記載の文字放送受信装置。
  3. 【請求項3】上記空き領域確保手段は、 上記文字番組が視聴されると、当該視聴された上記文字
    番組の上記番組データを削除するための上記優先順位を
    最も低くするように更新しながら上記削除順番リストを
    作成することを特徴とする請求項2に記載の文字放送受
    信装置。
  4. 【請求項4】指定されたチャンネルの文字番組の番組デ
    ータを受信する第1のステップと、 上記第1のステップにおいて受信された上記番組データ
    を所定の記憶手段に順次記憶する第2のステップと、 上記記憶手段に記憶された上記番組データに基づいて所
    定のリストを作成し、上記記憶手段に上記番組データを
    記憶するための空き領域が不足した場合に、上記リスト
    に基づく所定の順番で上記記憶手段の記憶領域から上記
    番組データを削除するようにして上記記憶手段に上記空
    き領域を確保する第3のステップとを具えることを特徴
    とする文字放送受信方法。
  5. 【請求項5】上記第2のステップでは、 登録された上記文字番組の上記番組データ及び又は視聴
    された上記文字番組の上記番組データを削除するための
    優先順位を、登録されていない上記文字番組の上記番組
    データ及び視聴されていない上記文字番組の上記番組デ
    ータを削除するための上記優先順位よりも低くするよう
    に更新しながら、上記番組データを削除するための上記
    優先順位を表す削除順番リストを作成することを特徴と
    する請求項4に記載の文字放送受信方法。
  6. 【請求項6】上記第2のステップでは、 上記文字番組が視聴されると、当該視聴された上記文字
    番組の上記番組データを削除するための上記優先順位を
    最も低くするように更新しながら上記削除順番リストを
    作成することを特徴とする請求項5に記載の文字放送受
    信方法。
  7. 【請求項7】所定のデータを順次記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された上記データに基づいて所定の
    リストを作成し、上記記憶手段に上記データを記憶する
    ための空き領域が不足した場合に、上記リストに基づく
    所定の順番で上記記憶手段の記憶領域から上記データを
    削除するようにして上記記憶手段に上記空き領域を確保
    する空き領域確保手段とを具えることを特徴とするデー
    タ記録装置。
  8. 【請求項8】上記リストは、 上記データを削除するための優先順位を表す削除順番リ
    ストでなり、 上記空き領域確保手段は、 使用された上記データを削除するための上記優先順位
    を、使用されていない上記データを削除するための上記
    優先順位よりも低くするように更新しながら上記削除順
    番リストを作成することを特徴とする請求項7に記載の
    データ記録装置。
  9. 【請求項9】上記空き領域確保手段は、 上記データが使用されると、当該使用された上記データ
    を削除するための上記優先順位を最も低くするように更
    新しながら上記削除順番リストを作成することを特徴と
    する請求項8に記載のデータ記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1321376C (zh) * 2004-01-20 2007-06-13 乐金电子(中国)研究开发中心有限公司 移动通信终端的存储器控制方法
KR100982516B1 (ko) 2004-01-28 2010-09-16 삼성전자주식회사 영상 컨텐츠 기록 장치에 포함된 데이터 저장 매체의 관리방법 및 그 영상 컨텐츠 기록 장치

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