JP2000138794A - イメージセンサ及び情報処理装置 - Google Patents

イメージセンサ及び情報処理装置

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JP2000138794A
JP2000138794A JP10312287A JP31228798A JP2000138794A JP 2000138794 A JP2000138794 A JP 2000138794A JP 10312287 A JP10312287 A JP 10312287A JP 31228798 A JP31228798 A JP 31228798A JP 2000138794 A JP2000138794 A JP 2000138794A
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image sensor
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JP10312287A
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Inventor
Kenji Nagata
健治 永田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画質の画像を読み取りすることができるイ
メージセンサを提供する。 【解決手段】 原稿受台である透明部材5と、透明部材
5を通じて原稿を照明する光源6と、光源6からの反射
光を受光するセンサ3と、センサ3の受光部に反射光を
結像する結像素子7と、透明部材5と光源6とセンサ3
と結像素子7とを取り付けるフレーム1と、原稿を押圧
するシェーディング補正部材12とから構成されたイメ
ージセンサであって、透明部材5と原稿とが接する面に
光透過性を有する摺動性部材9を施し、シェーディング
補正部材12を透明部材5の画像読み取り部に設けるよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージセンサに
関し、特に、受台である透明部材と原稿とが接する面に
光透過性を有する摺動性部材を固着するイメージセンサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿受台である透明部材と、前記
透明部材を介して前記原稿を照射する光源と、前記原稿
からの反射光を受光するセンサアレイと、前記センサア
レイの受光部に前記反射光を結像する結像素子と、それ
らを支持するフレームとを有するイメージセンサが知ら
れている。
【0003】図8は従来の密着型イメージセンサの外観
を示す模式的斜視図である。図9中、1は支持体として
のフレーム、5は搬送される普通紙(Plain Paper;P
P)等の原稿を受けるカバーガラスなどの透明部材であ
る。複数の画素は、フレーム1の長手方向(主走査方
向)DMに配列されており短手方向DSが副走査方向と
なっている。
【0004】図9は図9のCC′線による断面を示した
図である。フレーム1の第一空間1Aには結像素子7を
配置している。第二空間1Bには光源6を配置してい
る。第一空間1A及び第二空間1Bは互いに連通してい
る。
【0005】センサアレイ3は電気回路基板4上に設け
ており、フレーム1と第二支持体としてのフレーム2と
の間に第三空間1Cに向けて配置している。また、8は
原稿を透明部材5の読み取り面に当接させながら副走査
方向DSに送るプラテンローラーである。また、プラテ
ンローラー8は、画像読み取り部上に取り付けられてい
る。
【0006】すなわち、従来のイメージセンサは、原稿
をプラテンローラー8により透明部材5の読み取り面に
搬送する。そして、原稿に光源6から光を照射する。原
稿からの反射光は、結像素子7を通じて電気回路基板4
上のセンサアレイ3に結像される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術は、次のような解決すべき技術的課題がある。
【0008】まず、画像の読み取り走査時に、透明部材
5に原稿を搬送する。このとき、透明部材5と原稿とが
接していることから、原稿とともに小さなゴミなども透
明部材5に搬送される場合がある。このゴミが透明部材
5に付着すると、ゴミが付着した透明部材5を介して原
稿を照明して画像を読み取るため、ゴミの表面からの反
射光を画素が読み取る結果、画質を低下させるという問
題があった。
【0009】又、原稿が紙の場合には、原稿が透明部材
5上を移動するときに、摩擦により原稿から紙粉ゴミが
生じる。この紙粉ゴミも、画像読み取り時に画質を低下
させる原因になっていた。
【0010】さらに、透明部材5と原稿との摩擦力が大
きくなると、原稿を搬送するときに搬送不良が生じる場
合がある。特に、原稿が写真の場合に、写真を高温高湿
の環境下に置いていたときに、写真の表面のコーティン
グ剤が水分を含むことにより、透明部材5と原稿との粘
着力が増す場合がある。かかる場合には、原稿の搬送を
スムーズに行うことを妨げていた。
【0011】そこで、本発明は、原稿と透明部材との間
のゴミ除去と、なめらかな搬送を達成する高画質の画像
を読み取りすることができるイメージセンサを提供する
ことを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明は、原稿受台である透明部材と、前記透明部
材を通じて前記原稿を照明する光源と、前記光源からの
反射光を受光するセンサと、前記センサの受光部に前記
反射光を結像する結像素子と、前記透明部材と前記光源
と前記センサと前記結像素子とを取り付けるフレームと
から構成されたイメージセンサであって、前記透明部材
と前記原稿とが接する面に光透過性を有する摺動性部材
を固着するようにしている。
【0013】又、原稿受台である透明部材と、前記透明
部材を通じて前記原稿を照明する光源と、前記光源から
の反射光を受光するセンサと、前記センサの受光部に前
記反射光を結像する結像素子と、前記透明部材と前記光
源と前記センサと前記結像素子とを取り付けるフレーム
とから構成されたイメージセンサであって、前記透明部
材と前記原稿とが接する面に撥水材を塗布するようにし
ている。
【0014】さらに、原稿受台である透明部材と、前記
透明部材を通じて前記原稿を照明する光源と、前記光源
からの反射光を受光するセンサと、前記センサの受光部
に前記反射光を結像する結像素子と、前記透明部材と前
記光源と前記センサと前記結像素子とを取り付けるフレ
ームと、前記原稿を押圧するシェーディング補正部材と
から構成されたイメージセンサであって、前記透明部材
と前記原稿とが接する面に光透過性を有する摺動性部材
を施し、前記シェーディング補正部材を前記透明部材の
画像読み取り部に設けるようにしている。
【0015】又、本発明の情報処理装置は、上記いずれ
かのイメージセンサと、前記イメージセンサの前記透明
部材に前記原稿を給送する給送ローラーと、前記イメー
ジセンサの前記センサにおいて読み取った画像を記録す
る記録媒体とを備えることとしている。
【0016】すなわち、本発明においては、イメージセ
ンサは、透明部材と原稿との当接力を低減するための処
理を透明部材に施している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0018】[実施形態1]図1と図2は、本発明の特
徴を最もよく表わす図であり、図1は本実施形態のイメ
ージセンサの外観を示す模式的斜視図である。また、図
2は図1のAA′線による断面図である。図1、図2を
用いて本実施形態について説明する。
【0019】図1、図2において、1は支持体としての
フレーム、8は原稿を透明部材5に送るプラテンローラ
ー、5はプラテンローラー8によって搬送される原稿を
受けるガラスなどからなる原稿受台である透明部材であ
る。透明部材5には、テフロン(登録商標)シートなど
の光透過性を有する摺動性シート9を貼付している。取
り付ける場所は、原稿を搬送する面である。
【0020】又、6は原稿に光を照射する光源、7は原
稿からの反射光をセンサアレイ3に集光して結像する結
像素子である。センサアレイ3は電気回路を搭載したフ
ェノールやガラスエポキシなどのプリント基板4上に設
けており、フレーム1と第二支持体としてのフレーム2
との間に第三空間1Cに向けて配置している。また、セ
ンサアレイ3は、封止樹脂によってカバーされ保護され
ている。
【0021】又、プラテンローラー8および透明部材5
は、原稿を押圧し、センサアレイ3との距離を所定値と
するものである。すなわち、原稿とセンサアレイ3との
ピント合わせという機能を兼ねている。そのため、摺動
性シート9がピントずれを起こすほどの厚みを持ってい
るときには、結像素子7の寸法などでその厚みを考慮し
て装置を作成する。
【0022】なお、透明部材5に摺動性シート9を貼付
するとして説明したが、透明部材5に貼付するものは、
光透過性を有し、かつ、透明部材5に比し摩擦力が低い
低摩擦材であればよく、材質は摺動性シート9に限定す
るものでない。また、低摩擦材を透明部材に施す形態と
しては、貼付による場合に限定されず、たとえば、塗布
などの形態によってもよい。
【0023】さらに、摺動性シート9を透明部材5に貼
付する場合には、貼付材料は、少なくとも、乾いたとき
に光透過性を有している必要があるが、たとえば、貼付
材料は、センサアレイを封止する封止材と同じ材質のも
のを用いることができる。
【0024】上記のように、透明部材5に構成に摺動性
シート9を貼付するため、プラテンローラー8により搬
送される原稿は、透明部材5より摩擦力の低い摺動性シ
ート9上を移動する。そのため、原稿の搬送をスムーズ
に行うことができる。
【0025】したがって、原稿と透明部材5との摩擦に
より生ずる紙粉ゴミよりも、原稿と摺動性シート9との
摩擦により生ずる紙粉ゴミが少なくなる。また、紙粉ゴ
ミや原稿とともに移動するゴミを透明部材5上の摺動性
シート9に付着しにくくなる。
【0026】[実施形態2]図3は本発明の実施形態2
について示した図である。図3において、実施形態1に
おいて説明した摺動性シート9にかえて、透明部材5の
表面を撥水効果を得るため撥水性コート材10を貼付す
る。撥水性コート材10を貼付する面は、原稿を搬送す
る面である。なお、実施形態1において説明した図1、
図2と同一部材には同一番号を付する。
【0027】撥水性コート材10としては、例えばシリ
コーン樹脂、フッ素樹脂等を用いて、透明部材5の表面
にコート膜を形成する。このため、搬送される原稿は、
撥水性コート材10上を移動することになる。
【0028】たとえば、写真を原稿として画像を読み取
りする場合には、写真を高温又は多湿な場所に保存して
いた場合には、写真の表面のコーティング剤が水分を含
んでしまうことなどにより、粘着性を有してしまう場合
がある。本実施形態のイメージセンサによって画像の読
み取りを行う場合には、撥水性コート材10によってコ
ーティング剤の水分がはじかれるため、写真の表面の粘
着力を減少させ、写真を透明部材5上にスムーズに搬送
することができる。
【0029】さらに、撥水性コート材10の原稿が搬送
される面に、機械的に又は化学的に溝を形成する。この
ことにより、搬送される原稿と撥水性コート材10とが
接する面は減少する。そのため、実施形態1と同様に原
稿と撥水性コート材10との当接力は低下し、原稿は撥
水性コート材10上をスムーズに移動する。
【0030】[実施形態3]図4と図5は、本発明の実
施形態3について示したものである。図4は本実施形態
のイメージセンサの外観を示す模式的斜視図である。ま
た、図5は図4のBB′線による断面図である。図4に
おいて、11は低摩擦材である摺動性シート、Eは読み
とりをすることができる有効読み取り長、gは摺動性シ
ート11の開口部Gの幅、Hは画像の読み取り部分を示
している。
【0031】摺動性シート11に設ける開口部Gの主走
査方向DMの長さは、有効読み取り長E以上の長さであ
り、例えば、読み取り可能な原稿の上限サイズ仕様がA
4原稿の場合には、有効読み取り長Eは216mmであ
る。したがって、摺動性シート11の開口部Gの主走査
方向の長さを216mm以上とする必要がある。
【0032】又、図5において、fはプラテンローラー
8のニップルFの寸法幅を示している。摺動性シート1
1に設ける開口部Gの副走査方向DSの長さgは、ニッ
プルFの寸法幅f以下の開口部Gを設ける。そして、開
口部Gと読み取り部分Hとの位置を合わせ、透明部材5
に張り付ける。
【0033】プラテンローラー8の真下部分、すなわ
ち、摺動性シート11に開口部Gを設けなければ、プラ
テンローラー8と摺動性シート11とが接するだろう部
分を開口することにより、原稿と摺動性シート11とが
接する面積を減少させるため、摩擦を少なくすることが
できる。
【0034】なお、図5における他の部材については、
図2に示した番号と同一番号を付してある。
【0035】上記のように、透明部材5に開口部Gを設
けた摺動性シート11を取り付けることで、原稿と摺動
性シート11との摩擦力が最大になるプラテンローラー
8のニップル部分を開口することにより、原稿を搬送す
るときに、原稿と摺動性シート11との当接力を軽減す
ることができる。
【0036】又、摺動性シート11に設ける開口部は、
少なくとも上記のようにプラテンローラー8のニップル
部分に設ければよいが、開口部数は、原稿と摺動性シー
ト11とが接する面積を減少させるために、さらに設け
てもよい。
【0037】さらに、透明部材5の原稿と当接する読み
取り面での当接力が小さくなるため、原稿PPの走行性
も良好となる。また、開口部は光源6からの光路に設け
たため、摺動性シート11の条件は、光透過性を有しな
くても、摺動性を有してさえいればよい。そのため、選
定するものによっては、コストメリットがある。
【0038】なお、実施形態1と同様に、透明部材5に
摺動性シート9を貼付するとして説明したが、透明部材
5に貼付するものは、光透過性を有し、かつ、透明部材
5に比し摩擦力が低い低摩擦材であればよく、形態はシ
ートに限定するものでない。また、低摩擦材を透明部材
に施す形態としては、貼付による場合に限定されず、た
とえば、塗布などの形態によってもよい。
【0039】さらに、摺動性シート9を透明部材5に貼
付する場合には、貼付材料は、少なくとも、乾いたとき
に光透過性を有している必要があるが、たとえば、貼付
材料は、センサアレイを封止する封止材と同じ材質のも
のを用いることができる。
【0040】[実施形態4]図6は、本発明の実施形態
4について示したものである。図6において、透明部材
5には、上記のいずれかの実施形態において説明した摩
擦力などを軽減させるための手段を施す。すなわち、例
えば、光透過性の摺動性シート9を貼り付ける、あるい
は撥水効果の撥水性コート材10を施す、あるいは開口
部分Gのある摺動性シート11を貼り付ける等である。
【0041】そして、摺動性シート9などの読み取り部
分H以外の位置にプラテンローラー8を設け、読み取り
部分H上にはシェーディング補正部材12を設ける。す
なわち、プラテンローラー8が当接する位置を読み取り
部分Hを除いた位置をする。そのため、プラテンローラ
ー8の当接力によって原稿と摺動性シート9とが当接し
て生じるキズ、汚れなどは、読み取り部分に生じない。
【0042】そのため、プラテンローラー8の当接力に
よって生じたキズなどは画像読み取りに影響しない。し
たがって、摺動性シート9などによって原稿と摺動性シ
ート9などとの摩擦力を軽減できると同時に、プラテン
ローラー8を読み取り部分H上に設けないことによっ
て、摺動性シート9などの表面などへのキズ、汚れに影
響されにくい画質が得される。
【0043】[実施形態5]図7は、本発明の実施形態
5の1例を示した図である。図7は、実施形態1に示し
たイメージセンサを用いたイメージセンサユニット10
0を備えて構成した画像情報処理装置として通信機能を
有するファクシミリの一例を示す。
【0044】ここで、102は原稿を読み取り位置に向
けて送るための送り手段である給送ローラ、104は原
稿を一枚ずつ確実に分離して送るための分離片である。
108はセンサユニットに対して原稿を搬送する搬送手
段としてのプラテンローラーである。
【0045】又、Pはローラ紙形態の記録媒体であり、
外部から送信された画像情報が再生される。なお、スキ
ャナーなどの場合には、センサユニット100により読
み取られた画像情報がここに再生される。センサユニッ
ト100には、透明部材105が備えられており、透明
部材105にはさらに摺動性シート109を貼付してい
る。110は画像形成を行うための記録手段としての記
録ヘッドであり、112は記録ヘッド110による記録
位置に対して記録媒体Pを搬送する搬送手段としてのプ
ラテンローラである。
【0046】さらに、120は、入力/出力手段として
の操作入力をするスイッチやメッセージ、その他装置の
状態を報知するための表示部等を配置したオペレーショ
ンパネルである。130は、制御手段としてのシステム
コントローラ基板であり、各部の制御を行う制御部や、
光電変換素子の駆動回路、画像情報の処理部、送受信部
等が設けられる。140は装置の電源である。
【0047】つぎに、上記のファクシミリの動作につい
て説明する。まず、原稿の画像信号を送信するための動
作について説明する。まず、装置の電源140をオンし
ている状態でオペレーションパネル120を操作し、原
稿を給送ローラー102によって装置内に給送する。こ
のとき、原稿は、分離片104によって1枚ずつ給送で
きる。
【0048】装置内に給送される原稿は、プラテンロー
ラー108によって、図示しないセンサユニット100
の読み取り部に搬送される。このとき、透明部材105
に摺動性シート109を貼付してあるため、原稿はスム
ーズに搬送される。そして、原稿がセンサユニット10
0によって読み取られ、画像情報として記録ヘッド11
0に記録される。なお、原稿は、プラテンローラー10
8の回転によって、装置に外部に取り出される。
【0049】記録ヘッド110に記録された画像情報
は、図示しない配線を通じて電話回線などを介し、受信
側のファクシミリの記録ヘッドへ送信される。このよう
にして、原稿の画像を送信する。
【0050】つぎに、原稿の画像情報を受信する場合の
動作について説明する。図示しない送信側のファクシミ
リから送信される画像情報は、受信側のファクシミリの
記録ヘッド110に取り込まれる。そして、図示しない
印字ヘッドによって、受信した画像情報に応じた画像を
記録媒体Pに印字する。記録媒体Pは、プラテンローラ
ー112によって印字ヘッドまで送られる。
【0051】上記のように、イメージセンサユニット1
00の透明部材105に摺動性シート109を貼付して
あるため、原稿をスムーズに搬送することができ、透明
部材105に付着するゴミなどの量は緩和する。このた
め、高画質である画像情報を送受信できる。
【0052】さらに、読み取り部分Hを除いた位置にプ
ラテンローラー108を設け、シェーディング補正部材
12を読み取り部分H上に設けることにより、摺動性シ
ート109の画像読み取り部に傷などが生じにくい。そ
のため、画像読み取りに悪影響を及ぼすキズなどに影響
されない画質が得られる。
【0053】なお、本実施形態で説明したファクシミリ
は、センサユニット100内のイメージセンサとして、
実施形態1に示したものを用いた場合を例として説明し
た。しかし、イメージセンサは、上記実施形態1に示し
たものに限定されず、実施形態2などにおいて説明し
た、たとえば撥水材を塗布した透明部材105を備えた
ものであってもよい。
【0054】又、本実施形態では、ファクシミリを情報
処理装置の1例として説明したが、情報処理装置はファ
クシミリに限定されず、コピー機、スキャナなどでもよ
い。また、記録媒体には、ロール紙の他、プリントアウ
トする紙、フィルム、フロッピーディスク(登録商
標)、ハードディスクなども含まれる。
【0055】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、透明部材
に摺動性部材などを施すことにより、摺動性部材などと
原稿との当接力を軽減するためことができる。そのた
め、原稿を摺動性部材上へスムーズに搬送することがで
きる。したがって、摺動性部材などと原稿との摩擦によ
り生じる紙粉ゴミを低減することができる。そのため、
透明部材に付着する紙粉ゴミなどの量を抑制することが
でき、高画質が画像を得られるイメージセンサを提供す
ることができる。
【0056】又、本発明によれば、給送ローラーを画像
読み取り部分以外の部分に設け、さらに、シェーディン
グ補正部材を画像読み取り部分に設けたことで、給送ロ
ーラーの当接力によって摺動性部材などについたキズな
どは、画像を読み取りに影響しない。そのため、高画質
の画像を得られるイメージセンサを提供することができ
る。
【0057】さらに、本発明によれば、上記のイメージ
センサを情報処理装置などに備えた場合には、高画質な
画像処理することができる情報処理装置とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のイメージセンサの模式的斜視図
【図2】図1のAA′線による断面図
【図3】実施形態2のイメージセンサの断面図
【図4】実施形態3のイメージセンサの模式的斜視図
【図5】実施形態3のイメージセンサの断面図
【図6】実施形態4のイメージセンサの断面図
【図7】実施形態5の画像情報処理装置の模式的断面図
【図8】従来技術のイメージセンサの模式的斜視図
【図9】図8のCC′線による断面図
【符号の説明】
1 第1フレーム 2 第2フレーム 3 センサアレイ 4 電気回路基板 5 透明部材 6 光源 7 結像素子 8 プラテンローラー 9 光透過性を有する摺動性シート 10 撥水性コート材 10’ 表面処理部分 11 開口部分を設けた摺動性シート 12 シェーディング補正部材 100 センサユニット 102 給送ローラ 104 分離片 105 透明部材 108 プラテンローラー 109 摺動性シート 110 記録ヘッド 112 プラテンローラ 120 オペレーションパネル 130 システムコントロール基板 140 電源 1A 第一空間 1B 第二空間 1C 第三空間 PP 原稿 P 記録媒体 DM 主走査方向 DS 副走査方向 E 有効読取り長 F ニップル f 寸法幅 G 開口部 g 開口部幅 H 読取り部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿受台である透明部材と、前記透明部
    材を通じて前記原稿を照明する光源と、前記光源からの
    反射光を受光するセンサと、前記センサの受光部に前記
    反射光を結像する結像素子と、前記透明部材と前記光源
    と前記センサと前記結像素子とを取り付けるフレームと
    から構成されたイメージセンサであって、 前記透明部材と前記原稿とが接する面に光透過性を有す
    る摺動性部材を固着することを特徴とするイメージセン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記摺動性部材を前記センサを封止する
    封止材によって、固着することを特徴とする請求項1に
    記載のイメージセンサ。
  3. 【請求項3】 前記摺動性部材として摺動性シートを用
    いることを特徴とする請求項1に記載のイメージセン
    サ。
  4. 【請求項4】 前記摺動性部材のうちプラテンローラー
    と前記摺動性部材とが前記原稿を介して接する部位にお
    いて、前記摺動性部材に開口部を設け、 前記開口部の主走査方向の長さを前記センサの前記原稿
    の画像を読み取ることができる読み取り寸法長以上の長
    さとし、前記開口部の副走査方向の長さを前記プラテン
    ローラーのニップル寸法長以下の長さとすることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載されたイメ
    ージセンサ。
  5. 【請求項5】 原稿受台である透明部材と、前記透明部
    材を通じて前記原稿を照明する光源と、前記光源からの
    反射光を受光するセンサと、前記センサの受光部に前記
    反射光を結像する結像素子と、前記透明部材と前記光源
    と前記センサと前記結像素子とを取り付けるフレームと
    から構成されたイメージセンサであって、 前記透明部材と前記原稿とが接する面に撥水材を塗布す
    ることを特徴とするイメージセンサ。
  6. 【請求項6】 前記撥水材は、シリコーン樹脂またはフ
    ッ素樹脂であることを特徴とする請求項5記載のイメー
    ジセンサ。
  7. 【請求項7】 前記塗布された撥水材の表面に機械的に
    又は化学的に凹凸を形成することを特徴とする請求項5
    記載のイメージセンサ。
  8. 【請求項8】 原稿受台である透明部材と、前記透明部
    材を通じて前記原稿を照明する光源と、前記光源からの
    反射光を受光するセンサと、前記センサの受光部に前記
    反射光を結像する結像素子と、前記透明部材と前記光源
    と前記センサと前記結像素子とを取り付けるフレーム
    と、前記原稿を押圧するシェーディング補正部材とから
    構成されたイメージセンサであって、 前記透明部材と前記原稿とが接する面に光透過性を有す
    る摺動性部材を施し、 前記シェーディング補正部材を前記透明部材の画像読み
    取り部に設けることを特徴とするイメージセンサ。
  9. 【請求項9】 請求項1、5、8のいずれか1つに記載
    されたイメージセンサと、 前記イメージセンサの前記透明部材に前記原稿を給送す
    る給送ローラーと、 前記イメージセンサの前記センサにおいて読み取った画
    像を記録する記録媒体とを備えることを特徴とする情報
    処理装置。
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