JP2000138367A - 電荷転送装置 - Google Patents
電荷転送装置Info
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- JP2000138367A JP2000138367A JP10312328A JP31232898A JP2000138367A JP 2000138367 A JP2000138367 A JP 2000138367A JP 10312328 A JP10312328 A JP 10312328A JP 31232898 A JP31232898 A JP 31232898A JP 2000138367 A JP2000138367 A JP 2000138367A
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- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CCD電荷転送装置において負電源の廃止を
図る。 【解決手段】 CCDレジスタ部33,34及び出力部
36のp型半導体ウエル領域がつながって形成されると
共に、p型半導体ウエル領域にp型高濃度領域56,5
7が設けられ、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域
56と出力部周辺のp型高濃度領域57とが分離領域
(例えばp型低濃度領域58又は水平出力ゲート電極を
利用したデイプレッション型のpチャネルMOSトラン
ジスタ)を介して接続され、出力部周辺のp型高濃度領
域56に低い電圧(0V)が、CCDレジスタ部周辺の
p型高濃度領域57に高い電圧(正電圧)が夫々印加さ
れて成る。
図る。 【解決手段】 CCDレジスタ部33,34及び出力部
36のp型半導体ウエル領域がつながって形成されると
共に、p型半導体ウエル領域にp型高濃度領域56,5
7が設けられ、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域
56と出力部周辺のp型高濃度領域57とが分離領域
(例えばp型低濃度領域58又は水平出力ゲート電極を
利用したデイプレッション型のpチャネルMOSトラン
ジスタ)を介して接続され、出力部周辺のp型高濃度領
域56に低い電圧(0V)が、CCDレジスタ部周辺の
p型高濃度領域57に高い電圧(正電圧)が夫々印加さ
れて成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば固体撮像素
子(特にCCD固体撮像素子)、CCD遅延素子等の電
荷転送装置に関する。
子(特にCCD固体撮像素子)、CCD遅延素子等の電
荷転送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13及び図14は従来のCCD固体撮
像素子、例えばインターライン転送方式のCCD固体撮
像素子の概略構成を示す。このCCD固体撮像素子1
は、図13Aに示すように、画素となる複数の受光部
(いわゆるセンサ)2がマトリックス状に配列され、各
受光部列の一側にCCD構造の垂直転送レジスタ部(い
わゆる垂直CCDレジスタ部)3が形成され、各垂直転
送レジスタ部3の終端に接続するようにCCD構造の水
平転送レジスタ部(いわゆる水平CCDレジスタ部)4
が形成され、この水平転送レジスタ部4の終段に水平出
力ゲート部(HOG)5を介して出力部6が接続されて
成る。
像素子、例えばインターライン転送方式のCCD固体撮
像素子の概略構成を示す。このCCD固体撮像素子1
は、図13Aに示すように、画素となる複数の受光部
(いわゆるセンサ)2がマトリックス状に配列され、各
受光部列の一側にCCD構造の垂直転送レジスタ部(い
わゆる垂直CCDレジスタ部)3が形成され、各垂直転
送レジスタ部3の終端に接続するようにCCD構造の水
平転送レジスタ部(いわゆる水平CCDレジスタ部)4
が形成され、この水平転送レジスタ部4の終段に水平出
力ゲート部(HOG)5を介して出力部6が接続されて
成る。
【0003】出力部6は、水平出力ゲート部5に接続し
て電荷電圧変換部となるフローティングディフージョン
(FD)領域7と、リセットゲート(RG)部8及びリ
セットドレイン(RD)領域9を有し、更にフローティ
ングディフージョン領域7に接続された駆動用MOSト
ランジスタ11と負荷用MOSトランジスタ12からな
るソースフォロワ回路13を有する出力バッファ14
(図13B参照)を備えて成る。
て電荷電圧変換部となるフローティングディフージョン
(FD)領域7と、リセットゲート(RG)部8及びリ
セットドレイン(RD)領域9を有し、更にフローティ
ングディフージョン領域7に接続された駆動用MOSト
ランジスタ11と負荷用MOSトランジスタ12からな
るソースフォロワ回路13を有する出力バッファ14
(図13B参照)を備えて成る。
【0004】このCCD固体撮像素子1は、いわゆる縦
形オーバーフロードレイン構造であり、また垂直転送レ
ジスタ部3及び水平転送レジスタ部4がいわゆる埋込み
チャネル(BC)構造をとっており、このn型埋込みチ
ャネル領域がn型半導体基板との間でオーバーフロー制
御用のp型半導体領域によって分離されている。
形オーバーフロードレイン構造であり、また垂直転送レ
ジスタ部3及び水平転送レジスタ部4がいわゆる埋込み
チャネル(BC)構造をとっており、このn型埋込みチ
ャネル領域がn型半導体基板との間でオーバーフロー制
御用のp型半導体領域によって分離されている。
【0005】即ち、図14A,B,Cの断面構造で示す
ように、n型のシリコン半導体基板16の一主面にp型
半導体ウエル領域17が形成され、このp型半導体ウエ
ル領域17にn型の埋込みチャネル領域18が形成され
る。この埋込みチャネル領域18上にゲート絶縁膜21
を介して複数の水平転送電極19を配列して水平転送レ
ジスタ部4が構成される。水平転送レジスタ部4には2
相の水平駆動クロック電圧φH1 ,φH2 が印加され、
各水平転送電極19はストレージ電極19Sとトランス
ファ電極19tを有してなる。
ように、n型のシリコン半導体基板16の一主面にp型
半導体ウエル領域17が形成され、このp型半導体ウエ
ル領域17にn型の埋込みチャネル領域18が形成され
る。この埋込みチャネル領域18上にゲート絶縁膜21
を介して複数の水平転送電極19を配列して水平転送レ
ジスタ部4が構成される。水平転送レジスタ部4には2
相の水平駆動クロック電圧φH1 ,φH2 が印加され、
各水平転送電極19はストレージ電極19Sとトランス
ファ電極19tを有してなる。
【0006】水平転送レジスタ部4の終段に隣接して埋
込みチャネル領域18上にゲート絶縁膜21を介して水
平出力ゲート電極20が形成され、ここに水平出力ゲー
ト(HOG)部5が構成される。さらに、p型ウエル領
域17にn型のフローティングディフージョン領域7及
びn型のリセットドレイン領域9が形成され、両領域7
及び9間に例えば埋込みチャネル領域18と同程度のn
型領域22が形成され、この上にゲート絶縁膜21を介
してリセットゲート電極23が形成されてリセットゲー
ト部8が構成される。
込みチャネル領域18上にゲート絶縁膜21を介して水
平出力ゲート電極20が形成され、ここに水平出力ゲー
ト(HOG)部5が構成される。さらに、p型ウエル領
域17にn型のフローティングディフージョン領域7及
びn型のリセットドレイン領域9が形成され、両領域7
及び9間に例えば埋込みチャネル領域18と同程度のn
型領域22が形成され、この上にゲート絶縁膜21を介
してリセットゲート電極23が形成されてリセットゲー
ト部8が構成される。
【0007】p型半導体ウエル領域17は、水平転送レ
ジスタ部4、垂直転送レジスタ部32を有する領域下
と、出力部6が形成される領域下にわたって共通に形成
され、このp型半導体ウエル領域17には、図13Aに
示すようにCCDレジスタ部(即ち水平転送レジスタ部
4及び垂直転送レジスタ部3)周辺及び出力部(フロー
ティングディフージョン領域7、リセットドレイン領域
9、リセットゲート部8、出力バッファ14等)周辺に
対応するp型半導体ウエル領域17に形成されたp型高
濃度領域25(斜線図示)を通して回路GNDである0
Vに接地される。26はp型高濃度領域25とGND配
線27とのコンタクト部である。
ジスタ部4、垂直転送レジスタ部32を有する領域下
と、出力部6が形成される領域下にわたって共通に形成
され、このp型半導体ウエル領域17には、図13Aに
示すようにCCDレジスタ部(即ち水平転送レジスタ部
4及び垂直転送レジスタ部3)周辺及び出力部(フロー
ティングディフージョン領域7、リセットドレイン領域
9、リセットゲート部8、出力バッファ14等)周辺に
対応するp型半導体ウエル領域17に形成されたp型高
濃度領域25(斜線図示)を通して回路GNDである0
Vに接地される。26はp型高濃度領域25とGND配
線27とのコンタクト部である。
【0008】CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域2
5と出力部周辺のp型高濃度領域25とは、図13Aに
示すように連続的につながっているため、一般的にp型
半導体ウエル領域17の電位は全域にわたって同電位
(0V)が供給される。図13Bは、図13AのCCD
固体撮像素子1における水平転送レジスタ部4及び出力
部6にかけての等価回路である。
5と出力部周辺のp型高濃度領域25とは、図13Aに
示すように連続的につながっているため、一般的にp型
半導体ウエル領域17の電位は全域にわたって同電位
(0V)が供給される。図13Bは、図13AのCCD
固体撮像素子1における水平転送レジスタ部4及び出力
部6にかけての等価回路である。
【0009】埋込みチャネル領域18のポテンシャル
は、バックゲートであるp型半導体ウエル領域17の電
圧と転送電極19に印加される電圧の相対関係で決ま
る。このp型半導体ウエル領域17を回路GNDである
0Vにしていることから、垂直転送レジスタ部3は、読
み出しを除く電荷転送時において、負電圧で動作させな
くてはならない。例えば0Vと−7Vの垂直駆動クロッ
ク電圧で動作される。
は、バックゲートであるp型半導体ウエル領域17の電
圧と転送電極19に印加される電圧の相対関係で決ま
る。このp型半導体ウエル領域17を回路GNDである
0Vにしていることから、垂直転送レジスタ部3は、読
み出しを除く電荷転送時において、負電圧で動作させな
くてはならない。例えば0Vと−7Vの垂直駆動クロッ
ク電圧で動作される。
【0010】一方、水平転送レジスタ部4は、タイミン
グジェネレータなどに駆動ドライバーが内蔵されるケー
スが多く、例えば0Vと+3Vの水平駆動クロックパル
スφH1 ,φH2 で駆動される。水平転送レジスタ部4
の構造自体は垂直転送レジスタ部3と同等構造をとって
いる結果、チャネルポテンシャルが深くなり、出力部の
発生電圧が高くなる。その結果、例えば出力回路の電源
電圧Vddに15Vなどの電圧が必要となる。
グジェネレータなどに駆動ドライバーが内蔵されるケー
スが多く、例えば0Vと+3Vの水平駆動クロックパル
スφH1 ,φH2 で駆動される。水平転送レジスタ部4
の構造自体は垂直転送レジスタ部3と同等構造をとって
いる結果、チャネルポテンシャルが深くなり、出力部の
発生電圧が高くなる。その結果、例えば出力回路の電源
電圧Vddに15Vなどの電圧が必要となる。
【0011】図15は、従来の埋込み構造のCCD固体
撮像素子1の基板深さ方向のポテンシャル図を示す、図
16はそのCCD固体撮像素子1の動作時のポテンシャ
ル例を示す。図15において、VLは垂直駆動クロック
パルスの電荷転送時の低レベル電圧、HHは水平駆動ク
ロックパルスの高レベル電圧を夫々示す。GND(0
V)は垂直駆動クロックパルスの電荷転送時の高レベル
電圧(VH)、水平駆動クロックパルスの低レベル電圧
(HL)に夫々相当する。
撮像素子1の基板深さ方向のポテンシャル図を示す、図
16はそのCCD固体撮像素子1の動作時のポテンシャ
ル例を示す。図15において、VLは垂直駆動クロック
パルスの電荷転送時の低レベル電圧、HHは水平駆動ク
ロックパルスの高レベル電圧を夫々示す。GND(0
V)は垂直駆動クロックパルスの電荷転送時の高レベル
電圧(VH)、水平駆動クロックパルスの低レベル電圧
(HL)に夫々相当する。
【0012】図16における数値は各領域のポテンシャ
ルを表わしており、例えば垂直駆動クロックパルスにお
ける0Vと−7Vがチャネルポテンシャルの7Vと2V
に対応し、水平駆動クロックパルスの0Vと+3Vがト
ランスファ部での7Vと10Vに対応する。
ルを表わしており、例えば垂直駆動クロックパルスにお
ける0Vと−7Vがチャネルポテンシャルの7Vと2V
に対応し、水平駆動クロックパルスの0Vと+3Vがト
ランスファ部での7Vと10Vに対応する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のCCD固体撮像素子1においては、出力部6や垂直、
水平転送レジスタ部3,4下のp型半導体ウエル領域1
7がGNDである0Vに接地されているために、埋込み
チャネル領域18で構成された垂直転送レジスタ部3な
どは、負電圧を使用しなければならなかった。
のCCD固体撮像素子1においては、出力部6や垂直、
水平転送レジスタ部3,4下のp型半導体ウエル領域1
7がGNDである0Vに接地されているために、埋込み
チャネル領域18で構成された垂直転送レジスタ部3な
どは、負電圧を使用しなければならなかった。
【0014】また、電荷電圧変換に際しての変換効率を
上げる手法の1つとして、出力回路のバックゲート効果
によるゲインダウンを押さえるために、出力回路のバッ
クゲートであるp型半導体ウエル領域のp型高濃度領域
25にCCD出力信号を重畳させることが提案されてい
る。しかし、フローティングディフージョン領域7にお
いても、同様にそのp型高濃度領域25にCCD出力信
号を重畳させたいところであるが、水平転送レジスタ部
周辺のp型高濃度領域25と出力部周辺のp型高濃度領
域25が接続されているため、この手法は実現できなか
った。
上げる手法の1つとして、出力回路のバックゲート効果
によるゲインダウンを押さえるために、出力回路のバッ
クゲートであるp型半導体ウエル領域のp型高濃度領域
25にCCD出力信号を重畳させることが提案されてい
る。しかし、フローティングディフージョン領域7にお
いても、同様にそのp型高濃度領域25にCCD出力信
号を重畳させたいところであるが、水平転送レジスタ部
周辺のp型高濃度領域25と出力部周辺のp型高濃度領
域25が接続されているため、この手法は実現できなか
った。
【0015】本発明は、上述の点に鑑み、負電源の廃止
を可能にし、併せて出力部周辺のp型高濃度領域に出力
信号の重畳を可能にして高変換効率化をも可能にした電
荷転送装置を提供するものである。
を可能にし、併せて出力部周辺のp型高濃度領域に出力
信号の重畳を可能にして高変換効率化をも可能にした電
荷転送装置を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電荷転送装
置は、CCDレジスタ部及び出力部のp型半導体ウエル
領域をつなげて形成し、このp型半導体ウエル領域に設
けられたCCDレジスタ部周辺及び出力部周辺の夫々の
p型高濃度領域を分離領域を介して分離し、CCDレジ
スタ部周辺のp型高濃度領域に高い電圧を印加し、出力
部周辺のp型高濃度領域に低い電圧を印加して構成す
る。
置は、CCDレジスタ部及び出力部のp型半導体ウエル
領域をつなげて形成し、このp型半導体ウエル領域に設
けられたCCDレジスタ部周辺及び出力部周辺の夫々の
p型高濃度領域を分離領域を介して分離し、CCDレジ
スタ部周辺のp型高濃度領域に高い電圧を印加し、出力
部周辺のp型高濃度領域に低い電圧を印加して構成す
る。
【0017】この構成においては、出力部周辺のp型高
濃度領域とCCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域が分
離領域で分離され、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度
領域を通してCCDレジスタ部下のp型半導体ウエル領
域に高い電圧、即ち正電圧が印加されるので、垂直CC
Dレジスタの駆動クロック電圧は、電荷転送時に0V〜
正電圧とすることができ、負電源を廃止することができ
る。
濃度領域とCCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域が分
離領域で分離され、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度
領域を通してCCDレジスタ部下のp型半導体ウエル領
域に高い電圧、即ち正電圧が印加されるので、垂直CC
Dレジスタの駆動クロック電圧は、電荷転送時に0V〜
正電圧とすることができ、負電源を廃止することができ
る。
【0018】また、出力部周辺のp型高濃度領域への出
力信号の重畳が可能となり、電荷電圧変換部として例え
ばフローティングディフージョン領域を用いるときに、
そのフローティングディフージョン領域とp型高濃度領
域間に発生する寄生容量が見かけ上低減し、高変換効率
が得られる。
力信号の重畳が可能となり、電荷電圧変換部として例え
ばフローティングディフージョン領域を用いるときに、
そのフローティングディフージョン領域とp型高濃度領
域間に発生する寄生容量が見かけ上低減し、高変換効率
が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る電荷転送装置は、C
CDレジスタ部及び出力部のp型半導体ウエル領域がつ
ながって形成されると共に、p型半導体ウエル領域にp
型高濃度領域が設けられ、CCDレジスタ部周辺のp型
高濃度領域と出力部周辺のp型高濃度領域とが分離領域
を介して接続され、出力部周辺のp型高濃度領域に低い
電圧が印加され、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領
域に高い電圧が印加された構成とする。
CDレジスタ部及び出力部のp型半導体ウエル領域がつ
ながって形成されると共に、p型半導体ウエル領域にp
型高濃度領域が設けられ、CCDレジスタ部周辺のp型
高濃度領域と出力部周辺のp型高濃度領域とが分離領域
を介して接続され、出力部周辺のp型高濃度領域に低い
電圧が印加され、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領
域に高い電圧が印加された構成とする。
【0020】CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域に
印加する電圧としては、垂直転送クロック電圧の電荷転
送時の高レベルに設定することができる。
印加する電圧としては、垂直転送クロック電圧の電荷転
送時の高レベルに設定することができる。
【0021】分離領域としては、p型低濃度領域による
抵抗領域で形成することができる。分離領域としては、
専用ゲート電極で構成したpチャネルMOSトランジス
タ、もしくは、水平出力ゲート電極を利用したpチャネ
ルMOSトランジスタによる抵抗領域で形成することが
できる。
抵抗領域で形成することができる。分離領域としては、
専用ゲート電極で構成したpチャネルMOSトランジス
タ、もしくは、水平出力ゲート電極を利用したpチャネ
ルMOSトランジスタによる抵抗領域で形成することが
できる。
【0022】出力部周辺のp型高濃度領域に出力信号を
重畳させることができる。
重畳させることができる。
【0023】出力部周辺のp型高濃度領域に出力信号を
重畳させる構成としては、出力部周辺のp型高濃度領域
をpチャネルMOSトランジスタのソースとし、出力部
周辺のp型高濃度領域からCCDレジスタ部周辺のp型
高濃度領域へ流れる電流路を負荷回路としたpチャネル
ソースフォロワ回路を形成し、pチャネルMOSトラン
ジスタのゲートを出力部の出力端子に接続するようにし
た構成とすることができる。
重畳させる構成としては、出力部周辺のp型高濃度領域
をpチャネルMOSトランジスタのソースとし、出力部
周辺のp型高濃度領域からCCDレジスタ部周辺のp型
高濃度領域へ流れる電流路を負荷回路としたpチャネル
ソースフォロワ回路を形成し、pチャネルMOSトラン
ジスタのゲートを出力部の出力端子に接続するようにし
た構成とすることができる。
【0024】以下、図面を参照して本発明による電荷転
送装置を固体撮像素子に適用した場合の実施の形態を説
明する。
送装置を固体撮像素子に適用した場合の実施の形態を説
明する。
【0025】図1及び図2は、本発明に係るCCD固体
撮像素子の一実施の形態を示す。同図はインターライン
転送方式のCCD固体撮像素子に適用した場合である。
本実施の形態に係るCCD固体撮像素子31は、図1A
に示すように、画素となる複数の受光部(いわゆるセン
サ)32がマトリックス状に配列され、各受光部列の一
側にCCD構造の垂直転送レジスタ部(いわゆる垂直C
CDレジスタ部)33が形成され、各垂直転送レジスタ
部33の終端に接続するようにCCD構造の水平転送レ
ジスタ部(いわゆる水平CCDレジスタ部)34が形成
され、この水平転送レジスタ部34の終段に水平出力ゲ
ート(HOG)部35を介して出力部36が接続されて
成る。
撮像素子の一実施の形態を示す。同図はインターライン
転送方式のCCD固体撮像素子に適用した場合である。
本実施の形態に係るCCD固体撮像素子31は、図1A
に示すように、画素となる複数の受光部(いわゆるセン
サ)32がマトリックス状に配列され、各受光部列の一
側にCCD構造の垂直転送レジスタ部(いわゆる垂直C
CDレジスタ部)33が形成され、各垂直転送レジスタ
部33の終端に接続するようにCCD構造の水平転送レ
ジスタ部(いわゆる水平CCDレジスタ部)34が形成
され、この水平転送レジスタ部34の終段に水平出力ゲ
ート(HOG)部35を介して出力部36が接続されて
成る。
【0026】出力部36は、水平出力ゲート部35に接
続して電荷電圧変換部となるフローティングディフージ
ョン(FD)領域37と、リセットゲート(RG)部3
8及びリセットドレイン(RD)領域39を有し、更に
フローティングディフージョン領域37に接続された駆
動用MOSトランジスタ41と負荷用MOSトランジス
タ42からなるソースフォロワ回路43を有する出力バ
ッファ44(図1B参照)を備えて成る。
続して電荷電圧変換部となるフローティングディフージ
ョン(FD)領域37と、リセットゲート(RG)部3
8及びリセットドレイン(RD)領域39を有し、更に
フローティングディフージョン領域37に接続された駆
動用MOSトランジスタ41と負荷用MOSトランジス
タ42からなるソースフォロワ回路43を有する出力バ
ッファ44(図1B参照)を備えて成る。
【0027】このCCD固体撮像素子31は、いわゆる
縦形オーバーフロードレイン構造であり、また、垂直転
送レジスタ部33及び水平転送レジスタ部34がいわゆ
る埋込みチャネル構造をとっており、このn型の埋込み
チャネル領域がn型半導体基板との間でオーバーフロー
制御用のp型半導体ウエル領域によって分離されてい
る。
縦形オーバーフロードレイン構造であり、また、垂直転
送レジスタ部33及び水平転送レジスタ部34がいわゆ
る埋込みチャネル構造をとっており、このn型の埋込み
チャネル領域がn型半導体基板との間でオーバーフロー
制御用のp型半導体ウエル領域によって分離されてい
る。
【0028】即ち、図2A,B,Cの断面構造で示すよ
うに、n型のシリコン半導体基板46の一主面にp型半
導体ウエル領域47が形成され、このp型ウエル領域4
7にn型の埋込みチャネル領域48が形成される。この
埋込みチャネル領域48上に例えばSiO2 等によるゲ
ート絶縁膜51を介して複数の水平転送電極49を配列
して水平転送レジスタ部34が構成される。水平転送レ
ジスタ部34には2相の水平駆動クロック電圧φH1 ,
φH2 が印加され、各水平転送電極49はストレージ電
極49sとトランスファ電極49tを有してなる。水平
転送レジスタ34の終段に隣接して埋込みチャネル(B
C)領域48上にゲート絶縁膜51を介して水平出力ゲ
ート電極50が形成され、ここに水平出力ゲート部35
が構成される。
うに、n型のシリコン半導体基板46の一主面にp型半
導体ウエル領域47が形成され、このp型ウエル領域4
7にn型の埋込みチャネル領域48が形成される。この
埋込みチャネル領域48上に例えばSiO2 等によるゲ
ート絶縁膜51を介して複数の水平転送電極49を配列
して水平転送レジスタ部34が構成される。水平転送レ
ジスタ部34には2相の水平駆動クロック電圧φH1 ,
φH2 が印加され、各水平転送電極49はストレージ電
極49sとトランスファ電極49tを有してなる。水平
転送レジスタ34の終段に隣接して埋込みチャネル(B
C)領域48上にゲート絶縁膜51を介して水平出力ゲ
ート電極50が形成され、ここに水平出力ゲート部35
が構成される。
【0029】なお、図示せざるも、垂直転送レジスタ部
33も同様のn型埋込みチャネル領域48上にゲート絶
縁膜51を介して複数の垂直転送電極を配列して形成さ
れる。垂直転送レジスタ部33には、例えば、3相又は
4相の垂直駆動クロック電圧が印加される。
33も同様のn型埋込みチャネル領域48上にゲート絶
縁膜51を介して複数の垂直転送電極を配列して形成さ
れる。垂直転送レジスタ部33には、例えば、3相又は
4相の垂直駆動クロック電圧が印加される。
【0030】p型半導体ウエル領域47は、水平転送レ
ジスタ部34、垂直転送レジスタ部33及び受光部32
を有する領域54から、出力部36が形成される領域5
5につながって形成される。
ジスタ部34、垂直転送レジスタ部33及び受光部32
を有する領域54から、出力部36が形成される領域5
5につながって形成される。
【0031】そして、本実施の形態においては、特に、
図1に示すように、領域54の周辺、即ち垂直転送レジ
スタ部33及び水平転送レジスタ部34によるCCDレ
ジスタ部周辺のp型半導体ウエル領域47表面と、出力
部周辺のp型半導体ウエル領域47表面とに、互に分離
するように、p型半導体ウエル領域に電位を与えるため
のp型高濃度領域56及び57を形成し(斜線図示)、
両p型高濃度領域56及び57間に分離領域となる例え
ばp型低濃度領域58からなる拡散抵抗領域を形成し
(逆斜線図示)、この拡散抵抗領域となるp型低濃度領
域58を介して両p型高濃度領域56及び57を接続す
る。ここで、p型高濃度領域56及び57は、不純物ド
ーズ量を例えば1013〜1016cm-2オーダ程度とし、
p型低濃度領域58は不純物ドーズ量を例えば109 〜
1012cm-2オーダ程度とすることができる。
図1に示すように、領域54の周辺、即ち垂直転送レジ
スタ部33及び水平転送レジスタ部34によるCCDレ
ジスタ部周辺のp型半導体ウエル領域47表面と、出力
部周辺のp型半導体ウエル領域47表面とに、互に分離
するように、p型半導体ウエル領域に電位を与えるため
のp型高濃度領域56及び57を形成し(斜線図示)、
両p型高濃度領域56及び57間に分離領域となる例え
ばp型低濃度領域58からなる拡散抵抗領域を形成し
(逆斜線図示)、この拡散抵抗領域となるp型低濃度領
域58を介して両p型高濃度領域56及び57を接続す
る。ここで、p型高濃度領域56及び57は、不純物ド
ーズ量を例えば1013〜1016cm-2オーダ程度とし、
p型低濃度領域58は不純物ドーズ量を例えば109 〜
1012cm-2オーダ程度とすることができる。
【0032】そして、出力部周辺のp型高濃度領域57
には、低い電圧、例えば回路GNDとなる0Vを印加
し、このp型高濃度領域57を通じて出力部36下のp
型半導体ウエル領域47に0Vを印加し、また、CCD
レジスタ部周辺のp型高濃度領域56には、出力部周辺
のp型高濃度領域57に印加される電圧より高い電圧、
即ち、従来の垂直転送用負電圧とは極性が逆の正電圧を
印加し、このp型高濃度領域56を通じてCCDレジス
タ部、即ち垂直転送レジスタ部33及び水平転送レジス
タ部34下のp型半導体ウエル領域47に正電圧を印加
する。p型高濃度領域56に印加される正電圧として
は、例えば後述する垂直転送レジスタ部34の垂直駆動
クロックパルス(読み出しを除く)の高レベル電圧と同
じ電圧に設定することができる。後述では垂直駆動クロ
ックパルスの高レベル電圧を例えば+7Vとしている
が、+5Vに下げれば他のICと同じ駆動電源を用いる
ことができる。さらに、p型高濃度領域56に印加する
正電圧としては、垂直駆動クロックパルス(読み出しを
除く)の高レベル電圧以外の正の電圧とすることもでき
る。図1Aにおいて、66aはp型高濃度領域56と正
電圧配線67aとのコンタクト部、66bはp型高濃度
領域57とGND配線67bとのコンタクト部である。
には、低い電圧、例えば回路GNDとなる0Vを印加
し、このp型高濃度領域57を通じて出力部36下のp
型半導体ウエル領域47に0Vを印加し、また、CCD
レジスタ部周辺のp型高濃度領域56には、出力部周辺
のp型高濃度領域57に印加される電圧より高い電圧、
即ち、従来の垂直転送用負電圧とは極性が逆の正電圧を
印加し、このp型高濃度領域56を通じてCCDレジス
タ部、即ち垂直転送レジスタ部33及び水平転送レジス
タ部34下のp型半導体ウエル領域47に正電圧を印加
する。p型高濃度領域56に印加される正電圧として
は、例えば後述する垂直転送レジスタ部34の垂直駆動
クロックパルス(読み出しを除く)の高レベル電圧と同
じ電圧に設定することができる。後述では垂直駆動クロ
ックパルスの高レベル電圧を例えば+7Vとしている
が、+5Vに下げれば他のICと同じ駆動電源を用いる
ことができる。さらに、p型高濃度領域56に印加する
正電圧としては、垂直駆動クロックパルス(読み出しを
除く)の高レベル電圧以外の正の電圧とすることもでき
る。図1Aにおいて、66aはp型高濃度領域56と正
電圧配線67aとのコンタクト部、66bはp型高濃度
領域57とGND配線67bとのコンタクト部である。
【0033】これにより、垂直転送レジスタ部33を駆
動する垂直駆動クロックパルス、即ち読み出し時を除く
電荷転送時の駆動電圧は、0Vと正電圧(例えば+7
V)とすることができる。なお、水平転送レジスタ部3
4は、前述の従来と同様に、例えば0Vと+3Vからな
る水平駆動クロックパルスで駆動される。
動する垂直駆動クロックパルス、即ち読み出し時を除く
電荷転送時の駆動電圧は、0Vと正電圧(例えば+7
V)とすることができる。なお、水平転送レジスタ部3
4は、前述の従来と同様に、例えば0Vと+3Vからな
る水平駆動クロックパルスで駆動される。
【0034】図1Bは、図1AのCCD固体撮像素子3
1における水平転送レジスタ部34及び出力部36にか
けての等価回路である。Vddは電源電圧、tは出力端
子を示す。Rは、p型低濃度領域58からなる拡散抵抗
領域及びその直下のp型半導体ウエル領域47における
総合的な抵抗を示す。水平出力ゲート電極50には、G
NDである0Vが印加されているが、その他、特定電
圧、例えばp型高濃度領域56と同電位の正電圧を印加
するようにしてもよい。
1における水平転送レジスタ部34及び出力部36にか
けての等価回路である。Vddは電源電圧、tは出力端
子を示す。Rは、p型低濃度領域58からなる拡散抵抗
領域及びその直下のp型半導体ウエル領域47における
総合的な抵抗を示す。水平出力ゲート電極50には、G
NDである0Vが印加されているが、その他、特定電
圧、例えばp型高濃度領域56と同電位の正電圧を印加
するようにしてもよい。
【0035】図3及び図4は、本発明に係るCCD固体
撮像素子の他の実施の形態を示す。本実施の形態に係る
CCD固体撮像素子61は、特に、垂直転送レジスタ部
33及び水平転送レジスタ部34によるCCDレジスタ
部の周辺のp型半導体ウエル領域47表面と、出力部3
6周辺のp型半導体ウエル領域47表面とに、互に分離
するように、p型半導体ウエル領域47に電位を与える
ためのp型高濃度領域56及び57を形成し(斜線図
示)、両p型高濃度領域56及び57間に分離領域とな
る例えばデイプレッション型のpチャネルMOSトラン
ジスタ構造62による抵抗領域を形成し、このpチャネ
ルMOSトランジスタ構造62を介して両p型高濃度領
域56及び57を接続する。
撮像素子の他の実施の形態を示す。本実施の形態に係る
CCD固体撮像素子61は、特に、垂直転送レジスタ部
33及び水平転送レジスタ部34によるCCDレジスタ
部の周辺のp型半導体ウエル領域47表面と、出力部3
6周辺のp型半導体ウエル領域47表面とに、互に分離
するように、p型半導体ウエル領域47に電位を与える
ためのp型高濃度領域56及び57を形成し(斜線図
示)、両p型高濃度領域56及び57間に分離領域とな
る例えばデイプレッション型のpチャネルMOSトラン
ジスタ構造62による抵抗領域を形成し、このpチャネ
ルMOSトランジスタ構造62を介して両p型高濃度領
域56及び57を接続する。
【0036】このpチャネルMOSトランジスタ構造6
2は、水平出力ゲート部35を挟む両側において、両p
型高濃度領域56及び57間のp型半導体ウエル領域4
7表面にp型低濃度領域58を形成し、このp型低濃度
領域58上にゲート絶縁膜51を介して水平出力ゲート
電極50とは独立のゲート電極69を形成し、この専用
のゲート電極69を利用して構成される(図4B参
照)。
2は、水平出力ゲート部35を挟む両側において、両p
型高濃度領域56及び57間のp型半導体ウエル領域4
7表面にp型低濃度領域58を形成し、このp型低濃度
領域58上にゲート絶縁膜51を介して水平出力ゲート
電極50とは独立のゲート電極69を形成し、この専用
のゲート電極69を利用して構成される(図4B参
照)。
【0037】このデイプレッション型のpチャネルMO
Sトランジスタ構造62では、そのゲート電極69に正
電圧の例えば+7Vが与えられることにより、チャネル
部がより高抵抗とされ、抵抗領域として作用する。pチ
ャネルMOSトランジスタ構造62と水平出力ゲート部
35のゲート電圧を別々に与えることができるので、p
チャネルMOSトランジスタ構造62の抵抗値を制御し
たいときなどに好ましい。
Sトランジスタ構造62では、そのゲート電極69に正
電圧の例えば+7Vが与えられることにより、チャネル
部がより高抵抗とされ、抵抗領域として作用する。pチ
ャネルMOSトランジスタ構造62と水平出力ゲート部
35のゲート電圧を別々に与えることができるので、p
チャネルMOSトランジスタ構造62の抵抗値を制御し
たいときなどに好ましい。
【0038】また、pチャネルMOSトランジスタ構造
62の他の例は、図5A(図3のB−B断面に対応す
る)に示すように、p型低濃度領域58上にゲート絶縁
膜51を介して水平出力ゲート電極50を延長して形成
し、この水平出力ゲート電極50の延長部をゲート電極
として利用して構成することもできる。図5Bは、pチ
ャネルMOSトランジスタ構造62を、このように構成
したときのCCD固体撮像素子の等価回路を示す。この
構成のときは、pチャネルMOSトランジスタ構造62
のゲートに正電圧の例えば+7Vが与えられるので、水
平出力ゲート部35にも+7Vが与えられる。なお、水
平出力ゲート部35にも+7Vが加わり、水平出力ゲー
ト部35のポテンシャルに不都合が生ずるとは、上述の
図4Bに示したように水平出力ゲート電極をpチャネル
MOSトランジスタ構造62のゲートとは別ゲートとし
て、水平出力ゲート部にはGND(0V)を印加するよ
うになせばよい。
62の他の例は、図5A(図3のB−B断面に対応す
る)に示すように、p型低濃度領域58上にゲート絶縁
膜51を介して水平出力ゲート電極50を延長して形成
し、この水平出力ゲート電極50の延長部をゲート電極
として利用して構成することもできる。図5Bは、pチ
ャネルMOSトランジスタ構造62を、このように構成
したときのCCD固体撮像素子の等価回路を示す。この
構成のときは、pチャネルMOSトランジスタ構造62
のゲートに正電圧の例えば+7Vが与えられるので、水
平出力ゲート部35にも+7Vが与えられる。なお、水
平出力ゲート部35にも+7Vが加わり、水平出力ゲー
ト部35のポテンシャルに不都合が生ずるとは、上述の
図4Bに示したように水平出力ゲート電極をpチャネル
MOSトランジスタ構造62のゲートとは別ゲートとし
て、水平出力ゲート部にはGND(0V)を印加するよ
うになせばよい。
【0039】そして、図1と同様に、出力部周辺のp型
高濃度領域57には、低い電圧、例えば回路GNDとな
る0Vを印加してこのp型高濃度領域57を通じて出力
部36下のp型半導体ウエル領域47に0Vを印加し、
また、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域56に
は、出力部周辺のp型高濃度領域57の印加電圧より高
い電圧、即ち正電圧の例えば+7Vを印加し、このp型
高濃度領域56通じてCCDレジスタ部である垂直転送
レジスタ部33及び水平転送レジスタ部34下のp型半
導体ウエル領域47に正電圧の例えば+7Vを印加す
る。
高濃度領域57には、低い電圧、例えば回路GNDとな
る0Vを印加してこのp型高濃度領域57を通じて出力
部36下のp型半導体ウエル領域47に0Vを印加し、
また、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域56に
は、出力部周辺のp型高濃度領域57の印加電圧より高
い電圧、即ち正電圧の例えば+7Vを印加し、このp型
高濃度領域56通じてCCDレジスタ部である垂直転送
レジスタ部33及び水平転送レジスタ部34下のp型半
導体ウエル領域47に正電圧の例えば+7Vを印加す
る。
【0040】その他の構成は、図1と同様であるので図
1と対応する部分には、同一符号を付して重複説明を省
略する。
1と対応する部分には、同一符号を付して重複説明を省
略する。
【0041】図3Bは、図3AのCCD固体撮像素子6
1における水平転送レジスタ部34及び出力部36にか
けての等価回路である。Vsub はn型半導体基板46に
供給される基板電圧を示す。
1における水平転送レジスタ部34及び出力部36にか
けての等価回路である。Vsub はn型半導体基板46に
供給される基板電圧を示す。
【0042】上述の実施の形態に係るCCD固体撮像素
子31又は61によれば、p型半導体ウエル領域47に
設けられた出力部周辺のp型高濃度領域57と、CCD
レジスタ部周辺のp型高濃度領域56を互に分離し、そ
の間をp型低濃度領域58又はデイプレッション型のp
チャネルMOSトランジスタ構造62として所謂この抵
抗領域で接続して構成することにより、CCDレジスタ
部周辺のp型高濃度領域56に正電圧を印加することが
できる。従って、垂直転送レジスタ部33の電荷転送時
の駆動電圧を0v〜正電圧とすることができ、負電源を
廃止することができる。
子31又は61によれば、p型半導体ウエル領域47に
設けられた出力部周辺のp型高濃度領域57と、CCD
レジスタ部周辺のp型高濃度領域56を互に分離し、そ
の間をp型低濃度領域58又はデイプレッション型のp
チャネルMOSトランジスタ構造62として所謂この抵
抗領域で接続して構成することにより、CCDレジスタ
部周辺のp型高濃度領域56に正電圧を印加することが
できる。従って、垂直転送レジスタ部33の電荷転送時
の駆動電圧を0v〜正電圧とすることができ、負電源を
廃止することができる。
【0043】CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域5
6に印加する正電圧を、垂直駆動クロックパルス(読み
出しを除く)の高レベル電圧に設定するときは、電源数
を少なくすることができる。
6に印加する正電圧を、垂直駆動クロックパルス(読み
出しを除く)の高レベル電圧に設定するときは、電源数
を少なくすることができる。
【0044】出力部周辺のp型高濃度領域57とCCD
レジスタ部周辺のp型高濃度領域56間には、ホール電
流が流れるが、CCDレジスタ部(垂直転送レジスタ部
33及び水平転送レジスタ部34)で取り扱う信号電荷
は、エレクトロンであるため、特に信号電荷に影響を与
えることがない。
レジスタ部周辺のp型高濃度領域56間には、ホール電
流が流れるが、CCDレジスタ部(垂直転送レジスタ部
33及び水平転送レジスタ部34)で取り扱う信号電荷
は、エレクトロンであるため、特に信号電荷に影響を与
えることがない。
【0045】CCDレジスタ部の信号電荷を転送するに
は、転送方向に向かって電位が高くなくてはならない
が、本実施の形態では、水平転送レジスタ部34から出
力部のフローティングディフージョン領域37にかけて
p型半導体ウエル領域47に電位が低くなる方向の電位
勾配が発生することになる。
は、転送方向に向かって電位が高くなくてはならない
が、本実施の形態では、水平転送レジスタ部34から出
力部のフローティングディフージョン領域37にかけて
p型半導体ウエル領域47に電位が低くなる方向の電位
勾配が発生することになる。
【0046】この点に関しては、水平転送レジスタ部3
4から出力部のフローティングディフージョン領域37
にかけてのp型半導体ウエル領域、即ち、水平出力ゲー
ト部35のp型半導体ウエル領域47を空乏化させて置
くことで、p型半導体ウエル領域47がp型高濃度領域
56,57の電位にクランプされることがなくなり、水
平出力ゲート部35のチャネルポテンシャルがバックゲ
ート効果を受けなくなるため、ゲート電圧のみでチャネ
ルポテンシャルが決められるようになり、チャネルポテ
ンシャルには転送とは逆の電位勾配が発生することを防
げる。
4から出力部のフローティングディフージョン領域37
にかけてのp型半導体ウエル領域、即ち、水平出力ゲー
ト部35のp型半導体ウエル領域47を空乏化させて置
くことで、p型半導体ウエル領域47がp型高濃度領域
56,57の電位にクランプされることがなくなり、水
平出力ゲート部35のチャネルポテンシャルがバックゲ
ート効果を受けなくなるため、ゲート電圧のみでチャネ
ルポテンシャルが決められるようになり、チャネルポテ
ンシャルには転送とは逆の電位勾配が発生することを防
げる。
【0047】p型半導体ウエル領域47を空乏化させる
には、例えばp型半導体ウエル領域47の不純物濃度を
下げることで対応できる。この場合、水平出力ゲート部
35下のp型半導体ウエル領域47のみ選択的に不純物
濃度を下げればよいが、製造のし易さを考えたときに
は、p型半導体ウエル領域47の全体を低濃度化するの
が好ましい。p型半導体ウエル領域47としては、不純
物ドーズ量が109 〜1012cm-2オーダであれば上記
の空乏化が可能である。
には、例えばp型半導体ウエル領域47の不純物濃度を
下げることで対応できる。この場合、水平出力ゲート部
35下のp型半導体ウエル領域47のみ選択的に不純物
濃度を下げればよいが、製造のし易さを考えたときに
は、p型半導体ウエル領域47の全体を低濃度化するの
が好ましい。p型半導体ウエル領域47としては、不純
物ドーズ量が109 〜1012cm-2オーダであれば上記
の空乏化が可能である。
【0048】本実施の形態における各動作ポテンシャル
を図6及び図7に示す。ここでは、水平駆動クロックパ
ルスの高レベルHHを+3V、低レベルHLをGNDで
ある0Vとし、垂直駆動クロックパルスの高レベルVH
を+7V、低レベルVLをGNDの0Vに設定すると共
に、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域56に印加
する正電圧を垂直駆動クロックパルスの高レベルVHの
+7Vに設定した例を示す。
を図6及び図7に示す。ここでは、水平駆動クロックパ
ルスの高レベルHHを+3V、低レベルHLをGNDで
ある0Vとし、垂直駆動クロックパルスの高レベルVH
を+7V、低レベルVLをGNDの0Vに設定すると共
に、CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域56に印加
する正電圧を垂直駆動クロックパルスの高レベルVHの
+7Vに設定した例を示す。
【0049】図7の数値はチャネルポテンシャルを示す
もので、垂直転送レジスタ部のチャネルポテンシャル7
V及び12Vが、駆動電圧0V及び+7Vに対応する。
それ以外は図16と同様である。
もので、垂直転送レジスタ部のチャネルポテンシャル7
V及び12Vが、駆動電圧0V及び+7Vに対応する。
それ以外は図16と同様である。
【0050】一方、このように出力部周辺とCCDレジ
スタ部周辺のp型高濃度領域57及び56を分離したこ
とにより、出力部周辺のp型高濃度領域57に出力信号
を重畳させ、フローティングディフージョン領域37
と、p型高濃度領域57間に発生していた寄生容量を見
かけ上低減して高変換効率化を実現することができる。
スタ部周辺のp型高濃度領域57及び56を分離したこ
とにより、出力部周辺のp型高濃度領域57に出力信号
を重畳させ、フローティングディフージョン領域37
と、p型高濃度領域57間に発生していた寄生容量を見
かけ上低減して高変換効率化を実現することができる。
【0051】出力回路初段のソースフォロワ回路43の
駆動用MOSトランジスタ41も含めてフィードバック
をかけるようにすれば、フローティングディフージョン
領域37から駆動用MOSトランジスタ41のゲート電
極へつなげる間の配線と、p型高濃度領域57との間の
寄生容量も低減でき、高変換効率化の効果はより一層増
すことになる。
駆動用MOSトランジスタ41も含めてフィードバック
をかけるようにすれば、フローティングディフージョン
領域37から駆動用MOSトランジスタ41のゲート電
極へつなげる間の配線と、p型高濃度領域57との間の
寄生容量も低減でき、高変換効率化の効果はより一層増
すことになる。
【0052】出力信号を重畳させる方法としては、pチ
ャネルMOSトランジスタのソースフォロワ回路を構成
し、出力部周辺のp型高濃度領域57からCCDレジス
タ部周辺のp型高濃度領域へ流れる電流を負荷回路電流
として兼用することで容易に実現することができる。p
チャネルMOSトランジスタでは帯域が狭く、より広帯
域化が必要な場合は広帯域アンプを使って出力部周辺の
p型高濃度領域57を駆動すればよい。
ャネルMOSトランジスタのソースフォロワ回路を構成
し、出力部周辺のp型高濃度領域57からCCDレジス
タ部周辺のp型高濃度領域へ流れる電流を負荷回路電流
として兼用することで容易に実現することができる。p
チャネルMOSトランジスタでは帯域が狭く、より広帯
域化が必要な場合は広帯域アンプを使って出力部周辺の
p型高濃度領域57を駆動すればよい。
【0053】図8及び図10は、夫々このような出力信
号の重畳を可能にした本発明の係るCD固体撮像素子の
さらに他の実施の形態を示す。
号の重畳を可能にした本発明の係るCD固体撮像素子の
さらに他の実施の形態を示す。
【0054】図8の本実施の形態に係るCCD固体撮像
素子71は、前述の図1の構成において、さらに出力部
周辺のp型高濃度領域57と2分割し、その抵抗領域で
あるp型低濃度領域58に連接する一方のp型高濃度領
域57Aを有する側のp型半導体ウエル領域47に、出
力バッファ44を構成するソースフォロワ回路43の駆
動用MOSトランジスタ41と、フローティングディフ
ージョン領域37、リセットゲート部38及びリセット
ドレイン領域39を形成し、他方のp型高濃度領域47
Bを有する側のp型半導体ウエル領域47にソースフォ
ロワ回路43の負荷用MOSトランジスタ42を形成す
る。
素子71は、前述の図1の構成において、さらに出力部
周辺のp型高濃度領域57と2分割し、その抵抗領域で
あるp型低濃度領域58に連接する一方のp型高濃度領
域57Aを有する側のp型半導体ウエル領域47に、出
力バッファ44を構成するソースフォロワ回路43の駆
動用MOSトランジスタ41と、フローティングディフ
ージョン領域37、リセットゲート部38及びリセット
ドレイン領域39を形成し、他方のp型高濃度領域47
Bを有する側のp型半導体ウエル領域47にソースフォ
ロワ回路43の負荷用MOSトランジスタ42を形成す
る。
【0055】他方のp型高濃度領域57BはGNDに接
続される。そして、駆動用MOSトランジスタ41のソ
ースと負荷用MOSトランジスタ42のドレインが配線
接続され、駆動用MOSトランジスタ41のドレインに
電源Vddが接続されると共に、負荷用MOSトランジ
スタ42のソース及びゲートがGNDに接続され、負荷
用MOSトランジスタ42のドレインより出力端子tが
導出される。フローティングディフージョン領域37は
駆動用MOSトランジスタ41のゲート電極に配線接続
され、リセットドレイン領域39は電源Vddに接続さ
れる。
続される。そして、駆動用MOSトランジスタ41のソ
ースと負荷用MOSトランジスタ42のドレインが配線
接続され、駆動用MOSトランジスタ41のドレインに
電源Vddが接続されると共に、負荷用MOSトランジ
スタ42のソース及びゲートがGNDに接続され、負荷
用MOSトランジスタ42のドレインより出力端子tが
導出される。フローティングディフージョン領域37は
駆動用MOSトランジスタ41のゲート電極に配線接続
され、リセットドレイン領域39は電源Vddに接続さ
れる。
【0056】更に、図8Bの等価回路で示すように、出
力部周辺のp型高濃度領域57からCCDレジスタ部周
辺のp型高濃度領域56への電流パスを負荷回路とし
て、即ち、出力部周辺のp型高濃度領域57AとCCD
レジスタ部周辺のp型高濃度領域56間の抵抗領域とな
るp型低濃度領域58によって構成される抵抗を負荷抵
抗Rとしたエンハンスメント型のpチャネルMOSトラ
ンジスタ72のソースフォロワ回路73が形成される。
力部周辺のp型高濃度領域57からCCDレジスタ部周
辺のp型高濃度領域56への電流パスを負荷回路とし
て、即ち、出力部周辺のp型高濃度領域57AとCCD
レジスタ部周辺のp型高濃度領域56間の抵抗領域とな
るp型低濃度領域58によって構成される抵抗を負荷抵
抗Rとしたエンハンスメント型のpチャネルMOSトラ
ンジスタ72のソースフォロワ回路73が形成される。
【0057】このpチャネルMOSトランジスタ72は
図9(特に図9A)の断面構造で示すように、出力部周
辺の一方のp型高濃度領域57Aをソースとし、他方の
p型高濃度領域57Bをドレインとして、両領域57A
及び57B間上にゲート絶縁膜51を介してゲート電極
74を形成して構成される。
図9(特に図9A)の断面構造で示すように、出力部周
辺の一方のp型高濃度領域57Aをソースとし、他方の
p型高濃度領域57Bをドレインとして、両領域57A
及び57B間上にゲート絶縁膜51を介してゲート電極
74を形成して構成される。
【0058】そして、このゲート電極74が出力バッフ
ァ44を構成するソースフォロワ回路43の出力端t、
従って駆動用MOSトランジスタ41のソースに接続さ
れる。その他の構成は図1と同様であるので、対応する
部分に同一符号を付して重複説明を省略する。
ァ44を構成するソースフォロワ回路43の出力端t、
従って駆動用MOSトランジスタ41のソースに接続さ
れる。その他の構成は図1と同様であるので、対応する
部分に同一符号を付して重複説明を省略する。
【0059】図8Bは、図8Aの水平転送レジスタ部3
4から出力部36へかけての等価回路を示す。
4から出力部36へかけての等価回路を示す。
【0060】このCCD固体撮像素子71によれば、前
述の実施の形態と同様に負荷電源を廃止できると共に、
出力信号が出力部周辺のp型高濃度領域57Aに重畳さ
れ、p型高濃度領域57Aとフローティングディフージ
ョン領域37間に発生していた寄生容量を見かけ上、低
減することができ、フローティングディフージョン領域
37からの電荷電圧変換に際して、高変換効率を実現す
ることができる。また、フローティングディフージョン
領域37から駆動用MOSトランジスタ41のゲート電
極へつなげる間の配線と、p型高濃度領域57Aとの間
の寄生容量も低減することができ、高変換効率をより一
層増すことができる。
述の実施の形態と同様に負荷電源を廃止できると共に、
出力信号が出力部周辺のp型高濃度領域57Aに重畳さ
れ、p型高濃度領域57Aとフローティングディフージ
ョン領域37間に発生していた寄生容量を見かけ上、低
減することができ、フローティングディフージョン領域
37からの電荷電圧変換に際して、高変換効率を実現す
ることができる。また、フローティングディフージョン
領域37から駆動用MOSトランジスタ41のゲート電
極へつなげる間の配線と、p型高濃度領域57Aとの間
の寄生容量も低減することができ、高変換効率をより一
層増すことができる。
【0061】図10の本実施の形態に係るCCD固体撮
像素子81は、前述の図3の構成にいて、さらに、出力
部周辺のp型高濃度領域57を2分割し、その抵抗領域
として作用するデイプレッション型のpチャネルMOS
トランジスタ構造62と接続する一方のp型高濃度領域
57Aを有する側のp型半導体ウエル領域47に出力バ
ッファ44を構成するソースフォロワ回路43の駆動用
MOSトランジスタ41と、フローティングディフージ
ョン領域37、リセットゲート部38及びリセットドレ
イン領域39を形成し、他方のp型高濃度領域57Bを
有する側のp型半導体ウエル領域47にソースフォロワ
回路43の負荷用MOSトランジスタ42を形成する。
像素子81は、前述の図3の構成にいて、さらに、出力
部周辺のp型高濃度領域57を2分割し、その抵抗領域
として作用するデイプレッション型のpチャネルMOS
トランジスタ構造62と接続する一方のp型高濃度領域
57Aを有する側のp型半導体ウエル領域47に出力バ
ッファ44を構成するソースフォロワ回路43の駆動用
MOSトランジスタ41と、フローティングディフージ
ョン領域37、リセットゲート部38及びリセットドレ
イン領域39を形成し、他方のp型高濃度領域57Bを
有する側のp型半導体ウエル領域47にソースフォロワ
回路43の負荷用MOSトランジスタ42を形成する。
【0062】他方のp型高濃度領域57BはGNDに接
続される。そして、駆動用MOSトランジスタ41のソ
ースと負荷用MOSトランジスタ42のドレインが配線
接続され、駆動用MOSトランジスタ41のドレインに
電源Vddが接続されると共に、負荷用MOSトランジ
スタ42のソース及びゲートがGNDに接続され、負荷
用MOSトランジスタ42のドレインより出力端子tが
導出される。フローティングディフージョン領域37
は、駆動用MOSトランジスタ41のゲート電極に配線
接続され、リセットドレイン領域39は電源Vddに接
続される。
続される。そして、駆動用MOSトランジスタ41のソ
ースと負荷用MOSトランジスタ42のドレインが配線
接続され、駆動用MOSトランジスタ41のドレインに
電源Vddが接続されると共に、負荷用MOSトランジ
スタ42のソース及びゲートがGNDに接続され、負荷
用MOSトランジスタ42のドレインより出力端子tが
導出される。フローティングディフージョン領域37
は、駆動用MOSトランジスタ41のゲート電極に配線
接続され、リセットドレイン領域39は電源Vddに接
続される。
【0063】更に、図10Bの等価回路で示すように、
出力部周辺のp型高濃度領域57かCCDレジスタ部周
辺のp型高濃度領域56への電流パスを負荷回路とし、
すなわち、デイプレッション型のpチャネルMOSトラ
ンジスタを負荷用とし、エンハンスメント型のpチャネ
ルMOSトランジスタ72を駆動用としたソースフォロ
ワ回路75が形成される。
出力部周辺のp型高濃度領域57かCCDレジスタ部周
辺のp型高濃度領域56への電流パスを負荷回路とし、
すなわち、デイプレッション型のpチャネルMOSトラ
ンジスタを負荷用とし、エンハンスメント型のpチャネ
ルMOSトランジスタ72を駆動用としたソースフォロ
ワ回路75が形成される。
【0064】このエンハンスメント型のpチャネルMO
Sトランジスタ72は、図11(特に図11A)の断面
構造で示すように、前述の図8Aと同様の構成、即ち出
力部周辺の一方のp型高濃度領域57Aをソースとし、
他方のp型高濃度領域57Bをドレインとして、両領域
57A及び57B間上にゲート絶縁膜51を介してゲー
ト電極74を形成して構成される。
Sトランジスタ72は、図11(特に図11A)の断面
構造で示すように、前述の図8Aと同様の構成、即ち出
力部周辺の一方のp型高濃度領域57Aをソースとし、
他方のp型高濃度領域57Bをドレインとして、両領域
57A及び57B間上にゲート絶縁膜51を介してゲー
ト電極74を形成して構成される。
【0065】このゲート電極74が出力バッファ44を
構成するソースフォロワ回路43の出力端t、従って駆
動用MOSトランジスタ41のソースに接続される。
構成するソースフォロワ回路43の出力端t、従って駆
動用MOSトランジスタ41のソースに接続される。
【0066】その他の構成は、図3と同様であるので、
対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。図10Bは、図10Aの水平転送レジスタ部34か
ら出力6へかけての等価回路を示す。また、このCCD
固体撮像素子81において、そのデイプレッション型の
pチャネルMOSトランジスタ構造62として、図12
Aに示すように、前述の図5Aと同様にゲート電極を水
平出力ゲート部35のゲート電極50の延長部を利用し
た構成とすることも可能である。この構成のCCD固体
撮像素子の等価回路を図12Bに示す。
対応する部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。図10Bは、図10Aの水平転送レジスタ部34か
ら出力6へかけての等価回路を示す。また、このCCD
固体撮像素子81において、そのデイプレッション型の
pチャネルMOSトランジスタ構造62として、図12
Aに示すように、前述の図5Aと同様にゲート電極を水
平出力ゲート部35のゲート電極50の延長部を利用し
た構成とすることも可能である。この構成のCCD固体
撮像素子の等価回路を図12Bに示す。
【0067】このCCD固体撮像素子81においても、
負荷電源を廃止できると同時に、前述と同様に出力信号
が出力部周辺のp型高濃度領域57Aに重畳され、p型
高濃度領域57Aとフローティングディフージョン領域
37間に発生していた寄生容量を見かけ上、低減するこ
とができ、フローティングディフージョン領域37から
の電荷電圧変換に際して高変換効率を実現できる。また
フローティングディフージョン領域37と駆動用MOS
トランジスタ41のゲートとの間の配線と、p型高濃度
領域57Aとの間の寄生容量も低減することができ、よ
り一層変換効率の向上が図れる。
負荷電源を廃止できると同時に、前述と同様に出力信号
が出力部周辺のp型高濃度領域57Aに重畳され、p型
高濃度領域57Aとフローティングディフージョン領域
37間に発生していた寄生容量を見かけ上、低減するこ
とができ、フローティングディフージョン領域37から
の電荷電圧変換に際して高変換効率を実現できる。また
フローティングディフージョン領域37と駆動用MOS
トランジスタ41のゲートとの間の配線と、p型高濃度
領域57Aとの間の寄生容量も低減することができ、よ
り一層変換効率の向上が図れる。
【0068】尚、上例ではインターライン転送方式のC
CD固体撮像素子に適用したが、その他、フレームイン
ターライン転送方式等のCCD固体撮像素子にも適用で
きる。
CD固体撮像素子に適用したが、その他、フレームイン
ターライン転送方式等のCCD固体撮像素子にも適用で
きる。
【0069】上例では電荷電圧変換手段としてフローテ
ィングディフージョン領域を採用したCCD固体撮像素
子に適用したが、その他、電荷電圧変換手段としてフロ
ーティングゲートを採用したCCD固体撮像素子にも適
用できる。
ィングディフージョン領域を採用したCCD固体撮像素
子に適用したが、その他、電荷電圧変換手段としてフロ
ーティングゲートを採用したCCD固体撮像素子にも適
用できる。
【0070】また、本発明は、CCD遅延素子や、CC
Dラインセンサ(固体撮像素子)などの電荷転送装置に
も適用できる。
Dラインセンサ(固体撮像素子)などの電荷転送装置に
も適用できる。
【0071】
【発明の効果】本発明に係る電荷転送装置によれば、夫
々p型半導体ウエル領域に設けられたCCDレジスタ部
周辺のp型高濃度領域と、出力部周辺のp型高濃度領域
を分離し、その間に分離領域を形成し、出力部周辺のp
型高濃度領域に低い電圧を印加し、CCDレジスタ部周
辺のp型高濃度領域に高い電圧を印加して構成すること
により、垂直転送レジスタ部の電荷転送時の駆動電圧を
0Vと正電圧とすることができ、その結果、電荷転送装
置において負電源を廃止することができる。
々p型半導体ウエル領域に設けられたCCDレジスタ部
周辺のp型高濃度領域と、出力部周辺のp型高濃度領域
を分離し、その間に分離領域を形成し、出力部周辺のp
型高濃度領域に低い電圧を印加し、CCDレジスタ部周
辺のp型高濃度領域に高い電圧を印加して構成すること
により、垂直転送レジスタ部の電荷転送時の駆動電圧を
0Vと正電圧とすることができ、その結果、電荷転送装
置において負電源を廃止することができる。
【0072】分離領域をp型低濃度領域又は水平出力ゲ
ート電極を利用したpチャネルMOSトランジスタ等に
よる抵抗領域で構成することにより、製造を容易にして
負電源の廃止を可能にする。
ート電極を利用したpチャネルMOSトランジスタ等に
よる抵抗領域で構成することにより、製造を容易にして
負電源の廃止を可能にする。
【0073】CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域に
印加する電圧を垂直駆動クロック電圧(読み出しを除
く)の高レベル電圧に設定するときは、電源数を少なく
することができる。
印加する電圧を垂直駆動クロック電圧(読み出しを除
く)の高レベル電圧に設定するときは、電源数を少なく
することができる。
【0074】出力部周辺のp型高濃度領域に出力信号を
重畳するときは、電荷電圧変換部とp型高濃度領域との
間の寄生容量を低減することができ、電荷電圧変換部で
の高変換効率を図ることができる。
重畳するときは、電荷電圧変換部とp型高濃度領域との
間の寄生容量を低減することができ、電荷電圧変換部で
の高変換効率を図ることができる。
【図1】A 本発明に係る電荷転送装置を固体撮像素子
に適用した場合の一実施の形態を示す構成図である。 B その等価回路図である。
に適用した場合の一実施の形態を示す構成図である。 B その等価回路図である。
【図2】A 図1のA−A線上の断面図である。 B 図1のB−B線上の断面図である。 C 図1のC−C線上の断面図である。
【図3】A 本発明に係る電荷転送装置を固体撮像素子
に適用した場合の他の実施の形態を示す構成図である。 B その等価回路図である。
に適用した場合の他の実施の形態を示す構成図である。 B その等価回路図である。
【図4】A 図3AのA−A線上の断面図である。 B 図3AのB−B線上の断面図である。 C 図3AのC−C線上の断面図である。
【図5】A 図3AにおけるpチャネルMOSトランジ
スタ構造62の他の例を示す断面図(図3AのB−B断
面に対応する)である。 B この実施の形態での等価回路図である。
スタ構造62の他の例を示す断面図(図3AのB−B断
面に対応する)である。 B この実施の形態での等価回路図である。
【図6】本実施の形態に係る固体撮像素子のCCDレジ
スタ部の基板深さ方向のポテンシャル図である。
スタ部の基板深さ方向のポテンシャル図である。
【図7】本実施の形態に係る固体撮像素子の動作時のポ
テンシャル図である。
テンシャル図である。
【図8】A 本発明に係る電荷転送装置を固体撮像素子
に適用した場合の他の実施の形態を示す構成図である。 B 図8Aの等価回路図である。
に適用した場合の他の実施の形態を示す構成図である。 B 図8Aの等価回路図である。
【図9】A 図8AのA−A線上の断面図である。 B 図8AのB−B線上の断面図である。 C 図8AのC−C線上の断面図である。
【図10】A 本発明に係る電荷転送装置を固体撮像素
子に適用した場合のさらに他の実施の形態を示す構成図
である。 B 図10Aの等価回路図である。
子に適用した場合のさらに他の実施の形態を示す構成図
である。 B 図10Aの等価回路図である。
【図11】A 図10AのA−A線上の断面図である。 B 図10AのB−B線上の断面図である。 C 図10AのC−C線上の断面図である。
【図12】A 図9AにおけるpチャネルMOSトラン
ジスタ構造62の他の例を示す断面図(図9AのB−B
断面に対応する)である。 B この実施の形態での等価回路図である。
ジスタ構造62の他の例を示す断面図(図9AのB−B
断面に対応する)である。 B この実施の形態での等価回路図である。
【図13】A 従来例に係る固体撮像素子の構成図であ
る。 B その等価回路図である。
る。 B その等価回路図である。
【図14】A 図11AのA−A線上の断面図である。 B 図11AのB−B線上の断面図である。 C 図11AのC−C線上の断面図である。
【図15】従来例の固体撮像素子のCCDレジスタ部の
基板深さ方向のポテンシャル図である。
基板深さ方向のポテンシャル図である。
【図16】従来例の固体撮像素子の動作時のポテンシャ
ル図である。
ル図である。
31,61,71,81‥‥CCD固体撮像素子、32
‥‥受光部、33‥‥垂直転送レジスタ部、34‥‥水
平転送レジスタ部、35‥‥水平出力ゲート部、36‥
‥出力部、37‥‥フローティングディフージョン領
域、38‥‥リセットゲート部、39‥‥リセットドレ
イン領域、43‥‥ソースフォロワ回路、44‥‥出力
バッファ、47‥‥p型半導体ウエル領域、48‥‥n
型埋込み領域、50‥‥水平出力ゲート部のゲート電
極、56,57‥‥p型高濃度領域、58‥‥p型低濃
度領域(分離領域)、62‥‥デイプレッション型のp
チャネルMOSトランジスタ(分離領域)、69‥‥デ
イプレッション型のpチャネルMOSトランジスタのゲ
ート電極、72‥‥エンハンスメント型のpチャネルM
OSトランジスタ、73‥‥pチャネルソースフォロワ
回路
‥‥受光部、33‥‥垂直転送レジスタ部、34‥‥水
平転送レジスタ部、35‥‥水平出力ゲート部、36‥
‥出力部、37‥‥フローティングディフージョン領
域、38‥‥リセットゲート部、39‥‥リセットドレ
イン領域、43‥‥ソースフォロワ回路、44‥‥出力
バッファ、47‥‥p型半導体ウエル領域、48‥‥n
型埋込み領域、50‥‥水平出力ゲート部のゲート電
極、56,57‥‥p型高濃度領域、58‥‥p型低濃
度領域(分離領域)、62‥‥デイプレッション型のp
チャネルMOSトランジスタ(分離領域)、69‥‥デ
イプレッション型のpチャネルMOSトランジスタのゲ
ート電極、72‥‥エンハンスメント型のpチャネルM
OSトランジスタ、73‥‥pチャネルソースフォロワ
回路
Claims (7)
- 【請求項1】 CCDレジスタ部及び出力部のp型半導
体ウエル領域がつながって形成されると共に、該p型半
導体ウエル領域にp型高濃度領域が設けられ、 CCDレジスタ部周辺の前記p型高濃度領域と出力部周
辺の前記p型高濃度領域とが分離領域を介して接続さ
れ、 前記出力部周辺のp型高濃度領域に低い電圧が印加さ
れ、前記CCDレジスタ部周辺のp型高濃度領域に高い
電圧が印加されて成ることを特徴とする電荷転送装置。 - 【請求項2】 前記CCDレジスタ部周辺のp型高濃度
領域に印加する電圧が、垂直転送クロック電圧の電荷転
送時の高レベルに設定されて成ることを特徴とする請求
項1に記載の電荷転送装置。 - 【請求項3】 前記分離領域がp型低濃度領域による抵
抗領域で形成されて成ることを特徴とする請求項1に記
載の電荷転送装置。 - 【請求項4】 前記分離領域が、専用のゲート電極を利
用したpチャネルMOSトランジスタによる抵抗領域で
形成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の電荷
転送装置。 - 【請求項5】 前記分離領域が、水平出力ゲート電極を
利用したpチャネルMOSトランジスタによる抵抗領域
で形成されて成ることを特徴とする請求項1に記載の電
荷転送装置。 - 【請求項6】 前記出力部周辺のp型高濃度領域に出力
信号を重畳させて成ることを特徴とする請求項1に記載
の電荷転送装置。 - 【請求項7】 前記出力部周辺のp型高濃度領域をpチ
ャネルMOSトランジスタのソースとし、 前記出力部周辺のp型高濃度領域から前記CCDレジス
タ部周辺のp型高濃度領域へ流れる電流路を負荷回路と
したpチャネルソースフォロワ回路が構成され、 前記pチャネルMOSトランジスタのゲートが前記出力
部の電荷電圧変換回路を経た出力端子に接続されて成る
ことを特徴とする請求項6に記載の電荷転送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312328A JP2000138367A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 電荷転送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10312328A JP2000138367A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 電荷転送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000138367A true JP2000138367A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18027922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10312328A Pending JP2000138367A (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 電荷転送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000138367A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004140258A (ja) * | 2002-10-18 | 2004-05-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 固体撮像素子及びその製造方法 |
WO2014207788A1 (ja) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固体撮像素子及び測距撮像装置 |
-
1998
- 1998-11-02 JP JP10312328A patent/JP2000138367A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004140258A (ja) * | 2002-10-18 | 2004-05-13 | Sanyo Electric Co Ltd | 固体撮像素子及びその製造方法 |
WO2014207788A1 (ja) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固体撮像素子及び測距撮像装置 |
JPWO2014207788A1 (ja) * | 2013-06-27 | 2017-02-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固体撮像素子及び測距撮像装置 |
US10048380B2 (en) | 2013-06-27 | 2018-08-14 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Distance-measuring imaging device and solid state imaging element |
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