JP2000137219A - ケースに対する基板の固定装置 - Google Patents

ケースに対する基板の固定装置

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JP2000137219A
JP2000137219A JP10309772A JP30977298A JP2000137219A JP 2000137219 A JP2000137219 A JP 2000137219A JP 10309772 A JP10309772 A JP 10309772A JP 30977298 A JP30977298 A JP 30977298A JP 2000137219 A JP2000137219 A JP 2000137219A
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JP
Japan
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case
substrate
hook
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engagement
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Withdrawn
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JP10309772A
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Inventor
Yasuo Yamaguchi
泰生 山口
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Kyocera Display Corp
Original Assignee
Kyocera Display Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板を単にケース内に押し込むことにより固
定し得る一方で、分解作業時においても、きわめて簡単
にその固定を解除することができるようにする。 【解決手段】 ケース1の側枠1aに係合孔2aを穿設
し、基板3側に同基板3を側枠1a内に収納するに伴な
って弾性変形しながら係合孔2a内に係合する係合フッ
ク4を設け、係合孔2aと係合フック4とにより、基板
3をケース1内の所定位置に固定するケースに対する基
板の固定装置において、係合フック4に、同係合フック
4を係合孔2aから外す際の手指などに対する引っ掛か
りとなる戻し爪7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケースに対する基板
の固定装置に関し、さらに詳しく言えば、特に工具を必
要とすることなく簡単な操作で係合離脱し得る係合手段
を有し、例えば液晶表示装置のケースにバックライトユ
ニットのフレーム基板などを固定するのに好適な固定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置を例にして説明すると、透
過型もしくは半透過型液晶表示装置においては、液晶表
示パネルの裏面側にバックライトユニットを備えてお
り、これらの各部材は外装もしくは内装ケース内で相対
的に位置決めされた状態で固定されている。
【0003】液晶表示装置のケースは、通常、一方の面
側(表面側)に表示窓を有し、他方の面側(裏面側)が
開放された箱体からなり、その表示窓に沿って液晶表示
パネルが配置され、その裏面側にバックライトユニット
が配置されるが、ケースの裏面側は開放されているた
め、なんらかの手段にてバックライトユニットを押さえ
て固定する必要がある。
【0004】図3にはその固定手段の第1従来例が示さ
れている。この例において、ケース1は金属板からな
り、その側枠1aの開口部側端縁にはケース1の内側に
向けて切り起こし可能なかしめ片2が設けられている。
図3はケース1の部分斜視図であるため、かしめ片2が
一つしか示されていないが、実際には対向する側枠1a
にそれぞれ2つ程度ずつ設けられている。
【0005】この第1従来例によれば、ケース1内に液
晶表示パネルとバックライトユニットとを収納した後、
かしめ片2をそのバックライトユニットのフレーム基板
3に沿って折り曲げることにより、液晶表示パネルとバ
ックライトユニットとをケース1内に固定することがで
きる。
【0006】この第1従来例は、その構成自体は簡単で
あるものの、複数あるかしめ片2をペンチなどの工具で
一つずつ折り曲げなければならないため、その折り曲げ
作業に時間がかかる。また、分解する場合には各かしめ
片2を元の位置に折り戻すことになるが、これが繰り返
されると、金属疲労によりかしめ片2がその根元が折損
してしまうおそれがある。
【0007】そこで、かしめ片2に代わる固定手段とし
て、図4に示されている第2従来例が採用されている。
この第2従来例においては、ケース1の側枠1a側に係
合孔2aが穿設され、また、その上辺の中央部分にはケ
ース1の内側に向けてほぼくの字状に折り曲げられた突
起2bが設けられている。
【0008】これに対して、バックライトユニットのフ
レーム基板3側には、突起2bを乗り越えるための傾斜
面4aおよび係合孔2a内に嵌合して突起2bの下面に
係合する係合面4bを有する係合フック4が設けられて
いる。
【0009】係合フック4は、フレーム基板3の側辺に
一体に形成されるが、この場合、係合フック4を容易に
弾性変形可能とするため、フレーム基板3には係合フッ
ク4の両側の部分がトーションバー的な支持アーム5,
5となるように矩形状の孔6が設けられる。
【0010】この第2従来例によれば、ケース1内に液
晶表示パネルおよびバックライトユニットを収納した
後、そのバックライトユニットのフレーム基板3を押圧
することにより、係合フック4が支持アーム5,5の捻
りにより容易に弾性変形して係合孔2a内に係合するた
め、特に工具を要することなくいわゆるワンタッチ的な
作業により、フレーム基板3を固定して液晶表示装置を
簡単に組み立てることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この第
2従来例によっても次のような解決すべき課題が残され
ている。すなわち、図5の係合フック4が係合孔2a内
に係合している状態の断面図に示されているように、係
合フック4の上面4cは突起2bの上面とほぼ同じ位の
高さとされ、いわゆる手指などの引っ掛かり部がないた
め、分解作業時に係合フック4を外すのが難しく、かな
りの労力と時間を要する。
【0012】また、仮にドライバーなどでこじ開けよう
とすると、係合フック4が破損したり、突起2bが変形
してしまうおそれがある。特に、係合フック4が破損し
た場合には、その修復はほとんど不可能であるため、バ
ックライトユニット全体を交換しなければならない羽目
になる。このような課題は、上述した液晶表示装置ばか
りでなく、弾性変形可能な係合フックによりケースに対
して基板を固定する他の機器についても同様に発生して
いた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第2従来
例の課題を解決するためになされたもので、その目的
は、分解作業時に係合フックを簡単に外すことができる
ようにしたケースに対する基板の固定装置を提供するこ
とにある。
【0014】本発明によれば、上記目的は、側枠を有す
るケースと、その側枠内に収納される基板とを含み、上
記側枠には係合孔が穿設されているとともに、上記基板
側には同基板を上記側枠内に収納するに伴なって弾性変
形しながら上記係合孔内に係合する係合フックが設けら
れ、上記係合孔と上記係合フックとにより、上記基板が
上記ケース内の所定位置に固定されるケースに対する基
板の固定装置において、上記係合フックに、同係合フッ
クを上記係合孔から外す際の手指などに対する引っ掛か
りとなる戻し爪を設けることにより解決される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施例を図
1および図2により説明する。なお、図1はこの実施例
の要部斜視図、図2は係合フックを係合孔に係合させた
状態の要部断面図であり、この実施例においても、先に
説明した図4の第2従来例と同様、バックライト付き液
晶表示装置のケース1にバックライトユニットのフレー
ム基板3を固定する場合を例にしている。
【0016】すなわち、ケース1は金属製で、その側枠
1aにはほぼ矩形状の係合孔2aが穿設されており、ま
た、その上辺には中央部分をケース1の内側に向けてほ
ぼくの字状に折り曲げてなる突起2bが形成されてい
る。
【0017】これに対して、バックライトユニットのフ
レーム基板3側には、係合孔2aの相手方としての係合
フック4が設けられている。この係合フック4は、突起
2bを乗り越えるための傾斜面4aと、係合孔2a内に
嵌合して突起2bの下面に係合する係合面4bとを備え
ている。
【0018】フレーム基板3は合成樹脂からなり、係合
フック4はフレーム基板3の側辺に一体に形成されてい
る。この実施例においても、係合フック4を容易に弾性
変形可能とするため、フレーム基板3には係合フック4
の両側の部分がトーションバー的な支持アーム5,5と
なるように矩形状の孔6が設けられている。
【0019】すなわち、係合フック4は支持アーム5,
5の捻れを伴なって回動可能であり、また、フレーム基
板3の基板面に対して平行に加えられる外力に対しても
移動可能である。なお、図1には係合孔2aと係合フッ
ク4の一対しか示されていないが、実際には側枠1a
と、これと対向するフレーム基板3の側辺には、その複
数対が設けられている。
【0020】この実施例においても、フレーム基板3を
ケース1内に強制的に押し込むことにより、係合フック
4が支持アーム5,5の捻れを伴なって弾性変形し、そ
の傾斜面4aが突起2bを乗り越えた時点で、係合フッ
ク4が係合孔2a内に係合する。
【0021】その係合状態が図2に示されているが、本
発明の場合、係合フック4には同係合フック4を係合孔
2aから外す際の手指などに対する引っ掛かりとなる戻
し爪7が設けられている。
【0022】この戻し爪7は、図2の想像線で示されて
いるように、先の図4で説明した係合フック4の上面4
cの部分を真っ直ぐに立ち上げるように設けられてもよ
いが、この実施例では、係合フック4の上面4c部分を
側枠1aとは反対側にほぼ直角に折り曲げ、その端部に
戻し爪7を図2において垂直に立ち上げるようにしてい
る。
【0023】これによれば、戻し爪7と係合面4bとの
距離が長く、したがって、そのモーメント力の関係か
ら、係合フック4を係合孔2aから外すのに戻し爪7に
加える力をより小さくすることができる。よって、特に
ドライバーなどの工具を用いる間でもなく、手指にても
簡単にその係合を解離することができる。
【0024】なお、上記実施例では、もっぱらバックラ
イト付きの液晶表示装置におけるバックライトユニット
のフレーム基板をそのケースに対して固定する場合につ
いて説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもの
ではない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば液晶表示装置のバックライトユニットなどをケー
スに固定するにあたって、そのユニット基板を単にケー
ス内に押し込むことにより固定し得るとともに、分解作
業時においても、きわめて簡単にその固定を解除するこ
とができる固定装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した要部斜視図。
【図2】上記実施例の要部断面図。
【図3】第1従来例の部分斜視図。
【図4】第2従来例の部分斜視図。
【図5】第2従来例の断面図。
【符号の説明】
1 ケース 1a 側枠 2a 係合孔 2b 突起 3 フレーム基板 4 係合フック 4a 傾斜面 4b 係合面 5 支持アーム 7 戻し爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側枠を有するケースと、その側枠内に収
    納される基板とを含み、上記側枠には係合孔が穿設され
    ているとともに、上記基板側には同基板を上記側枠内に
    収納するに伴なって弾性変形しながら上記係合孔内に係
    合する係合フックが設けられ、上記係合孔と上記係合フ
    ックとにより、上記基板が上記ケース内の所定位置に固
    定されるケースに対する基板の固定装置において、 上記係合フックには、同係合フックを上記係合孔から外
    す際の手指などに対する引っ掛かりとなる戻し爪が設け
    られていることを特徴とするケースに対する基板の固定
    装置。
JP10309772A 1998-10-30 1998-10-30 ケースに対する基板の固定装置 Withdrawn JP2000137219A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20060110