JP2000137162A - 投影光学系及び投影露光装置 - Google Patents

投影光学系及び投影露光装置

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JP2000137162A
JP2000137162A JP10309678A JP30967898A JP2000137162A JP 2000137162 A JP2000137162 A JP 2000137162A JP 10309678 A JP10309678 A JP 10309678A JP 30967898 A JP30967898 A JP 30967898A JP 2000137162 A JP2000137162 A JP 2000137162A
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JP
Japan
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lens
lens group
optical system
projection optical
refractive power
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JP10309678A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Endo
一正 遠藤
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主として液晶表示素子の投影転写に用いられ、
解像力が十分に高く、しかも十分に広い露光フィールド
を有する投影光学系を提供する。 【解決手段】第1面Rの像を第2面P上に形成する投影
光学系において、最大像高をY(mm)とし、像側最大
開口数をNAとし、使用波長をλ(μm)とし、前記第
1面から第2面までの光軸上の距離をL(mm)とする
とき、Y≧53、λ/NA≦2.1、0.8<π×Y2
×NA2/(λ2×L)<2.5なる各条件式を満たす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1面の像を第2
面上に形成する投影光学系に関し、特にマスク上のパタ
ーンの像をガラスプレートの感光面上に投影して転写す
る投影光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高精細フラットパネルディスプレ
イとして、高解像度及び低消費電力性に優れた、低温ポ
リシリコンTFT(薄膜トランジスタ)やFED(フィ
ールドエミッションディスプレイ)が注目されている。
しかし、これらのLCD(液晶表示素子)は微細加工を
必要とし、それぞれに要求されるパターンルールは、低
温ポリシリコンTFT−LCDにおいて2μm以下、ま
たFEDにおいては1μm以下であり、半導体露光装置
並みの解像性能が必要となる。また、パネルディスプレ
イサイズの大型化とコストダウンが必要なため、比較的
大きな露光フィールドを有する露光装置が必要となる。
【0003】そこで、2μm以下の解像度が必要な低温
ポリシリコンTFT−LCDを製造するための露光装置
として、例えば株式会社ニコンの製品に、露光波長がg
線、NA=0.15、露光フィールドが75mm×75
mmの正方形、解像度が2μm程度以下を達成した露光
装置がある。また、1μm以下の解像度が必要なFED
を製造するための露光装置としては、露光波長がi線、
NA=0.3、露光フィールドが44mm×44mmの
正方形、解像度が1μm程度以下を達成した露光装置が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示素子では、近
年、表示素子の周辺部分に、表示素子を駆動する駆動回
路を同時に焼き付ける傾向にある。そのため、上記従来
の投影光学系を用いれば、表示素子部分については高精
細フラットパネルディスプレイの製造が可能になるもの
の、駆動回路部分の露光のためには、必ずしも十分な解
像力を持つとは言えなかった。他方、解像力が十分に高
い製品としては、0.5μm以下の解像度を達成できる
投影光学系が存在するが、この製品の投影倍率は1/5
倍で、露光フィールドは22mm×22mmの正方形程
度しかない。したがって一度に露光できる領域が小さい
ために、比較的大きなフラットパネルディスプレイの製
造においてはスループットが向上しないと言う問題点が
ある。したがって本発明は、主として液晶表示素子の投
影転写に用いられ、解像力が十分に高く、しかも十分に
広い露光フィールドを有する投影光学系を提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、すなわち、請求項1の
発明は、第1面の像を第2面上に形成する投影光学系に
おいて、最大像高をY(mm)とし、像側最大開口数を
NAとし、使用波長をλ(μm)とし、前記第1面から
第2面までの光軸上の距離をL(mm)とするとき、 Y≧53 λ/NA≦2.1 0.8<π×Y2×NA2/(λ2×L)<2.5 ‥‥(2) なる各条件式を満たすことを特徴とする投影光学系であ
る。その際、λ=0.365μmとすることができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記第1面側から順に、正の屈折力を有する第1レ
ンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈
折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4
レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、負の
屈折力を有する第6レンズ群と、正の屈折力を有する第
7レンズ群からなり、前記第1レンズ群の最も前記第1
面側に配置されるレンズは、前記第2面側に凹面を向け
た負レンズであり、前記第2レンズ群と第4レンズ群と
第6レンズ群は、それぞれ、前記第1面側から順に、前
記第2面側に凹面を向けた第1の負レンズと、第2の負
レンズと、前記第1面側に凹面を向けた第3の負レンズ
を有することを特徴とする投影光学系である。
【0007】請求項3の発明は、 Y≧31 λ/NA≦0.9 2.5<π×Y2×NA2/(λ2×L)<7.5 ‥‥(3) なる各条件式を満たすことを特徴とする投影光学系であ
る。その際、λ≦0.248μmとすることができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記第1面側から順に、正の屈折力を有する第1レ
ンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈
折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を有する第4
レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群からな
り、前記第1レンズ群の最も前記第1面側に配置される
レンズは、前記第2面側に凹面を向けた負レンズであ
り、前記第2レンズ群と第4レンズ群は、それぞれ、前
記第1面側から順に、前記第2面側に凹面を向けた第1
の負レンズと、第2の負レンズと、前記第1面側に凹面
を向けた第3の負レンズを有することを特徴とする投影
光学系である。
【0009】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
か1項記載の投影光学系と、前記第1面を照明する照明
光学系を有することを特徴とする投影露光装置である。
本発明は更に、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
投影光学系を用いた露光方法において、前記第1面に設
定されたマスクを照明する工程と、前記投影光学系によ
って前記マスクのパターン像を前記第2面に設定された
感光性基板へ投影露光する工程を含む露光方法である。
【0010】一般に投影光学系の解像力はλ/NAに比
例し、露光フィールドの面積はY2に比例する。そして
λ/NAと、Y2と、Lとの間には、 α<π×Y2×NA2/(λ2×L)<β ‥‥(1) なる関係がある。条件式(1)は、投影光学系の解像力
と露光フィールドと全長の最適値を示している。解像度
を保ったまま露光フィールドを拡大するためは、全長を
拡大する必要があることをあらわしている。または、解
像度を上げるには露光フィールドを縮小するか、全長を
拡大する必要があることをあらわしている。また別の見
方をすれば、全長を短くするためには解像度を下げる
か、露光フィールドを小さくするかをあらわしている。
【0011】投影光学系の全長は、露光装置の高さを決
定する要因の1つであり、使用するクリーンルーム環境
にも高さ制限があるため全長の最大値には制限が存在す
る。このため、下限値αは解像度と露光フィールドに対
する投影光学系の全長の最大値を決定するものである。
また、高い解像度を保ったまま一度に露光できる領域が
大きいほどスループットが向上できるため、投影光学系
の理想値は条件式(1)の上限βに近づく。しかし、全
長を拡大せず、高い解像度を保ったまま一度に露光でき
る領域を拡大すると露光フィールド内において結像性能
が悪化することになる。また、全長、露光フィールドを
一定に保ったまま解像度を上げると露光フィールド内に
おいて結像性能が悪化することになるし、解像度、露光
フィールドを一定に保ったまま全長を短くすると露光フ
ィールド内において結像性能が悪化することになる。
【0012】条件式(2)は、露光波長がi線程度のと
きにおける投影光学系の解像力と露光フィールドと全長
の最適値を示している。解像度を保ったまま露光フィー
ルドを拡大するためは、全長を拡大する必要があること
をあらわしている。露光波長i線に対する半値幅を考慮
すると、色収差補正が必須であり投影光学系の設計自由
度が減少するため、条件式(2)は(1)に比べて狭く
なる。特に、上限値が狭まる。
【0013】条件式(3)は、露光波長がλ≦0.24
8μm程度のときにおける投影光学系の解像力と露光フ
ィールドと全長の最適値を示している。解像度を保った
まま露光フィールドを拡大するためは、全長を拡大する
必要があることをあらわしている。露光光に対する半値
幅は狭帯化されるため、色収差補正範囲が狭くなり投影
光学系の設計自由度が増加し、条件式(3)は(2)に
比べ、上限値を大きくできる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面によっ
て説明する。図1は本発明による投影光学系を備えた投
影露光装置の一例を示す概略図である。照明光学系IL
から発した照明光束は、レチクルステージRS上に載置
されたレチクルR上のパターン面のうちの、照明フィー
ルドIA内のパターン面を、均一に照明する。照明フィ
ールドIA内のパターン面を通過した光束は、開口絞り
ASを有する投影光学系PLを通過し、ウエハステージ
WS上に載置されたウエハW上の感光面のうちの、露光
フィールドEA内の感光面に、照明フィールドIA内の
パターン面の像を投影する。こうして照明フィールドI
A内のパターン面の像が、ウエハW上の感光面に転写さ
れる。
【0015】図2は投影露光装置の他の例を示す概略図
である。図1に示す露光装置は、レチクルR上のパター
ンを一括してウエハW上に転写する一括露光型の露光装
置であるが、図2に示す露光装置は、走査露光型の露光
装置である。この装置では、照明フィールドIAが細長
いスリット状に形成されており、したがって露光フィー
ルドEAもスリット状となる。レチクルR及びウエハW
は、スリット状の照明フィールドIA及び露光フィール
ドEAの短手方向に、投影光学系PLの投影倍率に対応
した速度比にて、互いに同期して移動する。これによ
り、スリット状の照明フィールドIAを短手方向に拡大
した範囲のパターンが、ウエハW上の感光面に転写され
る。なお、上記の露光装置では、ウエハWにパターンを
転写する場合について説明したが、ウエハに代えてガラ
スプレートを用いることもできる。
【0016】図3は、本発明による投影光学系の第1実
施例を示し、感光基板としてガラスプレートPを用いて
いる。この投影光学系は、低温ポリシリコンTFT等の
露光装置に組み込まれる両側テレセントリックな投影光
学系である。この投影光学系は、レチクルR側から順
に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折
力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第
3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4
と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5と、負の屈折
力を有する第6レンズ群G6と、正の屈折力を有する第
7レンズ群G7からなる。
【0017】第1レンズ群G1の最もレチクルR側に配
置されるレンズL11は、ガラスプレートP側に凹面を向
けた負レンズである。また、第2レンズ群G2には、レ
チクルR側から順に、ガラスプレートP側に凹面を向け
た負レンズL21と、負レンズL22と、レチクルR側に凹
面を向けた負レンズL23が配置されており、第4レンズ
群G4には、レチクルR側から順に、ガラスプレートP
側に凹面を向けた負レンズL41と、負レンズL42と、レ
チクルR側に凹面を向けた負レンズL43が配置されてお
り、第6レンズ群G6には、レチクルR側から順に、ガ
ラスプレートP側に凹面を向けた負レンズL61と、負レ
ンズL62と、レチクルR側に凹面を向けた負レンズL63
が配置されている。
【0018】レチクルRは1辺が6インチの正方形、露
光波長はi線(365nm)で、NA=0.18で、解
像力は1.5μm以下である。すなわち、kをプロセス
係数として、解像度=k×λ/NAと表わすことがで
き、本実施例ではk=0.6であるから、解像度=1.
2μmとなる。投影倍率は0.8倍の縮小で、最大像高
Yは、Y=53.03mmである。したがって露光フィ
ールドEAの形状を正方形とすれば、75mm×75m
mの露光フィールドとなる。この投影光学系の焦点深度
は10μm以上あるため、ガラスプレートの平面度が6
μm以上ある場合でも充分に露光可能である。色収差補
正範囲は、365nm±5nmである。この色補正範囲
が狭まれば、条件式(2)の範囲を広げることができ
る。
【0019】以下の表1に、第1実施例の諸元を掲げ
る。表1の[主要諸元]中、βは投影倍率を表わす。ま
た[レンズ諸元]中、第1欄NoはレチクルR側からの
各レンズ面の番号、第2欄rは各レンズ面の曲率半径、
第3欄dは各レンズ面から次のレンズ面までの光軸上の
距離、第4欄nは各レンズ面から次のレンズ面までを満
たすレンズ(空欄は空気)の屈折率、第5欄νはそのレ
ンズのアッベ数、第6欄は各レンズの番号を表わす。ア
ッベ数νは、 ν=(n365−1)/(n360−n370) n365:365nmの光に対する屈折率 n360:360nmの光に対する屈折率 n370:370nmの光に対する屈折率 によって表わしている。
【0020】
【表1】 [主要諸元] β=1/1.25 NA=0.18 L=1250mm λ=0.365μm Y=53.03 EA=75mm×75mm π×Y2×NA2/(λ2×L)=1.72 [レンズ諸元] No r d n ν 0 ∞ 80.00000 R 1 ∞ 20.528 27 1.61565 275.2 L11 2 435.20077 9.93615 3 744.61673 27.07075 1.61301 166.5 L12 4 -376.86182 1.5 0000 5 654.06740 28.92468 1.61301 166.5 L13 6 -351.47005 1.5 0000 7 299.65447 20.54119 1.61301 166.5 L14 8 810.69285 1.5 0000 9 215.41525 27.05051 1.61301 166.5 L1510 ∞ 3.0 000011 ∞ 17.56622 1.61565 275.2 L2112 84.35283 39.11713 13 -705.31894 16.86015 1.61565 275.2 L2214 244.93061 97.1 4275 15 -345.13996 19.44328 1.61301 166.5 L2316 511.91731 14.3 8320 17 -1828.41400 26.85020 1.46393 430.0 L3118 -228.43073 1.5 0000 19 -1754.11900 40.26369 1.46393 430.0 L3220 -149.63269 1.5 0000 21 681.39278 38.91064 1.46393 430.0 L3322 -191.82083 1.5 0000 23 -230.87776 20.57512 1.61565 275.2 L3424 -3701.98000 1.5 0000 25 245.90554 19.42940 1.61565 275.2 L3526 447.12519 1.5 0000 27 179.92521 24.30986 1.61565 275.2 L3628 553.16577 1.5 0000 29 254.12611 17.39814 1.61565 275.2 L4130 140.67926 28.4 6434 31 -602.63940 16.06753 1.61565 275.2 L4232 221.13267 31.6 3885 33 -135.16354 18.20098 1.61565 275.2 L4334 -213.07882 1.5 0000 35 -2826.85300 23.96964 1.61565 275.2 L5136 -259.95757 1.5 0000 37 1350.06210 21.18247 1.61565 275.2 L5238 261.58523 1.5 0000 39 247.91525 42.25741 1.46393 430.0 L5340 -261.38205 1.5 0000 41 147.46218 34.10469 1.46393 430.0 L5442 513.53581 1.5 0000 43 156.73097 30.96065 1.46393 430.0 L5544 726.99639 11.4 0901 45 -5471.63900 16.18815 1.61301 166.5 L6146 104.28081 67.3 8087 47 -1979.76100 16.39410 1.61565 275.2 L6248 277.19344 32.2 9678 49 -124.97565 18.79339 1.61565 275.2 L6350 -263.71064 1.5 0000 51 -896.02941 22.03524 1.61301 166.5 L7152 -263.99694 1.5 0000 53 258.84557 32.74510 1.61301 166.5 L7254 -705.32502 1.5 0000 55 247.43157 27.47929 1.61301 166.5 L7356 161046.03700 56.8 7645 57 -349.48048 16.75373 1.61565 275.2 L7458 ∞ 50.0 0000 59 ∞ P
【0021】図5は、本発明による投影光学系の第2実
施例を示し、この投影光学系も、低温ポリシリコンTF
T等の露光装置に組み込まれる両側テレセントリックな
投影光学系である。レンズ構成は第1実施例のレンズ構
成とほぼ同じであり、主な相違点は、正屈折力の第3レ
ンズ群G3と第5レンズ群G5における、正レンズと負レ
ンズとの組み合わせ方である。以下の表2に、第2実施
例の諸元を掲げる。
【0022】
【表2】 [主要諸元] β=1/1.25 NA=0.18 L=1250mm λ=0.365μm Y=53.03 EA=75mm×75mm π×Y2×NA2/(λ2×L)=1.72 [レンズ諸元] No r d n ν 0 ∞ 80.00000 R 1 ∞ 20.510 39 1.61565 275.2 L11 2 487.39673 11.22724 3 1377.28681 24.67247 1.61301 166.5 L12 4 -387.70451 1.0 0000 5 782.26798 29.58224 1.61301 166.5 L13 6 -311.05441 1.0 0000 7 315.24168 20.71970 1.61301 166.5 L14 8 940.65241 1.0 0000 9 222.04792 26.22483 1.61301 166.5 L1510 ∞ 3.0 000011 ∞ 18.83098 1.61565 275.2 L2112 94.55305 34.99508 13 -618.53181 30.91225 1.61565 275.2 L2214 270.49295 81.6 3794 15 -207.01550 18.53898 1.61301 166.5 L2316 550.48284 16.3 0393 17 509.78049 31.46755 1.46393 430.3 L3118 -293.55533 1.0 0000 19 1501.75451 31.57829 1.46393 430.3 L3220 -249.23867 1.0 0000 21 752.22306 22.05166 1.61565 275.2 L3322 227.65254 11.1 6010 23 305.03325 45.65654 1.46393 430.3 L3424 -207.37810 1.0 0000 25 304.11365 20.15653 1.61565 275.2 L3526 520.88881 1.0 0000 27 150.14085 23.57948 1.61565 275.2 L3628 263.52679 2.2 9997 29 234.23639 17.68725 1.61565 275.2 L4130 131.16887 33.5 8789 31 -465.73862 16.06491 1.61565 275.2 L4232 238.82420 30.7 8669 33 -136.82087 18.38319 1.61565 275.2 L4334 -220.64900 1.0 0000 35 -670.71921 22.60983 1.61565 275.2 L5136 -226.64826 1.0 0000 37 952.41635 37.74542 1.46393 430.3 L5238 -172.68992 5.6 2378 39 -184.21245 20.97547 1.61565 275.2 L5340 -308.03767 1.0 0000 41 167.16416 38.06019 1.46393 430.3 L5442 ∞ 1.0 000043 149.80526 30.18702 1.46393 430.3 L5544 472.45704 13.08588 45 ∞ 16.31910 1.61301 166.5 L6146 112.70626 68.1 5065 47 -552.80267 16.06342 1.61565 275.2 L6248 271.65717 37.3 7212 49 -127.88784 18.43600 1.61565 275.2 L6350 -207.57943 1.0 0000 51 -1439.66400 20.36630 1.61301 166.5 L7152 -330.65505 1.0 0000 53 231.62113 32.19036 1.61301 166.5 L7254 -857.26711 1.0 0000 55 263.60607 25.43212 1.61301 166.5 L7356 ∞ 45.0 034957 -332.28604 16.76277 1.61565 275.2 L7458 ∞ 50.00000 59 ∞ P
【0023】図7は、本発明による投影光学系の第3実
施例を示し、この投影光学系は、FED等の露光装置に
組み込まれる両側テレセントリックな投影光学系であ
る。この投影光学系は、レチクルR側から順に、正の屈
折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する
第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群
3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈
折力を有する第5レンズ群G5からなる。
【0024】第1レンズ群G1の最もレチクルR側に配
置されるレンズL11は、ガラスプレートP側に凹面を向
けた負レンズである。また、第2レンズ群G2には、レ
チクルR側から順に、ガラスプレートP側に凹面を向け
た負レンズL22と、負レンズL23と、レチクルR側に凹
面を向けた負レンズL24が配置されており、第4レンズ
群G4には、レチクルR側から順に、ガラスプレートP
側に凹面を向けた負レンズL41と、負レンズL42と、レ
チクルR側に凹面を向けた負レンズL43が配置されてい
る。
【0025】レチクルRは1辺が6インチの正方形、露
光波長はKrFエキシマレーザ光(248nm)で、N
A=0.3で、解像力は0.8μm以下である。すなわ
ち、kをプロセス係数として、解像度=k×λ/NAと
表わすことができ、本実施例ではk=0.6であるか
ら、解像度=0.5μmとなる。投影倍率は1/2.5
倍の縮小で、最大像高Yは、Y=31.11mmであ
る。したがって露光フィールドEAの形状を正方形とす
れば、44mm×44mmの露光フィールドとなる。以
下の表3に、第3実施例の諸元を掲げる。すべてのレン
ズの硝材は合成石英であり、合成石英の使用波長(24
8nm)での屈折率は、1.508389である。ま
た、使用波長に狭帯域化された光束を使用する。それ
故、表3の[レンズ諸元]では、屈折率nとアッベ数ν
を省略している。
【0026】
【表3】 [主要諸元] β=1/2.5 NA=0.3 L=1200mm λ=0.248μm Y=31.11 EA=44mm×44mm π×Y2×NA2/(λ2×L)=3.71 [レンズ諸元] No r d 0 ∞ 100.54099 R 1 ∞ 23.49989 L11 2 327. 21806 16.60623 3 745.99255 24.29147 L12 4 -792.67400 1.00000 5 477.75742 25.30887 L13 6 -1067.61000 1.00000 7 397.56382 26.07925 L14 8 -1506.22800 1.00000 9 308.67554 27.77416 L1510 -1711.86500 1.00000 11 255.43901 19.44571 L2112 134.49939 21.21029 13 392.48722 17.71194 L2214 166.81409 21.72514 15 2316.17366 17.02197 L2316 257.82570 58.86230 17 -127.30481 18.70569 L2418 -2339.58700 12.42892 19 -327.18173 20.59271 L2520 -620.90663 37.00065 21 -1533.81200 30.36053 L3122 -212.87813 1.00000 23 1152.51610 29.21679 L3224 -347.77220 1.00000 25 366.50812 29.12826 L3326 -816.19208 1.00000 27 289.18973 25.66665 L3428 -3215.23700 1.02318 29 221.16412 29.15903 L3530 362.33564 13.19690 31 -1429.49800 16.90899 L4132 128.70362 25.44667 33 -171.40580 13.89425 L4234 241.11901 49.13964 35 -150.49549 16.58890 L4336 -4555.02600 13.58757 37 -254.20194 24.13589 L5138 -200.61407 1.00000 39 -3182.49700 22.23957 L5240 -292.36148 1.00000 41 2596.31870 32.65875 L5342 -225.72431 1.00000 43 228.47592 37.12921 L5444 -1062.27300 10.36255 45 -480.45072 24.00219 L5546 -3004.94500 1.00000 47 269.60675 22.95075 L5648 773.94795 1.00000 49 318.85934 22.48602 L5750 462.73199 74.40343 51 -786.03086 16.99427 L5852 -365.94219 52.49696 53 -149.65954 12.21313 L5954 459.79301 5.32364 55 99.59299 18.48013 L51056 794.31006 30.00000 57 ∞ P
【0027】図4、図6、図8に、それぞれ第1、第
2、第3実施例の投影光学系の球面収差、非点収差、歪
曲収差、及び横収差を示す。非点収差図において、点線
Mはメリジオナル像面を表わし、実線Sはサジタル像面
を表わす。各収差図より明らかなように、各実施例とも
優れた結像性能を有することが分かる。なお、図3に示
す第1実施例、図5に示す第2実施例及び図7に示す第
3実施例では、負レンズL41と負レンズL42との間
に、開口絞りASが設けられており、これらの開口絞り
ASの開口径を可変にする事もできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主として
液晶表示素子の投影転写に用いられ、解像力が十分に高
く、しかも十分に広い露光フィールドを有する投影光学
系を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一括露光型の投影露光装置の一例を示す概略図
【図2】走査露光型の投影露光装置の一例を示す概略図
【図3】本発明の第1実施例による投影光学系のレンズ
構成図
【図4】第1実施例の投影光学系の収差図
【図5】第2実施例の投影光学系のレンズ構成図
【図6】第2実施例の投影光学系の収差図
【図7】第3実施例の投影光学系のレンズ構成図
【図8】第3実施例の投影光学系の収差図
【符号の説明】
IL…照明光学系 RS…レチクルステ
ージ R…レチクル IA…照明フィール
ド PL…投影光学系 AS…開口絞り WS…ウエハステージ W…ウエハ EA…露光フィールド P…ガラスプレート G1〜G7…レンズ群 L11〜L74…レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1面の像を第2面上に形成する投影光学
    系において、 最大像高をY(mm)とし、像側最大開口数をNAと
    し、使用波長をλ(μm)とし、前記第1面から第2面
    までの光軸上の距離をL(mm)とするとき、 Y≧53 λ/NA≦2.1 0.8<π×Y2×NA2/(λ2×L)<2.5 なる各条件式を満たすことを特徴とする投影光学系。
  2. 【請求項2】前記第1面側から順に、正の屈折力を有す
    る第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群
    と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を
    有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ
    群と、負の屈折力を有する第6レンズ群と、正の屈折力
    を有する第7レンズ群からなり、 前記第1レンズ群の最も前記第1面側に配置されるレン
    ズは、前記第2面側に凹面を向けた負レンズであり、 前記第2レンズ群と第4レンズ群と第6レンズ群は、そ
    れぞれ、前記第1面側から順に、前記第2面側に凹面を
    向けた第1の負レンズと、第2の負レンズと、前記第1
    面側に凹面を向けた第3の負レンズを有することを特徴
    とする請求項1記載の投影光学系。
  3. 【請求項3】第1面の像を第2面上に形成する投影光学
    系において、 最大像高をY(mm)とし、像側最大開口数をNAと
    し、使用波長をλ(μm)とし、前記第1面から第2面
    までの光軸上の距離をL(mm)とするとき、 Y≧31 λ/NA≦0.9 2.5<π×Y2×NA2/(λ2×L)<7.5 なる各条件式を満たすことを特徴とする投影光学系。
  4. 【請求項4】前記第1面側から順に、正の屈折力を有す
    る第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群
    と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、負の屈折力を
    有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ
    群からなり、 前記第1レンズ群の最も前記第1面側に配置されるレン
    ズは、前記第2面側に凹面を向けた負レンズであり、 前記第2レンズ群と第4レンズ群は、それぞれ、前記第
    1面側から順に、前記第2面側に凹面を向けた第1の負
    レンズと、第2の負レンズと、前記第1面側に凹面を向
    けた第3の負レンズを有することを特徴とする請求項3
    記載の投影光学系。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項記載の投影光
    学系と、前記第1面を照明する照明光学系を有すること
    を特徴とする投影露光装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6556353B2 (en) 2001-02-23 2003-04-29 Nikon Corporation Projection optical system, projection exposure apparatus, and projection exposure method
US6717651B2 (en) 2000-04-12 2004-04-06 Nikon Corporation Exposure apparatus, method for manufacturing thereof and method for manufacturing microdevice
US6813091B2 (en) 2002-05-21 2004-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Zoom lens system and photographing apparatus having the same
US6862078B2 (en) 2001-02-21 2005-03-01 Nikon Corporation Projection optical system and exposure apparatus with the same

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