JP2000136869A - 自動変速制御装置及び記録媒体 - Google Patents

自動変速制御装置及び記録媒体

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JP2000136869A
JP2000136869A JP10312335A JP31233598A JP2000136869A JP 2000136869 A JP2000136869 A JP 2000136869A JP 10312335 A JP10312335 A JP 10312335A JP 31233598 A JP31233598 A JP 31233598A JP 2000136869 A JP2000136869 A JP 2000136869A
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shift
automatic transmission
longitudinal acceleration
control device
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Tatsuhiro Matsuki
達広 松木
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外乱の影響を低減して、車両の前後加速度を
好適に推定できる自動変速制御装置及び記録媒体を提供
すること。 【解決手段】 ステッフ゜100にて、加速度センサ22から前
後加速度の読み込みを開始する。ステッフ゜110では、アクセ
ル開度を読み込む。ステッフ゜120では、タービン回転数N
t、エンジン回転数Ne、車輪回転数Noを算出する。
ステッフ゜140では、加速度センサ22の信号から、変速前の
一定期間の加速度変化成分を求め、更新し保持する。ステ
ッフ゜150では、変速線図を用いてアクセル開度と変速段の
関係を照合する。ステッフ゜160では、変速を実行すべきか否
かを判定する。ステッフ゜170では、変速制御を行なう。ステッフ
゜180では、加速度センサ22から信号に基づき、変速中
の加速度成分を求めて保持する。ステッフ゜190では、変速中
の加速度成分から変速前の加速度変化成分を除いて、車
両前後加速度を推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動変速機
(AT)、無段変速機(CVT)、自動マニュアルトラ
ンスミッション(自動MT)等の変速機構において、ク
ラッチ等の摩擦要素に対する圧力制御により変速を行な
う自動変速制御装置及び記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載される変速機構と
しては、例えばオートマチックトランスミッション(A
T)と呼ばれる自動変速機が知られている。この自動変
速機は、トルクコンバータと変速歯車機構とを組み合わ
せ、この変速歯車機構の動力伝達経路をクラッチやブレ
ーキなどの複数の摩擦要素の選択的動作により切り替え
て、所定の変速段に自動的に変速するように構成したも
のである。
【0003】この種の自動変速機には、前記摩擦要素に
対する作動圧の給排を制御する油圧制御手段が備えら
れ、特に変速動作中に、該油圧制御手段による作動圧の
給排を精密に制御することにより、変速ショックの少な
い良好な変速フィーリングを実現することが行われてい
る。
【0004】具体的には、その変速制御は、例えば図1
1のフローチャートに示す手順にて行われる。つまり、
ステップ1000にて、アクセル開度を読み込み、ステ
ップ1010にて、シフトセレクタレバー位置を読み込
み、ステップ1020にて、エンジン回転数Ne、ター
ビン回転数Nt及び車輪回転数Noを読み込む。
【0005】次に、読み込んだデータを用いて、ステッ
プ1030にて、変速線図を照合し、ステップ1040
にて、その照合結果に基づいて変速か否かを判定する。
ここで、変速実行の場合には、図12のタイミングチャ
ートに示す様に、開放側のクラッチA油圧及び係合側の
クラッチB油圧を調節して、フェーズ1(充填期間),
フェーズ2(トルク相),フェーズ3(イナーシャ相)
における変速制御を実行する。これにより、クラッチA
とクラッチBとにおける掴み換えが行われて、変速が完
了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そして、上述した自動
変速機の変速制御を行なう自動変速制御装置において
は、通常、以下3点の要求がある。 開発段階;制御値を決める適合工程(例えば図12の
クラッチB油圧におけるB1,B2,B3の適合による
設定工数)を減らしたい。
【0007】出荷段階;メカバラツキによる変速ショ
ックバラツキを抑えたい。 市場段階;メカ経年変化による変速ショック悪化を抑
えたい。従って、この対策として、例えば、変速に伴う
車両の前後加速度を検出し、その加速度波形を基に、制
御値(圧力指令値)の補正を行なう方法が考えられてい
る。尚、この前後加速度は、車輪速度からは算出できな
い短い時間に発生する加速度であり、短時間ではある
が、運転者にはその加速度の変化がショックとして感じ
られるものである。
【0008】例えば特開平10−96465号公報に記
載の加速度センサを用い、その出力に応じて制御値を補
正する方法参照)が提案されているが、必ずしも十分で
はない。この加速度センサとは、0Gからの加速度の大
きさ(DC加速度成分)と加速度の相対変化(AC加速
度成分)とを合わせた値を、前後加速度として検出でき
るセンサであり、例えば本体を車体の一部に固定し、歪
ゲージを接着した片持ち梁の先端に錘を取り付け、車両
の前後方向の加速度に比例した力を受けて電気的出力が
得られる構造のものである。
【0009】つまり、この種の加速度センサを用いた場
合でも、実際の車両の走行では、サスペンションの共振
などの車両挙動による車両の加速度変化成分が、加速度
センサにより測定される前後加速度に外乱として乗るた
め、上述した加速度センサを用いても、制御値の補正に
必要な正確な前後加速度、即ち、変速時の車軸トルク変
化に伴う(変速ショックを示す)前後加速度のみを検出
できないことがある。
【0010】即ち、従来の方法では、変速制御に伴う変
速ショックに起因する前後加速度のみを正確に把握でき
ず、よって、変速ショックを低減する制御を好適に実施
できないという問題があった。本発明は、前記課題を解
決するためになされたものであり、外乱の影響を低減し
て、車両の前後加速度を好適に推定できる自動変速制御
装置及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)
請求項1の発明では、車両変速時に、変速機構(例えば
自動変速機)の摩擦要素(例えばクラッチ)を作動させ
る圧力印加装置(例えばコントロールバルブ)に対し、
圧力指令値を与えて圧力制御を行なう自動変速制御装置
において、前記車両の前後加速度を検出する前後加速度
検出手段と、前記前後加速度検出手段によって検出され
た変速中の前後加速度から、変速中以外の加速度変化成
分を除去して、変速中における推定前後加速度を求める
推定前後加速度検出手段と、を備えたことを特徴とする
自動変速制御装置を要旨とする。
【0012】従来では、変速時に、前述の様な加速度セ
ンサを用いて、車両の前後加速度を検出した場合でも、
その検出した前後加速度中には、変速による加速度成分
だけでなく、例えばサスペンションの共振による加速度
変化成分が、外乱(ノイズ)として含まれている。よっ
て、この加速度センサによって検出した前後加速度に基
づいて圧力制御を行っても、変速ショックを好適に低減
できないことがある。
【0013】そこで、本発明では、変速中以外の加速度
変化成分を求めておき、変速中に検出した前後加速度か
ら、この変速中以外の加速度変化成分を除去することに
より、変速に起因する加速度成分のみを抽出することが
できる。つまり、本発明では、前記外乱は変速中以外と
変速中とに共に存在すると見なして、変速中に検出した
加速度成分から変速中以外に検出した加速度変化成分を
除くことにより、外乱の影響を排除するものである。そ
れにより、変速ショックを引き起こす原因となる変速に
伴う加速度変化のみを正確に推定できるので、この推定
した前後加速度に基づいて変速制御を行うことにより、
好適に変速ショックを低減することができる。
【0014】この様に適切に前後加速度を推定できるの
で、本発明では、適合工数を低減でき、また、メカバラ
ツキやメカ経年変化に起因する変速ショックを低減する
ことができる。尚、変速機構の摩擦要素としては、例え
ばATの場合のクラッチやブレーキ以外に、CVTの場
合のプーリ、自動MTの場合のクラッチなどが挙げられ
る。
【0015】(2)請求項2の発明は、前記除去する加
速度変化成分は、変速開始前の所定期間内の加速度変化
成分であることを特徴とする前記請求項1に記載の自動
変速制御装置を要旨とする。本発明は、加速度変化成分
を検出するタイミングを例示している。これにより、変
速中以外の加速度変化成分を正確に検出することができ
る。尚、変速終了後に比べて変速開始前の方が、車両挙
動が似ていると考えられるので、変速開始前の値を用い
ることが好ましい。
【0016】(3)請求項3の発明は、前記除去する加
速度変化成分は、変速終了後の所定期間内の加速度変化
成分であることを特徴とする前記請求項1に記載の自動
変速制御装置を要旨とする。本発明は、加速度変化成分
を検出するタイミングを例示している。これにより、変
速中以外の加速度変化成分を正確に検出することができ
る。
【0017】(4)請求項4の発明は、前記変速中の推
定前後加速度に基づいて、前記圧力印加装置の圧力指令
値を変更することを特徴とする前記請求項1〜3のいず
れかに記載の自動変速制御装置を要旨とする。
【0018】本発明は、推定前後加速度を用いた制御を
示している。ここでは、正確な推定前後加速度に基づい
て、変速ショックを低減するように、圧力印加装置の圧
力指令値を変更することにより、変速ショックの少ない
スムーズな変速制御を実現することができる。
【0019】尚、今回の推定前後加速度に基づいて算出
された圧力指令値は、次回の変速制御の際に変更するこ
とが考えられるが、演算速度が十分であれば、現時点で
の変速制御の圧力指令値を速やかに変更して制御を行な
ってもよい。 (5)請求項5の発明は、前記推定前後加速度が、所定
の許容範囲を逸脱した場合に、前記圧力印加装置の圧力
指令値を変更することを特徴とする前記請求項4に記載
の自動変速制御装置を要旨とする。
【0020】本発明は、圧力指令値の変更方法を例示し
たものである。例えば推定前後加速度が基準値を下回っ
て低下した場合や、基準値を上回った場合には、変速シ
ョックが大きくなるとして、その場合に、圧力指令値を
変速ショックが低減する様に設定するのである。
【0021】(6)請求項6の発明は、前記変速機構の
摩擦要素が自動変速機の一対のクラッチであり、この一
対のクラッチの掴み換えにより変速を行なう場合に、前
記推定前後加速度が所定の許容範囲を逸脱したときに
は、係合側のクラッチ圧又は開放側のクラッチ圧の圧力
指令値を変更することを特徴とする前記請求項1〜5に
記載の自動変速制御装置を要旨とする。
【0022】本発明は、変速機構の摩擦要素を例示した
ものであり、ここでは、自動変速機の一対のクラッチの
掴み換えを行なう場合を示している。具体的には、推定
前後加速度が所定の許容範囲を逸脱したときには、係合
側のクラッチ圧又は開放側のクラッチ圧の圧力指令値を
変更する。これにより、変速ショックを低減することが
できる。
【0023】尚、一対のクラッチの掴み換えにより変速
を行なう場合には、例えば開放側のクラッチ圧を徐々に
低減するとともに、係合側のクラッチ圧を徐々に増加さ
せることにより、クラッチの掴み換えを行なうが、この
ときに、推定前後加速度が所定の許容範囲を逸脱した場
合には、例えば係合側のクラッチ圧の増加の程度を低減
することにより、係合のスピードが緩やかになり変速シ
ョックを低減することができる。また、開放側のクラッ
チ圧の場合は、クラッチ圧の低下の程度を高めることに
より、開放のスピードが速くなり、変速ショックを低減
することができる。
【0024】(7)請求項7の発明は、前記所定の許容
範囲を逸脱が、トルク相における前記推定前後加速度の
過度の落ち込みであることを特徴とする前記請求項6に
記載の自動変速制御装置。制御装置を要旨とする。
【0025】本発明では、トルク相において、前記推定
前後加速度の過度の落ち込みがある場合には、例えば2
重係合や全く係合のないフリーの状態であると考えて、
例えば係合側のクラッチ圧の増加の程度を緩める等の制
御を行う。これにより、変速ショックを低減することが
できる。
【0026】(8)請求項8の発明は、前記所定の許容
範囲を逸脱が、イナーシャ相における前記推定前後加速
度の過度の飛び出しであることを特徴とする前記請求項
6に記載の自動変速制御装置を要旨とする。
【0027】本発明では、イナーシャ相において、前記
推定前後加速度の過度の飛び出しがある場合には、例え
ば急係合の状態であると考えて、例えば係合側のクラッ
チ圧の増加の程度を緩める等の制御を行う。これによ
り、変速ショックを低減することができる。
【0028】(9)請求項9の発明は、前記請求項1〜
8のいずれかに記載の自動変速制御装置による制御を実
行させる手段を記録していることを特徴とする記録媒体
を要旨とする。例えば記録媒体としては、マイクロコン
ピュータとして構成される電子制御装置、マイクロチッ
プ、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク
等の各種の記録媒体が挙げられる。
【0029】つまり、上述した自動変速制御装置の制御
を実行させることができる例えばプログラム等の手段を
記録したものであれば、特に限定はない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動変速制御装置
の好適な実施の形態を、例(実施例)を挙げて詳細に説
明する。 (実施例) a)まず、本実施例の自動変速制御装置の構成について
説明する。
【0031】図1に示す様に、自動車に搭載されて電子
制御されるエンジン1は、自動変速機2とデファレンシ
ャルギア3と車軸24とを介して駆動車輪4に接続され
ている。前記エンジン1は、周知のCPU,ROM,R
AM,I/O等を備えたマイクロコンピュータであるエ
ンジン制御用の電子制御装置(エンジン制御用ECU)
5を備えている。このエンジン制御用ECU5には、エ
ンジン回転数(Ne)を検出するエンジン回転数センサ
6、車速(自動変速機2の出力軸回転数)を検出する車
速センサ7、エンジン1のスロットル開度を検出するス
ロットルセンサ8、アクセル開度を検出するアクセル開
度センサ19、駆動車輪4の車輪回転数(No)を検出
する車輪回転数センサ20、及び吸入空気量を検出する
吸入空気量センサ9の各信号が入力される。
【0032】エンジン制御用ECU5は、これら入力情
報を基に燃料噴射量を決定してエンジン1に指令を出
し、また図示しないが点火信号をエンジン1に供給す
る。そして、この指令に応じて、図示しない燃料供給装
置、点火装置が作動し、エンジン1の回転に合わせて燃
料の供給と燃焼が行われ、エンジン1の駆動及びその制
御が行われる。
【0033】前記自動変速機2は、トルクコンバータ1
0及び変速歯車機構11を備えており、エンジン1から
供給される動力は、エンジン出力軸1a(図2参照)や
トルクコンバータ10を経て変速歯車機構11の入力軸
12に伝達される。そして、入力軸12への変速機入力
回転は、変速歯車機構11の選択変速段に応じ増減速さ
れて出力軸13に至り、この出力軸13からデファレン
シャルギア3を経て駆動車輪4に達して、自動車を走行
させることができる。
【0034】尚、前記自動変速機2は、図2に示す如く
公知のものであるため、その詳細な説明は省略するが、
変速歯車機構11は、入力軸12から出力軸13への動
力伝達経路(変速段)を決定する各種のクラッチ(R/
C,H/C,LO/C,OR/C,F/C,FO/C)
やブレーキ(B/B,LR/B)などの各種摩擦要素を
内蔵している。
【0035】前記変速歯車機構11には、図1に示す様
に、変速制御用ECU14からの指令に基づき駆動され
るコントロールバルブ15が接続されており、コントロ
ールバルブ15から適宜油圧が供給され、その油圧を各
種摩擦要素に作動させることで変速を実現している。
【0036】このコントロールバルブ15には、変速制
御用ECU14の指令で変速段毎に油圧を供給する経路
を切り換える2本の変速制御用ソレノイド15a,b
と、油圧の大きさを制御するライン圧制御用ソレノイド
16が配置されている。前記変速制御用ECU14は、
前記エンジン制御用ECU5と同様のマイクロコンピュ
ータで構成されており、前記エンジン回転数センサ6、
車速センサ7、スロットルセンサ8、アクセル開度セン
サ19、車輪回転数センサ20の各信号に加え、入力軸
12の回転数(タービン回転数Nt)を計測する入力軸
回転数センサ17、シフトセレクトレバー位置を検出す
るシフトポジションセンサ21、車両の前後加速度を検
出する加速度センサ22、自動変速機2の油温を検出す
る油温センサ23の各信号が入力される。
【0037】尚、この加速度センサ22は、0Gからの
加速度の大きさ(DC加速度成分)と加速度の相対変化
(AC加速度成分)とを合わせた値を、車両の前後加速
度として検出できるセンサであり、例えば本体を車体の
一部に固定し、歪ゲージを接着した片持ち梁の先端に錘
を取り付け、車両の前後方向の加速度に比例した力を受
けて電気的出力が得られる構造のものである。
【0038】更に、エンジン制御用ECU5と変速制御
用ECU14は、通信ライン18で結ばれ、制御情報や
指令を双方向に通信できるようになっている。この通信
ライン18は、LAN(LocaI Area Network)の様な多
重通信機構を用いても良いし、必要な通信毎に制御用コ
ンピュータの入出力ポートを接続する配線でも良い。
【0039】b)次に、本実施例において変速制御用E
CU14が実行する制御内容について説明する。尚、以
下に示す制御処理は、一定期間(例えば8〜25mse
c)毎に繰り返し実施される。まず、変速制御用ECU
14による変速制御について、図3及び図4のフローチ
ャートと、図5〜図10の説明図に基づいて説明する。
尚、図3は本実施例の制御のメインルーチン、図4は変
速制御のフローチャート、図5は変速線図、図6は変速
係合表の説明図、図7は変速油圧等のタイミングチャー
ト、図9は加速度成分等のタイミングチャート、図10
は加速度信号の処理方法を示している。
【0040】・最初に、本実施例の制御のメインルーチ
ンについて説明する。図3に示す様に、変速制御用EC
U14では、ステップ100にて、加速度センサ22の
信号から、車両の前後加速度の読み込みを開始する。
尚、加速度変化成分の読み込みは、所定期間(例えば1
0msの一定時間)毎に、常時読み込むものとする。
【0041】続くステップ110では、アクセル開度セ
ンサ19の信号から、変速判断に必要なアクセル開度を
読み込む。続くステップ120では、入力軸回転数セン
サ17からの信号に基づいて、入力軸回転数(タービン
回転数)Ntを算出し、エンジン回転数センサ6からの
信号に基づいてエンジン回転数Neを算出し、車輪回転
数センサ20からの信号に基づいて車輪回転数Noを算
出する。即ち、各回転数(回転速度)Nt,Ne,No
を求める。
【0042】続くステップ130では、油温センサ23
の信号から、自動変速機2の油温(ATF油温)を読み
込む。続くステップ140では、加速度センサ22から
信号に基づき、変速前にて、一定期間(例えば1se
c)における加速度変化成分を求めて、前回の値を更新
するとともに、新しい値を保持する処理を行う。
【0043】具体的には、図9の(c)の小さな枠内に
示す様に、実際に測定によって得られた変速前の一定期
間の加速度成分から、後に図10にて詳述する様に、加
速度の0Gからの絶対的な大きさ(オフセット分)であ
るDC加速度成分を除去して、図9の(d)に示す様
に、例えばサスペンションの共振等に起因する加速度の
相対変化であるAC加速度成分のみを取り出す。
【0044】続くステップ150では、図5に示す様な
変速線図を用い、アクセル開度と変速段の関係を照合す
る。変速線図としては、車速とアクセル開度をパラメー
タとしたマップを変速制御用コンピュータ14が予め記
憶している。このマップは、図5に示す様に、変速段決
定の際のチャタリング防止のため、第n速(n=1,
2,3)から第n+1速への変速(アップシフト)と第
m通(m=2,3,4)から第m−1速への変速(ダウ
ンシフト)で、アップシフトの場合は実線で、ダウンシ
フトの場合は破線で示すように異なる判定線を用いるよ
うに構成されている。
【0045】続くステップ160では、この変速線図の
照合に基づいて、変速を実行すべきか否かを判定する。
具体的には、例えば図5の変速線図を用いて、前回の演
算における車速−アクセル開度の関係位置と今回の演算
におけるその関係位置とを結んだ線が、実線または破線
の変速線を横切った場合に変速有りと判定する。ここで
肯定判断されるとステップ170に進み、一方否定判断
されるとステップ110に戻る。
【0046】ステップ170では、前記ステップ160
で変速有りと判定されたので、変速線図から求められる
新たな変速段に対応するように、変速制御用ソレノイド
15a,bのON(オン)/OFF(オフ)状態を切り
換え、それによりいわゆるクラッチtoクラッチの掴み
換えの変速制御を行なう。
【0047】例えば図6の変速係合表に示す様に、変速
を行なう場合(例えば2→3変速の場合)には、係合さ
れているクラッチAを開放し、開放されているクラッチ
Bを係合させる。この係合表では、係合しているクラッ
チを○で示した。また、クラッチCはその他のクラッチ
である。
【0048】ここで、この変速制御(2段→3段の変速
制御)について、図4のフローチャートに基づいて詳し
く説明する。図4のステップ300では、フェーズの値
として、初期値の1を設定する。続くステップ310で
は、フェーズの値を判定する。最初はフェーズの値が1
であるので、即ち充填期間を示すフェーズであるので、
ステップ320に進む。
【0049】フェーズ1(充填期間) まず、ステップ320にて、図7に示す様に、開放すべ
き側(開放側)のクラッチA油圧を、初期値A100か
らA1の値に変更し、現在必要なクラッチ伝達トルクま
で下げる。尚、図7では実線が今回の変速制御における
クラッチ圧等の値であり、2点鎖線が次回の変速制御に
おける値である。
【0050】続くステップ330では、係合すべき側
(係合側)のクラッチB油圧を、初期値B0からB1の
値に変更し、クラッチ室の油充填を行なう。続くステッ
プ340では、クラッチBのクラッチが接触する時間
(一定時間)まで、この油圧B1を維持する。
【0051】続くステップ340では、一定時間が経過
したので、フェーズの値に2をセットする。これによ
り、ステップ310では、フェーズの値が2、即ちトル
ク相の期間であると判定されて、ステップ360に進
む。
【0052】フェーズ2(トルク相の期間) まず、ステップ360にて、図7に示す様に、開放側の
クラッチA油圧をA2とする。即ち、クラッチA油圧を
一定勾配で減少(スイープダウン)させる。続くステッ
プ370では、係合側のクラッチB油圧をB2とする。
即ち、クラッチB油圧を一定勾配で増加(スイープアッ
プ)させる。
【0053】つまり、このクラッチA油圧のスイートダ
ウンとクラッチB油圧のスイートアップにより、フェー
ズ2にて、クラッチAで受け持っていた伝達トルクをク
ラッチBに受け渡すことができる。続くステップ380
では、タービン回転数Ntが、所定値Nt1を下回った
か否かを判定し、ここで、肯定判断されると、ステップ
390にて、フェーズの値に3をセットしてステップ3
10に進み、一方否定判断されると、そのままステップ
310に進む。
【0054】これにより、ステップ310では、フェー
ズの値が3、即ちイナーシャ相の期間であると判定され
て、ステップ400に進む。 フェーズ3(トルク相の期間) まず、ステップ400にて、図7に示す様に、開放側の
クラッチA油圧をA0、即ち0とする。
【0055】続くステップ410では、係合側のクラッ
チB油圧をB3とする。即ち、クラッチB油圧を一定勾
配(但しB2の勾配>B3の勾配)で増加(スイープア
ップ)させる。続くステップ420では、タービン回転
数Ntが、所定値Nt2(<Nt1)を下回ったか否かを
判定し、ここで、肯定判断されると、ステップ430に
て、クラッチB油圧をB100の最大値にセットして、
一旦本処理を終了する。
【0056】これにより、フェーズ1,2,3を経た2
段→3段の変速制御が完了する。 ・図3に戻り、ステップ180では、加速度センサ22
から信号に基づき、変速中の加速度成分を求め、その値
を保持する。具体的には、図9の(c)の大きな枠内に
示す様に、実際に測定によって得られた変速中の加速度
成分を記憶する。
【0057】続くステップ190では、変速中の車両前
後加速度を推定する。具体的には、前記ステップ180
で求めた変速中の加速度成分から、後に図10にて詳述
する様に、前記ステップ140で求めた変速前の加速度
変化成分を除いて、変速中における車両前後加速度を推
定する(推定前後加速度を求める)。
【0058】つまり、サスペンションの共振等の車両挙
動は、変速の前後にかかわらず同様に存在するとみなし
て、その変速前後に共通した加速度変化成分を変速中の
加速度成分から除くことにより、変速に起因する車軸ト
ルク変化のみを、変速ショックを示す指標として抽出す
る。
【0059】続くステップ200では、推定前後加速度
に基づいて、変速ショックの良否判定を行なう。例えば
図7の(e)にてaで示す加速度のトルク相における落
込み量が、許容範囲内(即ち基準値kaを下回る)か否
かを判定する。また、bに示す加速度のイナーシャ相に
おける飛び出し量が許容範囲内(即ち基準値kbを上回
る)か否かを判定する。そして、どちらか一方でも許容
範囲から外れていた場合には、変速ショックが良ではな
い(変速ショック大)として、ステップ210に進み、
一方、a,b両方とも加速度が許容範囲内である場合に
は、変速ショックが良(変速ショック小)として、前記
ステップ110に進む。
【0060】ステップ210では、変速ショックが悪い
ので、制御値を変更する処理を行なう。具体的には、例
えばaの落込み量が基準値kaを下回る場合(図7の
(e)の実線参照)には、クラッチAとクラッチBとが
2重係合気味(又は係合状態でないフリー)と判断し
て、次回の制御において、図7(d)のB2にて2点鎖
線で示す様に、クラッチBにおける係合側油圧B2の油
圧勾配を緩くするように、制御値(圧力指令値)を変更
する。
【0061】また、例えばbの飛び出し量が基準値kb
を上回る場合(図7(e)の実線参照)には、イナーシ
ャトルク増加分が大きすぎると判断して、図7の(d)
のB3にて2点鎖線で示す様に、クラッチBにおける係
合側油圧B3の油圧勾配を緩くするように、制御値を変
更する。
【0062】この様に制御値を変更することにより、係
合のスピードが緩やかになるので、変速ショックを低減
することができる。尚、図7の(e)において、実線の
グラフは許容範囲を逸脱した推定前後加速度を示し、2
点鎖線のグラフは、次回の制御によって得られる許容範
囲内の推定前後加速度を示している。
【0063】また、これとは別の方法として、例えばa
の落込み量が基準値kaを下回る場合(図8の(e)の
実線参照)には、クラッチAとクラッチBとが2重係合
気味と判断して、次回の変速制御において、図8の
(c)のA2にて2点鎖線で示す様に、クラッチAにお
ける開放側油圧A2の油圧勾配を急にするように、圧力
指令値を変更してもよい。
【0064】この様に、開放側油圧の圧力制御値を変更
することにより、開放のスピードが速くなるので、変速
ショックを低減することができる。 c)次に、上述した処理のうち、主として前記ステップ
190における推定前後加速度の算出処理について、図
9及び図10に基づいて更に詳細に説明する。尚、図1
0は周波数変換による演算手法の説明図である。
【0065】図9に示す様に、変速前においては、所定
期間毎に、加速度センサ22からの信号に基づいて、加
速度変化成分の更新及び保持を行なう。詳しくは、図1
0に示す様に、測定された前後加速度からオフセット分
であるDC加速度成分が除去され、例えばサスペンショ
ンの共振等に起因する加速度変化成分(AC加速度成
分)だけが更新・保持される。尚、このオフセット分と
は、変速前の所定期間における加速度成分の平均値であ
る。
【0066】従って、変速開始指令が出力された時点t
1では、図9の(d)の小さな枠内のグラフの変化で示
される様に、時点t1の直前の所定期間における加速度
変化成分が保持されている。その後、図9の(c)及び
(d)の大きな枠内に示される様に、変速終了時点t2
までの加速度成分、即ち時点t1から時点t2までの変速
中の加速度成分が保持される。そして、この変速中の加
速度成分からは、図10に示す様に、前記加速度変化成
分と同様に、オフセット分であるDC加速度成分(変速
中の加速度成分の平均値)が除去される。
【0067】次に、前記変速前の加速度変化成分及び前
記変速中の加速度成分を、図10に示す様に、周知の周
波数変換(高速フーリエ変換)FFTにより、それぞれ
周波数に変換しFFT変換値を求める。次に、変速中の
加速度成分のFFT変換値から、変速前の加速度変化成
分のFFT変換値を除く処理(減算する処理)を行な
う。
【0068】そして、この減算したFFT変換値を逆F
FT変換して、周波数の表現を加速度成分の表現に戻
す。これにより、変速中の加速度成分(但し相対変化の
み)から、変速中と共通の変速前の加速度変化成分を除
いた値、即ち、例えばサスペンションの共振等の影響を
除去した変速中の加速度の相対変化のみの値を求めるこ
とができる。
【0069】最後に、この値に、前記変速中のオフセッ
ト分を加えることにより、変速中の加速度の相対変化に
絶対変化を加えた推定前後加速度を求める。この様に、
本実施例では、変速前の所定期間における加速度変化成
分を保持し、また、変速中の加速度成分を求め、この変
速中の加速度成分から変速前の加速度変化成分を除くこ
とにより、例えばサスペンションの共振による車両挙動
(外乱)の影響を排除して、精密な車両の前後加速度
(推定前後加速度)を求めることができる。
【0070】よって、この推定前後加速度により、実際
の変速ショックのみを把握できるので、推定前後加速度
に基づいて、係合側のクラッチB油圧を、例えばその増
加の程度を緩めるように調節することにより、次回の制
御における変速ショックを低減できるという効果を奏す
る。
【0071】これにより、本実施例では、適合工数を低
減でき、また、メカバラツキやメカ経年変化に起因する
変速ショックを低減することができる。尚、本発明は前
記実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範
囲を逸脱しない限り、種々の態様で実施できることはい
うまでもない。
【0072】(1)前記実施例では、今回推定した前後
加速度に基づいて、次回の制御におけるクラッチ油圧を
調節したが、高い演算処理能力を有するコンピュータを
使用する場合には、推定すると同時に、逐次クラッチ油
圧を変更してもよい。この場合は、現在の変速における
変速ショックを低減できるという利点がある。
【0073】(2)前記実施例では、加速度の相対変化
と絶対変化とを検出できる高性能の加速度センサを用い
たが、相対変化(AC加速度成分)のみをいわゆるGセ
ンサで検出し、絶対変化(オフセット分=DC加速度成
分)は、車輪速度センサや車速センサの車速を示す信号
を微分して求めてもよい。
【0074】例えば、変速中のGセンサ出力からAC加
速度成分Xを求めるとともに、変速前のGセンサ出力か
らもAC加速度成分Yを求め、AC加速度成分XからA
C加速度成分Yを除いてAC加速度成分Zを求め、この
AC加速度成分Zにオフセット分を加えて、推定前後加
速度を求めることができる。この場合は、安価なGセン
サを用いることができるという利点がある。
【0075】(3)前記実施例では、自動変速制御装置
について述べたが、この装置による制御を実行させる手
段を記録している記録媒体も、本発明の範囲である。例
えば記録媒体としては、マイクロコンピュータとして構
成される電子制御装置、マイクロチップ、フロッピィデ
ィスク、ハードディスク、光ディスク等の各種の記録媒
体が挙げられる。
【0076】つまり、上述した自動変速制御装置の制御
を実行させることができる例えばプログラム等の手段を
記録したものであれば、特に限定はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の制御装置を内蔵した自動変速機制御
系の全体構成を示す概略構成図である。
【図2】 自動変速機の構成を示す概略構成図である。
【図3】 実施例の制御処理を示すメインルーチンのフ
ローチャートである。
【図4】 実施例の変速制御の処理を示すフローチャー
トである。
【図5】 シフトアップ及びシフトダウンの変速線を示
すグラフである。
【図6】 変速係合表を示す説明図である。
【図7】 変速制御におけるクラッチ圧等の変化を示す
グラフである。
【図8】 他の変速制御におけるクラッチ圧等の変化を
示すグラフである。
【図9】 変速制御における前後加速度等の変化を示す
グラフである。
【図10】 推定加速度を求めるための周波数による演
算手法の説明図である。
【図11】 従来技術の制御を示すフローチャートであ
る。
【図12】 従来技術の制御を示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1…エンジン 2…自動変速機 5…エンジン制御用ECU 6…エンジン回転
数センサ 7…車速センサ 8…スロットルセ
ンサ 10…トルクコンバータ 11…変速歯車機
構 12…入力軸 13…出力軸 14…変速制御用ECU 15…コントロー
ルバルブ 17…入力軸回転数センサ 19…アクセル開
度センサ 20…車輪回転数センサ 21…シフトポジ
ションセンサ 22…加速度センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両変速時に、変速機構の摩擦要素を作
    動させる圧力印加装置に対し、圧力指令値を与えて圧力
    制御を行なう自動変速制御装置において、 前記車両の前後加速度を検出する前後加速度検出手段
    と、 前記前後加速度検出手段によって検出された変速中の前
    後加速度から、変速中以外の加速度変化成分を除去し
    て、変速中における推定前後加速度を求める推定前後加
    速度検出手段と、 を備えたことを特徴とする自動変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記除去する加速度変化成分は、変速開
    始前の所定期間内の加速度変化成分であることを特徴と
    する前記請求項1に記載の自動変速制御装置。
  3. 【請求項3】 前記除去する加速度変化成分は、変速終
    了後の所定期間内の加速度変化成分であることを特徴と
    する前記請求項1に記載の自動変速制御装置。
  4. 【請求項4】 前記変速中の推定前後加速度に基づい
    て、前記圧力印加装置の圧力指令値を変更することを特
    徴とする前記請求項1〜3のいずれかに記載の自動変速
    制御装置。
  5. 【請求項5】 前記推定前後加速度が、所定の許容範囲
    を逸脱した場合に、前記圧力印加装置の圧力指令値を変
    更することを特徴とする前記請求項4に記載の自動変速
    制御装置。
  6. 【請求項6】 前記変速機構の摩擦要素が自動変速機の
    一対のクラッチであり、この一対のクラッチの掴み換え
    により変速を行なう場合に、前記推定前後加速度が所定
    の許容範囲を逸脱したときには、係合側のクラッチ圧又
    は開放側のクラッチ圧の圧力指令値を変更することを特
    徴とする前記請求項1〜5に記載の自動変速制御装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の許容範囲を逸脱が、トルク相
    における前記推定前後加速度の過度の落ち込みであるこ
    とを特徴とする前記請求項6に記載の自動変速制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記所定の許容範囲を逸脱が、イナーシ
    ャ相における前記推定前後加速度の過度の飛び出しであ
    ることを特徴とする前記請求項6に記載の自動変速制御
    装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜8のいずれかに記載の自
    動変速制御装置による制御を実行させる手段を記録して
    いることを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292186A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Jatco Ltd 自動変速機における摩擦締結要素干渉検出装置
JP2022134567A (ja) * 2021-03-03 2022-09-15 トヨタ自動車株式会社 車両用制御装置

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