JP2000136849A - 駆動装置とこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

駆動装置とこれを用いた画像形成装置

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JP2000136849A
JP2000136849A JP10312961A JP31296198A JP2000136849A JP 2000136849 A JP2000136849 A JP 2000136849A JP 10312961 A JP10312961 A JP 10312961A JP 31296198 A JP31296198 A JP 31296198A JP 2000136849 A JP2000136849 A JP 2000136849A
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Kenji Kimoto
健司 木許
Yoshinori Matsui
良記 松井
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動源を共用する被駆動体どうしのトルク変
動や噛み合いノイズなどが他の被駆動体に影響せず高精
度に駆動できるようにする。 【解決手段】 駆動源13に設けた第1、第2の駆動軸
15a、15bと、第1の駆動軸15aで駆動される第
1の被駆動体3と、第2の駆動軸15bで駆動される第
2の被駆動体4と、を備え、第1、第2の各被駆動体
3、4側のトルク変動やギヤなど噛み合いノイズが他方
に伝達される途中で駆動源13により減衰されるように
して、上記の目的を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駆動装置とそれを用
いた画像形成装置に関し、詳しくは、1つの駆動源を共
用して複数の被駆動体を駆動する駆動装置とそれを用い
た画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コストダウン、コンパクト化、ま
たは省電力化を目的として、図6に示すように駆動源で
ある1つのモータa1から、ギヤbやタイミングベルト
cなどを利用して駆動力を分け、複数の被駆動体d〜i
に必要に応じクラッチclを介して伝達しそれらを駆動
することが行われている。また、図7に示すように1つ
の電動モータa2やa3からギヤbなどで駆動力を分
け、それぞれに対応する2つの被駆動体iy、im、i
c、ikにそれぞれクラッチclを介して伝達しそれら
を駆動することが行われている。
【0003】図6、図7の駆動装置は電子写真方式の画
像形成装置に装備されたもので、図6はレーザービーム
プリンタの場合で、被駆動体dは給紙部、被駆動体eは
現像器、被駆動体fは転写器、被駆動体gは定着器、被
駆動体hは排紙系、被駆動体iは感光体ドラムである。
図7はタンデムカラーレーザービームプリンタの場合
で、被駆動体iy、im、ic、ikのそれぞれはカラ
ー画像を形成する場合のイエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックの各色ごとの画像を個別に形成するための感光
体ドラムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な各被駆動体d〜i、iy、im、ic、ikのそれぞ
れの側では、トルク変動、あるいはギヤbなどの噛み合
いノイズが個々に発生する。しかし、上記図6、図7に
示すような駆動装置の構成では、各被駆動体d〜i、i
y、im、ic、ikのうちの1つの駆動源を共用し合
うものどうしの駆動の分岐部に、ギヤbやタイミングベ
ルトcなどの駆動力伝達要素が位置する。
【0005】このため、1つの駆動源を共用し合う複数
の被駆動体どうしでは、それぞれの側で個々に生じるト
ルク変動やギヤなどの噛み合いノイズが駆動力伝達要素
を介し他の被駆動体に振動成分などとして伝達されて、
途中で吸収されず、互いに影響し合う。
【0006】このため、1つの駆動源を共用し合う被駆
動体に画像形成装置の像担持体のように、高精度な回転
性能が必要とされるものの場合には不向きであり、まだ
実用に耐えない。
【0007】本発明の目的は、駆動源を共用する被駆動
体どうしのそれぞれの側のトルク変動やギヤなどの噛み
合いノイズが他の被駆動体に影響せず高精度に駆動でき
る駆動装置とそれを用いた画像形成装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の駆動装置は、駆動源に設けた第1、第2
の駆動軸と、第1の駆動軸で駆動される第1の被駆動体
と、第2の駆動軸で駆動される第2の被駆動体と、を備
えたことを1つの特徴としている。
【0009】これにより、第1の被駆動体は第1の駆動
軸によって、第2の被駆動体は第2の駆動軸によって、
それぞれ1つの駆動源からの駆動力を伝達されて駆動さ
れるので、被駆動体の数に対して駆動源の必要数が半減
し、その分だけコストダウン、およびコンパクト化が図
れる。特に、第1の被駆動体と第2の被駆動体の側で個
々のトルク変動やギヤなどの噛み合いノイズが発生して
も、これが駆動系を介して他に伝達される途中に、第
1、第2の駆動軸の間に位置する駆動源が必ず介在し
て、伝達されようとするトルク変動や噛み合いノイズを
減衰させるので、他の被駆動体に影響するのを軽減する
ことができ、高精度な回転性能が得られる。
【0010】本発明の画像形成装置は、駆動源に設けた
第1、第2の駆動軸と、第1の駆動軸で駆動される第1
の被駆動体としての像担持体と、第2の駆動軸で駆動さ
れる第2の被駆動体としての、現像器、搬送系、定着器
の少なくとも1つと、各被駆動体を用いて画像を形成す
る画像形成手段と、を備えたことを1つの特徴としてい
る。
【0011】これにより、高精度な回転性能が必要な像
担持体は、現像器、搬送系、定着器の少なくとも1つと
ともに、それぞれに対応する第1、第2の駆動軸を介し
1つの駆動源を共用して駆動されるが、現像器、搬送
系、定着器の少なくとも1つの側でトルク変動やギヤな
どの噛み合いノイズが発生して、これが像担持体に伝達
されようとしても、前記の場合同様その途中で第1、第
2の駆動軸の間に位置する駆動源により減衰させて像担
持体に影響するのを軽減するので、像担持体の高精度な
回転性能を保証でき良好な画像が得られる。
【0012】第1、第2の各駆動軸が同一軸であると、
1つの駆動源を共用し合う被駆動体どうしの間のトルク
変動やギヤなどの噛み合いノイズの伝達は、同一軸にお
ける第1の駆動軸側と第2の駆動軸側との軸線まわりの
単純な捩じれ振動となり、これが駆動源での回転負荷の
増大による回転の定速化性や等速の回転作用力などによ
って減衰されやすくなるので、回転性能がさらに向上
し、形成する画像の画質がさらに向上する。
【0013】この意味で、1つの駆動源を共用し合う被
駆動体どうしは、それぞれの駆動軸とないしは直接の駆
動力伝達軸と同一軸線上に配置されるのが好適である。
【0014】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴はできる限りにおいて、それ単独で、あるい
は種々な組合せで複合して用いることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
てその幾つかの実施例とともに図1〜図6を参照しなが
ら説明し、本発明の理解に供する。
【0016】本実施の形態は図1に示す実施例のような
単色の画像を形成する画像形成装置や図3に示すような
カラー画像を形成する画像形成装置に本発明を適用した
場合の例である。これらは複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ、あるいはマイクロフィルム・リーダプリンタなど
での画像形成に利用でき、電子写真方式を採用したもの
である。しかし、画像形成装置に適用するにもこれに限
られることはなく、像担持体や記録材に直接印字するタ
イプの画像形成装置にも適用できるし、画像形成に用い
るトナーは粉体でもインキでもよく、画像形成方式は特
に問わない。勿論、本発明の駆動装置としては1つの駆
動源を複数の被駆動体が共用するものであれば画像形成
装置以外の駆動に適用しても有効であり、本発明の範疇
に属する。
【0017】図1、図2の実施例の画像形成装置はレー
ザービームプリンタの例を示し、その画像形成機構の全
体は既によく知られたもので、主な構成についてだけ述
べると、プリントヘッド1からの画像信号により変調さ
れたレーザービーム2の照射で画像露光を受けて静電潜
像を形成する感光体ドラム3と、感光体ドラム3上の静
電潜像をトナー現像して顕像化する現像器4と、感光体
ドラム3上の顕像を搬送されている転写材5上に静電転
写する転写器6と、転写材5を1枚ずつ送り出して転写
器6に向け給紙する給紙部7と、給紙部7から給紙され
る転写材5を転写器6およびその後工程の定着器8まで
搬送する搬送系9と、定着器8に到達して定着処理され
送り出される転写材5を装置外の排紙トレー11に排出
する排紙系12とを備えている。
【0018】感光体ドラム3と現像器4を駆動するの
に、図2に示すような1つの電動のモータ13を駆動源
として共用している。具体的にはモータ13は感光体ド
ラム3および現像器4の軸線方向一方側の装置フレーム
14に一端部で面付けされている。モータ13は同一軸
よりなる出力軸15が貫通して両端部から突出したタイ
プのもので、出力軸15の一端側が装置フレーム14の
内側に突き出して第1の駆動軸15aをなし、他端側が
装置フレーム14から離れる方向に延びて第2の駆動軸
15bをなしている。
【0019】第1、第2の駆動軸15a、15bにはそ
れぞれ駆動ギヤ16、17が取付けられている。第1の
駆動軸15aの駆動ギヤ16には減速ギヤ列10を介し
て駆動力伝達軸18が連結されている。駆動力伝達軸1
8は感光体ドラム3と同一軸線上で装置フレーム14と
その外面に取付けられた補助フレーム19とに、軸受2
1、22によりそれぞれ軸受され、感光体ドラム3の回
転軸3aと電磁クラッチ23を介し連結されている。一
方、第2の駆動軸15bの駆動ギヤ17には減速ギヤ列
24を介し駆動力伝達軸25が連結されている。駆動力
伝達軸25は現像部4の入力軸26と同一軸線上で装置
フレーム14と補助フレーム19とに、軸受27、28
により軸受され、入力軸26と電磁クラッチ29を介し
連結されている。
【0020】モータ13が駆動されると、同一の出力軸
15の一部である第1、第2の駆動軸15a、15bは
一体回転される。従って、一方の被駆動体である感光体
ドラム3は第1の駆動軸15aによって、他方の被駆動
体である現像器4は第2の駆動軸15bによって、それ
ぞれ1つのモータ13からの駆動力を伝達されて駆動さ
れる。これにより、被駆動体の数に対して駆動源の必要
数が半減し、その分だけコストダウン、およびコンパク
ト化が図れる。しかも、電磁クラッチ23、29の個別
で適時なオン、オフ制御によって感光体ドラム3および
現像器4はそれぞれ個別に自由なタイミングで駆動され
る。
【0021】特に、感光体ドラム3と現像器4との側に
個々のトルク変動やギヤなどの噛み合いノイズが発生し
ても、これが駆動系を介して他に被駆動体に伝達される
途中に、第1、第2の駆動軸15a、15bの間に駆動
源であるモータ13が必ず介在している。このため、上
記のように一方の被駆動体から他方の被駆動体に伝達さ
れようとするトルク変動やギヤなどの噛み合いノイズを
モータ13が減衰させる。具体的には、モータ13の出
力軸15にはモータ13のロータが装着されていて回転
負荷が大きく、出力軸15に対していわゆるフライホイ
ールのような回転の定速化性を発揮するし、モータ13
は出力軸15に対しロータとステータの間で等速に駆動
しようとする等速の回転作用力を及ぼすので、第1、第
2の駆動軸15a、15bの間で一方から他方に伝達さ
れようとするトルク変動やギヤなどの噛み合いノイズに
よる振動特性を減衰することができる。従って、1つの
駆動源を共用し合う複数の被駆動体である感光体ドラム
3および現像器4において、それぞれの側で個々に生じ
るトルク変動やギヤなどの噛み合いノイズが他に影響す
るのを軽減することができる。この場合モータ13が例
えば角速度フィードバック系のものであれば、前記トル
ク変動や噛み合いノイズによる振動特性の減衰効果はさ
らに大きい。以上のように減衰された振動のモータ13
への入力であれば、感光体ドラムでの角速度変動は小さ
く良好な画像が得られる。電動のモータ以外のものでも
このような振動の減衰特性が得られれば本発明に採用し
て有効である。
【0022】以上のような作用効果は、個別の第1、第
2の駆動軸15a、15bが1つの駆動源から動力を伝
達される場合でも同様である。図に示す実施例のように
第1、第2の駆動軸15a、15bが同一軸である場合
は特に、1つのモータ13を共用し合う感光体ドラム3
および現像器4どうしの間のトルク変動やギヤなどの噛
み合いノイズの伝達は、前記同一軸である出力軸15に
おける第1の駆動軸15a側と第2の駆動軸側15bと
の軸線31まわりの単純な捩じれ振動となり、これが駆
動源であるモータ13での前記回転負荷の増大による回
転の定速化性や、等速の回転作用力によってさらに減衰
されやすくなるので、回転性能がさらに向上し、形成さ
れる画像の画質がさらに向上する。従って、1つの駆動
源を共用し合う被駆動体どうしを、それぞれの駆動軸な
いしは直接の駆動力伝達軸18、25などと同一軸線上
に配置すると、被駆動体から駆動源までの全駆動系にお
いてトルク変動やギヤなどの噛み合いノイズにより生じ
る捩じれ振動の伝達系がより単純し減衰されやすくなる
ので好適である。
【0023】なお、図示を省略したが第2の駆動軸15
bには現像器4の他、転写器6、給紙部7、定着器8、
搬送系9、排紙系12などを連結して駆動することもで
きるし、それらのうち少なくとも1つを選択して駆動す
るようにしても同様の効果が得られる。
【0024】図3、図4に示す実施例の画像形成装置
は、カラー画像を形成するためのイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックなど各色の画像を形成する個別の感光
体ドラム3y、3m、3c、3kを直列に並べた、いわ
ゆるタンデムカラーレーザビームプリンタの例である。
この場合も画像形成機構の全体は既に知られたもので、
主な構成についてだけ述べると、プリントヘッド1から
は、各色の画像信号により変調されたレーザービーム2
y、2m、2c、2kが対応する感光体ドラム3y、3
m、3c、3kに照射される。これによって各感光体ド
ラム3y、3m、3c、3k上に各色の画像に対応する
静電潜像が形成される。そこで、各感光体ドラム3y、
3m、3c、3kには必要な色の顕像を形成するための
現像器4y、4m、4c、4kと、形成された各色の顕
像を搬送されてくる転写材5に転写するための転写部6
y、6m、6c、6kが組み合わせ配置される。他の給
紙部7、定着器8、搬送系9、排紙系12は概ね図1の
プリンタと対応していて特別な違いはない。
【0025】各感光体ドラム3y、3m、3c、3kを
駆動するのに、一例として、感光体ドラム3y、3mは
1つの駆動源としての電動のモータ32を共用して駆動
し、感光体ドラム3c、3kは1つの駆動源としての電
動のモータ33を共用して駆動するようにしている。具
体的には図2での感光体ドラム3と現像器4との駆動系
と変わらない。
【0026】モータ32、33は感光体ドラム3y、3
m、3c、3kの軸線方向一方側の装置フレーム14に
一端部で面付けされている。モータ32、33のそれぞ
れは同一軸よりなる出力軸35、36が貫通して両端部
から突出したタイプのものである。モータ32は出力軸
35の一端側が装置フレーム14の内側に突き出して第
1の駆動軸35aをなし、他端側が装置フレーム14か
ら離れる方向に延びて第2の駆動軸35bをなしてい
る。モータ33は出力軸36の一端側が装置フレーム1
4の内側に突き出して第1の駆動軸36aをなし、他端
側が装置フレーム14から離れる方向に延びて第2の駆
動軸36bをなしている。
【0027】モータ32の第1、第2の駆動軸35a、
35bにはそれぞれ駆動ギヤ37、38が取付けられて
いる。第1の駆動軸35aの駆動ギヤ37には減速ギヤ
列39を介して駆動力伝達軸41が連結されている。駆
動力伝達軸41は感光体ドラム3yと同一軸線上で装置
フレーム14とその外面に取付けられた補助フレーム1
9とに、軸受42、43によりそれぞれ軸受され、感光
体ドラム3yの回転軸3yaと電磁クラッチ44を介し
連結されている。一方、第2の駆動軸35bの駆動ギヤ
38には減速ギヤ列45を介し駆動力伝達軸46が連結
されている。駆動力伝達軸46は感光体ドラム3mの回
転軸3maと同一軸線上で装置フレーム14と補助フレ
ーム19とに、軸受47、48により軸受され、回転軸
3maと電磁クラッチ49を介し連結されている。
【0028】モータ33の第1、第2の駆動軸36a、
36bにはそれぞれ駆動ギヤ51、52が取付けられて
いる。第1の駆動軸36aの駆動ギヤ51には減速ギヤ
列53を介して駆動力伝達軸54が連結されている。駆
動力伝達軸54は感光体ドラム3kと同一軸線上で装置
フレーム14とその外面に取付けられた補助フレーム1
9とに、軸受55、56によりそれぞれ軸受され、感光
体ドラム3kの回転軸3kaと電磁クラッチ57を介し
連結されている。一方、第2の駆動軸36bの駆動ギヤ
52には減速ギヤ列58を介し駆動力伝達軸59が連結
されている。駆動力伝達軸59は感光体ドラム3cの回
転軸3caと同一軸線上で装置フレーム14と補助フレ
ーム19とに、軸受61、62により軸受され、回転軸
3caと電磁クラッチ63を介し連結されている。
【0029】これにより、感光体ドラム3y、3mどう
しは1つのモータ32を共用して電磁クラッチ44、4
9を介し適時に個別に駆動され、感光体ドラム3c、3
kどうしは1つのモータ33を共用して電磁クラッチ5
7、63を介し適時に個別に駆動される。つまり、高精
度な回転性能が要求される像担持体どうしが1つの駆動
源を共用する例であるが、感光体ドラム3y、3mどう
し、あるいは感光体ドラム3c、3kどうしにおいて、
一方側で生じる捩じれ振動はモータ32またはモータ3
3により図1、図2に示す実施例の場合同様に減衰され
て他方には軽減して伝達されるので、他方の角速度の変
動は小さくなる。従って、いずれの感光体ドラム3y、
3m、3c、3kにおいても良好な画像が得られ、十分
な画質のカラー画像が得られる。
【0030】ここで、図6の従来例における感光体ドラ
ムの回転速度のパワースペクトルについての計測結果例
を示すと図5の(a)の通りである。ここでは現像器駆
動の噛み合い周波数である60Hzおよびその2倍波で
ある120Hzでの回転むらが大きい。また、図2の本
発明の実施例における感光体ドラムの回転速度のパワー
スペクトルについての計測結果例を示すと図5の(b)
の通りである。これらを比較すると、図2の実施例の現
像器駆動の噛み合い周波数の影響が従来例の約半分程度
に抑えられている。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
つの駆動源を共用する複数の被駆動体を、その駆動源の
相反する側で駆動力が伝達されるようにしたことによ
り、両側の被駆動体どうしのそれぞれの側で生じるトル
ク変動やギヤなどの噛み合いノイズが影響し合うのを軽
減して、高精度な回転性能が得られ、画像形成装置の像
担持体などの駆動に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つの実施例を示すレー
ザービームプリンタの概略構成図である。
【図2】図1のプリンタの感光体ドラムおよび現像器の
駆動系を示す平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の別の実施例を示すタンデ
ムカラーレーザービームプリンタの概略構成図である。
【図4】図3のプリンタの各感光体ドラムの駆動系を示
す平面図である。
【図5】従来例と本発明の実施例との回転性能を比較す
るグラフで、その(a)は図6の従来例における感光体
ドラムの回転速度スペクトルの計測結果例、その(b)
は図2の実施例における感光体ドラムの回転速度スペク
トルの計測結果例である。
【図6】従来のレーザービームプリンタの駆動系を示す
平面図である。
【図7】従来のタンデムカラーレーザービームプリンタ
の感光体ドラムの駆動系を示す平面図である。
【符号の説明】
3、3y、3m、3c、3k 感光体ドラム 4、4y、4m、4c、4k 現像器 5 転写材 6、6y、6m、6c、6k 転写器 7 給紙部 8 定着器 9 搬送系 12 排紙系 13、32、33 モータ 15、35、36 出力軸 15a、35a、36a 第1の駆動軸 15b、35b、36b 第2の駆動軸 16、17、37、38、51、52 駆動ギヤ 10、24、39、45、53、58 減速ギヤ列 18、25、41、46、54、59 駆動力伝達軸 23、29、44、49、57、63 クラッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 BB02 BB33 BB35 2H033 AA21 BB37 2H071 CA01 CA02 CA05 3F049 DA12 EA21 LA04 LB03 3J009 DA11 EA05 EA21 EA35 EA44 FA16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源に設けた第1、第2の駆動軸と、 第1の駆動軸で駆動される第1の被駆動体と、 第2の駆動軸で駆動される第2の被駆動体と、 を備えたことを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】駆動源に設けた第1、第2の駆動軸と、 第1の駆動軸で駆動される第1の被駆動体としての像担
    持体と、 第2の駆動軸で駆動される第2の被駆動体としての、現
    像器、搬送系、定着器の少なくとも1つと、 各被駆動体を用いて画像を形成する画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】第1、第2の各駆動軸は同一軸である請求
    項2に記載の画像形成装置。
JP10312961A 1998-11-04 1998-11-04 駆動装置とこれを用いた画像形成装置 Pending JP2000136849A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008152243A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Samsung Electronics Co Ltd 画像形成機器とその動力カップリング装置
JP2016218266A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008152243A (ja) * 2006-12-14 2008-07-03 Samsung Electronics Co Ltd 画像形成機器とその動力カップリング装置
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